オリンピックディスタンスの国内最南端の大会が2年ぶりに開催される。
国内屈指となった石垣島トライアスロン、石垣島ファミリートライアスロンから始まり、ワールドカップまで開催された老舗大会だ。透明度の高い綺麗な海で泳ぎ、ダイナミックなワンループのバイクコースは、バイク好きには最高に楽しめる。路面のコンディションも良く、DHポジションも取りやすい高速コースと、テクニカルなアップダウンをあわせ持つコース。そして、ランはペースの掴みやすい周回となる。原点とも言える南国の最高のロケーションは否応なしに盛り上がる。
また、コロナ禍で開催される大会は様々な対策を講じ、今までが100%であれば、それを目指さず、安全第一で「今できるカタチ」でベストを尽くしている。そんなカタチでも開催の運びとなったことは、参加選手はもちろん、関係者からも評価は高い。そして、参加選手のスタンスも様々なようだ。万全を期してトレーニングを積んだ選手、状況が見えず、今一つの仕上がりと答える選手、ただ一様に選手の顔は明るい。プロセスにもこだわりたいが、まずは参加してみる、再び「現場」でその空気に浸る、そんなことで次に繋がることを期待する選手も多いのではないだろうか。
ターコイズブルーの海で泳ぐ。理想的なトライアスロンが今年も開催される。
■開催日 2021/4/11(日)
■競技
スイム1.5km、バイク40km、ラン10km
※詳しくは、https://ishigaki-triathlon.jp
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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=34064
「再び、トライアスロンの楽しさを!」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka