⑮ 2時間に耐える

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本日も「LUMINA PRODUCE ジェロニモ大塚の2時間インドアトレーニング」を開催しました。
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この2時間スピニングは長くも感じ、短くも感じるだろう。元々は30分から60分程度でやっていたトレーニングだ。そのスピニングは3時間という長さで始めたのは99年だった。始めた当初は長く感じていたが、慣れるとその長さが「苦」にはならなくなったのだ。そして、この2時間は、時間的には、1時間短いため、「楽」と思いがちだが、そうではなかった。時間が短くなった分だけ、レベル、ペースも上がり、そのハードさは増えた。そんな2時間に耐え、そして、楽しむためには気持ちの切り替えがポイントとなるだろう。
★第1ラウンド(0:00~0:30)コースはフラットからアップヒルで、マシンへの順応と心肺、筋肉へのウォームアップを目的としている。フラット6曲とアップヒル3曲となる。
★第2ラウンド(0:30~1:00)コースはフラットからアップヒルだが、向かい風が吹き、区間(一曲)が長く、集中力(=シチュエーション、ロケーションをイメージする力)を養うことを目的としている。フラット4曲とアップヒル3曲となる。
★第3ラウンド(1:00~1:30)ショートインターバルで、回転力養成とぺダリングそのものと高回転ぺダリングから来るフォーム全体の「悪さ」を絞り出すことを目的としている。20秒から75秒の高回転ぺダリングでスピニングの「目玉」トレーニングとなる。慣れれば女性でも150回転以上となり、回転力が身に付く。全7曲に耐える。
★最終ラウンド(1:30~2:00)第3ラウンドの疲れを残しながらも集中しなければいけないラウンドとなる。第3よりもHRが上がる中、「集中力」を高め、維持することを目的としている。フラットコースは強風となる中、「耐える」走りをする。そして、ラスト5曲では、2~2分30秒間を30秒毎にペースアップで完全燃焼を目指す。全8曲を「気力」で走りきる。
2時間のレースであり、2時間1本勝負には変わりないが、その2時間を4分割して、気持ちの切り替えとモチベーションキープを狙っている。途中で「ダレて」しまうことは良くあること。「次」の30分は頑張ろうと、気持ちを切り替える。トレーニングには様々な手法が用いられる。「ゲーム性」も必要となるだろう。
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96年スピニングインストラクターの資格を取得し、様々なスピニングレッスンを開催してきました。97年には、アイアンマンジャパン(琵琶湖)対策6時間スピニング、その後宮古島対策5時間スピニングなど、「必然性」のあるスピニングにこだわり開催して来ました。99年には、「決定版」となった3時間スピニング+ランを開催、1~3月は「冬季限定集中スピニング」として、毎週3時間スピニング+ランを開催、宮古島やシーズンインに向けた、3ヶ月が「大塚スピニング」の真骨頂だったかもしれません。また、赤坂スタジオで開催しているころは、平日の夜、1時間スピニングを開催していましたが、平日の夜、追い込めるバイクトレーニングとして、お集まり頂いていました。そんな「スピニング命」でやってきた大塚のレッスンです。
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「大塚スピニング」は、目的ではなく、手段です。あくまでもトレーニングの一環として、各自の目標達成のお手伝いができれば幸いです。したがって、どなたでもご参加頂け、レベルもこれから始めるビギナーから、ハワイアイアンマン経験者まで、幅広くご参加頂いています。ビギナーはベテランの背中を見ています。でもそれだけではありません。ベテランもビギナーを見ています。その新鮮な「やる気」にパワーが増幅するのです。会話ではなく、自身の「走り」が最大のコミニュケーションだと思います。そんな相互に刺激し合えるトレーニング環境がこの「スピニング」なのです。そして、練習会ではなく、レッスン。「観る側」と「観られる側」であることが重要なのです。
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みなさま、お疲れさまでした!
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次回は、8/27(土)です。またのご参加お待ちしております。エントリーは、下記ページにて受付中です。
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そして、「代々木公園 RUN」も開催しました。予想通り、暑かったのですが、コースの大半が木々で覆われ、直射を受けない環境はベターですね。
内容は、一周、1.17kmの周回コースをマイペースで2時間走をします。
次回8/27日も開催予定です。こちらもご参加お待ちしております。
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【Bike School バックナンバー】

「 みんなで耐える!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 DEROSA 2017 PRIVATE SHOW

本日は、デローザの新製品発表会が開催された。

デローザは、1953年創業の老舗でイタリアンを代表するロードブランドだ。老舗中の老舗と言っても過言ではない。60年以上の歴史は、重みを感じさせるイタリアンロードで、現在はプロチームのサポートなども活動的に行っている。ロードでは、メジャーだが、アイアンマンなどトライアスロンではほとんど使用されていない。ただ、国内のトライアスロンでは、そのイメージ以上に使用され、6月のアイアンマン70.3セントレアでは、全88ブランド中の17位だった。

デローザのラインナップの特徴は、カーボンフレームをメインとしながらも、伝統的なクロモリフレーム、金属系最高峰のチタンフレーム、そして、恐らくデローザのみとなったスカンジウムのアルミフレームなど、イタリアンの老舗ブランドとして、すべてのマテリアルで、こだわりのラインナップとなっているのだ。

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そして、2017年デローザは、モールドの変更はなく、カラーチェンジのみとなる。SKピニンファリーナの特別仕様車やアイドルの完成車などが話題となる。また、デローザらしい各モデルのグラフィックが目を引いた。そして、11月に新型モデルが追加予定となっているようだ。Cristiano DeRosa氏によるプレゼンテーションもその魅力をあらためて感じることができた。

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SK Pininfarina – H2speed

昨年リリースのSKピニンファニーナの特別仕様の完成車が発表となった。

3モデルの特別仕様車の中で、一際目立っていたのが、この「H2 spped」というバージョンとなる。ピニンファリーナ社のH2スピードという水素自動車とコラボレーションして造ったモデルだ。白をベースに蛍光イエローと蛍光オレンジをさし色にしている。今年のジロデイタリアでクネゴに提供し注目を集めていたモデルだ。この完成車もカンパニョーロスーパーレコードEPSV3。そして、ホイールはボーラとなる。

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                                                                                                                 ※ Photo by De Rosa

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SK Pininfarina – Luxary (caviale)

このスペシャルモデルの特徴は、こだわりの三層構造の塗装にある。ベースになるスペシャルブラックに、さし色は、サテン仕上げのブロンズ色、ロゴはマットカラーで縁取りにミラー仕上げとなっている。コンポはカンパニョーロスーパーレコードEPSV3。そして、カンパニョーロの協力を得た、ボーラのホイールは小さいロゴのみを付けて、反対側にはピニンファリーナの専用デーカルを貼られている。そして、この特別使用車はこの専用バイクケースで納品される。また、カステリ社製のワンピースのボディスーツがSKピニンファリーナデザインで付属する。

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もう一つの特徴として、ハンドルバーとサドルのカバーだ。黒のメッシュの中からブロンズのカラーが覗いている。これはピニンファリーナ社がフェラーリなどのスポーツカーのシートや内装に使っているものと同じ素材を使用して造られているのだ。
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SK Pininfarina – Luxary (diamond)
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このカラーも三層構造の塗装となっていて、ベースのシルバーがサテン仕上げ、ブルーとロゴが鏡面仕上げになっている。
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SK pininfarina ¥348,000 + tax(フレーム)

昨年スーパーキングの後継モデルとしてリリースされたエアロロードのSKピニンファリーナ。ピニンファリーナ社とのコラボの製品でもありNIPPO-VINI FANTINIでも今期使用されたフレームだ。発砲ウレタンによるインナーモールド製法で、均一な加圧をかけ、本来の設計強度を出している。2017年は、モールド変わらず、継続カラー4カラーと「RedFuocoGlossy」と「BlackTerraMatt」の2カラーが追加された。そして、先述の通り、特別な完成車としてが発表となった。

SKピニンファリーナホイール ¥498,000 + tax

ベースはカンパニョーロのBORA ULTRA80チューブラーとなる。

これはカンパニョーロ社に特別発注をして小さなロゴだけ残し、ピニンファリーナ専用デカールを貼っている。このロゴカラーは各フレームカラーに合わせて造られている。国内30セット限定。

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SKピニンファリーナハンドル ¥101,000 + tax

ベースとなるのは、FSAのプラズマとなる。

これをSKピニンファリーナに合わせたカラーにしている。ハンドル幅、ステム長はプラズマの仕様と同様となる。

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KING XS ¥410,000 + tax(フレーム)

KING XS Special Model ¥620,000 + tax

歴代のキングの後継で、極めて総合力の高いモデルだ。2015~17継続モデルでモールドに変更はない。UCI公認で電動、メカニカル、コンパチのフレーム設計になっている。ただし、カラーは一新、ソリッドカラーにクラシックなパッチのグラフィックデザインに仕上げられている。このカラーは、マットなソリッド部分にパッチカラーの部分だけをグロッシーに、または、その色使いを逆にしたグラフィックデザインとなっている。カーボン素材は、T1000,T800,XN10を採用している。KING XSもスペシャルモデルとしてコストパフォーマンスの高い完成車が設定されている。

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IDOL ¥268,000 + tax(フレーム)

IDOL Special Model ¥420,000 + tax

デローザのフレームの中でも一番人気で、2014にリリースし4年目となる。モールドの変更はなく、カラー変更のみとなっている。2017年度は、カラーを一新して比較的シンプルなデザインになっている。このデザインは、初代アイドルがリリースされた2007年当時のグラフィックを意識したものとのこと。4カラー展開となる。また、スペシャルモデル(写真:上)として、日本限定の完成車展開が決まった。コンポはカンパニョーロのポテンザ。ホイールはシロッコ。カラーは、1カラーのみとなる。

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Nick完成車 ¥329,000 + tax

Nick Special Model ¥230,000 + tax(フレーム)

ニックは2017年継続でカラー含め変更はない。昨年リリースされたモデルで、フルカーボンフレームにコンポは105の完成車モデルだ。DEROSAのホイールデカールは継続で付属する。また、上の写真は「スペシャルモデル」となるニックのイタリアカラーだ。このカラーは、右側のレッドが左側ではグリーンとなり、この3色使いでイタリアをイメージしている。そして、後ろからのぞき込むとBB裏のところで「イタリアンフラッグカラー」となっているのだ。

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AVANT ¥277,000 + tax

アバントは継続2カラーに新色2カラー追加となる。新色は、KING XSのパッチデザインを一番エントリークラスに普及させたモデルだ。デローザのエントリーモデルとして人気モデルで、36.5サイズの設定があるため、小柄な人や女性にも人気となっている。

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Corum 予価¥368,000 + tax(フレーム)

コラムは、ティグ溶接のスチールフレーム。2017年コレクションで重要となる新しいグラフィックが、「REVO」になる。(上の写真)レヴォの他にも「クラシック」というバージョンが2カラー発売される。ホワイトベースにダークブルーのロゴとダークブルーにイエローロゴが入った2カラーとなる。

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「ユーゴデローザは1953年創業以来、鉄はデローザ社にとってとても重要な素材です。上の写真は、コラムレヴォの写真ですが、デローザの工場で撮ったものです。そして、その奥の壁に写っているのが、若かりし頃のウーゴデローザです。スチールフレームの職人がいつもウーゴの目が光っている元で働いている。そんな職場になっているのです。」Cristiano De Rosa氏

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SCANDIUM 予価¥460,000 + tax(フレーム)

スカンジウムは2017年も継続となる。スカンジウムは7000系アルミにレアメタルを1~2%が加えられている。強度は、40~50%増し、10%軽く、振動吸収性も高まる。スカンジウムもカスタムオーダーが可能で、ブラックレーベルの称号が与えられている。

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Age Luster 予価¥432,000 + tax(フレーム)

昨年デビューのアジェラスターはレトロモダンをコンセプトとしている。クラシカルなシルエットに斬新な仕上げが魅力だ。フィレットブレージング加工で、ラグを使用せずローを盛り固めてラグの機能を持たせたスチールモデル。ラグを使わないためロー盛りされた部分の仕上げに手間のかかる逸品だ。ネオプリマートと同じジオメトリーで造られている。

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NEOPRIMATO 予価¥275,000 + tax(フレーム)

ネオプリマートは、2015年に生産中止となったが、昨年から日本向けのみの生産となっている。ネオプリマートは根強い人気がある。30年以上同じ製法で造られ、ハンドメイドで仕上げられたデローザのフラグシップだ。また、63年間スチールフレームを造り続ける真意としては、フレーム製造の基本であり、デローザの集大成であるとのことだ。重量が気になるスチールフレームだが、走り出せばその印象は一変する。ペダリングのパワーロスはなく、コーナーリングの安定性も高い。素材はデダチャイのzerounoを使用している。カラー継続2カラー、追加2カラーとなっている。

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このモデルは、先述のSKピニンファリーナで2017年追加カラーモデルだが、リオディジャネイロオリンピックで加藤友里恵選手が使用するカラーだ。「Red Fuoco Glossy」というカラーネームが付いている。文字通りリオで完全燃焼してほしい。

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今年は、Cristiano De Rosa氏による直接プレゼンを聞くことができた。

イタリアミラノから始まったこだわりとプライドを感じる熱いトークはあらためてデローザの「自転車」だけではないブランドの価値を感じるものだった。特にBLACK LABELについて力説されていた。

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クリスティアーノ・デローザ氏

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あのウーゴデローザの三男でデローザの「第二世代」となる。そして、現在、第三世代が活躍しているとのこと。

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ブラックレーベルとは、デローザ社本社で造られるフレームに与えられる称号で、全ての素材でオーダーが可能です。もちろん、単に色が違うということではありません。各ユーザーさんに合わせたジオメトリーで造られるものです。

自転車のサイズは、S,M,L,XLと言ったサイジングで販売されていますが、ジャージを作っているわけではありません。1953年の創業以来、カスタムでも自転車を造るという伝統を守って来ました。これはイタリアの伝統であり、誇りであり、そして、イタリアの文化であるということなのです。

 

デローザのブラックレーベルは、自転車という製品をご購入して頂くというだけでなく、デローザの哲学をご購入して頂くということでもあるのです。

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「ロードと言えば、イタリアン。イタリアンと言えば、デローザ。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GIRO】 SYNTHE MIPS

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■GIRO SYNTHE MIPS

ジロは、ヘルメットの老舗トップブランドだ。1985年創業のアメリカブランドで、数々のトップ選手が愛用してきたヘルメットだ。ハワイ6勝のレジェンド、MarkAllenも初代エアアタックを使用していた。昨年のアイアンマン世界選手権では、第2位の使用率となっている。エアロヘルメットのエアアタックシールド、TTヘルメットのセレクターなど、トライアスロンシーンにおいて常にリードしているのがジロだ。昨今、「丸っこい」ヘルメットに注目が集まる中、エアアタックシールドは、その代表格とも言えるモデルなのだ。

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このシンセは、エアロヘルメットではなく、ロードヘルメットのトップグレードにラインナップされているモデルだが、そのシンプル化されたデザインはエアロダイナミクスも併せ持つマルチヘルメットだ。フィット性、通気性が高い上で軽量性も高めることに成功している。また、サングラス収納ポートの設置やポニーテール対応など、プラスαの機能も持っている。

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そして、そのシンセのMIPS搭載モデルがこれだ。ミップスとは、ジロのセーフティテクノロジーで、多方向衝撃保護システムとなる。衝撃を受けた時に発生する「回転エネルギー」を減少させ、多方向にエネルギーを分散させる仕組みとなり、頭部へのダメージを抑えるものだ。この技術は、ストックホルムのスウェーデン王立工科大学とカロリンスカ病院の学者たちにより、19年の歳月を費やし開発された。昨今、エアロダイナミクスや通気性などが話題となる中、今一度、本来の目的である「安全性」を考えさせられた。

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「詳しくは、ルミナNo.58をご覧下さい。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

LUMINA No.59

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ルミナNo.59発売しました。

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今号の特集は、“ Rio2016 TRIATHLON OLYMPIC Preview ” です。

レース展開の予想、選手へのインタビューなど、事前にチェックし、18日(男子)20日(女子)のレースを120%愉しむための特集となっています。

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今月の GERONIMO 大塚 担当分ご紹介します。

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創刊以来連載担当している商品コーナーです。今回は、プーリー、トレーニングデヴァイス、ヘルメットをご紹介しています。

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GIRO  AEROHEAD ULTIMATE MIPS
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「詳しくは、是非ルミナNo.59をご覧下さい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【3T】 REVO TEAM

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■3T REVO TEAM

3Tの創業は、1953年という長い歴史を持つ、イタリアのハンドルブランドだ。プロサイクリングチームもサポートするトップブランドであり、その造りは逸品だ。ハワイアイアンマンでもプロファイルに次ぐシェアを持つブランドとして、トライアスロンでの知名度も高い。サーヴェロの完成車などに使用されていることもその大きな要因だろう。

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このDHバーを3月の台北のサイクルショーで見たが、3Tのブースでは、中央に展示され、注目されていた。この「ブルホーンハンドル部」の形状については、各社の動きが気になるところだ。もちろん、DHバーを握って走行する「DHポジション」をメインとして開発されているのだが、このREVO TEAMは、その点で、一石を投じる製品だろう。トライアスロン、特にロングになれば、「タイムトライアル的ツーリング」と考えると、アップダウンやテクニカルなコースを避けることが出来ない。メインのDHポジションだけではなく、サブのブルホーンポジションも「より良い」状態での走行が望まれる。そんな意味では、3Tならではのクウォリティの中で、「面白い」ハンドルなのだ。

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実際に握ればわかるが、通常のブルホーンのように前に抜けそうになる不安感は全くない。形状によるフィット性は、多少好みは出るかもしれないが、下りや急制動においてその効力を発揮するだろう。過去にもブルホーンが深く曲がり、STIが取付けられるようになっていた製品もあったが、定着はしなかった。「トライアスロンバイク全盛」の中で、これらのパーツ開発は大いに歓迎したい。

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「詳しくは、ルミナNo.58をご覧下さい。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 SPECIALIZED VENGE “ DISC ” ViAS

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昨年リリースのヴェンジヴァイアスがモデルチェンジとなった。

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現在、スペシャライズドは、ディスクブレーキに対し、徹底注力しているメーカーの一つだ。そして、ついにヴェンジヴァイアスもディスクブレーキ仕様となった。実は、ヴァイアスのディスクは昨年から検討されていたようだ。今回ディスク仕様となる、カーボンレイアップは、全て変更し、ディスク専用のフレームとなっている。そして、同時にリムブレーキモデルと同じ重量に収めている。ディスク化によるエアロダイナミクスにおいては、平均して2~4秒程度の遅くなるようだが、大きな問題ではないだろう。その他、今回のモデルチェンジでは、外装に対応していることだ。ハンドルを好みに使用できるよう改良されている。外装の場合は、ハンドルステムの使用は出来ない。

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完成車のeTAPディスクモデルは、スペシャライズドの3ヶ月先行独占供給となっている。また、フレームセットは、ハンドルステム、ブレーキは付属しないため価格が下がっている。

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ヴァイアス専用のDHバーのリリースはすでに発表されているが、展示車には装着され、バランス良くまとまっていた。このDHバーは、ITUレギュレーションに順ずるカタチでショートタイプの「アシストバー」だ。ただ、パッドの面積は大きく出来ていて長時間の使用も可能だろう。ヴァイアスのステムにクランプする仕様となっているが、そのステム長により、その範囲で前後の可動が可能となる。

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やはり、ディスクブレーキ仕様となり、トータルデザインは群を抜いている。「VENGE ViAS」が完成した。

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【メーカー情報】

昨年発表された Venge ViASは、世界最速のバイクを作るという目標を掲げて開発されました。このバイクの設計作業は、まず自社内に風洞実験施設Win Tunnelを造るところから始まり、1000時間以上のテスト、プロトタイプ作り、改良が重ねられました。 
そして、目標を達成できたと自信を持って言うことができます。卓越した性能の一番手は、段違いの空力学特性を持つRider-First Engineered™フレームとフォークです。さらに、ViAS Aeroflyコックピットを装備したこのS-Works Venge ViASは、文句なしに世界最速のバイクモジュールです。 
その最強のバイクに悪天候でも変わらぬパフォーマンスを発揮できる信頼性の高いディスクブレーキ仕様車が登場しました。 

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S-WORKS VENGE DISC ViAS RED eTAP 
サイズ:49,52,54,56 
カラー:GLOSS METARLLIC WHITE/SATIN CARBON/BLACK 
価格:¥1,100,000 + tax 

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S-WORKS VENGE DISC ViAS FRAMESET 
サイズ:46,49,52,54,56,58 
カラー:GLOSS METARLLIC WHITE/SATIN CARBON/BLACK 
GLOSS MONSTER GREEN/TEAM YELLOW/SATIN BLACK 
価格:¥480,000 +tax

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VENGE EXPERT DISC ViAS 
サイズ:49,52,54,56,58 
カラー:GLOSS ROCKET RED/TARMAC BLACK/CARBON 
価格:¥500,000 +tax

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「スペシャライズド=ディスクブレーキとなるのか。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 PINARELLO DOGMAF8 X-LIGHT

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新型フレームとして、正式発表となった「ドグマF8 X-LIGHT」だ

ドグマが6モデルとなり、充実のラインナップとなった。また、ドグマF8 X-LIGHTは、「山岳TT」を想定しているモデルとしても期待が高まっている。そして、生産には時間がかかるスペシャルモデルとして、200台の世界限定生産のバイクとなっているのだ。

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実は、このバイクは、クリテリウム・ドゥーフィネで、すでにチームSKYのクリス・フルームが使用し、連覇となり、話題となっていたモデルだ。今年のツール・ド・フランスで本格投入され、クリス・フルームの三連覇となっている。カーボンのレイアップを見直すことでよりF8よりも更に軽量化に成功している。

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ピナレロ本社セールスマネージャー

ルチアーノ氏

「このフレームの特徴は、文字通り軽量化が出来たということです。ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ともに山岳TTのステージが設定されていますが、特にそのようなレースに性能を発揮するでしょう。UCIルールがあるため、軽量化も限界はありますが、TT仕様で、DHバーやディープリムホイール装着などで重量増となる分をフレームの軽量化でルールをギリギリクリアするようにバランスを取っています。また、生産に時間がかかるため、限定とはしていますが、プロ選手だけでなく、一般選手にも使ってもらえるバイクでもあります。」

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【メーカー情報】
DOGMA F8 Xlightは、現行のDOGMA F8のエボリューションモデルです。DOGMA F8が持つフレーム剛性とエアロダイナミクスはそのままに軽量化を達成しています。
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新しいTORAYCA® T1100G UDカーボンを、樹脂の使用量を減らす事が出来るプリプレグ(カーボンシート)で使用し、専用の成形金型と今までよりさらに工程数が増えた複雑な積層作業で構造を最適化することにより、フレームで約80g軽量化されています。
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DOGMA F8 Xlightはフレーム780g、フロントフォークが340gと軽量に仕上がっています。※フレームサイズ530mm/未塗装

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クリテリウム・ドゥ・ドーフィネではクリス・フルームがテストを兼ねて実際に使用し、見事総合優勝に輝きました。

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現行のDOGMA F8が持つ仕様的な特徴は変更ありません。
 ・アシンメトリックフレーム
 ・イタリアンBB
 ・Think2テクノロジー
 ・ドロップインヘッドベアリングシステム
 ・FlatBackエアロチューブ
 ・UCI認証済  等

フレームサイズは下記の12サイズが用意されます。
 42 , 44 , 46.5 , 47 , 50 , 51.5 , 53 , 54 , 55 , 56 , 57.5 , 59.5

※F8 Xlightは安全性確保の為に体重制限を設けており、ライダーの重量は装備込みで最大75kgです。

レギュラーカラー
 ・898 チームスカイ2016
 ・970 カーボンレッド

スペシャルエディション
・109 カーボンイエロー(PARISバージョン)
・110 カーボンイエロー/ライノ(PARIS/RHINOバージョン)
・114 カーボンレッド/ライノ
・117 チームスカイ2016/ライノ
・118 BOB/チームスカイ2016
・119 BOB/チームスカイ2016/ライノ

価格
 フレームセット ¥850,000 + tax

入荷時期
 11~12月頃から順次

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【ご注意】DOGMA F8 X-Liteのフレームは製作に膨大な手間と時間が掛かるため、今回受注可能な数量は世界で200台と限定されています。次回生産についてはまだ予定されていません。受注締め切り日は設定されていませんが、今回生産分の数量に達した場合受注は締め切られます。

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「更に軽くなった、最高峰ロード!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

一体感

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本日(7/23)も「LUMINA PRODUCE ジェロニモ大塚の2時間インドアトレーニング」を開催しました。
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「スピニングの「手法」をいくつか紹介して来たが、その一つに「グループ練習」であることが挙げられるだろう。通常20~30人で行っている、この人数の意味は何だろうか。
そもそも「個人練習」と「グループ練習」の違いは何だろうか。ゴール(=目標レースの設定)に向け、スイム、バイク、ランの練習をスケジューリングする。個人練習では、設定した強度、時間、距離、頻度などをマイペースで行うことができる。グループ練習では、個人練習の内容に加え、自身の身体能力的ポジションの確認、そして、相互に「刺激」し、良い影響を与え合う「場」となることだ。
バイクの練習は、パワー、スピード、スタミナ、スキルを向上させなければいけない。このスピニングは、全ての要素を含んでいる。ただ、スキルについては、「実走」にしかできないことも当然あるだろう。スイムであれば、プールとオーシャンスイム、そして、バイクであれば、インドアと実走。実走では、10名以上のグループ練習は物理的にも安全面においても簡単ではない。周回コースをレベル分けするなどの方法になるだろう。同じ種目の練習でもやり方と狙うポイントが違ってくのだ。
このスピニングなど、インドアであれば大人数が可能となり、グループ練習が出来る。個人練習で、果たして一人でどこまで追い込めるのだろうか。もちろん追い込む選手もいる。出来る、出来ないではない。グループ練習は、追い込み「し易い」のだ。集団だからこそ出来ることがある。前で、横で、後で、頑張っている選手がいる。見ているわけではない。その「気迫」を感じているのだ。回転数、高負荷のかかったフォーム、息づかい、そして汗。無意識のうちに、与え、与えられている。そんな関係が生み出すものがある。
選手側からも掛け声がかかる。声も大きくなる。一人また一人増える。意識はしていない。ただ、明らかに追い込まれた状態の中で、共通の「敵」と戦うために生まれている。「一体感」とはそんな結果の証しなのかもしれない。
最後に。20人集まった時と30人集まった時では何が違うのだろうか。30人集まれば、イントラは、1対30人となり、選手からは、1/30の状態となるのだろうか。20人であれば1/20であり、イントラが見ている時間が長くなり、緊張感があるのかもしれない。ただ、イントラは、「見て、観て、看て、診て、ミル!」そんなトレーニングの時間のために人数は関係なく、全身全霊で臨んでいる。」
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96年スピニングインストラクターの資格を取得し、様々なスピニングレッスンを開催してきました。97年には、アイアンマンジャパン(琵琶湖)対策6時間スピニング、その後宮古島対策5時間スピニングなど、「必然性」のあるスピニングにこだわり開催して来ました。99年には、「決定版」となった3時間スピニング+ランを開催、1~3月は「冬季限定集中スピニング」として、毎週3時間スピニング+ランを開催、宮古島やシーズンインに向けた、3ヶ月が「大塚スピニング」の真骨頂だったかもしれません。また、赤坂スタジオで開催しているころは、平日の夜、1時間スピニングを開催していましたが、平日の夜、追い込めるバイクトレーニングとして、お集まり頂いていました。そんな「スピニング命」でやってきた大塚のレッスンです。
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「大塚スピニング」は、目的ではなく、手段です。あくまでもトレーニングの一環として、各自の目標達成のお手伝いができれば幸いです。したがって、どなたでもご参加頂け、レベルもこれから始めるビギナーから、ハワイアイアンマン経験者まで、幅広くご参加頂いています。ビギナーはベテランの背中を見ています。でもそれだけではありません。ベテランもビギナーを見ています。その新鮮な「やる気」にパワーが増幅するのです。会話ではなく、自身の「走り」が最大のコミニュケーションだと思います。そんな相互に刺激し合えるトレーニング環境がこの「スピニング」なのです。そして、練習会ではなく、レッスン。「観る側」と「観られる側」であることが重要なのです。
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みなさん、お疲れさまでした!
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次回は、8/6(土)です。またのご参加お待ちしております。エントリーは、下記ページにて受付中です。
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そして、「代々木公園 RUN」も開催しました。
公園内を120分マイペース走をします。一周、1.17kmの周回コースをマイペースで時間走をします。
次回8/6日も開催予定です。こちらもご参加お待ちしております。
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【Bike School】

「 みんなで頑張る!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 CANNONDALE JAPAN 2017 LAUNCH

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本日は、キャノンデールの2017年モデルの展示会が開催された。

人気アメリカンブランド、アメリカの代表格、キャノンデール。常に独自技術で話題性の高いキャノンデールはもともとアルミフレームを得意とするメーカーで、その軽量性は群を抜いていた。またMTBではリアサスの量産、片持ちフォークのレフティなど、他のメーカーにはない一歩先を行くブランドとして人気となった。また、カラーリングは特にこだわりがあり、「キャノンデールのカラー」そのものが話題となる。特に難しいとされる「グリーン」を絶妙なデザインとともに人気カラーにするなどオピニオンリーダーでもある。

トライアスロンでのイメージは強く、早くから「トライアスロンの草分けとして存在感をアピールしている。(下記関連記事)

Tri BIKE クロニクル 第1回 http://triathlon-geronimo.com/?p=1449

Tri BIKE クロニクル 最終回 http://triathlon-geronimo.com/?p=7444

また、6月のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンにおいてロードバイクの使用率は、第2位となっているのだ。多くのロードバイクブランドの中から、「トライアスロンで使用するロードバイク」としても人気がある。(ブランド別では4位となる。)http://triathlon-geronimo.com/?cat=37
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さて、モデルイヤー2017は、全体で13車種のニューモデルがリリースされた。特にエントリー層にむけたこだわりのラインナップが充実している。その「こだわり」が面白い。後述の通りだが、そのこだわりには、大いに期待が高まる。また、ディスクブレーキへの注力も徹底している。そのための開発とやはりこだわりが、キャノンデールの真骨頂とも言えるモデルを生み出している。
トライアスロンモデルのスライスは、変更なく、3年目のシーズンを迎える。
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【バイクに求める性能とは】
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~ A whole NEW BALANCE OF POWER ~
 

「軽量性やエアロダイナミクスは、現状の重量差による抵抗、人が乗った状態での空気抵抗を見ると大きな差は出ないのです。もちろん、それぞれ良いに越したことはありません。大事なことは「剛性」だと考えています。剛性とは、力に対する寸法変化のしずらさですが、様々な方向からかかる負荷に対し、カーボンの積層や繊維のグレードを使い分けて、剛性の方向と強さを設計します。また、ダンシング時のねじれに対し、最適なタイミングで戻すことができるフレームが必要です。キャノンデールのバイクは、この剛性をコントロールしてカーボンバイクを製作しているのです。スーパーシックスエボは、このように走りを優先に考えたバイク造りになっています。だから開発のテーマは「Balance of Power」なのです。」

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【ディスクブレーキについて】
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ディスクブレーキのメリットは何と言っても、「コントロール」です。ブレーキが良く利くと言われますが、実は、ブレーキのストッピングパワーは大きくは変わりません。ブレーキレバー引いた量、離す量、その分だけ利いてくれるフィーリングがとても良いのです。また、油圧式なので、レバーの引きがとても軽く、握力の少ない女性には、特にオススメします。そして、カーボンリムでの雨天走行においても安定して使用することができます。本当に意のままにコントロールできるディスクブレーキは下りが楽しくなります。」
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【エントリーバイクに求める性能】

「エントリーバイクというのは、軽い材料や特別な製法が使えないため硬い乗り心地になるのです。低価格帯から始める初心者は、余計にバイクが硬いのですぐ疲れてしまうということになります。また、ジオメトリーは、キャスター角の寝た、ハンドル位置の高い、安定性重視のため、下りのコーナーで膨らんでしまうことがあります。分かったことは、初心者向けバイクは曲がらないということでした。そして、この2点が問題と考え、今回のエントリーバイクの設計は、今までのCAAD8に比べて、乗り心地とハンドリングを良くすることをコンセプトにバイクを設計しています。」
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■キャノンデール・ジャパン テクニカル サービス マネージャー 秋吉氏

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NEW ! SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC ULTEGRA ¥490,000 + tax

スーパーシックスエボハイモッドのディスクブレーキモデルとなる。今回のディスクモデルは、リムブレーキモデルと同様の剛性やハンドリング出すことに成功している。全てのカーボンレイアップを造り変え、左右非対称のブレーキパワーに対応している。
まず、しなやかなセーブステーとディスクブレーキを両立させるため、キャリパーマウント部をアルミの鍛造のワンピースで成型し、ローターのキャリパーの位置関係を維持している。QR仕様となっているのは、プロチームからのフィードバックだ。取付規格は、シマノのダイレクトマウント、フロントは、アダプターを使ってフォークにマウントされている。フォークのエンド構造は、ホイールの交換が極めて簡単に着脱出来るようになっている。次に、チェーンステー長にもこだわりがある。本来ならば、シマノ推奨地の415mmとするところなのだが、リムブレーキモデルと同じ405mmにして、下りでのハンドリングの切れ味を良くしている。そして、ヘッドチューブとBBの剛性がリムブレーキモデルと全く同じという結果が出た。その検査は、ドイツのゼドラーラボ社に依頼している。スーパーシックスエボの性能はそのままに829g(560mm)で最軽量ディスクブレーキフレームとなったのだ。
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今年のスーパーシックスエボシリーズの最大の特長は、すべてほぼ同等の剛性であり、同じ走りをすることが出来るということなのだ。
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大きなリアバックは、重量化となるが、しなやかな走りを生んでくれる。ブリッジは、横方向のねじれ剛性を確保するために残してある。

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ツール・ド・フランス直前まで用意されていたディスクブレーキモデルだった。
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NEW ! SUPERSIX EVO CARBON ULTEGRA ¥270,000 + tax

重量は、ハイモッドが777gに対して、スタンダードモッドは980gとなる。(サイズ560mm)これらは、同じバリステックカーボン製法で造られている。硬いカーボンは弱く、強いカーボンはしなるため、バリステックカーボン製法では、最高強度のミドルレンジファイバーと特別なハイインパクトレジンを組合わせたカーボンをベースにしている。スタンダードモッドは、カーボンを多く重ねるので重量差は出るが、剛性は、同じようになるように設計している。
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ちなみに完成車ラインナップは、ハイモッドディスクとスタンダードのみとなり、ハイモッドのリムブレーキ使用はラインナップされていない。ただし、カスタムラボで選択することが可能となっている。
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CAAD12 ¥190,000~260,000 + tax

キャノンデールの究極アルミフレーム「CAAD12」シリーズ。キャノンデールの得意技は、「アルミ」だ。脇役ではない、主役のアルミフレームロードなのだ。6069アルミを駆使して、軽量性と剛性、そして、快適性を実現したフレームは、キャノンデールの全てとも言えるだろう。

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NEW ! CAAD OPTIMO TIAGRA ¥130,000 + tax

オプティモは、CAAD12の下位グレードにあたるエントリーモデルだ。2002年のCAAD7に採用された素材の名前が起源となる。これは、ニューヨークに本社のあるアルミの大手メーカー、アルコア社と提携して共同開発した特別なアルミがオプティモだった。

ジオメトリーはエボとほぼ同じになっている。低価格帯のバイクは、ヘッドチューブが長かったり、キャスター角が寝ているケースが多いが、切れ味の良いロードバイクそのままのジオメトリーにしているのだ。

フレームは、この価格帯でテーパーヘッドチューブの採用となっている。オプティモは、厚めの材料を使っているため、硬くなるバイクの乗り味に対し、ステーのテクノロジーで対応し、乗り心地を柔らかくしている。そして、メカニカルフォーミングという引き抜き加工でパイプの厚さを変えている。シートチューブもしならせ、縦にしなるシートステーをサポートしている。このシートチューブは下に向かって広がったデザインとなり、ダンシング時には、パワーが横に逃げないような、両方を兼ね備えたデザインになっている。
このようにオプティモでもキャンノデールならではの工夫した製法と技術を使って、ビギナー向けのバイクでもハンドリングの切れ味が良い、乗り心地の良いバイクになっているのだ。そして、今回ジャパンスペックになっている。シマノのブレーキ、チェーン、クランクなど、初心者にこそ扱い易い仕様となっているのだ。
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CAAD12やエボ同様のトラディショナルなホリゾンタルに近いチューブシェイプになっている。そして、440mm、480mmはトップチューブをスローピングさせているので、身体の小さい人でも乗車が可能となっている。

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自転車の構造は、ヘッドチューブの上側ではなく、下側に大きな力が加わる。したがって、下側を大きなベアリングにすることで、剛性を確保し、ヘッド周りの剛性が上がり、車輪が安定する。

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薄く横に扁平したチューブというのは、縦にしなやかに動く。パワーのかかる横からの力には硬くなる。横剛性を上げながら、縦剛性をコントロールしているのだ。それらを過去最高に細く、セーブ自体を細くした。
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NEW ! CAAD OPTIMO DISC TIAGRA ¥140,000 + tax

オプティモ(リムブレーキ)との違いは、フラットマウントのディスクブレーキ仕様であること、フロントには、ラックの台座などがあること。そして、大きな違いは、BB規格が、リムブレーキはJISに対し、ディスクブレーキは、BB30になっている。これは、乗り味に違いが出てくる。キャノンデールでは、同じモデルのBB違いはしばらくぶりとのこと。BBシェルの外形は、BB30の大きな径により、溶接面がしっかり取れるので、そのあたりから踏んだ時に乗り味がかなり変わるようだ。
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SYNAPSE ¥110,000 ~ 630,000 + tax.

ロングライドモデルがこのシナプスだ。直進安定性と快適性を特長としたモデルでアルミからカーボンフレームまでラインナップしている。また、それぞれにディスクブレーキモデルがある。快適性を強調するキャノデールロードバイクの中でも特にその性能を高めたシリーズで幅広い用途に適している。

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SUPER X ¥350,000 + tax

これは、キャノンデールのシクロクロスモデルだ。何と言っても目を引くこのカラーリングこそが「キャノンデールらしさ」でもある。90年代を彷彿させるカラーリングは、キャノンデールだけに許されるカラーリングと言って良いだろう。

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CUSTOM LAB

キャノンデールのカスタムサービスが、「カスタムラボ」だ。カラーリングやコンポーネントを好みに仕上げることができる。カスタムラボの商品は、入荷時に全数梱包を解いて徹底検査、不合格であれば再作業を行っている。2月からサービス開始されているが、追加のサービスが発表となった。(8月開始)

①NEWデザイン (2デザイン追加、計4デザイン)

②NEWフレームカラー (7カラー追加、計20カラー)

③NEWデカールカラー (6カラー追加、計9カラー)

④NEWフレームサイズ (2サイズ追加、計7サイズ)

⑤フレームセット販売 (ショップ組替専用)

⑥ホイール (マビックプロカーボン追加、ホローグラム3追加※デカール10カラー選択可)

⑦ハンドルバー (エスケープハンガー追加)

今回の追加で、3627通りの組合せが可能となった。(一部組合せ不可あり。)また、新型デュラエース(R9100系)も選択可で、タイミング良ければ一般市場より早い9月初旬からデリバリーが可能となる。

※詳しくは、キャノンデール・ジャパンWEBにて http://cannondalecustomlab.com/

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ちなみに、人気のカラーTOP5は。

1位 Acid Orange 16%

2位 Gloss Green 14%

3位 Gloss White 11%

3位 Matte Black 11%

5位 Gloss Blue 9%

となっている。

コンポーネントは、アルテグラがダントツで63%だ。

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HELMET & ACCESSORIES

キャノンデールのアクセサリーは、必要なアイテムにこだわっていることだろう。例えば、ヘルメットは、必携だがバイクとのコーディネートも気になるアイテムだ。カラーリングも含めたビジュアル性も提案となる。その他、カギ、ライト、ケージ、ツール、ポンプなど全て必要なものとなる。

サイファーエアロ http://triathlon-geronimo.com/?p=10949

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SUGOI

スゴイは1987年創業のカナダブランドだ。現在、スゴイの中にキャンノデールラインがあり、ジャージ、パンツ、グローブ、ソックス、パンツなど各種アイテムがラインナップされている。そして、スゴイのこだわりはサイクリングウエアの「命」でもあるパンツのシャモアに集約されている。

他社との違いは下記の通り。

①ポロンフォームの使用

②呼吸するようなディンプルフォーム

③クレードルの設置

ポロンフォームを使ったフォーミュラFXのシャモアとグローブが一番のトピックスとなる。ポロンフォームとは、所謂発砲フォームで、野球のプロテクターやタブレットのカバー、ヨガマットなどに使用されているものだ。低反発で形状記憶できるようなフォームを使用している。それをシャモアに採用しているのが、フォーミュラFXだ。三層の積層になっているが、真中の層にポロンフォームが入っている。今までのシャモアと違う点は、中央部が肉抜きされていて、通気性が向上している。「呼吸するシャモア」ということなのだ。そして、クレードルポケットが設けられ、より立体的になった。また、溝も肌触りの良い滑らかなフォームを使いより履き心地の良いシャモアが出来た。厚みは12mmとなり、ロングライドには最適となるだろう。

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fabric
1、革新的なデザイン
2、独創的なテクノロジー
3、斬新なアイデア
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上記をスローガンとして開発している。アイテムとしては、サドル、ライト、ツール、インフレーション、ボトル、バーテープと、大きく6アイテムを製作し、特にサドルへの注力が伺われる。ファブリックは、厳しい社内基準があり、それに到達しなければ、商品化はしないとのこと。UKに本社を置くブランドだ。
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サドルの旗艦モデルとなる「スクープ」は、3つプロファイルから選択できる。ライダーの好みにより、「フラット、シャロー、ラディアス」から選ぶのだ。まず、サドルの特徴は、フォーム、ベース、レールから構成されているが、通常のサドルは、ベースをしっかり包み込むようにして、フォームをグルー接着、ホチキス止めなどをしているため、特に際が硬くなる傾向があり、そのまま座面が硬くなっていることが多い。ファブリックは、フォームとベースを真空圧着しているため、際を張り出す必要がなくすことで、グルーやホチキスなどを使わなくて済むため、しっかりと弾力性のあるソフトなフォームが出来上がる。そして、レールが撓むため、総合的に快適性を出すことができる。また、多くのアワードを受賞しているモデルでもある。

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IMPRESSION

話題となるモデルを試乗してみた。
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①SUPERSIX EVO Hi-MOD DISC
まず、そもそもの剛性感から来る走行フィーリングの「軽さ」が快適だった。その剛性感は、リムブレーキ仕様との差を感じさせない同じフィーリングに仕上がっていた。その上で最強となるディスクブレーキのコントロール性は、絶妙なフィーリングと言える。また、405mmのチェーンステーの変速も全く問題く、データ通り、剛性感と良いハンドリング、そして、総合的に高次元な乗り味の良さを実感することができた。
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②SUPERSIX EVO
必然的に重量差はあるものの、ハイモッドと同じフィーリングが確認できた。ディスク仕様の後に乗ったため、ブレーキフィーリングの差は出るが、狙った「剛性」はしっかりと出ている。
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③CAAD OPTIMO
まず、第一印象として、ポジションに違和感を感じないのだ。これは、エボとほぼ同等になっているジオメトリーから来る安定したフィーリングなのだろう。一般のエントリーロードとは明らかに違う走行感が得られた。乗り味は、アルミフレームの域ではあるが、硬さを意識させないフィーリングがあった。外観上の高級感も相まって、エントリーモデルに乗っているということを忘れてしまう。
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④CAAD OPTIMO DISC
そのリムブレーキのオプティモとオプティモディスクの違いは、もちろんディスクブレーキ、そして、BBの仕様にある。ディスクモデルは、BB30となっているため、プラスαの剛性感が、推進力を増した感じで、快適な走行フィーリングが楽しめた。

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SLICE 105 ¥300,000 + tax

2008年リリースのカーボントライアスロン、スライスもロングセラーの人気バイクだった。2011年にはHI-MODバージョンも追加、アイアンマンでもクリシーやミリンダによってウィナーズバイクともなった名車。そして、2014年でフルモデルチェンジとなった。現在の「競技志向の高過ぎる」トライアスロンバイクに一石を投じるかのような、新しいコンセプトで登場したのが、この現行スライス。「軽量性と快適性」を重視したコンセプトで、「初めてのロング」に適したバイクと言えるだろう。

スライスは、昨年のアイアンマン世界選手権では、女子4位、5位に入賞している。

2015年アイアンマン世界選手権 http://triathlon-geronimo.com/?cat=25 

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「さて、今年のハワイではどうなる?」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 SPECIALIZED ModelYear 2017

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本日は、スペシャライズドの2017年モデルの展示会が開催された。

スペシャライズドは、アメリカの代表格ブランドだ。1974年に設立し、1981年にMTBを量産するメーカーとして、世界のトップブランドとなった。90年代に入りロードにも注力をはじめ、クウォリティの高いアルミロードをリリースした。2000年にはツールドフランス参戦が始まった。2010年にはエアロロードの代表格VENGEを発表、実戦で結果を残した。また、トライアスロンにおいては、2010年の先代SHIV、2011年コナで世界同時発表となったトライアスロンに特化した現行SHIVをリリース、現在、使用率第3位となっている。(現行トライアスロンモデル別では第2位)

国内のトライアスロンシーンにおいても人気ブランドとなっている。

①2017全日本トライアスロン宮古島大会 現行型トライアスロンモデル使用率第1位 http://triathlon-geronimo.com/?p=11125

②2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会 プロ選手使用率第1位 http://triathlon-geronimo.com/?p=11586

③2017アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン ブランド別使用率第1位 http://triathlon-geronimo.com/?p=11963

今回の発表では、SHIVのモデルチェンジはなく、来年以降になりそうだ。2012年モデルとしてリリースされた現行SHIVの完成度は高く、6年目のセールスとなる。3年でモデルチェンジは早い。完成度が疑われる。逆に10年は長い。それまでのテクノロジーの進化はないのか、ということになる。5年程度でモデルチェンジとなることが、「理想」ではないだろうか。そんなロングセラーとなっているSHIVが「次」を発表することは簡単ではないだろう。「フューエル&ストレージ」を革新的なモデルとして発表した2011年のハワイでの衝撃は大きかった。それだけに、スペシャライズドらしい開発とその「期待」に応える必要があるのだ。

2011年KONA http://triathlon-geronimo.com/?p=1840

全般的には、「新型」はこの時点で発表されていない。もちろんカラーや細部の変更はあるため、「2017モデル」である。一番のトピックスは、「ディスクブレーキ」への注力だろう。来シーズンに向け、各社ディスクモデルを様々なカタチでリリースしている。来年SHIVがモデルチェンジされた時にも「SHIV DISC」となるのだろう。その他、VENGE ELITE、ALLEZ DSW SL SPRINTなどの価格設定が下がった。VENGE、TARMAC、ALLEZの3モデルに「SAGANレプリカ」を設定している。また、「トライアスロン」のイメージが定着したAMIRAもカラフルにラインナップ。下位モデルは20万を切っている。そして、ALLEZも10万を切るなど「エントリー」への注力も伺える。

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■スペシャライズド・ジャパン 代表 望月氏 

「スペシャライズドは、革新的なプロダクトによる差別化を徹底したい。そのための多大な開発投資をしている。3~5年の中期的に見た時に三つの大きな流れがあるだろう。」

①電動のテクノロジーの進化(MTB系)

②ディスクブレーキのテクノロジーの進化(ロード系)

③フィッティングとテクノロジーとライダーの融合

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■スペシャライズド プロダクトマーケティング Nate Riffle氏 

「ロードの未来、スペシャライズドの未来はディスクブレーキにかかっている。徹底したディスクブレーキの開発を続けている。そして、ディスクブレーキ化おいてフレーム剛性の向上、しなやかさの向上を提供できるようになった。ほんのわずかな重量増で実現させている。」

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S-WORKS TARMAC DISC RED eTAP ¥950,000 + tax

スペシャライズドの看板ロードモデル。そのTARMACのディスクにeTAPの完成車だ。ディスクは昨年のリリースだが、eTAPモデルとなり、現時点では、スペシャライズドだけの「先行」アッセンブルモデルとなる。

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S-WORKS TARMAC JAPAN EDITION ¥450,000 + tax(フレーム)

ペイントの美しい限定モデルだ。ダウンチューブの「TARMAC」の文字が浮き出たこだわりの仕上がりとなっている。

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S-WORKS TARMAC ¥420,000 + tax(フレーム)

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S-WORKS TARMAC Dura-Ace ¥830,000 + tax

新型デュラエースの完成車だ。フルアッセンブルされたモデルで、注目の一台となっていた。

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S-WORKS VENGE ViAS MODULE ¥545,000 + tax

昨年、話題のリリースとなったViASは今年も継続となる。エアロロードの代表格となるだろう。そして、専用のDHバーが登場した。ステムに固定する方法を取っている。形状は、UCI規定に基づき、ショートタイプのアシストバーとなる。

昨年のVENGE ViASレポート http://triathlon-geronimo.com/?p=2744 

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VENGE ELITE ¥275,000 + tax

サガンレプリカがリーズナブルな設定になっている。好みも分れるカラーだが、人気となるだろう。ダウンチューブのペイントは、「SPECIALIZED」の文字の中に「SPECIALIZED」の文字が描かれている再現レベルだ。

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ALLEZ DSW SL SPRINT COMP ¥150,000 + tax

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S-WORKS AMIRA SL4 RED eTAP ¥900,000 + tax

オリンピックディスタンスのジョーゲンセンが使用しているバイクとして女子選手に人気がある。TARMAC同様、そのeTAPモデルとなっている。

今年もWTC横浜大会でウィナーズバイクとなっている。http://triathlon-geronimo.com/?p=11153

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S-WORKS AMIRA SL4 ¥420,000 + tax(フレーム)

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AMIRA SL4 EXPERT ULTDi2 ¥450,000 + tax

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AMIRA SL4 COMP ¥300,000 + tax

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AMIRA SL4 ¥175,000 + tax

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AMIRA SL4 SPORT ¥200,000 + tax

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DOLCE SPORT ¥100,000 + tax

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WHEEL

ホイールにもこだわっているスペシャライズド。昨年のVENGE ViASは、このホイールから始まったという。トータル設計でベストパフォーマンスを狙うコンセプトだ。自社風洞実験施設「WIN TUNNEL」で絶えず、ベストを追求している。

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PAPIDE CLX 32

従来型のCLX40よりも8秒速く走れ、ヨー角によっては、CLX60よりも速くなっている。垂直のコンプライアンスが良いので快適性にも優れている。内幅21mmのワイドリムを採用している。クラス最軽量の1340g(ペア)、12mmのスルーアクスルが標準仕様となる。(DISC)

DISC F ¥115,000 +tax / R ¥160,000 + tax

Clinture F ¥105,000 +tax / R ¥150,000 + tax

TUBULAR F ¥100,000 +tax / R ¥145,000 + tax

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HANDLE BAR

S-WORKS CARBON AEROFLY +25 ROAD ¥28,000 + tax

昨年リリースされたVENGE ViASのライズハンドルバーの汎用ステム対応モデルがリリースされた。ステムを水平にして、下げるために考案されたハンドルだ。

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S-WORKS CARBON HOVER +15 ¥28,000 + tax

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SADDLE

サドルに関しては長年の実績がある。身体への負担の軽減と快適性を追求したサドル群は、他社ブランドのバイクに使用する選手も少なくない。

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途中からカラーが変わるバーテープが追加となった。

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SHOES

シューズにもエアロダイナミクスを求めるのがスペシャライズド流だ。

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S-WORKS 6 ROAD ¥37,000 + tax

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S-WORKS TRIVENT ROAD ¥35,000 + tax

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HELMET

エアロヘルメットでは人気モデルの一つ。サドル同様に他社ブランドのバイクでも使用している選手を見かける。

S-WORKS EVADE TRI ¥25,000 + tax

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S-WORKS EVADE TEAM ¥24,000 + tax

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GLOVES

サドル同様にスペシャライズドのグローブは歴史がある。

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WOMEN’S

スペシャライズドは、女性モデルに注力する代表的なブランドだ。

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S-WORKS SHIV TT MODULE ¥480,000 + tax(フレーム)

トライアスロンではなく、「タイムトライアル」のSHIV TT。トライアスロンの「定義」はシートアングル、このTTは寝ている。また、フューエル&ストレージはない。ただ、シルエットが魅力的なモデルだ。このデザインでシートアングルの立ったモノがリリースされると良いのだが。

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SHIV EXPERT ¥450,000 + tax

残念ながら2017年でのモデルチェンジはなかった。6年目に入り、レースにおいて最も見かけるトライアスロンバイクの一つとなった。SHIV EXPERTは、上位モデルのS-WORKSと同形状に仕上がり、エアロダイナミクスを誇るモデルだ。今年のS-WORKSは、フレームのみの展開となっている。

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このVENGE ViASのDHバーの写真が撮れず残念だった。

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「この後も動きがありそうだ。随時お届けしたい。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

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