【IMジャパン北海道】    ②プロバイク(WOMEN)速報

男子に続き、女子プロのバイクは、以下の通りだった。(チェックイン時の仕様)

女子のバイクは、一選手を除き、「トライアスロンバイク」。ただ、その一選手とは、3連覇となったシャオユー・リーだった。ホイールも男子同様、リムハイトが高い傾向があり、目立っている。また、1名ディスクホイールの使用もあった。ブランドは、9台中3台のシーポとなっていた。モデルは、やはり女子向きの傾向はあり、マンバ、ベノム、4000、スライスなど、乗り味がマイルドなバイクが使用されていた。Di2は、9台中5台という結果だったが、諸事情もあるだろう。また、パワーメーターがほとんど使用されていなかった。

男子プロバイク: http://triathlon-geronimo.com/?p=3736

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【1位】   #21   2015  CEEPO  MAMBA

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【3位】   #22   2015  SCOTT PLASMA5

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【2位】   #24   2015  CEEPO  VIPER

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【6位】  #25   2015  CEEPO  VENOM

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#26   2015  KESTREL  4000

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【5位】   #27   2015  SPECIALIZED  S-WORKS SHIV

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#29   2013  GIANT  TRINITY ADVANCED SL1

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【7位】   #32   2015  Cannondale SLICE

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#33   2015  STORK  AERO2

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女子プロのバイクは、いろいろな諸事情が垣間見える。ポジション、フォーム、脚筋力、得意不得意などが、見えてしまう。現在、男子でもバイクの「選択肢」が多いとは言えない。更に女子となれば、その選択肢が少ないのだ。選択肢が増えることで、バイクのパフォーマンスも上がるはずだ。「女子向け」そして、「エイジ向け」のラインナップが増えることを大いに期待したい。

特にアジア人女子プロのために。

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「詳しくは、またLUMINA No.49で、ご紹介します。(10月売り)」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【IMジャパン北海道】    ①プロバイク(MEN)速報

男子プロのバイクは、以下の通りだった。(チェックイン時の仕様)

バイクはもちろん、「トライアスロンバイク」。一部の長い坂や急な坂もあるが、やはりメインはDHポジション。ただし、スプロケットは、大きめをセットしていた。5%前後までは、DHポジションを多用する選手も少なくない。ホイールもそれに合わせた選手が多い。ホイールのリムハイトも75~90mmと高く、ディスクホイールも目立っていた。ブランドの傾向はなかった。Di2などは当然のこと、13台中、10台は、その仕様となっている。プロでは、サポートの関係以外、「チェック不要」のアイテムとなった。

一つ気になったのが、全体的にサドルの位置が前にセットされていることだ。大半のバイクがシートアングルがすでに立っている「トライアスロン前乗り仕様」だが、更に前にセットされている。もちろん、各選手のフォームや体型から判断しないと何とも言えないのだが。比較的な話だが、サドルを前にセットするということは、更にアップダウン対応ではなくなるということだ。

来年も同じコースで開催された場合、バイクの仕様がどうなっているのか。。。

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【2位】   #1   2015  BLUE  TRIAD SL

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#2   2015  FELT  IA  FRD

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【3位】   #4   SPECIALIZED  S-WORKS SHIV

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【9位】   #5   Cervelo  P3

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【4位】   #6   2015  BMC  TM01

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#8   2015  ORBEA  ORDU OMR

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【6位】   #9   2015  MERIDA  WARP TRI

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#10   2015  BH AeroLight

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#11   2015  SPECIALIZED  S-WORKS SHIV

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#12   CULPRIT  BULLET

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【1位】   #13   STOSCK  AERO2 BASIC

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プロも悲鳴を上げたタフなコース。アイアンマン屈指の難コースだったと言えるが、プロバイクは一般的なコース設定と変わらないように見える。変えていない、「1人1ポジション」ということなのだ。トライアスロン全般の想定からDHポジションは、「大前提」。機材論としては、ロードバイクが優位とされるかもしれないが、「二刀流」はないということだ。アップダウンを想定すれば必ず仕様は変わり、フォームも変わるが、変えない。ここでは大事なことは、メインに使用するDHポジションのバイクで「アップダウン&テクニカル対応」が必要となるということになる。

アイアンマンは、「ロングツーリング的タイムトライアル」だからだ。

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「詳しくは、またLUMINA No.49で、ご紹介します。(10月売り)」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 DEROSA①

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本日は、デローザの新製品発表会が開催された。

デローザは、1953年創業の老舗でイタリアンを代表するロードブランドだ。老舗中の老舗と言っても過言ではない。60年以上の歴史は、重みを感じさせるイタリアンロードで、現在はプロチームのサポートなども活動的に行っている。ロードでは、メジャーだが、アイアンマンなどトライアスロンではほとんど使用されていない。ただ、国内のトライアスロンでは、そのイメージ以上に使用され、6月のアイアンマン70.3セントレアでは、全101ブランド中、16位の使用率となっていた。

デローザのラインナップの特徴は、カーボンフレームをメインとしながらも、伝統的なクロモリフレーム、金属系最高峰のチタンフレーム、そして、恐らくデローザのみとなったスカンジウムのアルミフレームなど、イタリアンの老舗ブランドとして、すべてのマテリアルで、こだわりのラインナップとなっているのだ。

そして、今回の発表で、一番注目となっている「Nick」、ウーゴデローザの孫にあたるニコラスから命名された。そして、エアロロード「SK」など、老舗のイタリアンが新しいデザインで、センセーショナルな2016年モデルとなる。尚、SKは、世界同時発表とし、8/26以降の情報解禁となる。

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2016  DEROSA KING XS JAPAN ltd. ¥620,000 + tax

通常価格であれば、70万オーバーの価格となるが、オリジナルカラーとカンパニョーロのアッセンブルにこだわった、日本限定販売となるモデルで、50台限定。また、新製品として、テクトロ製のデローザオリジナルブレーキがセットされている。そして、カスクのヘルメット、PROTONEに、同じネイビーピンクが追加となった。

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2016  DEROSA IDOL ¥268,000 + tax(フレーム)

デローザで人気No.1モデルがこのアイドルだ。3年目の継続となるアイドルは、グレーマットが廃盤となり、オリジナルカラー、そしてこのデローザサンティーニカラーが追加となった。デローザサンティーニは、デローザがサポートするイタリアのアマチュアチームだ。今回3モデルにそのチームカラーを設定している。

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【New】2016  DEROSA Nick ¥329,000 + tax

2016年から新ラインナップされたモデルで、デローザイチオシとなっている。フルカーボンフレームに105のアッセンブルと、幅広く扱い易い。ホイールは、シマノだが、SHIMANOロゴではなく、DEROSAロゴとなる。細かいところにこだわるのがデローザだ。プラネットより100gの軽量化となり、よりレーシーとなった。

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2016  DEROSA AVANT ¥277,000 + tax

2016年はニューカラーとなったアバント。「デローザサンティーニ」のカラーも追加となった。デローザのエントリーモデルとして、初めてのデローザに最適となるだろう。バランスとれたアッセンブルとカラーリングで女性にも人気モデルとなっている。そのため、サイズも36.5cmからラインナップされている。

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2016  DEROSA PROTOS ¥740,000 + tax(フレーム)

プロトスは、ニューカラーが追加となった。ニッポとサンティーニのレーシーなカラーだ。プロトスは、プロ仕様のバイクで、剛性と軽量性を高次元に融合させたデローザのフラッグシップだ。左右非対称のフレームデザインもトレンディ。「BLACK LABEL」の対象モデルとしてカスタムサイズとしてオーダーが可能となっている。

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2016  DEROSA PROTOS ¥740,000 + tax(フレーム)

これが、UCIプロコンティネンタルチーム、NIPPO-VINI FANTINIのカラーだ。マットネイビーにオレンジのアクセントになったデザインは、上品ながらレーシーに仕上がった。

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【New】2016  DEROSA Age Luster ¥432,000 + tax(フレーム)

2016年のニューモデルの一つ、アジェラスター。ネオプリマートと同じジオメトリーを持つクロモリロードだが、ラグではなく、Tig溶接で、その磨き上げられたフィレットブレージング仕上げが美しいのだ。レトロモダンをコンセプトに造られたアジェは、まさにデローザらしさの一台と言えるだろう。ラスターはフルメッキ仕上げだ。

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2016  DEROSA NEOPRIMATO ¥275,000 + tax(フレーム)

ローザの顔とも言える、ネオプリマートは、グローバルでは生産中止となった。ただ日本国内では、根強い人気があり、国内限定にて継続されている。2カラー追加となったが、一つは、デローザサンティーニカラーとなっている。乗り味優先で造られているネオプリマートは、「永遠の定番」モデルである。

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【New】2016  DEROSA Titanio Solo ¥960,000 + tax(フレーム)

価格的には最高峰となるチタンフレーム、チタニオソロ。シンプルなチタンチューブで造られた、金属フレームマニアのための一台。カラーリング、パーツアッセブルなど見本車は、極めて「精悍」と言った風貌だった。体重90kg制限は、解除となっている。また、受注後6ヶ月以上を要する。

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2016  DEROSA Titanio 3.2,5 ¥695,000 + tax(フレーム)

2016年も継続のチタニオ3.2,5は、ソロよりは、リーズナブルで、クラシカルデザインとなっている。チタンは、加工に手間と高い技術を必要とするこだわり派のフレームだ。このフレームは乗り味もマイルドで幅広く使用できるモデルだ。また、このフレームもカスタムサイズのオーダー対象となっている。

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2016  DEROSA SCANDIUM ¥460,000 + tax(フレーム)

スカンジウムは2016年も継続となる。スカンジウムはアルミ合金で、7000系アルミにレアメタルを1~2%が加えられている。強度は、40~50%増し、10%軽く、振動吸収性も高まる。デローザ以外、現在、スカンジウムを生産しているメーカーは恐らくないだろうとのこと。

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デローザは、粋なイタリアン。イタリアンの中でも、特有のオーラを放つブランドだ。伝統と美しさを大事にしながら、カンパニョーロとのコラボレーションや、プロチーム供給など、近年、幅広い活動をしている。流行の浮き沈みに左右されないブランドとして、自転車界を牽引してほしい。現在、イタリアンロード系のトライアスロンへ参入が目立って来ている中、デローザがアイアンマンで多く見られる日は来ることを期待したい。

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「ロードと言えば、イタリアン。イタリアンと言えば、デローザ。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 CEEPO VIPER 2016

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シーポの2016年バイパーが発表になりました。
詳しくは、8/25以降、ユーロバイクからの情報でお知らせします。
まずは、下記バイパーのPV動画をご覧下さい。
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 TREK WORLD JAPAN ② Madone Development

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本日は、京都でトレックの新製品発表会が開催された。

既に新製品の概要は、お知らせした通りだが、今回は、その「開発」に関わるスタッフからのプレゼンテーションがあった。今、各社において、エアロダイナミクスが最も熱いと言っても良いだろう。1カテゴリーと見られがちだが、各社の「テクノロジーの結晶」がエアロロードでもある。全般的には、「軽量性」その結果として「登坂性能」の高いものも、人気となっているが、「オールラウンド性」を考えると絶対に必要なカテゴリーであり、最も難しい「エアロダイナミクス」との対峙があるのだ。現在UCIの重量規定から見れば、「軽過ぎる」バイクを活かし「エアロフォルム」にして、ちょうど良いものに仕上がるのだ。もちろん、UCI規定の関係ない多くの一般ユーザーは、「6.8kg」では物足りない。更に軽量なバイクを求める。「軽量性」は理屈だけではなく、単純に「心地よい」ものを直感として感じるからだ。ただ、ツーリングなどを楽しむユーザーも経験していることだが、実際に走るコースは、アップダウンもあれば、フラットもある。実際のイメージとしては、アップダウンをクリアし、フラットは、「高速」で走りたいという人も少なくないだろう。もちろん、用途、好みにより絶対はないが、明らかに、必要な「要素」を集結させたバイクが「エアロロード」であり、ここ暫く、「エアロダイナミクス」は、重要なキーワードとなるだろう。

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Mio Suzuki – Analisis Engineer

今回、ゲストスピーカーとして来日したのは、トレック本社のエアロダイナミクスにおける日本人エンジニアである鈴木美央氏。CFD解析を行う唯一エンジニアで、風洞実験の最高責任者でもある。今回の新型マドンの開発チームであると同時に、昨年9月にイェンス・フォイクトがアワーレコードの世界新記録(当時)を樹立した際のサポートメンバーでもある。トレックが誇るテクノロジー開発の第一線で活躍する鈴木氏は、「私は、一番が大好きです。」と専門性の中にも楽しく、その「秘密」を話してくれた。

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トレックはどのように究極を追求するのか?
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まず、開発プロセスとして、2,3年かけている。
① 現在の市場のバイク、アクセサリーの評価
② CAEツールを用いた設計イテレーション(CFD、FEA)
③ 風洞、Velodrome & フィールドでの検証
④ デザインの改善
⑤製造
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トレックのエンジニアリングの競争上の優位性?
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① シュミレーションとテストの専門家の知識を有した専門分析グループを持っている唯一のメーカー
② 最も洗練されたコンピューティング技術を使用(cloud Computing)
③ 業界初、マルチフィジックスアプローチ(FEA+CFD)
④ 業界初、最適化ソフトウエアを使用(HEEDS)
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Aerodynamics:CFD 
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CFDデータの誤差を3%以内にするため、CFDの新しい手法として、 空気抵抗だけではなく、下記の要素も加味している。
① 表面流動が分離する方向
② バイク表面付近に発生する低エネルギーの渦・乱流
③ 後方乱流の量
④ 局所的、蓄積された空気抵抗分析
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CFD解析の例:空気分離および乱流構造
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2013年モデルは、ヘッド周り後方、シート周り後方が赤くなっていることがわかる。これは、乱流が発生している箇所となる。そして、2016年モデルでは、その「赤」が少なくなっていることがわかる。
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2013年モデルに対して、PROTO X の方が、「黒い筋状」のものが多く見ることができる。これは、空気の流れを示していて、フレーム表面を滑らかに通り過ぎている。これにより乱流発生が起きていない状態が確認できる。
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Efficient Airflow Over The Components

フロントブレーキは、カバーではなく、一体状のデザインとなっている。カバーでなくても同等のエアロ効果があり、メンテナンス性を優先している。またハンドル、ステムのエアロダイナミクスにもこだわっている。ハンドルは、プロレベルで3Wセーブになるとのこと。また、ステムの上はフラットになっているが、これは、一般的なフォークコラムがステム上に残っている場合、エアロダイナミクスが落ちてしますからなのだ。

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Design Iteration Using CFD and FEA
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究極のレースバイクは、速いだけではなく、マドンが知られてきた優れたハンドリングを持っている必要がある。空気力学解析と構造解析を同時に進める事によって全ての面で最高のパフォーマンスのフレームを完成させた。
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Riding Load Analysis:Cornering Model
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高速コーナー時に起こるダウンチューブ中央に発生する歪のコンピューター予測と実測値が非常によく一致している。
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Water Bottle Location Optimization
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コンピュータの計算結果からボトルの取付位置の組み合わせを、140回のシュミレーションを繰り返した。そして、最適なソリューションは、フレームとウォーターボトルの空気抵抗を5.5%低減した。
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Design Validation : Wind Tunnel

風洞実験はサンディエゴで行っている。

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Wind Tunnel Data

旧型及び各社と比較では、極めて高いエアロダイナミクスを持っていることがわかる。ヨー角15度では、その性能が顕著に現れている。

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鈴木氏、実はトライアスリートでもある。帰国後、地元アメリカで3レースの予定があるとのこと。アメリカ在住20年の彼女は、「来年は、日本のレースも出てみたい」と言っていた。
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「開発には、何人もトライアスリートがいます。もちろん、コナレベルのトライアスリートもいて、中には、エイジ入賞するレベルの人もいます。やはり自分たちで使ってみないと開発できないですよね。」
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ユーザー目線での開発にも余念がない、そんなトレックの開発スタッフの声は、熱いものがあった。更なる、トレックの進化、そして、トライアスロンへの注力を大いに期待できる感触があった。
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 「今後のご活躍を期待しております。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 TREK WORLD JAPAN ①

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本日は、京都でトレックの新製品発表会が開催された。

トレックは、来年40周年を迎える、スポーツバイクNo.1のアメリカンブランドだ。ロードは、この「エアロ」のマドン、先行で「軽量」のエモンダ、継続「エンデューロ」のドマーネと3つの「性格」を持つトレックのロードラインナップとなっている。そして、アイアンマン世界選手権においては、上り調子の2位の使用率となっている。もちろん使用されるバイクは、同社トライアスロンモデルのスピードコンセプトだ。国内においても人気は高く、先月のアイアンマン70.3セントレアでは、第3位の使用率(http://triathlon-geronimo.com/?p=1655)となっている。

現在、トレックもイヤーモデルという設定はしていない。エアロロードのマドンは、2010年リリースのトライアスロンバイク、スピードコンセプトで培った、KVF形状のフレーム断面となっている。この形状は、トレックが初めてロードバイクに採用したものだ。今では、各社同様の形状が主流になり、それが、2010年以降の「次世代エアロロード」の流れとなっている。

今回の目玉はもちろん「NEW MADONE」であったが、先月の発表会で先行チェック、インプレでも30km走行はしていたので、全体的にラインナップをチェックしてきた。各モデルは、2~3年目に入り「パーフェクトマシンTREK」の完成度の高いものとなったのだろうか。ニューマドンの登場で、「トレックテクノロジーの集大成」をアピールできたと思う。エアロと相反する快適性へのこだわり、マテリアルを駆使し、エモンダなどから培った軽量性など、エアロロードは、各社の「コンセプトモデル」でもあり、注力が期待される中での今回のニューマドンは、2016年を大いに沸かせる一台となったことは、間違いないだろう。

ニューマドンの発表は、エモンダを遥かに超える160%以上のアクセス、他社のエアロロードとは、一桁違うFACEBOOKの「いいね」など、大きな話題となっているようだ。

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ニューマドンは、会場の中央に展示され、発表会を盛り上げていた。

《関連情報》

①THE ALL-NEW MADONE http://triathlon-geronimo.com/?p=2671

②インプレ http://triathlon-geronimo.com/?p=2726

③Triathlon LUMINA http://triathlon-geronimo.com/?p=3106

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2013年でモデルチェンジした、スピードコンセプトのモデルチェンジが気になっていたが、今回は、継続となり、変更はなかった。トレックは、昨年のハワイアイアンマンでの使用率が、第2位となっているが、その多くが、初代とこの現行のスピードコンセプトで構成されているのだ。トレックにとって、「第二次ブーム」とも言える、勢いを感じる。
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昨年リリースされた廉価版モデル7.0シリーズは、カラーチェンジ。
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「究極の軽さ」は、完成車で4.65kgを誇る、エモンダの頂点SLR10。
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「圧倒的な快適性」は、ISOSPEEDに寄るもので、振動の分散に優れる。
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トレックの提案するWSDシリーズ。女性専用のシルクやエクサ、女性に調整された、エモンダ、マドン、そして、スピードコンセプトなど、その取組は徹底的なプロジェクトになっている。
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トレックのカスタムバイクシステム「PROJECT ONE」は、美しいペイントが特長的。フレームカラー、予算に合わせた価格、パーツの選択肢、パーツサイズ、コンポーネントの選択肢、ホイールカラーなど、世界にたった1台しか存在しないバイクを造ることができる。
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エモンダSLRの「FACTORY RACING」カラーは人気のカラー。
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JENS VOIGTのアワーレコードモデル。
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トレックのグループブランド、ボントレガー。単なるオプションブランドではない。完全に独立したそのクウォリティは、自立しているブランドでもある。ただ、トレックとのアッセンブルが最もベストマッチングとなる。
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bike rader誌の「エアロヘルメットバトル」テストでも一番評価の高かったバリスタ。そして、アジアンフィット対応となっている。
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ショートテールTT「アイオロスヘルメット」。
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軽量トライアスロンサドルで、若干ショートとなっている。
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スピードコンセプトのDHバーのエクステンションも交換可能。
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オリジナルのファブリックで、様々なコンディションにも対応できる。
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最後にトレックからの強い提案がこの「Flare R」だ。その理由は。。。
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①死傷事故の約80%が、日中に発生。
②後方から追突事故による致死率は、出会い頭事故に比べ約10倍高まる。
③サイクリストは自身に対するドライバーからの視認性を700%も過大評価している。
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これは、ハンドルやヘルメットに装着したライト、ランプなどをリモートで点灯、点滅などを操作でき、同時に点灯確認のモニタリングも可能となっている。やはり、事故になる前に装備したものを、「タイムリー」に、「安全」に、「確実な操作」などが必要となってくるからだ。
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トレーニングに集中することは、安全面において「散漫」になる可能性がある。まずは、「安全第一」に走行することを考えなければいけない。そのために必要なアイテムの一つだ。
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「次回は、トレックのエアロテクノロジーについてレポートします。本社から開発エンジニアも来日しています。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 LAPIERRE

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本日は、ラピエールの新製品発表会が開催された。

ラピエールは、フランスの歴史あるブランドだ。地元ツールドフランスに参戦している、名門プロチームFDJの使用するバイクとしても有名だ。エアロ系、ヒルクライム系、そして、エンデュランス系と、それぞれの用途への対応したモデルも充実している。現在、トライアスロンでの使用は少ない。MTBも注力する総合ブランドだ。

そして、今回の発表は、フルモデルチェンジが1モデル、マイナーチェンジが1モデル、後は、カラーリングのチェンジとなる。モデルチェンジは「軽量化」を中心に施されているようだ。現在、ラピエールもエアロロードをトップに位置づけているだけに、今後の進化、発展があるだろう。また、トライアスロンへの注力も期待したいところだ。

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2016 LAPIERRE XELIUS SL 600 FDJ MCP ¥549,000 + tax(ホイール別)

今回の注目モデルがこのゼリウスSLで、唯一フルモデルチェンジとなった。シリーズ最軽量のヒルクライムモデルだ。ダブルトライアングル形状のフレームは、前作より15%の剛性アップに成功している。フロントブレーキはダイレクトマウントを採用し、制動力を向上。またDi2バッテリーはBB下からダウンチューブに挿入、配置させることよって低重心化させている。

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2016  LAPIERRE XELIUS SL 500 MCP ¥399,000 + tax

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2016  LAPIERRE AIRCODE SL ULITMATE ¥389,000 + tax(フレーム)

ラピエールのエアロロードがこのエアーコードだ。そのエアーコードが軽量化されたモデルがこの「SL」となる。剛性を保ちつつ、フレームで約90g、フォークで約20gの軽量化を実現している。また、昨年のツールでも個人総合3位、新人賞となっているのだ。ダウンチューブとシートチューブをカムテール形状にして、エアロダイナミクスを高めている。フロントブレーキはダイレクトマウントを採用している。

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2016  LAPIERRE AIRCODE SL 500 MCP ¥439,000 + tax

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2016  LAPIERRE PULSIUM 600 FDJ CP ¥479,000 + tax

ラピエールのエンデュランスモデルがこのパルシウムだ。トップチューブのシート寄りが二股に分かれたデサイン。ここにバイブレーションダンパーが、仕込まれていて、エラストマーが最大3.5mm可動するのだ。また、幅広タイヤが使用できるようにリアブレーキの取付位置を変更できる。最大32Cのタイヤが装着可能となっている。そして、フォークは、板バネのような働きをするようになっているのだ。

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2016  LAPIERRE PULSIUM 500 CP ¥379,000 + tax

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2016  LAPIERRE PULSIUM ULTIMATE ¥389,000 + tax(フレーム)

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2016  LAPIERRE SENSIUM 500CP ¥279,000 + tax

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2016  LAPIERRE SENSIUM W 500CP ¥279,000 + tax

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2016  LAPIERRE AUDACIO 200 FDJ CP ¥149,000 + tax

トライアスロンでは、メジャーではないが、世界のトップブランドだ。トライアスロン用途であれば、エアコードSLになる。昨今「エアロード」がオールラウンドバイクとして、熱いが、ラピエールにも実績十分なモデルがラインナップ。テクニカルコースのトライアスロンに向くだろう。5月の世界トライアスロンシリーズ横浜大会でも確認されている。

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「フランスブランドが熱い。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 ARGON18

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本日は、アルゴン18の新製品発表会が開催された。

アルゴン18は、元オリンピアンのGervais Riouxが1989年に設立したカナダのブランド。ここ3年のアイアンマンを観ると、シェア8位、8位、11位と昨年はやや落としているが、トップ3(サーベロ、トレック、スペシャライズド)以外は、いつ浮上するかわからない注目株。また、ロードでは、BORA-ARGON18をサポートしている、トップブランドだ。特徴は、ポジション出しや、剛性バランス、安定性など、他社と一線画す、こだわりがある。また、オリジナルハンドル、DHバーにはこだわりがあり、フレキシブル性、フィット性などの高さと、フレームとの「一体化」を理想と考えている。

そして、今回の発表は、日本国内としては、三番目の代理店として、あのインターマックスが、取り扱うことになった朗報だ。すでに長年取扱いのあるクウォータと2トップのブランドとして、今後の注目となる。特にトライアスロン色の強い、ハワイアイアンマン「最後のブランド」とも言える、メジャーブランドなのだ。アルゴン18は、アイアンマンにおいて、地道な活動と、独自のハンドルシステムやフレーム剛性の考え方など、こだわりの強いブランドで、他社とは違った目線でアイアンマンバイクを造っている。アルゴン18もイヤーモデル設定をしていないため、2016年モデルではなく「現行品」ということになる。

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2016 ARGON18 E-118 NEXT ¥496,000 + tax (フレームセット)

アルゴントライアスロンのメインモデルとなるE118。

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今や定番のサーベロ型シート周りはアジャスト性がメリット。

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フィット性の高い、一体型DHバーへのこだわりがある。

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ヘッド周りはルック型にフォーク裏フロントブレーキ。

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フレームも上部と下部で剛性バランスを調整している。

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ロングセラーとなるE-118。フルモデルチェンジも期待したい。

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2016 ARGON18 GALIUM PRO ¥358,000 + tax (フレームセット)

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アルゴンはアルミフレームもリリースしている。

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世界のトップブランドと言えるアルゴン18は、日本国内では、日の目を見ていない感があったが、インターマックスの取扱いで大いに期待が高まっている。トライアスロン、ロードともに注目だが、やはり、トライアスロンでの活躍を期待したい。まずは、ハワイシェアの拡大に向け、様々なプロモーションをすることになるだろう。もちろん、日本国内の話で、幅広く支持されることも重要だが、ハワイを狙える選手に使用してもらえることが一番だろう。

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「また、一つ選択肢が増えた。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 PINARELLO DOGMA F8 “ RHINO ”

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ツール・ド・フランス 2015 第13ステージのスタート前に発表された「DOGMA F8 “RHINO”」は、チームスカイのクリス・フルームの活躍を称えたスペシャル・エディションです。

DOGMA F8 “RHINO”は、彼の着用するリーダージャージ「マイヨジョーヌ」のイエローでカスタマイズされ、そしてクリス・フルームの愛称である 「FROOMEY」のロゴに、RHINO=サイのグラフィックスが描かれています。

サイのグラフィックスは、フルームの出身地であるアフリカのケニアを象徴し、彼が支援している絶滅が心配される野生動物の 密猟や違法な取引を撲滅する野生生物保護運動を世界に広める意味がこめられ、そしてアフリカが育んだ彼の不屈の闘志をあらわ しています。この野生生物保護運動には、サッカーのデビッド・ベッカム選手やプロテニスプレイヤーのアンドリュー・マレー選 手、レーシングカードライバーのルイス・ハミルトン選手など世界中の著名なプロスポーツ選手が賛同し支援しています。

!cid_part4_00070608_09010900@pinarelloツール・ド・フランスのリーダージャージ「マイヨジョーヌ」のカラーであるイ エローを各所にあしらったスペシャル

!cid_part5_04050603_04050901@pinarelloトップチューブのサイドにはフルームの愛称「FROOMEY」のロゴとサイ (RHINO)のグラフィックス

!cid_part6_07020807_03090206@pinarelloトップチューブ上部にはチームスカイのロゴ、サイのグラフィックスと FROOMEYのロゴ

!cid_part7_09080506_00070502@pinarelloダウンチューブ上部にはイエローのF8ロゴにサイのグラフィックスと FROOMEYのロゴ

クリス・フルームのコメント:「私は南アフリカとケニアで、サイやゾウなど多くの野生生物を見て育ちました。堂々とした野生 生物たちは、私の成長にすばらしい影響を与えてくれました。そして、私は彼ら野生生物の保護活動を広めるための慈善大使に なっていることを誇りに思っています。 私はこの保護活動を支援するためにサイのグラフィックスを自転車に描きました。私のメカニックのゲイリーが、フレームにサイのグラフィックを入れたらどう か?とアイデアを出してくれました。すぐにそれが野生生物の窮状を世界に知ってもらうすばらしい方法になると大賛成しまし た。」
「今アフリカで、サイやゾウなどの野生生物が違法に密猟されている事実を広く世界に広める必要があります。そうしないと彼ら は永遠に失われてしまう危険にさらされています。子供たちにすばらしい自然を残すためにも、世界中に野生生物たちの窮状を 知ってもらう事が重要だと思ったのです。」
「サイはすごく強い生き物です。彼らは頭を低くして突進してきます。そう、私のライディングフォームみたいにね(笑)自転車 に乗ってそのフォームで走っていると、サイが私のシンボルにぴったりだと感じたんです。」

※クリス・フルームが支援する野生生物保護活動について詳しくは  http://www.unitedforwildlife.org/ をご覧ください。

DOGMA F8 RHINO YELLOW

DOGMA F8 “RHINO” CHRIS FROOME Special Edition

カラー:868/RHINO YELLOW
サイズ: 42,44,46.5,47,50,51.5,53,54,55,56,57.5,59.5,62(CC)
マテリアル:TORAYCA® T1100 1Kカーボン  Nanoalloy™
フォーク:ONDA F8 TORAYCA® T1100 1Kカーボン Nanoalloy™ 1”1/8-1”1/2

希望小売価格:\726,000- (フレームセット、税抜価格)
フレームセットには専用フルカーボンシートポスト付属します。
※10月頃より納品開始予定・予約受付中

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 KUOTA

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本日は、クウォータの新製品発表会が開催された。

クウォータは、フレームパーツの製作から始まったイタリアンブランドで、デザイン性の高さと軽量性、そして振動吸収性など高い性能で人気がある。2003年に国内デリバリーが始まった。そして、クウォータのその名を世の中に知らしめたのが、2004年ハワイアイアンマンにおいてドイツのノーマンスタッドラーが使用し優勝しているのだ。しかも、バイクの強い選手で、2006年の2回目の優勝の時は、4時間18分という驚異的なコースレコードを出している。そして、そのことが、それまで、「競技性」のイメージがなかったクウォータの「レーシングバイクの証明」になったのだ。その後、ツールドフランス参戦など、ロード界でもメジャーとなり、現在も、イタリアのプロチームをサポートしている。

クウォータのラインナップの特徴は、各レベル別のユーザーに対応していることだろう。初ロードの人でも乗り易いモデルが設定してある。そして、特筆すべきは。トライアスロンのラインナップで、大きくレベル分けされたモノ造りがなされていることだ。

そして、今回の発表は、クウォータもイヤーモデルの設定がなくなってきていて、トライアスロンのカリバー、KT03、ロードのK-UNOがモデルチェンジとなっている。もちろんカラーの変更や追加は別にもある。

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2016 KUOTA KALIBUR ¥299,000 + tax(フレーム)

クウォータトライアスロンのメインモデルカリバーは、四代目。

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大きくデザインは変わっていない。カリバーらしいカラーリングだ。

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軽量性と振動吸収性に優れるトライアスロン適正の高いモデル。

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やはり、フロントブレーキはフォーク裏。リアブレーキはBB下となる。

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ハワイで2勝しているカリバーは、幅広く使用することのできるモデル。

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2016 KUOTA KT03 ¥199,000 + tax(フレーム)

Kファクター改め、KT03として生まれ変わった。

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カラーリングとBB仕様が変更になっている。

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クウォータのリリースするエントリートライアスロン。

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2016 KUOTA KT05 ¥488,800 + tax(フレーム)

昨年リリースのクウォータトライアスロンのフラッグシップ、KT05。

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シート周りのエアロにこだわり、バッテリーはダウンチューブに収まる。

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DHバーも専用となっていて、トータルエアロダイナミクスを狙う。

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2016 KUOTA KHAN ¥370,000 + tax(フレーム)

フラッグシップのカーンは、グロスブラックからマットブラックに変更。

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振動吸収性に優れたモデルでオールラウンドで使用できる。

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クウォータ初代のフラッグシップがカーン。その名を継承したモデル。

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2016 KUOTA KOUGAR ¥248,000 + tax(フレーム)

クーガーは、ミドルレンジ。2016年も継続で、カラーリングが変更に。

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フロントブレーキは、フォーク裏。リアブレーキはBB下となっている。

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ハイエンドに匹敵する仕上がりで軽量。Di2対応で、バッテリーは内蔵。

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2016 KUOTA KOBALT 105完成車 ¥248,000 + tax

エントリーモデルのコバルトは、奥のブルーラインが特に人気。

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クウォータの人気は、やはりデザイン性、軽量性そして、振動吸収性にある。トライアスロン、ヒルクライム、エンデュランス、コンフォートと幅広く対応しているメーカーだが、やはり、競技として、最初に「世界を獲った」モデル、カリバーで更にトライアスロンへの注力を高めてくるだろう。そして、トライアスロンでは、アイアンマンワールドチャンピオンシップにおいて、「V3」を狙ってほしい。特に、過去の歴史からバイクパートの得意な選手が使用し、「強いクウォータ」を見せてほしい。

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「クウォータは、2016年も人気となるでしょう。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka