【メーカーNEWS】プロファイルデザイン新製品情報

プロファイルデザインより「快適性」を高めるパーツがリリースされている。

今回のパーツは、ベースバー、アームレスト、ハイハンズ対応パーツ2点の合計4点。まず、ベースバーは、グリップ部である先端が上向きに上がっていることだ。トライアスロンバイクに付いているオリジナルでフラットになっているものがあるが、使いづらいものが多い。実際に持てば分かるが、水平にしてもベースバーが前に傾いているのではないか、という悪い感触で、手が滑るような感覚もあり、安定感を感じない。

エリート選手のように「DHポジション比率」が高い場合やコースがオールフラットの場合は問題ないが、実際には、70%フラット(DHバー)、30%上り(ベースバー)の前後が大方のコースではないだろうか。トライアスリートにとって、ベースバーはサブではなく、DHバー同様に「もう一つ」のハンドルとなる。したがって、持ちやすさは極めて重要となる。その保ちやすさとは、「手」に余計な力を発生させず、軽く握るだけで、十分な固定力が得られる、形状や構造となっていることだ。その点において、今回のベースバーは、「エイジユーザー目線」の考えられた形状となっている。

次にアームレストは、より点から面へ、ということになる。そして、アームレストは腕が座るサドルのようなものだ。サドルで考えれば、形状、仕上げ、クッション性、しなり、ペダリングや前後移動のしやすさなど様々な観点でチェックが入るだろう。身体の触れる部分として、トライアスロンにおいては極めて重要なパーツとなる。

そして、昨今のトレンドとなるDHポジションの「ハイハンズ」に対応したパーツがリリされている。いずれも、DHバーに角度を付けた時にドリンクシステムが水平に近くなるようにするアジャスターだ。ハイハンズの是非はまた別になるが、プロファイルとしても世界的なトレンドへの対応は、必要と考えている。

エイジグループのトライアスロンでの優先順位は「快適性」だろう。もちろん、個人差はある。エアロダイナミクスを高め、速く走ることへの優先を高められる選手もいる。ただ、多くの選手は、快適性を高め、「一定」の走りを継続することで、アベレージが上がれば結果として速くなることになる。つまり、求める速さとは、「瞬間的」な速さではなく、「安定性」の高い速さとなる。

以下、メーカーNewsとなる。

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【プロファイルデザイン:新製品情報】

ハイクオリティなスペック、新しい形状のベースバー

「WING/C」カーボンウィングバーなど新製品が入荷

トライアスリート達から絶大な支持を獲得している、トライアスロン・タイムトライアルパーツのリーディングカンパニーPROFILEDESIGNから、強度と剛性、エアロダイナミクスを考慮した新しい上向き形状のカーボンベースバー「WING/C(ウイング/C)」がラインナップに追加されました。最新のエアロフォイル形状は、エアロダイナミクス、強度、快適性のバランスを保つため重要な要素で、さらに、ハンドグリップを上向きにすることでライダーの操作性と快適性を向上させています。

① WING/C(ウィング・C)

重量:190~200g幅:380 / 400 / 420mm(C-C)クランプ径: 31.8mmクランプ幅:100mm素材:カーボン仕上げ:マットブラックリーチ:137.5mm (中心から先端まで)スタック:41.6mmグリップ外径/内径: 24 / 19.8mmクリップ対応ドロップアウトスウィープ なし

税込定価:¥35,300-

 

その他、アップグレードパーツやカスタマイズ用のアクセサリーなどの新製品も入荷中です。

② ERGO+ ARMREST KIT(エルゴ+ アームレストキット)

高い人気を誇るERGOアームレストの形状を継承しつつ124mmに全長を延長し、接触面を大きく拡大した新しいアームレスト。優れた安定性を発揮し、肌への負担を大幅に軽減します。さらに、どんな時でも優れたグリップ力を発揮する、水分を含んでも滑りにくい新しいデザインを採用。Ergo+は快適性のアップグレードのバリエーションとして、現行モデルや最新モデルと組み合わせることが可能です。

ボルト間隔:15mmリーチ調整:15mm横幅調整:18.5mm全長:124mmスタック:16mm素材:インジェクティッドナイロン / グラスファイバー(アームレスト)、EVAフォーム(パッド)パッド厚:10mmカラー:マットブラック重量:217g

税込定価:¥39,200-

 

ERGO+ / RACE+ SPAREPAD(エルゴ+ / レース+ スペアパッド)パッド厚:10mmカラー:マットブラック

税込価格:¥4,200-

 

③ HSF BTA WEDGE(HSF BTA ウェッジ)

標準のBTAマウントに、このHSF BTA Wedgeを使用する事でハイドレーションシステムを水平に保つことが可能です。キットには5°ウェッジが3つ含まれており、合計15°の傾斜調整が可能です。これによりハイドレーションシステムを簡単に調整し、最大量の充填が可能になり、エアロダイナミクスが最適化されます。

素材: インジェクティッドナイロン/グラスファイバー互換性:HSF Aero HC800、BTA mount、スタンダードボトルケージボルト間隔:64mmパーツ単体の角度:5°カラー:マットブラック重量:39g

税込定価:¥3,200-

 

④ AERODRINK BTA TILT BRACKET(エアロドリンク BTA チルトブラケット)

ウイングを裏返すことでフラットと10°の2つの角度に対応し、エアロバーを傾けた際にドリンクシステムを簡単に水平にすることが可能です。現行のすべてのBTAボトルに対応するこのシステムは、水平方向のBTAシステムを固定するアダプターが含まれています。

素材:インジェクティッドナイロン/グラスファイバー互換性:FC25、FC35、Aero HC、Aerodrink 880、Aerodrink、Aqualite、及びスタンダードなボトルケージアタッチメント:ジップタイ傾斜角:リバーシブルブラケット(0°/10°)エクステンション幅調整:65mm-140mm(C-C)重量:83g

税込定価:¥3,700-

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka