【メーカーNEWS】トレック 世界新記録!エレン・ファン・ダイクがアワーレコード更新

トレックトライアスロンのベースとなるバイクがアワーレコード更新。

トライアスロンバイクより先にツールなどでプロサイクリストによって使用されたSpeedconcept。トレックのトライアスロンバイクの原型とも言えるバイクで、アワーレコードが更新された。トライアスロンバイクとは、フレーム仕様が異なるが、エアロダイナミクスにおいてはほぼ同等の仕様になるため、トライアスロンバイクとしての性能の高さも裏付けたことになる。

Speedconceptは、国内では2月頃からデリバリーが始まり、4月の石垣島でも使用が確認されている。そして、先日開催のアイアンマンワールドチャンピオンシップにおいても多く使用され、その存在感を放っていた。ディスクブレーキ化された「新世代」トライアスロンバイクとしては「真打登場」と言ったところだろうか。

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以下、メーカーNewsとなる。

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世界新記録!エレン・ファン・ダイクがアワーレコードを更新

523日、世界TTチャンピオンのエレン・ファン・ダイク(トレック・セガフレード)がアワーレコードに挑戦しました。

今回エレンが使用したバイクは、昨年彼女を世界TTチャンピオンへと導いたSpeed Concept。この挑戦のためだけに用意された特別カラーのバイクに跨りスタートしたエレンは、“最初は緊張していた”と語っていました。徐々に緊張から解放されたのか、それからは終始118.5秒という設定していたペースを大きく崩すことなくフィニッシュ。結果、これまでの記録を849m上回る49.254kmで、世界新記録を樹立しました。

トップチューブには、レース完走までの時間が表現
ホイールにも時刻を表す特別デザイン

エレンは、全体を振り返り「スタート直後は緊張してましたが、序盤は当初の戦略通りで走りは安定してました。後半は調子が良ければペースを上げようと思っていましたが、逆にスローダウン。45分ほど経ったあとは、時間が経つのがとても遅く感じ、周りがぼやけてライン取りが難しくなったので慌てました。終盤になるにつれ周りからの声が聞きとりにくくなり少し焦りながらでしたが、結果的に記録を更新できてただただ嬉しかったです。」と、喜びを言葉にして答えました。最後は、「これまで多くの方々より、これ以上ないサポートをしてくれました。本当に感謝しています。」と、周りへの感謝の言葉で今回の挑戦を締めくくりました。

エレンのアワーレコードへの挑戦を見逃した人は、トレックが公開している特設ページで閲覧することができます。

■特設ページはこちら:

https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/ellens-finest-hour/

Speed Conceptはこちら:

https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/speed-concept/

 

アワーレコードとは?

1人のライダーが1時間でどれだけの距離を走れるかを競う競技。 かつては2014年にトレックファクトリーレーシングに所属していたイエンス・フォイクトがSpeed Concept51.115kmという当時の男子の世界記録を樹立。これまでアマチュアからプロのライダーまで、様々なバックグラウンドを持つ人が記録を更新したことがあるため、多くの人の注目を集める競技として知られている。

 

 

 

「最速で走ったという事実!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka