【メーカーNEWS】カデックス 50 ULTRA DISC WheelSystem、カデックス AERO TUBELESS TIREを発表

カデックスから新型ホイールとタイヤがリリースされた。

カデックスのこだわりは「50mm」。オールラウンド性の高さはフックレスなどによる軽量化が見事に仕上げられている。新型ハブも採用し、ホイールの基本性能も高めている。現在、ODトライアスロンにおいて、フロントは48~52mm程度が主流となっている中で、42mmから50mmと変更された。

また。タイヤについては、ホイールとの「一体感」からのエアロダイナミクスを高めているとのこと。タイヤとホイールの一体化は他社でも以前から取り組んでいる難しい課題だが、やはりフックレスが今後もカギとなるだろう。

カデックスと言えば、今最もトライアスロンで注目すべきメーカーの一つだ。周知の通りだが、クリスティアン・ブルンメンフェルト( ノルウェー)のアイアンマン世界選手権とオリンピックTOKYO2020の1年以内「二刀流」制覇、アイアンマンディスタンスのSUB7プロジェクト達成など、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとも言える大活躍が話題となっている。そのブルンメンフェルトの使用するバイクブランドとして、注目となっている。

カデックスは、より競技性を高めたジャイアントのグループブランドだけに、そのパワーとこだわりに期待が大きい。

以下、メーカーNewsとなる。

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CADEX は、エアロ性能に特化したロードバイク用新製品「CADEX 50 ULTRA DISC」ホイールシステム と 「CADEX AERO」チューブレスタイヤを発表いたします。

「CADEX 50 ULTRA DISC」および「CADEX AERO」チューブレスタイヤは、2022年10月中旬から全国のCADEX正規販売店でご購入いただけます。

  • 製品紹介ウェブサイト cadex-cycling.com/jp
  • 問い合わせ先  株式会社ジャイアント 044-738-2200(代表)

 

Torino – Italy – cycling – Simon Yates (GBR – Team BikeExchange – Jayco) pictured during 105th Giro d’Italia 2022 – (2.UWT) – stage 14 from Santena to Torino (147KM) – Photo: Tommaso Pelagalli/SCA/Cor Vos © 2022

 

「CADEX 50 ULTRA DISC」は、空力効率を最大限に高めながら、あらゆるコンディションで安定性とコントロール性を発揮するよう設計されています。50mmハイトのエアロ形状リム、スーパーエアロスポーク、新型エアロハブを採用したCADEX ULTRA DISCは、広範囲の風洞実験でカテゴリー最速が証明されたホイールシステムです。また、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのサイモン・イェーツが、ジロ・デ・イタリア 2022の第14ステージで、このホイールで優勝して、性能を結果で証明しました。

CADEXの製品グローバル責任者であるジェフ・シュナイダーは「速いロードホイールの条件は、ライディング中に変化する様々な力をコントロールできることです。実際レースやライド中は、上りや下り、平坦の高速区間やテクニカルなコーナー、集団走行や単独走行など、状況が刻々と変化します。CADEX 50 ULTRA DISCは、これらすべてを考慮しながら、特に高速走行時の抵抗を考慮して設計されています」と述べています。

業界トップクラスの1349gと軽量なCADEX 50 ULTRA DISCは、スーパーエアロカーボンスポークや、CADEX セラミックベアリングと40T 面ラチェットドライバーを採用した新型エアロリアハブ「R3-C40」などの革新的な技術により、パワーロスを大幅に低減しています。さらに、ハイボリュームタイヤに最適化した内幅22.4mmのフックレスリムが、タイヤのサイドウォールのサポートを高めながらタイヤとシームレスな一体感を生み出し、より低い空気圧での走行を可能にしてハンドリングとロードフィーリングを向上させます。

もう一つの新製品「CADEX AERO」チューブレスタイヤは、ライダーに低い転がり抵抗と優れたエアロ性能を提供します。広範なCFD(数値流体力学)と風洞解析によって生まれた、サイドウォールが薄くセンター部が厚い楕円形状が、CADEXや他のフックレスエアロリムとシームレスなインターフェースを実現します。競合他社製品と比較したラボテストでも、空力性能のアドバンテージが実証されたエアロタイヤです。

CADEXの製品グローバル責任者であるジェフ・シュナイダーは「より速いエアロタイヤを設計するために最良なことは何か、私たちは自問自答し続けました。転がり抵抗を最小限に抑えるためには、改良されたプレミアムコンパウンドとコーナリンググリップを向上する高速トレッドパターンが必要です。CADEXではさらに踏み込んで、タイヤの形状だけではなくホイールとの一体感を検討しました。その結果、CADEXだけでなく、他社の主要なエアロホイールセットとも可能な限りシームレスなインターフェースを実現してエアロ性能を高めました」と述べています。

最先端のシリカベースタイヤコンパウンド「RR-A」を採用した「CADEX AERO」は、転がり抵抗を低減して、ウェットコンディションのコーナリングでも確かなグリップ力を発揮します。

 

CADEX 50 ULTRA DISC WHEELSYSTEM

税込価格 : フロント ¥165,000、リア ¥220,000

50mmハイトのエアロリム形状と次世代エアロハブR3-C を採用したCADEX 50 ULTRA DISCは、最高の空力性能とあらゆるコンディションでの安定性とコントロール性を実現します。

■Key Features

  • CADEX R3-C40エアロハブ エアロ性能を向上した第3世代のCADEX低摩擦ハブは、CADEXセラミックベアリングと40T面ラチェットドライバーを採用して超低摩擦と優れたパワー伝達を実現。
  • スーパーエアロカーボンスポーク 横方向のたわみを最小限に抑え、効率的な加速とスプリントを実現。
  • フックレスリムテクノロジー 連続したカーボン繊維構造によってフックレスリムビードの厚みを片側最大3.8mmまで拡大し、タイヤ形状をより円形に保つことで、優れたグリップとハンドリング、コーナリング時のサイドウォールのサポートを向上。
  • 22.4mmのリム内幅 ハイボリュームタイヤに最適化することにより、タイヤ接地面積を増やしグリップ力とスムーズな乗り心地を実現。
  • CADEX セラミックベアリング パワーロスを最小限に抑え回転効率を向上する、非常に滑らかで摩擦抵抗の少ないCADEXセラミック ベアリング。

■Spec

 

CADEX AERO TUBELESS TIRE (TUBELESS READY)

税込価格 : ¥12,100

転がり抵抗を軽減するプレミアムコンパウンドと、高速回転とコーナリンググリップを高めるトレッドパターンを採用し、速さを追求するためにホイールと一体となるデザインで、ホイール全体のエアロ性能を向上させます。

■Key Features

  • RR-Aコンパウンド 速さを追求した最先端のシリカベースタイヤコンパウンドを使用。転がり抵抗を低減し、特にウェットコンディションでのコーナリングで確かなグリップ力を発揮。
  • CADEX RACE SHIELD 耐パンクレイヤー 超軽量で耐カット性に優れたKevlar®素材をケーシングに組み込んだ構造で、スピードやロードフィーリングを損なうことなく優れた耐パンク性能を提供。
  • CADEX SUPPLE RACE CASING 単層のSupple Race Casing(SRC)は超軽量でありながら、しなやかで快適な乗り心地と優れた転がり効率を実現。
  • マイクロファイルトレッド ショルダー部の新形状のマイクロファイルトレッドが、しなやかな乗り心地とコーナリング時のグリップ、効率的な水はけを実現。
  • エアロプロファイル サイドウォールの高い、より楕円なタイヤ形状により、フックレスリムとシームレスに一体化して、クラス最高レベルのエアロ性能を実現。

■Spec 

  • Size: 700x25C
  • Max Pressure: 115 PSI / 7.9 BAR
  • Min Pressure: 70 PSI / 4.8 BAR
  • Casing: 170 TPI Supple Race Casing (SRC)
  • Compound: RR-A Compound
  • Weight: 290g

 

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka