7月に発表されたNewヴェンジ。
SPECIALIZED 展示会 速報版(VENGE ViAS) http://triathlon-geronimo.com/?p=2744
フレームだけではなく、ホイールやハンドルすべて、一体として設計。
7月に発表されたNewヴェンジ。
SPECIALIZED 展示会 速報版(VENGE ViAS) http://triathlon-geronimo.com/?p=2744
フレームだけではなく、ホイールやハンドルすべて、一体として設計。
本日は、サーベロの2回目の新製品発表会が開催された。
前回7月の発表会 http://triathlon-geronimo.com/?p=2858
サーベロは、1995年にホワイトとブルーメンの二人のエンジニアによって始まったカナダのブランドだ。現在は、スイスに本社がある。タイムトライアルから始まった、サーベロは、トライアスロン、TTでは、ダントツの強さを誇る。トライアスロンの最高峰、アイアンマンでは、2005年から10年連続のシェアトップ、2008年からは、7年連続400台以上のシェアをキープしている「レジェンド」なのだ。また、2003年からプロサイクリングチーム「Team CSC」と契約し、ロードレースの最高峰、ツールドフランスにも参戦し、「プロ仕様」のバイクにこだわり、車に例えるなら「F1」のみを手がける数少なくなった、こだわりのブランドなのだ。
今回、新型はなかったが、カラーチェンジ、カラー追加などの変更があった。そして、一番人気となる「P3」がニューカラーで登場した。今までのデザインイメージを大きく変えてリリースされた。2016年も最高レベルに期待される一台となるだろう。今回は、カラーチェンジ、その点についてレポートしている。
Cervelo P3 New Color ¥450,000 + tax(フレーム)
サーベロと言えば、3Tとのコラボが特徴。
完成車は、ハンドル、ステムのカラーがコーディネートされている。
ヘッド周りのボリューム感が強調されるデザインだ。
フォークの内側にもブルーのアクセントがある。
ダウンチューブに大きく「Cervelo」のロゴが入る。
“ SIMPLY FASTER ”
ツヤ有りブラックとツヤ消しブラックのコンビネーションが精悍。
ある意味では、サーベロらしくないデザインと言える。
ブラック、ホワイト、グレー、そしてアクセントのブルーがセンス抜群。
NewP3になってから三代目となるカラーは、今までとは違う雰囲気を放っている。一見クウォータにも見えるこのデザインは、カタログでは、その「センス」が伝わらない。現物を確認すべき、一台。P5のデビューに匹敵するデザイン性の高さだった。
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「とにかく、カッコイイんです!」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka
本日は、シーポの新製品発表会が開催された。
先月、シーポの2016年モデルの情報があったが、本日は、正式なお披露目となった。シーポは、2004年に初代の26インチトライアスロンモデルがリリースされた。その後は、周知の通り、日本のブランドとして確立された。2009年には、アイアンマンのオフィシャルバイクとなり、2013年でアイアンマンワールドチャンピオンシップでその使用台数が50台オーバー、そして昨年は、72台となり、世界第7位にランクインしたブランドだ。先日のアイアンマンジャパンでも、シャオユーリーによって、女子優勝となり、使用率も、世界のトップ3に次ぐ、第4位のシェア、トライアスロンモデルに絞れば、第3位となっていた。日本のブランドだけに、国内では、人気のあるブランドとなっている。
今回のモデルチェンジで話題となるのが、バイパーとカタナの違いについてだろう。バイパーはロング向けの設定で、高速巡航性を重視している。逆にカタナは、ミドルからオリンピックディスタンスを想定して、加速性を重視している。バイパーは、フロントセンターを600mm以上に設定し、抜群の直進安定性を確保している。またチェーンステーは剛性を落とし、「快適性」を高めている。カタナもほぼ同様に、ヘッドアングルを寝かせ、フロントセンターも長くするとともに、BBを下げた。そして、BB周りの剛性を上げたことで、加速性だけではなく、巡航性も十分確保された、オールラウンド性の高いトライアスロンバイクに仕上がっている。
今回のモデルチェンジは以下のようになっている。
VIPER フルモデルチェンジ
KATANA フルモデルチェンジ
VENOM 2カラー追加(2月リリース)
STINGER カラーチェンジ
MAMBA 2カラー追加
2016 CEEPO VIPER ¥580,000 + tax (フレーム)
詳細 http://triathlon-geronimo.com/?p=4447
2016 CEEPO KATANA ¥420,000 + tax (フレーム)
シンプルなハンドル周りは、ポジション出しなど扱い易さがメリット。
前作よりヘッドアングルを寝かせ、直進安定性がより向上した。
ブレーキは、ダイレクトマウントで、確実性の高いシマノを想定している。
前作に比べ、かなりシンプルなデザインとなっている。
ピラーは、前作継続の前後リバーシブルでサドル位置は大きく変更可能。
BB位置を下げ、周辺の剛性をアップさせている。
シートチューブとホイールの間隔は、比較的クリアランスを取っている。
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2016 CEEPO STINGER ¥280,000 + tax (フレーム)
3年目となるスティンガー。トライアスロン、ロード兼用を想定したモデルで、シートアングルは、中間的に設定されている。ブレーキマウントなど、マンバよりトライアスロン思考が高いモデルだ。また、XSサイズは、ヘッド長が85mmと短く、「トライアスロンポジション」の出し易さがメリットとなる。
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2016 CEEPO MAMBA ¥230,000 + tax (フレーム)
同じく3年目となるマンバ。スティンガーと同じモールドから造られている双子モデル。トライアスロン、ロード兼用を想定したモデルで、シーポのエントリートライアスロンモデルだ。ブレーキマウントは、一般的な位置に設定され、扱い易さから、あえてスティンガーではなく、マンバを選択する人も少なくない。
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日本のブランド、シーポ。そして、トライアスロンの専門ブランドとして、担う課題は、多い。小回りの利く、商品開発が生命線であり、特長でもあるだけに、トレンドヘの注力、そして、パイオニアとしての挑戦に注目が集まる、大きな期待を背負っているブランドだと思う。
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「まずは、ハワイのシーポに注目したい。」
本日は、シーポの新製品発表会が開催された。
先月、シーポの2016年モデルの情報があったが、本日は、正式なお披露目となった。シーポは、2004年に初代の26インチトライアスロンモデルがリリースされた。その後は、周知の通り、日本のブランドとして確立された。2009年には、アイアンマンのオフィシャルバイクとなり、2013年でアイアンマンワールドチャンピオンシップでその使用台数が50台オーバー、そして昨年は、72台となり、世界第7位にランクインしたブランドだ。先日のアイアンマンジャパンでも、シャオユーリーによって、女子優勝となり、使用率も、世界のトップ3に次ぐ、第4位のシェア、トライアスロンモデルに絞れば、第3位となっていた。日本のブランドだけに、国内では、人気のあるブランドとなっている。
そのシーポのフラッグシップとなるモデルがこのバイパーで、メジャー、マイナー合わせて、4代目のモデルチェンジとなった。高速巡航性をテーマに、「アイアンマン」など、ロングのためのバイクに仕上がっている。フロントセンターを長くし、圧倒的な直進安定性を高めている。また、チェーンステーの剛性を落とし、快適性も高めている。そして、2014年モデルからディクスブレーキも採用するなど、トレンドにいち早く対応するブランドでもある。今回展示されていたバイパーは、ノーマルブレーキがセットされていたが、本来は、ディスクブレーキ仕様、ヘッドには、「専用カバー」が付き、エアロダイナミクスへの対応がなされている。また、最近のトライアスロンバイクは、「競技性重視」でメンテナンス性など、やや手間のかかるものが多いが、このバイパーは、その点も工夫しているとのこと。Di2バッテリーは、前作からビルトインになっているが、BB下に挿入する収まりとなっている。そして、今回、特に目を引く、シートチューブに取りつけられた、SC型の専用ストレージは、「ゴム」で出来ている。また、デザインだが、ロゴにワンポイントのカラーが入っている。今までは、このようなデザインはしなかったとのことだが、初の試みで、トータルは、バランス良い、カラーリングになったとのこと。
今年のハワイアイアンマンで、更なる飛躍が期待されているブランドだ。
2016 CEEPO VIPER ¥580,000 + tax (フレーム)
ハンドル周りのメンテナンス性を考慮。ベントーボックスも標準装備。
ディスクブレーキ仕様で、ヘッド周りは、エアロダイナミクス向上。
LK型ヘッド周り。ジャンクションは、ステムカバー内に収まるとのこと。
フロントフォークのディスクブレーキキャリパー台座。
デザインは、やや大人しくなったが、“ BAT MAN ” の名残りもある。
ピラーは、前作継続の前後リバーシブルでサドル位置は大きく変更可能。
スッキリしたシート周りとボリュームのあるBB周り。
これは、ツールボックスであり、エアロダイナミクス対応でもある。
シートチューブとホイールの間隔は、比較的クリアランスを取っている。
世界と戦う、日本のブランド、シーポ。
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「シーポ今年のハワイの目標は、90台とのこと。」
本日は、パールイズミの新製品発表会が開催された。
パールイズミは、1950年創業の老舗ジャパンブランドだ。圧倒的なクウォリティの高さを誇る。パーツに例えれば、SHIMANOのようなウエアブランドだ。昨今、バイクブランドは、欧米のものに人気が偏っているが、ウエアは、体型によるフィット性、日本の気候を考えると「日本人のためのウエア」が必要になる。その点では、これしかないというのが、パールイズミなのだ。
そのパールイズミの2016年スプリング/サマーモデルが発表になった。現時点でも造り尽くされた感はあるが、更に、バージョンアップやアクセサリーに至るまで、完成度を高めてきている。
今回のテーマは、「サイクリストの “ 声 ” をカタチに。」ということで、下記のように、1「充実」2「進化」3「解決」4「改良」に取組んでいるのだ。
展示会場での注目すべきアイテムをご紹介しよう。
1「充実」プリント商品を大幅強化!スポーティに、カジュアルに、選べる個性豊かなデザインで、着た瞬間から心が高ぶります。
2「進化」主力のレーサーパンツとデザインを一新。カラーパンツの登場や、パッドをグレードアップしたレータンなどラインナップが大きく進化しました。
3「解決」女性ならではの悩みを女性が、女性の視点で解決。うれしい機能性アンダーがますます充実しました。
4「改良」グローブのパッド厚や位置を見直し、用途や乗り方に合わせて選べるラインナップへ。日々の悩める体験から開発されたグローブです。
※PEARL iZUMi spring / summer 2016 抜粋
1「充実」プリント商品を大幅強化!スポーティに、カジュアルに、選べる個性豊かなデザインで、着た瞬間から心が高ぶります。
1「充実」プリント商品を大幅強化!スポーティに、カジュアルに、選べる個性豊かなデザインで、着た瞬間から心が高ぶります。
パールイズミも「オーダーウェア」のサービスがある。そして、そのアイテムの中に、トライジャージとトライパンツがある。現在、既製品でのトライアスロンウエアは、ラインナップされていないが、このサービスでパールイズミのトライアスロンウエアを作ることができる。
PEARL iZUMi Order-Wear http://www.pearlizumi.co.jp/order-wear/index.html
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「ジャパンブランドのパールイズミ」
There’s some big news on the horizon: upcoming product that was previewed at Eurobike and many Cervélo athletes and owners will be taking on the Go Pro Ironman World Championships in Kona, Hawaii in just 5 weeks. Get the latest on these major events below
Much of the buzz at the Eurobike trade show in August was focused on the introduction of disc brakes to the Cervélo line-up. But there’s a lot more to our upcoming disc-equipped bikes than just the brakes.
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「P5ディスクに期待したいですね。」
本日は、フジの新製品発表会が開催された。
取り急ぎ、トライアスロンバイクとなる「NORCOM STRAIGHT 1.1」についてレポートする。
フジのイメージは、ピストやクロスバイクで先行していたが、近年、ロードでは、カハルラル・セグロスRGAのサポートや、新型TTのリリースで、「レーシングバイク」として位置づけを確実に高めてきた。軽量性と質感の高さは、トップレベルであり、今後も目の離せないブランドと言えるだろう。
アイアンマンにおいてフジの使用率を観てみると、過去5年間で、僅かながら伸びてきている。昨年は、20台で17位だが、同クラスには、クウォータやキャニオンも並んでいる。今後、期待できるブランドと言える。それは、使用台数も重要だが、ポジションの出し易さや、乗り味など、本来、当たり前に必要な要素は、十分なものがあるからだ。
2014年モデルとしてデビューしたNORCOMは、3シーズン目に入る。先代のトライアスロンバイク、D-6は独特なデザインをしていたが、NORCOMは、シンプルなデザインとスローピングが特徴的。前作より200gの軽量化となり、サーベロ型シート周り、スペシャ型ヘッド周りなど採用、3年間の開発期間を経てリリースされた。グランツールの実績もあるフジの本格TTとして、実績を上げてきた。「トライアスロンバイク」としてのポジションセッティングなども意識され造られている。
2016 FUJI NORCOM STRAIGHT 1.1 ¥320,000 + tax(フレーム)
フジには最も似合う、OVAL CONCEPTSのDHバーがアッセンブルされている。
ケーブルなど完全なインテグレートではないが、ほぼスッキリとした収まりとなっている。
ステムの高さ調整の幅が広い。メーカーとしては、TTの低さから、トライアスロンの高さまで対応可能とした造り。単純にポジション出しのフレキシブルさとして、良いことだ。
フロントブレーキもきれいに収まっている。リアブレーキはケーブル固定方法を改良として、左右変更となった。
美しいフレームデザインで、トライアスロンでは数少ない、スローピングが特徴的となっている。
サドルもOVAL CONCEPTSで、デザイン、カラーも一体化。
今回、マイナーな改良が施されている。Di2バッテリーはシートピラー後側から、ピラー内臓のビルトインに変更となった。
リアブレーキはBB下に収め、シートチューブが美しくホイールを覆っている。
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「今年のハワイではどうなっているかな。」
本日は、スコット2016年の新製品発表会が開催された。
取り急ぎ、話題となっている、元祖エアロロード「FOIL」についてレポートしたい。
2011年デビューのFOILがモデルチェンジとなった。FOILは、VENGEと並び「次世代エアロロード」の走りとも言えるモデルだ。やや重量増となるエアロロードは中途半端な位置づけに見えたが、急速なテクノロジーの進化により、軽量のエアロロードが可能となった。逆に「軽過ぎる」フレームへの対策が同時に施されるエアロ化が注目されたのだ。それらをいち早く取り組んだブランドの代表格がスコットであり、そのモデルが、FOILなのだ。
スコットのエアロダイナミクスの起源は、トライアスロンバイクのPLASMA3のプロジェクトがスタートした2009年に遡る。その時のエンジニアチームが培ったノウハウを活かし、エアロロードの開発へと繋がったのだ。ただ、あくまでもロードモデルとなるため、面積の大きな翼断面形状ではなく、「F01」というテクノロジーを開発したことが、一見、普通のロードモデルに見えるバイクのエアロダイナミクスを大きく向上させたのだった。今回のモデルチェンジで、そのエアロダイナミクスは、ヘッドチューブからエンドまで隅々に改良され、ハンドル周りもF01形状で一体化となるデザインとなりエアロダイナミクス高めている。そして、このNEW FOILは、極めて軽量性に優れているのだ。フレームは945g、フォークは335g(Mサイズ)となっている。また、スコットと言えば、PLASAMAの開発時から、シマノとの共同開発がなされているのも大きな特徴で、ブレーキの考え方も独自路線となった。
そして、実際の走行感は、まだ試乗車が用意されていないため、インプレはできなかったが、情報としては、エアロダイナミクスの良さはもちろんだが、細くなったシート周りが、圧倒的な快適性を向上させているとのこと。NEW MADONE、NEW VENGE、そして、NEW FOILと出揃ったところで乗り味を確認してみたいところだ。
2016 SCOTT FOIL TEAM ISSUE ¥980,000 + tax
1-1/4から1-1/2のテーパーフォークコラムとなり、剛性を高めている。また、全体的にもねじれ剛性が、前作に比べ、13.5%向上している。
ブレーキはシマノを採用。あえてオリジナルにはせず、シマノのブレーキによる制動力を優先している。そして、これは、シマノとの共同開発によるものなのだ。
ヘッド下とフォークの一体化デザインで向上したエアロダイナミクス。そして、ステム下のスペーサーはオリジナル一体型が特徴的。
ハンドルにもF01テクノロジーを採用している。
下げたシートステーがシートチューブ裏側の隙間が少なくなり、エアロダイナミクスが向上している。
リアブレーキは、BB下に配置され、シマノのダイレクトマウントを採用している。
サドルもプロロゴZEROⅡのスペシャルカラー。
今回このシート周りが抜群の快適性を高めている。
フレームカラーに合わせたZIPP60クリンチャーがアッセンブル。
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「これでエアロロードの三役揃い踏みです。」
先日開催のデローザの新製品発表会の続報となる。
(デローザ① http://triathlon-geronimo.com/?p=3600)
デローザは、1953年創業の老舗でイタリアンを代表するロードブランドだ。老舗中の老舗と言っても過言ではない。60年以上の歴史は、重みを感じさせるイタリアンロードで、現在はプロチームのサポートなども活動的に行っている。ロードでは、メジャーだが、アイアンマンなどトライアスロンではほとんど使用されていない。ただ、国内のトライアスロンでは、そのイメージ以上に使用され、6月のアイアンマン70.3セントレアでは、全101ブランド中、16位の使用率となっていた。
デローザのラインナップの特徴は、カーボンフレームをメインとしながらも、伝統的なクロモリフレーム、金属系最高峰のチタンフレーム、そして、恐らくデローザのみとなったスカンジウムのアルミフレームなど、イタリアンの老舗ブランドとして、すべてのマテリアルで、こだわりのラインナップとなっているのだ。
そして、今回の続報は、エアロロード「SK」が、世界同時発表とし、本日情報解禁となった。
【New】2016 DEROSA SK ¥348,000 + tax(フレーム)
2016年デローザ話題のニューモデル、SK。このデザインは、フェラーリなど、カーデザイナーとして有名なピニンファリーナによるもので、スーパーキングの後継モデルとしてリリースされた。発砲ウレタンによるインナーモールド製法で、均一な加圧をかけ、本来の設計強度を出している。スーパーキングに比べ、10%の剛性アップとなっている。
【New】2016 DEROSA SK ¥348,000 + tax(フレーム)
マットブラックにレッドのアクセントがレーシーなカラーとなっている。
【New】2016 DEROSA SK ¥348,000 + tax(フレーム)
鮮やかなブルーはデローザらしいイタリアンカラーだ。
【New】2016 DEROSA SK ¥348,000 + tax(フレーム)
このカラーは、日本オリジナルとして、人気のあるブルーゴールドグロッシー。
デローザは、粋なイタリアン。イタリアンの中でも、特有のオーラを放つブランドだ。伝統と美しさを大事にしながら、カンパニョーロとのコラボレーションや、プロチーム供給など、近年、幅広い活動をしている。流行の浮き沈みに左右されないブランドとして、自転車界を牽引してほしい。現在、イタリアンロード系のトライアスロンへ参入が目立って来ている中、デローザがアイアンマンで多く見られる日は来ることを期待したい。
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「ロードと言えば、イタリアン。イタリアンと言えば、デローザ。」
本日は、デローザの新製品発表会が開催された。
デローザは、1953年創業の老舗でイタリアンを代表するロードブランドだ。老舗中の老舗と言っても過言ではない。60年以上の歴史は、重みを感じさせるイタリアンロードで、現在はプロチームのサポートなども活動的に行っている。ロードでは、メジャーだが、アイアンマンなどトライアスロンではほとんど使用されていない。ただ、国内のトライアスロンでは、そのイメージ以上に使用され、6月のアイアンマン70.3セントレアでは、全101ブランド中、16位の使用率となっていた。
デローザのラインナップの特徴は、カーボンフレームをメインとしながらも、伝統的なクロモリフレーム、金属系最高峰のチタンフレーム、そして、恐らくデローザのみとなったスカンジウムのアルミフレームなど、イタリアンの老舗ブランドとして、すべてのマテリアルで、こだわりのラインナップとなっているのだ。
そして、今回の発表で、一番注目となっている「Nick」、ウーゴデローザの孫にあたるニコラスから命名された。そして、エアロロード「SK」など、老舗のイタリアンが新しいデザインで、センセーショナルな2016年モデルとなる。尚、SKは、世界同時発表とし、8/26以降の情報解禁となる。
2016 DEROSA KING XS JAPAN ltd. ¥620,000 + tax
通常価格であれば、70万オーバーの価格となるが、オリジナルカラーとカンパニョーロのアッセンブルにこだわった、日本限定販売となるモデルで、50台限定。また、新製品として、テクトロ製のデローザオリジナルブレーキがセットされている。そして、カスクのヘルメット、PROTONEに、同じネイビーピンクが追加となった。
2016 DEROSA IDOL ¥268,000 + tax(フレーム)
デローザで人気No.1モデルがこのアイドルだ。3年目の継続となるアイドルは、グレーマットが廃盤となり、オリジナルカラー、そしてこのデローザサンティーニカラーが追加となった。デローザサンティーニは、デローザがサポートするイタリアのアマチュアチームだ。今回3モデルにそのチームカラーを設定している。
【New】2016 DEROSA Nick ¥329,000 + tax
2016年から新ラインナップされたモデルで、デローザイチオシとなっている。フルカーボンフレームに105のアッセンブルと、幅広く扱い易い。ホイールは、シマノだが、SHIMANOロゴではなく、DEROSAロゴとなる。細かいところにこだわるのがデローザだ。プラネットより100gの軽量化となり、よりレーシーとなった。
2016 DEROSA AVANT ¥277,000 + tax
2016年はニューカラーとなったアバント。「デローザサンティーニ」のカラーも追加となった。デローザのエントリーモデルとして、初めてのデローザに最適となるだろう。バランスとれたアッセンブルとカラーリングで女性にも人気モデルとなっている。そのため、サイズも36.5cmからラインナップされている。
2016 DEROSA PROTOS ¥740,000 + tax(フレーム)
プロトスは、ニューカラーが追加となった。ニッポとサンティーニのレーシーなカラーだ。プロトスは、プロ仕様のバイクで、剛性と軽量性を高次元に融合させたデローザのフラッグシップだ。左右非対称のフレームデザインもトレンディ。「BLACK LABEL」の対象モデルとしてカスタムサイズとしてオーダーが可能となっている。
2016 DEROSA PROTOS ¥740,000 + tax(フレーム)
これが、UCIプロコンティネンタルチーム、NIPPO-VINI FANTINIのカラーだ。マットネイビーにオレンジのアクセントになったデザインは、上品ながらレーシーに仕上がった。
【New】2016 DEROSA Age Luster ¥432,000 + tax(フレーム)
2016年のニューモデルの一つ、アジェラスター。ネオプリマートと同じジオメトリーを持つクロモリロードだが、ラグではなく、Tig溶接で、その磨き上げられたフィレットブレージング仕上げが美しいのだ。レトロモダンをコンセプトに造られたアジェは、まさにデローザらしさの一台と言えるだろう。ラスターはフルメッキ仕上げだ。
2016 DEROSA NEOPRIMATO ¥275,000 + tax(フレーム)
デローザの顔とも言える、ネオプリマートは、グローバルでは生産中止となった。ただ日本国内では、根強い人気があり、国内限定にて継続されている。2カラー追加となったが、一つは、デローザサンティーニカラーとなっている。乗り味優先で造られているネオプリマートは、「永遠の定番」モデルである。
【New】2016 DEROSA Titanio Solo ¥960,000 + tax(フレーム)
価格的には最高峰となるチタンフレーム、チタニオソロ。シンプルなチタンチューブで造られた、金属フレームマニアのための一台。カラーリング、パーツアッセブルなど見本車は、極めて「精悍」と言った風貌だった。体重90kg制限は、解除となっている。また、受注後6ヶ月以上を要する。
2016 DEROSA Titanio 3.2,5 ¥695,000 + tax(フレーム)
2016年も継続のチタニオ3.2,5は、ソロよりは、リーズナブルで、クラシカルデザインとなっている。チタンは、加工に手間と高い技術を必要とするこだわり派のフレームだ。このフレームは乗り味もマイルドで幅広く使用できるモデルだ。また、このフレームもカスタムサイズのオーダー対象となっている。
2016 DEROSA SCANDIUM ¥460,000 + tax(フレーム)
スカンジウムは2016年も継続となる。スカンジウムはアルミ合金で、7000系アルミにレアメタルを1~2%が加えられている。強度は、40~50%増し、10%軽く、振動吸収性も高まる。デローザ以外、現在、スカンジウムを生産しているメーカーは恐らくないだろうとのこと。
デローザは、粋なイタリアン。イタリアンの中でも、特有のオーラを放つブランドだ。伝統と美しさを大事にしながら、カンパニョーロとのコラボレーションや、プロチーム供給など、近年、幅広い活動をしている。流行の浮き沈みに左右されないブランドとして、自転車界を牽引してほしい。現在、イタリアンロード系のトライアスロンへ参入が目立って来ている中、デローザがアイアンマンで多く見られる日は来ることを期待したい。
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「ロードと言えば、イタリアン。イタリアンと言えば、デローザ。」