【メーカーNEWS】スペシャライズドが歴史と定評のあるロードタイヤを一新。新しいコンパウンドを開発し、さらにスピードを極める。

スペシャライズドのロードタイヤが一新されている。

タイヤは走りの基本だろう。その性能を決めると言っても良いコンパウンドの新開発されている。路面抵抗軽減はもとより、相反するグリップ性の向上など、極めて多くの要素を融合させて出来上がるタイヤはその技術の結集とも言えるだろう。更に一般ユースの場合、耐久性も低くてはならない。そんな重要な消耗パーツであるタイヤを一新している。

あと、スペシャライズドでは、「チューブレスはフックドリムで」と推奨している。チューブレスが出て久しいが、規格については今も各メーカーの独自性が強い。フックレスでは、細いタイヤ(25Cなど)が使用できないホイールメーカーもあるため、各メーカーの推奨などを良く確認の上、使用しなければいけない。

以下、メーカーNewsとなる。

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スペシャライズドが歴史と定評のあるロードタイヤを一新。新しいコンパウンドを開発し、さらにスピードを極める。

チューブレスからチューブドまで多様なニーズに応えるラインアップ。

スペシャライズドは、ライドフィールから勝負までを左右するのはわずかな路面との接地面と考え、 S-Works Turboタイヤのラインアップを一新。他のどのタイヤとも違う作りでパフォーマンスを発揮するS-Works Turbo RapidAir、最速で最も耐久性に優れる高性能タイヤのS-Works Turbo 2Bliss Ready、チューブドタイヤのS-Works Turboの3種には新規開発したT2コンパウンドをセンター部に採用。さらに、伝統的なT5コンパウンドを採用したチューブドタイヤであるTurbo Proも同時にアップデートした。同日にRapide CLIIも発売。充実のラインアップでライダーのホイール周りに最高のパフォーマンスを提供する。

 

  • このタイヤがすべてを決める

スペシャライズドが設立当初の1976年に初めて世に送り出した製品は、 StumpjumperやAllezといったバイクではなくタイヤでした。その理由は、創立者のマイク・シンヤードが、タイヤ次第でどんなバイクのパフォーマンスも決まるとその当時から知っていたから。私たちは、彼が正しかったと今でも信じています。タイヤを取り巻くテクノロジーは確かに進化を遂げています。しかし、結局は総距離3,300km超のツール・ド・フランスであれ、週末に走る100km未満のライドであれ、走りのすべてを左右するのは、わずか2cm四方の道路との接地面なのです。今回登場するS-Works Turboタイヤは、スペシャライズド史上最も速くて耐久性に優れ、確実なバイク操作を行える最新のラインアップです。 製品紹介ページURL: https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-tires

ブエルタ・ア・エスパーニャでの総合優勝したレムコ・エヴェネプール。スペシャライズドの製品は最も過酷なレース現場での声が反映されている。

 

  • コンパウンドの重要性

魔法のような性能も、すべては路面と接していなければ生まれません。そして、その接地面を形作るのがラバーコンパウンドです。そこで、走行中の転がり抵抗を大幅に減らすラバーコンパウンドを新たに開発。それが今までで最も速く、転がり抵抗を最高レベルに高めたGRIPTON(R) T2コンパウンドです。 転がり抵抗、ウェットやドライ路面でのグリップ、耐久性といったコンパウンドの特性を最終的に決めるまで、いくつもの原材料の組み合わせを試すことに。こうして求める性能や特性から導かれたのが、固定化されたポリマー鎖の結合力をシリカで強化したGRIPTON(R) T2コンパウンドでした。ペダリング効率とともにウェット路面でのグリップが向上し、耐久性も一段と高まっています。

最も速く、効率性に優れるコンパウンドとして2年以上の開発期間を経てT2コンパウンドを完成させた。

このT2コンパウンドを開発するにあたり、たった一つの目標を掲げ、研究室で大規模なテストを実施。その目標とは、最も速く、効率性に優れるコンパウンドを見つけること。数百種類のコンパウンドの反発力、摩耗、硬度、引裂強度を2年以上かけて調べ上げた開発チームの執念たるや、狂気的と言えるでしょう。

コンパウンドの挙動を確認するヒステリシステスト

エンジニアたちがその目標を達成できたと確信したのは、反発力とヒステリシスの2つを特定できたため。反発力は振り子を用いて調べるのですが、新たなコンパウンドは、エネルギーをほとんど吸収しません。転がりが軽い、つまり、速いということです。次に、コンパウンドに荷重をかけた状態でヒステリシスを調べました。荷重をかけると熱が発生するのですが、ヒステリシスとは、その際にコンパウンドのエネルギーがどれだけ失われたかを説明するものです。熱の発生が少なければ、エネルギーの損失も少なくなり、結果としてスピードが向上します。 GRIPTON(R) T2は、チームがこれまでに作ったどのレース用コンパウンドよりも優れた性能を発揮しました。

 

  • デュアルコンパウンドトレッド

S-Works Turboタイヤはチューブレスとチューブドの両方で、効率性と耐久性を重視した新しいT2コンパウンドをタイヤのセンター部に採用しています。ショルダー部にはT5コンパウンドを採用し、その優れたグリップがコーナリングで究極のトラクションと安心感をもたらします。こうしてトレッドに2種類のコンパウンドを用いると、タイヤの性能をさらに高められるのです。

S-Worksグレードはセンター部分には効率性と耐久性を重視した新規開発のT2コンパウンドを、ショルダー部分には優れたグリップに定評のあるT5コンパウンドを採用。

 

  • S-Works Turbo RapidAir 2BR~他のどのタイヤとも違う作りとパフォーマンス~

2019年にツール・ド・フランスの複数のステージで優勝を飾り、イエローとグリーンジャージを着てゴールするという快挙に貢献したのが、 S-Works Turbo RapidAir 2BRタイヤ。 RapidAirがきっかけで、スペシャライズドがスポンサーするワールドツアーのアスリートたちはチューブラータイヤに依存しなくなりました。しかし、当時すでに最速だった決戦用チューブレスタイヤをより速く、そして摩耗しにくく進化させるのは簡単ではありませんでした。 従来の3層構造のケーシングはトレッドの下に素材が集中しており、転がり抵抗が増えてしまいます。しかし、 RapidAirはサイドウォールでケーシングが重なる2層構造を採用。よりしなやかに接地することで、より速く転がり、グリップが高まるように。こうして、 RapidAirという、独自の構造で驚きの速さを引き出すタイヤのベースを手に入れたのでした。

120TPIのケーシングを2層に重ねた構造。赤色がパンク保護構造のBlackBelt。

この構造に新しいT2/T5デュアルコンパウンドトレッドを加え、すでに秀逸なパフォーマンスがさらに向上。 26mm幅のS-Works Turbo RapidAir 2BRタイヤは、これまでのタイヤより転がり抵抗を2ワット減らし、前後セットで使用すると、寿命を約1,000km延ばします。しかも、重量は26mm幅で230gと軽量です。 新しいRapid Airは専用シーラントを用いてチューブレス化すると、耐パンク性能を高められ、スペアチューブが不要になります。それだけでなく、トレッドの下にケブラーを織り込んだ新しいBlackBeltプロテクションも備え、プロテクションを二重に強化。耐パンク性能がさらに12%向上し、重量も軽くなりました。 RapidAirは究極の良いとこ取りのタイヤなのです。 新しいS-Works Turbo RapidAirは、究極の決戦用タイヤ。最も軽く、効率性、ハンドリング性能、耐久性に最も優れたチューブレスタイヤなのです。

商品名:S-WORKS TURBO RAPIDAIR 2BR T2/T5価格:¥12,100 (税込)ケーシング:120 TPIビード:2Bliss Ready、 Zylon、折り畳み可能コンパウンド:GRIPTON(R) T2/T5パンクプロテクション:BlackBelt700×26 PSI 70-110 重量230g

 

  • S-Works Turbo 2BR~最速で最も耐久性に優れる高性能タイヤ~

S-Works Turbo 2BRは、石畳のワンデイクラシックなどの決戦用タイヤとしてだけでなく、ランチライドといった普段使いまでのすべてに対応したタイヤです。新しいT2/T5デュアルコンパウンドがグリップ、スピード、耐久性を向上させ、 26mm幅の旧モデルから6ワットを削減します。

3層構造で耐久性を向上

新しいTurbo 2BRタイヤは、トレッドの下にBlackBeltプロテクションを採用したチューブレスタイヤ。耐パンク性能は従来のタイヤより8%高まっていますが、 BlackBeltを貫くパンクが生じてしまっても、 RapidAirシーラントがその穴を瞬時に塞ぐので安心です。 効率よく転がり、ハンドリング性能に優れ、耐久性まで驚異的となれば、 S-Works Turbo 2BRの右に出るタイヤはありません。ワールドツアーなど世界最高峰の舞台から、いつものルートでのトレーニングライドまで、あらゆる場所でその性能を発揮します。

商品名:S-WORKS TURBO 2BR T2/T5価格:¥10,450 (税込)ケーシング:120 TPIビード:2Bliss Ready、 Zylon、折り畳み可能コンパウンド:GRIPTON(R) T2/T5パンクプロテクション:BlackBelt700×26 PSI 70-110 重量260g700×28 PSI 70-95 重量280g700×30 PSI 65-90 重量300g700×28 TAN PSI 70-95 重量280g

 

  •   S-Works Turbo~最速で最も耐久性に優れた高性能チューブドタイヤ~

チューブドかチューブレスか、その答えはあなた次第。ここで、整備性に優れ、タイヤを着脱しやすいチューブドホイールがお好きな方に朗報です。 S-Works Turboは、新しいT2/T5デュアルコンパウンドや、 BlackBeltパンクプロテクションを備えた軽くしなやかなケーシングが世界最高峰の性能をもたらすチューブドタイヤ。重量は24mm幅でわずか200g、これまでのS-Works Turboタイヤより転がり抵抗に優れ、耐パンク性能も8%向上しています。

商品名:S-WORKS TURBO T2/T5価格:¥9,350 (税込)ケーシング:120 TPIビード:折り畳み可能コンパウンド:GRIPTON(R) T2/T5パンクプロテクション:BlackBelt700×26 PSI 70-110 重量230g

 

  • Turbo Pro~S-Worksと同じテクノロジーや特長の多くを採用した、レース向けチューブドタイヤ~

レースで上位を目指すなら、速く、軽く、タフなタイヤが必要となり、そのすべてを備えています。伝説的なグリップを誇るGRIPTON(R) T5コンパウンドを使い、山岳ルートの上り下り、さらにはコーナーまで、安心して攻めて走れるでしょう。 60 TPIのケ ーシングにBlackBeltパンクプロテクションを組み込み、軽さと優れた耐パンク性能による高い信頼性を実現させました。 商品名:TURBO PRO T5価格:¥7,150 (税込)ケーシング:60 TPIビード:アラミド、折りたたみ可能コンパウンド:GRIPTON(R) T5パンクプロテクション:BlackBelt700 x 24mm、 100-115 PSI、 重量 約 230g700 x 26mm、 95-115 PSI、 重量 約 250g700 x 28mm、 75-95 PSI、 重量 約 270g700 x 30mm、 65-90 PSI、 重量 約 290g

 

  • チューブレスはフックドリムで

選択肢は多い方が好ましいとの考えから、新しいS-Works Turboでは、 Zylonでビードを強化し、フックレスリムの最新規格に対応させたチューブレスタイヤも用意。 ISOの110%破裂圧力基準である5bar/72.5psiを満たすどころか、その基準の200%、つまりは10bar/145psiまでを安全マージンとして設定しました。 このようにフックレスリムには互換するものの、最高のライドクオリティーを求めるのであればRoval Rapide IIやAlpinist IIなどのフックドリムとの組み合わせがお勧めです。これらのフックドリムは、空気圧の設定幅が最大110psiまでと広く、さまざまな地形やライダーの体重に対応し、いつでも適した乗り心地を提供します。

ツール・ド・フランス・ファム・アヴェック・ズイフト2022で山岳賞を獲得したデミ・フォレリング

 

  • Roval Rapide CL II ~プロのスピードを手軽に~

Roval史上最大規模の開発試験を経て、満を持して発表したRoval Rapide CLXIIチューブレスホイールにCLグレードが加わる。既存の耐衝撃基準のほぼ2倍に相当する社内の厳格なテスト基準をクリアしたリムを共用し、ハブにはDT Swiss 350を採用。タイムトライアル専用ホイール並みの速さと、リムハイトの低いヒルクライム用ホイール並みの安定性を実現し、実際の走行環境下で最大限に速く走れる前後異形のホイールを、より多くのライダーが手にしやすい価格で実現した。 製品紹介ページURL: https://www.specialized.com/jp/ja/roval

商品名:RAPIDE CL II価格:フロント¥95,700 (税込)、リア¥135,300 (税込)リム︓Rapide CLXカーボンクリンチャー、 700c、ディスクブレーキ、チューブレス対応、 リムハイト:フロント51mm、リア60mmハブ︓DT Swiss 350 ストレートプルセンターロック、スターラチェット⻭数36t(10°)、 SHIMANO ROAD11Sフリーハブベアリングの種類︓DT Swissシールドカートリッジベアリングスポーク︓DT Swiss・コンペティションレース・ストレートプルタイヤサイズ︓24mm – 38mm; 最大空気圧︓24mm-35mm︓チューブレス(110psi)チューブド(130psi)、 36mm-38mm︓チューブレス(60psi)チューブド(60psi)重量︓ホイールセット1,590g、フロント︓725g、リア︓865g(チューブレスリムテープとバルブ15gを含む )組み立て方法︓手組み耐荷重︓125kg

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】トレック 対向者にも親切なデイライト Commuter Light登場

安全対策に注力するトレックの新型ライトがリリースされた。

バイク本体も進化しているが、周辺アイテムもより良いものがリリースされている。ライトもしかりで、特に明るさについては、昔のライトと比べものにならないほど明るい。ルクスというその場の「照度」は聞いたことがあるが、ルーメンという「光の量」は知らなかったという人も多いだろう。今や当たり前の性能基準となっている。

そして、このライトは「次の段階」と言えるだろう。ただ明るければ良いというわけではなく、その「コントロール」ということになる。対向者に眩しくなく走ることはマナーは元より、事故を防ぐことになる。単なる明るいだけでは、周辺に対し攻撃していることになってしまう。

これから、トライアスリートもオフに向けて、ロングライドや通勤ライドの時間も増えるだろう。これらライトは、「夜間」ということだけではなく「昼間点灯」で、視認性を高め、安全確保を高める重要なアイテムとなる。できる限り事故は防ぎたい。

以下、メーカーNewsとなる。

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対向者にも親切なデイライト

Commuter Light登場

 

トレック・ジャパン株式会社は、対向者へ配慮したKindbeam搭載の新型Commuter Lightを発売します。

 

【特徴】

・前方の路面のみを明るく照らし、対向ライダーへ逆光を浴びせないKindbeam搭載

・日中でもしっかりと視認性を高めるデイライト

・真っ暗なトレイルでも十分明るくする1000ルーメンのハイビーム

Pro RTのみ

・別売りのFlare RTとペアリングすることで、フロントライトからリアの操作も可能

・リアのバッテリー残量を表示するデュアル残量ゲージ搭載

・スマホも充電できる、モバイルバッテリー機能搭載

・ハンドル周りをスッキリさせる専用Blendrマウント(別売)も登場

 

■ラインナップ

Trek Commuter Pro RT

新機能

  • コミューター Kindbeam
  • デイライト
  • 夜間のトレイルライドに使えるハイビーム
  • デュアル残量ゲージ
  • Flare RTとのワイヤレス通信
  • USB-C充電
  • 携帯電話を充電できるポータブル電源機能

他:Blendr対応

定価(税込):26,900円

Trek Commuter Comp R

新機能

  • コミューター Kindbeam
  • デイライト

他:

  • マイクロUSB充電
  • Quick Connect + 調整式マウント
  • Blendr対応
  • Flare R Cityとのセット販売もあり
  • Ion 450 R の後継モデル

定価(税込):11,900円(Flare Cityとのセット:16,900円)

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】ポラール 高精度な機能に加え、デザイン性に優れた胸心拍センサー「POLAR H10 N」新色4色

ポラール、高精度な機能に加え、デザイン性に優れた 胸心拍センサー「POLAR H10 N」の新色 4 色を発売

スポーツ用ウェアラブルデバイスのパイオニアであるポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社(本社:東京都 中央区神田東松下町、代表取締役:榊原伸司)は、従来の H10 よりストラップのデザイン性を高めた胸心 拍センサー「POLAR H10 N」(ポラール エイチテン エヌ)を発売いたします。新たなデザインのストラップは 4 色(メッセージ ブラック、ハートビート レッド、迷彩 ブラック、迷彩 グリーン)で、既存カラーのブラックと合 わせ計 5 色となります。ベルトは M-XXL サイズ、希望小売価格は 14,080 円(税込)です。交換可能なPOLAR チェストストラップも同様に 4 色展開の M-XXL サイズ、希望小売価格は 5,280 円(税込)です。本 体セット、交換用ストラップ共に発売日は 9 月 15 日で、ポラール公式オンラインストア及びアマゾンで販売 を開始します。

H10 N は、スポーツ医学における研究分野で業界標準になっている、正確性に優れた胸ストラップ心拍セ ンサーです。ポラールデバイスやアプリとの連携以外にも、Bluetooth や ANT+対応のランニングウォッチや サイクルコンピュータ、Gymlink(5kHz)対応のジム機器などとも接続してご利用いただけます。また、個人ユ ーザやパーソナルジムなどでのご使用時など、他のデバイスを介さずに心拍数を計測し、センサーに内蔵さ れたメモリに保存することもできます。チェストストラップは、しっかりしたバックルと滑り止めのシリコンドット により、センサーがずれにくく、動きの干渉を減らすことで、最適な心拍数計測を可能にしています。従来の H10 でも新しいストラップをご利用いただけます。

 

<POLAR H10 N 製品概要>

<POLAR H10 N 交換ストラップ 製品概要>

 

 

<POLAR H10 N の主な特徴>

■心拍計測機能
胸ストラップ型心拍センサーで、心電から心拍数を計測します。POLAR 製品の中でも最も正確な計測方法 となります。電極センサーを前面に加え、両脇部分にも追加することで、より精度を高めています。

■内蔵メモリ搭載
他のデバイスを装着せずに、心拍数を計測、保存することができます。POLAR FLOW アプリまたは POLAR BEAT アプリを起動し、トレーニングを開始すれば、H10 N 心拍センサーが計測を開始し心拍数の データは内蔵メモリ内に保存されます。トレーニング終了後に使用したアプリと同期させ、データを POLAR FLOW アプリや POLAR FLOW WEB で確認することができます。

■デュアル Bluetooth、ANT+、Gymlink(5kHz)通信対応             他のデバイスと同期して心拍センサーとして使用する場合、2つのデバイスと同時に Bluetooth 接続が可能 です。また従来の Gymlink(5kHz)通信に加え ANT+通信も可能になりました。デバイスの通信方法によら ず、トレーニングを楽しむことができます。

ポラールについて

Polar Electro(本社:フィンランド、設立:1977 年)は、1982 年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を 開発した、心拍トレーニングのスペシャリストです。同分野のリーディングカンパニーとして約 40 年にわたり、徹底的な 研究・分析に基づく革新的な製品を世に送り出してきました。その製品の正確さと性能の高さ、優れた心拍数モニター 機能はトップアスリートや専門家に認められ、世界中で使われています。現在、世界 80 カ国以上で販売されています。 ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社は、ポラールの 100%子会社として 2009 年 3 月に設立されました。心拍トレー ニング講習会などの日本国内における様々な活動を通じて、スポーツにおける心拍トレーニングの重要性をアスリート や一般の方へ広く訴求しています。

■ 公式ホームページ http://www.polar.com/ja

 

 

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【メーカーNEWS】2022年秋冬新商品「イグナイト ウィンターレースジャージ」「イグナイト ウィンターベーシックジャージ」発売

パールイズミFALL/WINTER 2022のデリバリーが始まった。

今年1月に発表となっていた、2022年の秋冬モデルが発売となった。このモデルは15℃対応のモデルで重宝する一枚となるだろう。また同デザインで2フィットが選べるようになっている。現時点ではまだ気温も高く不要だが、秋冬アイテムは品切れも出てしまうため、早めに検討したい。

2023年の宮古島エントリー予定の選手は、これからの時期が重要となる。もちろん、バイクもしっかりと走り込みたい。バイクトレーニングは、インドアと実走の両方が必須だ。まずは早めのトレーニング計画が必要になる。

http://triathlon-geronimo.com/?p=38263

以下、メーカーNewsとなる。

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2022 年秋冬新商品 「イグナイト ウィンター レース ジャージ」 「イグナイト ウィンター ベーシック ジャージ」発売のご案内

株式会社パールイズミは、2022 年秋冬商品として「イグナイト ウィンター レース ジャージ」「イグナイト ウィンター ベ ーシック ジャージ」をサイクルショップやスポーツ用品店等にて発売いたします。

「イグナイト ウィンター レース ジャージ」はソフトな柔らかさと伸縮性に優れた素材「サーモドレス® ネオ」を採用した、細身で動きやすい 15°C対応のレースフィットのプリントジャージです。適度な保温力と吸汗速乾性能で汗冷えを抑え、サラッとした着心地、シンプルでシャープなデザインが魅力のジャージです。

「イグナイト ウィンター ベーシック ジャージ」は「イグナイト ウィンター レース ジャージ」と同じデザインと機能で、適度なフィット感のベーシックフィットに仕上げたモデルです。高性能でレーシーなデザインのジャージを適度なフィット感で 着用したいサイクリストにおすすめです。

好みに合わせて 2 つのフィットから選べる。

 

■商品概要

【商品名/品番】 イグナイト ウィンター レース ジャージ / 3660-BL

【 カラー 】1. ブラック 2. ネービー

【 価 格 】15,180 円(税込)

【サイズ】S, M, L, XL

【商品特徴】

□ サーモドレス®ネオ:保温性・吸汗速乾性に優れ、ストレッチ性のある素材

□ 10cmあきファスナー付き3バックポケット

 

【商品名/品番】 イグナイト ウィンター ベーシック ジャージ / 3460-BL

【 カラー 】1. ブラック 2. ネービー

【 価 格 】15,180 円(税込)

【サイズ】S, M, L, XL

【商品特徴】

□ サーモドレス®ネオ:保温性・吸汗速乾性に優れ、ストレッチ性のある素材

□ 10cmあきファスナー付き3バックポケット

□ イグナイト レース ジャージよりゆったり目のフィット感

 

 

 

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【メーカーNEWS】パールイズミ FALL / WINTER 2022 ウェブサイト公開

パールイズミFALL/WINTER 2022が発表となった。

パールイズミは日本のメーカー。日本の四季を楽しむサイクリストに製品を提供して来た。ただ、昨今の気象状況の変化は周知の通りだろう。今回の発表は「秋冬」、ウエアとしては普通のことなのだが、現在の日本では、秋が無くなってしまったのではないかと思うような気候だ。ウエアの着こなしの様変わりも余儀なくされている。そんな中でのそのキーワードは「温度設定」ではないだろうか。今回注目したのが15℃だった。http://triathlon-geronimo.com/?p=38263

 

以下、メーカーNewsとなる。

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パールイズミ FALL / WINTER 2022 ウェブサイト公開

株式会社パールイズミは、2022 年 9 月 1 日に FALL / WINTER 2022 ページを公開しました。

今シーズンは、人気のベーシックフィットに、レースフィットのデザインと同じデザインの商品や、クロスバイクユー ザーやエントリー層にもおすすめの価格を抑えたプリントモデルなどを追加して、ラインナップを拡充しました。

さらには 10°C対応の新型グローブや、レインウェアの新商品、よりカジュアルで普段着感覚で着用できるシティライ ドの新商品など、2022 年の秋冬シーズンも、レースからファンライドまで様々な自転車の楽しみ方をサポートすべく、 サイクリストに向けた商品を揃えておりますのでぜひご覧ください。

●パールイズミ公式サイト https://www.pearlizumi.co.jp
●FALL / WINTER 2022 コンセプトページ https://www.pearlizumi.co.jp/concept_2022fw

 

 

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【メーカーNEWS】ヴァーチャルライドをレベルアップする機能が満載、エリート史上最も進化したスマートトレーナー「JUSTO」発売

エリートのスマートトレーナーが一つの完成形としてリリースされる。

近年、当たり前の走り方となったインドアトレーニング。トレーニングアプリとの連動でその完成度は極めて高くなっている。各社しのぎを削る中で、次へのステップとして、より「リアル」な走りを追求している。また、ユーザビリティなども向上し、なくてはならないアイテムに成長した。

今回エリートは、史上最高とした自信作を発表している。やはり、実走感や扱い易さなどを高めて来ている。また、このモデルは「有線」対応となっていることも特筆と言える。様々な電化製品のワイヤレス化が当たり前だが、オンライン上のトレーニングは、より確実性を高める上でも有線対応は必要だっただろう。

DHポジションが必須のトライアスリートにとっては、更なる朗報だが、これから、まだまだ、進化が楽しみなインドアアイテムだ。

以下、メーカーNewsとなる。

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【エリート新製品情報】

ヴァーチャルライドをレベルアップする機能が満載、エリート史上最も進化したスマートトレーナー「JUSTO(ジャスト)」発売

パワー、静粛性、実走感、そして正確性

エリート史上最も進化したスマートトレーナー日本の住環境も考慮しコンパクトに設計オンラインレースを楽しむための機能も重視インドアトレーニング環境をレベルアップ

 

JUSTO(ジャスト)

 

インドアトレーニング環境をレベルアップさせる機能を満載

ヴァーチャルライド・リアリズムを追及したスマートトレーナー

JUSTO(ジャスト)

  • 最大再現勾配:24% / 2,300W(40km/h)
  • オートキャリブレーション機能
  • バイクの自然な傾きを実現するフレックスフィート搭載
  • ANT+ FE-C、デュアルBluetooth 双方向通信(スピード、ケイデンス、パワーを送信
  • 光学式パワーセンサーによる誤差±1%のパワー計測
  • RIZER シミュレーター完全対応
  • スタンドアロンモードにより電源無しでも使用可能
  • 有線LANポート搭載
  • 設置サイズ:570×720×520mm
  • 収納サイズ:570×195×520mm
  • 重量:約17kg
  • 付属品:トラベルブロック、My E-Training 1年間ライセンス

税込定価 ¥171,000-

※11月頃入荷予定

◆◆◆

  • ※写真はサンプルを撮影したもので、スペックやカラーなど実際の製品と異なる場合があります。
  • ※色調はモニター画面と実物では多少差異がございます。あらかじめご了承ください。
  • ※表示価格は税込価格でシーズン途中で変更される場合もあります。最新情報は販売店でお確かめください。

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】カデックス 50 ULTRA DISC WheelSystem、カデックス AERO TUBELESS TIREを発表

カデックスから新型ホイールとタイヤがリリースされた。

カデックスのこだわりは「50mm」。オールラウンド性の高さはフックレスなどによる軽量化が見事に仕上げられている。新型ハブも採用し、ホイールの基本性能も高めている。現在、ODトライアスロンにおいて、フロントは48~52mm程度が主流となっている中で、42mmから50mmと変更された。

また。タイヤについては、ホイールとの「一体感」からのエアロダイナミクスを高めているとのこと。タイヤとホイールの一体化は他社でも以前から取り組んでいる難しい課題だが、やはりフックレスが今後もカギとなるだろう。

カデックスと言えば、今最もトライアスロンで注目すべきメーカーの一つだ。周知の通りだが、クリスティアン・ブルンメンフェルト( ノルウェー)のアイアンマン世界選手権とオリンピックTOKYO2020の1年以内「二刀流」制覇、アイアンマンディスタンスのSUB7プロジェクト達成など、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとも言える大活躍が話題となっている。そのブルンメンフェルトの使用するバイクブランドとして、注目となっている。

カデックスは、より競技性を高めたジャイアントのグループブランドだけに、そのパワーとこだわりに期待が大きい。

以下、メーカーNewsとなる。

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CADEX は、エアロ性能に特化したロードバイク用新製品「CADEX 50 ULTRA DISC」ホイールシステム と 「CADEX AERO」チューブレスタイヤを発表いたします。

「CADEX 50 ULTRA DISC」および「CADEX AERO」チューブレスタイヤは、2022年10月中旬から全国のCADEX正規販売店でご購入いただけます。

  • 製品紹介ウェブサイト cadex-cycling.com/jp
  • 問い合わせ先  株式会社ジャイアント 044-738-2200(代表)

 

Torino – Italy – cycling – Simon Yates (GBR – Team BikeExchange – Jayco) pictured during 105th Giro d’Italia 2022 – (2.UWT) – stage 14 from Santena to Torino (147KM) – Photo: Tommaso Pelagalli/SCA/Cor Vos © 2022

 

「CADEX 50 ULTRA DISC」は、空力効率を最大限に高めながら、あらゆるコンディションで安定性とコントロール性を発揮するよう設計されています。50mmハイトのエアロ形状リム、スーパーエアロスポーク、新型エアロハブを採用したCADEX ULTRA DISCは、広範囲の風洞実験でカテゴリー最速が証明されたホイールシステムです。また、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのサイモン・イェーツが、ジロ・デ・イタリア 2022の第14ステージで、このホイールで優勝して、性能を結果で証明しました。

CADEXの製品グローバル責任者であるジェフ・シュナイダーは「速いロードホイールの条件は、ライディング中に変化する様々な力をコントロールできることです。実際レースやライド中は、上りや下り、平坦の高速区間やテクニカルなコーナー、集団走行や単独走行など、状況が刻々と変化します。CADEX 50 ULTRA DISCは、これらすべてを考慮しながら、特に高速走行時の抵抗を考慮して設計されています」と述べています。

業界トップクラスの1349gと軽量なCADEX 50 ULTRA DISCは、スーパーエアロカーボンスポークや、CADEX セラミックベアリングと40T 面ラチェットドライバーを採用した新型エアロリアハブ「R3-C40」などの革新的な技術により、パワーロスを大幅に低減しています。さらに、ハイボリュームタイヤに最適化した内幅22.4mmのフックレスリムが、タイヤのサイドウォールのサポートを高めながらタイヤとシームレスな一体感を生み出し、より低い空気圧での走行を可能にしてハンドリングとロードフィーリングを向上させます。

もう一つの新製品「CADEX AERO」チューブレスタイヤは、ライダーに低い転がり抵抗と優れたエアロ性能を提供します。広範なCFD(数値流体力学)と風洞解析によって生まれた、サイドウォールが薄くセンター部が厚い楕円形状が、CADEXや他のフックレスエアロリムとシームレスなインターフェースを実現します。競合他社製品と比較したラボテストでも、空力性能のアドバンテージが実証されたエアロタイヤです。

CADEXの製品グローバル責任者であるジェフ・シュナイダーは「より速いエアロタイヤを設計するために最良なことは何か、私たちは自問自答し続けました。転がり抵抗を最小限に抑えるためには、改良されたプレミアムコンパウンドとコーナリンググリップを向上する高速トレッドパターンが必要です。CADEXではさらに踏み込んで、タイヤの形状だけではなくホイールとの一体感を検討しました。その結果、CADEXだけでなく、他社の主要なエアロホイールセットとも可能な限りシームレスなインターフェースを実現してエアロ性能を高めました」と述べています。

最先端のシリカベースタイヤコンパウンド「RR-A」を採用した「CADEX AERO」は、転がり抵抗を低減して、ウェットコンディションのコーナリングでも確かなグリップ力を発揮します。

 

CADEX 50 ULTRA DISC WHEELSYSTEM

税込価格 : フロント ¥165,000、リア ¥220,000

50mmハイトのエアロリム形状と次世代エアロハブR3-C を採用したCADEX 50 ULTRA DISCは、最高の空力性能とあらゆるコンディションでの安定性とコントロール性を実現します。

■Key Features

  • CADEX R3-C40エアロハブ エアロ性能を向上した第3世代のCADEX低摩擦ハブは、CADEXセラミックベアリングと40T面ラチェットドライバーを採用して超低摩擦と優れたパワー伝達を実現。
  • スーパーエアロカーボンスポーク 横方向のたわみを最小限に抑え、効率的な加速とスプリントを実現。
  • フックレスリムテクノロジー 連続したカーボン繊維構造によってフックレスリムビードの厚みを片側最大3.8mmまで拡大し、タイヤ形状をより円形に保つことで、優れたグリップとハンドリング、コーナリング時のサイドウォールのサポートを向上。
  • 22.4mmのリム内幅 ハイボリュームタイヤに最適化することにより、タイヤ接地面積を増やしグリップ力とスムーズな乗り心地を実現。
  • CADEX セラミックベアリング パワーロスを最小限に抑え回転効率を向上する、非常に滑らかで摩擦抵抗の少ないCADEXセラミック ベアリング。

■Spec

 

CADEX AERO TUBELESS TIRE (TUBELESS READY)

税込価格 : ¥12,100

転がり抵抗を軽減するプレミアムコンパウンドと、高速回転とコーナリンググリップを高めるトレッドパターンを採用し、速さを追求するためにホイールと一体となるデザインで、ホイール全体のエアロ性能を向上させます。

■Key Features

  • RR-Aコンパウンド 速さを追求した最先端のシリカベースタイヤコンパウンドを使用。転がり抵抗を低減し、特にウェットコンディションでのコーナリングで確かなグリップ力を発揮。
  • CADEX RACE SHIELD 耐パンクレイヤー 超軽量で耐カット性に優れたKevlar®素材をケーシングに組み込んだ構造で、スピードやロードフィーリングを損なうことなく優れた耐パンク性能を提供。
  • CADEX SUPPLE RACE CASING 単層のSupple Race Casing(SRC)は超軽量でありながら、しなやかで快適な乗り心地と優れた転がり効率を実現。
  • マイクロファイルトレッド ショルダー部の新形状のマイクロファイルトレッドが、しなやかな乗り心地とコーナリング時のグリップ、効率的な水はけを実現。
  • エアロプロファイル サイドウォールの高い、より楕円なタイヤ形状により、フックレスリムとシームレスに一体化して、クラス最高レベルのエアロ性能を実現。

■Spec 

  • Size: 700x25C
  • Max Pressure: 115 PSI / 7.9 BAR
  • Min Pressure: 70 PSI / 4.8 BAR
  • Casing: 170 TPI Supple Race Casing (SRC)
  • Compound: RR-A Compound
  • Weight: 290g

 

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

PEARL iZUMi 2023 SPRING / SUMMER

パールイズミ2023 SPRING / SUMMERが発表となった。

メーカーとしてのトピックスは、後述となるが、今回の新作の中から特に注目としたのは「更なる快適性の追求」だった。ウエアはバイクと違って、誰でもその違いを感じることができる。フィット性、通気性、身体の動かし易さ、そして、サドルからの圧迫感など、初めて着用する人でもそのフィーリングの良し悪し、合う合わないなどを感じることができる。

もちろん、その前にデザインや価格などから目を惹くことからはじまるとは思うが、身体の一部になってもらうバイクウエアとしては、「影」の快適性、機能性が極めて重要と言える。特にロングライドとなるトライアスロンでは、「快適性」の優先度は極めて高いと思う。例えば、エアロダイナミクスより、「通気性」は炎天下を考えると勝る要素ではないだろうか。選手の競技レベルや体感から絶対ではないが、今一度、何を優先させるのか、ウエア選びも慎重にしたい。

 

そんな快適性を求める、今回のトピックスの一つがこの「V型」パッドとなる。パッドの坐骨部が体型によって左右に広がるというものだ。個々で坐骨の幅も異なり、ペダリングも違う。この左右が独立したパッドで「個人差」への対応を考えて開発されたものだ。

現在、このパッドはコンフォータブル系のラインナップとなっているが、今後の展開に期待したい。トライショーツのパッドは薄いものと決まったままで良いのだろうか。ロングのバイクはフルに着替える選手も少なくない。最も種目に適したウエアが必要と理解しているからだ。一方で、着替えず、続けて使用できるトライアスロンウエアで可能な限りレースに臨みたい。この独立パッドで、ランに支障のないトライショーツの開発も可能性はあるのではないだろうか。

 

アンダーウエアはまさに「脇役」、ただ名脇役と言えるだろう。アンダーウエアの目的は「汗のコントロール」だ。この季節は、汗によって身体に張り付いたジャージに不快感を持ったことがあるとだろう。また、日陰では汗が冷え、涼しいを通り越し、寒く感じ、腹部を冷やし過ぎてしまうこともある。重ね着は暑いイメージがあると思うが、その効果は逆だ。

そんなアンダーだが、今回は「見せるアンダー」としてラインナップされている。これは着こなしと言えるが、ホワイトが覗いていると「下着感」があるが、このジオメトリックパターンであれば、違和感ないどころか、逆にハイセンスに見える。また、ジャージのトップスにも採用されているため、コーディネートも良い。

 

そして、これが「技あり」のパールイズミらしいソックスだ。足の甲の部分が厚くなっているのが分かるだろう。これは、昨今のダイヤル式固定となったバイクシューズの内側から足への圧迫を軽減させるために作られた高機能ソックスとなる。もちろん、ベルクロ式でも感じる圧迫を抑えてくれる優れものだ。

たかがソックスだが、各部位に合わせ、「編み分け」をしていることが特徴で、甲の部分だけ厚くしているのも専用の編機が必要になる。土踏まずから履き口にかけて段階的着圧も施されたサポート編みも機能性の高さの一つ。また、ペダリング時の角度やズレを抑えるヒールカップなど、随所にこだわりを感じさせる逸品に仕上がっている。

 

これも隠れた人気アイテムとなる。いわゆる昨今の流れの「ハイソックス」でスピードセンサーⅡを使用したエアロソックスとなる。サポート外の実業団チームでも使用されている逸品だ。今回はフィードバックなどから少し短くアップデートしている。

昨今、袖や裾、そしてソックスの丈は長くなっていることが主流。逆に襟、胴丈などは短くなっているのが「今」のウエアだ。ソックスの長さは脹脛下で収まるのが定番で、エアロダイナミクスとともに、間違いなくファッショナブルなアイテムとなっている。ソックスを変えるだけで、見た目の印象は大きく変わると言うことだ。

 

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パールイズミは、一昨年には創業70周年を迎えている日本の匠だ。一般サイクリストから全日本ナショナルチームまで、様々な用途に対応できる製品をリリースしている。やはり国内においては「基本形」とも言えるサイクルウェアブランドと言える。用途、体型、気温、そしてトレンドから、分かりやすく提案している。また、「適正価格」があってのクウォリティとして、そのバランスに重きを置いているメーカーでもある。そして、「職人」とも言えるパターンナーを自社スタッフに持つ、専門性の高さこそが、パールイズミの強さでもあるのだろう。

 

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今回のSPRING/SUMMERのテーマは、「よりシンプルに。直感的に。」となっている。

メーカーリリースのトピックスは以下の4点。

■TOPIC 1:よりシンプルに着やすくシャープで都会的なカラーも導入

ベーシックラインナップがさらに拡充

■TOPIC 2:体型を選ばない新型可変パッドが登場

さらに充実したパンツラインナップ

■TOPIC 3:トレンドのプレーンなデザインで半袖・長袖が登場

レディーストップスが充実

■TOPIC 4:待望の2つの女性専用新パッド登場

優しいはき心地も追求したレディースパンツがリニューアル

 

***************************  【TOPIC 1】  ****************************

よりシンプルに着やすくシャープで都会的なカラーも導入

ベーシックラインナップがさらに拡充

メインシリーズとなるBASIC。ベーシックフィットとし、幅広く多くのサイクリストに使用されているラインナップとなる。パールイズミの「スタンダード」で、レースフィットとは異なる適度なフィット感は、バタつきなどを抑えたバランスの良い着心地となっている。

基本となるBASICにはRACEシリーズと同じデザインを揃え、目的や体型に合わせメインデザインを選ぶことができる。その他、今回のデザインラインナップは。多様性を感じる多くのデザインが揃えられ、シンプルな単色などもリーズナブルな設定で人気となっている。

 

***************************  【TOPIC 2】  ****************************

体型を選ばない新型可変パッドが登場

さらに充実したパンツラインナップ

すでに前述の通りだが、パールイズミの真骨頂とも言えるパッドは常に進化している。サドルの形状のような新型パッドは、幅広い体型に対応させることを目的としている。そして、「パッドの歩行性」と言う表現になるのだろうか。V型になったことで違和感を軽減しているとのこと。このあたりがトライアスロンへのヒントになっていくのではないだろうか。

まずは、段階的なクッション性にこだわり、ウレタンフォームの部位ごとに圧力を変えてカットしている。また、ライディングフォームの解析から超立体形状により股ずれを抑えている。そして、後部のV型セパレート構造が最大の特徴となっている。サドルに幅があるように、また、溝や穴を開けるなど、進化が始まって久しいが、パッドも同様に対応が必要だった。サドル同様、終わりのないテーマとなっている。

 

***************************  【TOPIC 3】  ****************************

トレンドのプレーンなデザインで半袖・長袖が登場

レディーストップスが充実

定評のあるパールイズミのレディースライン。昨今レディースを作るメーカーが減る中で、パールイズミは逆に注力している。しかもラインナップを増やし、強化している。やはり日本のメーカーであり、昨今の事情や日本人体系を把握した上でベストな製品をリリースしている。

基本性能として、吸汗速乾性やUVカットは必須機能となるだろう。長袖もラインナップし、サイクリング楽しむ女性をサポートしている。また、気になるデザイン性も高く、その洗練されたデザインには定評がある。華やかなデザインは他社でもありがちだが、最も質感の表れるプレーンカラーは上品な仕上がりを見せている。

 

***************************  【TOPIC 4】  ****************************

待望の2つの女性専用新パッド登場

優しいはき心地も追求したレディースパンツがリニューアル

バイクパンツ及びそのパッドは永遠テーマだが、特に女性からは重要視されているだろう。パッドは厚い方が、イメージ通り、クッション性が高まり、痛み軽減などに繋がるが、単純に厚ければ良いと言うことではない。やはり、ペダリングのし易さや骨盤の安定性を損なわないようにするためには、厚みのコントロールと体重分散など、極めてシビアな仕組みが必要となることは言うまでもないだろう。

今回、2種類パッドが用意された。すでにメンズとしてはラインナップされている「3D-X」と「3D MEGAⅡ」のレディース専用版がリリースされたのだ。3D-Xは中長距離用としているもので、中級から上級者と設定している。3D MEGAⅡは、長距離用とし、幅広いサイクリストに使用が可能となっている。特に写真の3D MEGAⅡの厚みはパール史上最厚のもので、そのクッション性の高さが想像できるだろう。ただ、厚いだけではない。二層になったウレタンがそれぞれ違う役目を持っている。表面では、身体にフィットさせる柔らかいウレタンで、まずはそこで、身体を受け止めて、次に奥側のウレタンで圧力を分散させる構造となっている。やはりこれも技ありだった。

 

 

 

「快適性、当たり前のことだが、大切なこと。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】スペシャライズド 究極のヘルメット3モデル同時発表

TT5

スペシャライズドの新型ヘルメット3モデルが発表となった。

S-Works Evade 3、S-Works Prevail3、TT5の3モデルで、Evadeは、トライアスリートに人気の高い定番エアロヘルメットで、ブランドの枠を超えて使用されているモデルだ。独自のエアロダイナミクスを損なうことなく、より冷却効果を高めている。そして、Prevailは、オールラウンドでスペシャライズドの看板モデルで、過去最高の冷却性能を実現している。

トライアスロンでも全ての選手がトライアスロンバイクを使用しているわけではなく、むしろロードバイクの方が多い。同様に、冷却性能重視であればPrevailの選択もある。エイジのトライアスロンにおいては、長時間のパフォーマンスの安定性こそが最も重要であるからだ。

あと、気になる「TT5」だが、発売は来年2月予定で、詳細もその頃になるようだ。

以下、メーカーNewsとなる。

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スペシャライズドが、風を味方にして最高のパフォーマンスを発揮する、究極のヘルメット3種を同時に発表

空力性能、ベンチレーション、安全性をさらに高めた、勝つためのS-Worksラインアップ

アメリカのカルフォルニア州に本社を置くスポーツ自転車ブランド「スペシャライズド」は、ロードレースが最高潮の盛り上がりを見せる7月、フラッグシップモデルであるS-Worksの新作ヘルメット3種を同時に発表しました。 スペシャライズドの強みであるプロ選手との協業、最新設備の整ったラボ、自社風洞実験施設Win Tunnelを最大限活かし、「空力性能」と「ベンチレーション」という風の流れに関する最先端の知見と技術を製品開発に落とし込み誕生したのがS-Works Evade 3、 S-Works Prevail3とTT5。ロードレースにおける多様なステージの特徴に合わせて、最適なヘルメットを選べる抜け目のないラインアップです。 スペシャライズドはこれらの世界最高峰のレースで勝てる製品、則ちプロと同じパフォーマンスを、全てのライダーに提供します。

DESIGNED BY AIR – 風の研究を深めてさらなる進化を遂げたヘルメット

スペシャライズドの創業理念は、ライダーの求める優れたパフォーマンスを発揮する製品を、最新技術を活かして提供すること。ライダーがスペシャライズドのヘルメットを選ぶというのは、心から私たちの製品を信頼してくれている証。そんなライダーの気持ちを真剣に受け止め、最高のヘルメット開発に本気で取り組んでいます。

プロ選手が納得するクオリティを全てのライダーに届けている

 

  • S-Works Prevail 3 -涼しさが勝利を呼ぶ
夏の酷暑、厳しい山岳ステージでの体温調節に優れた究極のオールラウンドヘルメット

スペシャライズド史上最高の冷却性能を誇るヘルメットが誕生しました。 S-Works Prevail 3 ヘルメットは、秀逸なベンチレーションがもたらす快適さや、体温調節のメリットを重視するライダーに最適。夏の酷暑、長く険しい坂、山岳ステージなどで優れたパフォーマンスを発揮する、究極のオールラウンドヘルメットです。 究極の冷却性能の実現に挑む中で、空気の流れを遮断するフォーム製ブリッジをヘルメット中央部から取り除きました。その結果、ベントの表面積はS-Works Prevail II Vent ヘルメットより24.5%増え、スペシャライズド史上最大に。こうして、風をより多く流して頭部を冷却するチャンネルが誕生しました。

AirCageテクノロジーで衝撃エネルギーの分散に革新をおこし、フォーム製ブリッジの大幅な削除に成功

バージニア工科大学のヘルメット評価で五つ星を獲得する安全性を担保しながら、常識を超えるベント表面積を可能にしたのは新機構のAirCage。アラミド繊維で編まれたケーブルでヘルメットの左右をつなぎ、ケーブルの両端をカーボンファイバー製サイドパネルに固定するこのテクノロジーは、クラッシュでヘルメットが地面と衝突すると発生する局所的な衝撃を受け止め、吊り橋のようにヘルメット全体に分散させます。

 

 

フォーム素材に頼らずとも、吊り橋のように衝撃を分散させる革新的なAirCage

 

  • S-Works Evade 3 -最速のヘルメットがさらにクールに
Evadeの空力性能を保ちながら、ベンチレーションを10%アップ

ペロトンの中で最も空力性能に秀でているS-Works Evadeロードヘルメットが、ベンチレーションをさらに高めて進化。徹底的なデザインの見直しにより、より多くのステージで選ばれるヘルメットになりました。

ワールドツアーに参戦するプロレーサーから、より高性能でオールラウンドなレースヘルメットが欲しいとの要望を受け、 Evadeの定評ある空力性能を損なわずに、冷却性能の向上に焦点を当てました。ヘルメット後部に配置したディフューザーが空力性能が高め、前部のベントを大型化してもヘルメット全体の空力性能は損なわれていません。その結果、 S-Works Evade 3はS-Works Evade 2と同じ空力性能を備えながら、ベンチレーションが10%高まりました。

空気抵抗を最小限に抑え、通風性を高めるリアデュフューザー

 

  • 自信を深めるフィットと性能-S-Works Evade 3とS-Works Prevail 3に共有の特長

MIPS Air Node ヘルメットのパッディングに内蔵された、超軽量でとても快適なMIPS Air Nodeテクノロジーは、脳を揺さぶる回転力を軽減させる低摩擦レイヤーを備えています。スペシャライズド独自の開発プロセスにより、通気性、パフォーマンス、快適さ、軽量性を最大限に高めるメッシュ加工を施しました。

後頭部のアジャスター 後頭部のアジャスターにより、個々のライダーの頭部形状に合わせた快適な装着感を実現。角度調整機能によりヘルメットとアイウェアの相性も高めます。

Tri-Fix ウェブスプリッター 長さ調整が可能なTri-Fixウェブスプリッターは、幅を10mmに狭めたストラップを採用して耳や首周りのかさばりを最小限に抑え、優れた快適さとフィットをもたらします。

Mindset フィットシステム ANGi対応の超軽量Mindset マイクロダイアルフィットシステムは、高さ調節の機能を備え、どなたでも完璧なフィットが実現可能に。ダイアルのグリップがさらに向上し、すばやく簡単に調整できるようになりました。

  • S-Works TT5

最速のエアロヘルメット、 S-Works TT5の日本での発売は2023年2月ごろを予定しております。商品の詳細は発売日が決まりましたらご案内いたします。

  • 製品情報  ※店頭、公式オンラインショップでの販売開始は7月15日(金)となります

商品名:S-WORKS PREVAIL 3 価格:¥33,000 (税込)カラー展開:4色展開+4種類の限定版(チームレプリカ)サイズ・重量:S(260g)、 M(280g)、 L(320g)

フィット:Round Fit(アジア人の頭部形状を反映したシェイプ)製品詳細ページ: https://www.specialized.com/jp/ja/p/220798 

商品名:S-WORKS EVADE 3 価格:¥33,000 (税込)カラー展開:4色展開+4種類の限定版(チームレプリカ)       Black、 Vivid Red、 Whiteを7月1日に発表、その他は後日発表サイズ・重量:S(280g)、 M(300g)、 L(330g)フィット:Round Fit(アジア人の頭部形状を反映したシェイプ)製品詳細ページ: https://www.specialized.com/jp/ja/p/220799

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】エリート ストレージボトル BYASI アップデート

エリートからストレージボトルがアップデートされている。

元祖ストレージとも言える、ボトルケージやボトルの老舗であり、近年ではスマートトレーナーなどをリリースし、人気となっているエリート。そのエリートからツールなどを収納するボトルがアップデートされている。防水加工が施され、雨のレースでも安心だ。そして、質感の高さはさすがのエリート級となっている。

トライアスロンでは、プロファイルのツール缶などで、以前からお馴染みの収納方法だろう。現在、トライアスロンバイクであれば、その「定義」とも言えるストレージだが、このボトル型であれば簡単に移設が可能となる。当たり前のことのようだが、複数台のバイクを所有している場合には極めて有効的な収納方法となる。但し、タイヤシステムやそのサイズも共用か否かは確認してから使用したい。

以下、メーカーNewsとなる。

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【エリート:新製品情報】

実用的でスマートなデザインのストレージボトル「BYASI」がアップデート

デザインや素材はスポーツボトルそのものですが、BYASI(ビアーシ)はツールケースボトルです。コンパクトでスマートなデザインは、ロードバイクやグラベル、MTBなどライドフィールドを問わず、あらゆるシチュエーションに対応します。また、BYASIは防水加工が施されており、水や雨に強い素材のおかげで、あなたのツールをしっかりと保護する事が可能です。収納するアイテムやバイクに応じて選べる、3つのサイズをラインナップしており、不要なスペースを削減することが可能です。

BYASI(ビアーシ)

  • 積載量:400cm³、600cm³、800cm³
  • 直径:74mm
  • 全高:133mm(400cm³)、200mm(600cm³)、233mm(800cm³)
  • 重量:66g(400cm³)、76g(600cm³)、82g(800cm³)
  • 食器洗い乾燥機対応(最大対応温度=75℃)
  • 材質:ポリエチレン(外装容器)、ポリプロピレン(キャップ・内部容器)
  • 税込定価 ¥1,100(400cm³)、¥1,200(600cm³)、¥1,400(800cm³)

 

※旧製品の様に二段構造になっておりません。※本製品の蓋および本体には擦れ傷等が見られる場合がございます。マットな表面仕上げの本製品では、これらが目に付きやすく、製造時ならびに輸送時そのような原因を、可能な限り削減しておりますが、多少の擦れや、傷は避けられませんのであらかじめご了承ください。※写真はサンプルを撮影したもので、スペックやカラーなど実際の製品と異なる場合があります。※色調はモニター画面と実物では多少差異がございます。あらかじめご了承ください。※表示価格は税込価格でシーズン途中で変更される場合もあります。最新情報は販売店でお確かめください。

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka