Collaboration Cafe at Segafredo Hiroo

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本日は、トレックとセガフレードのコラボカフェがOPENとなった。

元々あったセガフレード広尾店だが、トレック一色となっていた。店内に入るとすぐ右手にトレックジャージを着たマネキンとドマーネALRが展示され、カタログも置く徹底ぶり。メニューのプライスボードの下にはトレックの写真が飾られ、2Fへの階段では、カンチェラーラが出迎えてくれる。そして2Fには、FXとプロジェクトワンでグリーンに仕上げられたドマーネSLR9が中央に展示、壁面にTシャツやパネルなど、想像以上のコラボレーションだった。

「今日はいつもと違いますね。トレックの目当てのお客様がいらっしゃっています。」とトレックロゴが大きく入ったTシャツを揃えて来ているスタッフのコメントだった。

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【メーカーNEWS】

プロツアーチームのスポンサーであるセガフレードとトレックのコラボレーションカフェが、9月3日(土)よりセガフレード広尾店でスタートしました。

4月のDomane SLR発表以来のコラボ企画であり、お店の前にはバイクラックが設置され、お客様は気軽に自身のロードバイクやクロスバイクで来店することが可能です。店内には最新モデルのバイクの展示や、ブランドの理念、そしてロードレース界のレジェンドであるファビアン・カンチェラーラ選手が直筆でサインしたパリ~ルーベの石畳も展示されております。

トレックのことをよく知らない人でも、来店すれば間違いなくトレックというブランドに関心を持たれると思います。これを機に、本格的なエスプレッソを飲みながら、Domane ALRなどのトレックの最新バイクをご覧いただけますので、是非お越しください。

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◆◆キャンペーン情報◆◆
セガフレード広尾店のレシート(9/3以降発行)をお持ち頂き、自転車で数分の場所にあるトレックストア六本木店で試乗して頂いた先着20名様に「トレック・セガフレード限定デザインのコーヒー券」をプレゼントいたします!

※セガフレード・ザネッティ・エスプレッソは、イタリアに本部を置く大手コーヒー焙煎メーカー「セガフレード・ザネッティ」が日本の33店舗を含め、全世界で400店舗以上展開しているイタリアンバールチェーン。アルコール、フード、ドルチェ、アンティパストなども幅広く揃え、朝から夜まで、一日中お楽しみいただけるメニュー構成となっております。

セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ広尾店

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「 スピードコンセプトも置いてほしいですね。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GIRO】 Aerohead Ultimate MIPS

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■GIRO Aerohead Ultimate MIPS

ジロは、30周年を迎えたアメリカのヘルメットブランドだ。ロードレースからトライアスロンまで幅広く支持を得ている。そのクウォリティは逸品中の逸品と言えるだろう。ジロは、創業当初からエアロダイナミクスを追及したヘルメットを開発していたパイオニアでもある。初代、アドバンテージは、TTヘルメットの奔りでもある。そして、1989年にグレッグレモンが、初代エアロヘッドをかぶり、ツール・ド・フランスの最終ステージで逆転優勝を飾り、二度目の個人総合優勝となっている。

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エアロヘッドは、速さを追求したヘルメットだ。外観上では、ほぼエアインテークがないのだ。シールドのわずかな「切り欠き」からエアを取り込んでいる。内部には、そのエアフローがあり、温度上昇を抑えている。また、特徴的なシールド形状で、サイドまで伸ばし耳まで覆われているデザインは、エアロダイナミクスを向上させている。このシールドは、強力マグネットで固定されているが、着脱は簡単でエアアタックシールドのように、外して逆さまにしてヘルメット本体に固定ができるようになっている。前部に隠しマグネットが埋め込まれるなど、細部にもこだわりを感じる。

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本体素材は、シェルにテキストリームカーボンを使用し、軽量で強度の高いヘルメットになっている。また、シールドは、ツァイスにより鮮明な視界が確保される。その他、ロックロックシステムでのフィット性の高さ、汗の吸収性の高い抗菌パッドなど採用している。そして、ミプスという多方向衝撃保護システムで、「安全性」の高いヘルメットの一つでもある。

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「詳しくは、ルミナNo.59をご覧下さい。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GARMIN】 FORATHLETE 735XTJ

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■GARMIN FOREATHLITE735XTJ

ガーミンは、現在マルチデバイスの「トライアスロンコンピューター」として圧倒的な人気を誇っている。三種目の様々なデータを管理してくれる「パーソナルトレーナー」でもあるのだ。今やトライアスロンコンピューターは必須アイテムであり、ハワイアイアンマンでのデータ発表はされていないが、確実にシェアを伸ばしていると思われる。

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そして、すでにトライアスロン対応モデルとしてリリースされている920XTJの下位モデルとしてこの735XTJが発売された。特徴は、やはり、胸に取り付けるハートレイトセンサーがなくても手首でハートレイトがチェックできることが最大のポイントとなる。ただ、メリットとデメリットはある。

735XTJの特長としては、920XTJを「概ね」踏襲しつつ、外形をコンパクトに軽量化、逆に画面の大型化が図られ、解像度まで高くなっている。先述の通り、HRをチェックできるのだ。また、920XTJはハートレイトが別売りのため、価格面でもリーズナブルとなっている。ただし、稼動時間は劣ってしまうため、その目的に合わせることになる。もちろん、これらは、「必要」な機能で選択すべきだろう。ランニングダイナミクス機能により、胴体の上下動、足の接地時間やピッチなども計測できるが、ハートレイトセンサーは必要になる。

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どちらの機能も高いレベルにあることは間違いないが、735XTJは、トライアスリート全般向けとなり、920XTJは比較的上級者向けの位置づけとなるだろう。いずれにせよ、これらの「トライアスロンコンピューター」には目が離せない。

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「詳しくは、ルミナNo.59をご覧下さい。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【ceramicspeed】 OSPW SYSTEM

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■CERAMICSPEED OSPW SYSTEM

セラミックスピードは、セラミックベアリングのトップサプライヤーで、デンマークのブランドだ。16年以上の実績を持ち、一般産業部門とは別に、自転車専用部門があり、各メーカーへの供給をしている。そして、オリジナルとして、ヘッドパーツ、ホイール、BB、プーリー、チェーンなど、回転性能に関わるパーツをハンドメイドで製作している。アイアンマンでは、2013年優勝のフレデリックヴァンリルデのサポート、昨年のハワイでは、プロ選手9名のサポートなど、トライアスロンへの注力度も高いのだ。また、ジップホイールへのベアリング供給も行っている。

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このシステムは、大きなサイズのプーリーを使用することで、チェーンの「曲がり」が少なくしている。それによって、60%の摩擦抵抗を抑えることに成功している。結果として、2.4ワットのセーブになっているのだ。プーリー自体は17Tのアルミ製、ケージは、カーボンでリフォースされたポリアミドで造られ、軽量に仕上がっている。ベアリングは、ノーマルの他に、より抵抗の少ないコーテッドタイプがある。それぞれ、4年、6年というワランティも完成度の高さが伺える。また、装着できるコンポーネントグレードは、デュラエースとアルテグラの11Sと10Sとなっている。そして、同社UFOチェーン、ハブ、BBなどと合わせて使用することで10~16ワットのセーブが可能となっているのだ。

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実際に装着している状態を確認してみた。そのフィーリングはデータ通り、極めて抵抗感が抑えられたものだったのだ。価格に見合った効果が得られるだろう。

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「詳しくは、ルミナNo.59をご覧下さい。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

LUMINA No.60

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ルミナNo.60発売しました。

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今号の特集は、“ スピード&高強度で鍛える ” です。

無理なくでえきる高強度トレーニングの極意ということで、レジェンド谷新吾流の高強度トレーニングを紹介しています。今年の宮古島で快挙となる6位入賞に沸いたのは記憶に新しいところです。

Part 1 基礎編 なぜ短い高強度トレーニングが効果的なのか?

Part 2 実践編 良い動きを意識しながら、臨機応変にやってみる

この特集とても良いです!

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今月の GERONIMO 大塚 担当分ご紹介します。

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創刊以来連載担当している商品コーナーです。今回は、フロントハイドレーションをご紹介しています。

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X-LAB TORPEDO VERSA 500 CARBON

 
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「詳しくは、是非ルミナNo.60をご覧下さい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 MY2017 GIANT / Liv Press Preview

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本日は、ジャイアントの2017年モデルの展示会が開催された。

ジャイアントは、世界最大級の生産量で高い信頼性を持つメーカーだ。各社のOEMとして培って来た技術力が裏付けされた造りとなっている。また、コストパフォーマンスも最高クラスとなり、同レベルの製品がリーズナブルに設定されている。ロードレースでは、UCIプロチームのチームジャイアントアルペシンもサポートし、最高レベルのフィードバックを受けて開発に至っている。そして、アイアンマンでの使用率は、昨年は11位だったが、新型トリニティのリリースにより、再びトップ10入りが期待される。

2015年アイアンマン世界選手権 http://triathlon-geronimo.com/?p=6192

2017年のニューリリースとしては、TCRやアヴェイルのディスクモデル、新コンセプトのコンテンド、そして、待望の新型「トリニティ」となる。このトリニティは昨年のアイアンマンで発表され、海外ではすでにラインナップされていたモデルだ。

ハワイでの発表 http://triathlon-geronimo.com/?p=5416

また、2017年モデルは、以下のような新しいテクノロジーが導入されている。(ロード系抜粋)

1、CONDUCT DISC BRAKE STIなどワイヤー式のブレーキレバーで油圧式のディスクブレーキを操作できるシステム。それをステム一体型というコンパクトさと、納まりの美しさは逸品の仕上がりとなっている。高いコントロール性が実証されている。

2、ON-ROAD TUBELESS TIRE チューブレスタイヤの提案となる。転がり抵抗の低減、コーナーリングスピード、乗り心地の向上、そして、パンクが少ないなど、あらためて、チューブレスのメリットの高さを提唱している。

3、12mm THRU AXLE & FLATMOUNT DISC BRAKE SYSTEM ディスクブレーキの定番仕様となるシステムを導入している。カーボン積層など、フレームもそのための専用設計で対応している。

下記の通り、2017年のラインナップもジャイアントらしい、クウォリティとコストパフォーマンスがあり、各ジャンルが更に、「専門性」の強くなったものをリリースしている。

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PROPEL

プロペルはジャイアントのエアロロードだ。高いエアロダイナミクスだけではなく、剛性、軽量性のバランスが良いマルチロードでもある。ジャイアントの特徴的とも言えるISP、フロントフォークと一体化する専用ブレーキもSLRを除き全モデルに使用している。ADVANCED SL 0 は、6.8kg(710mm)となっている。

PROPEL ADVANCED SL 0 ¥780,000 + tax

PROPEL ADVANCED SL 1 ¥560,000 + tax

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PROPEL ADVANCED SL 0 ¥780,000 + tax

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PROPEL ADVANCED SL ¥300,000 + tax(上)

PROPEL ADVANCED PRO ¥230,000 + tax(下)

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PROPEL ADVANCED SL 2 ¥400,000 + tax(手前)

PROPEL ADVANCED PRO 1 ¥360,000 + tax(奥)

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PROPEL SLR 2 ¥190,000 + tax(手前)

PROPEL ADVANCED 1 ¥250,000 + tax(奥)

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TCR

TCRは、ジャイアントの看板ロードモデルとなる。リアルレーシングバイクとして、剛性、軽量性、ハンドリングなどで定評がある。完成車で6.5kgのフラッグシップモデルからアルミモデルのSLRまで幅広くラインナップされ、レースでのパフォーマンスが期待される。そして、ついにTCRにもディスクモデルがリリースされた。

TCR ADVANCED SL 1   ¥590,000 + tax(上)

TCR ADVANCED SL 2 KOM   ¥390,000 + tax(下)

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TCR ADVANCED SL 1   ¥590,000 + tax

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TCR ADVANCED SL   ¥280,000 + tax(上)

TCR ADVANCED PRO   ¥190,000 + tax(下)

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NEW   TCR ADVANCED PRO DISC   ¥470,000 + tax

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DEFY

デファイは、ジャイアントのエンデュランスモデルとなる。デファイは全モデルディスクブレーキ仕様となっている。メカニカルディスクモデルは、オリジナルの新システム「CONDUCT」を採用し、ワイヤーで油圧式を操作できるようになっている。カーボンホイールも積極的に使用し、その重量剛性比を最適化している。

DEFY ADVANCED SL 0   ¥750,000 + tax

DEFY ADVANCED PRO 0   ¥480,000 + tax

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DEFY ADVANCED 1   ¥260,000 + tax

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DEFY ADVANCED 3   ¥195,000 + tax(奥)

DEFY ADVANCED 2   ¥210,000 + tax(手前)

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CONDUCT DISC BRAKE

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CONTEND

コンテンドは、新提案となるオールラウンドバイクだ。TCR、デファイアロイの後継モデルとして、両者のメリットを融合。ジオメトリーは、フロント三角がデファイ、バックがTCRに近い。フレームとペダリング剛性を上げながらも快適性とのバランスを維持、その断面形状にこだわっている。また、幅広いラインナップも特徴だ。

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CONTEND SL 1 DISC   ¥155,000 + tax(奥)

CONTEND 1   ¥95,000 + tax(手前2台)

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CONTEND SL 2   ¥115,000 + tax

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CONTEND 2   ¥78,000 + tax

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TEAM GIANT Alpecin

ジャイアントは、UCIワールドチームのアルペシンをサポートしている。プロチームからのフィードバックを受けた開発となっている。会場には、John Degenkolbのバイクが展示されていた。

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Liv

リブは、ジャイアントのプロデュースする女性サイクリストのブランドだ。「FIT、FORM、FUNCTION」という3つのFを理念としている。バイクだけではなく、ウエア、ヘルメット、シューズなどトータルで、フィット性、デザイン性を確かな機能と安全性で提案している。

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ENVIE ADVANCED PRO 1   ¥500,000 + tax

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ENVIE ADVANCED 1   ¥250,000 + tax

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ENVIE ADVANCED 2   ¥210,000 + tax

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AVAIL ADVANCED PRO 1   ¥380,000 + tax(上)

AVAIL ADVANCED 1   ¥260,000 + tax(下)

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AVAIL SL 1   ¥135,000 + tax

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AVAIL 2   ¥78,000 + tax(上2台)

AVAIL 1   ¥95,000 + tax(下)

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TRINITY

トリニティはトライアスロンバイクだ。昨年のアイアンマンで発表され、海外ではすでにリリースされていたモデルがついに国内展開となった。フューエル&ストレージを備えた「スタンダード」をおさえた仕上がりとなっている。またフロントの一体型ドリンクシステムは、現在トレンドとなる考え方だ。

新型トリニティのリリース http://triathlon-geronimo.com/?p=5416

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NEW   TRINITY ADVANCED PRO 1   ¥500,000 + tax

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NEW   TRINITY ADVANCED PRO 2   ¥320,000 + tax

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NEW   TRINITY ADVANCED   ¥220,000 + tax

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NEW   TRINITY ADVANCED PRO TT   ¥370,000 + tax(フレーム)

※完成車は参考、カラーは「CARBON」となる。

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Liv AVOW

リブのトライアスロンバイクだ。したがって女性トライアスリートのために造られている。カーボンレイアップ、ジオメトリー、そして、ホイールサイズなど、徹底したこだわりを見せている。国内では、ジャイアントに先行して、2015年からの展開となったモデルだ。カラーリングが美しい。

関連記事 http://triathlon-geronimo.com/?p=9683 

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AVOW ADVANCED PRO 1   ¥590,000 + tax

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AVOW ADVANCED   ¥320,000 + tax

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「トライアスロンモデルが男女ともに揃った。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 COLNAGO 2017 New Model Exhibition

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本日は、コルナゴの2017年モデルの展示会が開催された。

ロードバイクと言えば、イタリアンロード。そして、イタリアンの代表格と言えば、コルナゴだ。したがってロードバイクを語る上で外せないブランドでもあるのだ。ロードレースでは、UCIプロコンチネンタルチームのガスプロム・ルスヴェロのサポートなど競技の最高レベルからのフィードバックも受けている。また、トライアスロンシーンにおいても国内での特徴として、その使用台数は少なくない。ロードの雄として、トライアスロンの世界でもそのステイタスはあるのだ。

現在、ハワイアイアンマンにおいては、「トライアスロンバイク」が中心となるため、使用台数は少ないが、TTバイクもリリースするメーカーとして、昨今の動きから来年以降「トライアスロンモデル」の可能性も否定はできないだろう。過去にもTTではなく、トライアスロンバイクを造っていたことがある。名車「C40」の26インチ78°シートアングルも存在し、96年のアイアンマンでルクヴァンリルデによって、ウィナーズバイクとなったのもコルナゴだ。復活を期待したい。

さて、今回のモデルチェンジの最大のトピックスは、「コンセプト」になるだろう。イタリアンバイクで大きな動きを見せていなかったエアロロードだが、このコルナゴのリリースにより、活性化が期待される。フレームの造形美とグラフィックが合間って、コルナゴらしい戦闘的なバイクが出来上がった。また、上位グレードには、ディスクブレーキ仕様とリムブレーキ仕様が設定されている。そして、エントリーモデルも各社注力が高まる中、コルナゴも強化してきている。特にアルミモデルのレーシー化は、ロードバイクの普及が進んだ中で必須のテーマとなっている。

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NEW   CONCEPT CHDB  ¥490,000 + tax(フレーム)

満を持してリリースされたコルナゴのエアロロードだ。スローピングフレームにボリュームのあるダウンチューブとシートチューブが特徴的だ。リアホイールは、シートチューブに覆われる定番デザインを採用し、ブレーキは前後ダイレクトマウントとなっている。また、このカラー(CHDB)はコルナゴらしい美しいグラフィックとなっている。そして、展示はされていなかったが、\50,000アップでディスク仕様もラインナップされている。

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C60   ¥645,000 + tax(フレーム)

コルナゴの看板となるモデルが4年目となるC60だ。クラシカルに見えるラグと星型チューブの組合せは、コルナゴの伝統であり、歴史そのものだ。C60は、コルナゴ60周年を記念して造られたモデルで、不朽の名作「C40」の後継モデルになる。また、リアルレーシングモデルの最高峰クラスとして数々の実績を残している。そして、これぞイタリアンというグラフィックが、高級感を更に高めている逸品だ。ディスク仕様もラインナップ。

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V1-r   ¥450,000 + tax(フレーム)

CONCEPTの前に造られたエアロダイナミズムを狙ったモデルだ。フェラーリとコラボレーションモデルで、軽量性も高く、コルナゴ史上最軽量のモデルとなっている。エアロの定番となったカムテイルデザインも採用したフレームで、リアブレーキもBB下に配置されている。エアロと軽量性という特徴からオールラウンド性の高い仕上がりは、完成度の高いものだ。ディスク仕様もラインナップされている。

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CLX ULTEGRA   ¥430,000 + tax

昨年フルモデルチェンジとなったCLXはカラー変更のみとなっている。V1-rに近いフレーム形状を持つ。また、剛性と軽量性の高いポテンシャルは、アップダウンなどのテクニカルコースも十分にこなすミドルレンジだ。

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NEW   C-RS 105   ¥270,000 + tax

新型モデルとなるC-RS。実は、エアロダイナミクスの向上がテーマの一つになっている。ケーブル関係は、ほぼ内臓させているのだ。クウォリティやデザイン性を落とさず仕上げたエントリーカーボンモデルだ。アルテグラモデルも設定されている。

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NEW   A1-r 105   ¥195,000 + tax

アルミモデルとしてレースでの使用を想定したA1-r。ハンドリングや軽量性、剛性など十分なパフォーマンスを発揮してくれるモデルだ。また、カーボンフォークとのバランスも良く、快適性の向上にも繋がっている。ディスクモデルもラインナップされている。

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CX-ZERO 105   ¥260,000 + tax

コンフォータブルなカーボンモデルのCX-ZERO。フレームは、モノコックで造られ軽量性も図られている。また、専用ジオメトリーは、ホイールベースやヘッドチューブで安定性、快適性を狙っている。弓なりのチェーンステーも特徴で振動吸収性を高めている。

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CX-ZERO Alu 105   ¥185,000 + tax

CX-ZEROのアルミモデルとなる。ジオメトリーなどカーボンモデル同様の安定性、快適性を追求しつつ、コストパフォーマンスを高めたモデルだ。小柄な人にも対応する400Sサイズも追加ラインナップとなった。

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Mondo

コルナゴ随一のコストパフォーマンスとなるエントリーロードシリーズ。しかしながら安定性を高めた扱い易いモデルに仕上がっている。イタリアンデザインのカラーリングは、コルナゴらしいクウォリティと言えるだろう。Mondo2.0は、フレーム形状を変えた新型モデルとなる。

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NEW   Mondo2.0 SORA   ¥130,000 +tax

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NEW   Mondo2.0 TIAGRA   ¥150,000 +tax

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Mondo TIAGRA   ¥150,000 +tax

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Mondo SORA   ¥120,000 +tax

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Master X-LIGHT   ¥330,000 + tax(フレーム)

コルナゴの象徴的なクロモリロードで30年以上の歴史を持つモデルだ。美しいジルコ加工されたフレームチューブは、コルナゴそのものとも言える特徴的な仕上げとなる。ラグのメッキ出しなどもその美しさを倍増させている。「工芸品」とも言える逸品中の逸品だろう。

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「歴史と最先端。そして、やはりコルナゴは美しい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 FUJI 2017

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本日は、フジの2017年モデルの展示会が開催された。

フジは、日本生まれでアメリカ育ちのブランドだ。ピストやクロスバイクのイメージが強いが、ロードでは、UCIコンチネンタルのカハルラル・セグロスRGAのサポートや、アイアンマンなで使用されるトライアスロンバイクのリリースなど、リアルレーシングとして認知度を確立して来た。そのクウォリティの高さは、トップレベルだ。

アイアンマンにおいてフジの使用率を観てみると、一昨年の17位から一つ上げて16位となっている。これは、クウォータやケストレルと並ぶ順位でもある。ここ数年で少しづつ伸ばしているのだ。ノーコムストレートはトライアスロンでは数少ないエアロダイナミクスも考慮した「スローピング」を採用したフレームであったり、独自路線も特徴となる。

さて、今年のモデルだが、大きなモデルチェンジはない。エントリーグレードとなるルーベが、ジオメトリーを含め、より「リアルレーシング」へクウォリティがアップしている。昨今、各社の「エントリーモデル」への注力が著しい。ロードバイクが普及した中で次への動きなのだ。また、話題となるのが、「AVANTGARDE」のカラーリングだ。SLとTRANSONICに国内限定モデルとして採用している。精悍さと繊細な仕上がりが「FUJI」らしいモデルとなっている。そして、トライアスロンモデルはカラーのみの変更となる。

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AVANTGARDE

AVANTGARDE Blackは、国内限定カラーでFUJIのライフスタイル系モデルに取り入れている日本独自の
オリジナリティをロードバイクにも取り入れた第一弾になる。精悍さそのものとなり、「日本らしさ」を強調している。フジのヒストリーならではの企画が面白い。SL エリートとトランソニックエリートに採用している。

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TRANSONIC ELITE   ¥240,000 + tax(フレーム)

フジのエアロロードだ。ノーコムストレートの開発からのフィードバックで設計されている。ヘッド周りとシート周りは流麗なエアロデザインとなり、シートチューブも極力リアホイールに沿うように仕上げている。また、単にエアロロードというよりはマルチ性も求めたロードで、剛性やコントロール性においてもこだわっている。

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SL ELITE   ¥250,000 + tax

SLは文字通り軽量性を追求したモデル。695gという重量は、世界最軽量クラスだ。その軽量性は、フレーム内部の仕上げにこだわることで実現している。内面を可能な限り滑らかに仕上げる製法を取り、様々な「贅肉」を削ぎ落とし、内面を「表面」のように仕上げているのだ。ただ、軽さだけではなく、十分な剛性も確保している。

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ROUBAIX 1.5   ¥135,000 + tax

昨年よりフレームが変更になりカーボンロードのSLと同じジオメトリーを採用し、軽量化、剛性アップとなっている。ROUBAIX1.3とROUBAIX1.5は同じフレームとFフォークを使用し、Fフォークはコラムまでカーボンを採用していることで、ROUBAIX1.5 TIAGRA仕様は、他社に比べて隠れた優位性があるモデルではないだろうか。

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CAJA RURAL-SEGUROS RGA

UCIプロコンチネンタルのスペインのチームだ。1987年設立の歴史あるチームで、プロとしては、2010年に昇格している。5月開催のツアーオブターキーでは個人総合優勝とチーム総合優勝をしている。スペイン国内での活躍とともに、これからが期待されるチームだ。使用しているモデルは、SLとトランソニックだ。

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NORCOM STRAIGHT 1.1 ¥300,000 + tax(フレーム)

ノーコムストレートは、2014年デビューで4シーズン目に入るモデルだ。開発期間に3年をかけてリリースされたモデルで、スローピングが特徴的なシンプルなデザインとなっている。先代のD-6より200gの軽量化に成功し、サーベロ型シート周り、スペシャ型ヘッド周りなど採用、また、サポートプロチームのタイムトライアルバイクとして実績を上げてきた。TTとトライアスロンバイクとしてのセッティングに対応できるようになっている。

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NORCOM STRAIGHT 1.1 ¥300,000 + tax(フレーム)

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「今年のハワイではどこまで伸ばせているのかな」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

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本日も「LUMINA PRODUCE ジェロニモ大塚の2時間インドアトレーニング」を開催しました。
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このスピニングは、「LIVE」だと思う。毎回違うのだ。ただ、基本メニューなどは同じであり、何が違うのか。そう、参加者が違うのだ。もちろん、毎回しっかりと追い込んでもらっているが、今日は、昨年8月からスタートしたルミナプロデュースのスピニングでは過去最高の「一体感」を感じさせてもらうことができた。また、96年から長年スピニングやっているが、その中でもかなりなレベルだった。しかも半数の参加者が「初スピニング」でもあったにも関わらず何だろう。当然、こちらからもパワーを伝えなければいけないのだが、そのパワーが増幅して返って来る。そんな感じだった。先述の通り、一体感であり、達成感なのだが、更にその上をいく「何か」を感じる。以前からその「出来」が気になっていた。何が違うのかと。
残念ながら、毎回その域に達してはいるわけではないが、常にそれを目指し、「一曲入魂」「毎回全力」で行っている。今後も絶えず、最高を目指したい。
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96年スピニングインストラクターの資格を取得し、様々なスピニングレッスンを開催してきました。97年には、アイアンマンジャパン(琵琶湖)対策6時間スピニング、その後宮古島対策5時間スピニングなど、「必然性」のあるスピニングにこだわり開催して来ました。99年には、「決定版」となった3時間スピニング+ランを開催、1~3月は「冬季限定集中スピニング」として、毎週3時間スピニング+ランを開催、宮古島やシーズンインに向けた、3ヶ月が「大塚スピニング」の真骨頂だったかもしれません。また、赤坂スタジオで開催しているころは、平日の夜、1時間スピニングを開催していましたが、平日の夜、追い込めるバイクトレーニングとして、お集まり頂いていました。そんな「スピニング命」でやってきた大塚のレッスンです。
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「大塚スピニング」は、目的ではなく、手段です。あくまでもトレーニングの一環として、各自の目標達成のお手伝いができれば幸いです。したがって、どなたでもご参加頂け、レベルもこれから始めるビギナーから、ハワイアイアンマン経験者まで、幅広くご参加頂いています。ビギナーはベテランの背中を見ています。でもそれだけではありません。ベテランもビギナーを見ています。その新鮮な「やる気」にパワーが増幅するのです。会話ではなく、自身の「走り」が最大のコミニュケーションだと思います。そんな相互に刺激し合えるトレーニング環境がこの「スピニング」なのです。そして、練習会ではなく、レッスン。「観る側」と「観られる側」であることが重要なのです。
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みなさま、お疲れさまでした!
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次回は、9/3(土)です。またのご参加お待ちしております。エントリーは、下記ページにて受付中です。
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毎回、スピニングの予定に合わせ開催している「代々木公園 RUN」です。今日は雨天のため中止となりましたが、こちらも是非ご参加下さい。
内容は、一周、1.17kmの周回コースをマイペースで2時間走をします。
 
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次回9/3(土)も開催予定です。こちらもご参加お待ちしております。
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【Bike School バックナンバー】

「 開催一周年でした。ありがとうございます!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 TREK WORLD JAPAN 2017

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本日は、トレックの新製品発表会が開催された。

トレックは、1976年創業のアメリカンブランド。したがって40周年を迎える老舗だ。ロードでは、TREK-SEGAFREDOが使用しツールドフランスに参戦している。トライアスロンでは、アイアンマン世界選手権において、使用率第2位となっているブランドだ。国内においても人気は高く、4月の宮古島大会では、第4位の使用率で、ロードバイクにおいては、使用率No.1となっている。6月のアイアンマン70.3セントレアでも、同様に使用率第3位で、ロードバイクは、やはりNo.1となっている。

《関連記事》全日本トライアスロン宮古島大会 http://triathlon-geronimo.com/?cat=33

《関連記事》アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン http://triathlon-geronimo.com/?cat=37

現在、トレックもイヤーモデルという設定はしていないため、このタイミングで新型フレームの発表はないが、カラーリングやアッセンブルなど、実質的な2017年度モデルとなる。

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今回は、4月にリリースされたドマーネをもって、トレックのメインの3シリーズが完成の域となった。2014年リリースのエモンダは軽量性。2015年リリースのマドンはエアロダイナミクス。そして、今年4月リリースのドマーネは、エンデュランスだ。また、ドマーネのアルミモデルが登場、完成車のカーボンホイールモデルの設定など、幅広いラインナップとなった。カスタムオーダーのプロジェクトワンはリーズナブルに\60,000から選ぶことが可能となり、より満足度の高いサービスが始まった。ボントレガーでは超軽量ホイールのリリースとより「安全性確保」のためのアイテムも昨年に続き充実している。

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今年も来日された鈴木未央氏によるプレゼンが開催された。今回は、ドマーネの開発の三人のエンジニアへのインタビューを聞くことができた。(抜粋)

【鈴木 未央氏】トレック本社の空力エンジニアであり、現行マドンの開発に関わっている。また、アイアンマン70.3にも参戦するトライアスリートでもある。(昨年のマドンのプレゼン http://triathlon-geronimo.com/?p=3286

■フレームエンジニアリング&設計 Tim Hartung氏 「すべてのライダーがISOSPEEDを正しく実感してもらうことが目標でした。そのためにスライダーで路面やその人の好み合わせることができるようにしたのです。そのスライダーの設計には苦労しましたが。ちなみにCancellaraは、中間から少し下にセットしています。」

■フレーム構造解析 Jay Maas氏 「ISOSPEEDは凄いのです。フレームチューブは可動しますが、乗り心地剛性を維持しつつ、重量増へも影響がないように製作することが出来ています。それとカーボンの積層については、多くの研究をして来ましたが、ぺダリング剛性とコーナリングの感覚を重要視しています。」

■ハンドルバーエンジニアリング ALEX氏 「40Hzの周波数で振動減衰性のある素材が必要でした。それに適合したゴムの調達できたのです。カーボンとそのゴムの結合強度を高めることでき、振動減衰性を得ることが出来ました。実際に同社のISOZONEとこの新型ISOCOREは叩いてもその違いを感じることが出来ます。」

下記に主だったモデルを中心に紹介している。

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NEW DOMANE

前後にISOSPEEDテクノロジーを持つNEWドマーネだ。マドンでリアに採用されたISOSPEEDをドマーネ用に進化させている。マドンでは、フレーム形状から来る剛性を緩和させることを目的としていたが、ドマーネはエンデュランスとして、荒た路面を長時間使用することを想定したより衝撃吸収性の高い設計となり、更にその程度を可変できるというシステムになっている。また、フロントのISOSPEEDはよりダイレクト感のあるシステムだ。そして、同時にハンドルも極めて高い振動吸収性を持ち、総合的に快適性を高めている。

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DOMANE SLR eTAP

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DOMANE SLR 9 DISC   ¥1,064,815 +tax

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DOMANE SLR 6 DISC   ¥592,593 + tax

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DOMANE SLR 6   ¥546,296 + tax.

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DOMANE SL 8   ¥517,593 + tax.

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DOMANE SL 6   ¥379,630 + tax.

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DOMANE S 5   ¥230,556 + tax

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DOMANE S 4   ¥217,593 + tax

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DOMANE ALR 5 DISC   ¥212,037 + tax

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EMONDA
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エモンダは、軽量性を極めたバイクだ。完成車で5kgを余裕で切ることが可能なバイクなのだ。もちろんアッセンブルによるが、フレーム重量が700gを切っているため、軽量に組上げることが可能となる。また、ただ軽いだけではなく、剛性とのバランスの取れた走行性とハンドリング性が特徴でオールラウンドバイクでもある。そして、その軽量性から上りを得意とするバイクでもある。エモンダは、パフォーマンスラインのメインモデルで、アルミフレームもラインナップされている。リーズナブルながら、軽量性とその走りの完成度は高い。

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EMONDA SLR 9   ¥1,110,185 + tax

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EMONDA SLR 8 RACE SHOP LIMITED   ¥796,296 + tax

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EMONDA SL 5   ¥276,852 + tax

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EMONDA ALR 5   ¥175,000 + tax

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MADONE

エアロロードの完成形マドンは、スピードコンセプトで培ったKVFデザインのエアロダイナミクスを持つバイクだ。ISOSPEEDにより、形状から来る剛性を和らげ、快適性も向上させている。また、各サイズ専用の設計となり、高い走行性能も実現している。そして、インテグレーションフレームとして、エアロダイナミクスと美しさを出している。テクニカルコースのトライアスロンに向いた一台と言えるだろう。現在、DHバーの製作予定はない。バイクの特性やジオメトリーからその必要性は絶対ではないが、アシストバー程度のものを期待したい。

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MADONE RACE SHOP LIMITED   ¥1,245,370 + tax

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MADONE 9.5 ULTEGRA Di2   ¥777,778 + tax

MADONE 9.5   ¥796,296 + tax

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MADONE 9.2   ¥629,630 + tax

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SPEED CONCEPT

トレックのエアロダイナミクスのテクノロジーの結集がこのスピードコンセプトだ。今や定番となったカムテールデザインの元祖でもある。エアロダイナミクスは随所にこだわっている。フロントブレーキやBB下のSPEEDFINなど更なるエアロダイナミクスを高めている。また、昨今スタンダード化とも言える「フューエル&ストレージ」も備えたモデルは現在のトライアスロンバイクの「完成形」とも言えるだろう。ケーブル類もインテグレーションシステムにより、ほぼ収まり美しい仕上がりとなっている。

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SPEED CONCEPT 9.9   ¥1,250,000 + tax

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SPEED CONCEPT 7.5   ¥444,444 + tax

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SPEED CONCEPT 7.0   ¥369,444 + tax

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PROJECT ONE

カラーリングやコンポーネントパーツ、ホイールなどを自由にアッセンブル、コーディネートできるカスタムオーダーシステムのプロジェクトワン。昨今、各メーカーでも「カスタムオーダー」が活発化して来ている中、10年以上の歴史を持つ同社のシステムの完成度は高い。人と違った「自分だけ」のバイクができるその魅力は、浸透しているようだ。そのプロジェクトワンも様々な選択や組合わせができるが、この7月に¥60,000からできる設定が追加となった。

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BONTRAGER

ボントレガーは、トレックのグループブランドで、パーツやアクセサリー、ウエアなどをリリースしている。トレックの完成車に付いているパーツはボントレガーとなっているのはそのためだ。バイクは、フレームから組み立てる場合、規格さえあえば他社のパーツも組み付けることができる。ただそれで良いのだろうか。今後バイクは、「一つもの」として、組み合わせた時に、最高のパフォーマンスとなるよう同メーカーで「トータルアッセンブル」が理想となるだろう。そんな中、各社でもその流れが高まって来ている。

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MIPS

ミプス搭載モデルが登場。衝撃分散システムが頭を守る。

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SUPERfeet × Bontrager

スーパーフィートとのコラボによるインソールが登場

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Safety Leadership  “THE ABCs OF AWARENESS”

トレックの提唱する安全啓蒙プロジェクトで、CLEMSON大学の協力体制のもと、新たなコンセプトで商品を開発した。「ABCコンセプト」というものでライダーの安全性は33%アップするという結果が出ている。

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THE ABCs OF AWARENESS “CONTRAST”

目立つカラーにすることで視認性が上がり、事故を減らすことができる。

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THE ABCs OF AWARENESS ”ALWAYS ON”

フロントライトとテールライトを常時点灯させることで事故を減らすことができる。

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HISTORY

冒頭にも記したが、今年で40周年となるトレック。各時代のセンセーショナルとなったモデルが展示されていた。トレックと言えば、やはり92年にリリースされたOCLVカーボンだろう。カーボンのと共に進化して来たブランドだ。当時も何社かメジャーブランドがカーボンフレームを制作していたが、OCLV製法による軽量化は画期的だった。他社に比べ、シンプルなデザインは、「質実剛健」のレーシーさをアピールし、憬れのカーボンフレームとして一世を風靡したものだった。

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1998年にリリースされたモデルだ。当時トレックは26インチへは行かず700Cでかつロードジオメトリーのトライアスロン系バイクを製作していた。(2000年には、26インチ78シートアングルのHiloがリリースされたが)このモデルは1999年モデルで当時の価格は\580,000だった。今見ても斬新さは色褪せない。昨今トレンドとなって来ている「1本足らない」フレームが再び蘇ることはあるのだろうか。

《関連記事》 TriBIKEクロニクル第2回 http://triathlon-geronimo.com/?p=2503

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Welcome to the Future

会場の中央で、一際目を引くバイクが、SNSで話題となっていたこのバイクだ。単なるエアロロードでもなく、もちろん、トライアスロンでもない。10年後トレックの考える「未来予想」だ。カテゴリーは「Fast Commuter」で、ずばり通勤バイクをより高速に走ることが表現されているものなのだ。そして、恐らく10年後には、改善される自転車環境を見据えて、期待をして、未来へ向かうためのバイクを象徴しているのだ。

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「今後のトレックの開発に目が離せない!」

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