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SPORTS BIKE DEMO 2023 秋 in TOKYO & Staff Ride
11/3(木・祝)東京・調布市にてSPORTS BIKE DEMO 2023秋 in Tokyoが開催された。(主催:ワイズロード、会場:味の素スタジアムあじペン広場)
SPORTS BIKE DEMOは、試乗会を主としたサイクルショーで、ワイズロードが主催し、同会場は1月に続き2回目の都内開催となっている。長年同社によって開催されているイベントで、ワイズロード発祥の埼玉から始まり、大阪、松山など、20回以上の開催をしている。
その規模は、ワイズロードらしさを感じるもので、ショップイベントというレベルを超えている。やはり、取引先であるメーカー、ディストリビューターとの協力体制からなし得るビッグイベントとなっている。ユーザーに近い目線で開催されるこのイベントは、運営においても専門スタッフがあたり、その期待度は高い。
昨今、試乗に対する期待は極めて高いが、安全性にも配慮した試乗コースを提供することは容易ではない。また、同時に交通アクセスにもこだわりをもって開催している同社だけに、都内、調布で1km近いコース設定で開催できていることが大きなポイントと言えるだろう。
今回も受付は「オンライン」で行い、3000名を超える申込があったことは、1月にも開催されたことで更に多くの来場者に繋がったようだ。来シーズンに向け、新規購入を検討するには良いタイミングとなったのではないだろうか。
今回の出展数は80ブランドで200台以上。完成車だけではなく、部品・用品、ウエア、周辺用品など、サイクルライフを盛り上げてくれるアイテムも見逃せない。決めた目的がなくても、楽しめるイベントとなっていた。
ALPINA, ALTALIST, ANCHOR, ARAYA, atran velo, BASSO, benelli, BESV, BIANCHI, BIORACER, BMC, BROMPTON, CANNONDALE, Castelli, Challenge, CHAPTER2, COLNAGO, CORRATEC, CRAFT, DAHON, DMT, EKOI, ERGO, FOCUS, FUJI, GHISALLO, GIOS, GOODYEAR, HARYY QUINN, Hyperice, JAMIS BIKES, JTEKT, Kabuto, KAPELMUUR, KhodaaBloom, KinetiXx, KONA, La Bici, LAKE, LAZER, LEZYNE, LIMAR, LOOK, MAVIC, MERIDA, MET, MUC-OFF, NESTO, ORBEA, ORTLIEB, Panaracer, P&P COMPONENTS, PEARL IZUMI, PINARELLO, PISSEI, POLYGON, RALEIGH, RENAULT LIGHT SERIES, RIDLEY, ROCKY MOUNTAIN, Roeckl, SCHWALBE, SCICON, SCOTT, SERIES, SHIMANO, SIDI, SMALO, SMITH, Sportful, SRAM, SurLuster, Tern, TRANS MOBILLY, TREK, UVEX, VELOCI, VICCI, Votani, wahoo, Xds, Xplova, YAMAHA, YPJ, ZIPP
その楽しみ方として、ワイズロードでは以下のように紹介している。
- 試乗!試乗!試乗!
- ブランドスタッフに話を聞く
- 繋がりを増やす絶好のチャンス!
- 気になるパーツを見る・触る・解説を聞く
- 好きなブランドのノベルティを集める
- ここでしか見つからない掘り出し物を手に入れる
- おいしいご飯に舌鼓
- ワイズロードの「ご来場者限定特典」で気になるアイテムをお得にゲット
今やショップだけではなく、大きなイベントもこなすワイズロードだが、良い意味での「手作り感」も残しつつ、同会場での開催は2回目ということで、更に完成度が上がっていた。
1周920mのアスファルトコースは、ゆったりと90度に曲がっているが、イメージはほぼ直線系のフラットで、見通しの良い走り易いコースだ。ユーザーの期待は「試乗」であり、それをよりリアルに可能かどうかが重要なポイントと言えるが、満足度は高かったのではないだろうか。人気バイクは「1時間待ち」もあったようだが、出展メーカー数の多さから、時間を持て余さない1日遊べる空間となっていたようだ。
今回は、例年通りの「秋開催」となった。11月から12月の新製品が出揃うタイミングでもあり、今年は夏日の様相となり暑かったが、例年11月上旬の暖かい気候では、幅広く試乗がしやすい日程で開催できたことはベスト。今年1月の開催はそれなりの気温となったが「唯一無二」のイベントだけに盛り上がっていたが、今回は天候にも恵まれ、更なる賑わいとなった。
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今回は、前日11/2の「スタッフ試乗会」にフォーカスしてみた。ユーザー自身が確認する試乗、そして、ショップスタッフの試乗からのアドバイス、両方必要となるだろう。ユーザーに勧める前に、試乗とその比較など、アドバイザーであり、ナビゲーターでもあるスタッフの経験を高め、増やすことは極めて重要となる。
試乗会は終わってしまったが、各スタッフからのインプレブログなど、このイベントの「アフター」の有効活用もオススメしたい。
この試乗会は、一部インショップを除き、ショップの定休日を調整するなど、アルバイトスタッフも含め、ほぼ全スタッフが参加しているとのこと。その徹底ぶりはさすがの脱帽だが「スタッフ自身」の経験値がアップすることは、ユーザーへのより良いアドバイスに繋がるだけに、楽しみながらも真剣に取り組むスタッフの「勉強会」と言ったところだろうか。
言い方を変えれば、スタッフは走る「義務」があるだろう。昨今、高額化するバイクを提案する上で、最低限、そのスタッフなりの見解、意見は持つべきだろう。そんな経験のブラッシュアップのためのスタッフ試乗会は、スピンオフでもあるが、ユーザー向けの本イベントと同レベルに重要と感じた。
「交通アクセスは重要。」
SPORTS BIKE DEMO 2023 秋 in TOKYO
ワイズロードの主催する試乗会。
今年は1月にも開催されたが、その新製品も気になる「秋」のステージとなる。やはり、大規模試乗会でありながら交通アクセスの良さが魅力と言えるだろう。
前回の模様:http://triathlon-geronimo.com/?p=43721
「ワイズロード スポーツバイクデモ2023秋 in 東京」
11月3日(金・祝)味の素スタジアム「あじペン広場」で開催
~国内外多数の80ブランドが集まるスポーツ自転車の大規模展示・試乗会~株式会社ワイ・インターナショナルは、2023年11月3日(金・祝)に味の素スタジアム「あじペン広場」において、スポーツ自転車の大規模展示・試乗会「ワイズロード スポーツバイクデモ2023秋 in 東京」を開催いたします。
前回から引き続き、都心からアクセスしやすい味の素スタジアム「あじペン広場」を会場として、国内外のスポーツ自転車やパーツ、ウェアなど多数のブランドを揃えた大規模な展示・試乗会となります。 スポーツバイクデモでは、メーカーブースで担当者に直接、商品についての説明が受けられるほか、1周約1kmの本格的なコースで最新のスポーツ自転車の試乗が可能です。また、スポーツ自転車販売店ワイズロード主催ならではの来場者特典、会員限定特典もご用意する予定です。
【Show】CYCLE MODE TOKYO 2023 出展ブランド
今年もサイクルモード東京2023が開催される。
今年は4/15~16に開催される本イベントは交通アクセスの良さから人気となっているビッグイベントだ。そして、気になる出展ブランドが発表となっている。
今年は宮古島トライアスロンと同じ日程となっている。
以下、主催者Newsとなる。
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★出展ブランドを公開!
4月15日(土)~16日(日)に東京ビッグサイトで開催する日本最大級のスポーツ自転車試https://www.cyclemode.net/brand/
乗・展示イベント「サイクルモード東京2023」の出展ブランドを公開しました。国内外の有名自転車関連ブランドが東京に集結!お目当てのブランドをチェックしよう!■公式サイト: https://www.cyclemode.net
SPORTS BIKE DEMO 2023 in Tokyo
1/21(土)東京・調布市にてSPORTS BIKE DEMO 2023 in Tokyoが開催された。(主催:ワイズロード、会場:味の素スタジアムあじペン広場)
SPORTS BIKE DEMOとは、ワイズロードの主催する試乗会として、長きに渡って開催されているイベントだ。発祥の埼玉を中心に大阪、松山も含め、20回を数えることになった。もはやショップイベントというレベルではなく、規模、運営においては専門スタッフがあたり、その期待は大きい。やはり、安全な試乗会場を用意するとなるとその開催は簡単ではないが、常に「アクセス」にこだわりを持ち、参加しやすさを考え、今回はついに待望の東京開催としたのだ。
受付は、今回「オンライン」のみで行なっているが、2500名を超える申込があったとのことで、その反響は大きかったようだ。
今回の出展数はなんと70ブランドで、完成車から部品・用品、ウエア、周辺アイテムなど、目的を持たなくても、「何か」が見つかる出展となっていた。
ALPINA, ANCHOR, ARAYA, BESV, BIANCHI, BIORACER, BMC, BREEZER, BROMPTON, BURLEY, CANNONDALE, CARBONDRY JAPAN, CASTELLI, CATEYE, CHALLENGE, CIPOLLINI, COLNAGO, CORRATEC, CRAFT, DAHON, EKOI, ERGOGRIP, FELT, FOCUS, FUJI, HYPERICE, JAMIS BIKES, JTEKT, KABUTO, KAPELMUUR, KHODAABLOOM, KONA, LA BICI, LAKE, LIMAR, MERIDA, MUC-OFF, NESTO, ORBEA, ORTLIEB, PANASONIC, PEARL IZUMI, PINARELLO, PISSEI, POLYGON, RALEIGH, RIDLEY, ROCKY MOUNTAIN, SARIS, SCHWALBE, SCICON SPORTS, SCOTT, SHIMANO, SIDI, SPEEDPLAY, SPORTFUL, SRAM, SURLUSTER, TERN, THIRDBIKES, TREK, UVEX, VELOCI, VOTANI, WAHOO, WILIER TRIESTINA, XPLOVA, YAMAHA YPJ, ZEEN WIND, ZIPP
そして、その楽しみ方として以下のようにサイトに記されていた。
- 試乗!試乗!試乗!
- ブランドスタッフに話を聞く
- 繋がりを増やす絶好のチャンス!
- 気になるパーツを見る・触る・解説を聞く
- 好きなブランドのノベルティを集める
- ここでしか見つからない掘り出し物を手に入れる
- おいしいご飯に舌鼓
- ワイズロードの「ご来場者限定特典」で気になるアイテムをお得にゲット
良い意味での「手作り感」も残し、来場者目線での楽しませるイベントに仕上がっていたのではないだろうか。
やはり、「試乗」が最大の目的とはなるのだが、そこへの期待は大きく、ブランドによっては「1時間待ち」とのことだった。試乗コースには折り返しがあるのだが、少し広くスペースが取られていて、そこで一旦降りる人が目立っていた。そこでは「撮影大会」となり、お目当てのバイクを入念に撮る姿がこのイベントの楽しさを象徴していたように感じた。
来年も開催予定とのこと。例年11月から12月に開催されていたが、今回は、昨今の事情もあり、商品の揃うタイミングを待っての開催となっていた。暖かいほうがより参加しやすいと思うが、それでもあの賑わいには驚かされた。また、寒くても来場するということは、より「真剣」に検討している人が多かったのだろう。
このイベントはワイズロードの主催ではあるが、「自転車を楽しみたい人」への提案として、ユーザーのみならず、自転車業界全体へ、今の熱さを「リアル」で伝えることになったのではないだろうか。
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そして、Triathlon GERONIMOとしては、やはり多くの「トライアスロンバイク」を期待したかったが、そこに関しては叶わなかった。やはり、デリバリーの遅れなども影響しているようだ。また、実際にトライアスロンバイクに試乗する場合、やはり「DHポジション」を取ってみたくなるのが普通だろう。コースによっては安全性の問題も出てくるかもしれない。
GERONIMO COUNTでお伝えしている通り、日本国内においてはトライアスロンバイクが最も多い宮古島でも51.8%(2019年最新)と僅かに半数を超える程度だ。つまりロードバイクでの出場は極めて多い。今回の試乗でもトレックのMADONEをはじめ、代表的なエアロロード、ピナレロのDOGMAなど、国内トライアスロン人気TOP10のバイクブランドの試乗は出来ている。
少し逸れるが、トライアスロンバイクの試乗で何を確認するのか。トライアスロンバイクのDHポジションは「超ピンポイント」であり、ユーザー固有のポジションとなるため、試乗車に最初からセッティングされているポジションが合う可能性は低いと言える。
最低ワンサイズに3パターン程度のセッティングが必要となり、3サイズあれば9台用意しなければいけない。これはメーカーも無理な話しなのだ。それでも合う保証はなく、合わなかった場合、窮屈さ(ハンドル〜サドル距離)、ふらつき(サドル〜DHバー落差)など、デメリットを感じしまうかもしれないのだ。
DHポジションが取れる場合にもそれは参考とし、基本はベースバーを持ち、①直進安定性、②振動吸収性などを確認すれば十分だろう。また、トライアスロンバイクが初めての場合③立ったシートアングルのフィーリングを掴むなどが挙げられる。
「やはり、都内は助かる!」
CAMELBAK, THULE, PEDROS ❝ Tri-MONO ❞
ライトウェイプロダクツジャパン㈱の展示会が開催された。同社は、「フェルト」の代理店でもあり、国内外の多くのメジャーブランドを取り扱っている。
バイクやホイール、DHバーやサドル、ハイドレーションのように明確に、「トラモノ」と言えるのものは頻繁にリリースされない。ただ、「トライアスリート」に使えるアイテムは少なくない。ライトウェイブロダクツジャパンの展示会で、気になったものを一部として、紹介している。
【キャメルバック】Shower Type Replacement Cap ¥1,380 + tax
ハイドレーション付きのバックパックで有名となり、ブランド名が総称的なイメージを持つまでになったキャメルバック。このキャップは、ドリンク関連の造詣の深さから開発されたものだ。交換することで、写真のようにシャワー状で使用することができる。夏場のレースや練習を考えれば、極めて重宝するアイデア商品となる。そして、通常のボトルと、このシャワーがどう違うのかという点においてもメーカーが調べている。水の使用量は約1/3で済んでいるのだ。21cm四方のウエス全体を濡らす実験で、ドリンクキャップは59mlに対し、このシャワーキャップは21mlとなっている。また、ドリンクキャップは同じところに大量にかかってしまうが、シャワーキャップは、均等にかけることができる。無駄なく、効率的にボトルの水で冷却効果が狙えるということなのだ。(販売用カラーはブラックのみ)
【スーリー】Round Trip Bike Gear Locker ¥19,500 + tax
カーキャリアのイメージが強いが、「運ぶ」をキーワードに、長年、クウォリティの高い製品をリリースしているスウェーデンのスーリー。スーリーのアイテムには、多くの様々な用途のバッグがラインナップされているが、今回、トライアスリート向けのバッグが発売となった。ただ、トライアスロン専用ではないので、ウェットスーツのドライバッグなどは別途に必要。写真の通り、平置きがメインで、多くのコンパートメントがあるため、しっかりと整理できる。また、容量は55リットルと申し分ないだろう。ハンドルは、トップと左右のサイドに配され、持ちやすくなっている。背負うことも可能だが、ワンショルダーとなるため、満載時、長時間には向かないだろう。車で移動のレースや練習には最適のバッグだ。そして、さすがスーリーとも言える質感は逸品だった。
【ペドロス】Disc Rotor Wrench ¥2,400 + tax
ペドロスは、バイク専用の工具メーカーで、四半世紀以上の歴史を持つ、老舗のアメリカンブランドだ。トライアスロンの世界でもディスクブレーキは、標準仕様となった今、各メーカーからより便利な製品がリリースされている。このローター修正工具もしかりで、輪行で移動後、ローターが変形してしまっている、ということは、誰でも十分想定できる。バスや船など、一旦、手から離れれば、慣れている人でも可能性はある。その意味では必携の工具となるが、一般的にも使い勝手から、ある程度の大きさとなっているのだが、これは、小さく携帯性が高いことがポイントとなる。ちなみに作業は、不慣れな人がむやみにやるものでもないが、修正しなければ、ホイールをはめることもできない。緊急時のためにディスクブレーキユーザーは、備えるべきアイテムだ。
トップの写真と同じものだが、KCNCのスルーアクスル用のライトアダプターで、アーレンキー固定タイプに対応している。アーレンキー穴に差し込み右へ回すと固定ができる。差し込んだ部分に旧来のステムのように臼があり、回転により臼で押し広げられて固定されるものだ。極めて小さなパーツを見事に仕上げている。
これは、「トラモノ」ということではなく、ディスクブレーキが「標準」となった今、様々なパーツが開発されているということを伝えたい。
サザンビーチで見る、触る、そして学ぶ。
第1回となるTRIATHLON DEMOが茅ヶ崎サザンビーチで開催された。(主催:ワイズロード茅ヶ崎店)
このイベントの特徴は、単に商品の展示ではなく、各メーカー、代理店の担当者もトライアスリートであることだ。商品のことだけではなく、それに付随する周辺情報も重要だ。商品の良さは分かったが、いつ使えば良いのかなど、まつわる話はたくさんあるはず。また、実際の使用感などリアルな話が聞けたことだろう。
当日の来場者は、これからトライアスロンを始める人からアイアンマン世界選手権出場者まで幅広い層のトライアスリートたちだった。すでに経験者のトライアスリートは、バイクやその他の用品など具体的な質問となっていたが、これから始める人は、「とにかく何も分からないので来てみました」と言っていた。
「何も分からない」そんな人のためにも開催の意義があった。コトから入るのがトライアスロンだ。まずはエントリーし、練習をする。そうしているといろいろ機材や用品など「モノ」が必要なことに気が付くのだ。
話を聞いてみた。
「すでにスプリントのレースをポチッとしていまいました。今月末がレースです。思い立って、練習を始めたのが5月初め、ちょっと調べてみたら3ヶ月から半年の練習が必要と書いてありました。大丈夫でしょうか?」
「ウエットスーツとトライアスロンスーツはどっちを買ったほうが良いのでしょうか?そもそも違いも良く分かっていません。」
「バイクのギアの位置はどこにすれば走り易いのですか?バイクのこと全然分かりません。」
「バイクに乗るとお尻が痛いのでカバーを付けましたが、それでも痛いです。どうしたら良いのでしょうか?」
「50m泳ぐのに1分10秒サークルで、いっぱいいっぱいです。大丈夫でしょうか?」
とにかく、レースを無事完走することで頭がいっぱいという感じだろうか。不安は隠せない。でもどこかで楽しみにしている表情が印象的だった。これから始まる「トライアスロンライフ」を大いに満喫してほしい。
その他、経験者やベテランは買換えなどを検討している。ロードバイクからトライアスロンバイクにしたい。「異形」や「ディスクブレーキ」も気になる。気になるバイクはあるが、現在のトレンドも考えるべきだろうか。新しいバイクにして速く走りたい、そんな話によくなるが、バイクパフォーマンスを上げるため、自身に合ったバイクを見つけることは簡単ではない。
バイクのパフォーマンスを上げるためには。。。
①機材選択
②フィッティング
③トレーニング
が必要だ。機材の選択とフィッティングはほぼ同時だが、目標の設定によっては、推奨モデルは異なる。まずは、「何がしたいのか」を考えることが先決だろう。また、sそれが決まっていない場合、雑談の中から気が付いてもらえることも多い。ショップ店頭では、関連性のある事柄について話ことも大切なことだ。
「ロードからトライアスロンバイクにしたい」
これは良くある話だが、慎重に進めたい話だ。
①フレーム形状によるエアロダイナミクスの高さ
②DHポジションを有効的にセッティングできる
大きく2つの相互に関係するメリットがある。一般的には前者のメリットを受けるためにはある程度のアベレージスピードが必要なため、メリットを受けられる人は多くはない。一方、後者のメリットは誰でも可能性がある。この後者を考える場合、伸長、体型、身体各部の制限など、しっかりとフィッティングで確認してから、より適正の高いバイクを選択したい。したがって、必ずしも「トライアスロンバイク」になるとは限らないということだ。
当日は、初心者からベテランアスリートまで、いろいろな声を聞くことができた。
cervelo:言わずと知れたアイアンマンNo.1バイク。春先の新型リリースで話題のブランド。
ceepo:国内(宮古島)No.1バイク。前面投影面積に真っ向勝負のパッションバイク。
ARGON18:アイアンマンのレギュラーバイク。剛性バランス、ポジションへのコダワリを持つ。
FELT:コナアイアンマンSUB10(エリート)選手使用率第2位。強者が選ぶバイクでもある。
KUOTA:軽量性、乗り心地、デザイン性なの高さから人気がある。過去にはアイアンマンウィナーズバイク。
KhodaaBloom:ジャパンブランドとして、日本企画で日本人のためのバイクを造っている。
BMC:昨年のアイアンマンでもトップ10使用率となり、SUB10エリートの使用率も高いバイク。
Pinarello:昨年のコナ最速バイク。その驚異的なタイム5年間は破られることはないだろう。
FACTOR:宮古島優勝バイク。その双胴になったダウンチューブが特徴的、独自のエアロ効果が特長。
ZIPP:アイアンマンNo.1ダントツ使用率のホイール。特にこの454はZIPPの真骨頂とも言えるホイールだ。
VISION:ホイールを始め、様々なトライアスロンパーツもリリースする。ホイールはバリエーションが多く、各用途に対応。
XeNTIS:コナではスポークホイールが実績をあげている。リムの空力特性、放熱性にこだわりを持ち、ハイトのバリエーションも多い。
PROFILE:ご存じDHバーのブランド。リムハイトの種類が多いこと、そして、コストパフォーマンスが高い。
SCOPE:新興メーカーだが、その仕上がりは逸品。軽量性など総合的に見てもコストパフォーマンスが高い。
campagnolo:BORA WTOの話題性は高い。WTOとは、Wind Tunnel Optimizedであり、あのBORAのトライアスロン用と考えて良い。
TRIATHLON DEMO @ SouthernBeach
SRAM:アイアンマンでも使用率が復活してiいるコンポ。そして、昨年から気になるフロントシングルは、プロ、エイジ合わせて19名を確認。
Xshifter:ワイヤー引きを電動で動かし、あたかも「電動」であるようにする画期的なパーツで、フィーリングはフルの電動と遜色ない。
CICLO VATION:安価で巻き直しもできるバーテープ。グリップ感、カラーリング、エンドキャンプなど高級感十分。
PROFILE DESIGN:トライアスロンパーツNo.1メーカーだ。DHバーエクステンション形状を刷新し、トレンドに合わせ新たな提案をしている。
fi’zi:k:身体系パーツ、用品に徹底するフィジーク。サドルから始まり、その開発力は高い。トライアスロンモデル定評がある。シューズも身体系のアイテムだ。ニット素地によるフィット性は抜群。更に新素材も導入されるようだ。
ACOR:バイクポーターはオリジナルデザインが出来る。(100ロット)ミニフロアポンプAS3は、まさにミニチュアのフロアポンプで、絶妙な仕上がり。高気圧の対応。そして、マルチに使えるストラップは見事なアイデア商品だ。梱包材の固定に再利用できるこのストラップは重宝。
PROTECT J1:日本製の皮膚保護クリームで、長時間の持続性が売り。
MAURTEN:通常では、吸収が低下する高濃度の炭水化物を封入できるハイドロゲル技術により、体内への吸収を高めることを可能としている。
GOJO:作業時のハンドクリーナー。特にしたの1枚入りは、ツールバッグに忍ばせ、出先のメンテ作業時に活躍。
WAKO’S:モータースポーツからサイクルスポーツまで、ケミカルの代表格だ。展示会での即興メンテナンスが大人気。
OGK KABUTO:日本人のためのジャパンブランドヘルメット。軽量性とエアロ効果を両立した数少ないヘルメットだ。また、サングラスもヘルメット同様に「日本人」へのフィット性を高めている。
KASK:クウォリティの高さではトップレベルのヘルメットだ。このバンビーノはデザインバトルの激しい中で、早くからこの形状を提案している。
rig:日本発のリカバリーサンダルブランドで、フットベットを日本人の足に合わせている。
CRAFT:スウェーデンの機能的ウエアブランドとして定評があり、プロトライアスロンチームのサポートなども行っている。
CATEPY:結ばない靴ひも。ひも自体に弾力性があり、足をサポート、脱ぎ履きをし易くしている。
NEWTON:ベアフットの発想から生まれたフォアフットランニングの第一人者的ブランドで、トップアマの使用率も高い。ソールの突起が特徴的で前足部のショック吸収とともに反発力を生み出すシューズだ。
HUUB:フーブはやはりウェットスーツの高級品であり、逸品として注目されている。各部位への造り込みは徹底され、多くのトッププロ、トップアマが使用している。今回は水温からウェットの使用はなかったが、サポート選手も多く出場している。
SAYSKY:当初から特有であり、異色のデザイン性を放ち、人気となっているセイスカイ。このフローラルデザインも前作のグリーン系からブルー系のニューモデルになりそして、更にオリーブ系の新作が展示されていた。
モノが欲しいのではなく、コトのためにモノが必要になるということだ。
そのモノを使えば、どのような効果があるのか、知りたいのは、常に「その先」のこと。各メーカ-、代理店もそれを伝えるべく、様々な努力をしている。意味のないものは取り扱わない。カタログ、WEBに全ては出しきれない。やはり展示会は「リアル」の意味が大きいということなのだ。
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka
TRIATHLON DEMO
TRIATHLON DEMOが開催される。(主催:ワイズロード茅ヶ崎店)
このイベントの特徴は、単に商品の展示ではなく、各メーカー、代理店の担当者もトライアスリートであることだ。商品のことだけではなく、それに付随する周辺情報も重要だ。商品の良さは分かったが、いつ使えば良いのかなど、まつわる話はたくさんあるはず。また、実際の使用感などリアルな話が聞けることだろう。
■日時 2019年6月16日(日)10:00~16:00
■会場 茅ヶ崎店横特設会場
■詳細 http://ysroad.co.jp/chigasaki/2019/06/03/34839
ワイズロード茅ヶ崎店:ワイズロード初のリゾート店舗として、2011年3月にオープン。サザンビーチの目の前に建ち、ショップ内からの眺望は絶景。店舗コンセプトは、トライアスロンを特徴とし、ロードバイクや小径者でのリゾートサイクリングを提案している。(奥に見える建物サザンビーチヒルズの1~2F)
茅ヶ崎:関東最大のリゾート湘南の南に位置する「茅ヶ崎」。サザンオールスターズでも知られるビーチリゾートだ。海水浴場は、その名も「サザンビーチ」、オーシャンスイムも可能なエリアだ。海水浴場としては、7月8月だが、GERONIMOイベントでは、3月から12月まで開催している、Triathlon GERONIMO & Club GERONIMOのホームでもある。
☞ GERONIMO COUNTを始め、バイクトレンド情報などの「Triathlon GERONIMO」、また。茅ヶ崎スイム、インドアバイクトレーニングなどの「Club GERONIMO」として、取材及び出展の予定をしています。ご来場お待ちしております。
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka
CYCLE PARTS 2018 joint exhibitions
今年で3回目となる「サイクルパーツ合同展示会」が開催された。
この展示会は、ショップ向けの展示会で、パーツ、用品、ウエア、シューズ、ヘルメット、アクセサリーなどに絞った企画となっている。メーカー、代理店からショップへ、あらためて取扱商品の良さを伝える機会でもあり、会場は多くの人々で賑わっていた。3回目となり、出展メーカー、代理店の展示内容など充実し、より興味を引くものが多くなっていた。出展社数も昨年の138社から169社と増えている。
ストレートなトライアスロンMONOが多くあるわけではないが、トライアスロンにも使えるMONO、気になったMONOや注目されていたMONOなど一部の紹介となる。
昨年、リスタートとなったパールイズミのトライアスロンウエア。新生バージョンは極めてクウォリティ高く仕上げられたオーダーウエアだ。また、限定で造られたこのデザインに人気が集まっている。新たなデザインも追加されるようだ。
ノースウェーブのフラッグシップモデル、EXTREME RRのソールを変更し、剛性指数を15から12に落としている。価格も大幅に下がり、使い勝手からロングのトライアスリートにも可能なシューズだ。ダイヤルは、緩める逆回転時に段階式のオリジナルを採用している。
コストパフォーマンスが高く、リーズナブルな人気モデルがこのSONIC 2 PLUS。
アパレルも展開、バイクジャージ、ソックス、グローブなどを展開している。薄手のグルーブは、フィーリングの良い仕上がりとなっていた。
今や、エアロヘルメット人気No.1と言えるだろう。通気性、軽量性などエアロの弱点を完全克服の逸品でありながら価格はリーズナブル。ブルーのシールドは、オプションの「ブルーミラー」で可視光線透過率は54%、重量は、半分の22gとなる。
標準は、ライトスモークのシールドが付く。
超軽量の最新モデルがこれだ。OGKカブト史上最軽量の170g(S/M)に仕上がっている。グレードとしては、ZENARDに次ぐ位置付けとなるロードヘルメットだが、夏場の使用、平均速度を考慮するともちろん「トライアスリート」も対象となる。
工具の代理店も出展していた。写真はSIGNETのツールBOXキットだ。自転車専用ではないので、自動車も含め幅広く使うこともできる。SIGNETはカナダのブランドで、使い易いギアレンチなどが特徴的、比較的リーズナブルな価格となっている。
シグネットのキャビネットに「PB」が収められていた。工具の管理ができるトレイに整然と収納されていた。
クローダーは、台湾ブランドのホイールで、2011年からスタートしている。チューブラータイプの軽量性が高く、60mmハイト前後で1394g、40mmハイトで1260gとなっている。もちろん価格設定もリーズナブルだ。
スイスブランド、ハーツエルのグローブは、高いグリップ性と薄手による指先の「フィーリング」の良さが特徴だ。価格設定は、やや高めだが、クウォリティの高さに人気がある。
楕円チェーンリングのアブソリューートブラック。後発として、軽量性、変速性、剛性を高めた逸品だ。今回は、R9100 & R8000系対応がリリースされた。
ハンドルコンポーネントのITMは、この時点での新製品追加はない。定番ブランドとして根強い人気がある。カラーリング以前のものから、ブラックオンブラック系にシフトしつつある。
インドアバイク関連も展示されていた。これは、一般用ではなく、施設用となり、価格も20万を超える。その分、ハンドル、サドルの無段階調整、ブレーキングフィーリングなどクウォリティは十分だった。ただ、フライホイール15kgはやや軽いか。
昨年の台北ショーでも出ていた極小サドル。短くかつ、小さいデザインで座るというより、座骨の位置を決めるだけの感じだ。ほぼ浮いた状態になり、尻部への圧迫を回避できる。DHポジションでは有効的なサドルと言えるだろう。
元々スキーブランドのSH+は、30年以上の歴史がある。特に本来の目的である「保護性」にいて世界中の各厳しいテストに合格している。スキー系ヘルメットメーカーへの注目は、耐衝撃性とエアロダイナミクスにある。
日本の匠「EIGHT」ヘキサレンチ専門の国産ブランドで、バイク用に開発、ボルト落下防止のキャッチシステムが備わる。ボールポイント先端に可動する「スナップリング」が付き、作業性を高めている逸品だ。
1983年創業、1985年に初のトライアスロンバイクシューズを作ったレイクは、常に新しいものに取組むメーカーだ。BOAシステムも早い段階から採用したメーカーの一つでもある。
各OEでも使用される「実力派」ウエアのビオレーサー。勝つためのウエアとして、あくまでも「エアロダイナミクス」の観点から造られている。
ノーズのないサングラス、エアーフライのレンズ一体型。フィット感が柔らかく、軽量。ノーズピースを使用しないため、レンズ位置を前後させることで、シールド的な使用感もある。
究極のエアロヘルメット。今後の方向性を占う。シールドはおまけではなく、ヘルメットの一部となり、その性能が問われる。スノー&サングラス系メーカーの動きに注目だ。価格は、¥54000、レンズ2枚にハードケース付きの高級品。
ウベックスもスキー系のブランドだ。このRACE8も乗車ポジション、3Dボディスキャンの分析、CFDの解析などから、ベンチレーションもキープしながらエアロダイナミクス向上に成功している。
アクティブなラインに動きが出ているルコック。ビオレーサー社とのコラボレーションも行っている。ウエアブランド間でのコラボもそれぞれの特徴を活かし、最高の商品に仕上げるという流れも今後に注目したい。
新潟の職人が匠の技を見せているランウェルの逸品。コレクタブルなアイテムは、マニア心を擽る。工具を中心、ヘッドのトップキャップやスペーサーなど一部パーツも製作している。
「 各商品のあらためて良さを感じることができる展示会となっている。」
HANDMADE BICYCLE FAIR 2018
本日は、ハンドメイドバイシクル展が開催された。
このイベントは、一般財団法人日本自転車普及協会が主催するイベントで20数年以上開催されている人気イベントだ。国内外のフレームビルダー、バイクメーカー、パーツメーカーなど、ハンドメイドに関わる人たちが集まるイベントだ。文字通り、ハンドメイドのカスタムバイクとそのパーツなど、独創性が高く、スポーツ+αではなく、工芸品の域とも言えるアイテムが一堂に会して見ることができる。
そもそも「ハンドメイドバイク」とは何だろうか。用途や目的、体型や体格、素材、形状、塗装、仕上など、オーナーの要望に合わせ、「オンリーワン」のカスタムバイクを造ることだ。一方、大手のメーカーは、大量仕入、大量生産などから、コストダウン、同時に新素材など新規開発などに資金が投入される。また、プロ選手サポートからのフィードバック、大量生産から構築される技術力など、どちらもメリットはある。昨今から見れば、明らかに後者が主流となっているが、ハンドメイドで造るバイクのメリットをトライアスリートの視点で探ってみたい。
現在、トライアスロンバイクに求めらる性能とは、バイクの基本性能に加え、エアロダイナミクス、フューエル&ストレージ、ユーザビリティ、そして、快適性となる。どのポイントで評価するかによっては、必ずしも「大手」が全てではない。エアロダイナミクスなどは、そのために専任技術者と施設などが必要となり、大手が有利だが、ロングライドとなり、「人力」が大きく関わる快適性などは、素材の選定、造り方などで、より乗り手に合わせた一台をハンドメイドで仕上げることができる。特に、トラディショナルなスチール系は、踏み込んだ時に、材料が撓み、力が逃げる(逃がしてくれる)ことによって、脚(身体)への負担を調整することができる。この撓みにも当然加減が必要だが、それこそが「味付け」となる。硬い(その選手には合っているとしよう)フレームに負けない、身体能力(踏力など)があれば、その分、パワーがしっかり伝わり、推進力となるが、そこまで、脚力がない場合、反動として、身体へのストレスとなる。その点、スチール系など撓みが期待できるフレームは、不必要な力が逃げる(逃がす)ことで、身体への負担のバランスが取れることになるのだ。
「何」を優先するのかによって、変わるということだ。ただ、現時点では、大手メーカーに比べ、「入口」が狭いため、知る人ぞ、知るということになっている。大手メーカーはその具体的なメーカーにより異なるので、一括りには、言えないが、「大量」に造られている「その」バイクが、必ずしもベストとは限らないことを知っておくべきだろう。
「優先するポイントは?」