【16WTS横浜】⑤バイクブランド別使用率

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全選手のバイクブランドを見てみた。

あくまでも「横浜大会」であり、「125選手」のデータであることが前提となる。まず、総合トップは昨年に続き、スペシャライズドだった。特に女子選手での使用が多くなっている。その多くは、AMIRAを使用していた。トップ5に動きがあった。2位はトレックで昨年の3位からランクアップしている。男子選手のみでは、トレックが「トップ」の使用率だった。モデルは、EMONDAとMADONEが5台ずつの半々であり、「トライアスロン」としての特徴は見られなかった。3位のサーヴェロも昨年の4位からアップして来ている。男女合計の12台の内訳は、S系6台、R系6台で、サーヴェロも同様に半々という結果だった。4位のスコットは昨年の2位から落としているが、10台中初代も含めFOILが7台あり、「エアロロード」のパイオニアとしてのポジションはキープしている。5位はキャノンデール、昨年の9位から大きく伸ばし、トップ5入りを果たした。

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今年のトップ5ブランドには勢いを感じる。昨年のトップ5(スペシャライズド、スコット、トレック、ライトスピード、サーヴェロ)が全体に占める割合は、48台で38.4%となる。そして、今年のトップ5は、58台の46.4%となるのだ。このエリートのオリンピックディスタンスにも「メジャーブランド」の注力が伺える。トライアスロンバイクと違い、ロードバイクは、ブランドもモデルもその数は極めて多く存在するが、やはり、トライアスロンバイクに注力しているブランドの「ロードバイク」が目立ち始めている。そして、今回のトップ3ブランドは、「アイアンマン世界選手権トップ3」と同じブランドになった。

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ブランド female male 合計 使用率
SPECIALIZED 10 6 16 12.8%
TREK 3 10 13 10.4%
cervelo 6 6 12 9.6%
SCOTT 3 7 10 8.0%
cannondale 3 4 7 5.6%
BH 1 3 4 3.2%
Dedacciai 2 2 4 3.2%
GIANT/Liv 3 1 4 3.2%
QR 3 1 4 3.2%
AIRSTREEEM 1 2 3 2.4%
CANYON 2 1 3 2.4%
LOOK 1 2 3 2.4%
MERIDA 1 2 3 2.4%
ANCHOR/BS 1 1 2 1.6%
cinelli 0 2 2 1.6%
CUBE 1 1 2 1.6%
DEROSA 2 0 2 1.6%
GRAPHITE DESIGN 1 1 2 1.6%
PINARELLO 2 0 2 1.6%
STEVENS 1 1 2 1.6%
SWIFT 1 1 2 1.6%
ARGON 18 0 1 1 0.8%
beacon 0 1 1 0.8%
BIANCHI 0 1 1 0.8%
BMC 1 0 1 0.8%
BOMA 1 0 1 0.8%
CMT3 1 0 1 0.8%
Devinci 1 0 1 0.8%
FELT 1 0 1 0.8%
FUJI 1 0 1 0.8%
GHOST 0 1 1 0.8%
HAiBiKE 0 1 1 0.8%
INDIVID BROTHERS 0 1 1 0.8%
KESTREL 0 1 1 0.8%
KRBO 1 0 1 0.8%
KUOTA 0 1 1 0.8%
Lapierre 0 1 1 0.8%
LITESPEED 1 0 1 0.8%
ORBEA 1 0 1 0.8%
PEUGEOT 0 1 1 0.8%
Queen K 1 0 1 0.8%
ROSE 1 0 1 0.8%
Wilier 0 1 1 0.8%
不明 1 0 1 0.8%
合計 60 65 125  

※ Counted by Triathlon GERONIMO

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【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「ロード系バイクにもトライアスロンカラーが出てくるのか。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka