2022彩の国トライアスロンin加須大会 SPECIALIZED RACE DAY RaceReport

6/5(日)埼玉県加須市で「2022彩の国トライアスロンin加須大会SPECIALIZED RACE DAY」(彩の国トライアスロンin加須大会SPECIALIZED RACE DAY大会実行委員会主催)が開催された。

 

昨年に続き、無事開催となった彩の国トライアスロンは28年目の歴史ある大会だ。毎年6月の第1週に開催され、気温、水温など初心者でも安心して参加できる時期となっている。ただ、梅雨入りが微妙なタイミングのため、唯一気になるのだが、そればかりは仕方がない。

当日の天候は恵まれた。朝5時、雲は厚く、程なくして小雨が時折パラつく状況となった。しかし、開会式の頃には、晴れ間がのぞき、眩しい朝陽に包まれて行った。その後は完全に晴れて、やや風はあったものの最高のコンディションの中で大会は行われたのだった。

そして、特筆すべくはリピーターが多いことだろう。それによって、エントリー数も安定している人気大会と言える。規模としては、500名以下の小規模大会となるが、かかる手間は変わらない、より準備も大変となる中で、行き届いた運営がリピート率を高めているのだと感じる。

この2022年は、定員割れの大会の話も聞こえてくる。やっと再開となった2022年だったが、コロナ禍が長過ぎた。目標大会を見失い、モチベーションも下がってしまったのではないだろうか。そんな中の開催で昨年より参加者も増え、完走率も上がっている。選手たちは、彩の国をターゲットにして、モチベーション高く、トレーニングを積んで来たという証ではないだろうか。

2023年に向けて、国内大会も完全復活するために繋げて行きたい。

 

■Sainokuni Triathlon

≪最短にまとまった動線の会場作り≫

彩の国の良さの一つに会場がコンパクトにまとまっていることが挙げられる。まず競技上で見た場合、スイムアップ後、目の前にバイクトランジットがあることはこの上ない環境と言える。他の大会では数百メートル離れていることも珍しくない。スイム会場とバイクトランジットの位置関係が大会によっては制限があるということなのだ。その点でのポイントは高い。また、駐車場が近いことも選手には嬉しい。観戦上から見ても、1箇所で応援しやすい環境となっている。

≪安心して参加できる老舗≫

彩の国トライアスロンは、国内屈指の老舗大会。1995年に「彩の国トライアスロンin北川辺」として始まっている。北川辺町は現在の加須市だ。創設から28年目を数えた歴史ある大会で、関東のトライスアリートにとってはお馴染みなのだ。タイプ設定、コース設定などを幅広い選手層に対応していることが特長で、交通アクセスの良さも含め、行き届いた大会となっている。それらを長年続けて運営は、大きな安心感を生んでいいる。

 

■Course

【Swim】A: 2.25 / B: 1.5 / C: 0.75 km

10名づつのローリングスタートで、基本的にフラットな遊水池を泳ぐ。レイアウトは、真っ直ぐ泳ぎ、戻る1周750mを周回する。

【Bike】A: 72 / B: 43 / C: 21.6 km

フラットな高速コース。2箇所90度コーナーがあるものの、ほぼDHポジション走行となる。道幅も広く、走り易いコースだが、DHポジション走行がカギとなる。

【Run】A: 15 / B: 10 / C: 5 km

一部土手の登り下りがあるものの、ほぼフラットでペースが掴み易いが、単調なコースとなるため、集中力が問われる。

 

■Race

【Swim】

≪イージーながら、基本動作は必要となるスイムコース≫

レースは距離の短いCタイプからスタートとなり、続いてB、Aの順番で10名ずつ、10秒ごとのローリングスタートとなる。1周750mをそれぞれ1周、2周、3周泳ぐが、BとAは周回時に一度上陸し、次の周回に入る。

コースは、真っ直ぐ泳ぎ、戻ってくる単調なコースなのだが、意外とスムースには泳がせてくれない。コースアウトする選手も少なくないため、ライフセーバーが叫んでいる。ブイ内側を泳いだため、一度戻され、泳ぎ直しとなっている選手もいる。

真っ直ぐ泳ぐことの難しさを痛感した選手も少なくないだろう。折り返しのブイはオレンジ色の四角錐で特大と言うわけではないため、確認は小まめなヘッドアップが必要になる。ただ、頻繁にヘッドアップをするわけにも行かない。コースロープもあるが、僅かに流れがあるのか、湾曲していて、真っ直ぐではない。

「ベタナギで真っ直ぐ泳ぐだけ」とイージーなイメージだけで侮ってはいけない。やはり基本動作となるヘッドアップや左右呼吸など、「オープンウォーター」であることを今一度理解して、対策を講じる必要がある。

10名づつ、10秒ごとのローリングスタート

真っ直ぐ泳げているだろうか

スイムアップ直後の危険箇所。バイクコースを横断するため、スタッフの指示に必ず従う。

【Bike】

≪優しくもあり、厳しくもあるバイクコース≫

コースの特性は、大きく二つの面を持っている。一つは、オールフラットでビギナーも安心して走れるということ。もう一つは、徹底したDHポジション「専用コース」であるということだ。

前者からの安心感は大きいだろう。大会を選ぶ時に、その難易度を測る物差しとして「どんなバイクコース?」と話題になることが一般的だ。もちろん好みもあり、テクニカルでアップダウンのあるコースが面白いと感じるバイク強者もいるだろう。そして、後者だが、実はここに面白さと厳しさがある。

Aタイプの場合、72kmとなるが、90度コーナー2箇所以外はDHポジションが可能であり、その比率は、70km以上、99%以上となる。その特性は、様々な「活用」が期待される。単独走行となるトライアスロンでは、やはりDHポジションが必要不可欠、たまにDHではなく、DHこそが「基本姿勢」となるからだ。そのため、このコースでは「DHポジションの練習」にもなるコースということが言える。

今回の平均タイムを見ると2時間から2時間半という長い時間の走行となっている。インドアのローラー台でもDHポジションは取れるが、その時間を練習するのは簡単ではないだろう。そして、バイク走行は「バランス」と「推進力」の二つの運動を行っているわけだが、固定され過ぎたローラー台では、実走でのリアルなバランス感覚を意識することは難しい。しかしながらロングの大会では、宮古にしても佐渡にしても、軽く100km以上はDHポジションを取ることになる。つまり、必須でありながらリアルに練習できる環境は極めて少ないと言えるのだ。

大会を練習に、と言うのは失礼な言い方となるが、「ロングのための練習」と言う位置付けは、少なからずあるだろう。その点においても極めて有効的なコース設定であると言うこと。

そして、そのDHポジションを取り続けることは簡単ではない。前述からすれば、練習が先か、大会が先か、という話になってしまうが。「ピンポイント」となるDHのフォームで走り続けることは「練習の賜物」と言い換えることができる。DHでの動き(余裕)は精々5~10cm程度の前後動のみだ。(サドルの先端に座っているように見える状態で10cm近いだろうか)悪く言えば「窮屈」なポジションでもある。

そんなDHポジションではあるが「体得」してしまえば、この上ない走りが可能となる。昔の話になるが、琵琶湖(80~90年代のアイアンマンジャパン)の通称てっぺん坂を走るトップ選手の中にはDHで上る選手もいた。エアロダイナミクスではなかった。もちろん基本はエアロなのだが、「出力」しやすいフォームであると言うことなのだ。そのことを無意識のうちに感じ「DHポジションが好きになる」と言う流れは少なくない。気が付いたらDHを取っていると言う「板についた」感じだ。今コースでも橋となるところは坂とは言えない僅かな起伏があるが、当然DHで走るレベルであり、それが無意識のうちにできていることが、それを極める第一歩だろう。

いずれにしてもこの彩の国のコースは「トライアスロンらしい」バイクコースであり、3種目全体も大切だが、DHが何%取れたのか、そして、どんな走りだったのか、バイクの「内容」を分析することで、次への課題も見つかるのではないだろうか。

そして、バイクも大事だが、最終的には、ランが走れるバイクができたかどうかと言うことに尽きる。

【Run】

≪楽しみながら、頑張り、考えながら走るランコース≫

笑顔を見れれば、険しい表情も見ることができる。選手一人一人のレースが展開されている。やはり、最後のランはきつい。いかに集中力を高め、維持できるのか、どういう戦略を立てるのか、ランは難しい。

1周2.5kmを周回する90%以上フラットなコース。序盤は後ろ姿しか見えない一方向、中盤はコースの折り返し前後の800m程度は対面、終盤はまた一方向となる3つのエリアから構成されるコースだ。中盤の対面のエリアでは何を感じながら走っているのだろうか。仲間で参加している選手は声を掛け合っている。また、ライバルとの差を確認している選手もいるだろう。

単調ながらも3つのエリアで気持ちを切り替えることで、集中力の維持に繋げることができるのではないだろうか。序盤は自身のペースに近いパックに入り、中盤で自身のポジションを確認し、終盤で調整をする。その繰り返しとなる。

いずれにしても晴れれば暑い。まだまだシーズン序盤だけのその対策も必要となるだろう。

【Finish Line】

いつでも、どんなレースでもフィニッシュラインはいい。

誰でも最高の表情を見せてくれる瞬間は、選手だけではなく、周りも嬉しい気分にさせてくれる。頑張っている人の姿に理屈はいらないということだろう。

そして、この最高の瞬間は選手だけで作れるものではない。多くの人々、みんなで作り上げた感動なのだろう。

Congratulations !

 

■Award

Aタイプ優勝、星大樹選手

毎回盛り上がる表彰式。

まだ、表彰式を開催していない大会もあるが、彩の国ではしっかりと1時間開催している。表彰式会場は、バイクトランジットのあった広いオープンスペースで、選手間も十分なスペースが確保できる場所で開催している。

まずは、各種目の総合表彰、エイジ表彰が行われ、入賞の楯とスポンサーであるSPECIALIZEDの景品が渡される。ジャンケン大会ではSPECIALIZEDの豪華景品で盛り上がりを見せている。ジャンケン大会も含め表彰式では見慣れている光景なのだが、あらためて見ると、コロナ禍以前に戻りつつある昨今、ほのぼのとした良いひと時であることを再認識させられた。

そして、一番印象的なことは、最後まで残って、仲間と表彰式を楽しむ選手たちが多いことだった。

SPECIALIZED アンバサダーのMihoCはBタイプ準優勝!

同じくアンバサダーのTKはAタイプ6位入賞!
盛り上がるジャンケン大会は、豪華景品!

 

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■SPECIALIZED RACE DAY

今回もメインスポンサーはスペシャライズド、入賞の景品の他にジャンケン大会などでも豪華景品が提供され大いに盛り上がっていた。ツールドフランスからアイアンマン、ワールドトライアスロンシリーズなど、世界の最高峰で活躍しているメーカーで、その開発力は極めて高い。自転車の「F1」とも言えるトライアスロン、TTへの注力を積極的に行う数少ないメーカーでもある。4月の石垣島、そして、今年も彩の国ではトップシェア(※)となっている。※GERONIMO COUNTによる

 

■GERONIMO COUNT

バイクの「使用と仕様」から読み解くカウント。機材から観る選手の動きとなる。新型傾向となる「ディスクブレーキ」は、昨年26.9%だった。どの程度増えているのだろうか。また、参加者が経験者やベテランなのか、ビギナーなのか、選手層を確認する一つの指標となる「DHバー装着率」など、今年の彩の国の特徴、変化はあったのだろうか。機材から全てが分かるわけではないが、兆しや傾向は確認できる。

※GERONIMO COUNT http://triathlon-geronimo.com/?p=41173

 

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■Data

■気象(10:00時点):天候 晴れ / 気温 22.3℃ / 湿度64% / 風速 2.9m 東南東 ※熊谷地方気象台

■参加数

総エントリー数 / 最終出走者数 395/357名

完走者数 / 率 318名 / 89.1%

■レース結果(抜粋)

彩の国A 総合男子
1位 星大樹 No.143  3:14:56(S35:05/B1:43:05/R56:46)
2位 立山宏一 No.150  3:24:28(S32:38/B1:54:36/R57:14)
3位 牧野巧  No.133  3:26:16(S38:04/B1:53:33/R54:39)

彩の国A 総合女子
1位 日引華子 No.102  3:56:27(S34:25/B2:13:00/R1:09:02)
2位 高橋明美 No.117  4:02:07(S38:44/B2:10:16/R1:13:07)
3位 小口愛海 No.101  4:02:58(S38:49/B2:08:46/R1:15:23)

彩の国B 総合男子
1位 芝崎亮平 No.447  2:06:35(S23:55/B1:08:35/R34:05)
2位 渡邊駿 No.424  2:12:59(S25:33/B1:08:08/R39:18)
3位 堀井舜平  No.446  2:13:30(S27:41/B1:39:20/R34:10)

彩の国B 総合女子
1位 小山菫 No.402  2:25:15(S22:07/B1:19:25/R43:43)
2位 MihoC No.408  2:25:25(S23:17/B1:18:10/R43:58)
3位 山本侑果 No.404  2:26:09(S25:27/B1:16:53/R43:49)

彩の国C 総合男子
1位 福島旺 No.616  1:01:16(S9:11/B35:07/R16:58)
2位 高木将嗣 No.618  1:03:50(S10:17/B35:46/R17:47)
3位 柴田大輔  No.621  1:04:03(S11:28/B35:21/R17:14)

彩の国C 総合女子
1位 荻野瑛未 No.605  1:17:14(S12:20/B44:15/R20:39)
2位 沼野藍 No.601  1:24:54(S16:46/B2:45:57/R22:11)
3位 中村百花 No.608  1:25:10(S16:20/B48:12/R20:38)

彩の国C 高校生
1位 定塚利心 No.709  1:01:09(S10:11/B34:54/R16:04)
2位 倉本倫太郎 No.708  1:04:43(S10:35/B37:47/R16:21)
3位 上條琉聖  No.711  1:06:36(S10:01/B37:06/R19:29)

※全てのデータ:https://www.sainokunitri.com/リザルト/(6/5投稿にて)

 

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=40294

 

 

 

「今年も変わらず良いレースだった。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】2022年春夏新商品「スケルトン レインジャケット」

パールイズミよりこの季節に必須となるレインジャケットがリリースされている。

特徴は「スケルトン」であるということだろう。下に来ているメインのジャージが活かせる仕上がりと言うことになる。雨対策はしたいが、お気に入りのジャージが見えることも重要なポイントだ。

また。レインジャケットは蒸れがちだが、袖下、脇にメッシュ素材を配し、対応している。そしてmこの時期、一時的な雨となることも多いが、コンパクトになるポケッタブル仕様も嬉しい。

以下、メーカーNewsとなる。

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2022 年春夏新商品 レースでも使える防水ジャケット 「スケルトン レイン ジャケット」発売のご案内

株式会社パールイズミは、2022 年春夏新商品として「スケルトン レイン ジャケット」をサイクルショップやスポーツ用品 店等にて発売いたします。

「スケルトン レイン ジャケット」は、袖下と脇にムレにくいメッシュ素材を採用し、防水性能を持つ透明素材でジャージが 透けて見えるのでレースでも使えるレインジャケットです。

 

■商品概要
【品番/商品名】 2352 / スケルトン レイン ジャケット

【 カラー 】1. ホワイト

【 価 格 】9,900 円(税込)

【 サ イ ズ 】M, L, XL

【商品特徴】

□ 防水性能を持つ透明素材を採用
□ 小さく畳んでポケットに収納できるポケッタブル仕様(W110×H160mm)

※本製品は縫い目に目止め加工をしておりません。防水素材を採用していますが完全防水ではありません。

 

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】エリート ヴァーチャルライドトレーニングデスク

HyperFocal: 0

エリートのトレーニングデスクがリリースされている。

トライアスリートにとって重要な位置づけとなるインドアバイクトレーニング。その環境を整えるアイテムは充実の一途となる。このデスクは、エリートならではクウォリティと機能を持たせたもので、収納性や質感などこだわりの仕上がりとなっている。

以下、メーカーNewsとなる。

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 【エリート:新製品情報】ヴァーチャルライドにぴったりなシンプルデザインのトレーニングデスク入荷

TRAINING DESK(トレーニング・デスク)は、ホームトレーナーでのサイクリング・ワークアウトを、最大限に活用するため、スチールと木材で作られたサイクリング・ワークアウトテーブルです。家具であると同時にすっきりしたマルチタスクワークアウト環境を実現する理想的なツールです。

TRAINING DESK

TRAINING DESK(トレーニング・デスク)

サイズ:103×56cm(ベース)、70×40cm(天板)高さ調整幅:75~120cm最大荷重:20kg

税込価格:¥46,100-

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  • ※写真はサンプルを撮影したもので、スペックやカラーなど実際の製品と異なる場合があります。
  • ※色調はモニター画面と実物では多少差異がございます。あらかじめご了承ください。
  • ※表示価格は税込価格でシーズン途中で変更される場合もあります。最新情報は販売店でお確かめください。

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

2022彩の国トライアスロンin加須大会 SPECIALIZED RACE DAY Result

Aタイプ優勝、星大樹選手。

2022彩の国トライアスロンin加須大会 SPECIALIZED RACE DAYが開催された。

6月の老舗大会「彩の国」だ。関東圏からの交通アクセス、3つのレースカテゴリー、バイクコース、そして、時期。参加しやすいポイントを押さえた大会で、特にレースカテゴリーが多いことで、幅広い競技レベルでも「みんなで」参加できる理想的な設定が魅力となっている。

梅雨入り前の最高の天気となった。天気予報では降水確率70%で、朝から小雨が降り出していた。昨年よりコンディションが悪い。この時期は仕方のない天候と諦めていたが、スイムスタート前に陽射しが差し始め、逆に徐々に強い陽射しに変わって行った。昨年より風もあり、バイクでは注意が必要となったが、何より、雨天での落車などを考えるとまずは一安心でのスタートとなった。

この彩の国は昨年のエントリー数を上回っている。昨年は、コロナ禍で他の大会が軒並み中止になる中での開催だったが、開催が安定し始めている今年も変わらず盛り上がっていた。その理由は何だろうか。

交通アクセスの良さは昨年からも伝えてきたが、この会場自体の魅力をとても感じている。レースで躍起になっていると見えないこともあるかもしれないが、見渡して見れば、近場にある「リゾート」でもある。そして、行き届いた運営にあると思う。STUのまとまりあるアットホームな運営は選手にも伝わっているだろう。事故やトラブルなどもなく、楽しいひと時を過ごせる大会となっている。

また、バイクメーカーであるスペシャライズドがスポンサーとなっていることも、否応なしに雰囲気を盛り上げてくれている。

取り急ぎのレース結果の報告となる。

Swim 2.25/1.5/0.75km
Bike 72/43/21.6km
Run 15/10/5km
コースは全てがフラットだ。初心者でも参加しやすい大会だが、ランの頃には暑くなった。日陰のない単調なコースだけに「集中力」の問われる大会でもあるが、やはり、雨天や曇天よりは晴れたほうが良い。トライアスロンらしい、トライアスロン大会となった。
.
シーズンはまだ序盤、今回の走りをしっかりと確認したことだろう。今年は多くの大会が開催予定だが、まだ復活できていない選手も少なくない。今一度、トライアスロンの魅力を伝える上でも彩の国のように参加しやすい大会があることがとても大切なことだと思う。
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Bタイプ総合2位のMihoC。気迫のラストスパート!
Aタイプ総合6位のTK。魅せた高速コーナー、流石のテク!

今回もメインスポンサーはスペシャライズド、入賞の景品の他にジャンケン大会などでも豪華景品が提供され大いに盛り上がっていた。ツールドフランスからアイアンマン、ワールドトライアスロンシリーズなど、世界の最高峰で活躍しているメーカーで、その開発力は極めて高い。自転車の「F1」とも言えるトライアスロン、TTへの注力を積極的に行う数少ないメーカーでもある。4月の石垣島、他のレースでもトップシェア※となっている。

※GERONIMO COUNTによる

 

【レース結果】(抜粋)

■彩の国A 総合男子
1位 星大樹 No.143  3:14:56(S35:05/B1:43:05/R56:46)
2位 立山宏一 No.150  3:24:28(S32:38/B1:54:36/R57:14)
3位 牧野巧  No.133  3:26:16(S38:04/B1:53:33/R54:39)

■彩の国A 総合女子
1位 日引華子 No.102  3:56:27(S34:25/B2:13:00/R1:09:02)
2位 高橋明美 No.117  4:02:07(S38:44/B2:10:16/R1:13:07)
3位 小口愛海 No.101  4:02:58(S38:49/B2:08:46/R1:15:23)

■彩の国B 総合男子
1位 芝崎亮平 No.447  2:06:35(S23:55/B1:08:35/R34:05)
2位 渡邊駿 No.424  2:12:59(S25:33/B1:08:08/R39:18)
3位 堀井舜平  No.446  2:13:30(S27:41/B1:39:20/R34:10)

■彩の国B 総合女子
1位 小山菫 No.402  2:25:15(S22:07/B1:19:25/R43:43)
2位 MihoC No.408  2:25:25(S23:17/B1:18:10/R43:58)
3位 山本侑果 No.404  2:26:09(S25:27/B1:16:53/R43:49)

■彩の国C 総合男子
1位 福島旺 No.616  1:01:16(S9:11/B35:07/R16:58)
2位 高木将嗣 No.618  1:03:50(S10:17/B35:46/R17:47)
3位 柴田大輔  No.621  1:04:03(S11:28/B35:21/R17:14)

■彩の国C 総合女子
1位 荻野瑛未 No.605  1:17:14(S12:20/B44:15/R20:39)
2位 沼野藍 No.601  1:24:54(S16:46/B2:45:57/R22:11)
3位 中村百花 No.608  1:25:10(S16:20/B48:12/R20:38)

※全てのデータ:https://www.sainokunitri.com/リザルト/(6/5投稿にて)

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=40294

「変わらず安心して楽しめた、そして、晴れた!」

BOSS1small

【メーカーNEWS】2022春夏 メッシュ素材で涼しく快適 「メッシュベンチレーション ジャージ」「メッシュベンチレーション パンツ」

パールイズミより効率良く走行風を取り入れるメッシュアイテムがリリースされている。

「メッシュ」というキーワードが目新しいわけではない。ただ重要なキーワードと捉えている。夏の暑さに対し、何を最優先しているのか、ということになる。このアイテムはいかに冷却効果を高められるかを追求してている。単に「快適性」と言ってしまうこともできるが、もっとアクティブなイメージとなる。パールイズミは、自転車競技のナショナルチームをサポートしているだけに選手からのフィードバックが活かされたアイテムとなる。

真夏のトライアスロンでも皆生や佐渡などロングではバイクジャージを着用する選手も少なくないが、そんな時に最適なアイテムと言えるだろう。

もちろん、インドアバイクトレーニングにも最適となる。冷風をより多く取り込み易くなるメッシュにより、過酷な状況となるインドアに対し、効果を上げるだろう、インドアでは他人の目もないため、Tシャツなどで行う人もいると思うが、ジャージは元より、ヘルメットやサングラスなども着用し、可能な限り「実走イメージ」することで集中力を高めることが重要となる。

以下、メーカーNewsとなる。

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2022 年春夏新商品 メッシュ素材で涼しく快適 「メッシュ ベンチレーション ジャージ」 「メッシュ ベンチレーション パンツ(ビブ パンツ)」発売のご案内

株式会社パールイズミは、2022 年春夏新商品として「メッシュ ベンチレーション ジャージ」「メッシュ ベンチレーション パンツ」「メッシュ ベンチレーション ビブ パンツ」をサイクルショップやスポーツ用品店等にて発売いたします。

「メッシュ ベンチレーション ジャージ」は、酷暑対策に最適な、効率よく走行風を取り入れる薄手のメッシュ素材をメイン に採用し、衿の無いラウンドネック仕様で首元も涼しく快適。インドアサイクリングでも使えるプリントジャージです 。

「メッシュ ベンチレーション パンツ」は、酷暑対策に最適な、通気性に優れるメッシュ素材をメインに採用し、太もも部分 には透けにくいメッシュを採用。パッドには 3 層構造のクッション圧でオールラウンドに活躍する「3D-アール」を装備してい ます。同じ仕様で、ビブ付きの「メッシュ ベンチレーション ビブ パンツ」もございます。

■商品概要

  • 【品番/商品名】 622-B / メッシュ ベンチレーション ジャージ
  • 【カラー】 1.ホワイト 2.ブルー
  • 【 価 格 】 13,200 円(税込)
  • 【サイズ】 S, M, L, XL
  • 【商品特徴】
  • □ 夏の酷暑対策に機能の異なる2種類のメッシュを適所に採用
  • □ 3バックポケット

  • 【品番/商品名】 270 / メッシュ ベンチレーション パンツ
  • 【 カラー 】1. ブラック
  • 【 価 格 】12,100 円(税込)
  • 【 サ イ ズ 】M, L, XL
  • 【商品特徴】
  • □ 3D-Rパッド:3層構造のクッションを適所に配置して、あらゆる乗車姿勢に対応するオールラウンドパッド

  • 【品番/商品名】 T270 / メッシュ ベンチレーション ビブ パンツ
  • 【 カラー 】1. ブラック
  • 【 価 格 】15,400 円(税込)
  • 【 サ イ ズ 】M, L, XL
  • 【商品特徴】
  • □ 3D-Rパッド:3層構造のクッションを適所に配置して、あらゆる乗車姿勢に対応するオールラウンドパッド
  • □ 腹部の圧迫感が少ないビブ仕様

 

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】ピレリ150周年記念「P ZERO™ Race 150th Anniversary Edition」

@treksegafredo

ピレリよりスペシャルエディションとなるタイヤがリリースされた。

1890年、名門ピレリのルーツは「自転車」からだった。モータースポーツでは頂点のイメージがあり、一般自動車にもラグジュアリーでハイグレードな扁平タイヤは人気となり、不動の地位を築いている。そのピレリは2017年に自転車界へあらためて参入している。ビッグネームではあったが、近年での歴史は浅かったため、新参のイメージはあったが、現在では自転車最高峰のワールドツアーチームをサポートするまでになっている。トレックセガフレードを始め、UAEチーム・エミレーツなど、最高の舞台で走るチームをサポートしている。

2022年、イタリアでの自転車用タイヤの生産を再開し、このスペシャルモデルも含め、ハイグレードな上位モデルは、そのイタリア工場で生産されている。

以下、メーカーNewsとなる。

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【ピレリ:新製品情報】

ピレリ150周年を記念した「P ZERO™ Race 150th  Anniversary Edition」をリリース

ピレリの150周年を記念した”MADE IN ITALY”の「P ZERO™ Race 150th  Anniversary Edition」が発売されます。この記念すべきタイヤは、先日開催されたジロ・デ・イタリアで、トレック・セガフレード・ワールドツアーチームのバイクに装着されデビューを飾りました。

@treksegafredo

「P ZERO™ Race 150th  Anniversary Edition」は、長時間のトレーニングや競技に適したオールラウンドなクリンチャータイヤです。軽量でスムーズ、そしてSmartEVO コンパウンドのおかげでグリップ力も抜群です。スマートな挙動特性を持つポリマーを3種類ブレンドしたコンパウンドは、優れたドライ&ウェットグリップと非常に低い転がり抵抗を実現します。120TPI のナイロンケーシングは、TechBELT ロードテクノロジーで保護されており、タイヤを重くすることなく耐パンク性を向上させています。

「P ZERO™ Race 150th  Anniversary Edition」はイタリア製です。すべてミラノ近郊のボラーテにあるリニューアルされたピレリのタイヤ工場で製造されています。

数量限定で発売される「P ZERO™ Race 150th  Anniversary Prestige box」

以下のアイテムがセットされているスペシャルなパッケージです。

 

P ZERO™ Race 150th  Anniversary Prestige Box(Pゼロ・レース 150周年記念プレステージボックス)

  • ※写真はサンプルを撮影したもので、スペックやカラーなど実際の製品と異なる場合があります。
  • ※色調はモニター画面と実物では多少差異がございます。あらかじめご了承ください。
  • ※表示価格は税込価格でシーズン途中で変更される場合もあります。最新情報は販売店でお確かめください。

 

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】2022年パールイズミ春夏新商品「ウィンドブレーカー」「ストレッチウィンドシェル」「ストレッチウィンドシェルベスト」

パールイズミよりこれからの季節にマストなアイテムがリリースされた。

インドアトレーニングがメインのトライアスリートも「実走」が増えるこの季節には、気温や天候に対応するアイテムが必要となる。その基本中の基本がウィンドブレカーとなるが、脱ぎ着が前提となるアイテムのため、コンパクト性や使い勝手が選択する上で重要なポイントとなる。

以下、メーカーNewsとなる。

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2022年春夏新商品温度調節や小雨対策に活躍する「ウィンドブレーカー」「ストレッチウィンドシェル」「ストレッチウィンドシェルベスト」発売のご案内

株式会社パールイズミは、2022年春夏新商品として「ウィンドブレーカー」「ストレッチウィンドシェル」「ストレッチウィンドシェルベスト」をサイクルショップやスポーツ用品店等にて発売いたします。

「ウィンドブレーカー」は、急な天候の変化にも素早く体温調節できる軽量素材を採用したウィンドブレーカーです。背中にはスルーポケットを配置しているので、着たままジャージのバックポケットへアクセスできます。袖下と脇に配置したメッシュ素材がムレを抑え、ポケッタブル仕様で携帯にも便利です。

「ストレッチウィンドシェル」は、バタつかないスリムなシルエットで、優れた防風性をもつ動きやすいストレッチ素材を採用。バックポケット、上下開閉フロントファスナー、背面の通気性に優れ撥水メッシュ素材など、使い勝手を追求したサイクリングのマストアイテムです。ポケッタブル仕様で携帯にも便利です。ベストタイプの「ストレッチウィンドシェルベスト」もございます。

■商品概要

  • 【品番/商品名】2386/ ウィンドブレーカー
  • 【カラー】7. ブラック8. グレー9. ネオンイエロー
  • 【価格】10,780円(税込)
  • 【サイズ】S, M, L, XL(ユニセックス)
  • 【商品特徴】
  • □軽量で防風性に優れる素材を採用
  • □生地の摩擦音を軽減するノイズレス素材を採用

  • 【品番/商品名】2300/ ストレッチウィンドシェル
  • 【カラー】12. ブラック13. ホワイト14. ネオンイエロー
  • 【価格】12,650円(税込)
  • 【サイズ】XS, S, M, L, XL(ユニセックス)
  • 【商品特徴】
  • □薄くて軽量、ストレッチ性のある素材、ウィンドシェル採用□上下開閉ファスナー
  • □小さく畳んでポケットに収納できるポケッタブル仕様(W125×H170mm)
  • □3バックポケット

【品番/商品名】2310/ ストレッチウィンドシェルベスト
【カラー】12. ブラック13. ホワイト14. ネオンイエロー
【価格】11,550円(税込)
【サイズ】S, M, L, XL(ユニセックス)
【商品特徴】
□薄くて軽量、ストレッチ性のある素材、ウィンドシェル採用
□上下開閉ファスナー
□小さく畳んでポケットに収納できるポケッタブル仕様(W125×H170mm)

□3バックポケット

 

 

 

「必須アイテム!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】トレック 世界新記録!エレン・ファン・ダイクがアワーレコード更新

トレックトライアスロンのベースとなるバイクがアワーレコード更新。

トライアスロンバイクより先にツールなどでプロサイクリストによって使用されたSpeedconcept。トレックのトライアスロンバイクの原型とも言えるバイクで、アワーレコードが更新された。トライアスロンバイクとは、フレーム仕様が異なるが、エアロダイナミクスにおいてはほぼ同等の仕様になるため、トライアスロンバイクとしての性能の高さも裏付けたことになる。

Speedconceptは、国内では2月頃からデリバリーが始まり、4月の石垣島でも使用が確認されている。そして、先日開催のアイアンマンワールドチャンピオンシップにおいても多く使用され、その存在感を放っていた。ディスクブレーキ化された「新世代」トライアスロンバイクとしては「真打登場」と言ったところだろうか。

関連記事:http://triathlon-geronimo.com/?p=37573

以下、メーカーNewsとなる。

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世界新記録!エレン・ファン・ダイクがアワーレコードを更新

523日、世界TTチャンピオンのエレン・ファン・ダイク(トレック・セガフレード)がアワーレコードに挑戦しました。

今回エレンが使用したバイクは、昨年彼女を世界TTチャンピオンへと導いたSpeed Concept。この挑戦のためだけに用意された特別カラーのバイクに跨りスタートしたエレンは、“最初は緊張していた”と語っていました。徐々に緊張から解放されたのか、それからは終始118.5秒という設定していたペースを大きく崩すことなくフィニッシュ。結果、これまでの記録を849m上回る49.254kmで、世界新記録を樹立しました。

トップチューブには、レース完走までの時間が表現
ホイールにも時刻を表す特別デザイン

エレンは、全体を振り返り「スタート直後は緊張してましたが、序盤は当初の戦略通りで走りは安定してました。後半は調子が良ければペースを上げようと思っていましたが、逆にスローダウン。45分ほど経ったあとは、時間が経つのがとても遅く感じ、周りがぼやけてライン取りが難しくなったので慌てました。終盤になるにつれ周りからの声が聞きとりにくくなり少し焦りながらでしたが、結果的に記録を更新できてただただ嬉しかったです。」と、喜びを言葉にして答えました。最後は、「これまで多くの方々より、これ以上ないサポートをしてくれました。本当に感謝しています。」と、周りへの感謝の言葉で今回の挑戦を締めくくりました。

エレンのアワーレコードへの挑戦を見逃した人は、トレックが公開している特設ページで閲覧することができます。

■特設ページはこちら:

https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/ellens-finest-hour/

Speed Conceptはこちら:

https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/speed-concept/

 

アワーレコードとは?

1人のライダーが1時間でどれだけの距離を走れるかを競う競技。 かつては2014年にトレックファクトリーレーシングに所属していたイエンス・フォイクトがSpeed Concept51.115kmという当時の男子の世界記録を樹立。これまでアマチュアからプロのライダーまで、様々なバックグラウンドを持つ人が記録を更新したことがあるため、多くの人の注目を集める競技として知られている。

 

 

 

「最速で走ったという事実!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

ワールドトライアスロンシリーズ横浜2022 Race Report

5/14(土)神奈川県横浜市で「ワールドトライアスロンシリーズ横浜2022」(ワールドトライアスロン世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会主催)が開催された。

関東では皮切りとなる横浜大会で、土曜日のエリートレース観戦、日曜日のエイジレース参戦と、楽しみ方が2倍となる国内屈指の人気大会だ。まずは関東であること、横浜、山下公園とその周辺を舞台に開催されることなどから、人気は高く、デビュー戦として出場する選手も少なくない。

昨年はコロナ禍ピークの中での開催となったが、観戦自粛への協力体制が高く、無事開催となった。もちろん選手もバブル方式を取り、徹底した感染予防がなされた。今年は、収束方向に向かう中でも、慎重さを期して、理想的な運営が行われていた。

毎年、気になるのが天候だが、やはり横浜は雨だった。昨年は晴れたが、今年は雨予報、取材活動にも支障は出るが、一番はレース中の落車が気になる。過去の事例から勘案し、滑りやすい赤れんが倉庫内をコースから外すなどの対策をとっている。実際は、女子のバイク序盤で雨は上がったが、路面はウェット状態が続き、雨が原因かは不明だが、2件の落車を確認している。

今年も横浜大会が開催された。オリンピックディスタンスの国内最高峰の大会であることは間違いない。世界選手権としてのレベルの高さ、エイジ選手の参加数、関東有数の観光地の真ん中で開催するというロケーションなど、国内では極めてポイントの高い大会と言えるだろう。

いずれにしても、観戦から参戦まで、横浜の5月の定番イベントを楽しんだのではないだろうか。

≪WTS横浜≫

WTS横浜大会は、今年で12回目となるシリーズ最多開催大会だ。国内でトライアスロン大会が始まって40余年。その中でもこの上ないロケーションとなる横浜大会だ。マラソンで言えば東京マラソンだろうか。地方からの参加者も多い、国内屈指の人気大会だ。

≪Race Topix≫

男女ともにイギリス勢が優勝となった。

女子は、イギリスのジョージア・テイラーブラウンが悲願の初優勝となった。常に上位で走って来た選手だったが、優勝には絡んでいなかった。スイムを上位で上がり、ダフィらのパックでバイクを終えると、ランで勝負に出た。やはり、昨年のTOKYO2020ゴールドメダリストでもあるダフィが本命ではあったが、見事にその予想を覆した。表情をあまり変えないテイラーブラウンだが、その力強い走りが印象的だった。

男子は、同じくイギリスのアレックス・イーがやはり悲願の初優勝となっている。スイムでは出遅れ、バイクスタートも第2集団からのスタートだったが、徐々に順位を上げ、得意のラン勝負に持ち込んだ。最後はニュージランドのヘイデン・ワイルドと一騎打ち、サイドバイサイドの走りを最後の花道で決着させた。また、ランの最終ラップでは、ボトルが取れなかったワイルドに手渡しするなど清々しいシーンもファンが増えたのではないだろうか。いずれにしても最後まで目が離せない「名勝負」だったと言えるだろう。

そして、日本勢も健闘を見せてくれた。小田倉真は、スイム、バイクでポジションをキープし、サバイバルとなったランで、粘り強く走り、9位で終えている。

≪Watching the race≫

トライアスロンは「Do Sports」と考えている人が圧倒的に多い。そんなトライアスロンを「観て楽しむ」ということを教えてくれたのがこの大会だ。ショートという短い時間にまとめられ、バイクの集団走行などの迫力あるシーン、そして、一般レースとは全く異なる「スピード感」が最高の醍醐味となっている。簡単に言えば毎年横浜でオリンピックが開催されているようなものなのだ。それを沿道から目の前で観戦ができる絶好の機会と言える。もちろん、「観戦」としての演出を考えて行われている大会であるということだ。

≪YOKOHAMA≫

横浜は、異国情緒の溢れる都市で、歴史的建造物などが多数あり、一つの博物館のようなロケーションとそこを交えたコースとなっているのが特長だ。国際大会として外国人選手に走ってもらう、最高の「おもてなし」コースとも言える。厳密にはエリートとエイジレースではコースは異なるが、スタート、ゴールは同一のため、迫力のエリートレース観戦、翌日の参戦で大いに楽しむことができるだろう。

≪Bike Count≫

2015年、この横浜が初めてGERONIMO COUNTを行った大会でもあるが、その後、毎年カウントしてきた。1週間前に開催されたIRONMAN WORLD CHAMPIONDHIPでは、3000台を超えるエイジ選手を含めたカウントをしているが、ここでは100名前後となるエリートのバイクをチェックしている。

アイアンマンで傾向のあった「ワンバイ」なども、この横浜で昨年確認、そして、今年は更に増えていたり、DHバーの形状やセッティングにこだわる選手も目立っている。そんなトップエリートの傾向やその前段階となる「兆し」などが発見できれば面白いと思っている。

横浜でエリートの使用するバイクは「ロードバイク」だが、ロングの宮古島などでもトライアスロンバイクは50%超える程度となっている。つまり、一般選手が使用するロードバイクとして、参考になる点も多くあり、傾向を活用してもらうことができるということなのだ。

今年はどんな結果となるのか、後日発表したい。

≪Race Report≫

今年も良いレースを見せてもらった。最近感じることは、中々連覇はできないということだ。若手の台頭もひしめく中で、このスピードレースを制することは簡単ではない。経験と衰えないスピードを持つ選手ことが勝てる厳しい世界だ。彼らはエリートであり、多くがプロでもある。最高の走りを見せることは当然かもしれないが、目の当たりにする姿には感動をもらい、そこで頑張る全選手に拍手を送りたい。

以下、レースレポートとなる。

■コース

【Swim】750m × 2周

ポンツーンから一斉スタートで、「氷川丸」が目標物となる。一見フラットだが、チョッピーな海面となることが多い。全景が確認でき、観戦もし易い。

【Bike】4.45km × 9周

今回、雨天予想のため、急遽バイクコースが変更となり、赤れんが倉庫の中にははいらず、前を通過となっている。その分、海岸通りを「横浜人形の家」方面に延長されている。フラットながら、カーブ、コーナーが多いテクニカルコース。スピードの加減速も著しく、スキルやバイク特性も大きく関係するコースとなっている。また、歴史的建造物の間を走る横浜を象徴するロケーション

【Run】2.5km × 4周

ランコースもバイクコース変更に伴い、象の鼻パークまで行かず、神奈川県庁を回ってくるコースとなり、バイクコース同様、「横浜人形の家」で折り返すコースとなった。フラットで、4周回のため、ペースを掴みやすいが、日陰はほとんどない。普段は圧倒的に応援、観戦者の多いコースとなる。

 

■エリート女子

【Swim】

10:16:03 女子のレースが小雨の降る中スタートした。「On Your Mark!」の後、間髪入れずにホーンが鳴り、一斉に飛び込んだ。透かさずトップに躍り出たのはフランスのボーグラン。続いて、キングマ、リンデマン、そして、本命ダフィらが続いている。その後もボーグラン、キングマら積極的に先行している。

スイムは一度ポンツーンに上がって2周回をする。1周目のラップは、ダフィをトップに、ボーグラン、キングマ、リンデマン、クーボーデンらがトップグループとなっているが、僅差で次から次へと選手が2周目に入って行く。テイラーブラウンは8位、昨年優勝のニブは9位だった。多少順位は変わるものの大方の顔ぶれは決まり、氷川丸前の最終ターンをしている。

結果は、ボーグランがトップでスイムフィニッシュ、続いて、キングマ、ロンバルディ、ダフィ、クーボーデンがフィニッシュ。ニブは6位、テイラーブラウンは8位でスイムを終えた。日本人は、高橋がトップから18秒差の21位で続いている。そして、バイクはボーグラン、キングマ、ダフィ、ロンバルディの4名でスタートしている。

【Bike】

ボーグランら4名で先行するもテイラーブラウン、スパイビーらの後続はすぐ迫っている。テイラーブラウンは単独で前を追いかけ、3分後には先頭集団に入り5名体制となったが、後続の勢いがあり、赤れんが前ではリンデマン、スパイビー、ニブを含む14名の集団となっていた。ただ、ニブは最後尾で明らかに調子は上がっていない。18秒差で11名の第2グループが迫っている。この中には日本の高橋が入っている。その後、カップヌードルミュージアム付近で動きがあったが、先頭集団は14名で安定している。スタート後26分が経過し、1Lap終了、第2集団11名との差は18秒、高橋も20位19秒差で健闘している。1周目はダフィが積極的に引き、集団の中の存在感が圧倒的に大きくなっている。まだまだこれから。

2周目に入った。第1集団はダフィが引きつつ、積極的にローテーションを促している。ペースアップで篩にかかる。3名が落ち11名に、ここで今日初めて昨年覇者ニブが先頭を引いている。落車!2周目終盤直線で後方2名離脱。なんとリンデマンとボーグランだった。リンデマンの前に入った選手と接触か。リンデマンは再開するがトップから30秒以上の遅れとなった。先頭集団は9名で3周目に入った。

3周目、後続集団は40秒のビハインドで、高橋も18位で追っている。そして、3周目で動きがあった。ダフィ、キングマ、テイラーブラウン、ニブらでペースを上げ、引き離しにかかるが失敗、再び9名に。ただ、ニブが積極性を見せている。昨年覇者の存在感をアピールできるのか。テイラーブラウンとスパイビーは笑顔で会話をしている。余裕の走りか。

4周目に入ってもニブが引き、続いてカスパーとなるアメリカ勢が前に出ている。後続も4周目に入り、高橋も前方で元気な姿を見せている。ただ、先頭集団との差は1分を超え開いている。これ以上開くと厳しくなってしまう。

先頭グループは5周目に入った。ダフィとテイラーブラウンが会話をしている。この後動きがあるのだろうか。ニブの反応が悪くなっているように感じるが。。。後続も5周目に入ったが、先頭を走るのは高橋だ。ビハインドは1分16秒と更に広がっている。再びニブが先頭を引き始めた。

6周目に入る前には、また、キングマが引いている。バイクの強さが際立っている。先頭を引く時間も長く、ダフィらと共にこの集団でも貢献度は高い。また、ニブが引いている。時間は短いがペースを上げている。前6名後3名、間が空き始めている。後続集団も6周目に入ったが、1分43秒のビハインドとなり、更に広がっているため、かなり厳しい状況となった。後続は15名、協調が上手く行けば追いかけられるのだが。またしてもニブは最後尾を走っているが、一気に先頭に出るなど、負担の大きい走りをしているのが気になる。

バイクも終盤となる7周目に入った。先頭はニブが引いている。この中から優勝者が出る可能性が高い。バイクの強い選手は更に引き離したいところだ。ニブが下がり、ダフィが先頭でペースを上げている。その後、キングマ、テイラーブラウンへリレーするように先頭を後退し、ペースをキープしている。後続は更に離され2分4秒のビハインドとなる。先頭集団でニブが前に出てでペースを上げている。終盤になると一気に前に出て上げる、そんなパターンが続いている。カスパーがトップで7周目を終えると、またキングマが引き始めた。

8周目となった、キングマのペースアップも集団も付いていく。まずはドリンクタイムとなり、各選手補給をしている。その後、後続とすれ違い、あらためてその差を感じることで、先頭集団でのバトルにスイッチが入った。後続との差は2分20秒となっていた。その後続は高橋が引っ張っている。8周目後半の先頭ではキングマが出たが、透かさずニブ、カスパーのアメリカ勢が前に出るなど動きが激しい。最後はダフィが出て8周目を終えている。すでにランのイメージが始まっていた。

いよいよファイナルラップに入った。今日初めてか、ペリオーが先頭に出る。後半に入るとペースが落ち、安定したペースで走っている。神奈川県庁過ぎたあたりからシューズを脱ぎ、トランジットの準備に入っていた。最後は、キングマがトップでバイクフィニッシュしている。

そして、トランジットをいち早く抜け出したのは、クノル、キングマ、テイラーブラウンだった。

【Run】

9名でランスタートとなった。昨年優勝のニブは、トップから5秒遅れの最後尾でスタートしている。クノル、キングマ、テイラーブラウンらがトップを走っているが、これから動きが出るだろう。

すぐ動きはあった。スタートして1分30秒、横浜人形の家前をターンした後、テイラーブラウンがペースアップ、透かさずキングマは反応したが、クノルは付いていけない。そして、ニブは最後尾のまま明かに遅れている。テイラーブラウンのペースが上がっている。キングマも遅れ始め、そこにダフィが上がって来ている。テイラーブラウンの独走状態となったが、このまま行ってしまうのだろか。ただ、後ろを気にしている。余裕はないのかもしれない。キングマがペースを上げている。そのあとをダフィ、ペリオー、ロンバルディが追いかけている。ダフィもペースアップ、4名のチェイサーが猛追している。1周目を終え、その差は7秒。ニブは21秒遅れだ。これ以上は離されたくない。

2周目に入った。ニューグランド前では差が4秒に縮まっている。ダフィのペースが上がっている。その後、更に縮まり、県庁の手前で捕まった。さあ、テイラーブラウンはどうするのか。5名の先頭集団となり、様子を見ている。間も無く、2周目が終わるが、5名のままキープされている。

5名のまま3周目に入った。あと2周、どこで仕掛けるのか。ニブは先頭集団のあと6番手で走っているが19秒の遅れとなっている。先頭はテイラーブラウン、追いつかれたが、先頭集団を積極的に引っ張っている。しばらくするとダフィが前に出て、力強い走りを見せている。県庁までペリオーが前に出るが、テイラーブラウンがすぐ反応している。キングマが少し遅れ始めたが何とか付いている。終盤、テイラーブラウンが先頭に出ている。余裕を感じさせる走りを見せている。

いよいよ勝負が決まる。

フィナルラップに入った。テイラーブラウンとペリオーが先頭をキープする中、ダフィらは反応できていない。先頭の二人も感じているはずだ。テイラーブラウンがペースを上げている。ペリオーは付いていけるのか。更にペースアップ、ペリオーを6秒突き放している。このまま行けるかテイラーブラウン。後ろを振り返る、余裕はない。ただペリオーとの差はキープしている。県庁前に入った。逃げ切れるか。また、後ろを振り返るテイラーブラウン。ペリオーも上げてきた。逃げ切れるか。

テイラーブラウンは花道に入った。最後まで振り返りながら、見事優勝を飾った。2位ペリオーとは6秒、3位ダフィとは11秒、スリリングなラストを勝ち切ったテイラーブラウンのゴール後の安堵を感じる笑顔が印象的だった。

■エリート男子

【Swim】

13:06:00 男子のレースがホーンとともに一斉にスタートした。女子は小雨のスタートとなったが、雨は降っていない。曇り空だが明るく、雨の心配もなくなった。ただ、その分気温も上がっている。水温も上がり、ノーウェットのスイムとなった。

男子のスイムは、例年通り拮抗し、横一直線に並んで泳いでいる。第1コーナーに向け、動きがあるだろう。まずはノルウェーのグンデルセンが体二つ前に出て、アウトからフランスのモルレックも上がっているが、第1コーナーでは団子状態となっている。第2コーナーもグンデルセンをトップに大集団となっている。19年覇者フランスのルイ、グンデルセン、そして、古谷が良い位置をキープしている。程なくしてルイがトップに出る予想通りの展開だろう。その後、ルイは体一つ前に出て、グンデルセンと古谷が続いている。1周目はルイがトップ、そして、古谷が2秒差の2位につけている。

大事な2周目に入った。ルイがトップをキープするのか、古谷もこのまま行けるのか。小田倉8秒差、北條10秒差、日本勢も好位置に付けている。イギリスのイーは20秒遅れの31位通過だ。ルイを頂点に長い隊列となっているが、やはりルイのスイムは別格だ。体二つ前に出ている。そのあとを同じフランスのコナン、古谷が追っている。第1コーナーはルイとコナンが先行し、追う大集団は、古谷が先頭となっている。第2コーナーではルイ、コナンが通過、グンデルセンら数名が上がり、古谷はその後に付いている。いづれにしても好位置は変わらない。残すは、フィニッシュまでのストレートだ。トップは変わらずルイ、続いてコナンで、3位とは体4つ程度は開いているだろうか。ルイは余裕すら感じさせる泳ぎをしている。間もなくスイムフィニッシュとなる。

スイムトップはフランスのルイで、予想通りの泳ぎを見せた。続いて1秒差でコナン、3位はモルレックとなり、フランスの1、2、3となっている。日本人は北条が10秒遅れ、古谷が11秒遅れでフィニッシュしている。

トランジットでは、大集団となり、バイクは一斉スタートの模様。

【Bike】

バイクは、スイム3位のモルレックがスタート切った。続くは日本の北条だ。ルイ、コナンも続いている。先頭は32名の大集団、バイクから仕掛けていくのだろうか。北西側カップヌードルミュージアムで折り返してから、集団の最後尾を走っていたルイが遅れ始めた。その後、後続のイーらのパックで走っている。先頭集団は、ルコーを頭に1周目を終えている。イーは14秒遅れ、ワイルドは24秒遅れとなっている。

2周目に入ったが、先頭集団が長いため、イーら5名の第2集団は、間もなく最後尾に追いつくところまで来ている。ルイも復活できるだろうか。集団はまた36名に膨らんだ。ルイとイーが最後を走っているのが気になるが。実はこの後に先頭集団をたった2名で追いかけている。一人はニュージランドのワイルドだ。追いつくのか。ノルウェーのトーンを先頭に2周目を終えている。古谷、ニナー、北条、小田倉、安松ら日本勢も元気に走っている。ワイルドの13秒遅れは縮まり、先頭の最後尾についた。

3周目はドイツのショームブルクを先頭に動きなく終わっている。4周目で38名となり、パイエ、ウィリアンが少し前を引いているが、やはり動きはない。パイエををトップに4周目終了。5周目に入った。北西側の折り返しでは、古谷が先頭を引き、積極的な走りを見せている。ここでも動きはなく、38名のまま、マクダウェルがトップで5周目を終えている。6周目も38名のまま、ワイルドがトップで終了。あと3周。7周目に入り、動きが出た。ペースが上がっている。ワイルド、ライダー、ベルジェール、そして古谷らが積極的に引き始めた。しかし、再び吸収、ワイルドがトップで終わった。8周目も何事もなく38名、プリースターがトップで終わった。

いよいよファイナルラップに入ったが、結局、動きはないまま、38名のバイクフィニッシュとなった。ショームブルクがランもトップスタートとなり、ベルジェール、ルコー、そして、北条が続いている。さあ、ここからが勝負だ。

【Run】

男子のランが38名でスタートした。概ね「ランレース」状態で、ランパフォーマンの高い選手が抜け出して来る。最後に勝負を決めるのは誰だ。

程なくして、ワイルドが先頭に出ている。続いて、ショームブルク、ルコー、ベルジェール、そして、北条もすぐ後に付いている。今回も厳しいサバイバルレースとなった。今はランの走力と集中力のみが試される。最後に残るのは誰だ。イーが県庁前で上がって来た。そして、先頭ワイルドは変わらず、ルコー、イー、ベルジェールのスイッチが入った。1周目終盤、イーが2位に上がっている。この4名で決まるのだろうか。ワイルドがトップで1周目を終えた。12秒遅れで、北条9位、ニナー11位が健闘している。小田倉は18秒遅れの15位。ここでルイが止まってしまった。

2周目に入ったが、やはりワイルドとイーの勢いがある。3位ベルジェール、4位ルコーとの差が開き始めた。県庁前あたりでは、ワイルドとイーの一騎打ちに入った。ルコーは遅れ始めている。前を走るワイルドか、しっかりと付いて走るイーか、最高の勝負が展開している。そして、そのままの体制で2周目を終えている。北条9位をキープ、ニナー10位に上がった。

あと2周、どこで勝負を決めるのか。先頭ワイルド、ピタッと背後に付くイー、同じ状態が続いている。時折後ろを気にするワイルド。イーはワイルドに合わせているように見える。余裕なのか。イーは前に出ない、並びもしない。ただ、その間隔はキチッと一定で走っている。間もなく3周目が終わってしまう。動きはない。3周が終わった。トランジットエリアではワイルドが左右に降りながら、後続のイーを振り払うかのように走っている。イーの状態を確認したのか。いよいよ決戦のファイナルラップに入った。

やはり、イーの走りには余裕を感じる。いつでもスパートをかけられる、と言った感じだ。横浜人形の家の前をターンした後、イーは斜め後ろに付く。ワイルドが何度も気にしながら走っている。そして、ニューグランド前でついに初めて並んだ。最後の勝負の合図だろうか。

その時だった。歩道寄りを走っていたイーは水のボトルをゲットした後、僅かに口に含み、その後、取れなかったワイルドにまるでバトンのように渡した。そして、ワイルドはイーの右肩に軽く触れた。最後の勝負の前の清々しいワンシーンだった。

この後、初めてイーが前に出たが、すぐさま、ワイルドがまた前に出る。透かさず後に付くイー。そして、再びサイドバイサイドとなった。県庁までイーが前に出る。ワイルドが抜かす。まるで苦しさを隠すかのように。ワイルド先頭、イーも付く。三度並ぶ。見事な勝負を見せてくれている。あと僅か、どちらが勝つのだろうか。イー先行、ワイルドが付く。ワイルドが前に出た。これはスパートだと思われるが、イーを離すことが出来ない。最後の左折、海が見えた。花道に入る。イーが前に出る。ゴールスプリント勝負の様相となった。前はイー、後はワイルド、ピタッとついたまま、最後のストレートに現れた。スプリント勝負だ。

イーが一瞬、右を見た。次の瞬間ラストスパートをかけたのだった。ワイルドは付いて行けず減速。そのままイーが逃げ切った。ゴール後、イーは一礼。その後、ワイルドとハグし、健闘を讃えあっていた。

素晴らしく、爽やかな勝負を見せてもらった。優勝のイーと素晴らしい勝負を見せてくれたワイルドに拍手を送りたい。

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【Result】

■開催地

神奈川県横浜市山下埠頭周辺

■気象

  • 女子:天候 曇り / 気温 21.5℃ / 水温 19.7℃ / 風速 4.0m 南西
  • 男子:天候 曇り / 気温 21.9℃ / 水温 20.4℃ / 風速 2.0m 南東

■参加数

完走/スタート数:女子33/42名、男子45/50名

■公式記録(抜粋)

女子優勝:ジョージア テイラー ブラウン選手( イギリス) 1:51:44

Rank No.  Name Country Time
1 3 ジョージア テイラー ブラウン  イギリス  1:51:44
2 29 レオニー ペリオー フランス 1:51:50
3 2 フローラ ダフィ バミューダ 1:51:55
4 40 エマ ロンバルディ フランス 1:52:03
5 28 マーヤ キングマ オランダ 1:52:12

男子優勝:アレックス イー選手( イギリス )1:43:30

Rank No. Name Country Time
1 29 アレックス イー イギリス 1:43:30
2 14 ヘイデン ワイルド ニュージーランド 1:43:40
3 3 レオ ベルジェール フランス 1:43:59
4 34 マシュー ハウザー オーストラリア 1:44:09
5 7 ピエール ル コー フランス 1:44:17

全公式記録:http://yokohamatriathlon.jp/wts/pdf/2022result_elite.pdf

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=39373

 

 

 

「名勝負だった!」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】サリスSARIS H3「Rentio」にて 5月19日(木)よりレンタルサービス開始

サリスのレンタルサービスが始まった。

今やトライアスリートにとって必須アイテムとなったスマートトレーナー。ZWIFTなどのトレーニングアプリを使えば、即楽しみながらトレーニングが可能となる。そして、インドアでの最大のメリットは、長く「DHポジション走行」ができることはもとより、フォームチェックなど「観察」しながらできるトレーニングとして、実走とは別に必要なトレーニングとなる。そんな有効的なトレーニングをまず、お試しでやってみようというのがこのサービスだ。

トレーナー自体はコストパフォーマンスの高いモデルとして十分な仕様となっている。

関連記事:http://triathlon-geronimo.com/?p=33067

以下、メーカーNewsとなる。

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スマートトレーナー「SARIS H3」 家電お試しサービス「Rentio」にて
5 月 19 日(木)よりレンタルサービスを開始

~自宅で試して納得してからの購入が可能に~

株式会社ワイ・インターナショナル(本社:東京都豊島区東池袋 1-27-8、代表取締役社長:鳥居 恵一郎)は、レンティオ株式会社(本社:東京都品川区大井 4-6-1、代表取締役社長:三輪 謙二朗) が運営するカメラ・家電のお試しサービス「Rentio(レンティオ)」にて、当社が日本国内におけ る輸入総代理を務めるアメリカ発のインドアサイクルトレーナーのリーディングブランド「SARIS (サリス)」のスマートトレーナー「SARIS H3」のレンタルサービスを 2022 年 5 月 19 日(木) より開始いたします。

リアルな走行感と、SARIS 史上最も優れた静寂性の両立を実現した「SARIS H3」は、多くのお 客様より好評いただいているスマートトレーナーです。「SARIS H3」は単体でもお使いいただけ ますが、Zwift 等のアプリと組み合わせることで、アプリ内のコースの傾斜に応じて負荷が自動調 整され、リアルなバーチャルサイクリングを楽しむことができます。

以前より「購入前に実際に使用してみたい」というお声をいただいており、これまで当社では 20 店舗での体験コーナーの設置や試乗会の開催を行って参りました。より多くの方にご自宅で手 軽にお試しいただけるよう、この度「Rentio」にて「SARIS H3」のレンタルサービスを開始いた します。

レンタルプランの詳細は「Rentio」公式サイトにてご確認ください。

https://www.rentio.jp/products/h3

●Rentio レンタルサービス概要
お試し利用(14 泊 15 日~) 通常価格 10,900 円

14 泊 15 日の期間で、「SARIS H3」をご利用いただけるコースです。「まずは実際に試してみ たい」という方におすすめです。追加料金をお支払いいただくことで、レンタル期間を延長するこ とも可能です。

月額制で利用(最低レンタル期間 3 ヵ月) 通常価格 6,800 円/月

お試し利用よりも低価格で、「SARIS H3」を中長期レンタルいただけるコースです。3 ヶ月目 以降であればお好きなタイミングで返却が可能ですので、「じっくり試して楽しみたい」方におす すめです。

  • ※料金には、レンタル費用、往復送料、消費税、返却後のメンテナンス費用、保証費用が含まれております。
  • ※料金には、Zwift 等のアプリ利用料は含まれておりません。
  • ※レンタル料金は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
  • ※シマノ 8~11 速用。
  • ※スプロケット工具・小ギア抜き工具が付属します。

そのまま購入(TM)

レンタル期間中に「SARIS H3」を気に入った場合は、差額をお支払いいただくことで「そのま ま購入TM」もご利用いただけます。お手元のレンタル品をご購入いただけますので、返送いただく 手間もかかりません。
※詳細は「Rentio」サイト内商品ページにてご確認ください。

●対象製品

製品名:スマートトレーナー「SARIS H3」

時速 32km で 59db と、前モデルと比べ約 5 倍静かな“静粛性”を実 現し、夜間やマンションでも安心です。また、2,000 ワットまで対応 し、20%までバーチャルコース上の傾斜を再現可能。

リアルな走行感をもたらす 9kg の回転体は、手作業で精密に重量バ ランスを取り、振動の発生を最小限に抑えます。このようなハイスペッ クの性能を持ちながら、ミドルレンジの価格を実現しました。
Made in USA:アメリカ本土で供給ならびに加工された素材を使用し ウィスコンシン州で生産しています。

「SARIS H3」使用イメージ

 

レンティオ株式会社について

  • 創 立 :2015年4月
  • 本 社 所 在 地 :東京都品川区大井4-6-1 サクラビル3F
  • 事業内容:カメラ、家電製品を中心にレンタル及び販売するイーコマース事業、情 報サイトの運営など
  • 代 表 者:代表取締役社長 三輪謙二朗
  • Rentio とは :3,000 種類以上のカメラ・家電のお試しサービス。全国往復送料無料で 試してみて気に入ればそのまま購入も可能。累計注文数は 63 万 7,500 件以上、ユーザー評価は★4.8。短期間だけ使ってみたいカメラや、購入 前にお試ししたいキッチン、掃除家電など幅広くお試しが可能。
  • ホームページ:https://www.rentio.co.jp/

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka