【メーカーNEWS】 新型 PROPEL DISC を発表

ジャイアントのPROPELがモデルチェンジとなりました。まずはメーカーNEWSをお届けします。近日開催の展示会で、より詳細が発表となるでしょう。

エアロロードバイクの新スタンダードとなる

新型PROPEL DISCを発表

GIANTはこの度、エアロロードバイクの新型「PROPEL DISC」を発表いたします。数年間にわたり、GIANTのエンジニア、チーム・サンウェブのプロレーサー、エアロダイナミクスのエキスパートが協力して、フランスのACE(エアロ コンセプト エンジニアリング)にて開発を進めた結果、この革新的なエアロロードマシンは全く新しいフレーム形状を採用し、ディスクブレーキ専用設計となりました。PROPEL DISCシリーズは新型の内装ケーブル式エアロハンドルバー&ステムを採用。また、前後でリムハイトの異なるエアロホイールシステムを採用し、コントロール性を損なうことなく高いエアロ性能を実現します。

新型PROPEL DISCの目標は、重量・剛性・ハンドリングを一切妥協することなく、レースで勝てるエアロロードバイクを作ることでした。優れた空力性能はもちろんのこと、試作品をテストしたマイケル・マシューズを含むプロレーサーの要望で、効率性とコントロール性も改善されました。

3年間に渡って、何百回ものCFD(数値流体力学)と動的マネキンを使用した革新的な風洞実験を行い、徹底的にチューブ形状を見直しました。フラッグシップモデルのPROPEL ADVANCED SL DISCは、クラス最高の剛性/重量比を持ちながら、リムブレーキのPROPEL ADVANCED SLと比較した風洞実験で、ヨ―角が大きいときに抵抗が少ないことがわかりました。

 

 

 

 

マシューズは今年初めから、PROPEL ADVANCED SL DISCのプロトタイプでツール・ド・フランスを含むレースに参戦しました。雨のツール第2ステージの後、マシューズは「エアロ性能が高まった新型PROPEL DISCは超高速だ。踏んだら踏んだだけ加速する。そして、雨のレースもディスクブレーキだから完璧だね」とコメントしました。

新型PROPEL DISCのキーコンセプトは「AeroSystem Shaping Technology」で、エンジニアはCFDと風洞実験を通じて、翼形部、チューブ接合部、ホイール、コンポーネントの無数の組み合わせを分析しました。

一つの重要要素として、涙の滴型だったチューブから新たに楕円を切った翼型の形状を採用し、様々な風の角度で空気抵抗を軽減することに成功しました。またエンジニアは、ディスクブレーキ専用設計にすることでリムブレーキモデルよりも空気抵抗を改善できることも発見しました。

フラットマウントと、剛性を高めるスルーアクスルを採用したディスクブレーキモデルの新型PROPEL DISCシリーズは、プロレーサーからの要望でもあった優れた制動力と、ドライ・ウエットともに優れたモジュレーションを実現します。空力テストでも、ディスクブレーキフレームの方がリムブレーキフレームと比較して全体的に空気抵抗が減少することが明らかになりました。フォーククラウン周辺でよりスムーズな空気の流れをつくり、また左右非対称のフォーク設計が、ディスクブレーキキャリパー周辺でも効率的に空気の流れをつくります。

チーム・サンウェブからのもう一つの大きな要望は、剛性/重量比の改善でした。新型PROPEL ADVANCED SL DISCフレームセットは、主要競合他社のフレームセットよりも軽く、剛性もより高いことがテスト結果として示されています。つまり、新型PROPEL ADVANCED SL DISCは剛性/重量比に優れ、効率性が高いことが証明されました。

新型PROPEL DISCシリーズは、フレーム以外にもGIANTホイールシステムを含む革新的なコンポーネントを搭載しています。横風の影響を受けにくい後輪には、エアロ性能と動力伝達に優れた65mm高のリムを採用。前輪は横風のコントロール性を高めるため、42mm高のリムを採用しました。これにより、全体的な空気抵抗を軽減しつつ横風の影響も軽減します。その結果、スピードを高めるだけではなく、様々なレース状況において、より正確で安全なコーナーリングを実現します。

新しいCONTACT SLR/SL AEROハンドルバー&ステムは、空力性能を最適化するため、ケーブル内装式となりました。重量や剛性を犠牲にしてより良い空力性能を実現することは簡単ですが、エンジニアチームは効率性とハンドリングに留意して、重量や剛性を妥協することなく空力性能を高めることに成功しました。

なお、日本国内でのラインナップや価格は近日発表予定です。

 

 

 

 

 

 

 

「PROPELフルモデルチェンジとなった!」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 BMC New TIMEMACHINE Form, Function, Fit

0img_9467

本日は、BMC TIMEMACHINEの展示会が開催された。

TIMEMACHINEは、先月コナで世界同時発表となった。その国内向けのプレゼンテーションが行われた。

BMCのタイムトライアル系のバイクは、2004年のTIMEMACHINE TT01のデビューだった。3Pプログラムによる完全オーダーシステムで、サドル高含め6ヵ所のデータ記入、身長、体重などを記入し、納期4ヶ月、そして、オーダーにあたっては、「覚悟」とまで明記されていたことが印象的だった。その後、7年を経て、2010年のコナでアンドレアスラエラートが使用し、話題となったのが初代のTIMEMACHINE TM01のデビューだった。販売は、2011年モデルとしてデリバリーが始まり、たちまち人気トライアスロンモデルとなったのだ。そのルーツとなるTT01と初代TM01のコンセプトは大きく異なっていた。トライアスロンバイクの定義は、「シートアングル」と言っても良いだろう。TT01はシートアングルは寝ていた。オーダーと言っても「タイムトライアルバイク」として、シートピラー形状も70度前半の形状となってた。事実、前年のコナでの存在感は低く、僅か6台のカウントだった。そして、初代TM01のシートアングルは77度となり、「トライアスロン」のためのバイクとして造られたのだ。機能とともにシャープでスパルタンなデザインは、幅広く支持され、その人気とデザインは今も色褪せない。2013年モデルカラーでは、「ALOHA」ネーミングされたモデルもあった。

6年の時が経ち、二代目TM01が誕生した。このモデルの特筆すべき点は、BMCのよりトライアスロンへの注力が伺えることだ。先述の通り、前作で完全にトライアスロンバイクとなったTM01が、エアロダイナミクス、ストレージ、パッキングなど、明確にトライアスリートをターゲットとしていることだ。まず、外観上は初代の流れを汲みシャープなデザインとなっている。前作に比べ、インテグレーテッドの強化が図られ、ケーブル類はほぼ収まっている。スイスの空力学のサウバーエンジニアリング社との共同開発により、前作よりも、バイク単体で、ヨー角20度で20%、ライダーが乗った状態で12%のエアロダイナミクス向上となっている。

そして、外観からも伺えるストレージこそが、更に「トライアスロン度」が高めている。サドル下とトップチューブのストレージを標準装備し、ロングライドで必要なものを収められるようになった。この点においては、他社ではすでに導入されているモデルも多く目新しいわけではないが、「改良」「改善」ということで評価したい。また、パッキングにおいても考慮されていて、ハンドル部が左右に二分割することができ、更にDi2仕様であれば、バイク本体からハンドルを完全に分離させることができる。(作業には少しコツが必要となるが)近年、海外遠征の選手も少なくない。パッキングにおいてもその扱い易さが必須となるだろう。今回話題となっているのが、シートアングルを大きく変えるシステムだ。前代未聞のシートピラーの取付位置が2ヶ所存在するのだ。これによって、トライアスロンからUCI対応を含めたタイムトライアル仕様となる。ただ、やや矛盾に聞こえるかもしれない。トライアスリートとしては、両方使うことはないだろう。ちなみに下位グレードのTM02であれば、シートアングルを寝かせ、ハンドルをドロップにすれば、エアロロードに変身させることもできるだろう。ブレーキ本体は大きく改善されている。フィーリング、調整、シューの交換など、前作に比べ各段に良くなっている。

また、タイムトライアルと違いロングライドとなるトライアスロンでの使用に対し、ハンドル位置を高くできるようにしている。前作でもステムの組合せにより32パターンのハンドル位置が可能となり、高い位置のセッティングも可能だったが、エアロダイナミクスにおいてはベストではなかったのだ。新型のVコクピットにすることで、ライダーが乗車時により発生する乱気流を整える効果を持っている。ハンドル周りは、Vコクピットとフラットに低く使用する大きく二つのパターンになり、更に、フラットは、ブルホーン部を上向き、下向きにすることで、3パターンが可能となっている。これは、ブルホーン部を持つ、アップダウンやテクニカルなコースに関わり、上体の角度を決めるものだ。

ジオメトリーは、前作をほぼ踏襲していると言って良いだろう。Mサイズに2種類のトップ長を設定することも継続となっている。前作と違うポイントでジオメトリーが発表されているためカタログ上の比較はできないが、スタンドオーバーハイトなどはやや高くなっている。(15mm程度)このモデルに限らずだが、トライアスロンバイクは、「超ピンポイント」なポジションのバイクだ。身体の各部のサイズ、骨格の違い、柔軟性、癖により、そのライダーのポジションは、極めて「固有」のものとなる。その決定を慎重に行い、バイクのセッティングの必要がある。このバイクは、その自由度を高めているが、それでも慎重なポジション決定が望ましい。

今年のコナの使用率第7位となっている。(5、6位は、同率でその差は1台)初めて100台オーバーとなったBMCは、コナを代表する7大ブランドとなった。

アイアンマンワールドチャンピオンシップ世界同時発表 http://triathlon-geronimo.com/?p=15029

1img_9421

TIMEMACHINE 01  SRAM Red eTap   ¥1,260,000 + tax

2img_9433

3img_9440

4img_94315img_9429

6img_9426

9img_9449

TIMEMACHINE 01  Frame Set   ¥790,000 + tax

10img_9448

19img_9388

今回、最もこだわりを感じるVコクピットとヘッド周り。

20img_9393

ハンドルは二分割に。

21img_9396

ステム下に収まるDi2ジャンクションA

22img_9398

タイムトライアルポジション、専用工具を穴に入れカットする寸法を決定する。

23img_9399

トライアスロンポジションも同様。

24img_9402

Di2の変速調整は、この穴から可能。

25img_9405

ブレーキ調整はジビア。

26img_9411

シューセットは簡単に外せる。

27img_9413

意外なこだわり、エクステンションを斜めにカットできるガイドとプラグが付く。

28img_9477

このプレートにより、パッドの前後報告を調整する。

30img_9474

ハンドルの可動最大角度、前作より曲がる。

31img_9415

ラック用パッド付。

.

11img_9453

TIMEMACHINE 02  Ultegra Di2   ¥700,000 + tax

12img_9463

13img_9460

14img_945815img_9456

16img_9465

17img_9441

TIMEMACHINE 02  105   ¥340,000 + tax

18img_9444

TIMEMACHINE 02  Frame Set   ¥300,000 + tax

.

.

.

「2017年のコナで、使用台数が気になる!」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 CUBE NEW MODEL

0aeriumc68

本日は、キューブの2017年モデルの展示会が開催された。

このキューブは2017年モデルと同時に国内展開が始まったということなのだ。以前からアイアンマン世界選手権においてもその存在が知られていたが、ようやくの日本上陸となった。昨年のアイアンマンでは、アンドレアスラエラートが使用し、2位入賞となるなど、注目ブランドの一つに上がっていた。

【KONA2015】http://triathlon-geronimo.com/?p=5883

キューブは、ドイツブランドで20年以上の歴史を持っている。90年代後半からトライアスロンへの注力もしてきたブランドだ。モデル名のC:68は、キューブのカーボンテクノロジーで、68%のカーボン、より少ないレジン比率のテクノロジーで、造り上げられているところから付いている。

今回の展示会では、ロードがメインとなり、トライアスロンモデルを確認することは出来なかったが、年内には国内入荷の予定もあるようだ。

1aeriumc68

AERIUMC:68 SL Hadron

このバイクは、AndreasRaelertのために、キューブとスイスサイドがコラボレーションして完成したバイクなのだ。スイスサイドは、50年のフォーミュラワンの経験を生かし、エアロホイールも造っているスイスのブランドだ。そして、Andreas兄弟をサポートするブランドでもあり、昨シーズンから実験を繰り返していた。

開発は、AndreasRaelert自身のパフォーマンスの分析から始まった。風速、横風、DHポジション、ブルホーンポジション、ウエア、ハートレート、パワー、速度、コース、様々な条件での観測し、CFDでAndreasRaelertの身体とバイクの空気抵抗について徹底分析されたのだ。その結果、ヘッド周辺と選手の脚で大きな乱流が確認できている。それを踏まえ「KONA AERO PARTS」と称し、AERIUM HPCをベースに、フレームのヘッド周り、ダウンチューブ、シート周りと選手のウエア、ポジションなどを決め、最終的な風洞実験を行った。その結果空気抵抗は、6%以上抑えることができ、ヨー角15度での抵抗を20%以上、抑えることができた。また、実験で使用されたのは、キャニオンSPEEDMAX CF SLX、スコットPLASMA5、フェルトIAだった。

2aeriumc68

3aeriumc684aeriumc68

aeriumc68sl

AERIUMC:68 SL

aeriumc68race

AERIUMC:68 Race

フレームは共通でコンポーネントのアッセンブルによって3グレードの設定がある。

img_9024

img_8981img_9000

2img_8642%e6%94%b9

今後のキューブの動きに注目したい。そして、今年のコナでは、ラエラートにも注目だ。

【今年のアイアンマン】http://triathlon-geronimo.com/?cat=38

.

.

.

「キューブは大きなメーカーだけにどこまで注力するのか楽しみだ。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 CERVELO NEW MODEL

0img_8665

本日は、サーヴェロの2017年モデルの展示会が開催された。

S3ディスクは、先日の発表から間もないが、実車の展示がされていた。カラーリングもホワイトの他にレッドがあった。S3は、ハンドリング、剛性、快適性など総合評価の高いバイクだ。そのS3のディスクモデルがどのようなフィーリングとなっているのか、気になるところだ。試乗対象としては、注目度の高いモデルとなるだろう。

3月にその予定は発表されていたが、ついにベールを脱いだ。「必要性」のあるオールラウンド軽量Rシリーズと快適性のCシリーズのディスクモデルはすでにラインナップされている。また、各社も同様のタイプにはディスクモデルが存在しているが、トライアスロンやエアロロードへの対応は遅れていた。バイクの性格上の必要性、重要性などがそのポイントとなるが、サーヴェロでは、エアロロードとなるSシリーズのディスク化に踏み切ったのだ。

このS3ディスクは、フレームの断面形状も変更され、リムブレーキ仕様となるS3よりも「エアロダイナミクス」が2Wの向上となっているとのことだ。さすがサーヴェロだ。また、リムブレーキが無くなることで得られるエアロダイナミクスが、ディスクローターの抵抗以上のメリットをもたらしたこともあるのだろう。そして、フレームは、40gの軽量化となる驚きの完成度だ。剛性は9%アップし、その「剛性感」はリムブレーキ仕様のフレームとどのように変わったのかが唯一気になるところだ。ジオメトリーの変更はない。

1img_8569

2img_8599

3img_85884img_8593

5img_8618

6img_8633

7img_8627

.

8img_8673

S5、P5にニューカラーが追加される。

9p5x

そして、新型トライアスロンモデル「P5X」は、KONAで発表される。シートチューブレスフレームにディスクブレーキ仕様となる。サーヴェロらしいトレンドと先進性を押さえた、究極のトライアスロンフレームだ。現時点で完成車販売のみの予定となっている。

.

.

.

「やはり、サーヴェロには目が離せない。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 CERVELO S3 DISC ~A WORKHORSE UNLEASHIED~

s3d-1

S3ディスクが発表された。

3月にその予定は発表されていたが、ついにベールを脱いだ。「必要性」のあるオールラウンド軽量Rシリーズと快適性のCシリーズのディスクモデルはすでにラインナップされている。また、各社も同様のタイプにはディスクモデルが存在しているが、トライアスロンやエアロロードへの対応は遅れていた。バイクの性格上の必要性、重要性などがそのポイントとなるが、サーヴェロでは、エアロロードとなるSシリーズのディスク化に踏み切ったのだ。

このS3ディスクは、フレームの断面形状も変更され、リムブレーキ仕様となるS3よりも「エアロダイナミクス」が2Wの向上となっているとのことだ。さすがサーヴェロだ。また、リムブレーキが無くなることで得られるエアロダイナミクスが、ディスクローターの抵抗以上のメリットをもたらしたこともあるのだろう。そして、フレームは、40gの軽量化となる驚きの完成度だ。剛性は9%アップし、その「剛性感」はリムブレーキ仕様のフレームとどのように変わったのかが唯一気になるところだ。ジオメトリーの変更はない。

s3d-1-5

s3d-3s3d-4

s3d-5

S3ディスクの開発は、成功となったようだ。同様に予定されている「P5 DISC」がどのように仕上がってくるのが楽しみとなる。ディスクブレーキは、Di2のように後付できるものではない。フレームを変えなくてはならないため、「普及」までは少し時間がかかるだろう。ただ確実に定着すると思われる。抜群のコントロール性は、極上のフィーリングとなるブレーキだ。まだまだ話題は続くだろう。

CERVELO: https://www.cervelo.com/en

.

.

.

「いよいよサーヴェロもディスク化へ本格始動だ。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 CEEPO 2017 MODEL EXHIBITION

0img_8339

本日は、シーポの2017年モデルの展示会が開催された。

シーポは、2004年創設のトライアスロンバイクブランドだ。アイアンマン世界選手権のオフィシャルバイクを務めたこともある。その開発には余念がなく、常にトレンドを取り入れ、先進性の高いブランドだ。

2014年のアイアンマン世界選手権において使用率第8位に入り、名実ともにトライアスロンのトップブランドとなっている。そして、競合犇めく中、昨年もトップ10入りを果たしている。シーポはもちろん国内でも人気が高く、宮古島大会などでもその使用率は高い。

さて、今回のモデルチェンジは、バイパーのみとなる。昨年までのバイパーのフォークを変更し、バージョンを増やしている。バイパーでは、ハイドレーション&ストレージが強調されている。カタナ、ベノム、マンバは、追加カラーとなる。スティンガーはカラーも含め継続仕様だ。カラーリングは従来の基調を残しつつも、バイパーのマットブラックが注目となるだろう。2017年もジャパンブランドとして、世界での活躍を期待したい。

img_8321kk

VIPER M-Black   ¥520,000 + tax(フレーム)

このモデルは、昨年までのフラッグシップであったルック型フォークを採用したバイパーの「ノーマルフォーク版」となる。フォークの変更により、フロントハイドレーションを取付けられるようにしている。そのハイドレーションはシーポがプロファイルデザインに提案したもので、単品でも販売される予定だ。生産遅れにより展示会当日は確認できなかった。少し複雑になるが、写真の状態にフロントハイドレーションが装備されたものが「VIPER R」というモデルとなり、グローバルでは、その状態で販売される。2017年としては、そのハイドレーション&ストレージがセットされた状態がトピックスとなる。国内では、「VIPER」のフレームセットにハイドレーション&ストレージの3点セットを購入すれば、「VIPER R」になる。ルック型フォークもバイパーは、「VIPER i」というモデル名で継続となる。モデルの基本情報は、http://triathlon-geronimo.com/?p=4447

2img_8328

3img_8324

4img_8333

5img_8331

6img_83367img_8337

8img_8394

VIPER Black/Red   ¥520,000 + tax(フレーム)

9img_8401

10img_8400

.

img_8344kk

KATANA   ¥420,000 + tax(フレーム)

変更点はカラーリングのみとなる。モデルの基本情報は、http://triathlon-geronimo.com/?p=4487

12img_8355

13img_8353

14img_8350

15img_8347

.

img_8380kk

VENOM   ¥320,000 +tax (フレーム)

変更点はカラーリングのみとなる。モデルの基本情報は、http://triathlon-geronimo.com/?p=4487

17img_8384

18img_8382

19img_8390

20img_8391

.

21img_8360

MAMBA   ¥230,000 + tax(フレーム)

変更点はカラーリングのみとなる。モデルの基本情報は、http://triathlon-geronimo.com/?p=4487

22img_8375

23img_8370

.

24img_8309

JOE

CEEPO創設者であり、トライアスロンバイクメーカーのカリスマ、田中信行氏が自らプレゼンテーションを行い、数少ない「トライアスロン専門」のブランドとして、そのこだわりを熱く語ってくれた。自身もアイアンマン世界選手権に出場するトップエイジ選手だけに、ユーザーとしての意見が盛り込まれた製作に定評がある。

【メーカーサイト】http://www.ceepo.jp/

.

.

.

「日本人選手ご用達、シーポだ。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 SCOTT BIKE 2017 MODEL YEAR EXHIBITION

本日は、スコットの2017年モデルの展示会が開催された。

スコット言えば、「DHバー」を開発した元祖のメーカーだ。それだけに「トライアスロン」への想いも強いメーカーだ。現在、スコットブランドではDHバーを造っていないが、アイアンマンのPLASMA、ショートのFOILと、トライアスロンシーンにおいてレギュラーなポジションを持つバイクブランドだ。

現在、ハワイアイアンマンにおいても、トップブランドとしてその使用率は高い。過去5年間を見ても確実にトップ10入りしている。昨年は、前年10位から6位に上がったのも新型PLASMAが大きく貢献している。そして、ハワイでは、スコット勢のバイクラップが速いのだ。逆に言えば、バイクの強い選手をサポートする傾向がある。その代表格が、2014年の覇者セバスチャン・キンールだ。強風の中、圧倒的な強さを見せたキーンルのバイクは記憶に新しい。

さて、今回のモデルチェンジは、トライアスロン、エアロロードにはない。唯一関係しているのは、FOIL用のエクステンションバーがリリースされたことだろう。待望のバーの登場にFOILのトライアスロンでの使用率も高まるだろう。ロードでは、ADDICT DISCが追加となった。当日は、入荷が遅れて展示会には間に合わなかった。モデルとしては、ミドルグレードの設定となっている。そして、新型かつMIPS搭載のエアロヘルメットがトピックスとなる。各社で開発ラッシュとなっている、エアロヘルメットだ。また、同時に「安全性」や「視認性」など、ライダーを守るアイテムとして、近年、注目され続けている。各完成車など、カラーリングやアッセンブルにおいては、「ニューモデル」であり、2017年として、リフレッシュされている。

0img_7484

FOIL

スコットのエアロロードがFOILだ。初代FOILが2011年にデビューし、昨年フルモデルチェンジとなった。後述の通りだが、専用エクステンションバーも発表され、よりトライアスロンでの使い易さを高めている。完成車では、リーズナブルな設定もあるバイクとして、トライアスロンでの使用率は高まっている。ドラフティングのエリートレースからアイアンマン70.3まで幅広く使用されているバイクだ。

1img_7447

FOIL PREMIUM   ¥1,390,000 + tax

2img_7463

3img_7468

5img_76126img_74577img_76158img_7623

9img_7476

FOIL 10   ¥569,000 + tax

10img_7489

FOIL 20   ¥449,000 + tax

.

0img_7518

ADDICT

スコット史上最軽量のバイクがADDICTだ。ADDICT SLのカーボンは、東レT1000を駆使し、軽量性と剛性をバランス良く仕上げている。当然上りを得意とするバイクだが、F01テクノロジーのフィードバックにより、エアロダイナミクスや快適性も高次元に融合させたオールラウンドバイクとなっている。今回は、ディスクモデルがラインナップされている。

1img_7554

ADDICT RC Di2   ¥1,090,000 + tax

2img_7565

3img_7558

img_7519

ADDICT 15 Di2   ¥489,000 + tax

addict-disc

NEW   ADDICT 20 DISC   ¥459,000 + tax

.

1img_7525

SOLACE

快適性を重視したモデルがSOLACEとなる。剛性を確保しつつ、乗り心地とのバランスを考えた軽量性の高いバイクだ。またフレームもサイズにより、カーボンレイアップを配慮し、快適性を確実に維持している。ブレーキフィーリングがソフトなディスクブレーキもいち早く導入し、総合的なコンフォートモデルとして、確立している。

SOLACE 10 DISC   ¥409,000 + tax

2img_7532

3img_7529

.

0img_7551

CR1

スコットのロングセラーモデルとなるCR1。ただその性格は、変化している。デビューと当時はヒルクライムモデルとして、人気を博した。その後、軽量モデルはADDICTに譲り、快適性とコストパフォーマンスを追求するモデルとなっている。その特徴は、ロングライド時などに、ショックダンピングシステムが大きな効果を発揮することだろう。

CR1 20   ¥229,000 + tax (上)

CR1 30   ¥189,000 + tax (下)

1img_7535

CR1 10   ¥269,000 + tax

2img_7539

.

img_7586

SPEEDSTER

スコットのアルミシリーズがSPEEDSTERだ。10万円台~15万円台のエントリーモデルを12モデルもラインナップされている。レースでも使用できる105モデルからディスクブレーキ仕様まで、その構成も十分となっている。アルミにもF01テクノロジーが生かされ、内臓ケーブル処理も美しくまとめられている。

SPEEDSTER 11 JAPAN LIMITED   ¥155,000 + tax

img_7588

.

0img_7514

CONTESSA

コンテッサシリーズはウィメンズのためのジオメトリーとなっている。通常モデルと同じように、SOLACEやSPEEDSTERが設定されている。ウィメンズということもあり、特にカラーリングが特徴的だ。カーボンモデルやディスクブレーキモデルもラインナップされている。

1img_7500

2img_7545

.

1img_7360

NEW   CADENCE PLUS   ¥26,800 + tax

新型エアロヘルメットのCADENCE PLUS。航空宇宙工学、流体動力学の権威アデレード大学のRichard kelso氏と共同で開発をし、エアロダイナミクス向上になっている、そして、エアロダイナミクスと通気性の難しい融合を高次元に収めている。また、各社採用の衝撃吸収シテシテム「MIPS」も搭載され、更なる安全性が高まった。

2img_76553img_7375

4img_7367

NEW   CENTRIC PLUS   ¥27,800 + tax

このモデルも新型となるが、CADENCE PLUS同様に性能の高さは引けを取らない。比較としては、最大の特長として「通気性」となる。より、白熱する、レースコース、距離、展開などにより、このモデルのチョイスとなるだろう。そして、このモデルも衝撃吸収システムのMIPSが搭載されている。

5img_73726img_7369

7img_7648

SPIRIT   ¥28,000 + tax

8img_7599

ROAD RC   ¥42,800 + tax

9img_7602

BACK PACK   ¥12,000~23,000 + tax

12img_7590

Bar / Stem Aero Syncros RR1.0 Carbon Aero   ¥75,000 + tax

10img_759511img_7598

13tri-ex1

NEW   Syncros RR1.0 Tri Extension for Bar / Stem Aero and SL   ¥32,000 + tax

ついにリリースとなったフォイル用のDHバーだ。正確には、ロードバイクのジオメトリーと走りに合わせた「アシストバー」となる。パッドは通常のDHバーと遜色ないものが付いているため、ドラフティングレース用というよりは、「DHポジション」をある程度取ることを想定している。このバーの登場により、エアロロードのより「トライアスロン適正」が高まったと言えるだろう。

14tri-ex215tri-ex3

.

.

.

.

.

.

.

1img_7392kk

PLASMA PREMIUM   ¥1,490,000 + tax

2014アイアンマンワールドチャンピオンシップウィナーズバイク。後方に写っているキーンルによって、世界最高峰のトライアスロンでNo.1となったバイクだ。独自のエアロ形状F01によってシンプルに見えるフレームもエアロダイナミクスは高い。またエアロドリンクシステムをプロファイルとコラボレーションし、一体型に収めるデザインは現在のトレンドの象徴となっている。

【KONA 2015】 http://triathlon-geronimo.com/?p=5808

2img_7405

3img_7398

4img_76425img_7416

6img_7425

7img_7424

img_7408

.

.

.

.

「今年のハワイでは、100台超えが目標だ!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

Collaboration Cafe at Segafredo Hiroo

0IMG_0035

本日は、トレックとセガフレードのコラボカフェがOPENとなった。

元々あったセガフレード広尾店だが、トレック一色となっていた。店内に入るとすぐ右手にトレックジャージを着たマネキンとドマーネALRが展示され、カタログも置く徹底ぶり。メニューのプライスボードの下にはトレックの写真が飾られ、2Fへの階段では、カンチェラーラが出迎えてくれる。そして2Fには、FXとプロジェクトワンでグリーンに仕上げられたドマーネSLR9が中央に展示、壁面にTシャツやパネルなど、想像以上のコラボレーションだった。

「今日はいつもと違いますね。トレックの目当てのお客様がいらっしゃっています。」とトレックロゴが大きく入ったTシャツを揃えて来ているスタッフのコメントだった。

.

【メーカーNEWS】

プロツアーチームのスポンサーであるセガフレードとトレックのコラボレーションカフェが、9月3日(土)よりセガフレード広尾店でスタートしました。

4月のDomane SLR発表以来のコラボ企画であり、お店の前にはバイクラックが設置され、お客様は気軽に自身のロードバイクやクロスバイクで来店することが可能です。店内には最新モデルのバイクの展示や、ブランドの理念、そしてロードレース界のレジェンドであるファビアン・カンチェラーラ選手が直筆でサインしたパリ~ルーベの石畳も展示されております。

トレックのことをよく知らない人でも、来店すれば間違いなくトレックというブランドに関心を持たれると思います。これを機に、本格的なエスプレッソを飲みながら、Domane ALRなどのトレックの最新バイクをご覧いただけますので、是非お越しください。

1IMG_0030

IMG_0006

2IMG_0009

3IMG_0022

4IMG_0015

5IMG_0018

6IMG_9997

◆◆キャンペーン情報◆◆
セガフレード広尾店のレシート(9/3以降発行)をお持ち頂き、自転車で数分の場所にあるトレックストア六本木店で試乗して頂いた先着20名様に「トレック・セガフレード限定デザインのコーヒー券」をプレゼントいたします!

※セガフレード・ザネッティ・エスプレッソは、イタリアに本部を置く大手コーヒー焙煎メーカー「セガフレード・ザネッティ」が日本の33店舗を含め、全世界で400店舗以上展開しているイタリアンバールチェーン。アルコール、フード、ドルチェ、アンティパストなども幅広く揃え、朝から夜まで、一日中お楽しみいただけるメニュー構成となっております。

セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ広尾店

.

.

.

「 スピードコンセプトも置いてほしいですね。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 MY2017 GIANT / Liv Press Preview

IMG_7180

本日は、ジャイアントの2017年モデルの展示会が開催された。

ジャイアントは、世界最大級の生産量で高い信頼性を持つメーカーだ。各社のOEMとして培って来た技術力が裏付けされた造りとなっている。また、コストパフォーマンスも最高クラスとなり、同レベルの製品がリーズナブルに設定されている。ロードレースでは、UCIプロチームのチームジャイアントアルペシンもサポートし、最高レベルのフィードバックを受けて開発に至っている。そして、アイアンマンでの使用率は、昨年は11位だったが、新型トリニティのリリースにより、再びトップ10入りが期待される。

2015年アイアンマン世界選手権 http://triathlon-geronimo.com/?p=6192

2017年のニューリリースとしては、TCRやアヴェイルのディスクモデル、新コンセプトのコンテンド、そして、待望の新型「トリニティ」となる。このトリニティは昨年のアイアンマンで発表され、海外ではすでにラインナップされていたモデルだ。

ハワイでの発表 http://triathlon-geronimo.com/?p=5416

また、2017年モデルは、以下のような新しいテクノロジーが導入されている。(ロード系抜粋)

1、CONDUCT DISC BRAKE STIなどワイヤー式のブレーキレバーで油圧式のディスクブレーキを操作できるシステム。それをステム一体型というコンパクトさと、納まりの美しさは逸品の仕上がりとなっている。高いコントロール性が実証されている。

2、ON-ROAD TUBELESS TIRE チューブレスタイヤの提案となる。転がり抵抗の低減、コーナーリングスピード、乗り心地の向上、そして、パンクが少ないなど、あらためて、チューブレスのメリットの高さを提唱している。

3、12mm THRU AXLE & FLATMOUNT DISC BRAKE SYSTEM ディスクブレーキの定番仕様となるシステムを導入している。カーボン積層など、フレームもそのための専用設計で対応している。

下記の通り、2017年のラインナップもジャイアントらしい、クウォリティとコストパフォーマンスがあり、各ジャンルが更に、「専門性」の強くなったものをリリースしている。

0IMG_7339

PROPEL

プロペルはジャイアントのエアロロードだ。高いエアロダイナミクスだけではなく、剛性、軽量性のバランスが良いマルチロードでもある。ジャイアントの特徴的とも言えるISP、フロントフォークと一体化する専用ブレーキもSLRを除き全モデルに使用している。ADVANCED SL 0 は、6.8kg(710mm)となっている。

PROPEL ADVANCED SL 0 ¥780,000 + tax

PROPEL ADVANCED SL 1 ¥560,000 + tax

1IMG_7013

PROPEL ADVANCED SL 0 ¥780,000 + tax

2IMG_7252

PROPEL ADVANCED SL ¥300,000 + tax(上)

PROPEL ADVANCED PRO ¥230,000 + tax(下)

3IMG_7255

4IMG_7260

PROPEL ADVANCED SL 2 ¥400,000 + tax(手前)

PROPEL ADVANCED PRO 1 ¥360,000 + tax(奥)

5IMG_7243

PROPEL SLR 2 ¥190,000 + tax(手前)

PROPEL ADVANCED 1 ¥250,000 + tax(奥)

.

0IMG_7337

TCR

TCRは、ジャイアントの看板ロードモデルとなる。リアルレーシングバイクとして、剛性、軽量性、ハンドリングなどで定評がある。完成車で6.5kgのフラッグシップモデルからアルミモデルのSLRまで幅広くラインナップされ、レースでのパフォーマンスが期待される。そして、ついにTCRにもディスクモデルがリリースされた。

TCR ADVANCED SL 1   ¥590,000 + tax(上)

TCR ADVANCED SL 2 KOM   ¥390,000 + tax(下)

IMG_7289

TCR ADVANCED SL 1   ¥590,000 + tax

2IMG_7292

4IMG_7296

TCR ADVANCED SL   ¥280,000 + tax(上)

TCR ADVANCED PRO   ¥190,000 + tax(下)

6IMG_7262

NEW   TCR ADVANCED PRO DISC   ¥470,000 + tax

8IMG_72719IMG_7272

6IMG_7276

7IMG_7281

.

0IMG_7301

DEFY

デファイは、ジャイアントのエンデュランスモデルとなる。デファイは全モデルディスクブレーキ仕様となっている。メカニカルディスクモデルは、オリジナルの新システム「CONDUCT」を採用し、ワイヤーで油圧式を操作できるようになっている。カーボンホイールも積極的に使用し、その重量剛性比を最適化している。

DEFY ADVANCED SL 0   ¥750,000 + tax

DEFY ADVANCED PRO 0   ¥480,000 + tax

2IMG_7304

DEFY ADVANCED 1   ¥260,000 + tax

3IMG_7306

DEFY ADVANCED 3   ¥195,000 + tax(奥)

DEFY ADVANCED 2   ¥210,000 + tax(手前)

4IMG_7316

CONDUCT DISC BRAKE

5IMG_7314

.

0IMG_7354

CONTEND

コンテンドは、新提案となるオールラウンドバイクだ。TCR、デファイアロイの後継モデルとして、両者のメリットを融合。ジオメトリーは、フロント三角がデファイ、バックがTCRに近い。フレームとペダリング剛性を上げながらも快適性とのバランスを維持、その断面形状にこだわっている。また、幅広いラインナップも特徴だ。

1IMG_7321

CONTEND SL 1 DISC   ¥155,000 + tax(奥)

CONTEND 1   ¥95,000 + tax(手前2台)

2IMG_7319

CONTEND SL 2   ¥115,000 + tax

4IMG_7324

CONTEND 2   ¥78,000 + tax

.

0IMG_7196

TEAM GIANT Alpecin

ジャイアントは、UCIワールドチームのアルペシンをサポートしている。プロチームからのフィードバックを受けた開発となっている。会場には、John Degenkolbのバイクが展示されていた。

1IMG_7184kk

2IMG_7192

3IMG_7189

.

0IMG_7235

Liv

リブは、ジャイアントのプロデュースする女性サイクリストのブランドだ。「FIT、FORM、FUNCTION」という3つのFを理念としている。バイクだけではなく、ウエア、ヘルメット、シューズなどトータルで、フィット性、デザイン性を確かな機能と安全性で提案している。

1IMG_7238

ENVIE ADVANCED PRO 1   ¥500,000 + tax

3IMG_7240

ENVIE ADVANCED 1   ¥250,000 + tax

2IMG_7025

ENVIE ADVANCED 2   ¥210,000 + tax

4IMG_7048

AVAIL ADVANCED PRO 1   ¥380,000 + tax(上)

AVAIL ADVANCED 1   ¥260,000 + tax(下)

7IMG_7342

AVAIL SL 1   ¥135,000 + tax

6IMG_7345

AVAIL 2   ¥78,000 + tax(上2台)

AVAIL 1   ¥95,000 + tax(下)

10IMG_7040

8IMG_70379IMG_7030

.

.

.

.

.

0IMG_7005

TRINITY

トリニティはトライアスロンバイクだ。昨年のアイアンマンで発表され、海外ではすでにリリースされていたモデルがついに国内展開となった。フューエル&ストレージを備えた「スタンダード」をおさえた仕上がりとなっている。またフロントの一体型ドリンクシステムは、現在トレンドとなる考え方だ。

新型トリニティのリリース http://triathlon-geronimo.com/?p=5416

1IMG_7181

NEW   TRINITY ADVANCED PRO 1   ¥500,000 + tax

2IMG_7168

3IMG_7173

4IMG_7171

NEW   TRINITY ADVANCED PRO 2   ¥320,000 + tax

5IMG_7176

NEW   TRINITY ADVANCED   ¥220,000 + tax

6IMG_7166

IMG_7146

NEW   TRINITY ADVANCED PRO TT   ¥370,000 + tax(フレーム)

※完成車は参考、カラーは「CARBON」となる。

IMG_7158

IMG_7153

.

0IMG_6999

Liv AVOW

リブのトライアスロンバイクだ。したがって女性トライアスリートのために造られている。カーボンレイアップ、ジオメトリー、そして、ホイールサイズなど、徹底したこだわりを見せている。国内では、ジャイアントに先行して、2015年からの展開となったモデルだ。カラーリングが美しい。

関連記事 http://triathlon-geronimo.com/?p=9683 

1IMG_7202

AVOW ADVANCED PRO 1   ¥590,000 + tax

2IMG_7228

3IMG_7231

4IMG_7205kk

AVOW ADVANCED   ¥320,000 + tax

5IMG_7219

6IMG_7213

.

.

.

「トライアスロンモデルが男女ともに揃った。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 COLNAGO 2017 New Model Exhibition

0img_6716

本日は、コルナゴの2017年モデルの展示会が開催された。

ロードバイクと言えば、イタリアンロード。そして、イタリアンの代表格と言えば、コルナゴだ。したがってロードバイクを語る上で外せないブランドでもあるのだ。ロードレースでは、UCIプロコンチネンタルチームのガスプロム・ルスヴェロのサポートなど競技の最高レベルからのフィードバックも受けている。また、トライアスロンシーンにおいても国内での特徴として、その使用台数は少なくない。ロードの雄として、トライアスロンの世界でもそのステイタスはあるのだ。

現在、ハワイアイアンマンにおいては、「トライアスロンバイク」が中心となるため、使用台数は少ないが、TTバイクもリリースするメーカーとして、昨今の動きから来年以降「トライアスロンモデル」の可能性も否定はできないだろう。過去にもTTではなく、トライアスロンバイクを造っていたことがある。名車「C40」の26インチ78°シートアングルも存在し、96年のアイアンマンでルクヴァンリルデによって、ウィナーズバイクとなったのもコルナゴだ。復活を期待したい。

さて、今回のモデルチェンジの最大のトピックスは、「コンセプト」になるだろう。イタリアンバイクで大きな動きを見せていなかったエアロロードだが、このコルナゴのリリースにより、活性化が期待される。フレームの造形美とグラフィックが合間って、コルナゴらしい戦闘的なバイクが出来上がった。また、上位グレードには、ディスクブレーキ仕様とリムブレーキ仕様が設定されている。そして、エントリーモデルも各社注力が高まる中、コルナゴも強化してきている。特にアルミモデルのレーシー化は、ロードバイクの普及が進んだ中で必須のテーマとなっている。

1img_6847

NEW   CONCEPT CHDB  ¥490,000 + tax(フレーム)

満を持してリリースされたコルナゴのエアロロードだ。スローピングフレームにボリュームのあるダウンチューブとシートチューブが特徴的だ。リアホイールは、シートチューブに覆われる定番デザインを採用し、ブレーキは前後ダイレクトマウントとなっている。また、このカラー(CHDB)はコルナゴらしい美しいグラフィックとなっている。そして、展示はされていなかったが、\50,000アップでディスク仕様もラインナップされている。

2img_kk

3img_6697

4img_6860kk

5img_6858

6img_6868

7img_67138img_6870

9img_6876

10img_6883kk

11img_6881

12img_6719

.

1img_6834

C60   ¥645,000 + tax(フレーム)

コルナゴの看板となるモデルが4年目となるC60だ。クラシカルに見えるラグと星型チューブの組合せは、コルナゴの伝統であり、歴史そのものだ。C60は、コルナゴ60周年を記念して造られたモデルで、不朽の名作「C40」の後継モデルになる。また、リアルレーシングモデルの最高峰クラスとして数々の実績を残している。そして、これぞイタリアンというグラフィックが、高級感を更に高めている逸品だ。ディスク仕様もラインナップ。

2img_6726

3img_6929

.

1img_6733

V1-r   ¥450,000 + tax(フレーム)

CONCEPTの前に造られたエアロダイナミズムを狙ったモデルだ。フェラーリとコラボレーションモデルで、軽量性も高く、コルナゴ史上最軽量のモデルとなっている。エアロの定番となったカムテイルデザインも採用したフレームで、リアブレーキもBB下に配置されている。エアロと軽量性という特徴からオールラウンド性の高い仕上がりは、完成度の高いものだ。ディスク仕様もラインナップされている。

2img_6832

3img_6737

.

img_6746

CLX ULTEGRA   ¥430,000 + tax

昨年フルモデルチェンジとなったCLXはカラー変更のみとなっている。V1-rに近いフレーム形状を持つ。また、剛性と軽量性の高いポテンシャルは、アップダウンなどのテクニカルコースも十分にこなすミドルレンジだ。

img_6803

.

0img_6819

NEW   C-RS 105   ¥270,000 + tax

新型モデルとなるC-RS。実は、エアロダイナミクスの向上がテーマの一つになっている。ケーブル関係は、ほぼ内臓させているのだ。クウォリティやデザイン性を落とさず仕上げたエントリーカーボンモデルだ。アルテグラモデルも設定されている。

1img_6821

2img_6920

3img_6924

6img_6943

7img_6955

.

img_6959

NEW   A1-r 105   ¥195,000 + tax

アルミモデルとしてレースでの使用を想定したA1-r。ハンドリングや軽量性、剛性など十分なパフォーマンスを発揮してくれるモデルだ。また、カーボンフォークとのバランスも良く、快適性の向上にも繋がっている。ディスクモデルもラインナップされている。

img_6991

CX-ZERO 105   ¥260,000 + tax

コンフォータブルなカーボンモデルのCX-ZERO。フレームは、モノコックで造られ軽量性も図られている。また、専用ジオメトリーは、ホイールベースやヘッドチューブで安定性、快適性を狙っている。弓なりのチェーンステーも特徴で振動吸収性を高めている。

img_6986

CX-ZERO Alu 105   ¥185,000 + tax

CX-ZEROのアルミモデルとなる。ジオメトリーなどカーボンモデル同様の安定性、快適性を追求しつつ、コストパフォーマンスを高めたモデルだ。小柄な人にも対応する400Sサイズも追加ラインナップとなった。

.

0img_6789

Mondo

コルナゴ随一のコストパフォーマンスとなるエントリーロードシリーズ。しかしながら安定性を高めた扱い易いモデルに仕上がっている。イタリアンデザインのカラーリングは、コルナゴらしいクウォリティと言えるだろう。Mondo2.0は、フレーム形状を変えた新型モデルとなる。

1img_6906

NEW   Mondo2.0 SORA   ¥130,000 +tax

2img_6907

NEW   Mondo2.0 TIAGRA   ¥150,000 +tax

3img_6794

Mondo TIAGRA   ¥150,000 +tax

4img_6799

Mondo SORA   ¥120,000 +tax

.

0img_6976

Master X-LIGHT   ¥330,000 + tax(フレーム)

コルナゴの象徴的なクロモリロードで30年以上の歴史を持つモデルだ。美しいジルコ加工されたフレームチューブは、コルナゴそのものとも言える特徴的な仕上げとなる。ラグのメッキ出しなどもその美しさを倍増させている。「工芸品」とも言える逸品中の逸品だろう。

1img_6973

4img_69665img_6961

6img_6900

img_6681

.

.

.

「歴史と最先端。そして、やはりコルナゴは美しい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka