
今年の最速アイアンマンチャンが決定した。
優勝したのはノルウェーのCasper Stornesで、多くの話題となっている。まずはスイムはプロとしてアイアンマンベストタイムとなる45分21秒で泳ぎ、ランはアイアンマンコースベストとなる2時間29分25秒という驚異的な走りを見せた。バイクも申し分なく、この日最速タイムから2分遅れでカバーしている。3種目において極めて高いバランスの取れたCasper StornesはIRONMAN世界選手権へのデビューでいきなり優勝となった。
そして、優勝候補筆頭でもあったGustav IdenとKristian Blummenfeltはぞれぞれ2位、3位に入り、表彰台をノルウェー勢が独占してしまった。過去、2016年にはドイツのJan Frodeno、Sebastian Kienle、Patrick Langeの3選手が独占したこともあったが、ノルウェーの3選手は誰が優勝してもおかしくない本当の「TOP3」と言えるだろう。
今回のレースでは過去のアイアンマンチャンピオンが10位以内に4名入るというエキサイティングな展開を見せてくれた。更にSam Laidlow、Kristian Blummenfelt、Gustav Idenの3選手は5位以内という結果だった。Sam Laidlowのバイクスプリットは前回2年前に出したタイムを2分更新する驚異的な走りでもあった。
最後のニースアイアンマン世界選手権だった。来年は聖地KONAに舞台を移す。

Top five professional men’s results:
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SWIM
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BIKE
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RUN
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FINISH
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Casper Stornes
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NOR
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45:21
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04:31:26
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02:29:25
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07:51:39
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Gustav Iden
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NOR
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47:14
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04:30:17
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02:32:15
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07:54:13
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Kristian Blummenfelt
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NOR
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46:08
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04:31:20
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02:34:38
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07:56:36
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Marten Van Riel
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BEL
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45:17
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04:31:48
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02:40:46
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08:02:18
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Sam Laidlow
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FRA
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47:11
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04:29:29
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02:42:23
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08:03:55
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「ノルウェーの完全制覇となった」

Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka