老舗の彩の国トライアスロンは、今年も開催される。
関東圏では、交通アクセスの良さから人気のある彩の国トライアスロン。会場は渡良瀬遊水地で、基本的にフラットなスイムコース、バイクは、ほぼDHポジションとなるフラット高速コース、ランも一部を除きフラット。そして、ミドル、ショート、スプリントの3カテゴリーを開催。幅広い選手層からの参加が見込まれている。
やはり、バイクコースがフォーカスされることが多いが、コースの明確な特性上、「トライアスロンバイク」が向いている。昨年のGERONIMO COUNTでは、44.7%がトライアスロンバイクで、宮古島でも50%強のため、比率は高い。ただ、DHポジション装着率は80%近いため「DHポジション走行」となる選手が多いと考えられる。もちろんビギナーの選手は不慣れなDHポジションは取らないほうが賢明だろう。ふらつきによる接触など大きな事故も想定しなければいけない。
昨年、コロナ禍で「練習不足」が懸念されたが、今年は十分できているのではないだろうか。22年は二極化しているように感じる。練習したから出る、していないから出ない、そんな流れを。やはり、トライアスロンは、簡単なものでもなければ、危険も伴うスポーツだ。良くも悪くもコロナ前に戻るのは23年かもしれない。そのためにもこの22年が大切になるのではないだろうか。十分な練習の先に感動も待っている。
いずれにしても持てる力を出し切って、出るからには大いに楽しんでもらいたい。
■開催日 2022/6/5(日)
■競技
種目 | 距離 | 制限時間 | 定員 |
彩の国A | S2.25km-B72km-R15km 計89.25 km | 5時間30分(スイム1時間20分) | 230 |
彩の国B | S1.5 km-B43km-R10 km 計54.5 km | 3時間40分(スイム1時間) | 140 |
彩の国C | S0.75 km-B21.6km-R5km 計27.35 km | 2時間(スイム40分) | 60 |
*スイム1周約750m、バイク1周約7.2km、ラン1周約2.5㎞予定
※詳しくは、https://www.sainokunitri.com
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昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35151
その他のレポート(予定):http://triathlon-geronimo.com/?p=40294
「昨年に続き2回目の取材となる。今年は何が見えるのか!」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka