【16Newモデル情報】 DEROSA①

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本日は、デローザの新製品発表会が開催された。

デローザは、1953年創業の老舗でイタリアンを代表するロードブランドだ。老舗中の老舗と言っても過言ではない。60年以上の歴史は、重みを感じさせるイタリアンロードで、現在はプロチームのサポートなども活動的に行っている。ロードでは、メジャーだが、アイアンマンなどトライアスロンではほとんど使用されていない。ただ、国内のトライアスロンでは、そのイメージ以上に使用され、6月のアイアンマン70.3セントレアでは、全101ブランド中、16位の使用率となっていた。

デローザのラインナップの特徴は、カーボンフレームをメインとしながらも、伝統的なクロモリフレーム、金属系最高峰のチタンフレーム、そして、恐らくデローザのみとなったスカンジウムのアルミフレームなど、イタリアンの老舗ブランドとして、すべてのマテリアルで、こだわりのラインナップとなっているのだ。

そして、今回の発表で、一番注目となっている「Nick」、ウーゴデローザの孫にあたるニコラスから命名された。そして、エアロロード「SK」など、老舗のイタリアンが新しいデザインで、センセーショナルな2016年モデルとなる。尚、SKは、世界同時発表とし、8/26以降の情報解禁となる。

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2016  DEROSA KING XS JAPAN ltd. ¥620,000 + tax

通常価格であれば、70万オーバーの価格となるが、オリジナルカラーとカンパニョーロのアッセンブルにこだわった、日本限定販売となるモデルで、50台限定。また、新製品として、テクトロ製のデローザオリジナルブレーキがセットされている。そして、カスクのヘルメット、PROTONEに、同じネイビーピンクが追加となった。

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2016  DEROSA IDOL ¥268,000 + tax(フレーム)

デローザで人気No.1モデルがこのアイドルだ。3年目の継続となるアイドルは、グレーマットが廃盤となり、オリジナルカラー、そしてこのデローザサンティーニカラーが追加となった。デローザサンティーニは、デローザがサポートするイタリアのアマチュアチームだ。今回3モデルにそのチームカラーを設定している。

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【New】2016  DEROSA Nick ¥329,000 + tax

2016年から新ラインナップされたモデルで、デローザイチオシとなっている。フルカーボンフレームに105のアッセンブルと、幅広く扱い易い。ホイールは、シマノだが、SHIMANOロゴではなく、DEROSAロゴとなる。細かいところにこだわるのがデローザだ。プラネットより100gの軽量化となり、よりレーシーとなった。

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2016  DEROSA AVANT ¥277,000 + tax

2016年はニューカラーとなったアバント。「デローザサンティーニ」のカラーも追加となった。デローザのエントリーモデルとして、初めてのデローザに最適となるだろう。バランスとれたアッセンブルとカラーリングで女性にも人気モデルとなっている。そのため、サイズも36.5cmからラインナップされている。

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2016  DEROSA PROTOS ¥740,000 + tax(フレーム)

プロトスは、ニューカラーが追加となった。ニッポとサンティーニのレーシーなカラーだ。プロトスは、プロ仕様のバイクで、剛性と軽量性を高次元に融合させたデローザのフラッグシップだ。左右非対称のフレームデザインもトレンディ。「BLACK LABEL」の対象モデルとしてカスタムサイズとしてオーダーが可能となっている。

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2016  DEROSA PROTOS ¥740,000 + tax(フレーム)

これが、UCIプロコンティネンタルチーム、NIPPO-VINI FANTINIのカラーだ。マットネイビーにオレンジのアクセントになったデザインは、上品ながらレーシーに仕上がった。

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【New】2016  DEROSA Age Luster ¥432,000 + tax(フレーム)

2016年のニューモデルの一つ、アジェラスター。ネオプリマートと同じジオメトリーを持つクロモリロードだが、ラグではなく、Tig溶接で、その磨き上げられたフィレットブレージング仕上げが美しいのだ。レトロモダンをコンセプトに造られたアジェは、まさにデローザらしさの一台と言えるだろう。ラスターはフルメッキ仕上げだ。

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2016  DEROSA NEOPRIMATO ¥275,000 + tax(フレーム)

ローザの顔とも言える、ネオプリマートは、グローバルでは生産中止となった。ただ日本国内では、根強い人気があり、国内限定にて継続されている。2カラー追加となったが、一つは、デローザサンティーニカラーとなっている。乗り味優先で造られているネオプリマートは、「永遠の定番」モデルである。

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【New】2016  DEROSA Titanio Solo ¥960,000 + tax(フレーム)

価格的には最高峰となるチタンフレーム、チタニオソロ。シンプルなチタンチューブで造られた、金属フレームマニアのための一台。カラーリング、パーツアッセブルなど見本車は、極めて「精悍」と言った風貌だった。体重90kg制限は、解除となっている。また、受注後6ヶ月以上を要する。

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2016  DEROSA Titanio 3.2,5 ¥695,000 + tax(フレーム)

2016年も継続のチタニオ3.2,5は、ソロよりは、リーズナブルで、クラシカルデザインとなっている。チタンは、加工に手間と高い技術を必要とするこだわり派のフレームだ。このフレームは乗り味もマイルドで幅広く使用できるモデルだ。また、このフレームもカスタムサイズのオーダー対象となっている。

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2016  DEROSA SCANDIUM ¥460,000 + tax(フレーム)

スカンジウムは2016年も継続となる。スカンジウムはアルミ合金で、7000系アルミにレアメタルを1~2%が加えられている。強度は、40~50%増し、10%軽く、振動吸収性も高まる。デローザ以外、現在、スカンジウムを生産しているメーカーは恐らくないだろうとのこと。

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デローザは、粋なイタリアン。イタリアンの中でも、特有のオーラを放つブランドだ。伝統と美しさを大事にしながら、カンパニョーロとのコラボレーションや、プロチーム供給など、近年、幅広い活動をしている。流行の浮き沈みに左右されないブランドとして、自転車界を牽引してほしい。現在、イタリアンロード系のトライアスロンへ参入が目立って来ている中、デローザがアイアンマンで多く見られる日は来ることを期待したい。

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「ロードと言えば、イタリアン。イタリアンと言えば、デローザ。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka