サーヴェロよりトライアスロンのニューモデルが発表となった。
Pシリーズ、待望のミドルレンジのディスクブレーキモデル、PXシリーズのバージョンアップモデルがリリースされる。
まず、Pシリーズは、3月のP5 Discリリースより間もないが、このモデルは、実質の「P3 Disc」にあたるモデルだ。そのような名称にはならず、単なる「P」とされるこのモデルは、TT &トライアスロンのPシリーズで、現行のP5 Discの流れを汲んでいるモデルだ。やはり最大の特徴は、「ディスクブレーキ仕様」であることだが、今、大きく話題となることでもなくなった「当然の仕様」ということになる。カーボン製のP3になってからは「第三世代」となるこの新型は、以前のボリューム感はなくなり、UCI規定とともに軽量性が優先されているようだ。ハンドル周りは汎用型を採用しているためDHバーのチョイスやポジション出しはやり易いだろう。
そして、「話題」のトライアスロンバイクというと100万円オーバーの高額車のイメージが強くなってしまったが、このモデルは、40万円台から設定されている。昨今の高過ぎるトライアスロンバイクに敬遠している人も少なくない。その意味でも朗報と言えるだろう。
【New P-Series】
Size: 48,51,54,56cm
P-Series Frameset ¥360,000 +tax
P-Series Disc Ultegra Di2 ¥850,000 +tax
P-Series Disc Ultegra ¥580,000 +tax
P-Series Disc 105 ¥410,000 +tax
一方、PXシリーズは、よりまとまったというところだろうか。
フレームは現行のP3Xそのもので、ハンドル周りに当初から言われていたP5Xの「分割式」ハンドルを使用するなど、ユーザビリティをあらためて高めている。P5XとP3Xの微妙な位置づけもクリアと言えるだろうか。また、フレームセットもラインナップされ、PXの本格始動となる。
【PX-Series】
Size : S,M,L,XL
PX-Series Frameset ¥750,000 +tax
PX-Series D/A Di2 ¥1,590,000 +tax
PX-Series E-Tap AXS Red ¥1,590,000 +tax
実車の確認は、今月の展示会になるが、グローバルでは昨晩発表され、同時にデリバリーも開始されるので、ショップでいち早く確認ができるかもしれない。
「KONAに向け、勢いを見せているサーヴェロだ。」