Journal – Race Report

GERONIMO COUNT 2020 Schedule

4月 石垣島トライアスロン2021

5月 ワールドトライアスロンシリーズ 2021横浜(エリート)

6月 2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ

7月 第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬

8月 第40回全日本トライアスロン皆生大会【中止】

9月 2021佐渡国際トライアスロン大会【中止】

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP 2021【中止】

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GERONIMO COUNT 2020 Report

4月 全日本トライアスロン宮古島大会【中止】

5月 世界トライアスロンシリーズ横浜大会(エリート)【中止】

6月 アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン【中止】

7月 全日本トライアスロン皆生大会【中止】

9月 佐渡国際トライアスロン大会【中止】

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP【中止】

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GERONIMO COUNT 2019 Report

4月 全日本トライアスロン宮古島大会

5月 世界トライアスロンシリーズ横浜大会(エリート)

6月 アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

7月 全日本トライアスロン皆生大会

8月 ITUワールドトライアスロン クウォリフィケーションイベント

9月 佐渡国際トライアスロン大会

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP

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GERONIMO COUNT 2018 Report

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GERONIMO COUNT 2016 Report

IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP
アイアンマン70.3セントレア
wtsy
世界トライアスロンシリーズ横浜大会
全日本トライアスロン宮古島大会
                                                                     

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GERONIMO COUNT 2015 Report

IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP
ironman_logo-1
アイアンマン・ジャパン北海道                 
アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン
世界トライアスロンシリーズ横浜大会

HARU-TORA 2021

■Contents

GERONIMO COUNT

Race Report

Result

【取材予定】第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬

GERONIMO COUNT
Race Report
Result
【取材予定】第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬

第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬 GERONIMO COUNT

榛名湖トライアスロンでバイクカウントを行った。榛名湖はアップダウンがあり、慎重さも求められるテクニカルコースとなっているが、そこで使用されたバイクに特徴は見えたのだろうか。

GERONIMO COUNTは2015年からスタートし7年目にり、32大会を数えた。バイクカウントは、元々コナで30年以上行われ、その使用率が話題となっていた。サーヴェロが話題となるのはそのことによる。コナという最高の舞台でも実際の「選手層」は幅広い。単なるブランド別台数ではなく、エイジでのハンデはあるが、やはり「SUB10」の本当に速い選手が乗るバイクは何か?サーヴェロのシェアはダントツだが、人気のあるモデルは何か?など、もっと突っ込んだ「本当のこと」が知りたい。また、ワンバイなどトレンド以前の「兆し」も発見したかった。

今回の榛名湖トライアスロンどのようなレースなのだろうか。距離、コースにより、バイクもトレーニングも変わってくる。また関東圏での交通アクセスの良さも選手層に変化が出てくる。榛名湖は、標高1000mを超えるリゾートで「日本一美しい」トライアスロンとしている一方で、アップダウンのあるタフなコースという前評判だった。一部では事前に「試走」をしたという入念に準備を積んでいる選手もいた。試走以上の情報はないが、多くの選手は、大会サイトやリピーターからの情報が最大となるのではないだろうか。リピーターからの情報は、同じ競技レベルの選手目線ではある程度参考になるだろう。ただ主観も入るため、多くの選手はコースマップ、標高、周回数などから「イメージ」によって準備しているのではないだろうか。

榛名湖攻略のためのバイクはどんなバイクだったのだろうか。前述の情報量により、必ずしもバイク機材から全てを占うことはできないが、今後のヒントは見つけたい。

2021 HARU-TORA  Bike ” GERONIMO ” Count

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SPECIALIZED 43 13.0%
1 TREK 43 13.0%
3 cervelo 27 8.1%
4 GIANT/Liv 25 7.5%
5 cannondale 22 6.6%
6 ceepo 20 6.0%
7 PINARELLO 14 4.2%
8 MERIDA 12 3.6%
8 SCOTT 12 3.6%
10 ANCHOR 11 3.3%
11 BIANCHI 7 2.1%
11 FELT 7 2.1%
13 KUOTA 6 1.8%
13 QR 6 1.8%
15 BMC 5 1.5%
15 CANYON 5 1.5%
15 GUSTO 5 1.5%
15 LOOK 5 1.5%
19 ARGON18 4 1.2%
19 COLNAGO 4 1.2%
19 DEROSA 4 1.2%
19 ORBEA 4 1.2%
19 Wilier 4 1.2%
24 BOMA 3 0.9%
24 corratec 3 0.9%
24 FOCUS 3 0.9%
24 RIDLEY 3 0.9%
28 BH 2 0.6%
28 CARRERA 2 0.6%
28 GIOS 2 0.6%
28 lapierre 2 0.6%
28 PANASONIC 2 0.6%
28 TIME 2 0.6%
34 astuto 1 0.3%
34 AVEDIO 1 0.3%
34 CUBE 1 0.3%
34 excella 1 0.3%
34 FUJI 1 0.3%
34 GARNEAU 1 0.3%
34 HARP 1 0.3%
34 NEILPRYDE 1 0.3%
34 NESTO 1 0.3%
34 SIAFEI 1 0.3%
34 3T 1 0.3%
不明 2 0.6%
未確認 0 0.0%
44 合計 332 100.0%

Counted by Triathlon GERONIMO

1位は、スペシャライズドとトレックの2ブランドが群を抜いていた。

スペシャライズドは、トライアスロンでも強く、GERONIMO COUNT上だが、4月の石垣島1位、5月のWTCS横浜エリート、6月の彩の国でも1位のシェアとなっている。同社のトライアスロンバイク比率は34.9%で、やはり人気となっているのは、現行SHIVだった。もう一つの特徴は、ディスクブレーキ比率がダントツに高いことが挙げられ、他社よりも2~3年早い開発ができていただけにその完成度も自ずと高くなっている。

同率1位のトレックは、常に上位に入るブランドだが、ロードバイクに人気があった。同社のロードバイク比率は、88.4%の38台で、特に目立っていたのがエアロロードのMADONEであり、そのディスクブレーキモデルだった。スペシャライズドに対して言えば、「ロードのトレック」と言ったところだろうか。TTとしての新型Speedconceptが既にプロレースでお披露目されているが、「トライアスロン」としての新型リリースを待つ人は極めて多いだろう。

3位はご存知サーヴェロだった。3位ではあるが、今回ブランド別では最もトライアスロンバイクが多かったのはやはりKINGサーヴェロと言う感じだ。サーヴェロは、スタンダードのP系と異形のPX系の2系統を持ち、価格設定も幅広くしているところから、選び易いブランドだ。コナでは、P5を中心にP系が選ばれているが、一般選手では、PX系が扱い易いだろう。奇抜なデザインの異形だが、14500人からのリサーチデータにより完成したバイクは一つの答えでもある。

トライアスロンバイクだけの順位を見た場合、1位はサーヴェロの16台、2位はスペシャライズドの15台、3位はシーポの13台となっている。国内の人気3大ブランドと言えるだろう。逆にロードバイクは、1位はトレックの38台、2位はスペシャライズドの28台、3位はジャイアント/リブの23台となっている。これも選ばれているロードブランドということが言えるだろう。

総台数 TOP10台数 使用率
332 229 69.0%

Counted by Triathlon GERONIMO

このデータは、ブランドが分散傾向にあることを示している。概ね70%が境界線となるが、それを下回っている。やはり、ロードバイク使用率が高いことが原因となるだろう。トライアスロンバイクが多い場合、生産しているメーカーはある程度限られるため集中傾向となるが、ロードバイクは、まず選択肢が多いということが考えられる。扱うショップも多く、メーカーも多い。また、グレードによる価格の幅も広いため、ベテランは元より、ビギナーにとっても良い状況と言えるからだ。

単純に価格がリーズナブルになることで、敷居は下り、始める人も増える流れが生まれる。2019年のコナでは2400名中の77.7%がトップ10ブランドを使用しているが、大会のレベル、コース、海外と国内のバイクへの関わり方の違いなど、理由はいくつもあり、良いとか、悪いとか、言えることではない。

トライアスロンバイクが速いのは確かだ。昨今では、最初からトライアスロンバイクという流れがあることも否定できない。ただ、トライアスロンバイクは「ピンポイント」なポジションとなるため、ある程度(ミドルへの挑戦を始めた頃)の継続的練習や経験がベースとなっていることが重要だ。特に「体幹」への意識は、寝そべってしまったDHポジションでは意識が難しい。上半身が起き、肩、腕に力みを感じ、確認しやすいロードバイクをしっかりと乗りこなすことが先決と言えるだろう。

【ディスクブレーキ率】

今年度注目しているのが、バイクの「新型率」とも言えるディスクブレーキ仕様の使用台数だ。早いメーカーでは2016年頃からリリースしていたが、ディスクブレーキは、概ね「3年以内」のバイクということが言えるだろう。特に1~2年以内が多い。そこからの新型率を見ている。

そもそもディスクブレーキは、イコール高級車ということではない。上位モデルからディスクブレーキ化となったメーカーもあるが、自転車が止まるという当たり前の「安全対策」に対し、現在は、「標準仕様」になったということなのだ。安価なアルミフレームでもディスクブレーキとなり、メーカーによっては、完全移行しているところもある。念のためだが、バイク購入時には、ディスクブレーキになっていることを確認したい。

総数   Disc   比率   Rim   比率
Tri Road 合計 Tri Road 合計
332 19 45 64 19.3% 59 209 268 80.7%

Counted by Triathlon GERONIMO

今回の結果は、19.3%がディスクブレーキ仕様だった。4月の石垣島ではこの数値が18.1%、6月の彩の国では、26.9%だったことから考えると、時期を合わせれば、やや低めという結果と言えるだろう。ただ、2021年もコロナ禍の影響は大きく、大会も多く中止になっている。そのため、新規導入を遅らせていることや、そもそもメーカー側のデリバリーが遅れていることもあり、選手の「想い」も掛け合わせて見る必要があるだろう。ただ、データは事実でもあるため、1年後にその意味が見えてくることになるのではないだろうか。

【トライアスロンバイク使用率】

もともとGERONIMO COUNTは、ブランド別は当然だが、この「車種」については、大きな興味があった。トライアスロンバイクを購入する動機として、やはり見た目からの人気があることは事実。もう一つは、ミドルを目標設定にした選手がそのタイミングとしてケースが多い。距離の長いバイクパートに対し、考え始めたということだろう。ODまでは3種目の一つという位置付けだったことも考えられる。それがミドルでは、3時間から4時間以上となるため、効率よく安定した走りであったり、マイナス面軽減のためのエアロダイナミクスであったり、機材への関心度が大きく高まってくる。いずれにしても完走が簡単ではない、ミドルやロングヘの挑戦は、「本気」でやる必要があるため、トライアスロンバイク比率が増える傾向は、トライアスロン人気のバロメーターと言って良いと考えている。

大会 年度 台数 Tri 比率 Road 比率 距離
木更津 2017 1557 277 17.8% 1280 82.2% OD
石垣島 2021 824 254 30.8% 570 69.2% OD
彩の国 2021 320 143 44.7% 177 55.3% ミドル・ショート・ミニ
榛名湖 2021 332 78 23.5% 254 76.5% OD・ミニ

Counted by Triathlon GERONIMO

そして、今回の結果だが、トライアスロンバイク比率は低い結果となった。この考察としては、やはりコースが挙げられるだろう。普段トライアスロンバイクの選手がこのレースではロードバイクで出場している。また、ビギナーであったり比較的キャリアの浅い選手が多かったことも考えられる。これらは、あくまでも選手層も含めた「その大会」の特徴であリ、推移が重要となる。

では、榛名湖のコースはどちらのバイクが良いのだろうか。個人的見解ではあるが、ロードバイクに分があると思う。コースの高低差などからは、トライアスロンバイクと判断していたが、急な下りや湖畔沿いは道幅が狭く、路面状況も良くない。また木漏れ日のコントラストが強く、路面状況も把握しづらいため、シビアなコントロールができるロードバイクがベターであると思った。安全性が前提でどこまでスピードを上げれるかが、コース攻略のカギとなるのではないだろうか。

【DHバー装着率】

DHバーの装着率は、前述のトライアスロンバイク比率と違って、トライアスロンのキャリアを明確にする物差しとしては、その信憑性が高いと考えている。もちろん、ベテランでも外している可能性はあったり、普段のレースでは、トライアスロンバイクをメインに使用している場合、ロードバイクには装着していない可能性も考えられる。想像の域となってしまうが、ロードがメインバイクだった場合、物理的に脱着は簡単だが、ポジション的には簡単ではない。ドロップハンドルをメインとして、「たまにDHポジション」という選手は外しても特に違和感はないだろう。一方、ロードバイクで、DHポジションをメインにセッティングしている場合、サドルとハンドルの距離、落差が特殊となるため、外した状態では違和感を感じる。

DHバーは、トライアスリートなのか、ローディーなのかを見分ける最もわかり易いパーツだ。ドラフティングのないマラソンのような競技であるため、より良い状況を作り出すために必要不可欠であり、取り付けのタイミングこそ大事だが、やはり、「トライスリートの証」とも言えるだけに基本的には装着は望む人が多いだろう。

総台数 装着 比率 非装着 比率
332 207 62.4% 123 37.0%

※不明2台有り

Counted by Triathlon GERONIMO

今回の結果は、37.0%の選手がDHバーを使用していなかった。ここで注目したいのは、トライアスロンの競技性よりも「初心者率」だ。6月の彩の国では、20.6%の非装着率だったが、比較すると、榛名湖では圧倒的に「DHバー無し」が多かったことになる。ビギナーや普段はローディーの選手が多かったのではないだろうか。いずれにしてもこれからトライアスロンをもっと楽しんで行こう、という選手が多く参加していることは、まだまだ色々な可能性があるということになる。

【最後に】

カバー写真のSHIVは圧倒的に目立つカスタムペイントが施されていた。実はこのペイントは、右サイドが青系、左サイドが茶系のカラーに塗り分けられていた。機材も含め楽しんでいることが良くわかる一台だった。上のシーポは会場で見かけたものだが、鮮やかなカスタムペイントやワンバイなど正に「今」を象徴する仕上がりとなっていた。コナではこういうバイクが続々と集まってくる。

色々楽しめるのが、トライアスロンだ。

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35664

「トライアスロンでいくか!ロードでいくか?いずれにしてもコースを想定したトレーニングが必要。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬 RaceReport

7/18(日)群馬県高崎市で「第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬」(榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬実行委員会主催)が開催された。

はるトラも二年ぶりの開催となった。昨年は国内レースがほぼ全滅となったコロナ禍によるものだった。今年も周知の通りの状況で、中止となっている大会が多い中だったが、無事に開催することができている。そして、「日本一美しいトライアスロン」と謳っているレースを楽しんだ。

当日は、大会に合わせるように梅雨が明け、雲ひとつない最高の夏空が広がっていた。高原とは言え、梅雨明けからの強い陽射しは、やはり夏の過酷なレースであったことは間違いないだろう。とは言えスタートは7:40で、終了は12:30と、コンパクトにまとまっているため、大きな問題もなく、無事に終えている。

緊急事態宣言などによる自粛の「お願い」により、300名近くが減ってしまっているが、久しぶりのレースを楽しむ選手やビギナーから、ベテランまでレースとしての盛り上がりは十分だった。また、変わらないスタッフの対応により、アットホームな雰囲気の中での開催だった。

榛名富士の麓がメイン会場となる

はるトラは、2013年から始まり、今年で9回目となった。ただ、18年の台風、昨年のコロナで2度中止となっている。関東圏では交通アクセスが良く、リゾートトライアスロンが楽しめる大会として人気となっている。歴史は比較的新しいが、800名近いエントリー数となる地方大会としては、規模の大きな大会と言えるだろう。バイクコースのキャパからこれ以上は定員を増やせないまでに最大活用し開催している。

榛名湖は、高崎市に位置する榛名山のカルデラ湖で、標高は1000mを超える高原リゾートとなる。ちなみに「榛名山」は総称であり、その峰は存在しない、榛名富士を含む大小15の山岳から成る山体だ。榛名湖の透明度は、季節にもよるが、全国レベルから見ても良いほうだろう。

例年、海の日の週末開催となり、梅雨明けの眩しい太陽と真っ青な空と、高原の爽やかさが満喫できるタイミングが最高だ。やはり、はるトラに出るなら時間に余裕を持って「トライアスロン旅」を楽しんでほしい。

■コース

【Swim】スタンダード・リレー:  1.5km / スプリント: 0.75 km

一周750mのコースを周回する。スタート地点は、水深が浅く歩いて前に進んで行く。2名づつ6秒間隔のローリングスタートとなる。

【Bike】スタンダード・リレー:  40km / スプリント: 18 km

一周8kmのコースを周回する。やはりメロディラインの上りが、名物となるテクニカルコース。長い下りもあり、慎重さが必要となるコース。

【Run】スタンダード・リレー:  10km / スプリント: 5 km

一周5kmのコースを周回する。序盤で約500mの厳しいアップダウンがある。その後は、約3km地点で少し上りが出てくるコース。

 

■レース

【Swim】

7:40:00 レースが始まった。スタートは、スタンダード、リレー、スプリントの順番で、2名づつ6秒毎のローリングスタートで行われた。スタンダードとリレーは2周、スプリントは1周を泳ぐ。

レイアウトは、大きなブイの間を真っ直ぐに泳ぐだけで、視界も良く泳ぎやすい。ただ、標高が高いため「息が上がる」という選手は少なくない。また、海水ではないため、浮きにくいこともあり、少し時間がかかってしまう選手もいたようだ。ビギナーの中には、2周のところ1周で帰って来てしまって、慌ててコースに戻ったりと、幅広い選手層となる大会の光景が広がっていた。

榛名湖は深いところでも15m程度で、スイムコースとなっているところは、3~4m程度となっている。その浅い水深のため、海中の藻が手に触れたりして驚いた選手もいたようだ。藻のためイメージした透明度とは少し違うようだ。

いずれにしてもフラットで安心感のあるスイムコースで、前日の風も収まり、ほぼベタなぎ状態でのスイムは、ビギナーも泳ぎやすかったのではないだろうか。

ゲストでオープン参加の佐藤 謙太郎選手と酒井 絵美選手。

大会MCは、” SAM ” こと酒井修さん。レース実況と共に観戦者の代わりに応援も。

 

【Bike】

バイクは、約8kmのコースを周回する。スタンダードとリレーは5周、スプリントは2周する。正確には、外周で7.7km程度で、バイクスタートとゴール地点までのコースで調整され、合計5周で40kmとなっている。

コースは、アップダウンのあるテクニカルコースと言えるだろう。ただ、湖畔沿いを中心にDHポジションとなるフラット部分も半分以上あるコースだ。そんな中最大の難所となるのはスタート後、間もなくとなるメロディーラインの上りとなる。緩やかに上り始めるため、1km以上は続く上りで選手は苦しめられる。それをスタンダードであれば5回走らなければいけない。

各選手それぞれの走りをしている。DHバーが付いていないロードバイクの選手が勢い良く上って行く。普段はローディーなのか。カメラを向けると笑顔でポーズを取ってくれる余裕のある選手。カメラの前だけ「ダンシング」をしてくれた選手。そして、うつむきがちで、淡々と坂と闘っている選手。いずれにしても頑張っている光景がエンドレスで続いている。

上った後は、下りが待っているのだが、これが要注意となる。急な下りだが、道幅は広いとは言えない。また長く続くため自ずとスピードが出てしまうため、前後、左右も確認しながらのテクニカルな走りとなる。下り後半では、日向と日陰が強い日差しにより、明暗のコントラストが強く、路面状況の確認がしづらいポイントもある。その後、湖畔沿いに入ってからも道幅が狭かったり、路面の悪いところもあり、慎重なバイク走行が求められる。

このバイクコースの攻略は、上りではなく「下り」と言えるだろう。飛ばせということではない。コース情報をより多く把握し、いかにスピードを殺さず走れるかどうかということだろう。その点はバイクのチョイスも「ロードバイク」がセオリーとはなるが、普段の練習がそれを想定したものになっているかが大前提となる。このレースのためだけにロードバイクを用意するのはナンセンス。コースを想定した機材と練習が必要になるという点では、このコースで良い結果を狙うのは簡単ではない。当然、試走も何回できるか、バイクが得意で狙ってみたい選手は「十分な準備」をオススメしたい。

 

【Run】

ランは、5kmのコースを周回する。スタンダードとリレーは2周の10km、スプリントは1周の5kmとなる。

コースは、榛名湖の外周をほぼトレースする湖畔のラン。序盤に9%の上りを含むアップダウンが500m程度続き、選手を苦しめる。また、中盤でアップダウンが出てくるが、あとはフラットも多い。陽射しは強かったが、湖畔沿いの木々で日陰となる部分もあり、精神的にも助けられていた。

選手のウエアはショートということもあり、「袖なし」が多かった印象だ。現在、「袖付き」が主流のイメージになったが、元々はアイアンマンのバイクなどで、「エアロダイナミクス」を考慮したことから始まっている。今でもコナでは、ランになるとウエアを変える選手を見かける。当日の天候では、やはり、袖なしが涼しげに見えていた。

選手も疲れて来た。カメラに反応してくれる選手もいたが、バイク時に見られた笑顔は少なくなり、淡々と走る選手が多くなって来た。トライアスロンは、「バイク+ラン」の競技だ。そのバランスが難しい。ビギナーの選手は、バイクの坂で脚を使い切ってしまったかもしれない。そんなことを考えながら走ることが、トライアスロンの魅力でもあるのだが。やはり、梅雨明け直後で、暑さに慣れていない身体は、いきなりの「夏本番」でダメージが大きいのだろう。

いずれにしても最後の種目となるラン。ゴールを目指して力を振り絞る選手に感動だった。デビューの選手もいただろう。ベテランでもコロナ禍で久しぶりとなった選手もいただろう。それぞれの想いの中、それぞれのゴールを目指し、トライアスロンという「非日常」で持てる力を出し切っていた。

 

【Finish Line】

レースが終わった。

ゴールの頃は「太陽」が真上から燦々と降り注いでいた。疲れも暑さもマックスとなっていたが、ゴールで全てが報われる。思い通りのレース展開となったかどうかは分からないが、その瞬間は、最高に気持ち良いのだ。

やはり、「トライアスロンはいいな〜」と思った瞬間だったのではないだろうか。

Congratulations !

「過去4回出場しています。この大会はドラフティングがないので良いですね。」とレース後お話ししてくれたのは、70歳のベテラントライアスリート、四阿選手。

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■GERONIMO COUNT

GERONIMOのバイクカウントは、暫定の速報値となるが、下記の通りだった。

1位 TREK 43台

1位 SPECIALIZED  43台

3位 cervelo 27台

※対象はスタンダード、リレー、スプリントの332台となる。

※詳細データはこちら(後日発表)

■コロナ禍での開催

開催することはできたが。。。

準備も6月からのスタートで、運営も簡単ではなかった。まん延防止措置の出ている市町村には、解除されない場合、自粛のお願いをしていたが、さらに緊急事態宣言も発令されたため、多くの参加者がいた東京都などの選手は、大幅に減ることとなった。

もちろん、レースでは直前までのマスクの徹底や2名づつのローリングスタートなど、可能な限りの対策をしていた。また、蜜を避けるため、表彰式は開催せず、ゴール後は、三々五々の流れ解散となっていた。ゴール後余韻に浸り、お互いの頑張りを称え合う、大切な時間でもあるが、「今」は全て行うことはできない。

はるトラのレースディレクターであり、高崎市トライアスロン協会会長の小平博氏は言う「今回は、初トライアスロンもベテランも皆 “ デビュー戦 ” です。」と。ご自身も第1回の佐渡から出場し、16年にはコナ出場を果たしている強豪エイジグルーパーであるだけに、選手をより楽しませたいとい気持ちも強いはず。そんな熱き人々によって開催できている。また、高崎市あげてのイベントであると言うことも、この成功に大きく関わっているのだ。

そして、一日も早く平時に戻ることを待っている。大会が開催できたこと自体が最高なのだろう。ただ、そんなことは選手もスタッフもみな分かっている。普通に開催できることの有り難みを痛感させられた。

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【Result】

◯ 総エントリー数 / 最終スタート数 671/382名(ジュニア、キッズ含む)

◯ スタンダード&リレー /スプリント エントリー数 / 最終スタート数 591 / 332名

◯ 総完走者数 / 率 371名 / 97.1%

《気象》(7:00時点):天候 晴れ / 気温 25.6℃ / 湿度 66% / 風速 2.4m 北北西 ※前橋地方気象台

■スタンダード男子総合
1位 小林 祐也 2:10:47
2位 橋本 有広 2:12:17
3位 望月 佐夢 2:13:11

■スタンダード女子総合
1位 田村 光 2:27:00
2位 大熊 美結 2:43:41
3位 Martin Sarah 2:47:40

■スプリント男子総合
1位 関根 悠太 1:05:23
2位 杉本昌也 1:08:25
3位 吉川 誠司 1:10:43

■スプリント女子総合
1位 貴田 真美 1:13:40
2位 小澤 真理子 1:22:31
3位 鈴木 佐梨 1:25:03

■スプリント高校生男子総合
1位 浅沼一那 0:59:29

■スプリント高校生女子総合
1位 長谷川 菜奈 1:07:57

■リレー総合
1位 M・S・I PUBLIC 2:26:27
2位 勝己一族 2:32:07
3位 ☆ゆまりえ☆ 2:40:27

■リレー男女混合
1位 TEAM ウガちゃんねる 2:44:27

※全てのデータ:http://harutra.jp/result

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35664

「近いリゾートでトライアスロン旅が楽しめる!」

Triathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬 Result(速報)

第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬が開催された。

大会に合わせるように梅雨が明けた。前日から雲ひとつない青空となり、気持ちは否応なしに盛り上がる。そして、ここ榛名湖の標高1084mで過ごし易い。連日猛暑のニュースとなっているが、風が涼しく気持ちが良い。ただ、やはり真夏。写真のように濃い影がその陽射しの強さを物語っている。会場全体がキラキラしているのだ。バイクコースでは、直射も受けるが、ランでは、湖畔沿いの木々が多いため和らげてくれている。

大会は事故もなく、無事終えることができた。スイムは、榛名湖で1周750mのコースを泳ぐ。コロナ対策となる6秒毎のローリングスタートとしばらく浅いため、気持ちに余裕を持ってスタートできる。バイクは、榛名湖及び周辺を含み一周8kmをスタンダードであれば5周するコース設定となっている。やはり、写真の坂を5回上る設定が大きな特徴となっているが、長い下りや細い道幅、路面コンディションなど全体的に慎重さが必要となるコースだ。また、本来なら気持ちのよい「木洩れ陽」だが、陽射しの強さからコントラストが強く、路面状況が把握しずらいことなども注意点となっただろう。ランは、榛名湖を完全にトレースするコースを周回となっているが、スタート直後に上り坂が数百メートルがあり苦しめられる。その後は緩やかなアップダウンはあるが、湖畔の景色を楽しみながら走ることができた選手もいたのではないだろうか。

今回も開催は絶対ではなかった。6月に基本的な開催方向が決まり短期間での準備となった。その時点ではまん延防止等重点措置が延長されれば、自粛をお願いすることとなっていた。ギリギリまで難しい判断の中、選手だけではなく、スタッフ、ボランティア、全てが「主役」という考え方で、ベストな方法を模索し続けていた。そんな中での開催となっていた。競技説明のYOUTUBEの中で言われていたのが、「今回は、初トライアスロンもベテランも皆 “ デビュー戦 ” です。」となっていた。慎重に楽しむ、そんなリゾートトライアスロンは、多くの人に支えられてアットホームな雰囲気の中で行われていた。

取り急ぎの大会開催の報告となる。

Swim 1.5/0.75km
Bike 40/18km
Run 10/5km

首都圏からもアクセスの良い榛名湖。温泉リゾートでもあり、スポーツリゾートとして注力している。トライアスロン以外にもマラソン大会や自転車のヒルクライムなども周知の通りだろう。特にトライアスロンは、榛名湖を使用するため、厳しい規制をクリアしている。榛名湖の自然を守るため、普段は遊泳禁止となっている。それは榛名湖を見れば一目瞭然で、透明度の高い湖なっていることから分かるだろう。

酒井絵美選手はゲストのオープン参加。得意のバイクは最大の難所でも笑顔!
バイクはCeepoが出展。

 

【レース結果】※速報値

■スタンダード男子総合
1位 小林 祐也 2:10:47
2位 橋本 有広 2:12:17
3位 望月 佐夢 2:13:11

■スタンダード女子総合
1位 田村 光 2:27:00
2位 大熊 美結 2:43:41
3位 Martin Sarah 2:47:40

■スプリント男子総合
1位 関根 悠太 1:05:23
2位 杉本昌也 1:08:25
3位 吉川 誠司 1:10:43

■スプリント女子総合
1位 貴田 真美 1:13:40
2位 小澤 真理子 1:22:31
3位 鈴木 佐梨 1:25:03

■スプリント高校生男子総合
1位 浅沼一那 0:59:29

■スプリント高校生女子総合
1位 長谷川 菜奈 1:07:57

■リレー総合
1位 M・S・I PUBLIC 2:26:27
2位 勝己一族 2:32:07
3位 ☆ゆまりえ☆ 2:40:27

■リレー男女混合
1位 TEAM ウガちゃんねる 2:44:27

※全てのデータ:(後日公式発表あり

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35664

「近いリゾートでトライアスロン旅が楽しめる!」

Triathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【取材予定】第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬

今年も “ はるトラ ” が開催される。

と言うよりは、無事開催されると言った方が良いかもしれない。ただ、緊急事態宣言地域の及びまん延防止等重点措置の対象となっている市町村の参加者については、大会参加の自粛をお願いしている。コロナ禍の対応は各大会で異なるが、はるトラでは「何とかして開催したい」そんな想いが伝わってくる。

会場となる榛名湖周辺は、標高1000mの高原リゾートとなるため、梅雨明けの蒸し暑さから一気に解放されるロケーションとなっている。また、スイム会場となる榛名湖は通常は遊泳禁止となっていて、大会時のみ特別に泳ぐことができるそうだ。そして、生活排水なども流されていないカルデラ湖で、透明度の高いリゾートスイムを楽しむことができる。一方で、バイクコースは、チャレンジングなアップダウンがあり、競技性も問われる走り応えのあるコースとなっている。

距離は、オリンピックディスタンスだが、トリップからレースまで、そのロケーションを満喫できる大会だ。今年は、無事開催となった。是非、「その地」をしっかり楽しんで走りたいものだ。

■開催日 2021/7/18(日)

■競技

種目 スイム バイク ラン 総距離 募集人数
スプリント 0.75km 18.0km 5.0km 23.75km 100名
リレー 1.5km 40.0km 10.0km 51.5km 30組
キッズ低学年 50m 1.7km 0.6km 2.35km 30名
キッズ高学年 100m 3.4km 1.5km 5.0km 30名
ジュニア 200m 9.6km 2.9km 12.7km 30名

※詳しくは、http://harutra.jp

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その他のレポート:(準備中)

「ロケーションを楽しみたい!」

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

SAINOKUNI 2021

■Contents

GERONIMO COUNT

Race Report

Result

【取材予定】2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ

GERONIMO COUNT
Race Report
Result
【取材予定】2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ

2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ GERONIMO COUNT

初めてのカウントとなった彩の国トライアスロン。使用されたバイクから機材傾向とそこから選手の動きが見えるトレンドはあったのだろうか。

GERONIMO COUNTは2015年からスタートし7年目に入った。バイクカウントは、元々コナで30年以上行われ、その使用率が話題となっていた。同様のカウントではあるが、「その先」が知りたかった。例えば、コナという最高の舞台でも実際の「選手層」は幅広い。エイジでのハンデはあるが、やはり「SUB10」で使用されるバイク、本当に速い選手が乗るバイクは何か?サーヴェロのシェアはダントツトップだが、人気のあるモデルは何か?など、もっと突っ込んだ「本当のこと」が知りたい。また、ワンバイ(フロントシングル)などトレンド以前の「兆し」も発見したかった。そんなカウントだ。

まず大会の位置付け(特に選手層)などの「前提」をイメージし、確認して行っているが、今大会、彩の国トライアスロンでは、レースタイプを3つ設定、バイクコースがフラットで、初心者も参加しやすい。また、東京を含む関東圏が主となる選手層であることなども、様々なイメージが沸いてくる。そして、コロナ禍でトレーニングは出来ているのか、そうでないのか、トレーニングができていなければ、機材の新調もしない。中止や延期でレースも少なくなり、モチベーションも下がる中で出場する選手たちの機材はどうなっているのか。

そして、新しく始める選手は増えているのだろうか。コロナ禍2年目となった。今シーズンこそはと思っていたが、レースは軒並み減っている。それでも始めてほしい。そんな兆候は確認されるのだろうか。

あくまでも、使用されているバイクから見ている選手たちの動向、傾向であり、一つの仮設に過ぎないが。

 

2021 SAINOKUNI  Bike ” GERONIMO ” Count

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SPECIALIZED 85 25.1%
2 cervelo 35 10.4%
3 ceepo 22 6.5%
3 FELT 22 6.5%
5 TREK 21 6.2%
6 cannondale 14 4.1%
7 CANYON 12 3.6%
7 GIANT/Liv 12 3.6%
9 PINARELLO 11 3.3%
10 ANCHOR 9 2.7%
11 MERIDA 8 2.4%
12 BMC 7 2.1%
12 BIANCHI 7 2.1%
14 KUOTA 6 1.8%
15 SCOTT 5 1.5%
15 LOOK 5 1.5%
17 COLNAGO 4 1.2%
18 Wilier 3 0.9%
19 ARGON18 2 0.6%
19 BH 2 0.6%
19 DEROSA 2 0.6%
19 FUJI 2 0.6%
19 GUSTO 2 0.6%
19 ORBEA 2 0.6%
19 QR 2 0.6%
26 ANTARES 1 0.3%
26 BOMA 1 0.3%
26 CASATI 1 0.3%
26 cinelli 1 0.3%
26 corratec 1 0.3%
26 DARE 1 0.3%
26 GARNEAU 1 0.3%
26 GIOS 1 0.3%
26 HARP 1 0.3%
26 lapierre 1 0.3%
26 NEILPRYDE 1 0.3%
26 NESTO 1 0.3%
26 QUARK 1 0.3%
26 RIDLEY 1 0.3%
26 signalcycles 1 0.3%
26 TAOKAS 1 0.3%
26 TOYO 1 0.3%
26 VENTUM 1 0.3%
不明 0 0.0%
未確認※ 18 5.3%
43 合計 338 100.0%

※未確認が多かった。1500台のカウントでも2%程度の誤差が通常となっている。

Counted by Triathlon GERONIMO

ダントツの1位は、スペシャライズドだった。その強さは本物で、あくまでもGERONIMO COUNT上だが、4月の石垣島1位、5月のWTCS横浜エリートでも1位のシェアとなっている。今回はSPECIALIZED CUPとして冠スポンサーでもあったが、それが理由ではないということ。スペシャライズドは、自社施設によるエアロダイナミクスへの取組みも最高レベルだが、「フューエル&ストレージ」などのトライアスロンバイクとして「定義」を確立させたメーカーだけに「トライアスロンのスペシャライズド」というイメージは強い。また、2016年頃からいち早くディスクブレーキにも注力し、その普及率は高い。今回使用されている85台の内45台(52.9%)はディスクブレーキ仕様だった。

2位のサーヴェロは、コナでは不動のKINGとなっているブランドだ。車で言えば「F1」しか造らない、そんなブランドでもある。2016年ローンチのPX系は、「異形」を決定的にしたラインで、フューエル&ストレージに加え、フィッティング(ハンドル高など)やユーザビリティまで完成させた究極のトライアスロンバイクとなっている。今回、台数は2位だが、その中でのディスクブレーキ率は、62.9%の1位となっていた。ブランド内の「新型率」が高いことを示している。

3位のシーポは、ご存知ジャパンブランドで、トライアスロン専門メーカーでもある。創設者田中信行氏のパッションが注がれたブランドイメージは、質実剛健のジャパンブランドから現在ではワールドブランドとなり、世界を走っている。また、大きなメーカーではできないトライアスロン専門の良さを活かし、こだわりの開発が行われている。例えば、「MAMBA」はトライアスロンバイクでない。ただのロードでもない。トライアスロンバイクの定義でもある「ヘッド長」「シートアングル」を調整しているロードなのだ。

同じく3位のフェルトも人気ブランドだ。特にトライアスロンの「IA」は、2021年で8年目となるロングセラーモデルだ。2013年に僅かフレーム4本の入荷から始まり、2018年コナでディスクブレーキモデルが追加ローンチとなり現在に至っている。昨年中止になったコナでの「新型」ローンチの話もあり、今後も楽しみなバイクとなっている。現在、「細身」の設計が多い中で、長いとは言えボリューミーなダウン&シートチューブのデザインは人気が高い。

現在は、タイミングが悪い。コロナ禍で予定が狂った。トライアスロンバイクの開発には時間がかかる。また、トッププロではなく、一般エイジからトップアマまでが使用できるバイクが開発のターゲットとなるため、トレンドへの対応も必要となる。

トライアスロンバイクは究極の開発であり、そのメーカーの「実力」を示す物差しでもある。その開発時に培われた技術やデータなどが、ロードバイクにも活かされている。自転車に限らず、「頂点」を極めることは、重要と考えるメーカーが多いだけに、今後も楽しみなジャンルなのだ。

ちなみにトライアスロンバイクとロードバイクを分けた場合、トライアスロンの使用率は、1位スペシャライズド、2位サーヴェロ、3位シーポ、4位フェルト、5位キャノンデールとキャニオンとなっている。ロードの使用率は、1位スペシャライズド、2位トレック、3位フェルト、4位ジャイアント&リヴとピナレロとなっている。ロードバイクは特徴的な結果で、選択肢も多いということだ。

総台数 TOP10台数 使用率
320 243 71.9%

Counted by Triathlon GERONIMO

この数値は、TOP10ブランドで占めている割合で、概ね7割前後が境目となる。それを上回り71.9%となっているのは高い結果だったと言える。つまり、TOP10ブランドから選んだ選手が多かったということになる。但し、あくまでも参考値であり、特に「フィッティング」と時間をかけた「ポジション出し」をもって、その結果良いバイクだったということになるが、必ずしもこのTOP10とは限らない。そこには、バイクの「ホームドクター」が必要になる。

また、昨今、高齢化するトライアスリートにとって、トライアスロンバイクがベストは限らない。例えば、前傾がきつい場合、逆に短いヘッド長も必要なくなる。シートアングルに関しては、その調整幅も大きいものが多くなっている。トライアスロンバイクである必要性が絶対ではなくなってきているということなのだ。エアロダイナミクスの観点では、基本的にトライアスロンバイクは絶対に速い。但し、AVスピードが35km以上で走れる選手は多くないとした場合、一瞬の速度ではなく、安定して出し続けられるパワーの持久性が重要となるが、その時のポジションはロードバイクかもしれない。

ちなみにこの数値がコナでは77.7%となっている。(選手2400名)

 

【ディスクブレーキ率】

今回注目の一つが「ディスクブレーキ」だ。これをもって概ね新型バイクのカウントといっても良いだろう。ディスクブレーキは、2016年頃からリリースされ、早いメーカーでは2018年モデルをもって切り替わっている。全体的には18年、19年、20年モデルが、普及3カ年のイメージとなる。但し、トライアスロンモデルについては、ディスクブレーキありきではないため、少しずれが出ている。いずれにしても、「ディスクブレーキ=標準」と言っても良い段階に入っているということなのだ。

冒頭にも前述したが、トレーニングができていればバイクも新しくなる。これはごく普通の流れでもある。バイクの新型比率が高ければ、コロナ禍の現状でも明るい話題と捉えることができると考えている。勝手な仮説ではあるが、やはり高まっていることを期待したかった。

総数   Disc   比率   Rim   比率
Tri Road 合計 Tri Road 合計
320 44 42 86 26.9% 99 135 234 73.1%

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は、26.9%だった。悪い結果ではないのではないだろうか。4月の石垣島ではこの数値が18.1%だったことを踏まえると、良いのではないか。今も尚、「コロナ禍中」であり、まだ新型をリリースしていないメーカーがいくつもある。ややメーカーが追いついていない感がある中でのこの伸びは良しとできる。また地域性もあり、関東圏では、デリバリーや情報の伝わりも早い。チーム内での情報、そして、影響も大きく関係している可能性もあるだろう。新しい機材を導入することはモチベーションにも繋がって来ることは事実だけに、無視はできない。

 

【トライアスロンバイク使用率】

GERONIMO COUNTを始めた頃からチェックしている観点として、トライアスロンバイクとロードバイクの比率があった。これも一つの仮説として、ミドルタイプに出るためには十分なトレーニングが必要であり、モチベーションも高いはず。当然ロングも視野に入れ、「トライアスロンバイク」の導入を検討し始めるタイミングでもあるからだ。以前にも述べたが、ミドルはトライアスロンの今を占うレースであると言っても過言ではないと考えている。

大会 年度 台数 Tri 比率 Road 比率 距離
木更津 2017 1557 277 17.8% 1280 82.2% OD
石垣島 2021 824 254 30.8% 570 69.2% OD
彩の国 2021 320 143 44.7% 177 55.3% ミドル・ショート・ミニ

Counted by Triathlon GERONIMO

選手層を占うデータだが、トライアスロンバイクの比率は高かったと言えるだろう。1000名以上のロング、ミドルをメインにカウントしているため、他の大会との比較は難しいが、宮古島でもトライアスロンバイク比率は2019年で51.8%、ミドルオンリーのセントレアで42.9%となっている。そんな中での44.7%という結果だった。これも良い流れと捉えている。前述と矛盾しているわけではなく、様々な切り口で見た場合、トライアスロンバイクの普及率が高まることは盛り上がりのエビデンスの一つと言えるだろう。

 

【DHバー装着率】

最後に、DHバーの装着率を確認してみた。7年目となるこのカウントだが、WTCS以外では初めてDHバーの装着率を確認している。WTCSとは意味が異なり、より「ロードレース化」したバイクとその走りの中で「名残」とも言えるDHバーはどうなっているのか、そんな観点だった。ここ彩の国では、装着しているか、どうかと言うよりは、「非装着」の選手がどの程度いたかを確認したかった。これも多少乱暴だが、DHバーを装着していない選手は、初心者の可能性が高い。但し、バイクのスペシャリストである場合も多々ある。いずれにしても「トライアスロンへの挑戦」は変わらないと位置付けている。前述のトライアスロンバイク比率と同様に、「これから」トライアスロンを楽しんでもらえる人の目安となるのではないだろうか。

総台数 装着 比率 非装着 比率
320 254 79.4% 66 20.6%

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は20%超の選手がDHバーを装着していなかった。この観点では良かったのではないかと考えている。どのレースタイプだったのか、恐らくB,Cではないかと思われるが、初心者であれば、ロードスペシャリストであれば、DHポジション走行は、また違うトレーニングと注意点もある。まずは、ロードバイクで「体幹」への意識がしやすい状態で走ることは、段階として必要であり、正解と言えるだろう。

あと、細かく見るとロードバイクの中でもディスクブレーキモデルの非装着率が高くなっている。これは単純に新しいバイクを購入した初心者も多く含まれているのではないだろうか。ちなみにパッドの小さい「ショートタイプ」のDHバーも含まれている。これは、少し意味が違ってくる。短時間使用で、ロードポジション(シートアングルが寝た)でのDHであったりするが、個々のポジションからのチェックは難しいため、「有無」で判断している。

 

【最後に】

他にもコナトレンドのワンバイやDHバーとベースバーを可動式で兼用するモルフテックを使用する選手など「コナ顔負け」のマニアックなバイクも確認されたが。。。

今回はここまで。

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35151

「彩の国を“ DH ” で走るなら、そのための練習を。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ RaceReport

6/6(日)埼玉県加須市で「2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ」(彩の国トライアスロンin加須大会スペシャライズドカップ大会実行委員会主催)が開催された。

■気象(7:00時点):天候 曇り / 気温 21.0℃ / 湿度87% / 風速 0.7m 北東 ※熊谷地方気象台

■スタート数:338名

2年ぶりの開催となった彩の国トライアスロン。6月初めの定番レースが厳しい状況の中でも、無事開催、そして終えることができた。

当日のレースは、タイムスケジュール通りスムースに流れていた。朝6時の受付開始から表彰式の終わる15時まで、時折の天然シャワーはあったが、強い日差しもなく、選手にとっては絶好のコンディションの中の開催であったと言えるだろう。

そして、久しぶりのトライアスロン出場となる選手も多かったと思うが、渡良瀬の醍醐味である高速バイクコースを楽しみ、それぞれの目標に向けてレースを満喫したことだろう。

コンパクトにまとまった会場

彩の国トライアスロンの歴史は長く、1995年に「彩の国トライアスロンin北川辺」(旧北川辺町はのちに加須市となっている。)として始まり、今年で27年目の老舗大会となっている。当時は、オリンピック正式種目を目指す流れとして「インターナショナルスタンダード」のショート51.5kmで開催されていた。今で言うODだ。

トライアスロンは、スイムがあるため、ロケーションの設定が簡単ではない。水辺の近くでバイク、ランが行える場所が必要だが、会場となる渡良瀬遊水池は、絶好のロケーションで、関東圏からのアクセスの良さが人気となり、長く続いている。また、会場がコンパクトにまとまっている。各種目の動線をはじめ、メイン会場と駐車場の距離なども選手からは好評となっている。

ただ、それだけではなく、アットホームな空気感のあるこの大会は、スタッフ、ボランティア、そして、地元などに守られ続けてきた大会でもある。

■コース

【Swim】A: 2.25 / B: 1.5 / C: 0.75 km

10名づつのローリングスタートで、基本的にフラットな遊水池を泳ぐ。レイアウトは、真っ直ぐ泳ぎ、戻る1周750mを周回する。

【Bike】A: 72 / B: 43 / C: 21.6 km

フラットな高速コース。2箇所90度コーナーがあるものの、ほぼDHポジション走行となる。道幅も広く、走り易いコースだが、DHポジションでの練習が必要となる。

【Run】A: 15 / B: 10 / C: 5 km

土手の登り下りがあるものの、ほぼフラットでペースが掴み易いが、単調なため、集中力が鍵となるコース。

 

■レース

【Swim】

7:45:00 レースが始まる。スタートは、彩の国C、B、Aの順番で10名ずつ、10秒ごとのローリングスタートで行っている。1周750mをそれぞれ3周、2周、1周泳ぐ。

レイアウトは、真っ直ぐ泳ぎ戻るだけの単調コースで折り返し地点も距離が短いため、大きく視界に入っている。初心者には安心感があっただろう。ただ、経験の浅い選手も少なくないため、コース取りの見極めは重要となる。やはり、レイアウト上バトルは避けられないため、A、B、Cを分けず、申告泳力順でスタートさせるなどを試しても良いかもしれない。スイム後のバイクコース上の「密」もあり総合的なバランスということなのだろう。

まずは、入水時に注意。下が藻で滑るためだ。各選手慎重に水の中に入っていく。水質が話題となることが多いが、選手からは「イメージしていたよりは良かった」との声を聞いている。濁ってはいるが、無臭だった。渡良瀬川下流に位置する日本最大の遊水池は、もちろん、波や流れはないが、風により、海面は影響を受け易い。ましてや短い周回となるため、完全に「楽勝」と言える選手は多くはなかっただろう。ただ、プールのようなオープンウォーターではトライアスロンの醍醐味に欠けてしまう。また、基本的なことだが、泳ぎ過ぎやその逆など、周回を間違える選手が何名かいたようだ。

イメージとしては「遊水池、ベタなぎ、楽勝」と言うことではないのだが、ごく普通のトライアスロンコンディションであり、概ね、安全面も含め、良いスイム会場だと言えるだろう。

スイムトップのMiho Cは余裕の笑顔でスタートを待つ。
10名づつ、10秒ごとのローリングスタート。

スイムコース全望

周回で一度上陸する

【Bike】

バイクはオールフラットの高速コースだ。2箇所の直角コーナーとそのための減速を除き、ほぼ100%「DHポジション」となるコースで、トライアスロンらしいバイクシーンが拡がっていた。見ていてもその気持ち良さが伝わってくる。一般公道では出来ない走りで、ここぞとばかりに思いっきり走っているように見えるからだ。一方で、高速かつ瞬時の対応が難しいDHポジションで彩の国Aは10周回するため、初心者も少なくない状況では慣れも大事だが「慎重さ」が求められる。

途中、小雨が降り出したが、長く降ることはなく助けられた。雨が降れば、視界、スリップ、また、ハンドルを持つ手が滑るなど、一気に危険性が増す。その点では恵まれたコンディションだったと言えるだろう。そして、ほぼ無風だったことはこの上ないコンディションでもあった。

そして、前述の「DHポジション」が走りを分けている。DHポジションは2つに分かれている。練習を積んで来た「攻め」の走りと、イージーな走りだが、前者は、圧倒的なスピード感で、一般レースながら見応えのある光景となっていた。もちろん、どちらが、良い悪いではない。ランを含め、コントロールが出来ているかであることが重要なことは言うまでもない。ただ、渡良瀬に出るなら「バイク」を強化して走ることが醍醐味と考える選手も多いのではないだろうか。その分、スキル、マナーも重要となってくる。実走のスキルとインドアでの「実走感」を持ち、「遠くを見る」DHポジションでの練習が必要となるだろう。

ルールやマナーという点では、「キープレフト」が徹底され、撮影時も「随分寄って来るな」と感じたくらいだった。事故がなかったのも、道幅の広さとこのキープレフトがあったためだろう。直角コーナーではやや膨らみがちで、熱くなっている選手もいたが、幅広い選手層の大会では仕方ない。

【Run】

彩の国Aのランの頃は暑かった。実は湿度は少し下がっていたが、天然シャワーも降らなくなり、曇りも薄曇りに変わり、陽射しが届き始めていた。

ランは、フラットだが単調なコースで、彩の国Aでは6周を走ることになる。ペースとポジションは掴み易いが、我慢の走りが必要だった。ランではバイク以上にペースの差を感じた。1年以上ぶりのレース出場となる選手も少なくなかったと思われるが、しっかりと走り込んで来た選手の走りは、以前と変わらないシーンとなっていた。

交通アクセスやコースがフラットであることなどから、気軽に申し込める中、「やっているな〜」そんな素晴らしさを感じた。もちろん、それぞれ環境も変わり事情もあると思う。思った走りができなかった選手もいただろう。ただこの場に出て来たことで、様々なことを感じ、きっとスイッチが入ったことだろう。ただ単に辛いランではなく、次に繋がるきっかけとしてはランはいい。

【Finish Line】

積み上げて来たものを出し切れたのか。

思い思いのレースではあったと思うが、無事完走は何より嬉しい。理屈ではなく、ゴールは最高に気持ちがいい。ロングのベテラン選手が、練習感覚で出ていたり、「初ミドル」として頑張って来た選手まで様々な想いがあった。大会開催、否かの中でモチベーションキープも簡単ではなかっただろう。

いずれにしてもこの感動は一人で作ることはできない。

Congratulations !

 

■表彰式

表彰式はしっかりと1時間。

表彰式が中止となる大会も多いが、今大会では通常通り行っている。やはり、大会としては、レースの締めとしてやってほしい。

各賞の景品やジャンケン大会なども、さすがSPECIALIZED CUPの豪華景品で大いに盛り上がっていた。ディスクホイールからヘルメット、シューズ、ウエアなどスペシャライズド製品が、多く提供され、沸いていた。

選手たちは、レース後の高揚感の中で、締めくくりを楽しんでいた。

彩の国A女子総合優勝のMiho C

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■SPECIALIZED CUP

今回の冠スポンサーはスペシャライズド。現在、自転車の各ジャンルにおいてトップブランドのスペシャライズドは、他社が難しいとされる「トライアスロン」への注力も大きいメーカー。4月の石垣島、先月の横浜(エリート)でもトップシェア(GERONIMO COUNT)となっている。

 

■GERONIMO COUNT

前述の通り、シェアの高いスペシャライズドだ。今回は更に冠ということもあったか、スペシャライズドに乗る選手が多かった。データとしては、ダントツのトップシェアだった。85台で25.1%(速報値)の使用率となっていた。

※詳細データはこちら

 

■コロナ対策

検温テント

4月下旬に緊急事態宣言となり、多くの大会が中止または延期となったが、この大会は開催することができた。

感染予防対策は、JTUの運営ガイドラインに基づき、様々な策を講じて開催している。大会前2週間の健康チェックシートから始まった。まずはここからの「意識付け」が大切だったと思う。会場ではサーモカメラによる検温計測を実施。マスクはスタート直前で回収、ゴール後すぐ新しいマスクを配布するなどしていた。また、応援自粛のお願いも徹底していた。一般レースでは、応援は、選手も観客もそのコミュケーションを楽しんでいる。でも今は、レースができるだけで良しとしたい。

無事に終えることができた。400名以下の規模の大会でもその開催は簡単ではない。選手が楽しみにしていることは分かっている。何とか開催したい。関係者の努力や地元の協力など、開催に漕ぎ着けるまでには、多大な苦労があったことだろう。

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【Result】

総エントリー数 / 最終出走者数 375/338名

完走者数 / 率 291名 / 86.1%

■彩の国A 総合男子
1位 菊池 朋明 No.137  3:17:51
2位 高嶺 寛己 No.147  3:24:08
3位 立山 宏一 No.143  3:28:10

■彩の国A 総合女子
1位 Miho C No.102  4:02:19
2位 青木 智恵子 No.109  4:09:15
3位 武田 紗由巳 No.104  4:15:14

■彩の国B 総合男子
1位 江田 祐太朗 No.432  2:06:36
2位 高島 志郎 No.424  2:10:33
3位 阿久津 将 No.449  2:10:37

■彩の国B 総合女子
1位 石井 汐里 No.407  2:26:22
2位 竹内 愛 No.408  2:28:08
3位 日引 華子 No.406  2:28:51

■彩の国C 総合男子
1位 橋本 有広 No.607  1:03:57
2位 洲上 幹太 No.605  1:09:11
3位 Potiron Yoann No.612 1:09:25

■彩の国C 総合女子
1位 高田 彩加 No.601  1:18:31
2位 古田 真子 No.603  1:28:03

※全てのデータ:https://www.sainokunitri.com(6/6投稿にて)

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35151

 

 

 

「アットホームな良いレースだった。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ Result

スペシャライズドアンバサダー ” TK ” こと竹谷選手も参戦。

2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップが開催された。

心配された天候だが、恵まれたのではないだろうか。降水確率は50~60%程度あったため、すっきりとした気持ちにはなれなかったが、結果的に小雨程度で済み、逆に、選手にとっては、強い陽射しもなく、時折の「天然シャワー」が功を奏した選手も少なくなかった。そして、風はほぼ無風。スイム時に少し波を立てた風は完全に収まり、ベストパフォーマンスを狙える好条件に変わって行った。

各種目において「安全運営」を感じる大会だった。事故が心配されるバイクで、選手からは、「キープレフトが徹底されていて走りやすかった」と聞いている。初心者も出ているため、スイムでのリタイヤ者もいたが、事故などはなく、無事に終了している。一点、スイムアップからトランジットへはすぐ目の前となるが、バイクコースを跨ぐため、スタッフは相当な注意を払っていた。スイム終了後は、舞い上がっている選手も少なくない。選手側からも安全確保を強く意識して、レースに臨みたい。

参加者は、社会人が中心ながら、学生も目立つ幅広い選手層となっていた。また、広島県、宮城県、そして、沖縄県など遠方からの参加者も少なくなかった。遠方からの参加者は、彩の国A(ミドルタイプ)に出場の選手だった。やはり、ミドルであればそれなりの練習が必要、逆に練習したものを発揮する場がほしい。ミドルは、トライアスロン人気の「バロメーター」。スピードと持久性が求められるこの距離は、ロングよりは挑戦しやすく、ショートよりは練習が必要になる。コロナ禍でもしっかりと練習できたことを確認できたのではないだろうか。

取り急ぎの大会開催の報告となる。

Swim 2.25/1.5/0.75km
Bike 72/43/21.6km
Run 15/10/5km

この大会もやはり「コロナ禍対策」を入念に徹底していた。ただ、「コロナに話題が行きがちですが、練習不足による事故などが心配です。」とレースディレクターの飯田忠司氏。レース自体、完走することは容易なことではない。相当な練習が必要なことと「レース慣れ」も必要となる。頻度が減り、1年以上振りのレース出場者も少なくなかっただろう。この「タイミング」は単なるコロナ対応だけでは済まない。練習は当然のことだが、今一度、慎重さを持って臨みたい。

女子総合優勝 Miho C

今回の冠スポンサーはスペシャライズド、各賞の景品やジャンケン大会なども楽しく大いに盛り上がっていた。現在、自転車の各ジャンルにおいてトップブランドのスペシャライズドは、他社が難しいとされる「トライアスロン」への注力も大きいメーカー。4月の石垣島、先月の横浜(エリート)でもトップシェア(GERONIMO COUNT)となっている。

 

【レース結果】

■彩の国A 総合男子
1位 菊池 朋明 No.137  3:17:51
2位 高嶺 寛己 No.147  3:24:08
3位 立山 宏一 No.143  3:28:10

■彩の国A 総合女子
1位 Miho C No.102  4:02:19
2位 青木 智恵子 No.109  4:09:15
3位 武田 紗由巳 No.104  4:15:14

■彩の国B 総合男子
1位 江田 祐太朗 No.432  2:06:36
2位 高島 志郎 No.424  2:10:33
3位 阿久津 将 No.449  2:10:37

■彩の国B 総合女子
1位 石井 汐里 No.407  2:26:22
2位 竹内 愛 No.408  2:28:08
3位 日引 華子 No.406  2:28:51

■彩の国C 総合男子
1位 橋本 有広 No.607  1:03:57
2位 洲上 幹太 No.605  1:09:11
3位 Potiron Yoann No.612 1:09:25

■彩の国C 総合女子
1位 高田 彩加 No.601  1:18:31
2位 古田 真子 No.603  1:28:03

※全てのデータ:https://www.sainokunitri.com(6/6投稿にて)

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35151

「ミドルが安心して楽しめる大会!」

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