■GARMIN FOREATHLITE735XTJ
ガーミンは、現在マルチデバイスの「トライアスロンコンピューター」として圧倒的な人気を誇っている。三種目の様々なデータを管理してくれる「パーソナルトレーナー」でもあるのだ。今やトライアスロンコンピューターは必須アイテムであり、ハワイアイアンマンでのデータ発表はされていないが、確実にシェアを伸ばしていると思われる。
そして、すでにトライアスロン対応モデルとしてリリースされている920XTJの下位モデルとしてこの735XTJが発売された。特徴は、やはり、胸に取り付けるハートレイトセンサーがなくても手首でハートレイトがチェックできることが最大のポイントとなる。ただ、メリットとデメリットはある。
735XTJの特長としては、920XTJを「概ね」踏襲しつつ、外形をコンパクトに軽量化、逆に画面の大型化が図られ、解像度まで高くなっている。先述の通り、HRをチェックできるのだ。また、920XTJはハートレイトが別売りのため、価格面でもリーズナブルとなっている。ただし、稼動時間は劣ってしまうため、その目的に合わせることになる。もちろん、これらは、「必要」な機能で選択すべきだろう。ランニングダイナミクス機能により、胴体の上下動、足の接地時間やピッチなども計測できるが、ハートレイトセンサーは必要になる。
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どちらの機能も高いレベルにあることは間違いないが、735XTJは、トライアスリート全般向けとなり、920XTJは比較的上級者向けの位置づけとなるだろう。いずれにせよ、これらの「トライアスロンコンピューター」には目が離せない。
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「詳しくは、ルミナNo.59をご覧下さい。」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka