CYCLE PARTS joint exhibitions TOKYO 2017

本日は、第2回となる「サイクルパーツ合同展示会」が開催された。

このイベントは、ショップ対象の展示会で部品、用品、アクセサリーがメインとなっている。このタイミングでは、新製品などは少ないが、各メーカー、代理店、138社のイチオシが一堂に展示されている。メーカーとショップ、お互いのプロが見極めるため、厳選されたアイテムが並ぶ。2017年シーズンイン間近のタイミングにあらためてショップの品揃えが面白くなることだろう。さしずめ「オールカタログ」(サイスポのパーツカタログのこと)のリアル版か、言い過ぎかもしれないが、様々な部品、用品、アクセサリーが展示されている。

そして、本日国内正式発表となったのが、WAHOOのローラー台だ。その実績から話題となっていた製品で、ズイフトと連動させそのデモンストレーションを開催していた。WAHOOは、アメリカのフィットネスブランドで、プロサイクリングチームのチームスカイをサポートしていることで、話題となり国内展開が待ち望まれていた。下の写真に出ているのは、メインモデルとなる「KICKR」で、リアホイールを外して使用する、ダイレクトトランスミッションタイプのモデルで、ズイフトなどの連動はもちろんだが、独自のフライホイール構造が、リアルライドに近い走行感を実現しているのが特徴だ。

最後に紹介しているのは、自転車専用工具ブランドのRUNWELLだ。すべての作業を新潟の燕三条で行っている。昨今、話題となる「ニッポン」の製品で極めてクウォリティが高い。写真の中の赤いケースの製品は、工具ではなく、工具のデザインにした「マドラー」だ。遊び心で造られたものだが、意味がある。カクテルの「スクリュードライバー」の名前の由来は、工具のドライバーを使って混ぜたと言われている。そんな「お遊び」から始まったが、経済産業省が選定す日本が誇る優れた地方産品「The Wonder 500」に認定されている。そんな「ジャパンメイド」も楽しめるのが、この展示会の良さの一つでもある。

その他、トラモノや気になったものの一部をフォトレポートとしてアップ、詳細は追って。

「金の斧、それとも銀の斧」

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「特にジャパンが面白い。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka