【QUINTANA ROO OFFICIAL SUPPLIER PARTNER OF IRONMAN】

QuintanaRooがアイアンマンの公式パートナーバイクとなった。

QRは、「トライアスロンバイク専門」のメーカーと言って良いだろう。現在はロードバイクもラインナップしているが、圧倒的にトライアスロンのイメージが強い。

大手メーカーのようにジャンルの一つとして、発生したトライアスロンではなく、トライアスロンバイクを作るためのメーカーとして誕生している。過去には大きな流れとなった「26インチ(650c)ホイール」という規格を量産し、「シートアングル78°」の提案などトライアスロンの黎明期から大きな存在感を放つ、まさにアメリカンの「アイアンマンバイク」だ。

QRのバイクと言えば、左右非対称なチェーンステーが特徴的となる。エアロダイナミクスへの取組も独自の発想を持ち、トレンドと融合させながら「USA御用達」のバイクをリリースしている。フラッグシップのV-PRIは、エアロダイナミクス、フューエル&ストレージ、軽量性、走行性などトライアスロンバイクの条件を高いポテンシャルでカバーするバイクに仕上がっている。

やはり、母国アメリカンということで、多くのエイジ選手が使用している。そのエイジ選手へのユーザビリティをより推進されることを期待したい。そして、独自性の強いメーカーでもあるだけにこれからの開発が楽しみなメーカーでもある。

 

以下、メーカーNewsとなる。(アイアンマンからのプレスリリースと同様)

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QUINTANA ROO BUILDS ON SUCCESS OF 2024 IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP PARTNERSHIP TO BECOME AN OFFICIAL SUPPLIER PARTNER OF IRONMAN

Quintana Roo to increase presence at European IRONMAN and IRONMAN 70.3 events as the first partner of the new bike partner program

TAMPA, Fla. / CHATTANOOGA, Tenn. (February 11, 2025) – IRONMAN, the global leader in long-distance triathlon, and Quintana Roo, a global leader in triathlon bikes, today announced a new partnership which sees Quintana Roo become an Official Supplier Partner of IRONMAN®.

Building on the successful partnership at the 2024 IRONMAN World Championship® triathlon in Kailua-Kona, Quintana Roo will expand their event presence beyond the United States in 2025, bringing on-site services for Quintana Roo athletes to five signature IRONMAN and IRONMAN® 70.3® triathlon events in Europe, as well as the 2025 IRONMAN World Championship races in Nice (men’s edition) and Kailua-Kona (women’s edition) and IRONMAN 70.3 World Championship race in Marbella. Quintana Roo will also be working closely with IRONMAN to introduce a series of IRONMAN branded tri-bikes designed to maximize the potential of every athlete who chooses to take on an IRONMAN branded event.

The partnership is the perfect marriage between two iconic brands who have a long and storied history in triathlon; IRONMAN, which saw its first race on the shores of Oahu back in 1978, and Quintana Roo, who developed the first bicycle designed for triathlon in 1989. As one of the earliest and most influential bike manufacturers in triathlon, Quintana Roo’s wide range of aerodynamic and practical triathlon bikes have helped thousands of triathletes realize their dream of crossing the finish line at IRONMAN and IRONMAN 70.3 events around the world.

At selected events, Quintana Roo will work alongside IRONMAN to bring its renowned level of on-site personal service at events—already familiar to triathletes at many IRONMAN events in North America—to athletes at races throughout Europe for the first time. Within the IRONMAN Village, triathletes will be able to experience Quintana Roo’s range of triathlon bike offerings and competing Quintana Roo owners will also be able to take advantage of complimentary pre-race safety and gear adjustment service on their bikes ahead of their races.

Quintana Roo will be present supporting its athletes at the following events throughout 2025:

  • IRONMAN 70.3 Alcudia-Mallorca – May 10
  • IRONMAN Hamburg European Championship – June 1
  • Mainova IRONMAN Frankfurt European Championship – June 29
  • IRONMAN Copenhagen – August 17
  • IRONMAN World Championship, Nice (Men’s race) – September 14
  • IRONMAN Wales – September 21
  • IRONMAN World Championship, Kailua-Kona (Women’s race) – October 11
  • IRONMAN 70.3 World Championships, Marbella, Spain – Nov 8-9

Quintana Roo will also be making available for purchase to triathletes worldwide an IRONMAN Edition of its flagship V-PRi triathlon bike, as well as an All World Athlete (AWA) Edition V-PRi, with a colorwayoption available exclusively for purchase to All World Athletes. Triathletes can build and order their IRONMAN Edition bike directly online, and have it shipped to their door—ready to ride.

“This partnership allows us to not only bring to IRONMAN triathletes an expansive range of triathlon bikes designed solely for top-tier performance in multisport, it allows triathletes to experience a special level of personal attention they deserve—an aspect of our brand that has made us unique in a highly competitive landscape,” says American Bicycle Group and Quintana Roo President Chris Pascarella. “The athletes are the true star of the show, and IRONMAN’s care for the athlete runs in parallel with that of Quintana Roo; it’s something that makes this pairing so authentic and seamless.”

As an Official Supplier Partner, Quintana Roo is also the first bike brand to be announced as part of the newly formed IRONMAN® Bike Partner Program which aims to break down geographical barriers when it comes to connecting athletes with bike brands, and support the bike industry in reaching more customers globally. The IRONMAN Bike Partner Program is an exciting new concept that provides bike brands from across the globe with access to the IRONMAN audience while enhancing the athlete experience with direct engagement at selected races where support is needed the most, including the IRONMAN World Championship triathlons and IRONMAN 70.3 World Championship triathlon. The bike partner program gives brands the freedom to work within markets and events that are important to their goals as they interface with current and prospective customers.

Yanni Andreopoulos, EVP of Global Partnerships at The IRONMAN Group, said: “We are excited to welcome Quintana Roo as the first partner in our newly formed IRONMAN Bike Partner Program. Choosing your perfect race day bike and being confident it will help you perform at your best on the day can be a minefield. With this new program, our athletes have an opportunity to experience different bike brands at different races, so they can find what works for them without being limited by geographies. I am very pleased that Quintana Roo have recognized the opportunity to connect with our athlete community and committed to support their athletes at key events throughout the year, thereby improving their experience. Similar to IRONMAN, Quintana Roo has a rich history in triathlon, and prides itself on being athletic-centric in all that it does. We are very much looking forward to their increased presence at European events through 2025 and beyond.”

Official Item

//////////////////////////////////////////////// Information /////////////////////////////////////////////////

【ご注文受付中】

※「Team Only」を除き、どなたでもご購入頂けます。「FW Training」のアイテムも通年でご注文頂けます。また、宅配便にて全国発送しています。

※ご不明な点は、下記フォームよりお問合せ下さい。

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【Triathlon GERONIMO Official Item】

Triathlon GERONIMOの公式アイテムを販売させて頂きます。

アイテムは、トライアスロン、バイク、ラン、アクセサリーのカテゴリーがあり、メインカラーはメンズ、レディスとなり、限定カラーとしてレディス専用カラーがあります。一部のアイテムはフィット性を高めるため、丈、パッドなど仕様の選択も可能です。(FWも随時ご注文頂けます。)

■お申込期間 0/00( )まで

■お振込期限 ご注文後5日以内

■納期 0月初旬予定(遅延及び、ロットにより生産中止とする場合があります。予めご了承下さい。)

■ご注文ページ

http://triathlon-geronimo.com/?p=52108

★Image Photo http://triathlon-geronimo.com/?p=29548

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【Triathlon】

【Bike】

【Run】

【Accessory】

【Winter】

【サイズ決定】
受注生産品のためご返品、交換ができません。サイズは慎重にご決定下さい。

■ご試着(推奨)
Champion System Japan
所在地:東京都稲城市矢野口227-1 グランツドルフ1F CROSS COFFEE 内
Tel:042-401-6126
営業時間:AM7:00-PM18:00
※ご希望アイテムが貸出中の場合があります。確実にご試着されるためには、事前のご確認をオススメします。また、団体名「Triathlon GERONIMO」をお伝え頂き、ご対応をお受け下さい。

■サイズ感
一般的なS,M,Lに近いと思います。但し、ランアイテムは、ワンサイズ大きめとなっています。(個人感)

(一例:175cm/70kg 男性の場合)基本的にLサイズ体型(上半身ガッチリ型)として。
トライアスロンウエア 上XL、下L
バイク 上XL、下L(ジャケットはL)
ラン 上M、下M(ジャケットはL)

  • ソックス S(23~26cm)/ M(25~28cm)/ L(27~30cm)
  • フリーサイズ:バイザー、ネックウォーマー、トラバッグ、ウィンターキャップ

■ご購入

下記フォームよりお申し込み下さい。

確認後、返信メールにてお支払い金額をお知らせ致します。お振込み頂きお申込み完了となります。また、メール返信後1週間以上経ってもご入金がない場合はキャンセル扱いとさせて頂く場合があります。

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「Triathlon GERONIMO Official Item」トップページを再度ご確認下さい。

■「Triathlon GERONIMO Official Item」トップページ

◉ご購入商品ご記入方法

記入例 トライAスーツ 男性 Mサイズ

【メーカーNEWS】ジャイアント 東京/パリ五輪連続出場 ニナー賢治選手と機材サポート契約

GIANTは、トライアスロンのオリンピックディスタンスを主戦場とし、オリンピックやワールドシリーズなど世界の最前線で挑戦を続けるニナー賢治選手(NTT東日本・NTT西日本)と機材サポート契約を締結いたします。

ニナー選手は、西オーストラリア州・パース出身で、オーストラリア人の父と日本人の母を持ちます。幼少期から様々なスポーツに触れる中で、13歳の時にトライアスロンと出会い、18歳からはトライアスロンに一本化。2018年12月より日本トライアスロン連合所属としてレースに参戦し、JTU強化指定選手としてワールドカップ、世界シリーズを中心に出場。その後2021年4月に日本国籍を取得します。

日本選手権やアジア選手権を制した他、東京・パリと2大会連続でオリンピックに出場。2024年のワールドトライアスロンシリーズ横浜大会では、並みいる強豪を相手に日本人男子歴代最高位となる7位をマーク。2028年ロサンゼルスオリンピックを目指しつつ、2025年シーズンからIRONMAN 70.3への本格参戦を予定しています。

オリンピックディスタンスではPropel Advanced SLを、IRONMAN 70.3では発表されたばかりのTrinity Advanced SL Triを使用。ホイールやハンドルにはCADEXを組み合わせます。GIANT及びCADEXと共に、世界最高峰のトライアスロンレースを転戦するニナー選手の活躍にぜひご期待ください!

ニナー選手のコメント(English following)
今回、GIANTとサポート契約をすることができて、とても光栄です。

トライアスロンを始めたばかりの頃、私のアイドルはオリンピックディスタンスで3度の世界チャンピオンに輝いたピーター・ロバートソンでした。 私がピーターを尊敬していた理由は、彼のアグレッシブで粘り強いレーススタイルでした。 ピーターのキャリアの大半において、彼が選んだバイクはGIANTだったのです! 私が彼のバイクで一番好きだったのは、黄色と黒のフレームが特徴的なONCEモデルでした。

他にも、GIANTとCADEXにはとても縁があるんです。14歳の時、初めて乗ったロードバイクがCADEXでしたし、GIANT/CADEXファミリーのクリスチャン(・ブルメンフェルト)とグスタブ(・イデン)とは、2018年以降共に合宿を重ねて強くなって来た、ほとんど兄弟と言っても良い関係です。また、Team Jayco AlUlaのルーク(・ダーブリッジ)とは、14歳の時からパースでトレーニングを一緒にする事があり、今でもオーストラリアに戻った時にレースに一緒に出たり、練習したりします。

この度、GIANTと契約したことで、私もピーターの足跡をたどり、世界チャンピオンになることを熱望しています。ロードバイクのモデルとしてはPropelに乗ります。 Propelを選んだ理由は、エアロダイナミクスがショートディスタンスのトライアスロンに不可欠な要素となっており、Propelはエアロロードバイクの傑作だからです。そして、今年はミドルディスタンスのレースにも参戦予定で、先週発表されたばかりの新型「Trinity」にも乗ります。グスタブがプロトタイプに乗っているのを見ていたので、今からとてもワクワクしています。

海外でのレースが多いですが、5月の横浜トライアスロンには参戦予定ですので、会場で見かけた際には是非、応援のほどよろしくお願いします!

It is a great honor for me to be able to sign a support contract with Giant.

When I first started the triathlon, my idol was Peter Robertson, a 3 time world champion over Olympic distance. The reason why I looked up to Peter was because of his aggressive and tenacious racing style. For the majority Peter’s career, his bike of choice was Giant! My favorite bike of his, was the ONCE model, a distinctly yellow and black frame.

Other than that, I have a very strong connection to Giant and CADEX: my first road bike was a CADEX when I was 14 years old, and Christian (Blummenfelt) and Gustav (Iden) from the Giant/CADEX family have come strong through training camps together since 2018. We are almost like brothers.

Also, I’ve been training with Luke (Durbridge) of Team Jayco AlUla since I was 14 years old in Perth, and even now, when I return to Australia, we still race and train together.

Now, as I sign with Giant, I aspire to follow in Peter’s footsteps, and become a World Champion.

My road model of choice is the propel. The reason for choosing the propel is because aerodynamics have become such an integral part of short course triathlon, and the propel is an aerodynamic masterpiece.

And this year I plan to participate in middle-distance races, and I will also be riding the new ‘Trinity‘ that was just announced last week. I’ve seen Gustav riding the prototype, so I’m really excited about it now.

Although I’ll be racing abroad a lot, I’m planning to compete in the Yokohama Triathlon in May, so if you see me at the event, I’d really appreciate your support!

 

 

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

ジャイアント TRINITY ADVANCED SL フルモデルチェンジ

ジャイアントのTrinityがフルモデルチェンジとなった。

すでにグスタフ・イデンがプロトタイプを使用し、インスタなどでアップされてから半年以上経っていたが、ようやく公式発表となった。そして、前世代のお披露目は2015年KONAとなるため、9年以上のロングスパンとなるが、ついにデビューとなった。

前作も高い定評で人気があっただけに待望の新型となるが、途中2021年のカデックス登場により、トライアスロンは尖ったジャンルだけにジャイアントから外れるのかもしれないと思われた。カデックスは「究極」を追求したジャイアントグループのパッションを伝えるスーパーバイクに仕上がった。あえてこのタイミングで「異形」を選択したこともエアロダイナミクスへの本気を感じさせる「アイアンマン専用バイク」だった。

一方、新型Trinityは、マルチ性の高いトライアスロンバイクとなっている。まず、エアロダイナミクスは、前作のマニクールサーキットのACEから近年ジャイアントの他モデルも行っているドイツのインメンシュタードにあるGST風洞実験施設で動的マネキンを使用し、よりリアルに安定した状態でテストされている。

外観上は、ボリューミーなヘッド周り、前作から踏襲する「C型」シート周り、エアロ効果の大きなフォークの扁平比、サドル下の抵抗減のための細身のシートポストなど、現在考えられる形状として一つの「標準型」とも言えるのではないだろうか。

軽量性は大きく進化している。558gの軽量化となっているが、前作から時間が経っているため当然の期待でもあった。そこで軽量化の中味を見るとフレーム単体で1340gと非常に軽く、フォークやシートポストなど含め、大きな軽量化に繋がっていた。また、条件とも言える「重量剛性比」を落とすことなく軽量化に成功している。

次にフューエルは、バイクボトルから補充できるようになっている。トライアスロンの場合「余計な動き」はエアロダイナミクスに影響が出てしまう。ドリンクシステムを構築し、最低限の動作で補充ができることが望ましい。このボトルからの補充はすでに他社で先行はしているが、今後の標準仕様となるだろう。

ディスクブレーキはこのタイミングでは「当然」の仕様となる。ロードバイクでは2020年モデルを持って「切替」と言えたが、トライアスロンバイクは開発スパンが長いため、各社まちまちとなっていた。ディスクブレーキのメリットを最大限に活かせるトータル設計が必須条件だったと言えるだろう。

今回のモデルは「TTとの兼用」となる。ここは賛否あるだろう。トライアスロンとTTではかかるパワーが大きく異なるため、そこに求める剛性も変わる。ただ、万人向けの既製品はなく、各選手個人の力量がどこにマッチするかによるだろう。昨今、開発は二極化しており、TT兼用とトライアスロン専用があるが、開発スピードを考えるとTT兼用に分があるかもしれない。

 

以下、メーカーNewsとなる。

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GIANT「TRINITY ADVANCED SL」がフルモデルチェンジ

〜トライアスロン仕様およびタイムトライアル仕様の3製品を発表〜

GIANTは、アイアンマン世界チャンピオンやワールドツアーのプロロードレーサーと共に開発・テストした新型「Trinity Advanced SL」の完成車およびフレームセットを、2025モデルとして発売いたします。

新型「Trinity Advanced SL」は、GIANTがこれまで培ったテクノロジーや最上級のカーボン素材によって前世代から558gもの大幅な軽量化を達成。さらにディスクブレーキシステムへのアップデートによるコントロール性の向上から、最大8,640通りのセッティングが可能なアームレストセッティングなどによるアジャスタビリティの拡大まで、全面的に大幅な進化を遂げています。

今回の新型「Trinity Advanced SL」シリーズは3モデル。「Trinity Advanced SL 0」と「Trinity Advanced SL Tri Frame Set」は主にトライアスロン向けであり「Trinity Advanced SL TT Frame Set」はタイムトライアル仕様となります。トライアスロン、TTとも同一のフレームセットをベースにセットアップを変えており、トライアスロン向けモデルには当フレーム専用設計の補給/給水システムが標準でアッセンブルされます。

(速報)1月9日に行われたばかりのオーストラリアTT選手権では、新型「Trinity Advanced SL」に同じく新型の「CADEX Max Aero Disc WheelSystem」を履かせたルーク・プラップ(Team Jayco Alula)が勝利。自身3枚目となる豪州TTチャンピオンジャージの獲得に成功しています。

 

FULL-SPEED DYNAMICS

2022年アイアンマン世界チャンピオンのグスタフ・イデンをはじめとするアスリートと共に開発が進められた新型「Trinity Advanced SL」は、よりダイナミックで汎用性の高いバイクへと進化しました。2024年7月のチャレンジ・トゥルク・トライアスロン(フィンランド)に新型「Trinity Advanced SL」のプロトタイプを持ち込んで勝利したグスタフは、「一番感じたのは、乗っていて楽しいということ。特にダウンヒルは、バイクの素晴らしさを明示する指標になります」と語っています。

今回の改良点の筆頭は、ディスクブレーキへのアップデートと、エアロダイナミクスを損なうことなくコントロール性を高めたその設計です。新しいフロントフォークは、フォークレッグの底部がブレーキキャリパーと一体となるようにデザインされ、乱気流を低減させます。

さらに、最も硬く軽いGIANTの最高級カーボン素材「Advanced SLグレードカーボン」をフレームとフォークに採用し、前世代に比べて558gの軽量化と12.6%の重量剛性比向上を達成。エアロ性能のみならず、登坂性能や加速性能も向上し、あらゆる地形でスピードを維持できる性能を手に入れています。さらに、新しいハイドレーションシステムと、トップチューブに設けられた大容量ベントーボックス(最大32gのエナジージェルを6個収納可能)が、効率的なエネルギー補給を実現しています。

ULTIMATE AERO EFFICIENCY

AeroSystem Shaping Technologyにより、新型「Trinity Advanced SL」シリーズの各チューブ形状と接合部は空気抵抗を最小化する緻密な形状に設計されており、数値流体力学(CFD)による解析と風洞実験を組み合わせた長年にわたる開発プロセスの集大成と言えます。

新型「Trinity Advanced SL」フレームセットの変更点として重要なポイントのひとつは、ヘッドチューブ、ダウンチューブ、フォーク、シートポストがトランケイテッド・エリプス(翼型形状)になったことです。また前述の通り、フォークのみならずフレームについてもブレーキキャリパーと一体的な形状を成してエアロ性能を高めるデザインとされています。

さらに、前世代から大きく進化したポイントはフレーム専用設計の補給システムです。大容量リザーバータンク(M、Lサイズは850ml、XS,Sサイズは700ml)とハンドルバーエクステンションの後部のベントーボックスで構成されるこの補給システムは、装着することで総合的なエアロ性能をも向上させ、前世代と比較して5.9wのアドバンテージを実現しています。

グスタブも、「ジャイアントが本当に素晴らしいのは、専用設計の補給システムによって実効性のあるエアロ性能向上に成功していることです。なぜなら、バイク単体で速いだけでは意味はなく、リアルなレースではライダーと補給システムまで含めてトータルで考える必要があるので、全ての要素を統合して設計されたバイクには、間違いなく優位性があります」と評価しています。

 

PERSONALIZED FIT

さまざまな体格やポジションの好みに合わせて完璧なフィットを実現するシステムについても、アスリートと共にかたち作られました。新型「Trinity Advanced SL」は、シートポストのオフセットを前世代の3ポジションから4ポジションに増やし、トータル51mmの調整範囲(前世代は40mm)を提供します。

コックピットも完全に再設計され、アームレストの調整幅がさらに拡大しました。スタックの調整幅は前世代の60mmから80mmに、リーチは同じく60mmから75mmに、左右アームレストパッドの調整は6ポジションから8ポジションに増え、アームレストの角度は0度、10度、15度の3段階に設定可能。さらにエクステンション幅の調整パターンも2パターンから4パターンに倍増しました。これらのアップデートにより、ライダーの完璧なポジションを実現するセッティングの選択肢は8,640通りと、前世代の24倍に及んでいます。また、この調整システムはスペーサーと2本のボルトを用いたシンプルな構造のため、簡単な作業で細やかな調整が可能です。

 

TRINITY ADVANCED SL 0

常にアスリートと共に世界の舞台で戦ってきた「トリニティ」がフルモデルチェンジ。大幅な軽量化やエアロダイナミクスの最適化のみならず、テーラーメイドのようなフィット感と快適性まで獲得し、全方位的に進化。

完成車の「SL 0」は、あらゆるコンディションでも抜群のコントロール性とエアロ性能を発揮する「CADEX Aero 4-Spoke WheelSystem」と、世界を転戦するトップアスリートに選ばれる超軽量コンポーネント「SRAM Red AXS」をスペックするトップグレード。

  • 標準価格 : ¥1,705,000(税込)
  • サイズ : 465 (XS), 495 (S),525 (M), 550 (L) mm
  • カラー : カーボン・プリズマティックヘイズ

※トップチューブストレージ、ハイドレーションキット、コンピューターマウント付属、電動コンポーネント専用フレーム

  • フレーム : Advanced SL-Grade Composite,12x142mm thru-axle, disc
  • F.フォーク : Advanced SL-Grade Composite,full-composite steerer, 12x100mm thru-axle, disc
  • ギアクランク : SRAM RED 1 AXS, 48T
  • 変速パーツ : SRAM RED AXS E1  12-Speed
  • ブレーキセット : SRAM RED hydraulic, [F]160mm, [R]140mm
  • ホイール : CADEX Aero 4-Spoke Disc WheelSystem
  • タイヤ : CADEX Aero Tubeless 700x25C

 

TRINITY ADVANCED SL TRI FRAME SET

常にアスリートと共に世界の舞台で戦ってきた「トリニティ」がフルモデルチェンジ。フレームセット全体で前世代から558gもの大幅な軽量化を果たし、最新テクノロジーによるエアロダイナミクスを最適化。さらにコンタクトポイントの改良によりテーラーメイドのようなフィット感と快適性まで獲得し、全方位的に進化。

  • 標準価格 : ¥748,000(税込)
  • サイズ : 465 (XS), 495 (S),525 (M), 550 (L) mm
  • カラー : カーボン・クローム

※トップチューブストレージ、ハイドレーションキット、コンピューターマウント付属、電動コンポーネント専用フレーム

  • フレーム : Advanced SL-Grade Composite,12x142mm thru-axle, disc
  • F.フォーク : Advanced SL-Grade Composite,full-composite steerer, 12x100mm thru-axle, disc
  • ハンドルバー : GIANT Base Bar w/ integrated stem combowith new Sync rest set, 10/15degree extension
  • ステム : Base Bar w/ integrated stem
  • シートポスト : Trinity Composite

 

TRINITY ADVANCED SL TT FRAME SET

常にアスリートと共に世界の舞台で戦ってきた「トリニティ」がフルモデルチェンジ。フレームセット全体で前世代から558gもの大幅な軽量化を果たし、最新テクノロジーによるエアロダイナミクスを最適化。さらに最大30mmに対応するタイヤクリアランス、コンタクトポイントの改良によりテーラーメイドのようなフィット感と快適性まで獲得し、全方位的に進化。「TT」フレームセットはUCIのタイムトライアル規定に対応。

  • 標準価格 : ¥715,000(税込)
  • サイズ : 465 (XS), 495 (S),525 (M), 550 (L) mm
  • カラー : カーボン・クローム

※ダウンチューブボトル&ボトルケージ、コンピューターマウント付属、電動コンポーネント専用フレーム

  • フレーム : Advanced SL-Grade Composite,12x142mm thru-axle, disc
  • F.フォーク : Advanced SL-Grade Composite,full-composite steerer, 12x100mm thru-axle, disc
  • ハンドルバー : GIANT Base Bar w/ integrated stem combowith new Sync rest set, 10/15degree extension
  • ステム : Base Bar w/ integrated stem
  • シートポスト : Trinity Composite

 

 

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Happy New Year 2025

新年おめでとうございます。

今年もみなさまの挑戦とその感動を追いかけてみたいと思います。2025年のご活躍を祈念します。

■2025 Report Schedule

  • 4月 全日本トライアスロン宮古島大会
  • 5月 ワールドトライアスロン横浜大会(エリート)
  • 5月 霞ヶ浦国際トライアスロンフェスタ(予定)
  • 6月 五島長崎国際トライアスロン(予定)
  • 7月 全日本トライアスロン皆生大会(予定)
  • 9月 佐渡国際トライアスロン
  • 10月 IRONMAN World Championship KONA(予定)

 

 

「2025年もよろしくお願いします。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

九十九里トライアスロン2025 開催決定

来年の99Tが決定した。

九十九里大会は、2000名を超えるが、これは国内最高峰と言える人気大会だ。都心からのアクセスが良く、何と言っても「ミドルディスタンス」の設定が特徴と言えるだろう。数少ないミドルであり、翌年のロング挑戦のステップとする大会としては絶好の開催時期となる。

Photo by 99T

以下、大会のプレスリリースとなる。

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2024年12月6日

九十九里トライアスロン実行委員会

九十九里トライアスロン2025 9月27日(土)開催決定!

2024年12月6日(金)、株式会社アスロニア(CEO:小林正晴)は、2025年9月27日(土)に「九十九里トライアスロン2025」の開催を決定しました。

【本大会の特徴】

  1. 2000名を超える日本最大規模の大会
  2. 都心からわずか1時間半のアクセス
  3. スタンダードディスタンス/ミドルディスタンス/10Kランを併設
  4. 初心者にやさしいコース設計
  5. 他大会と比較して若者の参加率が高い大会
  6. 楽しくカジュアルな雰囲気を重視した大会

【大会概要】

大会名称 九十九里トライアスロン2025

開催時期 2025年9月27日(土)

競技距離

  • ミドルディスタンス(スイム1.9km/バイク90.1km/ラン21.1km)
  • スタンダードディスタンス(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)
  • 10Kラン

大会HP http://www.99t.jp

主催 九十九里トライアスロン実行委員会

【エントリーについて】

募集開始 2025年3月予定

参加資格 18歳以上の健康な男女

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株式会社ATHLONIA (ATHLONIA Corp.) / CEO:小林正晴

「世の中にもっともっとトライアスロンを広めたい!」との想いから設立。ホノルルトライアスロン、九十九里トライアスロン、別海アイスマラソンなどの大会の運営や、トライアスロンスクール「ATHLONIAトライアスロンアカデミー」運営などを手がける。

  • お問合せ :kotaro@athlonia.com TEL. 03-6459-0451(担当:丸山)
  • オフィシャルHP:http://www.athlonia.com

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

アイアンマンジャパンみなみ北海道 2025 開催決定

来年のジャパンが決定した。

現在、国内の大会では最も「パワー」を感じる大会だ。「IRONMAN」であることは当然だが、コース設定や時期などエリートから初ロングの選手まで、幅広く楽しめる大会と言えるだろう。

Triathlon GERONIMO アイアンマンジャパンみなみ北海道2024 Race Recap

以下、大会のプレスリリースとなる。

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2024年12月1日

アイアンマンジャパンみなみ北海道大会実行委員会

アイアンマンジャパンみなみ北海道 2025年9月14日(日) に開催決定

2024年9月、日本で行われるフルディスタンスのアイアンマンとして9年ぶりに開催されたアイアンマンジャパンみなみ北海道。期待が高まっていた2025年大会が、9月14日(日) に開催されることが決定しました。

北海道北斗市、木古内町で行われるレースは、アイアンマンを目指すアスリートたち全ての躍動を力強く支え、さらに進化した舞台となります。その特徴は以下の通りです。

世界に示した “JAPAN STANDARD”

レース後の出場者アンケートの『総合満足度』で、87%の支持を得られました。これは、世界のアイアンマン平均値を上回る高評価で、アイアンマンジャパンみなみ北海道は、開催1年目にして世界のスタンダードとして認めらたことになります。

『みなみ北海道』を満喫できる唯一無二のコース

アイアンマンジャパンみなみ北海道は、北斗市、木古内町の大自然を使った壮大なコース、魅力的なホテルが立ち並ぶ函館を含む、みなみ北海道ならではのロケーションが、アスリートたちを迎え入れてくれます。

スイムは遠浅の内海から函館山を望む絶景コース。バイクは自動車専用道路の函館・江差自動車道を占有した高速ルート。そしてランは、木古内の風光明媚な自然と街中での温かい声援を肌で感じつつ、木古内町役場でフィナーレを迎えます。

初心者に優しいレースコンディション

2024年大会の完走率が、93.4%という高い水準だったことからもわかる通り、9月中旬の北海道の穏やかな気候や17時間という長い制限タイム、全面規制された自動車専用道路の安全なバイクコース、フラット基調となるランコース、そして何より、ボランティアやスタッフの手厚いサポートが、参加者を力強く後押ししてくれます。

「いつかはアイアンマン」を夢見る初挑戦のアスリートにとって、これ以上ないコンディション。MCから「You are an IRONMAN」と呼ばれる絶好のチャンスとなるでしょう。

2週間で募集が締め切られたプレミアレース

2024年大会は、選手募集開始から先着300人の Tier1がわずか33分で終了し、1,500人の募集枠がわずか2週間で完売、その人気や期待度の高さが話題になりました。世界中から注目される2025年大会も出場枠が争奪戦になること必至です。

2025年大会は12月中旬にエントリー開始予定。最新の情報や今後アップデートされる大会プロフィールなどはオフィシャルのフェイスブック をフォロー、及び大会サイトhttps://www.ironman.com/im-south-hokkaidoを参照してください。

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Triathlon GERONIMO

その他:HOKKAIDO 2024 http://triathlon-geronimo.com/?p=50911

Facebook:https://www.facebook.com/TriathlonGERONIMO/

Instagram:https://www.instagram.com/triathlon_geronimo/

Threads:https://www.threads.net/@triathlon_geronimo

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「出るからにはしっかりとした練習を」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Journal – IRONMAN World Championship

世界最高峰のトライアスロンが「アイアンマン世界選手権」です。その取材を「トライアスロン“モノ”ジャーナリスト」の大塚が、96年から行って、今年で21年目となります。そのレポートを毎回ここで10000枚の画像から厳選してアップしています。アップする内容は、「機材」「大会」についてです。やはり専門の機材については、最新かつ詳細にお知らせしたいですね。世界最速のアイアンマンは誰なのか、大会の模様もお伝えします。そして、2000年から、「トライアスロンJAPAN」「トライアスロンTRIP」「トライアスロンLUMINA」の3誌に渡り、アイアンマンの機材関連の記事を執筆させて頂いています。バイクチェックイン6時間取材、レース当日のプレストラックからのライブ取材など、最新の「生情報」をお伝えしています。こちらも是非ご覧下さい。

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Number
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KONA 2024

KONA 2023

NICE 2023

KONA 2022

St.George 2021

KONA 2020 Cancelled

KONA 2019

KONA 2018

KONA 2017

KONA 2016

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KONA 2015

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KONA 2014

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マッカフィニッシュ
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IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP KONA 2024 Result

Photo by Donald Miralle for IRONMAN

2024年のKONAが終わった。

優勝を飾ったのはドイツのベテラン、パトリック・ランゲだった。自身3度目の優勝は驚異的なコースレコードを叩き出した。

ランゲの優勝を予想していた人はどのくらいいたのだろうか。2017年、2018年と連覇してから6年ぶりに返り咲くことを。今年で38歳、同じくドイツの先輩、ヤン・フロデノの最後の優勝は2019年の38歳の時。世界の選手は強い、と言うだけで良いのだろうか。

単なる優勝ではない。7時間35分という考えられないタイムであったことは3種目全てがバランス良く、完璧な走りを示している。38歳で「進化」した姿を見せつけたと言うことだ。

その走りは、やはり、得意のランが凄かった。昨年のニースでも快走を見せ、2位ではあったが、2時間32分というタイムを叩き出している。その姿は過去最も美しい走りをする選手ではないだろうか。

ランに入り先行する昨年覇者サム・レイドローを猛追していたが、レイドローはまさかの大ブレーキとなった。大きく減速してしまったレイドローに声をかけながら抜かしたランゲは、そこからまた一段ギアを上げた。叩きのめすかのようにレイドローの目の前で一気にペースアップ。絶望感を与えた。

ランゲの走りは安定し、後では、2位争いが行われているが、別格の走りで異次元となっていた。昨年は惜しくも2位に終わっているだけに何としても優勝したかったはずだ。また年齢的にもこれからは厳しくなる中での優勝は歓喜のゴールとなった。

元々、感情を大きく表すランゲだが、今回のゴールの瞬間は爆発していた。

Photo by Ezra Shaw/Getty Images for IRONMAN
Photo by Ezra Shaw/Getty Images for IRONMAN
Photo by Sean M. Haffey/Getty Images for IRONMAN
Photo by Sean Haffey / Getty Images for IRONMAN

Top five professional men’s results:  

SWIM BIKE RUN FINISH 
 1. Patrick Lange DEU   00:47:09  04:06:22  02:37:34  07:35:53 
 2. Magnus Ditlev DNK 00:48:18  04:02:52  02:46:10 07:43:39 
 3. Rudy von Berg USA  00:47:18  04:05:49  02:48:11  07:46:00 
 4. Leon Chevalier FRA  00:50:43  04:01:38  02:49:56  07:46:54 
 5. Menno Koolhaas NLD 00:47:02  04:05:02  02:50:02  07:47:22 

Full results for the 2024 VinFast IRONMAN World Championship triathlon can be found at www.ironman.com/im-world-championship-kona-results.   

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka