Journal – Race Report

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GERONIMO COUNT 2024 Schedule
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4月 第38回全日本トライアスロン宮古島大会

5月 ワールドトライアスロンシリーズ 横浜2024(エリート)

6月 五島長崎国際トライアスロン(予定)

7月 第42回全日本トライアスロン皆生大会(予定)

9月 2024佐渡国際トライアスロン大会

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP 2024(予定)

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GERONIMO COUNT 2023 Report
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4月 第37回 全日本トライアスロン宮古島大会
5月 ワールドトライアスロンシリーズ 横浜2023(エリート)
6月 アイアンマン70.3 東三河ジャパン in 渥美半島
7月 第41回全日本トライアスロン皆生大会
9月 2023佐渡国際トライアスロン大会

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GERONIMO COUNT 2021 Report

4月 石垣島トライアスロン2021

5月 ワールドトライアスロンシリーズ 2021横浜(エリート)

6月 2021彩の国トライアスロンin加須スペシャライズドカップ

7月 第9回 榛名湖リゾート・トライアスロン in群馬

8月 第40回全日本トライアスロン皆生大会【中止】

9月 2021佐渡国際トライアスロン大会【中止】

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP 2021【中止】

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GERONIMO COUNT 2020 Report

4月 全日本トライアスロン宮古島大会【中止】

5月 世界トライアスロンシリーズ横浜大会(エリート)【中止】

6月 アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン【中止】

7月 全日本トライアスロン皆生大会【中止】

9月 佐渡国際トライアスロン大会【中止】

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP【中止】

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GERONIMO COUNT 2019 Report

4月 全日本トライアスロン宮古島大会

5月 世界トライアスロンシリーズ横浜大会(エリート)

6月 アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

7月 全日本トライアスロン皆生大会

8月 ITUワールドトライアスロン クウォリフィケーションイベント

9月 佐渡国際トライアスロン大会

10月 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP

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GERONIMO COUNT 2018 Report

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GERONIMO COUNT 2016 Report

IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP
アイアンマン70.3セントレア
wtsy
世界トライアスロンシリーズ横浜大会
全日本トライアスロン宮古島大会
                                                                     

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GERONIMO COUNT 2015 Report

IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP
ironman_logo-1
アイアンマン・ジャパン北海道                 
アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン
世界トライアスロンシリーズ横浜大会

全日本トライアスロン宮古島大会 トップリザルト

38回目の宮古島が終わった。

男子優勝は寺澤光介選手が昨年に続き、連覇を達成。女子は上田藍選手(40)が初優勝、そして、総合10位の快走を見せた。

まず、寺澤選手は「完全試合」となった。昨年KONAのルーシーのようにスイムから終始トップを守りフィニッシュしている。上田選手の優勝は確実視され、プレッシャーの中でトップ10入りが期待されていたが、見事にその期待に応えてくれた。

天候には恵まれたが、潮流の厳しいスイムが大きく明暗を分けた。バイクでの風は概ねいつも通りの向かい風。また湿度が高かったが、強い風がランで冷却効果を生み助けてくれた。

スイムでのDNFが多かったり、ラン距離も35kmのため、来年また変更点も出ることが予想される。ただ、ターコイズの海や従来のランコースなど「宮古らしさ」は堪能できたのではないだろうか。

圧倒的なスイムで先行した寺澤選手。終始一人旅も簡単ではなかっただろう。70km地点となる東平安名崎ではその差をキープし、ダントツのトップ通過。この時点で「決まった」と思えた。最後のランではマイペースの安定した走りとなった。

沿道からの応援が力になったと。レース中でも「笑顔」と「返事」を返してくれる上田選手はやはり凄い。

パーフェクトな展開となったが、「このランコースはキツい」と語っていた。メンタルの強さも見せてくれた寺澤選手は更に大きな目標も掲げ、今後の活躍に注目したい。

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「2024年が始まった。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

宮古島大会 GERONIMO COUNT Breaking News

宮古島のバイクカウントの速報値となる。

サーヴェロが唯一の200台オーバーで1位復活となった。分析はまた後日のレポートなる。

サーヴェロ 204台

スペシャライズド 178台

シーポ 165台

トレック 159台

キャニオン 73台

フェルト 66台

ジャイアント/リヴ/カデックス 56台

キャノンデール 48台

ピナレロ 35台

クウォータ 26台

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「取り急ぎの速報値。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】第38回全日本トライアスロン宮古島大会

今年も宮古島が開催される。

昨年、4年ぶりに開催となった38回目となる全日本トライアスロン宮古島大会。国内に5レースのロングで南の島で開催される超人気大会だ。参加人数も多く、昨年の定員1200名から1500名に増やしている。(例年は1700名)

今回のコースは、昨年も変更があったが、今年もいくつか変更となっている。まずスイムは、大雨災害やビーチの侵食もあり、同じ前浜ビーチだが、南寄りに変更し、2周回から「M字」コースとなっている。これは泳ぎ易くなったということだが、やはりトランジットまでの距離が気になるところだ。

バイクは変更なく、宮古島をトレースするコース。ランは残念ながらフルにならなかったが、5km伸びて35kmで開催となる。そして、ランコースは従来に近い、島中央部を縦断するコースに戻っている。単調で日陰がないタフなコースは「宮古島らしさ」を感じる象徴的なコースだ。

国内のトライアスロンの皮切りレースとなる「宮古島」。否応なしに盛り上がることだろう。

今年も完走率90%を超えることができるだろうか。過去には驚異の98.3%(1988年)を記録したことがあるが、昨年は2011年以来の90.3%となった。中心選手のエイジが上がる中での90%超えは十分な練習ができていることの目安とも言える。競技性の高さはもちろんだが、「安全性」についても大きく関わってくる。

【GERONIMO COUNT】

Triathlon GERONIMO のメインメニューだ。2015年から各大会(1000人以上が基本)を通して年間1万台のバイクをチェックし、10年目に入る。

宮古島は、16年からカウントを始めて、今年で6回目となる。宮古島の特徴的なトライアスロンバイク使用率は、昨年は脅威の57%となった。その前は2019年で51.8%、2018年は52.0%だったことから大幅に伸ばしていたことになる。

やはり、宮古島はコースの特性上「DHポジション」で主に走るコースとなるが、高齢化が進む国内のトライアスロンにおいて乗りこなしの難しいトライアスロンロンバイクのチョイスは、競技性の高さを示すものでもあり、期待が高まる状況とも言えるだろう。ちなみにトップ100の選手におけるトライアスロンバイク使用率は93%だ。

新型バイクも注目となるが、デリバリー後、初ロングとなる「CADEX TRI」や「FELT IA」の使用も確認も予想されるため、機材面での盛り上がりも期待できるだろう。各バイクの使用率も大きな変化はないかもしれないが「兆し」が見えるだろうか。ディスクブレーキ化をきっかけとして、新規に選ばれたバイクも確認したい。

■開催日 2024/4/14(日)

■競技

スイム3km / バイク123km / ラン35km

※詳しくは、http://tri-miyako.com/

■昨年のレポート http://triathlon-geronimo.com/?p=44348

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「昨年同様ランはフルに戻らなかったが、島中央部を走るコースは以前に近く、戻ったイメージは強くなるだろう。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

SADO 2023

■Contents

2023 佐渡国際トライアスロン大会 GERONIMO COUNT & ANALYSIS

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Photo Report ~ Bike207 ~

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Photo Report ~ Bike340 ~

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Photo Report ~ Swim138 ~

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Race Recap

【取材予定】2023佐渡国際トライアスロン大会

2023 佐渡国際トライアスロン大会 GERONIMO COUNT & ANALYSIS

4回目のバイクカウントとなった佐渡大会。佐渡はバイク預託が2日に分かれていることや、多くは当日預託となるが、バイクトランジットの入り口が3箇所に分かれているため、カウントはバイクスタート時の1時間だけがチャンスとなる。

昨年、コロナ禍明けの完全復活となった佐渡大会。その後、一年が経ち、今年も完全な距離で開催され、目標設定としては安定性の高い大会だった。やはり、国内最長であり、アイアンマンより長い距離と短い制限時間の大会を完走するためには、多くのトレーニング時間と覚悟が必要なだけに、確実にブレない目標となる大会は絶対だった。

そんな安定した目標となれば、1年間しっかりとトレーニングをする中で、機材も必要であれば新調するだろう。まだまだディスクブレーキ使用率からは、新型への移行は期待でき、その動向が気になるところだった。

トライアスロンバイク自体が未だに「夢」のバイクであり、各メーカーの技術力とそのイメージをアピールするバイクであることは、まさにバイクの「F1」と言ったところだ。そのため、全てではないが、高額傾向は続き、迷った挙句に新規導入を断念したケースもあったかもしれない。ロードバイクのように、用途、グレード、価格など選択肢が増えないと「価格で選ぶ機材」ということになってしまう。

一方で、ロードバイクへの注目も戻って来ている。やはり、ブランド、モデルなど選択肢が多いことが最大の理由とはなっていると思うが、トライアスロンバイクは「トレーニング量」と「身体的制限」が大きく関係するだけに競技として「ベター」なバイクの検討も始まっているようだ。

今年の佐渡のバイクは以下の通りだった。

 

2023 SADO  Bike “ GERONIMO ” Count

GERONIMO COUNTは2015年からスタートし9年目が終わった。バイクカウントは、元々コナで30年以上行われ、その使用率が話題となっていた。同様のカウントではあるが、「その先」が知りたかった。コナでは、単にブランド別使用率だったが、それでは本当に支持されているバイクが見えてこない。トライアスロンとロードの比率はどうなっているのか。ディスクブレーキ仕様は増えているのか、など更に詳細な分析がないと「今」求められているバイクは分からないということだ。

Traiathlon GERONIMO「Journal – Race Report」

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SPECIALIZED 146 15.1%
2 cervelo 136 14.1%
3 TREK 126 13.1%
4 ceepo 93 9.6%
5 cannondale 49 5.1%
6 CANYON 38 3.9%
7 GIANT 35 3.6%
8 FELT 33 3.4%
9 BS/ANCHOR 29 3.0%
9 BMC 26 2.7%
その他合計 242 25.1%
不明 6 0.6%
未確認 6 0.6%
68 合計 965 100.0%

Counted by Triathlon GERONIMO

 

≪概況≫

今年の佐渡はスペシャライズドが1位だった。昨年はサーヴェロだったが、1位と2位が入れ替わるカタチとなった。トレックを含むトップ3は、使用率が2桁となる三つ巴の3ブランドとなる。やはり今年もトップ3のボリュームが大きく、ブランド全体的には大きな変化がなかった。5位以下も昨年と同ブランドが上下していた。そして、注目株のキャニオンは、昨年から世界的にも顕著な伸びを示していたが佐渡においては微増に留まっていた。

≪Top Brand≫

今年の1位はスペシャライズドだった。ここ数年、現行SHIVが登場以来、サーヴェロを押さえて、1位となること多くなっていた。GERONIMO COUNTにおいて、昨年は、石垣島、横浜(エリート)、彩の国、皆生の4大会で使用率1位、今年は、宮古島、横浜(エリート)、東三河、そして、この佐渡でトップシェアを獲っている。ロードのTarmacも今やロードの代表格となり、ロード系では圧倒的な強さを見せている。

2位サーヴェロ。世界的に不動の地位となるサーヴェロは、やはりNo.1ブランドと言えるだろう。昨年は、セントジョージ、佐渡、コナの主要なメジャー3大会で使用率1位、今年は、残念ながら国内ではシェアを獲ることはできなかったが、大きな問題ではない。サーヴェロの強みはやはり世界のトップエイジから支持されるP5、リーズナブルで幅広く使用されるPseriesのラインナップと言えるだろう。

3位トレック。三つ巴ながら、スペシャライズドとサーヴェロに先行されることが多いが、バイクメーカーとしては間違いなくNo.1メーカーだけにポテンシャルの高さは十分と言えるだう。今年は強豪エイジ選手の集まる皆生でNo.1シェアとなったことは輝かしい事実。そして、モデルチェンジとなったSpeedconceptの移行も安定し、特徴であるロードのバリエーションがその使用率を高めている。

 

≪TOP10シェア≫

年度 総台数 TOP10台数 使用率
2023 959 708 73.8%
2022 974 709 72.8%

※未確認6台除く

Counted by Triathlon GERONIMO

Top10ブランドへの集中傾向は少しずつ進んでいる。KONAでは約80%となるが、国内特有の特徴もあるため、その傾向は明らかと言える。その内訳は、トップ3だけではなく、トライアスロンバイク使用率第3位のシーポやキャニオン、フェルト、BMCなど人気バイクが関わっている。トライアスロンバイクをリリースすることはそのメーカーの技実力の一つの評価方法とも言えるだけに、選択肢として安心度も高いと言えるだろう。

 

【トライアスロンとロードの比率】

トライアスロンバイクとロードバイクの比率は、あえてどちらかを選択している場合もあれば、そうでない場合もあると思うが、佐渡大会での実績となる。前者の場合、どこにポイントを置くかとなる。序盤の坂と160km地点の小木の坂など、距離が長い中で出てくる坂はやはり険しいイメージがあり、ロードバイクを選択した選手もいるだろう。ただ、概ね80%程度はDHポジションで走れるコースでもあり、DHを極めることがカギを握っていると言っても良い。

ここで考えなければいけないのは、「車種」ではなく、「DHポジション」で走りやすいかどうかということになる。本来ならばトライアスロンバイクが良いはずだ。ハンドル位置が低く、よりエアロダイナミクスも高まる。この場合、選択肢はトライアスロンバイクとなるのだが、身体的制限などがある場合、低くなり過ぎるDHポジションはかえってマイナスとなる可能性がある。その場合、ロードバイクにDHバーをセットした方がベターなフィッティングとなり、最終的なパフォーマンスは高い可能性がある。

また、車種の違いは、ハンドル高だけではなく、トライアスロンバイクであるか、否かを決める「シートアングル」が重要となる。つまり、サドル前後位置ということだ。このハンドルとサドルの位置がどちらの車種を選択した方が良いのかを決めなければいけない。

いずれにしても車種が決定してからは「走り方」ということになる。バイク選び、フィッティングは準備に過ぎない。走り込んで、「修正」を加え、レースまでに「マイバイク、マイポジション」を作り上げることになる。

佐渡のコースの重要なポイントの一つは、70km地点の鷲崎から160km地点の小木までの約90kmのフラットだ。長時間のDHポジションがその走りを左右する。そして、水津からの向かい風の中では「低回転×高出力」のDHポジションが必要となり「ペダリングスキル」も要求される。つまりDHでそれ相応のトレーニングの「質と量」が重要となってくる。

また、トライアスロンバイクの場合、上りでは使いずらい「ベースバー」も否定するばかりでなく、その使いづらさに慣れること、アームレストを持ち、アップライトなポジションも想定しておくことが、「トライアスロンバイクを乗りこなす」ということになる。

選択理由は他にもあるだろう。ただ、「レース=コース」に合わせたバイクを用意するということは絶対に必要なことでもある。

年度 使用台数 Triathlon 比率 Road 比率
2023 959 516 53.8% 443 46.2%
2022 974 513 52.7% 461 47.3%

※未確認6台除く

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は1ポイント使用率が高まった。

必ずしもトライアスロンバイクが多いことが「良い」というわけではないが、トライアスロンバイクを乗りこなすためには前述のようなことが必要になるため、より「真剣度」の目安であることは良い傾向と捉えている。そこにはもちろん「楽しむ」ということも含まれているだろう。

一方、昨今の高齢化が進む中で、ロードバイクの自由度の高さに選択肢としての意識も高まるだろう。ロードでDHポジションのベストフィッティングができれば、ドロップハンドルが使えテクニカルコースにも対応できる「マルチ仕様」とも言えるわけだ。

バイク選びとフィッティングは慎重に行いたい。

 

≪TOP10ブランドのトライアスロンバイク比率≫

順位 ブランド 総台数 Triathlon 比率
1 SPECIALIZED 146 94 64.4%
2 cervelo 134 116 86.6%
3 TREK 126 51 40.5%
4 ceepo 93 77 82.8%
5 cannondale 49 19 38.8%
6 CANYON 38 35 92.1%
7 GIANT 35 4 11.4%
8 FELT 33 22 66.7%
9 BS/ANCHOR 29 2 6.9%
10 BMC 26 23 88.5%
合計 709 443 62.5%

※未確認6台除く

Counted by Triathlon GERONIMO

まずは、TOP10ブランドのトライアスロンバイク比率はは62%を超えていることだ。全体に比べ、9ポイント近く高い比率となっている。簡単に言えば、トライアスロンバイク自体がこのトップ10から選ばれているということだ。

そして、やはりサーヴェロのトライアスロンバイク比率の高さが際立っている。次に台数ではスペシャライズド、比率ではサーヴェロとなり、国内トライアスロンのBig3ブランドがあらためて確認できる。また、キャニオンやBMCはほぼトライアスロンとなっており、そのカラーが強いイメージとなっている。

 

【ディスクブレーキ率】

ディスクブレーキ仕様のバイクも順調に増えてきている。

ディスクブレーキは早いモデルで2016年頃からリリースされているが、概ね2018年以降から大きく普及が始まり、2020年にはほぼ出揃って来ていた。すでに5年以上経過しているモデルも含めると、単純に新型とは言いずらいものもあるが、トライアスロンバイクは、モデルチェンジサイクルが長いことを鑑みると現行であり、結果新型と言うこともできる。

逆にリムブレーキ仕様はやはり古さを否めない中では、ディスクブレーキ比率が高まることは、新規参戦や買い替えなどの活性化のバロメータとして見ることができるということなのだ。

あとトライアスロンバイクの開発は簡単ではないため、2020年移行にリリースされたモデルも少なくない。スコット Plasma6、キャニオンSpeedmax、トレックSpeedconcept、その後、入荷に1年以上かかったカデックスTRI、シーポVIPER、最近ではフェルトIA、BMC Speedmachineなどがそれにあたる。

その点では本当に新型なのだが、リリース期間が短いと言うことになり、このようなバイクカウント上では不利になる。逆に言えば、2018年KONAローンチとなったスペシャライズドSHIVは極めて有利であると言えるだろう。

大会   Disc   比率   Rim   比率
  Tri Road   Tri Road
2023 198 107 305 31.8% 318 336 654 68.2%
2022 142 84 226 23.2% 371 377 748 76.8%

※未確認6台除く

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は上表の通り、この1年でディスクブレーキ仕様のバイクは大きく増えたのだった。ただ、現在リリースされている各バイクは、ほぼディスクブレーキ仕様となるため、時間的に1年も経過すればそれなりの増え方とはなったはずだ。

今年の4月の宮古島の31.3%から見ると、4ヶ月以上は空いているが、佐渡のディスクブレーキ率は高かったと見ている。4ヶ月の間に新調した選手も少なくないということだろうか。昨年と今年の佐渡は近い選手数で、データの比較も分かりやすいが、ディスクブレーキのトライアスロンバイクが50台以上増えていることにも注目したい。

いずれにしても今後も増える一方だが、50%を超えるまでにどの程度かかるのだろか。今回も90年代半ばのバイクを確認しているが、いつでもオールドモデルは存在するだろう。それもバイクカウントの醍醐味だが、単に年式や台数のことではなく、バイクを通したトライアスロンの盛り上がりとの関係性を探って行きたい。

 

【人気のバロメーター】

ディスクブレーキ仕様率により「今」選ばれているバイクも見えてくる。ディスクブレーキ仕様は着実に伸びているが、それでもまだ1/3だけに絶対とは言えない。ただ、一つの見方としての「人気ランキング」と言うことができるのではないだろうか。一部はディスクブレーキ仕様の「マイナーチェンジ」と言うものもあるが、概ねフルモデルチェンジとなり、軽量性、エアロダイナミクスなど、各部が刷新された現行新型モデルに注目が集まらないわけがない。

順位 ブランド 使用台数   Disc   比率
Triathlon Road 合計
1 SPECIALIZED 146 56 29 85 52.9%
2 cervelo 134 58 7 65 38.6%
3 TREK 126 22 31 53 26.2%
4 ceepo 92 24 3 27 15.2%
5 CANYON 38 19 2 21 23.8%

※未確認6台除く

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は、スペシャライズドの1位だが、やはり、早期からディスクブレーキに注力していたメーカーだけにここは不動の地位だろう。スペシャライズドだけで見れば、すでに仕様率50%を超えている。会場では、圧倒的にSHIVを見かけただろう。ロードはTarmacやVengeが多かった。

ディスクブレーキ仕様のトライアスロンバイクは、サーヴェロとスペシャライズド、ロードバイクは、トレックとスペシャライズドがその強さを見せている。そして、トライアスロン、ロードの両車種の総合力ではスペシャライズドのポテンシャルの高さが分かる。

 

【最後に】

今回の佐渡で最も変化があったのはディスクブレーキ率であり、新型率の向上が朗報と言えるだろう。

その新型はどのようなバイクが選ばれたのだろうか。トライアスロンバイクか、ロードバイクか、車種もあるが、身体にフィットしたサイズ決定とポジション出しができただろうか。

日本人体型の場合となるが、身体へのフィット性の自由度は概ね165cm以上と言えるだろう。もちろん個人差はあるため絶対ではないが、大きく外れてもいない。これはホイールの大きさが絶対条件となるため、サドルを低くしてもハンドルは下がらないためだ。そのために以前は650Cホイールなどが採用されており、今でもその有効性は高かったと感じている。現在はその選択肢がほぼなくなってしまったため、サイズ決定やフィッティングなどには細心の注意が必要になると言うことだ。

165cm以下の場合、選択肢が少くなるのは事実で、ベストは難しくなるが、ベターを目指してバイクの決定や調整を行うことになる。昨今トップチューブのスローピングは当たり前になっているが、サドルが下がれば良いと言うわけではない。なるべくヘッド長の短いフレームを選び、ヘッドパーツ、ステムなどで可能な限りの調整をすることになる。

逆に身体が大きい場合は選択肢は増えるが、今回気になったのが、ロードを使った「トライアスロン仕様」においてあえて小さいサイズを選んだのだろうか。シートポストが出過ぎているケースだった。ロードバイクはあくまでもロードバイクのバランスがある。そこにDHバーを付ければトライアスロンバイクより「高いDHポジション」になると言うことだ。だからと言って小さめにフレームはない。ハンドルまでの距離も近くなり過ぎてしまうことにもなる。

今後も国内においてはロードバイクのトライアスロン仕様は増えると思うが、まずはロードとしてのセッティングに問題がないか、その後、トライアスロンへの「アレンジ」が可能かどうか、確認が必要だ。

これからオフに入り、来シーズンに向けて新調の予定もあるだろう。バイク選びとそのフィット性の確認には十分な時間をかけてほしい。

 

 

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BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Photo Report ~ Run207 ~

佐渡のレースシーンをPhotoで振り返る。

バイクはクリアした。無事予定通りの開催となったランはフルマラソンだ。最終種目に入れた安堵感も束の間、猛暑の中のランはまさにサバイバルとなる。唯一、助けられたのは風が吹いてくれたこと。今回のランは4周回だが、回を追うごとに選手たちの表情は険しくなる。そんな中でも笑顔を見せてくれる選手たちに感動。とにかく、耐え、走ること。そして、暗くなり始めてからが佐渡の本番だった。

12時を過ぎ、新潟地方気象台では30℃を記録した頃、トップがランスタートした。

 

 

 

The end

 

 

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「 Congratulations, See you next challenge.」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Photo Report ~ Bike340 ~

佐渡のレースシーンをPhotoで振り返る。

佐渡の醍醐味はバイクだ。佐渡島をトレースするダイナミックで美しいコース。そして、アイアンマンより10km長い190km。バイクトレーニングが十分でなければ暑さ以前に完走できない厳しい設定だ。現在、国内ではここまで長い設定で開催することは難しい。だからこそしっかりと走り切りたい。バイクの後にはフルマラソンが待っているが、今はまずバイクを無事に終えること、それしかないだろう。

7時トップがバイクスタートした。

To be continue

 

 

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「 160km走ってからの小木のキツさは選手しか分からない。 」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2023 佐渡国際トライアスロン大会 Photo Report ~ Swim138 ~

佐渡のレースシーンをPhotoで振り返る。

天気は良かった。朝4時、トラジットがオープンとなったが、選手全員気になっていたのは「予定通り」開催されるのか、どうか。気温、水温が高ければ距離の短縮やスイム中止の可能性があった。そして、4時半頃だろうか、会場のオーロラビジョンには「本日の競技は予定通り実施致します」と表示された。練習してきただけに無事開催は安心しつつも、変わらぬ険しい佐渡大会が間もなく始まることへの緊張感は隠せない。

6時レースがスタートとなった。

To be continue

 

 

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「 スイムはベタナギで順調に終えることができた。 」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka