カデックス/ジャイアントのフックレスリムへの互換性がアップデートされた。
同社のフックレスリムへの他社の人気タイヤの互換性が確認されている。チューブレス及びフックレスのホイールでは、シビアな互換性が話題となることが多い。現時点ではクリンチャーのように自由にタイヤが選べないからだ。統一規格となっていないため、ホイールメーカーが確認した「推奨タイヤ」を使用することになる。
やや面倒に聞こえるかもしれないが、現在も流通量から見れば、クリンチャーが主流だが、それが、最新、トレンドかと言えば違ってくる。これから使用すべきタイヤシステムは、チューブレス(レディ)であり、このフックレスも大きなメリットを持っている。
以下、メーカーNewsとなる。
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CADEX/GIANT フックレスリム 互換タイヤをアップデート
CADEX および GIANT は、「表示最大空気圧が 72.5psi(5 bar)を超えるチューブレス(レディ)タイヤ」 について、フックレスリムにおける使用の安全性を、独自のテストプロトコルによって確認しています。
この度、そのテストプロトコルに合格した認定タイヤ(※CADEX・GIANT 以外のブランド)が新たに加わり ましたので、CADEX および GIANT の WEB サイトのリストを更新いたしました。
更新された最新の認定タイヤリストには、「Continental GP5000 S TR」をはじめ、「Maxxis High Road TR」、「Michelin Power Road Tubeless」、「Schwalbe Pro one LTE」、「Veloflex Corsa Evo TLR」などが名を連 ねています。それは、フックレスリムの優位性が世界的に認知され、各タイヤブランドもフックレスリム対応 のロードタイヤを市場に投入しはじめた証でもあります。また、これまではテストプロトコルに適わなかった タイヤにつきましても、できる限り早期に CADEX および GIANT フックレスリムに対応できるよう、それぞ れのタイヤブランドと協力してまいります。
なお、詳細につきましては、次ページ以降をご参照ください。
<フックレスリムテクノロジーと互換タイヤについて>
CADEX: https://www.cadex-cycling.com/jp/hookless-rim-technology
GIANT: https://www.giant.co.jp/giant22/showcase/hookless-technology/
<フックレスリムにおける推奨空気圧>
フックレスリムは、フックがないことでタイヤのサイドウォールが広がり、同じタイヤ幅でも空気容量が増大 します。そのため、フックドリムで基準にしてきた空気圧よりも低い空気圧が推奨されます。ぜひ一度、下記 の「推奨空気圧 計算機」にて、ご自身のフックレスリムにおける推奨空気圧(※)をご確認ください。
※最適な空気圧を見つけるための最初の参考値
CADEX: https://www.cadex-cycling.com/jp/tire-pressure
GIANT: https://www.giant.co.jp/giant22/showcase/tire-pressure/
<フックレスリムの 5 大メリット>
■リム
1.連続したカーボンファイバー構造となるため、軽量かつ強度の高いリムの製造が可能になります。
■タイヤ
2.同体積のタイヤを求めるなら、一段階細いサイズのタイヤを選択できるので、タイヤ重量を軽くできます。
3.同サイズのタイヤなら、転がり抵抗を増やすことなく空気圧を落とすことができるので、乗り心地を向上させることができます。
4.タイヤをより丸い形状に保つことができ、コーナーリング時に優れたグリップとハンドリングを提供します。
■エアロ性能
5.タイヤとリムエッジの段差が少なくなり、ここを通る空気の流れがスムーズになることで、空気抵抗を削減することができます。
CADEX および GIANT は、フックレスリムテクノロジーの有益性を、安全性と透明性をもってすべてのサイ クリストに届けるべく、今後も各ブランドと緊密に連携していきます。
About CADEX :
CADEX は、ホイールシステム、タイヤ、サドルなどのハイパフォーマンスコンポーネントブランドです。 CADEX 製品は、新製品や新技術の開発と改良に参加しているワールドクラスのアスリートによってテストさ れ、レースで使用されています。CADEX コンポーネントは、トップレベルのパフォーマンスバイクの一部と しても採用されています。