アルゴン18に付けられたこれは何だろうか。
その名は、「NOTIO KONECT」。これは、アルゴンの子会社が開発するセンサーだ。そして、そのセンサーが計測できることは、主だったところで下記の内容がチェックできる優れモノだった。
Aerodynamic sensor:リアルタイムの空力係数
Bike dynamics sensors:制動性、操舵性、揺れ、振動
Biomechanical sensors:ポジション、関節運動
Physiological sensors:心拍数、筋酸素量、筋酸性量
Environmental sensors:風、強さ、温度、湿度、気圧
Traditional sensors:速度、ケイデンス、パワー、変速
この中でもエアロダイナミクスとバイクダイナミクスス、そして、バイオメカニカルは特に注目となる。走行中の走行中の空気抵抗も含め、その時の走行状態をフォームとの相関性までチェックできる。これはフィッティングそのものでもあり、フィッティングにおいて、エアロダイナミクスも加味させることで、エアロダイナミクスの高いポジションが得られることになる。もちろん、その時の「パワー効率」も重要となるため、同時計測も行える画期的なものだ。
このセンサーは、アルゴン18のバイクに内蔵されるわけではなく、単体として、昨今のパワーメーターのように使用されるものだ。もちろん、アルゴン18のアドバンテージとして、インテグレーテッドされる可能性はあるだろう。http://notiokonect.com
このアルゴン18に組込まれたものは、3Dプリンター造られたプロトタイプで、2016年のアイアンマンで無造作に展示されていたものだ。アルゴン18の開発力にも大いに期待がかかる。2019年でトライアスロンバイクの新型情報はないが、昨年は一気にシェアを伸ばして来ているため、今年のコナも注目ブランドとなる。アルゴン18は、ロード、トラック、そして、トライアスロンの頂点を極めるために造られているバイクだけにその注力は本物と言えるだろう。
今後、発売は遠くはないと思われ、価格もリーズナブルな設定になるようだ。引き続き情報が入ればお知らせしたい。
「電脳化するバイクに注目!」