第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬 Result(速報)

第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬が開催された。

大会に合わせるように梅雨が明けた。前日から雲ひとつない青空となり、気持ちは否応なしに盛り上がる。そして、ここ榛名湖の標高1084mで過ごし易い。連日猛暑のニュースとなっているが、風が涼しく気持ちが良い。ただ、やはり真夏。写真のように濃い影がその陽射しの強さを物語っている。会場全体がキラキラしているのだ。バイクコースでは、直射も受けるが、ランでは、湖畔沿いの木々が多いため和らげてくれている。

大会は事故もなく、無事終えることができた。スイムは、榛名湖で1周750mのコースを泳ぐ。コロナ対策となる6秒毎のローリングスタートとしばらく浅いため、気持ちに余裕を持ってスタートできる。バイクは、榛名湖及び周辺を含み一周8kmをスタンダードであれば5周するコース設定となっている。やはり、写真の坂を5回上る設定が大きな特徴となっているが、長い下りや細い道幅、路面コンディションなど全体的に慎重さが必要となるコースだ。また、本来なら気持ちのよい「木洩れ陽」だが、陽射しの強さからコントラストが強く、路面状況が把握しずらいことなども注意点となっただろう。ランは、榛名湖を完全にトレースするコースを周回となっているが、スタート直後に上り坂が数百メートルがあり苦しめられる。その後は緩やかなアップダウンはあるが、湖畔の景色を楽しみながら走ることができた選手もいたのではないだろうか。

今回も開催は絶対ではなかった。6月に基本的な開催方向が決まり短期間での準備となった。その時点ではまん延防止等重点措置が延長されれば、自粛をお願いすることとなっていた。ギリギリまで難しい判断の中、選手だけではなく、スタッフ、ボランティア、全てが「主役」という考え方で、ベストな方法を模索し続けていた。そんな中での開催となっていた。競技説明のYOUTUBEの中で言われていたのが、「今回は、初トライアスロンもベテランも皆 “ デビュー戦 ” です。」となっていた。慎重に楽しむ、そんなリゾートトライアスロンは、多くの人に支えられてアットホームな雰囲気の中で行われていた。

取り急ぎの大会開催の報告となる。

Swim 1.5/0.75km
Bike 40/18km
Run 10/5km

首都圏からもアクセスの良い榛名湖。温泉リゾートでもあり、スポーツリゾートとして注力している。トライアスロン以外にもマラソン大会や自転車のヒルクライムなども周知の通りだろう。特にトライアスロンは、榛名湖を使用するため、厳しい規制をクリアしている。榛名湖の自然を守るため、普段は遊泳禁止となっている。それは榛名湖を見れば一目瞭然で、透明度の高い湖なっていることから分かるだろう。

酒井絵美選手はゲストのオープン参加。得意のバイクは最大の難所でも笑顔!
バイクはCeepoが出展。

 

【レース結果】※速報値

■スタンダード男子総合
1位 小林 祐也 2:10:47
2位 橋本 有広 2:12:17
3位 望月 佐夢 2:13:11

■スタンダード女子総合
1位 田村 光 2:27:00
2位 大熊 美結 2:43:41
3位 Martin Sarah 2:47:40

■スプリント男子総合
1位 関根 悠太 1:05:23
2位 杉本昌也 1:08:25
3位 吉川 誠司 1:10:43

■スプリント女子総合
1位 貴田 真美 1:13:40
2位 小澤 真理子 1:22:31
3位 鈴木 佐梨 1:25:03

■スプリント高校生男子総合
1位 浅沼一那 0:59:29

■スプリント高校生女子総合
1位 長谷川 菜奈 1:07:57

■リレー総合
1位 M・S・I PUBLIC 2:26:27
2位 勝己一族 2:32:07
3位 ☆ゆまりえ☆ 2:40:27

■リレー男女混合
1位 TEAM ウガちゃんねる 2:44:27

※全てのデータ:(後日公式発表あり

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35664

「近いリゾートでトライアスロン旅が楽しめる!」

Triathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka