■X-LAB Torpedo Versa 500
X-LABは、1993年創業のハイドレーション&ストレージ専門のアメリカブランドだ。リアのケージから始まり、様々なアイテムをリリースするトライアスロンアクセサリーの総合ブランドとなった。アイアンマン世界選手権での使用率は高く、各ハイドレーション(フロント用、リア用、フレーム用)の合計では、No.1シェアとなっている。特にリア用では、ダントツとなっているのだ。
Torpedoは、DHバーに取付けるドリンクシステムだが、更なるバージョンアップをしている。昨今スタンダード化となった大型デバイスの取付位置やその方法にも各社アイデアの出しどころとなる。今回は同時にボトルを固定で使用する場合と取出しをする場合の2通りに対応できるようにしている。その大型デバイスはガーミンを対象としているが、ガーミン以外のデバイスもマウントできるよう付属パーツで対応している。また、各部にカーボン素材を採用し、軽量化を図っていることも特徴となる。
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DHバーのスクステンションバーの幅に対しても70~150mmの間で調整が可能だ。容量の768mlと平均的であり、十分だろう。そして、ボトル全体の位置が手前に大きくオフセットしているため、ボトル先端部と手が干渉することが避けれるようになった。これは、手の長さが関係する小柄な選手が使用し易くなったことを意味している。
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「詳しくは、ルミナNo.60をご覧下さい。」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka