Journal – MONO (Bike)

25年の歴史となるトライアスロンバイクは、ロードでもなく、TTでもなく、トライアスロンとして完全に確立されたカテゴリーとなった。アルミからカーボンへ、カーボンも成型の自由度を生かし、エアロダイナミクスを高める形状になった。フューエルやストレージが徹底され、残る課題は、「快適性」のみとなった。各ブランドもアイアンマンワールドチャンピオンシップを頂点とし、ロングディスタンスでの性能、機能を高めるべく、開発に鎬を削っている。レジェンドとなったサーヴェロは、アイアンマンで11連覇の偉業となったが、新型、旧型の分析から、これからの5年は激動が予想されるのだ。

Brand Report
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PLASMA6 ~ For KONA Glory ~

2020年のコナで見ることができなかったバイク、PLASMA 6。

満を持してのモデルチェンジとなったPLASMAだ。4年前から開発が始まり、今年春にはデビューの予定が遅れていたようだ。後発の良い点、難しい点などいろいろあるが、「完成度」の高いバイクに仕上がったようだ。スコットは、バイクのエリート選手をサポートする傾向が以前からある。近年は三種目の総合力が求められているが、やはり、バイクでのパフォーマンスが高いことは、理屈抜きに魅力を感じる。

このバイクは、UCIに準拠していない。つまりIRONMANのために造られたバイクであるということだ。PLASMA5はツールで使用されていたが、PLASMA6は、「コナご用達」のバイクであるということだ。前作より、エアロダイナミクスを高め、ストレージを増やし、DHバーを主に、各部の調整範囲を充実させている。もちろん、ディスクブレーキではあるが、もはやそれは「標準仕様」であり、そのメリット、デメリットをいかに、上手く融合させられたのかが、問われることになる。

コナのSUB10選手たちは間違いなくこのエリートバイクにインスパイアされることだろう。

■Aerodynamic

今までのセオリーを覆すダウンチューブの位置が、エアロダイナミクスを高めている。従来は、リアホイールのように覆うカタチを同社も施していたが、リアと異なり、ハンドルの動きにより、逆に抵抗が増すため、現実的な動きから、今の位置を割り出している。そして、リアホイールもよりフレームに密着させるため、前後にアジャストできるようになっている。タイヤの太さに影響されず、限りなく理想的な位置を求めることができる。

■Fuel&Storage

まずは、フレームに内蔵されたフューエルシステムが特徴的だ。サイズにより異なるが、約600mlの容量を持っている。DHバーには、一見するとフューエルに見えるが、ストレージとして、補給食などに使用するようになっている。その他ストレージは、サドル下及びBB上に配置されている。もちろん、サドル後にボトルが装備される。

■Adjustability

後発だけに研究されている。特にDHバー周りはその調整の自由度が高い。トレンドとなる「ハイハンズ」にも2.5mm刻みで対応し、DHバー高、アームパッド前後、左右、ベースバーなどが調整できる。完成車の標準仕様としては申し分ない造りとなる。ベースとなるデータは、Geobiomized社とのコラボレーションからとなる。

 

※サイズは5サイズあるが、従来通り、「大きめ」となるため、XS、Sが日本人サイズとして有効的なサイズとなる。

 

SCOTT PLAMA 6 More info :  https://www.scott-japan.com/publics/index/988/

 

 

「やはり、コナで見たかった。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

cannondale 2021 後期 ~ CAAD Optimo ~

キャノンデールの2021年後期モデルが発表となった。

メインとなるSystemSix、SuperSix、Caad 13はすでに「前期」としてリリースされている。後期の中では、残るエントリーロードの「CAAD Optimo」が発表となった。

エントリーロードと言ってしまって良いのか、それほどこだわりを感じる仕上りとなっていた。ジオメトリー、素材、造り、そして、構成パーツなど、その徹底ぶりは、キャノンデールであり、「ジャパン」のこだわりが強い。

「エントリーモデルを無理にディスクブレーキ化する必要があるだろうか。価格をリーズナブルに設定する中で、ホイールなどどうしても重量化となるだろう。」バランスを考えたスペックとなっているということなのだ。

エントリーロードとしては、注目の一台と言って良いだろう。

■ハンドリング(Elite Race GEOMETRY)
Supersix EVOと比較したジオメトリー(フレーム設計)。レースなどシビアな走りにも対応できる設計となっている。特にコーナーリングでは、ちゃんと曲がってくれるバイクに仕上げている。

■乗り心地(Full Carbon Fork & SAVE)
フレームの後部にある特別に設計されたフレックスゾーンは、路面からの不快な衝撃を吸収し、さらに良いコントロールと快適な乗り心地を実現。

■構成パーツ(SHIMANO)

ブレーキ、クランク、チェーンなど「シマノ」にこだわっている。多くのメーカーが「105」と名乗っていても使用していない箇所。エントリーバイクだからこそ、制動力、変速性の確実さが求めている。

■カラーリング

キャノンデールの最大の特徴の一つであるカラーについてもこだわっている。まずは、一見した時、最初にその良し悪しを印象として伝えてしまうカラー。エントリーバイクだからこそ、そこへの注目は高い。

 

以下、各モデルのスペックとなる。

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【CAAD Optimo】

Where Performance
Takes Off
パフォーマンスへのスタートライン
スムーズで、スピーディーで、お手頃なCAAD Optimoは、1台目のロードバイクとしてもっとも相応しいバイクといえるでしょう。
キャノンデール独自のアルミフレームのテクノロジーと理想的なジオメトリーは、ハイパフォーマンスロードバイクとして、CAAD13から直接継承されたもの。
数々のレースで鍛えられたハイパフォーマンスとコストパフォーマンスを両立したこのバイクなら、誰でも瞬時にバイクライディングのとりこになるはず。

 

CAAD Optimo 1

¥140,000(税別)

 

SPEC

 

CAAD Optimo 3

¥100,000(税別)

 

SPEC

最後に。

「Development does not stop」と言っている。これからも「キャノンデールらしさ」のある面白いアイテムがリリース予定だ。

 

確かに毎年ニューモデルが発表された時にキャノンデールのカラーは気になっていた。正確には楽しみだったことを憶えている。今年はどんなカラーなのだろうと。

国内展開が始まった時から、デザインとともにカラーリングに驚かされたのがキャノンデールだった。圧倒的にヴィジュアル面においても群を抜いていた。

プロチームLIQUIGASのサポートで使用されたグリーン。それまでグリーンは難しいとされていたカラーだったが、キャノンデールの使用によって、各社も使い始めた。

伝説のトライアスロンバイク、1993年モデルR700。このバイクにも美しいグラデーションが施されていた。ちなみにそのネーミングは、「Diamond Black metallic fizz-fade to Bonzai Blue」だった。

 

 

 

「とにかく、こだわりを感じる。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

アルミにこだわり続けるキャノンデール 及び【メーカーNEWS】究極のアルミ CAAD13 DISC の ワイズロード限定オリジナル

アルミロードもトップブランドのキャノンデール。

現在、多くのメーカーがアルミはセカンドグレードとしているが、キャノンデールのアルミは、その歴史そのものであり、進化させながら現在もキャノンデールの看板フレームの一つになっている。アルミシリーズの「CAAD」はCAAD2から存在していたが、CAAD3の下位グレードだっため、やはり「CAAD3」が伝説の始まりとなる。そして「13」となるまでキャノンデールを象徴するモデルとして、その存在をアピールして来た。

最新モデルのCAAD13は、ご覧の通り、素材、パイプ形状、ジオメトリーなど、トレンドを網羅し、レースでも使用できる仕上がりとなっている。一見アルミとは思えないクウォリティは、逸品とも言えるだろう。

また、当初よりビジュアル性にこだわる「見せる」メーカーでもある。2021年モデルでは更に「カラー」への追求が深い。プロダクトとしての「高級感」など、ユーザーへのアピールは十分だろう。

キャノンデールは、トライアスロンでも幅広く使用される人気ブランドで、過去にはIRONMANのオフィシャルバイクだったこともある。現在、トライアスロン専用モデルのラインナップはないが、SYSTEM SIXにより、エアロダイナミクスを追求している。

以下、メーカーNEWSとなる。人気モデルのCAAD13と同じく人気カラーのBBQ仕様は、DISCブレーキと相まって、レーシーで精悍な仕上がりを見せている。ちなみにBBQブラックは、炭ではなく、バーベキューグリルのブラックから来ているとのこと。

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この度、株式会社ワイ・インターナショナル(本社:東京都豊島区東池袋 1-27-8 代表取締役社長 鳥居 恵一郎)では、キャノンデールのアルミロードバイク「CAAD13 DISC(キャド サーティーン ディスク)」のワイズロード限定オリジナルカラー「CAAD13 DISC 105 BBQ」(キャド サーティーン ディスク イチマルゴ ビービーキュー)」を、2020 年 8 月 24 日(月)より全国 36 のワイズロード店舗およびワイズロードオンラインストアにて発売を開始いたします。

アルミフレームのパイオニアブランドであるキャノンデールの「CAAD13」は、“究極のアルミレーシングバイク”として評され、カーボン製のロードバイクに勝るとも劣らない性能を誇る同社の人気モデルです。軽量、高剛性かつ快適なのはもちろん、各部に翼断面の後端を切り落としたD 型エアロ形状を採用し空気抵抗をさらに軽減させています。
この度発売となるワイズロード限定オリジナルカラー「CAAD13 DISC 105 BBQ」は、同社の大人気のクロスバイク「BAD BOY (バッドボーイ)」シリーズなどに採用されている BBQ カラーを採用。かねてよりお客様から「CAAD13」のディスクブレーキ仕様に BBQ カラーのリクエストが多かったことから、今回ワイズロードオリジナルカラーという形で実現しました。

■「CAAD13 DISC 105 BBQ」ワイズロード限定オリジナルモデル 概要
モデル名:「CAAD13 DISC 105 BBQ」
(キャド サーティーン ディスク イチマルゴ ビービーキュー)
価格:¥220,000+税
オンライン商品ページ:https://online.ysroad.co.jp/shop/g/g0884603903162/

 

株式会社ワイ・インターナショナルについて
創業:  1898 年(明治 31 年)
本社所在:  東京都豊島区東池袋 1-27-8 池袋原ビル 5F
事業内容:  スポーツサイクル・自転車部品・用品の国内販売、オリジナル商品の企画・製造・販売、スポーツサイクルのメンテナンス・チューンアップ
代表者:  代表取締役社⾧ 鳥居 恵一郎
店舗数:  直営店舗 Y’s Road36 店(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、愛媛県、広島県、福岡県)
ホームページ:  http://www.ysroad.net/

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

cannondale 2021 前期 ~ Deep & Rich ~

キャノンデールの2021年前期モデルが発表となった。

今年のテーマとして「カラー」にこだわっている。

キャノンデールは創業当時からカラーにこだわっていた。極太アルミの特徴的な素材は、大きなキャンバスとなり、グラフィックやカラーそのものを映えさせていた。

キャノンデールでは、「カラーの役割」は大きいと考えている。カラーによって気持ちも表し、人の心が動くと。

また、カラーのネーミングにもこだわっている。真っ黒な「BBQ」はキャノンデールによって、メジャーとなった表現だろう。ちなみに、炭そのものではなく、バーベキューグリルの「黒」から由来されているそうだ。その他、アメリカのロックバンド「ヴァンヘイレン」カラーをChaseに施したり、カマキリのMantisカラー、アロエに似た植物のAgaveカラー、カクテルのTequila Sunriseカラーなどもユニークなカラーネームとなっていた。

トレンドとなるカラーは、上記の3カラーとしている。

ラベンダー、アルパイン、そして、ハイライター。

エアロロードのSystemSixのCBRカラーにも差し色として、ハイライターが使われている。

オールラウンドのSuper Sixには美しいラベンダーが採用されている。

そして、この深みと高級感。ロゴの大きさと位置も。

やはり、プロダクトとしての価値において、「カラー」の果たす役目は大きい。

 

以下、各モデルのスペックとなる。

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SystemSix
FASTER EVERYWHERE

UCI基準をクリアした、世界最速のロードバイク。
パワーをセーブして、より速く。
SystemSixがいま市場にあるどんなバイクよりも、
多くのシチュエーションで速く走ることを可能にする。

Learn more

 

SystemSix Hi-MOD Red eTap AXS

¥1,050,000(税別)

SPEC

 

SystemSix Carbon Ultegra

¥500,000(税別)

SPEC

 

SuperSix EVO
FAST, JUST GOT FASTER.

これぞまさしくロードバイク。
軽量、滑らか、超高速。
延々とアップダウンの続くレースも難なくこなし、
ハイスピードなグループライドも楽しむことができ、
もっと多くの場面でハイパフォーマンスを
発揮すること間違いなし。
ロードレーサーが満足する進化がここにある。

Learn More

 

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Red eTap AXS

¥1,050,000(税別)

SPEC

 

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2

¥795,000(税別)

SPEC

 

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra

¥550,000(税別)

SPEC

¥560,000(税別)

SPEC

 

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2

¥610,000(税別)

SPEC

 

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra

¥410,000(税別)

SPEC

 

CAAD13
MAKE YOUR OWN LUCK

地球上でもっとも速く、
もっともスムーズで、
ベストなハンドリング性能をもつ、
非常に洗練されたアルミレースバイク。

Learn More

 

CAAD13 Disc Ultegra

¥270,000(税別)

SPEC

 

CAAD13 Disc 105

¥230,000(税別)

SPEC

 

確かに毎年ニューモデルが発表された時にキャノンデールのカラーは気になっていた。正確には楽しみだったことを憶えている。今年はどんなカラーなのだろうと。

国内展開が始まった時から、デザインとともにカラーリングに驚かされたのがキャノンデールだった。圧倒的にヴィジュアル面においても群を抜いていた。

プロチームLIQUIGASのサポートで使用されたグリーン。それまでグリーンは難しいとされていたカラーだったが、キャノンデールの使用によって、各社も使い始めた。

伝説のトライアスロンバイク、1993年モデルR700。このバイクにも美しいグラデーションが施されていた。ちなみにそのネーミングは、「Diamond Black metallic fizz-fade to Bonzai Blue」だった。

 

 

 

「2021年もキャノンデールらしい美しい仕上り!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

速度域に合わせたエアロダイナミクス 及び【メーカーNEWS】Émondaがフルモデルチェンジ

エアロダイナミクスは、トライアスロン、エアロロードだけのものではない。

トライアスロン、エアロ、ヒルクライム、エンデューロなど用途に特化したバイクがリリースされている。ただ、求められているのは「軽量性」「剛性」そして、「エアロダイナミクス」の要素をバランス良く融合させた「マルチロード」が究極のゴールかもしれない。そして、今やどのタイプのバイクでもエアロダイナミクスは無視できない。そのエアロダイナミクスを含めた各要素のバランスからより最適となるタイプが決まってくるのだろう。

トライアスロンにおいての「ロードの使用」は、フィッティング上、確実に「選択肢」となっている。「ピンポイントポジション」のトライアスロンバイクは、乗りこなすことが簡単ではないからだ。そんな中、ロードの選択肢として、エアロロードは挙げられるが、このエアロロードも絶対ではない。より軽量であったり、ハンドル高などポジションも余裕のあるものが、結果として、バイクパフォーマンスを上げる可能性がある。

そんな中、軽量ヒルクライムバイクのEmondaの第2世代がデビューとなった。トレックは、エアロのMadone、エンデュランスのDomane、そして、軽量のEmonda、と分かり易く、3タイプのロードをリリースしている。昨年は、「DomaneのMadone化」とも言えるエアロダイナミクスを取り入れた形状に新たな方向性を感じたが、Emondaにもエアロダイナミクスは必要不可欠だった。

更なる軽量化を目指す中で、エアロダイナミクスとの融合を求め、新素材OCLV800の開発から始まった。エアロダイナミクスにおいては、非定常空気力学の解析を用いる手段で行い、Speedconceptとは「異なる速度域」でのエアロダイナミクスを追求している。また、同時に必要となった、ハンドルやホイールなどのパーツにもこだわりを持っている。ハンドルの形状は、所謂エアロ形状だが、握ったフィーリングなどにもこだわっている。もちろん、ハンドル周りのケーブルなどの処理は、トータルユーザビリティとして処理も万全となっている。

以下、メーカーNEWSとなる。エアロダイナミクスは必要だが、用途に合わせるのがトレック流だ。

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この度、トレック・ジャパン株式会社は、フルモデルチェンジを果たした軽量ディスクロードÉmonda SLR/ SLを発表します。
今回のアップグレードは、トレック最軽量のヒルクライムバイクのパフォーマンスを大幅に向上させ、フレーム重量を700グラム未満に保ったまま、かつてないほどエアロに進化させました。
エアロなチューブ形状はフレーム重量が重くなります。しかしOCLV カーボンなら、速さと軽さの完璧なバランスが導き出され、かつÉmondaの定評ある走りの質も変わっていません。
エアロな新型ÉmondaはSLとSLR モデルが用意され、平坦や登りでより速くなったことが証明されています。
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【エアロダイナミクス】
Émonda SLRのために開発されたまったく新しいOCLV 800カーボンはOCLV 700よりも30%も強度を高めており、これによりカーボン素材の使用量を減らすことができます。フレーム重量は圧倒的なエアロ性能を手に入れながら700グラム未満と超軽量です。すべての新型Émondaの各モデルはケーブルの内装化を進化させ、その高い空力性能により、速さが大幅にアップしました。Émonda SLRは旧世代と比べ、1時間で平坦は60秒速く、8%の勾配では18秒速かったのです。
速さを引き出すには、フレームだけでなくパーツも同時に速くする必要がありました。
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【パーツとの同時開発】
Émondaと同時に開発されたのはエアロで軽量な新型Aeolus ホイールシリーズと、ステム一体型エアロハンドルバーのAeolus RSL Bar/Stem。Émonda SLRはすべてのモデルがこの両方を採用し、Émonda SLの一部モデルは新型Aeolus ホイールを採用します。これらが一体のシステムとして働き、エアロで軽量なディスクロードバイクが完成します。またBBは従来の圧入式から、整備性が高くトラブルの少ないT47タイプへと変更されています。
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【ミドルグレードのÉmonda SL】
Émonda SLは、Émonda SLRとまったく同じエアロなチューブ形状を採用し、材料に軽量なOCLV 500カーボンを選んでいます。また一般的なハンドルバーとステムを採用しています。Émonda SLはハイエンドと同じ速さとルックスをお手頃価格で手に入れられます。
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【Project Oneで選択可能】
Émonda SLRは、トレックのカスタムバイクプログラム、Project Oneでのカスタムにも対応しています。フレームペイントはもちろん、ドライブトレイン、ホイールなど、ほとんどすべてのパーツを選択することができます。
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「エアロダイナミクスは終わりがない!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】TREK Coloring Book

自宅で過ごす退屈なキッズをサポート

この度、トレック・ジャパン株式会社は、コロナウイルス感染拡大を受けて自宅で過ごす退屈なキッズをサポートするため、全国のトレック販売店を通じてオリジナル塗り絵の無料配布を開始しました。

この塗り絵は、トレック本社のあるウィスコンシン州をモチーフにしたもので、非常に細かく大人でも大変やり応えのある本格的な塗り絵です。また絵の中にヒントが隠されたトレッククイズもあり、トレックファン必見の内容となっています。全国のトレック販売店に合計10,000枚以上を配布し、なくなり次第終了となります。

トレック・ジャパンは、この塗り絵が外出自粛を余儀なくされているキッズとその親御様のコミュニケーションツールとなることを願っています。

 

 

「やってみるか

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

世界標準スローピングフレーム 及び【メーカーNEWS】「GIANT TCR」がフルモデルチェンジ

バイクのフレーム設計において、衝撃的とも言える「スローピング」形状は、様々なメリットを持ち、後の各メーカーの設計に大きく影響を与えた。そして、新たな発想とともに「設計の自由度」をもたらしてくれた。

量産型ロードバイクのスローピングフレームのパイオニア(※)であるジャイアント。96年にリリースされ、その形状に驚きと賛否の意見があったことを憶えている。その否定的な声があったことこそ、信じて発表したジャンアントの凄さと言えるだろう。当時、イタリアのあるロードバイクメーカーでは、「スローピングは美しくない」として、造らないと言っていたが、その後生産されている。トップチューブがホリゾンタルであることの美しさ。。。そのこだわりも素晴らしいと感じた。  ※ショップ系工房で造られたスローピングフレームはジャイアントより数年早く、同様のコンセプトで製作されていた。

スローピングとは、トップチューブが、シートチューブに向かって、下がっている形状のことだ。MTBでは、すでに採用されていた形状のため「MTBのようなロードだ」とも言われた。スローピングのメリットとして、部材が少なくなることによる軽量化、フレームの前三角、後三角が小さくなることによる高剛性、そして、低重心化などがメーカー発表としてあった。ユーザー目線で見れば、スタンディングオーバーハイト(足つき性)が低くなり、適応身長(体型)が広くなる。また、同時に「シートポストによるサイズ変更」とも言える、シートサイズが調整範囲が広くなったため、サイズ設定を少なくすることが可能となった。もちろん、本来フレームのサイズはトップチューブ長で決定するものではあるが、サイスバリエーションを減らすことで、コストダウンにも繋がった。当時、フレームサイズの設定が「S、M、L」というウエアのようなサイズにも驚かされたが、高品質、低価格のジャイアントは受け入れられた。ちなみに、スローピングはジャイアントの看板だが、エアロダイナミクス優先の同社PROPELはホリゾンタル仕様としている。

現在のスローピングは、各社により設計コンセプトは異なるが「スタンダード」となっている。概ね、トップチューブ1本程度下がった形状が「基本型」となっている。逆にホリゾンタルのフレームは違和感すら感じるだろう。最小サイズやレディスモデルについては、やはり、足つき性を考慮し、極端に下げているモデルも見受けられる。

トライアスロンにおいては、基本的にエアロダイナミクスの中で、ホリゾンタルとなるが、シーポなどは開発当初から取り入れていた。サーヴェロも現在のモデルは僅かながらスローピングとなっている。よく見ないと分からない程度ではあるが、エアロダイナミクス、美観、そして、足つき性による汎用性など、研究の上で決定しているジオメトリーとなる。

設計の自由度。「世界標準」になったスローピングは凄い。賛否、いや否が多かったかもしれない。そんな時代から貫き、半世紀。今では当たり前となった形状だ。トライアスロンでは「異形」として自由に設計しているが、第2のスローピングが生まれるのか?

以下、メーカーニュースとなる。スローピングのジャイアント。その看板モデルTCRのフルモデルチェンジだ。もちろん、元祖スローピングとして。

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「GIANT TCR」がフルモデルチェンジ

〜6シリーズ11製品に加え、新型ホイールやサドルも発表〜

GIANTはこの度、ブランドの看板製品というべき「TCR」をフルモデルチェンジし、2021モデルとして発表 いたします。

四半世紀前、GIANTが発表した「コンパクトロード」、⼀般的にスローピングフレームと呼ばれる概念は、全 世界のロードバイクの基準を刷新しました。その時に誕⽣した「TCR(=Total Compact Road)」は、 今⽇ま で「トータルレースバイク」というコンセプトを追求、技術⾰新を続け、第9世代となる2021モデルの新型 TCRシリーズは、クラス最⾼の重量剛性⽐を維持しながらも、前モデルより空⼒性能を⼤幅に向上し、究極の オールラウンドレーシングバイクへとさらなる進化を果たしました。

株式会社ジャイアントは、「TCR ADVANCED SL DISC(3 製品)」「TCR ADVANCED SL(1 製品)」「TCR ADVANCED PRO DISC(3製品)」「TCR ADVANCED PRO(1製品)」「TCR ADVANCED DISC(1製品)」 「TCR ADVANCED(2製品)」の計6シリーズ11製品を、4⽉中旬より販売開始いたします。また、今回の 完成⾞が採⽤する新型のホイールやサドルなども同時に発表いたします。

KEY PERFORMANCE FACTORS

新型TCRシリーズは、次の3つのパフォーマンス要素を念頭に設計されています。

CLASS-LEADING EFFICIENCY

⾼い重量剛性⽐はTCRの特徴です。この重要なアドバン テージのために、新型TCR ADVANCED SLには、チュー ブ形状の抜本的な⾒直しと⾼度なロボットレイアップ技 術による最先端のカーボン素材が採⽤されています。その 結果、主要な競合他社製品(※)よりも最⼤で26.3%も ⾼いフレーム/フォーク剛性を持ち、爆発的な加速と登坂 効率を実現しながら、より優れた乗り⼼地 も両⽴しました。
※2019 T社ロードバイクとの⽐較

ADVANCED AERODYNAMICS

新型TCRは、その空⼒性能でも、前世代と⽐較して⼤き な進歩を遂げました。すべてのチューブ形状を分析、設計、 テストして、幅広いヨー⾓において空気抵抗の⼤幅な低減 に成功。その結果、特にスプリントや単独での逃げにおい て、かつてないほどに⾼速なTCRになりました。

TOTAL CONTROL

新型TCRは、最新のディスクブレーキ専⽤設計から、横 ⾵での安定性を⾼めるまったく新しいホイールシステム の採⽤まで、さまざまな路⾯や⾛⾏条件でより優れたコン トロール性を提供します。新型カーボンフォークは、主要 な競合他社(※1)と⽐較してねじれ剛性が35%向上し、 ⽐類のないステアリング精度を実現しています。また、フ レーム/フォークが32mm幅(※2)のタイヤまで対応す るクリアランスになり、あらゆるタイプの路⾯でスムーズ で⾼速なライドを実現します。

※1︓2019 C社ロードバイクとの⽐較

※2︓ディスクブレーキモデル。リムブレーキモデルは 28mm 幅まで。

 

■詳細は、「新型TCRスペシャルサイト」に掲載しております。 https://www.giant.co.jp/giant20/showcase/2021_tcr/

 

 

 

「四半世紀前から続く、フレーム形状の潮流

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】トレック直営店『TREK Bicycle 東京青山店』が2/28(金)オープン

本日27日、メディア向けに1日早くプレオープンとなったTREK Bicycle 東京青山店。

これはトレックの直営店で13店舗目となる。住所は、渋谷区神宮前だが、街としては青山となるため店名もそうなっている。外苑西通りに面した一等地で、さらに「キラー通り」でもある3丁目に位置している。外苑西通りを北上すればすぐ「新国立競技場」となる。扱いは、全ジャンルで、展示は70台、試乗車も10台用意している。また、注力しているメンテナンスサービススペースも整然と準備されていた。

ロードバイクからEバイクまで、トレックの情報発信基地となるだろう。また、トライアスリートのスタッフがいるのことも青山店ならではと言えるだろう。

以下、プレスリリースとなる。

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トレック直営店TREK Bicycle 東京青山店』がオープン

この度、トレック・ジャパン株式会社は、六本木ヒルズ店を軸に全国でご好評いただいておりますトレック直営店を、2月28日(金)に国内13店舗目となる『TREK Bicycle 東京青山店』としてオープンいたします。

トレックのブランドメッセージである『Ride bikes. Have fun. Feel good.(自転車に乗って、楽しみ、最高の気分を味わおう)』を体験できるストアとして、自転車の楽しさを発信し、地域の皆様にお喜びいただけるお店づくりを目指してまいります。

5万円程度から100万円を超える高級車まで揃え、通勤通学で人気のクロスバイクはもちろん最新ロードバイクやマウンテンバイク、今注目のe-bike(電動アシストクロスバイク)など、常時50台近くの展示車と10台ほどの試乗車をご用意いたします。スポーツ自転車を始めるために必要なアクセサリー類のホイール、ヘルメットなどの関連用品200点も販売。盗難補償や分割金ゼロなどのサービスご用意し、トレック社製以外のスポーツ自転車のメンテナンスにも対応いたします。

サイクリストの皆様はもちろん、初めてのスポーツ自転車をお探しの方まで、お一人ひとりのご要望に合わせて、自転車を通じた幅広いライフスタイルをメーカー直営店として自信をもってご提案させていただきます。

また、ご家族でサイクリングをお楽しみいただけるよう、お子様用にキッズバイクも各種(3歳~12歳頃まで)ご用意し、お子様の自転車デビューから成長に合わせたサイズ選び、そしてアフターサービスまでも全力でサポートさせていただきます。

ぜひお気軽に『TREK Bicycle 東京青山店』へお立ち寄りくださいませ!

 

ご家族で楽しめるオープニングフェア開催(2/28-3/1)

① 先着で「オリジナルサコッシュ」&お子様には「オリジナルゴーフレット」をプレゼント

2月28日(金)より3月1日(日)までの3日間、アンケートにお答えいただくと、ご来店特典として、各日午前11時より先着200名様に「オリジナルサコッシュ」をプレゼントいたします。また、お子様には期間先着500名様にイラストがプリントされた「オリジナルゴーフレット」をプレゼントいたします。

② 各日13時より幻の月一カフェ「サチオピアコーヒー」さまによるトレックオリジナルブレンドコーヒーをプレゼント

各日13時より先着150名様に“幻の月一カフェ”として人気のサチオピアコーヒー・平岡佐智男さまの“トレックオリジナルブレンドコーヒー”を一杯プレゼントいたします!自転車で風を切った爽快感と安定感のある乗り心地をイメージして開発されたスッキリ感のある味わいをぜひご堪能くださいませ!

③ オープニングセール

人気クロスバイクなど数量限定で、一部対象モデルをスペシャルプライスでお求めいただけるオープニングセールを実施いたします。この春、お得に自転車を始めたいという方はぜひこちらの機会をご利用くださいませ。

④ トレック大試乗会

オープニングフェアの期間、「トレック大試乗会」を開催いたします。通勤通学に人気のクロスバイク「FX 3 Disc」や100万円を超えるハイエンドカーボンロードバイク「Madone SLR Disc」などをご用意いたします。じっくりと走りの性能をご体感くださいませ。

⑤ 1万円毎のお買物で次回使えるアクセサリー1,000円クーポン券をプレゼント

1万円毎のお買物で次回使えるアクセサリー1,000円クーポンをプレゼントいたします。ぜひお得なこの機会に、自転車はもちろん、アクセサリーやアパレルなどのお買物もお楽しみくださいませ。(※クーポン上限は3万円までとなります)

TREK Bicycle 六本木ヒルズ店』でもフェア開催(2/28-3/1)

東京青山店のオープンを記念して、2月28日(金)より3月1日(日)までの3日間、同じ都内にある『TREK Bicycle 六本木ヒルズ店』でも下記の企画をご用意し、皆様のご来店をお待ちしております。

① オリジナルサコッシュ(毎日先着50名様)&オリジナルゴーフレット(期間先着200名様)をプレゼント

② 東京青山店と同じ内容で協賛セールを開催

③ 1万円毎のお買物で次回使える1,000円クーポン券をプレゼント(※クーポン上限は3万円までとなります)

店舗情報

TREK Bicycle 東京青山店

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-39-5 Qiz AOYAMA 1階

営業時間:11:00~19:00

定休日:火曜日

電話番号:03-5843-1481(オープンより開通)

ストアサイト:https://www.trekstore.jp/shop/tokyoaoyama

Facebook: https://www.facebook.com/TREKBicycleTokyoAoyama

Instagram: https://www.instagram.com/trekbicycle_tokyoaoyama/

※お車でお越しの方は店前道路のパーキング・メーターをご利用くださいませ。駐車時に発行される領収書をお持ち込みいただきますと300円を現金でお支払いいたします。

TREK Bicycle 六本木ヒルズ店

住所:〒106-0032 東京都港区六本木6-15-1六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1階

営業時間:11:00~21:00

定休日:年中無休

電話番号:03-6303-1009

ストアサイト:https://www.trekstore.jp/shop/roppongi

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※お車でお越しの方は六本木ヒルズ内の駐車場[P5][P9][P10]をご利用くださいませ。1時間無料チケットをお渡しいたします。

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「グランドオープンは明日28日!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

AR LAUNCH

フェルトの新型エアロロード「AR」が発表となった。

トライアスロンでは人気のフェルトだ。昨年のアイアンマンワールドチャンピオンシップでは、2011年以来となる8年ぶりに使用率第3位に返り咲いている。SUB10のエリート選手にも多く使用されるリアルレーシングモデル「IA」が人気となっている。フェルトは、90年前半「ANSWER FELT」時代のアルミモデルからエアロダイナミクスにこだわる美しいトライアスロンバイクをリリースしていた。そんな長年、トライアスロンやエアロダイナミクスにこだわったメーカーとして、エアロロードの新型をリリースすることになった。

今回のエアロロードARは三代目のモデルで、2008年に発表、2009年モデルの初代、2014年モデルの二代目からのモデルチェンジとなる。単なるディスクロードではなく、新たなモデルとして、ゼロベースから5年の歳月をかけて開発されている。エアロダイナミクスについては、前方方向からの対策を主としている。新たな定義を実践したモデルであり、このバイクだけではなく、「今後のプロジェクト」にも活かされるキーワードが出て来ている。

エアロロードと言えば、トライアスロンでの使用が注目となるだろう。すでに各社の「エアロロード」は、トライアスロンシーンにおいても多く使用されている。「エアロ形状をしているロード」ということでトライアスロンバイクに近いものを感じるのだが、少し違うのだ。それは、「快適性の融合」に尽きるだろう。エアロダイナミクスを求めたロードは、少なからず剛性が高くなるため、快適性の維持に各社鎬を削っている。メーカーによっては、ダイレクトに動き、振動吸収性を高めたり、素材や形状により、同じように乗り心地を高めるなど、様々な工夫が凝らされている。いずれにしても「エアロと快適性」、この相反するテーマをいかに高次元に融合させるのかは、現時点でも完全な解決は難しい。

そして、今回のARだが、その「得点」は極めて高いモデルとして仕上がっている。後述に出てくるシートピラーとその周辺のシステムにより、前作と比較し、2倍以上の柔軟性を実現している。つまり、「乗り心地が良い」ということなのだ。トライアスロンキーワードに対しては朗報とも言えるデータだ。またポジションにおいては、シートレールクランプの前後反転により、トライアスロンでの「前乗り傾向」にも対応可能だ。(※目標レース、タイム、及び身体的制限などを加味した上で車種を決めてからの「微調整」の話となる。)また、ユーザビリティにおいても遠征の多いトライアスリートには極めて重要となるが、ハンドル周りの調整が簡易的に可能であったり、輪行バッグなどへの収納も同様となっている点も大きいだろう。

一昨年の宮古島では、40代前半、40代後半、50代前半の3エイジカテゴリーで60%近くを占める中で、身体的制限からよるフォームに対し、ロードバイクの有効性を再認識する必要があるだろう。先にも述べたが、「骨格、フォーム、身体的制限」のチェック(フィッティング)が必要となるが、エアロロードを含むロードバイクという選択は今後の注目点となると言っても良い。

≪IMPRESSION≫

ロングライドのトライアスロンにおいて重要となる「乗り心地」には驚くばかりだった。今回、ゼロベースで新たに開発されたリーフスプリングシートポストとダンピングスリーブにより見事に突き上げが抑えられている。また、「ロードバイク性」として、加速性も良く、ダンシング時の安定感など、フレーム剛性は十分なものがあった。そして、エアロダイナミクスにおいては、2~3m程度の向かい風の中においても直進安定性を感じる心地良い走りができている。これは、ロー・ヨーアングルセオリーによるのだろう。

トライアスロンに使用するエアロロードとして、乗り心地やユーザビリティなど最適な一台と言えるだろう。

以下、メーカー情報となる。

※説明文、イラストはメーカー提供による。

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■AERODYNAMICS

【ロー・ヨーアングルセオリー】

フェルトはロードレースのリサーチにおいて、正面方向からの風に対しての抵抗を減らすことが結果的に勝利へ繋がることを導き出した。最新の計測機器を利用してゼロベースから検証を行い、新型ARは進行方向に対し0度から10度未満の空気抵抗に対して最適化を目指して設計が進められた。結果、トータルで前モデル比9%の空気抵抗削減に成功している。

【トランケーテッド・エアロフォイル・シェイプ】

メインチューブには従来の翼断面形状から後端部を切り取った「トランケーテッド・エアロフォイル形状」を採用した。UCIレギュレーションへの適応、ロー・ヨーアングルへの対応・フレームの剛性のすべてを満たす最適解をCFD解析によって追い求めた結果の形状だ。さらにダウンチューブは前方と後方で大胆に形を変えている。前方では左右方向に厚く、前後方向に狭い。後方ではその逆として、ライダーを含めた全体での空気抵抗の最適化を図っている。

【フィッシュリップ・シェイプ・シートチューブ】

シートチューブは革新的な新型ARの中にあって、一層のアイコニックなシルエットを持つ。リアホイールに合わせて大胆に切り取られたその断面は、リアタイヤを包み込むように左右に張り出したパテント取得済みの独自形状。リアセクションのエアーフローを大幅に改善し、30Cのワイドタイヤを飲み込む理想のシートチューブだ。

【シームレススルーアクスル】

エアロロードの開発においては、極僅かな差異が大きな性能差となって現れる。新型ARのフロントフォークエンドとリアエンドには一切の段差が無い。さらにスルーアクスルはフレームと面一になる専用品を開発した。空力的にも視覚的にも一切の抵抗が無い、なめらかなフレームを是非ともその目で確認してほしい。

■PERFORMANCE

【フレーム剛性】

新型ARを語る上で外せないのが、ナチュラルなライドフィールと高い反応性だ。開発においてはフェルトのオールラウンドレーサー、FRに肩を並べる性能を実現するため、FEA解析とテストライドを繰り返し、必要な部分の剛性向上とバランスのチューニングを進めた。新型ARにはエアロロードにありがちな縦に固くてピーキーな癖は皆無だ。ナチュラルで踏みやすく軽い反応性、左右にリズミカルに振れる動きは新型ARの真骨頂だ。
– BBペダリング剛性 +14%
– ヘッドチューブ横剛性 +11%
– フォーク横剛性 +21%
– フォークねじれ剛性 +15%

【スクエアードBBシェイプ】

空力性能を重視し、BB周りにはあえてボリュームを出さず、チェーンステイが水平方向に張り出した形状を採用した。ライダーの足・クランク・さらにタイヤと状況に応じて目まぐるしく動きを変える部分で抵抗の削減を追い求めることはもちろん、オールラウンドレーサー、FRシリーズと比較しても遜色のないペダリング剛性を実現している。

■RIDE QUALITY

【リーフスプリングシートポスト】

いかに空気抵抗の少ないバイクに乗ろうとも、ゴールスプリントまでに疲労がたまっていては勝利はおぼつかない。シートポストは一見すると前作ARと変わらないように見えるが、この新しいシステムではポスト下端が前後に分割されている。力が加わった時にリーフスプリングのように前後にしなることで、大きな衝撃を吸収する。シートレールクランプは反転することで0mmと20mmを選択できるため、サドルセッティングにも不安は無い。

【ダンピング・シートポストスリーブ】

フレームとシートポストの間にはスリーブを挟むことで、より確実でガタの無い固定を実現した。このスリーブはプラスチックとラバーを一体成型したハイブリッド素材で、微細な振動を吸収する。「リーフスプリングシートポスト」と、この「ダンピング・シートポスト」によって前作AR比で、トータル+112%、つまり2倍以上の柔軟性向上を達成した。

■COCKPIT

【セミインテグレーテッド・コックピット】

ケーブルのフル内装システムは最新のエアロロードに不可欠だ。しかし、ハンドルセッティングはライダーにとって最も重要だ。もちろん新型ARのフロントビューにもケーブルは存在しない。その「セミインテグレーテッド」システムはステム下からケーブルを内蔵する。つまりすべての31.8mmハンドルが使用可能。角度調整に制限無し。最大40mmの専用スペーサーにより高さも自由だ。

【フルカーボン製専用エアロステム】

専用エアロステムは現代エアロロードの証と言える。新型ARのそれは、エアロ形状を高剛性で実現するフルカーボン製だ。交換用ステムは90-140mmを用意。さらに専用のヘッドトップカバーに交換することでケーブルを内装したままノーマルステムを使用できる。フェイスプレートに至っては市販のコンピューターマウント(バーフライ)が直付け可能だ。

【イージーメンテナンス】

ポジション設定の自由度は大切だが、そのためには調整の容易さも肝要だ。新型ARの専用ステムはケーブルを切断することなくステムを脱着することができる。つまり、一般的なバイクと同じようにものの数分でステム交換が可能だ。さらに輪行においてもステムを外すことでコンパクトなパッキングを実現する。

■その他

【TeXtremeカーボン】

ARのすべてのモデルには、航空宇宙産業や世界最高峰の自動車レースなど、最先端のフィールドでしか使われないテクストリームカーボンを使用。フェルトでは重量がかさむベース部分にUDカーボンに代わりテクストリームを使用。これによってカーボンシートの積層数を大幅に削減し、より軽く、高剛性で、スムーズなバイクが完成した。

【ディスクブレーキ】

ARにディスクブレーキを求める声は大きかった。ディスクブレーキはあらゆるコンディションで変わらないブレーキ性能だけでなく、ケーブル内装やワイドリム&タイヤを含めたトータルパッケージでより速いバイクを実現する。コーナーリングにおいては、短い時間で減速を終えること可能のなため、大きなアドバンテージがある。より「速い」ARを完成させるための選択がディスクブレーキだ。

【タイヤクリアランス】

スピードを追求したエアロロードにワイドタイヤは不要だろうか?フェルトの答えはノーだ。新型ARは、ISO規格で求められるタイヤクリアランスに則ると、なんと最大30mm幅のタイヤに対応する。ホイールのワイド化の流れによって、タイヤもワイド化の流れが著しい。さらにレースによっては路面へのコンタクトを最大化するワイドタイヤがより選択となるだろう。新型ARであれば、機材と環境に合わせてその時の最速の選択をすることが可能だ。

【チェーンキャッチャー】

大事なカーボンフレームを忌まわしいチェーン落ちによって傷付けたことはないだろうか。新型ARのシートチューブには直付けの専用チェーンキャッチャーが装備されている。後付のチェーンキャッチャーと比べてはるかに信頼性の高いこのチェーンキャッチャーがあれば、フレームの傷付きを防ぐだけでなく、チェーン落ちによるタイムロスを回避して、目標とするレースでパフォーマンスを余すことなく発揮できるだろう。

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□メーカーサイト https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/ar/

□ラインナップ

AR FRD Ultimate DuraAce Di2完成車 ¥1,580,000 + tax
AR FRD Ultimate フレームセット ¥598,000 + tax
AR Advanced Ultegra Di2完成車(8.26kg)※ ¥798,000 + tax
AR Advanced Ultegra完成車(8.33kg)※ ¥598,000 + tax
AR Advanced フレームセット ¥298,000 + tax

※重量のサイズは不明

フレーム重量(56サイズ/塗装前)
AR FRD フレーム999g、フォーク399g
AR Advanced フレーム1190g、フォーク450g

□発売時期(予定)

AR Advanced:3月上旬ごろより開始

AR FRD Ultimate:入荷次期現在未定

※正確な時期は、ショップを通して確認のこと。

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フェルトも言っている通り「スピードのためのディスクブレーキ」であると。

これは、単純に「ディスクブレーキ化」のことではなく、むしろ、その他の新しい技術が注ぎ込まれた「新世代のバイク」を意味している。したがって、同じディスクブレーキのバイクでも、18年モデルよりは19年モデル、そして、19年モデルよりは今年のモデル、と常に進化している。現在、ディスクブレーキ化という「タイミング」において各社の開発にも大きく期待がかかるということなのだ。

 

 

 

「そして、KONA20では、NewIAがローンチされるのか!?」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka