投稿者: TMJ Otsuka
【17Newモデル情報】 FELT NewModel Exhibition 2017
本日は、フェルトの2017年モデル展示会が開催された。
フェルトは、当初はアメリカ、現在はドイツブランドとして、アイアンマンでも人気のブランドだ。フェルトの顔である、創設者ジム・フェルトの開発力、そして、熱いマインドで造り上げられている。毎年アイアンマンの現場に精力的に関わっている。きっかけがトライアスロンだったこともあり、90年代前半のポーラニュービーフレジャー(アイアンマンワールドチャンピオンシップにおいて、男女通して最多の8勝した女子選手)の活躍などに大きく貢献し、トライアスロンの定番ブランドとなった。また、トライアスロンモデルのIAは、2013年から昨年までの3年連続アイアンマンワールドチャンピオンシップのウィナーズバイクでもある。そして、使用台数もトップ3入り目前の人気ブランドだ。http://triathlon-geronimo.com/?p=5903
今回の発表では、ほぼ変更なしとなっているトライアスロンモデルだ。モデルによって違っていたロゴが新ロゴに統一された。カラーリングとしては、IA4の「レッド」がNewカラーとなる。IA1では、eTAPの完成車モデルが設定されている。また、最安値で人気のトライアスロンバイクだったB16はなくなってしまったが、それまでの上位モデルDAのモールドを使った「B14」¥278,000 + taxでラインナップされた。価格はモデルによるが、継続のものと変更のあるものがある。エアロロードのARシリーズも概ね変更はない。
この展示会の開催時点では情報解禁となっていなかった新シリーズのFRシリーズ、VRシリーズも発表となった。https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/2017model/
IA FRD ¥798,000 + tax(フレーム)
この「IA」は、ずばり、P5、スピードコンセプト、SHIVを意識されたモデルとなっている。エアロダイナミクスとストレージを「強調」したモンスターマシンだ。エアロダイナミクスを高めるためのフレーム形状、ブレーキ他、各部の収まりなど、究極度の高いバイクが出来上がった。トッチューブ前側には流行りのストレージが付く。このストレージは、中味を2つに分けることができるなど、「後発」の良さを出している。後付ではなくトータルデザインされた完成度は他社を抜く。当初はSHIVのようなフューエルシステムもあったが、途中からなくなってしまったのが残念。先述とは異なるが、このIAに関しては、26インチモデルは存在しない。480mmも700Cとなっている。ただ、設計、造りなどから小柄な選手でも可能性はあるモデルだ。それだけポジション設定の自由度も高い。逆にDHバーの高さは低めのため、ポジション出しは慎重に行う必要がある。2016年のアイアンマンで、「4強入り」出来るのか、期待のかかるマシンでもある。
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IA1 eTAP ¥1,298,000 + tax
IA1 Frame ¥468,000 + tax
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IA2 ¥998,000 + tax
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IA4 ¥548,000 + tax
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IA10 ¥598,000 + tax
IA14 ¥388,000 + tax
IA16 ¥358,000 + tax
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AR FRD Frame ¥468,000 + tax
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AR1 Frame ¥298,000 + tax
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AR3 ¥378,000 + tax
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AR5 ¥278,000 + tax
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「今年のハワイでの使用率が気になる!」
【17Newモデル情報】 FELT NewModel Exhibition 2017
本日は、フェルトの2017年モデル展示会が開催された。
フェルトは、当初はアメリカ、現在はドイツブランドとして、アイアンマンでも人気のブランドだ。フェルトの顔である、創設者ジム・フェルトの開発力、そして、熱いマインドで造り上げられている。毎年アイアンマンの現場に精力的に関わっている。きっかけがトライアスロンだったこともあり、90年代前半のポーラニュービーフレジャー(アイアンマンワールドチャンピオンシップにおいて、男女通して最多の8勝した女子選手)の活躍などに大きく貢献し、トライアスロンの定番ブランドとなった。また、トライアスロンモデルのIAは、2013年から昨年までの3年連続アイアンマンワールドチャンピオンシップのウィナーズバイクでもある。そして、使用台数もトップ3入り目前の人気ブランドだ。http://triathlon-geronimo.com/?p=5903
今回の発表では、ほぼ変更なしとなっているトライアスロンモデルだ。モデルによって違っていたロゴが新ロゴに統一された。カラーリングとしては、IA4の「レッド」がNewカラーとなる。IA1では、eTAPの完成車モデルが設定されている。また、最安値で人気のトライアスロンバイクだったB16はなくなってしまったが、それまでの上位モデルDAのモールドを使った「B14」¥278,000 + taxでラインナップされた。価格はモデルによるが、継続のものと変更のあるものがある。エアロロードのARシリーズも概ね変更はない。
この展示会の開催時点では情報解禁となっていなかった新シリーズのFRシリーズ、VRシリーズも発表となった。https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/2017model/
IA FRD ¥798,000 + tax(フレーム)
この「IA」は、ずばり、P5、スピードコンセプト、SHIVを意識されたモデルとなっている。エアロダイナミクスとストレージを「強調」したモンスターマシンだ。エアロダイナミクスを高めるためのフレーム形状、ブレーキ他、各部の収まりなど、究極度の高いバイクが出来上がった。トッチューブ前側には流行りのストレージが付く。このストレージは、中味を2つに分けることができるなど、「後発」の良さを出している。後付ではなくトータルデザインされた完成度は他社を抜く。当初はSHIVのようなフューエルシステムもあったが、途中からなくなってしまったのが残念。先述とは異なるが、このIAに関しては、26インチモデルは存在しない。480mmも700Cとなっている。ただ、設計、造りなどから小柄な選手でも可能性はあるモデルだ。それだけポジション設定の自由度も高い。逆にDHバーの高さは低めのため、ポジション出しは慎重に行う必要がある。2016年のアイアンマンで、「4強入り」出来るのか、期待のかかるマシンでもある。
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IA1 eTAP ¥1,298,000 + tax
IA1 Frame ¥468,000 + tax
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IA2 ¥998,000 + tax
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IA4 ¥548,000 + tax
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IA10 ¥598,000 + tax
IA14 ¥388,000 + tax
IA16 ¥358,000 + tax
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AR FRD Frame ¥468,000 + tax
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AR1 Frame ¥298,000 + tax
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AR3 ¥378,000 + tax
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AR5 ¥278,000 + tax
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「今年のハワイでの使用率が気になる!」
【GROWTAC】 GT-ROLLER Q1.1
■GROWTAC GT-Roller Q1.1
グロータックは、こだわりのジャパンブランドだ。多くの自転車経験を持つ同社代表の木村氏曰く「小さい会社ならではの尖った商品をこの世に出そうと心掛けています。」とのことだ。大きなメーカーがやっていないこと、できないことをやれることに価値があるのだ。
このローラー台の最大の特長は、固定ローラーに対し、所謂3本ローラーと言われるタイプなのだが、ご覧の通り、「4本ローラー」となっている。フロントホイールを2本のローラーで受けることで、「トレイル量」を増やし、「直進性」高めることで、安定性が向上している。従来の3本ローラーのイメージは、実走感はあるが、慣れやコツが必要なため、やや敬遠されていた。また、ダンシングやスプリントなどの動きに対しても、ローラーそのものが「追従」するシステムが組み込まれ、安定感の高い走行フィーリングが得られるようになっている。また、「エレベーターユニット」により、フロントホイールの位置を高くセットすることができる。それによって斜度10%までのクライミング走行も可能となるのだ。
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実際の使用感は分からないが、最も期待の高まるのが、「DHポジション」でのトレーニングだろう。普段のバイクトレーニングにおいて、実走では、中々長時間DHポジションを取ることができない。固定ローラーでは、実走感に欠けしまう。レースに近い状態でトレーニングができないことを、誰でも感じているはずだ。その点において、このローラー台の安定性に期待したいのだ。最後に。走行とは関係ないが、製品の造りは逸品だ。細部に渡るまでまさにこだわり抜いたメイドインジャパンのローラー台なのだ。
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「詳しくは、ルミナNo.57をご覧下さい。」
【AIR-FLY】 AF-102 / AF-101
■AIR-FLY AF-102 / AF-101
昨今、「ジャパンメイド」が取り沙汰される中、このエアフライは、福井県鯖江市のメーカーが生産している。鯖江市は、「めがねのまち」として、フレームは、国内No.1シェアを持ち、海外でのシェアも高いのだ。生産する㈱ジゴスペック代表の吉村氏もトライアスリートで、開発へのリアルな意見をフィードバックしている。
このサングラスの特長は、何と言ってもノーズパッドレスだということだ。これは、世界初の試みで、鼻骨への圧迫感を無くし、サイドパッドで支えることで「開放感」のあるかけ心地を狙っている。このサイドパッドだが、芯にチタンを採用し、軽量性と耐久性を上げ、自在に曲げることで、好みのかけ具合が出せるようになっている。また、ノーズパッドで顔表面とレンズの位置関係が決まる一般的なサングラスと違い、サイドパッドの調整で、頬骨が出ている人でも当たることはないのだ。そして、振動に対し、安定性が高く、ランニングでのメリットは大きいだろう。もちろん、テンプルも自在に曲がるようになっている。
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使用感だが、最初はノーズパッドがないため、深くかけ過ぎてしまったが、サイドパッドを調整して適正な位置にセッティング。ノーズパッド替わりのサイドパッドが支えてくれることがわかるだろう。この感覚については、好みは分かれるかもしれない。そして、かけたイメージは、ヘルメットに付いているシールドの要素も感じた。完全に浮いた状態であること、それによって通気性の良さなどを感じた。また、レンズの面積は大きくないため、バイクで使用するとレンズの上側から覗くようになる状態になるが、これは、サイドパッドにより解消されるだろう。
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「詳しくは、ルミナNo.57をご覧下さい。」
【17Newモデル情報】 ZOOT ~SPRING2017~
本日は、ズートの2017年モデルの展示会が開催された。
ズートは、1983年創業のハワイ、コナで始まったトライアスロンブランドだ。アイアンマンの歴史が今年で39年目となるので、やはりトライアスロンの老舗ブランドと言える。現在は、ウェットスーツ、ウエア、シューズ、アクセサリーなどを展開する、トライアスロンアイテムの総合ブランドとなっている。
ズートは、ウェットへの注力度が高まる中、そのクウォリティの高さと新たなテクノロジーやウエアの快適性、デザイン性など進化を続けている。そして、シューズは、トライアスロンイメージの中、マラソン、ウルトラマラソンなど、全体的に使用できるブランドとして定着した。逆に、ベアフィットなど、トライアスロンの特徴的な「裸足」に対するノウハウから、マメの出来易い人などへの対応性も高い。
そんなズートへの期待は高まる。
まず、見ての通り、デザインが大幅に一新されたことだ。カモフラージュをカラフルに使い分けているあたりは、デザイン性の高いズートらしさが出ている。そして、マテルアル、カッティングの両面に徹底的なこだわりを見せている。モデルは、5タイプラインナップされ、スリーブレスの¥30,000 + taxなどリーズナブルなモデルから揃っている。
M WIKIWIKI ¥80,000 + tax
フラッグシップとなるモデルで、7種類のマテリアルから構成されている。特に今回話題となるのが、アームの仕上げとなる。FLEX skinという0.5mmのSCSNano加工されたネオプレーンで出来ている。この触感は、他の部位とは全くことなるもので、「肩」の動きへの抵抗が極めて少なくなっている。
2017モデル、注目のFLEX skin
W WIKIWIKI ¥80,000 + tax
ウィメンズのフラッグシップも同様のマテリアルで仕上げられている。デザインは、幾何学パターンが使われていて、こちらもカラフルさが絶妙だった。
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M ULTRA TRI AERO SKINSUIT ¥30,000 + tax
M ULTRA TRI AERO SHORTSLEEVE TOP ¥18,000 + tax
ウエアのフラッグシップとなるウルトラシリーズ。セパレートにも「袖付き」がラインナップされた。CARBON TECHによるUPF50+の遮熱性とCHAMOIS TECHのパンツバッドの快適性も維持しつつ、斬新なデザインに仕上がっている。
熱くない「黒」が、袖付きを製作する上で重要となる。
W ULTRA TRI AERO SKINSUIT ¥30,000 + tax
ウィメンズのフラッグシップも「袖付き」がラインナップされている。何と言ってもインパクトのあるデザインが目を引いた。
フラッグシップとリミテッドに付けられるプレミアムマークだ。
ウィメンズの定評の高さもズートの特徴。
ズートも、オーダーウエアシステムを行っている。海外でも、そして、近年国内でもチームウエア製作は、人気となっている。フィット性の高さを求められるトライアスロンウエアを、トライアスロンブランドがオーダー製作していることは、安心感が持てる。(24枚から製作可能)
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ALI’I ¥19,000 + tax
継続トライアスロンモデルのMAKAIをべースに「BOAシステム」が搭載されたモデルだ。283.5g(メーカー計測値)と軽量ではないが、クッション性とBOAによる絶妙なフィット性により、ロングレースに最適な一足だ。
カラーはFlying Hawaiianと付けられている。また、この秋リリースされるウエアとのコーディネートが可能となっている。これもズートならではの楽しみだ。
M SOLANA 2 ¥12,000 + tax
そして、ズートの人気モデルとなるソラナ2。やはり、一目瞭然そのカラーが面白い。VANSデザインのチェックが人気必至のモデルだろう。
このモデルもトータルコーディネートができる。
W SOLANA 2 ¥12,000 + tax
これがウィメンズカラーだ。今回イチオシのグッドデザインだ。ウエアと合わせて使用することになるだろう。
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フラッグシップモデルのWIKIWIKIを試着してみた。全体的な生地の柔らかさは最高級レベルだ。そして、「肩」はやはりイメージ通り、極薄の生地が、動きの抵抗を極めて少なくしていた。袖口が水の浸入を防ぐために、伸びないように加工されているため、脱着時に引っかかりがあるが、慣れれば問題ないだろう。試泳での確認をしてみたくなったこのモデルへの期待は高まった。
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ズートのウェットスーツの裾、袖はユーザーの好みに合わせカットしても解れないように加工されている。これも引き続き導入されている。
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「来シーズンモデルとして要チェック!」
LUMINA No.58
ルミナNo.58発売しました。
今号の特集は、“「超回復」で強くなる!” です。
Act1 「超回復」の原理と生かし方
Act2 実践的「超回復」メソッド
~トレーニングに対する休養の入れ方、タイミングなどによって身体をトレーニングの負荷に対して適応させ、効果的に高めていく「超回復」の妙も、うまく駆使していきたい。~
今月の GERONIMO 大塚 担当分ご紹介します。
P19~21 cutting
創刊以来連載担当している商品コーナーです。今回は、ヘルメットとDHバーをご紹介しています。
GIRO SYNTHE
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【17Newモデル情報】 PINARELLO 2017 New Model Presentation
本日は、ピナレロの2017年モデルの展示会が開催された。
ピナレロは、ロード界のKING “ DOGMA F8 ” を有するイタリアンの代表格だ。ロードレースのイメージが強い中でも、国内のトライアスロンで使用される「ロードバイク」として人気がある。先日のアイアンマン70.3セントレアでは、第8位の使用率(http://triathlon-geronimo.com/?p=11963)で、ロード&トライアスロンで、幅広く人気のあるブランドでもあるのだ。
今回の新型フレームは、ドグマK8、ドグマK8-S DISK、そして、ボリデTTだ。ドグマが5モデルとなる充実のラインナップとなり、TTのピナレロとして、より完成度の高いボリデをリリースしている。トライアスロンではないが、実際にトライアスロンシーンでも使用されているだけに、注目してみたい。※ボリデTT、展示車がないため資料写真となる。
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ピナレロのこだわりの象徴は、「ドグマ」だ。そのドグマを語る4つのキーワードは、
①トレカT1100Gナノアロイカーボン
②エアロダイナミクス
③軽量化
④アシンメトリック
カーボンは、世界最高のカーボンを生産する日本の「東レ」と強力なパートナーシップのもとに、造り上げられている。また、その東レの商品名「TORAYCA」のロゴをバイクに表示できる数少ないブランドでもあるのだ。エアロダイナミクスにおいては、あの自動車の「ジャガー」とコラボし、レーシングカーで培った理論を開発に生かしている。そして、ピナレロ特有の左右非対称型のフレーム設計は、片側だけで強力な踏力のかかるレーシングバイク本体の負荷バランスを考慮して設計されているもので、ピナレロの真骨頂と言える特長なのだ。
PINARELLO DOGMA F8 ¥615,000 + tax (フレーム)
今年で3シーズン目となるピナレロのフラッグシップで、カーボン素材は、トレカT1100Gナノアロイを使用する高強度、高剛性、そして軽量化に成功したモデル。完成を極めた前作の「65.1」を更に進化させたバイクで、ハンドリングは、前作から継承し、パーフェクトな仕上がり、ピナレロのエアロロードとして極めて完成度の高いモデルとして仕上がっている。F8は、チームSKYが使用する、非の打ち所のない最高のバイクとして、「ロンドン・デザインアワード金賞」やBicycling誌の「ベスト・ロードバイク・オブ・ザ・ワールド」を受賞している。
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NEW! PINARELLO DOGMA K8-S DISK \790,000 +tax(フレーム)
UCIルール改正に備えディスクブレーキ化された。近い将来に使用が解禁されるロードレースのディスクブレーキ使用に対応すべく開発が進められていた。フラットマウントを装備しているので、今後対応する製品が増えていくと思われる。キャリパーブレーキ仕様のDOGMA K8-Sと同じフィーリングを保つよう、カーボンの積層などを見直されディスクブレーキの優位性をしっかり享受できるように設計されている。DOGMA K8-Sと同価格で、MY WAYカラーオーダーシステムにも対応予定となっている。
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NEW! PINARELLO DOGMA K8 \615,000 + tax(フレーム)
世界最高峰ロードバイクDOGMA F8とスーパーグランフォンドマシンDOGMAK8-Sの特徴を融合させた。今年の春のクラシックで使用され、フランドルやパリ・ルーベなどの厳しい石畳の路面だけでなく、荒れたアスファルト路面のあるジロやツールの山岳ステージなども視野に入れて開発が進められてきた。DOGMA F8と同等のフロントトライアングルを持ちながら、チェーンステーには、DOGMA K8-Sと同じ横に扁平させた「FlexStay」を採用、重量増なく快適性を向上させることに成功している。これらの機能により、荒れた山岳ルートでも快適性を保ち、アシスト選手は、体力を温存することができ、エースをゴールまで送り届ける仕事に集中することが出来る。こういった性能くを持つDOGMA K8は、一般サイクリストにとって、登り下りがある山岳グランフォンドに最適なバイクとなる。
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PINARELLO DOGMA K8-S ¥790,000 + tax(フレーム)
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PINARELLO GAN RS
CHORUS ¥620,000 + tax / ULTEGRA ¥520,000 + tax、フレーム ¥455,000 + tax
世界的に好調なセールスを続けるGAN RSは、「FLATBACKチューブ」や「ONDA F8フロントフォーク」などDOGMA F8から多くの最新テクノロジーを受け継ぎ、ピナレロのニュースタンダードモデルとして、多くのアマチュア競技者に支持されている。カーボン素材は高強度系のハイストレングスT900カーボンをメインに使用している。他ブランドのフラッグシップモデル同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを持ちながらコストパフォーマンスも意識したモデルとして、2017年度もセールスにかなり期待が持てるモデルとして人気を博すだろう。グレード的には、PRINCEと同じハイエンドロードで、フレームセット販売以外に、シマノ・アルテグラ11S仕様とカンパニョーロ・コーラス11S仕様の完成車が選択できる。
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PINARELLO PRINCE ULTEGRA ¥465,000 + tax
ツール・ド・フランスを2連覇したスーパーバイクDOGMA 65.1のモールド(金型)をそのまま使用し、カーボンマテリアルを65HM1Kから60HM3Kに置き換えたレーシングモデル。これだけでその性能の高さは容易に想像だろう。伝統あるPRINCEの名を冠するにふさわしい高性能レーシングモデル。そして特筆すべきはそのコストパフォーマンスの高さで、すでに高い名声を得ているDOGMA 65.1とまったく同じアシンメトリック・デザイン、60HM3Kという超ハイモジュラス・カーボンを使用しながらも価格は抑えている。電動・メカニカル両対応のTHINK2システム採用なので搭載するコンポーネントも選ばない。また、小柄な女性向けの「EZ-fit」モデルの設定もある。.
PINARELLO GAN S
POTENZA ¥435,000 + tax / ULTEGRA ¥435,000 + tax / 105 ¥370,000 + tax
DOGMA F8直系のレーシングモデルGAN RSと同じモールドを使用したミドルレンジのレーシングモデル。人気のミドルレンジロードMARVELの後を継ぐモデルとしての位置づけとなる。シルエットはDOGMA F8そのもので、その性能もレーシングバイクを名乗る十分なポテンシャルを持つ。カーボン素材は、高強度系のハイストレングスT700カーボンをメインに使用し、DOGMA F8の乗り味を色濃く受け継ぎながらも、アマチュアサイクリストにも、購入し易い価格帯を抑えた戦略モデル。新型カンパニョーロポテンザ11Sもしくは、シマノアルテグラ11S、105 11S仕様の完成車から選択できる。.
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PINARELLO GAN
POTENZA ¥435,000 + tax / ULTEGRA ¥435,000 + tax / 105 ¥370,000 + tax
PINARELLO RAZHA ¥298,000 + tax
EZ-FIT
DOGMA F8直系のGANシリーズにもスモールサイズ「42EZ」をレディスモデルとして設定している。EZ-FITジオメトリーは、通常のレーシングジオメトリーとは異なり、少しアップライトで楽なライドポジションが取れるようになっている。用意されるフレームサイズは42EZとなる。また、パーツアッセンブルも小柄な女性に配慮したセレクトとなっていて、サドルはフィジーク・ヴェスタをセレクト、クランク長は165mm、ハンドルはショートリーチのCC380mm相当、ステムは80mmを採用している。
PINARELLO GAN S EZ-Fit ¥370,000 + tax
PINARELLO GAN EZ-Fit ¥298,000 + tax
PINARELLO RAZHA EZ-Fit ¥298,000 + tax
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PINARELLO ROKH ¥325,000 + tax
PINARELLO RAZHA K ¥298,000 + tax
PINARELLO NEOR ¥207,000 + tax
PINARELLO PRIMA ¥143,000 + tax
“ Think Asymmetric ”
PINARELLO DOGMA F8 TEAM WIGGINS ¥615,000 + tax(フレーム)
ブラッドリー・ウィギンスが立ち上げた「チーム・ウィギンス」へのスポンサードなど行っている。チームウィギンスカラーは、昨年受注生産だったが、人気モデルとなったため、今年は、国内在庫モデルとなっている。そのため、価格も他のカラーと同価格となる。
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限定1 PINARELLO DOGMA F8 LaVentesima ¥Open Price
ラ・ピナサイクリングマラソン20周年記念モデルの完成車だ。ドグマF8に専用カラーリング、コンポーネントは、スラムREDe-Tap、ホイールは、フルクラムレーシングゼロとなっている。
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NEW! PINARELLO BOLIDE TT ¥1,620,000 + tax(フレーム)
今年のジロ・デ・イタリアで、NEWボリデTTが登場したのだ。
今年チームSKYのエリア・ヴィヴィアーニは、ボリデHRで、リオ五輪に挑む。昨年は、ブラッドリー・ウィギンスがボリデHRで前人未踏の54.526kmという驚異的な記録でアワーレコードを更新している。2015年のツール・ド・フランスでは、クリス・フルームが個人総合優勝となっている。2015年ヴァシル・キリエンカがTT世界チャンピオンになっている。また、ウィギンスは、チームSKYを離れた後、自ら率いるチームウィギンスでピナレロに乗っている。ピナレロとチームSKYはタイムトライアルを制するために、常にボリデを進化させる方法を研究して来た。
そして、ジロですでにデビューした新しいボリデTTは3つのポイントを改善することに主眼において設計された。
①フレームの軽量化
②エアロダイナミクスの向上
③フレーム剛性の確保
新しいボリデTTのトピックは軽量化だ。十分に軽量なフレームを更に軽くするため、デザインを見直した。新しいマテリアルを採用し、チューブの断面形状を更に最適化、フレーム単体だけではなく、コンポーネントの相互作用を考慮して、エアロダイナミクスが最善な形状を設計している。フロントフォークのエンド形状はインテグレーテッドデザインとなっている。リアブレーキのカウル形状は、解析の結果、ジェット旅客機に使われるエンジンフードと同様の先端形状になり、抵抗となる乱流の発生を軽減出来ている。ダウンチューブは、幅広になっているが、ボトルを装着した状態での最適なエアロダイナミクスを発揮できるようにデザインされ、フレーム内部に電子制御ユニットのジャンクションやバッテリーが納められるような設計となっている。ボリデTTは、ミケル・ランダによって、2016年のジロ・デ・イタリア第9ステージでデビューしたが、ハンドルバーシステムは、ミケル・ランダのポジションに合わせて3Dプリンターで製作されている。新しくなったボリデTTには、ロードバージョンとトラックバージョンがあるが、ともに完全受注生産となっている。フロントブレーキ周辺は、従来のボリデより、更にスムースな外観になっている。全体的なシルエットは、トップチューブがややスローピングになっていることが特徴だ。
今年のツール・ド・フランスでは、フルームのTT用バイクとしてNEWボリデTTが登場することが決定している。
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「ボリデ “ TA ” のデビューが期待される!」