Journal – MONO

25年の歴史となるトライアスロンバイクとともに、パーツやその他の用品も発展して来た。パーツなどはより軽く、美しい仕上がりを見せている。アクセサリーは、より使い易く、徹底的に研究して造られた「技あり」モノが出ている。ウエアやウェットスーツは、素材やカッティングなどに最新のテクノロジーで造られ、デザインも極めて洗練されたクウォリティの高い製品としてリリースされているのだ。トライアスロンはバイクがメインと思われがちだが、実は、周辺用品への開発が極めて熱い。より「快適性と競技性」を求め、各社のバトルが注目となっている。もちろんユーザーとしては、期待の高まるところで楽しみの一言だ。

 

Brand Report

トライアスロンMONO「パーツ、アクセサリー、ウエア編」の情報、解説をお届けします。

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【メーカーNEWS】ライスピュレ 新たに「巨峰味」登場

ライスピュレに巨峰味が追加となった。

今やトライアスリートの定番補給食となったライスピュレ。「お米」をベースに歯応えのある「ゲル状」は消化も良く、腹持ちが良い。ご存知「宮塚英也」が開発の監修を務めているが、選手時代にお米で出来ている「ういろう」を使っていたことから端を発している。天才の感性が生きた本物と言えるだろう。

以下、メーカーNewsとなる。

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《 日本人のエネルギー補給に適したお米の補給食 “ライスピュレ” 》

新たに『 巨峰味 』が登場した パラチノース配合の「食べる」サプリメント

トライアスロンはもちろん、サイクルロードレース、マラソン、トレイルランニングなど あらゆるエンデュランススポーツに役立つ補給食として開発されたライスピュレ。その名の とおり、日本人に馴染みのあるお米をベースに、日本人のエネルギー摂取に適した成分配合 を研究して生まれたサプリメントです。

成分に、ゆっくり消化吸収され血糖値 が上がりにくいパラチノースを加え、ア スリートのエネルギー摂取に適した理想 の補給食を具現化。

今回、新たに『巨峰味』を加 えて全4フレーバーがラインアップ。好 みにあわせて使い分けるなど、バリエー ション豊富な点も特徴といえます。

■このライスピュレの商品開発を監修したのは 元トッププロの宮塚英也。 ロングディスタンスの世界最高峰であるアイア ンマン世界選手権で日本人最高位(9位)を含 む2度のトップ10入りを果たし、宮古島トライ アスロン4勝を挙げるなど、長年にわたりトラ イアスロン界を牽引してきたアスリートです。

彼がレース時の補給食として愛用していたのが 米粉を主成分とした『ういろう』で、そのノウ ハウ&優位性をアスリートのために商品化しよ うという発想から生まれたのがライスピュレな のです。

ライスピュレの公式サイト:https://hidear.net/rice

株式会社ハイディア:https://hidear.net

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】フィジーク ARGO ADAPTIVE 最軽量バージョン

フィジークのARGO ADAPTIVEに最軽量バージョンが追加となった。

話題になって久しいが、フィジークADAPTIVEシリーズは3Dのメッシュ状が話題となったサドルで、その軽量モデルだ。見た目は柔らかそうに見えるが、しっかりとした造りで、部位によりその調整をしている。20年ほど前になるが、完全メッシュで「ハンモック状」のサドルが存在したが、その時は、完全に柔らかいものだった。それとは全く違うものだ。

サドルは、表面のフィット性と全体のしなり、そして、そのバランスが重要な機能となる。ADAPTIVEの表面は、よりフィット性を高める仕様であり、そのフィットで荷重をしっかりと受け止め、レールとのバランスで乗り心地に繋がってくる。その点でも評価の高いサドルだろう。また、表面のグリップ性が高く、極めて高い安定感は大きなメリットとなるが、前後動が著しいトライアスリートは、好みが分かれるかもしれない。

いずれにしてもサドルは「永遠のテーマ」だ。競技性と快適性の相反するポイントをいかに融合させられるのか。個人差もある。自身に合ったサドルを見つけたい。

以下、メーカーNewsとなる。

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ARGO ADAPTIVEに待望の最軽量バージョンが追加

「ARGO 00 ADAPTIVE」をリリース

https://youtube.com/shorts/aYALu80giTs

ARGO GOES 00

Meet the full-carbon comfort of Argo Adaptive 00.

3Dプリンターで作られたサドルパッド「Adaptive(アダプティブ)」は、複数の機能ゾーンが連動して、より良い走りを実現する快適性を備えています。また、ARGOのサドル形状は、ロードからグラベル、トレイルまで幅広く対応することができます。VENT ARGO Adaptive のサポート力とオールラウンドなパフォーマンスは、他の追随を許さないでしょう。

そして、これ以上素晴らしいサドルは考えられないので、ARGO Adaptiveをさらに軽量にする事に挑戦しました。 それが、ARGO Adaptiveファミリー初のフルカーボンモデル、「VENTO ARGO 00 Adaptive 00(ヴェント アルゴ 00 アダプティブ)」です。

待望の最軽量モデルオンロード・オフロードを問わず様々なフィールドに適応し、革新的な3Dプリントパッドによって圧倒的な快適性を提供する「VENTO ARGO ADAPTIVE」に、最上位グレードである「00」が登場しました。サドルベースは超軽量で高剛性のハイモジュールフルカーボン製。ベースと一体化したメビウスタイプカーボンレールを採用し、パワー伝達を最大化するとともに最大限の快適性をもたらします。

ADAPTIVEのシームレスなクッショニングアメリカのスタートアップ企業Carbon, Inc.のDLSテクノロジーによって製造される格子状のエラストマーはサドルに無段階の可変性をもたらし、衝撃吸収性や振動減衰性が非常に優れています。fi’zi:kではプロサイクリストから様々なアマチュアサイクリストの数多くのプレッシャーマッピングデータを9年間収集し、最適なゾーンクッションをDLSテクノロジーで現実の物としました。ADAPTIVEは圧力分布が非常に緩やかで、最も圧力がかかる個所の圧力低下を実現。従来のフォームサドルと比較すると約60%もの圧力低減に成功しました。

 

VENTO ARGO 00 ADAOTIVE (ヴェント アルゴ 00 アダプティブ)

サドル長:265mmサドル幅:140mm、150mmレール:7x9mm カーボン重量:175g(140mm)、186g(150mm)

税込定価:¥66,500-

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】パールイズミ 2023SS 空気抵抗軽減素材を選べるフィット感

パールイズミ2023SSモデルの「スピードジャージ」がリリースされた。

スピードジャージは、空気抵抗軽減素材「スピードセンサー®II」を採用したエアロ系のジャージだ。2020年オリンピックの自転車ナショナルチームに向けて開発された素材で、ロードはもとより、トライアスロンウエアなど、「スピード」が重要となるアイテムに採用されている。

今回は、その同一素材を使用しながら「フィット」を変えているということ。パールイズミにはレースフィットとベーシックフィットの二つの仕様がある。スピードジャージは、デザイン、素材を共通とし、その仕様により、フィット感を選べるようにしている。

そして、このデザインの精悍さと質感の高さは逸品と言える。ベースカラーは、ブラックとホワイト。シンプルなカラーにワンポイントのジオメトリックパターンを非対称に配したり、ネック周りも含め、末端が引き締まるようなデザインとなっている。

パールイズミ2023SS関連:http://triathlon-geronimo.com/?p=41843

スピードセンサー®Ⅱ関連:http://triathlon-geronimo.com/?p=33096

以下、メーカーNewsとなる。

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2023 年春夏新商品 空気抵抗軽減素材を採用したフィット感が選べる 「スピード レース ジャージ」「スピード ベーシック ジャージ」 「スピード プリント ビブ パンツ」発売のご案内

 

株式会社パールイズミは、2023 年春夏商品として「スピード レース ジャージ」「スピード ベーシック ジャージ」「スピー ド プリント ビブ パンツ」をサイクルショップやスポーツ用品店等にて発売いたします。

「スピード レース ジャージ」は空気抵抗軽減素材「スピードセンサー®II」を採用した、細身のレースフィットのジャージ です。シンプルでシャープなデザインで、バックポケットは 5 ポケットで収納する物を用途別に分けられる仕様になっていま す。空気抵抗を軽減し、ハイパフォーマンスを求めるサイクリストに向けた一着です。

「スピード ベーシック ジャージ」は「スピード レース ジャージ」と同じデザインと機能で、バタつきを抑える適度なフィ ット感のベーシックフィットに仕上げたモデルです。高性能でレーシーなデザインのジャージを適度なフィット感で着用したい サイクリストにおすすめです。

「スピード プリント ビブ パンツ」は柔らかなクッション性と優れたフィット感の新型パッド「3D-X」を搭載し、空気抵抗 軽減素材「スピードセンサー®II」を採用した、さらなるハイパフォーマンスを求めるサイクリストに向けたビブパンツです。 「スピード レース ジャージ」や「スピード ベーシック ジャージ」とセットアップでコーディネートできます。

 

■商品概要

  • 【商品名/品番】 スピード レース ジャージ / 325-B
  • 【カラー】5. ブラック 6. ホワイト
  • 【価 格】17,380 円(税込)
  • 【サイズ】S, M, L, XL
  • 【素材】スピードセンサー®II
  • 【商品特徴】
    □ 空気抵抗を軽減する素材「スピードセンサー®II」を適所に配置
    □ 10cmあきファスナー付き5バックポケット

 

  • 【商品名/品番】 スピード ベーシック ジャージ / 625-B
  • 【カラー】5. ブラック 6. ホワイト
  • 【価 格】17,380 円(税込)
  • 【サイズ】S, M, L, XL
  • 【素材】スピードセンサー®II
  • 【商品特徴】
    □ 空気抵抗を軽減する素材「スピードセンサー®II」を適所に配置
    □ 10cmあきファスナー付き5バックポケット

    □ スピードレースジャージよりゆったり目のフィット感

    ※機能解説画像・内容はスピード レース ジャージ(325-B)と同様

     

  • 【商品名/品番】 スピード プリント ビブ パンツ / T281-3DX
  • 【カラー】5. ブラック 6. ホワイト
  • 【価 格】19,800 円(税込)
  • 【サイズ】S, M, L, XL
  • 【素材】スピードセンサー®II
  • 【パッド】3D-X
  • 【商品特徴】
    □ 空気抵抗を軽減する素材「スピードセンサー®II」を適所に配置
    □ 涼しく、日焼けにしにくい素材「コールドシェイド」採用

    □ スムーズなペダリングを追求した前側中心に縫い目のない設計
    □ 3D-X:着用感の少ないフィット感と柔らかなクッション性を両立した新型パッド

     

    Learn More:http://www.pearlizumi.co.jp

 

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】パールイズミ SPRING / SUMMER 2023 ウェブサイト公開

パールイズミSPRING / SUMMER 2023 Webサイトがオープンとなった。

今回のSPRING/SUMMERのテーマは、「よりシンプルに。直感的に。」となっている。メーカーリリースのトピックスは以下の4点。

■TOPIC 1:よりシンプルに着やすくシャープで都会的なカラーも導入

ベーシックラインナップがさらに拡充

■TOPIC 2:体型を選ばない新型可変パッドが登場

さらに充実したパンツラインナップ

■TOPIC 3:トレンドのプレーンなデザインで半袖・長袖が登場

レディーストップスが充実

■TOPIC 4:待望の2つの女性専用新パッド登場

優しいはき心地も追求したレディースパンツがリニューアル

 

展示会の GERONIMOレポートはこちら

以下、メーカーNewsとなる。

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株式会社パールイズミは、2023 年 3 月 1 日に SPRING / SUMMER 2023 ページを公開しました。

今シーズンは人気のベーシックフィットのトップスのラインナップにプレーンなデザインを追加して、メンズ・レディ ースともに拡充しました。さらには体型を選ばない新型可変パッド「3D-V」採用のパンツや、オリーブなどのアースカ ラーのバリエーションで揃えたコーディネートのアクセントにもなるアクセルパンツを新規投入。

カジュアルなコーディネートが楽しめるシティライドのカテゴリーでは、ポロシャツなど、よりカジュアルなデザイン のアイテムをご用意いたしました。

2023 年の春夏シーズンも、レースからファンライドまで様々な自転車の楽しみ方をサポートすべく、サイクリストに 向けた商品を揃えておりますのでぜひご覧ください。

●パールイズミ公式サイト https://www.pearlizumi.co.jp
●SPRING / SUMMER 2023 コンセプトページ https://www.pearlizumi.co.jp/concept_2023ss

 

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】ピレリ PZERO™ Race TT

ピレリよりトライアスロンを想定したタイヤがリリースされた。

言わずと知れたイタリアのビッグメーカー、ピレリ。モータースポーツではお馴染みの高性能タイヤだ。自転車としての歴史は古く1890年に一度参入しているが、ブランクとなり、2017年に再度参入している。

今回のアイテムは、トライアスロン、タイムトライアル、ヒルクライムなどを想定していて、軽量性や路面抵抗の低さなどが求められる走りに対応している。良好な路面で最高のパフォーマンスを発揮するタイヤだろう。

以下、メーカーNewsとなる。

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ワールドツアーチームがタイムトライアルやトライアスロンなど特定のシーンで最高のパフォーマンスを発揮するために開発されたタイヤ「PZERO™ Race TT」をリリース

P ZERO™ Race TTは、ワールドツアーチームがタイムトライアルやトライアスロン、ヒルクライムなど特定のシーンで最高のパフォーマンスを発揮するために開発されたタイヤです。軽量かつ高速なチューブタイプのケーシング、120tpiのナイロンファブリック、トレッドパターンの下にブレーカーがない軽量な構造「LITE」が特徴です。このタイムトライアルモデルは、ピレリの最先端コンパウンドであるSmartEVOを採用し、最高のパフォーマンスを提供します。

P ZERO™ SmarTUBEとの組み合わせで最高のパフォーマンスを発揮する、20%速く、5%軽いタイヤが誕生しました。

 

P ZERO™ RACE TT (P ZERO レースTT)

  • タイプ:クリンチャー
  • ケーシング:120tpi, LITEケーシング
  • コンパウンド:SmartEVO COMPOUND
  • サイズ(重量):700×26C(200g)、700×28C(215g)
  • 税込定価:¥13,600-

 

Learn More:https://www.riogrande.co.jp/topics/new/30000011074/

「PZERO™ Race TT」発売記念キャンペーン:https://www.riogrande.co.jp/topics/event/30000011076/

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】リザーブ ロードホイール取扱開始

サーヴェロでお馴染みとなったリザーブのロードホイールの取扱いが開始となった。

リザーブは、MTBから始まったブランドで、軽量性とともに、当然、極めて高い強度が要求される中、数々の実績を上げていた。ライフワランティとしているのもその自信から発売当時は異例のアピールとなった。

その後、グループブランドでもあるサーヴェロとのコラボレーションによって、「ロードホイール」として、ラインナップされたのだ。世界No.1ロードチームのJUMBO VISMAによって磨き上げられ、ロードからトライアスロンまで幅広くターゲットとしたホイールが誕生した。

昨年のWTCS横浜大会でもエリート選手が使用していたが、KONAのアイアンマンでも使用されている。サーヴェロのエアロダイナミクスとリザーブの生産技術が高次元に融合した逸品と言えるだろう。

以下、メーカーNewsとなる。

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ウインクレル株式会社

このたび弊社取扱いReserveブランドの商品群にロードホイールが加わり、国内総代理店として取扱いが拡大する運びとなりましたのでお知らせします。

弊社ですでに取扱いのアメリカ・カリフォルニア発のホイールブランド“Reserve”(リザーブ)は、マウンテンバイク用ホイールで軽量・頑強と高性能で知られ、数年前からはロードホイールがcervelo完成車に組付けられ市場に流通し、昨シーズンではJUMBO VISMAチームのTT機材に使用され活躍したことは記憶に新しいことかと思います。

Reserve2014年にSanta Cruz Bicyclesのエンジニアによって設立されました。自ら市場で最も耐久性があり軽量なカーボンホイールを作れる確信があり、さらにそれを生涯保証でバックアップするサービスの提供にも確信があったからです。2017年、先ずMTB ホイールの販売が開始されます。当時は生涯保証のカーボンリムは前代未聞、発売から12ヶ月で無名のホイールブランドから一躍マウンテンバイク市場で最も評価の高いカーボンホイールメーカーのひとつへと大きな躍進を遂げました。

この大成功に後押しされグラベルのカテゴリーへも進出。フルリジッドのオフロードバイクは、コントロール性と快適性を保つために、洗練されたカーボンリムレイアップを必要とします。強度、重量、耐久性だけでなく、快適性も重要となります。2019年のNAHBSで誕生したグラベルホイールが「Reserve 22」です。

2019年末、CerveloReserveのエンジニアにロードホイール開発の相談を持ちかけます。Reserveにとってエアロダイナミクスを追及する旅の始まりです。Cerveloがすでに持つロードレース、タイムトライアル、トライアスロンのために追求した豊富な知識、ノウハウは、新しいReserveロードホイールの開発にはまさにおあつらえ向けとなりました。これまで通りの風洞実験施設でのデータ取得・分析、コンピューター上でのCFD解析に加え、実走行時の周辺状況へ目を向け現実世界においてより意味のある空力性能を追及しています。そうして得られた前後でリムハイト・リム幅を変更したデザインにより、高い空力性能・剛性・安定性を両立しています。

今期はJUMBO VISMAチームの使用機材にReserveホイールが指名されています。JUMBO VISMAは今年も連日話題独占、多くのサイクリストの目にReserve ホイールが映るのではないでしょうか。

Reserve ウェブサイト:https://sports-w.com/brands/reserve/

 

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

PEARL iZUMi New Triathlon & 2023 F/W

パールイズミ2023 FALL / WINTERが発表となった。

そして、同時にトライアスロンアイテムがリニューアルとなった。

オーダーアイテムとして、ラインナップされているトライアスロンウェアだが、2017年のリリースから、約5年半ぶりにフルモデルチェンジとなった。途中、スピードセンサーⅡを採用したり、アップデートを重ね、パールイズミが考える「今」のトライアスロンウェアが発表された。

昨今「スピード」に対するコンセプトは、タイムを競う種目として、バイクからウェアまで様々なアイテムで「エアロダイミクス」が基本となっている。そんな流れの中で、パールイズミ独自のコンセプトを打ち出している。確かにエアロダイナミクスと言えば、聞こえも良く、理想であり、トライアスロンやタイムトライアルでは決して外せない重要なキーワードであることは間違いない。ただ、理屈ではなく、単純に誰もが感じる「暑さ」に対しての対策は、コンディションを整え、ペースを安定させ、結果的に速いタイムが出せるかもしれない。

バイクで言えば、トライアスロンバイクで、サドルより10cm以上も低いDHバーのパッドを持てば単純に速く走れる。ただ、そのポジションで6時間7時間走れるだろうか。理想は追い求めたい、追うべきだと思うが、対局の「現実」を見た時に、「必要なもの」はまた別にある可能性は少なくない。もちろん、レベルの低さということではない。暑さに対しては「全レベル」の選手が求めている。

パールイズミでは自転車競技のナショナルチームもサポートしているが、リクエストの一つとしてやはり「暑さ」には厳しいと言う。発熱量の多い激しい走りの中で、要求される重要な条件となっているのだ。選手に作られた特別なウェアは、市販品にない極めて通気性の高い仕上がりにするなど、「暑さ対策」もすでに様々な研究、開発を経験して出来上がっている。

名称として「メッシュ」とはなっているが、透けるわけでもなければ、薄いわけでもない。前作はしっかりとした生地、作りだったため、比較をすると薄手に感じ、軽さもあるが、しっかりとした感触は変わらず高いクウォリティとなっている。

トップスの身頃には通気性と速乾性の高いメッシュ素材を採用し、常にドライで涼しい着心地を。そして袖と脇部分には伸縮性の高い、撥水加工を施したメッシュ素材を採用し、スイムやランでの上半身の動きの快適性を確保している。

補給用のエナジージェルなど携帯に便利な正方形型の1バックポケットを腰部分に配置。脚裾口に独自開発の滑り止め素材「ラッセルテープ」を採用。一般的なシリコン素材で起こりやすい痒みや肌障害を防止

  • 1バックポケット
  • トライアスロン専用パッド採用
  • フルオープンファスナー
  • 撥水素材(袖、脇)

¥26,400(税込)

メーカーサイト:https://www.pearlizumi.co.jp/ow_news/70853

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今回のFALL / WINTERのテーマは、「よりシンプルに、より選びやすく
サイクリストの感性に調和するウェア。
」となっている。

メーカーリリースのトピックスは以下の4点。

[TOPIC 1]

よりシンプルに。より着やすく。 定番カラーから都会的なカラーまで、ベーシックラインナップが豊富に。

「シンプルな デザインで 着やすいラインナップ。プレーンなデザインのジャージや、プリントデザインもシンプルになって、都会的な印象のカラーも追加。選びやすいラインナップになりました。」

パールイズミのボリュームゾーン、ベーシック。幅広いユーザーに愛用されているラインで、0℃から15℃までフルカバーのアイテムが揃い、デザインなども選べる。デザインはシンプルな単色系から、個性的なデザイン、そして、スタンダードとも言えるロゴを大きめに配したものなど、多様性に富んだラインナップとなっている。

今回、写真のダルブルーとオリーブのようなターマックというカラーが広く様々アイテムに採用されていることも目を引いていた。今回のテーマカラーと言っても良いかもしれない。特に少し燻んだようなこのブルーがより一層の精悍さと質感の高さが感じられた。

[TOPIC 2]

保温力で支持される冬の定番ジャケット 3500 -BLがリニューアル。よりシャープなテイストで登場。

「優れた保温力と高い防風・透湿性能で 冬のサイクリストに支持されるウィンドブレークジャケットが一新。高級感のある生地表面に生まれ変わって、より魅力的な1着に リニューアルされました。」

5℃対応のウィンドブレークジャケットは必須の1枚。2種類の生地で切り替えたデザインはやはり高級感を醸し出している。裏地にも同色で仕上げるなどのこだわりが随所に散りばめられた一枚となっている。ワンポイントのロゴや再帰反射、裾のシリコン加工をあえて目立つようにデザインするなどもこだわり部分なのだ。

[TOPIC 3]

トレンドのプレーンなデザインから シャープなプリント柄まで。 レディーストップスが充実。

「トレンドのプレーンなデザインがトップスに ラインナップ。シャープなプリントデザインも一新され、選ぶ楽しさがさらにアップ。カラーバリエーションにもこだわりました。」

レディースに注力するパールイズミ。サイクリスト全体では圧倒的に男性が多いが、意見は女性の方が多いかもしれない。バイクなどの機材にこだわる男性に対し、ウェアや周辺アイテムにこだわる女性という傾向も少なからずあるため、レディースウェアの開発は簡単ではない。デザインはもとより、着心地、バイクパンツなどの機能性、そして、適正価格。レディースウェアの仕上がりこそがそのメーカーの真髄が現れているのではないだろうか。

写真の1枚は、レースのようなデザインとなっているが、「レース」とネーミングされたものだ。昨今合わせやすいプレーンも多い中で、このようなレディースアイテムを象徴するようなデザインは、まさにパールイズミらしさと言えるだろう。

[TOPIC 4]

秋冬ラインナップに柔らかな クッション性とフィット感を備える、待望の女性専用新パッド採用。

「女性専用設計の新パッド3D-X、3D MEGAⅡ 2つの新パッドが秋冬ラインナップに導入。柔らかなクッション性を備えた 新しいラインナップです。」

この春夏から採用される新型パッドが、秋冬にも採用となっている。男性用はすでにラインナップされているパッドだ。前述の通り、レディースウェア開発の機能面において最も重要と言えるパッドだ。この快適性こそが、バイクウェアの生命線と言えるだろう。トップスはデザインで選ぶ人も多いが、パンツに関しては、このパッドの信頼性に委ねられるだろう。

写真の3D-Xは、中長距離用のパッドで、30kmから150kmを想定している。そして、3D MEGA Ⅱは、長距離用として作られ、パール史上「最厚」のパッドとなっている。2層構造とすることで、フィット性を向上させ、同時に圧力を分散させるクッション性を併せ持つ優れたパッドだ。

 

 

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

DHバーを付ける時、変える時に考えること【メーカーNEWS】プロファイルデザイン 多彩なポジションを実現するWING20C+ / ERGO / 35SLC

プロファイルのテーマは「MAXIMUM ADJUSTMENT」だ。宮古島も控え、あらためてDHポジションを考えなければいけない。

DHバーは、いかに幅広いアジャスタブル機能を持ちつつ、汎用性の高さも必要となる。トライアスロンバイクには最初から付いているが、本当に使いやすいものだろうか。また、ロードバイクに後付けする場合は、どのようにしたら良いのか。

DHバーは「腕のサドル」でもある。つまり最初から付いているものや、調整をしていないものは合っていない可能性があるということになる。正確にはその可能性が高いと言えるだろう。トライアスリートの証でもあるDHバーを使いこなすことは必須であり、「DHポジション」を制することこそ、レースを制すると言っても過言ではない。

DHバーをセッティングする時の注意点は2点。一つは、DHバーそのものの選び方だ。そして、もう一つはフィッティングとなる。簡単ではないが、トレーニング同様にトライ&エラーを繰り返しながら完成度を高めるものだ。

≪DHバーを選ぶ≫

まず、DHバーもサドル同様に考えてほしい。サドルに違和感を感じ、一つか二つ、変えてみたという人は少なくないはず。やはり、体重がかかり、その違和感を感じ易い。DHバーも同様で、腕が座るサドルのようなものなのだ。エクステンションの形状、パッドの形状など、直接触れる部分のフィット性は良いか。次に、エクステンションの形状はメーカーやモデルによっていくつもあるが、「どこ」を握るのか、それが決まれば、あとは握る部分とパッドの「距離」が好みにセットできるDHバーであるかどうかによる。

その距離こそが極めて重要となる。良く見かけるのが、DHバー単体を購入して自身でそのまま取り付けているケースだが、多くのメーカーが「長過ぎる」状態となっている。これはカットは必須であり「大前提」となっているということなのだ。前述の距離を合わせるためには、日本人サイズで言えば、大幅にカットが必要となる。距離はエクステンションを下げれば合わせられるが、下げた分だけ後方に飛び出し、ダンシング時などに脚に当たり、危険な状態となっていまう。

つまり、この調整(カット)は、2段階が理想と言えるだろう。馴染んだらカットではなく、最初の状態は異様に長過ぎるため、まず、ショップと話し合い、第1段階のカットをする必要がある。それは人によっては10cm以上となることもあるだろう。そして、第2段階として1~2cm程度のカットとなる。また、フライトコントロール(DHバー先端の変速)なのか、否か、フライトでもDi2とワイヤー式のバーコンではまた違ってくる。そこまでシビアとなるのが、DHバー自体のセッティングなのだ。

≪バイクフィッティングと3つ目のポジション≫

前述ではもの選びであり、「DHバー内のフィッティング」と言い換えることもできるだろう。次はその DHバーとバイクを合わせなければいけない。順番で言えば本来はこちらが先だ。バイク全体のフィッティングにDHポジションをどのように合わせるのか、その具現化が可能となる「もの選び」が必要になるということなのだ。

ロードバイクにそのまま一般型(ドラフティングレースで使用する極端に短いDHバーではなく)を取り付けるとDHバーが遠過ぎてしまう。つまり、サドルの前後位置(実際のシートアングル)が関わるのだが、ロードバイクでは限界となる可能性がある。

ここで考えるべき、大前提のフォームとは、大きくは2つ、そして、昨今では、3つと言えるだろう。大きくは、DHポジションのためのシートアングルが立ち、ハンドル位置が低い「トライアスロンバイク」、もう一つはシートアングルが一般的(寝ている)ロードバイクだ。そして、3つ目となるのが、ロードバイクの「トライアスロン仕様」で、DHバーを付けたロードだ。この3つ目こそが、昨今の現実的に多く取られているポジションだ。

ロードに一般型のDHバーを付けると遠過ぎてしまうと述べたが、これはサドルとハンドルの落差に大きく関係している。トライアスロンバイクのDHポジションをロードバイクに再現するとどうなるのか。仮に170cmくらいの選手であればサドルを通常位置より5~8cm程度を前方に座り、ドロップハンドルの上面に直接腕を乗せる。やや荒っぽいが、概ね「トライアスロンバイクのDHポジション体験」ができる。お尻や腕が痛かったり、サドルが少し低い状態にはなるがイメージは湧くだろう。ロードバイクとの明かな違いが体験できる。

そして、ここでは3つ目の「中間的」とも言えるロードバイクのトライアスロン仕様の提案となる。DHバーをそのままドロップハンドルに付けると位置が高く、今までは「(競技上の)理想ではない」としていたが、選手それぞれの目標設定は様々な中で、DHバーの位置が高いことで、サドルは前方にセットしなくても、違和感の少ないDHポジションが可能となる。まずはここから始めて見ることも良いのではないだろうか。

もちろん、パワー(スピード)の出るフォームではないが、選手によっては無理ないフォームこそ、パフォーマンスの安定により、その選手内では、良い結果につながることは十分考えられる。難しく伝えてしまったかもしれないが、「トライアスロン」を考える中で、必要なことでもある。

 

以下、メーカーNewsとなる。

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エアロダイナミクスと強度、剛性を最適化したベースバー形状

WING20C+ ベースバーは強度と剛性だけでなく、エアロダイナミクスも最適化されています。 バーを裏返すと、ハンドグリップとエアロバーの高さが20mm 変化します。 この汎用性の高いカーボンベースバーとエルゴアームレストを組み合わせることで、フィッティングのための大きな調整幅が生まれます。 SLC カーボンエクステンションは、前世代と同様の人間工学的なオプションを提供しながら、重量を半分に減らしています。

WING 20C+/ERGO/35SLC

軽量さと最大の汎用性

「WING20C+/ERGO/35SLC」には、よりスマートで軽量になった新型ブラケットと48通りのセットパターンを持つ「ERGOアームレスト」をセット。

オプションの「AEROPORT ADAPTER」を使用する事によりDi2 バーエンドジャンクションとバッテリーをすっきり内蔵する事が可能です。「WING20C+/ERGO/35SLC」 は、オプションのライザーキットを使用する事によりエクステンションとアームレストを最大84mm 高く設置する事も可能です。

 

WING 20C+/ERGO/35 SLC(エアロバーセット)

ベースバー素材:カーボンベースバー幅:420mm(C-C)アームレストオフセット:-92.5mm~-10mm(7.5mm刻み)アームレスト幅:124mm~254mm(18.5mm刻み)アームレストスタック:64mm~84mmエクステンション長さ:400mmエクステンション角度:35° (SLC35エクステンション)合計重量:707g

税込定価:¥102,500-

 

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】スペシャライズド Roval 購入後2年間事故による破損でもホイール本体無償交換サービス

スペシャライズドよりロバールの2年間無償交換サービスが開始された。

2年間のサポート期間は極めて画期的なサービスと言えるだろう。ホイールは想像以上に過酷な状況で使用されているため、通常走行の使用でも破損する場合がある。大きなひびではなくても、一部欠けたりした状況を見ることは珍しくない。

基本的に強いホイールであることを示しているとも言えるが、破損への過程は様々だ。もちろん適応条件もあるが、また使用できる状態で戻って来ることは朗報と言える安心サービスだ。

以下、メーカーNewsとなる。

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スペシャライズドのRoval(ロヴァール)ホイールで、購入後2年間事故による破損でもホイール本体を無償交換するサービスを開始

21か月の開発期間を得て、既存の安全基準のほぼ2倍を達成した強度に自信

スペシャライズドが傘下のコンポーネントブランドRoval(ロヴァール)の最新のホイール対象に、購入後2年間事故による破損でもホイール本体を無償交換するサービスを開始。

Rovalホイール二年間破損時無償交換プログラム 購入後2年以内に、乗車中に対象ホイールを破損させてしまった場合、通常の保証対象外の破損であってもホイール本体を無償にて交換いたします。

 

対象ホイール:

  • Roval Rapide CLX II/ CL II
  • Alpinist CLX II/ CL II
  • Terra CL

 

最速から最強へ進化したRAPIDEおよび ALPINISTホイールの性能及び開発ストーリーはこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000009768.html

 

適用条件及び手順: 1.対象ホイールを購入後、 90日以内にSpecialized.comにてRovalホイール保証登録を実施してください。また、レシート等、購入証明書を保管してください。

2.事故等で破損が発生した際、破損したホイールと一緒に購入証明を最寄りの正規販売店で提示してください。 3.スペシャライズドより代替ホイールが販売店に発送されます。

注意事項: ・意図的に破損させたと判断される場合はプログラムの適用対象となりません。 ・乗車に影響しないホイールの軽微な傷、スポーク・ニップルの破損や、フリーボディ、ベアリングの使用に伴う自然な消耗・摩耗は本プログラムの適用対象外です。 ・交換に際し、破損ホイールをスペシャライズド・ジャパンへ 返送する際の送料はライダー様のご負担 となります。タイヤ着脱、スプロケットやローター等の 交換の作業工賃についても、ライダー様のご負担 となります。 ・破損したホイールはスペシャライズドが回収します。 ・同一製品での交換となります。製品の製造が終了した場合など、交換可能な同一製品がない場合は同グレードの近しい製品との交換となります。 ・セカンドオーナーは対象外です。 ・最初の購入時から二年未満は、複数回の破損にも適用します。購入後2年以上経過した商品の保証対象外の破損については、クラッシュリプレイスメントをご利用ください。 ・本プログラムは日本国内の正規販売店で購入された対象ホイールでのみご利用いただけます。また、本プログラムの利用は日本国内の正規販売店でのみとなります。

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka