コーブサイクリングは、1972年創業でテキサス州に本拠地を置くサドルブランド。
ハワイアイアンマンでは、ここ数年でメジャーになったサドルだ。2010年では67個で8位のシェアだったが、翌年2011年では、倍増の136個で5位となった。この時が一番注目、話題となり、その後は、着実に伸ばし、トップ5サドルとなった。2014年では、202個で4位だった。デザイン性がやや特徴的で、敬遠されがちなイメージはあるが、乗り後心地は、極めて良い。
メインではないが、クランクなども製作、145mmや155mmの短いものだけをリリースしている。
このプラス2は、簡単に言うと人気メインモデルのプラスの改良型と言えるだろう。フィーリングは維持しつつ、特に先端形状がコーブの特長、前方に座っても違和感が極めて少ない。そして、細身のタイプであること。そして、プラス2は、下部の形状を変えレールとの干渉、前後スライドの見直し、後部に取付けるウォーターシステムなどが改良、追加となった。人気サドルの完成度が高まったのだ。
GEN2以降、コーブの新世代サドルになってから搭載されたリアマウントウォーターシステム。ストレージスペースがあり、ボトルケージが取付けられる。
「個人的には、オススメのサドルです。痛みを全く感じません。万人とは言えませんが、幅広くいろいろな人に合うはずですよ。」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka