パーツメーカーのDHバーと完成車メーカーの専用DHバーはどちらが良いのだろうか。
昨今の「トライアスロンバイク」には専用のDHバーがセットされている。フレームと合わせ、「トータルデザイン」となっている。エアロダイナミクス、ユーザビリティ、そして、理屈ではなく、デザイン性の高さは瞬間的に感じてしまう。また、専用は、汎用に変更できないものもある。開発者目線であればそうあるべきだと思う。それくらいの渾身の開発が必要なのがトライアスロン専用バイクだ。
ただ、サドル以上に、「シビア」なDHバーが合うかどうかは、大きな問題でもある。例えば、最初からついているサドルは必ず、合うのだろうか。あとから変更している人は少なくないだろう。同様に専用DHバーは合わない可能性があるということなのだ。無理に使って、180kmをベストパフォーマンスできるとは思えない。
では、どのように対策するのだろうか。
完成車メーカーで専用DHバーの場合は、どの程度、オプションが出ているかどうかだろう。また、ショップと相談となるが、「特殊加工」や「サードパーティ」など、そのフィット性、快適性を高めるチューニングが必要となる。完成車でも汎用DHバーの場合なら、その「調整幅」は広く、より自身に合ったセッティングはし易いだろう。
いずれにしても「合っていますか?」ということだろう。概ね、70~80%はDHポジションで走るトライアスロン。ここが快適でなければ、エアロダイナミクスどころではない。インドアでトレーニングをしている時に、1時間DHポジションは取れているだろうか。
そして、以前にも述べているが、モノだけではなく、ポジション(落差、距離)、そして、パワーなど、全てが関係していることは忘れていけない。答えを出すことは簡単ではないが、常に意識しながらトレーニングをすることがまずやるべきこととなる。
以下、メーカーニュースとなる。汎用型としては周知のトップブランド、プロファイルだ。一言で言えば、スマートなAERIA ULTIMATE II ERGO/35Cだ。ボリュームデザイン、インテグレーテッド、軽量性など総合的な完成度は高い。
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《PROFILE DESIGN・新製品情報》
エアロダイナミクスを追求したエアロバーシステム
「AERIA ULTIMATE II ERGO/35C」が入荷中
AERIA ULTIMATE II ERGO/35Cは、実績あるAERIA ULTIMATEのアップデートバージョンです。
新しいベースバーとブラケット、35Cカーボンエクステンションバーによって軽量化に成功するだけでなく、その優れたフィットレンジと快適性は、他のロースタックバーとは一線を画すパフォーマンスを発揮。
HSF/AERIAハイドレーションシステムやAeroport Di2アダプターなど充実したオプションアクセサリーで、拡張性も考えられています。
重量:780g(ステム、ライザー除く)
エクステンションバー:35C 400mm
ベースバー幅:420mm(C-C)
ブラケット:Aeria Ult Topブラケット
アームレスト:ERGO アームレスト/10mmパッド
※ステム付;AERIA ULTIMATE V2 ステム付属
税抜定価:¥107,500(ステムなし)/¥115,600(ステム付属)
「サドルと同じ!」