今年の宮古島の勝者が決まった。
総合優勝は古谷純平選手(33)で6時間3分57秒、2位に20分近いの差をつけ、圧勝となった。スイムを35分でダントツのトップとなり、70km地点の東平安名崎では2位との差を9分30秒に広げ、終始トップを守り、パーフェクトなレース展開となった。ショートでは日本の顔の一人であり、昨今のプロ選手の傾向から、期待がかかっていたが、それに応えた。
女子は平柳美月選手(32)で7時間1分41秒で優勝している。レース前の記者会見では、「女子優勝と総合20位以内」と公言していたが、まさに有言実行となった。バイクからトップとなっているが、男子顔負けのバイクが安定したパワーで走り際立っていた。ランも追い上げられていたが、安定した走り、設定していた走りを守り、クレバーとも言える展開を見せてくれた。

Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka