KAIKE 2019

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  • GERONIMO COUNT 皆生2019バイクトレンド
  • Race Photo Report
  • Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~
  • Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~
  • 【取材予定】全日本トライアスロン皆生大会

Race Photo Report

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~

【取材予定】全日本トライアスロン皆生大会

BRAVE & TRUE

7/14(日)鳥取県米子市他で「第39回全日本トライアスロン皆生大会」(皆生トライアスロン協会など主催、スポーツ振興くじ助成事業)が開催された。

今回で3年連続3回目の取材となった。皆生と言えば、灼熱の中のレース、または大雨で途中で中止になったこともある、過酷なレースとして知られている。17年は暑かったが、昨年は過去最高に暑かった。今年も暑いのか、はたまた、雨の中のレースとなるのか、まさに一年間の取材の中で最も「戦々恐々」と身構えてしまう大会でもあるのだ。

過酷な環境の中で行われる皆生は、日本トライアスロンの歴史そのものだ。来年40回目を迎えるが、現在、参加選手は1000名を越えている。但し、厳正な「書類選考」の元、選ばれている1000名であり、基本的には実績のある選手たちだ。そんな選手たちでも完走率は高くない。それほどのチャレンジングなレースでもある。元祖鉄人レースとしては、簡単には完走させてくれないのだ。ただ、だからこそ憧れの「鉄人」を目指すのだろう。

金曜日に現地入りをしてからも不安定な天候が続き、時折晴れ間も出るが、目まぐるしく変わっている。当日もスタート直前まで気になっていた天候だが、今年は「最高」だった。7時の気温は21.3℃、水温は22.5℃だった。昨年は水温も高く28℃あったので、「絶好」のコンディションと言えるだろう。午前中11時頃までは、小雨が降ることはあったが、バイクに大きな影響のない程度だった。そして、その後は曇ながらも空は明るくなってきた。もちろん、暑さも心配されたが、いつのようにはならなかったのだ。14時頃には少し蒸し暑さを感じたが、いつもとは違った。その結果として、優勝タイムは昨年より37分も更新され、100番でも43分の短縮となった。そして、全体の完走率が昨年の83%から、今年は93%となった。「皆生」らしくないという声も聞いたが、ロングはアドベンチャー、その時、その瞬間まで分からない “ 気分屋 ” も皆生らしさかもしれない。

当日朝4時、僅かに小雨が降っている。ランの時なら選手は助かるだろう、これ以上降るとバイクのペースは抑えざるを得ない。当日の朝も不安定な空を見上げながら、間もなく始まるレースに備えた。

スイム会場はいつもと違う様子だった。波打ち際では、大きく波が巻いている。スタート地点や、沖は問題なく見えるが、波打ち際では、脚をすくわれている選手もいる。過去2年は穏やかだったが、この波で止めてしまっている選手もいた。

Team BRAVE八尾監督の「バトルのない優しいスイムを」で一斉スタートとなる。

■スタート、スイム3km

7時、長い一日が始まった。全員無事に完走してほしい。

フローティングスタートとなる。一度沖に向かうがほどなく左折となるため、やはり「バトル」はある。ただ、「それほど厳しくなかったよ」と選手は言う。全てではないかもしれないが、「優しいスイム」だったのかもしれない。その想いが通じているのだろう。

皆生のスイムコースは一度沖に出てから、岸と並行するように左方向に泳ぐ。1.5kmで一度上陸し、戻ってくるコースとなっている。

波打ち際では、波が立ち足が取られる。

■いよいよバイクが始まる

皆生の名物とも言える、アップダウンの多い難コース。

バイクトランジットでは、皆生ならではのボランティアの手厚いサポートと応援で送り出してくれる。皆生のボランティアは4000名を越えている。選手一人当たり4名でサポートしてくれていることになる。世界的にも珍しいだろう。それだけ、「発祥」を大事にして、この大会を守る意識が高いのだ。

ちなみに鳥取県は、スイカの名産地トップ5に入る。「スイカ美味しいよ~」と選手に声をかけてくれる。

■バイク140km

皆生の象徴「大山」を上り、アップダウンを繰り返す、テクニカルコース。

皆生の醍醐味はやはりバイクコースだろう。中盤に控える「大山」やジェットコースターと言われるアップダウンが選手を苦しめる。確かにハードなコースだが、だからこそ選手が集まってくる。このコースをクリアすることが、皆生を楽しむということなのだ。アップダウンとともにテクニカルであり、山の中を駆け巡るこのコースは、本当にバイクのトレーニングを積んできた選手にとっては「楽しいコース」と言えると思う。

皆生名物「ジェットコースター」に入る。皆生のバイクコースで最も楽しめるエリアとなるが、狭い箇所もあるので、慎重に進まなければいけない。

■ラン42.195km

ほぼフラットとなるランコース。単調なコースには「集中力」が重要となる。

ランでも例年の暑さがないため、選手は軒並み「自己ベスト」となっている。歩道橋などを除けば、ほぼフラットなコースとなっている。ただ、極めて短調なため「集中力」がカギとなるだろう。コースはフラットで良いのだが、路面、道幅、また段差などには気をつけなければいけない。

■鉄人になる

このゴールを目指して走って来た。最高の笑顔でゴールだ。

このゴールシーンも皆生大会を最も象徴していると言えるだろう。アットホームで大勢の家族、友人、仲間との同伴ゴールは皆生ならではと言えるだろう。レースの厳しさを忘れてしまうような、笑顔と和やかな空気に癒される瞬間だ。

いつまで見ていても、それぞれのゴールがあるので飽きない。一日戦った「勇者」の喜びとそれを讃える人たちが最高の場を作っている。

競技レベルの高い皆生に出場する選手は、レース以外でも意識は高い。多くのボランティア、スタッフに支えられていることを理解している。このように一礼する選手は少なくない。清々しい光景だ。

今年の皆生が終わった。

天候には恵まれた今年の皆生だった。これ以上のコンディションは今後もないだろう。来年はきっと暑くなる。暑さの中でも十分なパフォーマンスを発揮できるトレーニングが必要となる。来年の「灼熱皆生」に対抗するための時間は長くはない。

来年はついに40回目の大会を迎える。皆生の歴史は、日本トライアスロンの歴史だ。まずは、皆生が「トライアスロン発祥の地」であることをあらためて知ってほしい。

元祖「鉄人レース」となる皆生は、アイアンマン、宮古島ストロングマン、佐渡アストロマンのような「称号」はないのか。皆生は1981年に国内初のトライアスロンとして始まったわけだが、当時はこのレースを開催するため、「IRONMAN」のマニュアルを元に試行錯誤され、53名の選手で始まっている。そのため、和訳され「鉄人レース」と呼ばれ、「日本版アイアンマン」と言うことができる。したがって、皆生の称号は、「鉄人」ということなのだ。その後、20年ほど前に英語のイメージコピーとして「BRAVE & TRUE」が付けられた。その他の案や○○マンももちろん検討されたようだが、元祖としての「皆生らしさ」を象徴するイメージから選ばれた。

 

★皆生大会関連情報(来年のランコースになると良いですね。)

鉄人と野人 トライアスロン発祥の地 全緑プロジェクト実行委員会

「鉄人野人 全緑挑戦 トライアスロン聖地 米子/境港 に芝生広場を」

https://readyfor.jp/projects/tetsujin-yajin

 

 

2019その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=31049

2018レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27306

「来年は40回大会、皆生の歴史は、日本の歴史だ。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】The BREITLING Superocean IRONMAN(R) Limited Edition

スイスの老舗腕時計ブランド、ブライトリングより、IRONMANとのコラボレーションモデルがリリースされた。

同社のスーパーオーシャンをベースにアイアンマンカラーに合ったデザインがマッチしたリミテッドエディションとなっている。スーパーオーシャンはダイバーウォッチで、100気圧防水、タフなアイアンマントライスリートにはお似合いのアイテムだ。

販売は、同社eコマース、一部ブティック及び、ニースのアイアンマン70.3、そして、コナのアイアンマンなどとなる。(日本国内からはeコマース購入不可)

詳しくは、下記メーカーリリースより。

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ニューヨーク州ニューヨーク/フロリダ州タンパ、2019年7月26日–本日、ブライトリングはワンダスポーツグループの一員であるアイアンマンと提携し、ブライトリング スーパーオーシャン IRONMAN® リミテッドエディションの発売を発表しました。パートナーシップの一環として、ブライトリングは「IRONMAN®オフィシャルラグジュアリーウォッチ」となります。フランスのニースで開催されるIRONMAN®70.3®世界選手権や、ハワイのカイルア‐コナで開催される2019  Vega®  IRONMAN®世界選手権などの大会でも同様です。

ブライトリングUSA代表のティエリー・プリセールとアイアンマングループ代表でCEOのアンドリュー・メシックにより、このパートナーシップと新作時計の初お目見えを祝す特別イベントが昨夜ニューヨークのブライトリングのブティックで開かれました。150名を超えるゲストの中には、IRONMAN®世界選手権で8回優勝し、その後クイーン・オブ・コナの称号を得たポーラ・ニュービー・フレイザーや、ボイス・オブ・IRONMAN®のマイク・ライリーの姿もありました。さらに、2019年7月28日にニューヨーク州レークプラシッドで開催予定のViewSPORT®IRONMAN®レークプラシッドトライアスロンに参加するエリートアスリートたちも出席しました。

☝イメージ動画は上の画像をクリック

ブライトリングにとって、IRONMAN®との提携は二つの一流ブランドが初めて一丸となる理想的なパートナーシップです。ブライトリングCEOのジョージ・カーンは次のように述べています。「IRONMAN®と一緒に仕事をするのは非常に喜ばしいことです。当社のトライアスロン・スクワッドのメンバー3名は全員IRONMAN®の大会で成果を上げてきました。ヤン・フロデノは2015年と2016年のIRONMAN®世界選手権で連続優勝、クリス・”マッカ”・マコーマックも2007年と2010年の2回優勝しています。ダニエラ・リフの輝かしい功績は言うまでもありません。IRONMAN®世界選手権で4連勝を果たした現チャンピオンであり、過去5年間のIRONMAN®70.3®世界選手権でも4回優勝しています。このスポーツは絶大な人気を誇り、素晴らしい競技者のパフォーマンスと忍耐力はまさにブライトリングの価値観を映し出すものです」

ダニエラ・リフは、最近クラーゲンフルトで行われたIRONMAN®オーストリアでも2位に26分もの大差をつけて優勝しました。ヤン・フロデノはこの6月、IRONMAN®ヨーロッパ選手権で再度その能力を発揮、焼けつくような暑さに立ち向かい得意種目を制覇して優勝しました。このパートナーシップについてヤンは次のように語りました。「他に類をみないスポーツ・エレガンスを実現する、IRONMAN®とブライトリングという二つのアイコニックなブランドのパートナーシップに参加できるのはとても光栄なことです」

アンドリュー・メシックはこの新しいパートナーシップを大歓迎しています。「ブライトリングは、メンバー全員が私共の主要な大会で輝かしい成績を収めている、素晴らしいトライアスロン・スクワッドを擁し、トライアスロンに対する深い理解を表してきました。アスリートたちの情熱、献身、功績を讃える新しい時計の製作を通じ、ブライトリングとコラボレーションできることは大変喜ばしいことです」

IRONMAN®トライアスロン・シリーズは、想像の域を超えるような高みを目指すチャンスをアスリートに提供します。スイム2.4マイル(3.8キロ)、バイク112マイル(180キロ)、ラン26.2マイル(42.2キロ)を一日で行う世界で最も過酷なエンデュランスレースをこなして、誰もが望むアイアンマンの称号を目指すのです。1978年の開始以来、IRONMAN®トライアスロンはプロ・アマ双方のアスリートたちにとって体、心、精神を試す究極の試金石となりました。この競技の種目であるスイム、バイク、ランは、まさにブライトリングの主な顧客層(行動的で目的意識とスタイルを持った男女)のライフスタイルの中で特徴的なアクティビティなのです。

ブライトリング スーパーオーシャン オートマチック 44 IRONMAN® リミテッドエディション

ブライトリング スーパーオーシャン オートマチック 44 IRONMAN® リミテッドエディションは、アイアンマンとのパートナーシップを記念するもので、ブライトリングのダイバーズウォッチの人気シリーズ、
スーパーオーシャン・コレクション中のモデルです。

堅牢な44ミリのステンレススチール製ケースに守られたブラックのダイアルには堂々たるIRONMAN®
のロゴ。印象的なレッドの穴留め式ダイバープロIIIラバーストラップを備えています。ラチェット式逆回転防止型ベゼルは、水中で経過時間が確認できるためダイバーにとって必須の機構です。

数字、インデックス、針はスーパールミノバ®蓄光塗料が塗布されているため、暗い場所でも読み取りやすくなっています。このCOSC公認クロノメーターはセンターに据えられた力強い針で時、分、秒を示します。

この自動巻き時計に搭載されているのはブライトリングキャリバー17、パワーリザーブ約38時間の自動巻きムーブメントです。防水は驚異の100気圧(1000メートル)。

スーパーオーシャン オートマチック 44 IRONMAN®リミテッドエディションのケースバックにはIRONMAN®のロゴと「ONE OF 300」の銘が刻まれ、待望の限定版であることを反映しています。この時計は、ブライトリングの自社eコマースチャネル、一部のブライトリング ブティック、ニースのIRONMAN®70.3®世界選手権会場とカイルア‐コナのIRONMAN®世界選手権会場のみでの限定発売です。(日本からeコマース購入はできません。また国内ブティックでの取り扱い予定もございません)

大いなるレガシー、ブライトリング スーパーオーシャン

1957年にブライトリング スーパーオーシャンの最初のモデルが発表され、ダイバーズウォッチ市場における大型新人が登場したことを知らしめました。並外れた性能と品質、純粋なブライトリングのスタイルで際立つモデルでした。それから60年以上が過ぎても、このコレクションの人気は衰えることがありません。どのモデルも、非常に過酷なウォータースポーツに耐え得る性能を備えています。

コレクションの各モデルにはブランドの深海に耐え得るDNAが息づいていて、アクティブなライフスタイルを楽しむ男女の心を捉えて離しません。クリーンでスポーティーなデザインと優れた性能を備えたスーパーオーシャン・コレクションは、ケースサイズの種類が豊富。あらゆる環境でどんな手首のサイズでもフィットします。

ブライトリング

1884年以降、ブライトリングは、高精度のタイムピース、腕時計クロノグラフの開発をリードする役割、その卓越したデザインへの妥協のない取組みにおいて、国際的に高い評価を得たブランドとしての地位を確立してきました。航空界との密接な関係を古くから保ちながら、ブライトリングは人類が大空を自在に行き交うようになるその中で、素晴らしい時間を分かち合ってきました。革新の精神で知られるブライトリングはまた、科学、スポーツ、テクノロジー等の分野においても特別な地位を獲得しています。ムーブメントは自社製造。そして、どの時計においても「スイス製、COSC 認定クロノメーター」というステータスを通じて、その品質が保証されています。

アイアンマングループについて

ワンダスポーツグループの一員であるアイアンマングループは、グローバルなイベントのポートフォリオを運営しています。そこには、IRONMAN®トライアスロンシリーズ、IRONMAN®70.3®トライアスロンシリーズ、5150™トライアスロンシリーズ、Rock ‘n’ Roll Marathon Series®、Iron Girl®、IRONKIDS®、国際トライアスロン連合世界トライアスロン選手権、またVelothon®シリーズなどの自転車レース、Absa Cape Epic®などのマウンテンバイクのレース、スタンダード・チャータード・シンガポール・マラソンやウエストパック銀行によるSun-Herald City2Surf®などランのプレミアイベント、Ultra-Trail Australia™などのトレイルランニングのレースなどが含まれています。アイアンマンの大会は他のワンダスポーツホールディングスの大会と同様に、社の幅広いイベントを通じて年間100万人以上の参加者にエンデュランススポーツの素晴らしさを提供しています。アイコニックなIRONMAN®シリーズは、世界最大の参加者を誇るスポーツのプラットフォームです。IRONMAN®ブランドは1978年に始まり、アスリートたちは世界一過酷なエンデュランスレースでゴールラインを越えることによって、ANYTHING IS POSSIBLE®(不可能はない)ということを証明してきました。一つのレースとして始まったIRONMAN®は、53か国で230以上の大会が開催され、世界的に広く知られるようになりました。詳細についてはwww.ironman.comをご覧ください。

ワンダスポーツグループについて

ワンダスポーツグループは、スポーツで人と人を結び、アスリートとファンの情熱や夢を叶えるという使命を持ち、グローバルなスポーツイベント、メディア、マーケティングプラットフォームを第一線で牽引しています。当社が所有する相当数の知的財産権、長期契約、幅広い運営能力により、他に類を見ないスポーツイベント、魅力あるコンテンツへのアクセス、包括的コミュニティの構築を可能にします。当社は3つの主要な分野でイベント、マーケティング、メディアの各サービスを総合的に提供します。一般参加、観戦スポーツ、DPSS(デジタル、プロダクション、スポーツ、ソリューション)の3つです。当社の総合的サービスによるプラットフォームは、パートナーやクライアント、それに権利所有者、ブランド、広告主などのスポーツエコシステムにおけるステークホルダー、そしてファンとアスリートに至るまで等しく価値を生み出すものです。

ワンダスポーツグループは中国の北京に本社を置き、世界60か所にオフィスを構え、従業員数は1600名です。

 

 

 

「コレクタブルな逸品!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~

7/14(日)開催された全日本トライアスロン皆生大会を参加選手にTriathlon GERONIMOレポーターとして振り返って頂きました。
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≪絶好のトライアスロン日和≫
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皆生トライアスロンに出場するにはロングディスタンスの完走実績が必要と聞いていました。実際、ミドルの実績しかなかった昨年は落選。今年は宮古島と佐渡を完走し満を持しての参戦となりました。参加出来るだけでも誇らしい気持ちになります。 私は、所属するチームを主宰する大塚さんとチームメイトの生井さん、トライアスロン仲間の半田さんの4人のツアーで初めての皆生を訪れました。
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金曜日に現地入りし、レース前日の土曜日にスイムコースの試泳、バスでバイクコースの下見に行きました。聞きしに勝るハードな道のりですが、風光明媚な景色が広がる美しいコースです。俄然テンションが上がります。前日の天気は雨で最高気温は26°、蒸してはいますが前年のような猛暑ではありません。レース当日の予報も雨のち曇り、最高気温27°、この予報どおりなら絶好のトライアスロン日和になると期待しました。 一旦宿に戻りドラどらパーク(ドラマチックどら焼き?)に移動し開会式と説明会に参加。開会式ではチームブレイブの代表の八尾さんが恒例(らしい)の「ノーバトル」宣言。スイムが絶望的な私はドラフティングを狙って集団の中からスタートするのでありがたい限りです。 しっかりと寝てレース当日。小雨の中仲間と共にスイムスタート会場へ。長い一日の始まりです。.

【スイム】
前述の通り、集団の中からスタート。宣言があったためか、バトルは優しめ。1時間15分の目標に対してタイムは1時間14分。まずまずの出来です。
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【バイク】
前日の下見の通りハードなコース。大山を登る頃にシャワーのような雨が降りしきる。橋を渡るところで大塚さんの声援を受ける。背中を押されて大山の坂を登り下りしたところに救急車が…落車事故か。雨で路面が悪いので絶対にコケないように慎重に下りを走る。 また、3週間前の五島長崎の大会で補給に失敗してしまったのでしっかり補給してランパートに脚を残すようにコーディネートしながら淡々と漕ぐ。ジェットコースターコースを必死に漕ぐ中、生井さんとすれ違う。さすがだなあと感心しつつひたすら漕ぐ。折り返して必死に漕ぎ続けて、下を見続けてたところ、再び大塚さんの声がして頭を上げる。カメラに向かって笑顔で答えて再び漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。少し慎重になり過ぎたか、目標5時間30分に対して5時間44分でフィニッシュ。
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【ラン】
雨は完全に上がりましたが湿度100% 前回の五島長崎で大失敗したので、最後まで絶対に歩かないと心に決めてスタート。 皆生のランは交通規制がなく信号で止まるシステム。聞いて知っていたものの、実際に始まるとなかなか斬新。信号機を見ながら、捕まりそうならゆっくり行き、間に合いそうならダッシュで走る。駆け引きしながらの楽しいラン。仲間とすれ違うたびエールをやり取りしてハイタッチ。まずはトライアスロン仲間の安藤さんめっちゃ速くてびっくり。その後、安定の生井さん。さすがに速い。折り返して半田さん。元気な笑顔。大丈夫、絶対完走できる。 バイクの時にしっかり補給したのでハンガーノックにならず、最後まで走りきりました。 ラン最後のエイドで、前を走る人が「ボランティアの皆さん今日は一日ありがとうございました!また来年もよろしくお願いします!」と大声で叫び、拍手で見送られていました。 その光景を見ながら、ホントに良い大会だなあと改めて思いました。 目標5時間15分に対して5時間7分、上出来です。
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総合タイムは12時間26分36秒 目標タイムは12時間15分00秒 目標には及ばなかったもののまずまずのタイムです。 私はトライアスロンを始めて6シーズン目です。昨シーズンからロングディスタンスの大会に挑戦し宮古島、佐渡を完走。今年、五島長崎と皆生を完走し、現在日本で行われているロングディスタンスの大会を全て完走しました。その上で思うこと。 ロングディスタンスの大会は天候や体調、あと少しの運に左右されるということ。それら全部を攻略して初めて完走できる。だからこそ面白いのだと思います。 皆生トライアスロンは猛暑の中レースで有名ですが、今年は雨が降って湿度が高かったものの暑すぎず、絶好のトライアスロン日和でした。とても運が良かったと思いますが、猛暑のレースも経験してみたかったとも思います。
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最後に、この大会はボランティアの皆さんがとても優しくて心地良かったです。また、沿道の皆さんの暖かい応援にも背中を押されました。是非ともまた参加したい、そう思いました。
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Reported by  Naoto Kataoka
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「おめでとうございます。幸運で何よりです。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~

7/14(日)開催された全日本トライアスロン皆生大会を参加選手にTriathlon GERONIMOレポーターとして振り返って頂きました。

 

<<憧れの皆生大会で完走を目指して>>

6年前、私は皆生に応援に来た。大会側が用意してくれた応援バスに乗ったのだが、応援者にとっても厳しい暑さのなか、複雑なバイクコースを効率的に回り、少しでも涼しい場所で観戦できるよう配慮していただいたほか、お弁当や冷たい飲み物もたくさんいただいた。ゴール後に選手の疲れ果てた姿、でも溢れ出る達成感。他の大会では感じたことのない雰囲気を目の当たりにしてから、皆生は私の憧れとなった。

本大会では出場するにあたって、一人一人の過去の実績と皆生に対する熱意が厳しく審査される。出場人数も他の国内ロング大会より少なく、出場するまでのハードルが既に高い。大会のホームページにも「トライアスリートは灼熱のなかで厳しいコースを競技することを前提に練習を積んでいるはずである。」という旨の記載があり、コースと環境に対する主催者の自負を感じる硬派な大会である。

 [昨年も挑戦したが。。。]

【昨年は熱中症でリタイア、今年は一転涼しい天候に】

猛烈な蒸し暑さとバイクコースの厳しいアップダウンが有名なコースで、昨年の本大会で私は熱中症になり、ランの序盤でリタイアした。今年は再チャレンジのための申し込みをするときから勇気が必要だったが、人気大会の貴重な出場枠を一ついただき、リベンジさせていただけることになった。身の引き締まる思いで皆生のバイクコースを想定した練習を積んできた。

灼熱地獄を恐れていたものの、今年は一転、梅雨前線が停滞し涼しい天候となった。「水温が低いのではないか。」「バイクコースの路面が濡れて落車のリスクが増える。」「夜のランでは体が冷えるかもしれない。」といった、皆生らしくないことを心配してのレースとなったが、このような絶好の好機を逃す訳にはいかない。今年完走できなければ、一生、皆生を完走できることはできない。

【スイム】

スイムのスタート会場は佐渡や宮古島に比べるとこぢんまりとしているが、大会当日は応援者でにぎわっており、否が応でも高揚感、緊張感が高まる。レース後に仲間から聞けば、不安感から私は早口になり、仲間を置いて試泳会場に行ってしまうなど、相当テンパっていたそうである。

速い選手は前方でフローティングスタートを選択するが、あくまで完走目的の私は後方の浜辺から安全にスタートすることを選択。事前情報では「沖に出る最初の数百メートルの波がやや高い」とのことだったが、個人的にはさほど波が高いとは思わなかった。スイムコースは浜辺に沿ってほぼ直線に1.5km泳ぎ、中間地点で一度浜辺に上がってから再び帰ってくる単純なコース。往路は向い潮のなか、後方からスタートしたためドラフティング効果が得られず、去年より時間がかかった。しかしながら、今日一日は長い!!焦らず、慌てないことを肝に銘じた。復路は追い潮に転じるなかで少しずつだが追い付いて、落ち着いてスイムアップ。

【T1】

本大会に参戦している友人数人と会話することができ、ホッとした。バイクスタート直前のエイドではボランティアの方が私の名前を呼んでくれ、「おにぎり、温かいお茶がありますよ」と勧めてくれる。「ここで一分、一秒を争ってもしょうがないし、胃腸が元気なうちに少しでも食べなければ」といただいた。それにしても温かいお茶がありがたいなんて、例年の皆生では考えられないことだ。

【バイク】

最初の40kmくらいは平坦であるが、その後名物のヒルクライム、厳しいアップダウンを経て、最後の30kmくらいがまた平坦となるコース。選手全体ではTTやロードバイクにDHバーを装着した自転車が多かったように思うが、長い坂を少しでも軽く登りたいとの考えから、私はDHバーを着けないロードバイクを選択。昨年は灼熱地獄のなか、ヒルクライムの中盤の50km地点で熱中症のために嘔吐してしまった。今年は涼しく、順調に登れることが嬉しい。雨が降る山中では合羽を着たたくさんのボランティアさんが支えてくださる。エイドをお手伝いする子供たちは元気いっぱいで、こちらが元気をもらう。頑張らせてもらえる環境に感謝した。やはりこの恵まれた天候を完走につなげなければ!

補給は猛暑を懸念してボトルを3本携行できる準備を整えていたものの、今年は2本で充分であった。コース上では自分がかなり後方にいることは分かっていた。しかし自分が目指すのはタイムや順位ではなく、あくまで完走。「バイクの制限時間に間に合えば、ランには6時間もらえる。今日の涼しい天候ならば、6時間あればランも走りきれる。」と考え、登り坂でも平坦でもやはり慌てず、軽いギアを回すことに専念した。そして天候が見方した今年は、去年から30分ほど短縮してバイクアップ。

【T2】

去年も感じたことだが、T2で見守ってくださる女性マーシャルがとても温かい。去年はあまりの暑さに、思わず「走れない、つらい。」ともらしたところ、女性のマーシャルが「取り敢えず、少し行ってらっしゃい。そうすれば案外、楽になるかもしれないし。」と優しく言葉をかけてくださった。今年の私は弱音を吐くことはなかったものの、その場にいた女性マーシャルの選手を見守る温かいまなざしはしっかりと感じ取ることができた。

【ラン】

去年はランの序盤でリタイアした。今年、私にとってはここからが本当のレースである。ランは皆生温泉から大きな街道沿いの商業地区を抜け、米子空港を経て境港まで行って帰ってくる平坦なコース。交通規制を守るため信号で止まることや、歩道橋を渡ることは有名である。

ランで自分で決めたことは、「笑顔で走ること」、「仲間とすれちがったらエールを送ること」の2点。確かにこれまで8時間近く動き続いているのだから、疲れていないはずはない。でも去年リタイアを申し出たエイドを過ぎ、去年は渡れなかった横断歩道、渡れなかった歩道橋、見られなかった米子空港や境港、全てが嬉しくて笑顔しか出てこなかった。頑張っている仲間を見られれば、こちらが元気をもらえる。エイドステーションではたくさんのボランティアさんが自分の名前を呼んで応援してくれ、中高生がスペシャルニーズを首尾よく用意してくれる。さすがにランも後半を過ぎると体のダメージが大きくなったが、真っ暗になっても全ての交差点でボランティアさんが安全を守ってくれ、沿道のお店のお客さん達もコースに出てきて「あと少し頑張って。」「お帰りなさい。」と声を掛けてくれる。やはり笑顔しか出てこない。最後の歩道橋を渡り、高架下をくぐり、ゴールとなる競技場に入ったときは「あぁ、一年間この景色が見たかったんだ。」と感無量になった。

冒頭に記したとおり、皆生大会は灼熱のイメージとタフなコース設定から硬派な大会と思われているが、私にとっては大会関係者のみなさんと4,200人のボランティアさん(参加選手数に対するその人数は日本屈指なものとのこと)、沿道で途切れることのない応援のみなさんが支えてくださるとてもアットホームな大会だった。

Reported By  Tomomi Handa

 

 

KAIKE2019:http://triathlon-geronimo.com/?p=31049

「おめでとうございます。笑顔で走れましたね。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】第39回全日本トライアスロン皆生大会

日本初のトライアスロンとして、1981年に開催された。国内のトライアスロンはこの大会から始まっている。そして、今年も開催される。

日本の元祖であり、ロングの大会となる皆生。日本国内のトライアスロンを語る上で大きな意味を持ち、一度は出場してみたい大会でもある。1978年に初めて開催されたハワイアイアンマンをきっかけに国内での開催を実現させたのだ。現在、国内では、4つのロングが開催されている。4月宮古島、6月長崎、7月皆生、9月佐渡となり、皆生はもちろん、日本を代表する大会となる。

距離は宮古島に近く、アイアンマンに比べると少しバイクが短い「オリジナル仕様」となる。ただし、バイクはタフなコースだけに侮れない。皆生を完走することは、国内の「オリジナルトライアスロン」の制覇でもあり、その意味では、ステイタスが高い。

そんな皆生ではどんなバイクが使用されているのだろうか。大会全般とともに「Triathlon GERONIMO」の独自取材を慣行したい。

昨年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27306

■開催日 2019/7/14(日)

■競技

スイム3km / バイク140km / ラン42.195km

※詳しくは、http://www.kaike-triathlon.com/

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「今年は雨の皆生か?、それとも太陽の皆生か!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】キャノンデール2020年モデル 新型SuperSix EVO 発売

キャノンデールSuperSix EVOがモデルチェンジとなる。

テーマはやはり「エアロダイナミクス」。今までのポテンシャルをキープしつつ、オールラウンドの総合力を高めてきている。総合メーカーの中で、オールラウンドとエアロロードは近づきつつある。エアロロードの軽量性などオールラウンド化、その逆は、オールラウンドバイクのエアロダイナミクス向上だ。

以下、メーカーニュースとなる。

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2020 年モデル新型 SuperSix EVO 発売

~相反する軽量性とエアロダイナミクスを究極のバランスで実現~

キャノンデール・ジャパン株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役:森下 敏郎、以下 キャノンデール) は、デザインを一新した SuperSix EVO を発表しました。この新型バイクは、歴代のロードレースバイクをドラマチックに進化させたモデルとなります。前作モデルで支持された『軽くスムーズかつ俊敏なライドフィー ル』はそのままに、空気抵抗を大幅に削減するためにアップデートされたチューブデザインを採用すること で、現代のライダーが真価を発揮できる本格的なロードバイクに仕上げられています。

キャノンデールのエンジニア、ネイサン・バリーは「エアロダイナミクスは、バイクのスピードとパフォーマ ンスに大きく影響します。そこで、新型 SuperSix EVO では空気抵抗を削減することを最優先しました。一方 で、旧型モデルの高い評価を支えた軽さ、反応の良さ、安定した走りをそのまま新型に継承することも同じく らい重要なことでした。」とコメントしています。

■相反する軽量性とエアロダイナミクスを究極のバランスで実現 軽量性とエアロダイナミクス両方のバランスを考慮し、新型 SuperSix EVO では、以前のフレームに匹敵する 軽量性、剛性、ライドフィールを実現しつつ、空気抵抗を削減するエアロチューブを採用しています。新しく デザインされたフレーム、フォーク、シートポスト、バー、ステム、ホイールが相互に連携して最適なパフォ ーマンスを実現するシステムインテグレーションとなっています。これらの開発努力が実を結び、時速 48km で前作モデルよりも 30 ワットを削減する、現在市販されている軽量ロードバイクの中で最速のバイクが完成 しました。

■新機構採用によりさらに高い快適性能をプラス 新型 SuperSix Evo は、初代からスムーズで優雅なライドフィールが高く評価されているモデルでしたが、新 型モデルは前作モデルよりもさらにスムーズな走りを実現します。新しいインテグレートシートバインダー、 27 KNØT シートポストにより、路面追従性が 18% 向上しています。さらにフレームには、十分なクリアランス を確保しつつ 30mm のタイヤを装備できる余裕があります。また、新しい SAVE バーにより、衝撃を吸収しなが ら、空気抵抗が軽減されるため、ラフな路面でも脅威の快適性、コントロール性、そしてスピードを確保でき ます。

■最も使いやすいワイドな 45 ㎜ハイトリム、チューブレスレディにも対応 HollowGram 45 KNØT ホイールは、キャノンデールの空気抵抗を低減する幅広のリム形状に、軽く汎用性に優れ たリムハイト 45mm を採用したディープリムホイールです。このホイールは、世界最速のオールラウンドレー シングホイールのひとつで、内径 21 ㎜(外径 32 ㎜)のスーパーワイドリムに 25C(実測値 28mm)のタイヤを 装備しても驚異的な空力効率をキープしつつバリエーションに富む路面や環境で、さらに高速巡航する可能性 を広げます。

■キャノンデールアプリがバイクとライダーをつなげる 新型 SuperSix EVO は、ライダーにバイクとライド体験をつなぐ新たな楽しみを提供します。キャノンデール の最新技術によって、内蔵されたホイールセンサーと新しいキャノンデールアプリがシームレスにペアリング され、極めて正確なスピード、ルート、走行距離を自動的に保存することができます。さらに、ライダーのスマートフォンでは自分自身のバイクに関する詳細情報を確認したり、メンテナンス時期を自動的にお知らせし ます。

すぐに利用できる「Power2Max」パワーメーター(一部サービスは有料)やホイールのスピーディーな脱着を 可能にするスピードリリーススルーアクスル、整備が簡単なガイド付きインターナルケーブルルーティングと いった、こだわりのディテールが採用された新型 SuperSix EVO は、徹底的に磨き上げられた本格的なロード バイクです。

【Line Up】

 

 

 

 

「剛性バランスによる乗り心地抜群のSuperSixEVOの新型はいかに。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Cervelo Japan 2020 Early

サーヴェロ2020年モデルが発表となった。

現時点ではモデルチェンジはない。春先のP5Disc、P3Xなどすでに先行で発表されたいるためだ。

サーヴェロのメイン4シリーズ(P、PX、S、R)は、世界最高レベルだが、特にエアロダイナミクスでは、世界のトップブランドと常に比較対象される「ベンチマーク」でもあると言っても過言ではないだろう。

今回トライアスロンのPXとPの追加情報として、より詳細に位置付けている。

ハイストレージとしてボトル3本、ストレージボックスを付けた状態でのエアロダイナミクスは、下記の順となっている。

1位 P5X

2位 P3X

3位 P5

4位 P3

それに対し、ボトル1本のみ、ストレージを付けない状態では、下記のようになっている。

1位 P5

2位 P3

3位 P5X

4位 P3X

データ上は僅差だが、よりPシリーズとPXシリーズの違いを明確にして来ている。

その他、新型のパーツが追加となっている。S5用のDHバーアタッチメントパーツがリリースされている。要望に応えてのリリースとなる。販売はエクステンションバーは含まれず、ベースとパッドのみのアッセンブルとなる。

【PX Series】

【S Series】

【R Series】

【Team Model ” Sunweb ” 】

【DHバーアタッチメント】

【Cervelo 2020】

サーヴェロは再び、「イヤーモデル」という設定に戻しているが、発表時期は、モデルによって、P、PXシリーズのようにイレギュラーもあるようだ。

 

 

 

 

「エアロロードのトライアスロン仕様は各社で対応が始まっている」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】TREK WORLD 2020 一般開放

この度、トレック・ジャパン(株)は、これまでトレック取扱販売店へのみ開催されていた「TREK WORLD」を今年は一般開放いたします。

今回の「TREK WORLD 2020」では2020年モデルの中でもハイエンドモデルを中心に展示し、トレック独自の技術などを細部まで時間をかけてご覧いただくことができます。

また、会場ではトレック・ジャパンの専門スタッフによる技術説明もあり、これまで味わえることなかったトレックの世界を存分にお楽しみ頂けます。

<詳細>

・日にち:7月30日(火)、7月31日(水)

・時間 :18:30-20:30

※受付開始及び開場は18:30からとなります。

※最終受付時間:20:00

※最終受付前であればご自由にお越し頂けます。

・場所: CROSS DOCK HARUMI  〒104-0053 東京都中央区晴海4-7-4

http://trek.bike/access

・参加料:1,500円(税込)

・応募人数:各日先着200名様

・特典:非売品オリジナルプレゼント(サコッシュ、ウォーターボトル)

・そのほか

本イベント限定のSNSキャンペーン等を実施いたします。是非ご参加ください。詳細は当日会場にてご案内いたします。

 

※お申込みは Passmarket より受付ております。

お申込はこちらから

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

サザンビーチで見る、触る、そして学ぶ。

第1回となるTRIATHLON DEMOが茅ヶ崎サザンビーチで開催された。(主催:ワイズロード茅ヶ崎店)

このイベントの特徴は、単に商品の展示ではなく、各メーカー、代理店の担当者もトライアスリートであることだ。商品のことだけではなく、それに付随する周辺情報も重要だ。商品の良さは分かったが、いつ使えば良いのかなど、まつわる話はたくさんあるはず。また、実際の使用感などリアルな話が聞けたことだろう。

当日の来場者は、これからトライアスロンを始める人からアイアンマン世界選手権出場者まで幅広い層のトライアスリートたちだった。すでに経験者のトライアスリートは、バイクやその他の用品など具体的な質問となっていたが、これから始める人は、「とにかく何も分からないので来てみました」と言っていた。

「何も分からない」そんな人のためにも開催の意義があった。コトから入るのがトライアスロンだ。まずはエントリーし、練習をする。そうしているといろいろ機材や用品など「モノ」が必要なことに気が付くのだ。

話を聞いてみた。

「すでにスプリントのレースをポチッとしていまいました。今月末がレースです。思い立って、練習を始めたのが5月初め、ちょっと調べてみたら3ヶ月から半年の練習が必要と書いてありました。大丈夫でしょうか?」

「ウエットスーツとトライアスロンスーツはどっちを買ったほうが良いのでしょうか?そもそも違いも良く分かっていません。」

「バイクのギアの位置はどこにすれば走り易いのですか?バイクのこと全然分かりません。」

「バイクに乗るとお尻が痛いのでカバーを付けましたが、それでも痛いです。どうしたら良いのでしょうか?」

「50m泳ぐのに1分10秒サークルで、いっぱいいっぱいです。大丈夫でしょうか?」

とにかく、レースを無事完走することで頭がいっぱいという感じだろうか。不安は隠せない。でもどこかで楽しみにしている表情が印象的だった。これから始まる「トライアスロンライフ」を大いに満喫してほしい。

その他、経験者やベテランは買換えなどを検討している。ロードバイクからトライアスロンバイクにしたい。「異形」や「ディスクブレーキ」も気になる。気になるバイクはあるが、現在のトレンドも考えるべきだろうか。新しいバイクにして速く走りたい、そんな話によくなるが、バイクパフォーマンスを上げるため、自身に合ったバイクを見つけることは簡単ではない。

バイクのパフォーマンスを上げるためには。。。

①機材選択

②フィッティング

③トレーニング

が必要だ。機材の選択とフィッティングはほぼ同時だが、目標の設定によっては、推奨モデルは異なる。まずは、「何がしたいのか」を考えることが先決だろう。また、sそれが決まっていない場合、雑談の中から気が付いてもらえることも多い。ショップ店頭では、関連性のある事柄について話ことも大切なことだ。

「ロードからトライアスロンバイクにしたい」

これは良くある話だが、慎重に進めたい話だ。

①フレーム形状によるエアロダイナミクスの高さ

②DHポジションを有効的にセッティングできる

大きく2つの相互に関係するメリットがある。一般的には前者のメリットを受けるためにはある程度のアベレージスピードが必要なため、メリットを受けられる人は多くはない。一方、後者のメリットは誰でも可能性がある。この後者を考える場合、伸長、体型、身体各部の制限など、しっかりとフィッティングで確認してから、より適正の高いバイクを選択したい。したがって、必ずしも「トライアスロンバイク」になるとは限らないということだ。

当日は、初心者からベテランアスリートまで、いろいろな声を聞くことができた。

cervelo:言わずと知れたアイアンマンNo.1バイク。春先の新型リリースで話題のブランド。

ceepo:国内(宮古島)No.1バイク。前面投影面積に真っ向勝負のパッションバイク。

ARGON18:アイアンマンのレギュラーバイク。剛性バランス、ポジションへのコダワリを持つ。

FELT:コナアイアンマンSUB10(エリート)選手使用率第2位。強者が選ぶバイクでもある。

KUOTA:軽量性、乗り心地、デザイン性なの高さから人気がある。過去にはアイアンマンウィナーズバイク。

KhodaaBloom:ジャパンブランドとして、日本企画で日本人のためのバイクを造っている。

BMC:昨年のアイアンマンでもトップ10使用率となり、SUB10エリートの使用率も高いバイク。

Pinarello:昨年のコナ最速バイク。その驚異的なタイム5年間は破られることはないだろう。

FACTOR:宮古島優勝バイク。その双胴になったダウンチューブが特徴的、独自のエアロ効果が特長。

ZIPP:アイアンマンNo.1ダントツ使用率のホイール。特にこの454はZIPPの真骨頂とも言えるホイールだ。

VISION:ホイールを始め、様々なトライアスロンパーツもリリースする。ホイールはバリエーションが多く、各用途に対応。

XeNTIS:コナではスポークホイールが実績をあげている。リムの空力特性、放熱性にこだわりを持ち、ハイトのバリエーションも多い。

PROFILE:ご存じDHバーのブランド。リムハイトの種類が多いこと、そして、コストパフォーマンスが高い。

SCOPE:新興メーカーだが、その仕上がりは逸品。軽量性など総合的に見てもコストパフォーマンスが高い。

campagnolo:BORA WTOの話題性は高い。WTOとは、Wind Tunnel Optimizedであり、あのBORAのトライアスロン用と考えて良い。

TRIATHLON DEMO @ SouthernBeach

SRAM:アイアンマンでも使用率が復活してiいるコンポ。そして、昨年から気になるフロントシングルは、プロ、エイジ合わせて19名を確認。

Xshifter:ワイヤー引きを電動で動かし、あたかも「電動」であるようにする画期的なパーツで、フィーリングはフルの電動と遜色ない。

CICLO VATION:安価で巻き直しもできるバーテープ。グリップ感、カラーリング、エンドキャンプなど高級感十分。

PROFILE DESIGN:トライアスロンパーツNo.1メーカーだ。DHバーエクステンション形状を刷新し、トレンドに合わせ新たな提案をしている。

fi’zi:k:身体系パーツ、用品に徹底するフィジーク。サドルから始まり、その開発力は高い。トライアスロンモデル定評がある。シューズも身体系のアイテムだ。ニット素地によるフィット性は抜群。更に新素材も導入されるようだ。

ACOR:バイクポーターはオリジナルデザインが出来る。(100ロット)ミニフロアポンプAS3は、まさにミニチュアのフロアポンプで、絶妙な仕上がり。高気圧の対応。そして、マルチに使えるストラップは見事なアイデア商品だ。梱包材の固定に再利用できるこのストラップは重宝。

PROTECT J1:日本製の皮膚保護クリームで、長時間の持続性が売り。

MAURTEN:通常では、吸収が低下する高濃度の炭水化物を封入できるハイドロゲル技術により、体内への吸収を高めることを可能としている。

GOJO:作業時のハンドクリーナー。特にしたの1枚入りは、ツールバッグに忍ばせ、出先のメンテ作業時に活躍。

WAKO’S:モータースポーツからサイクルスポーツまで、ケミカルの代表格だ。展示会での即興メンテナンスが大人気。

OGK KABUTO:日本人のためのジャパンブランドヘルメット。軽量性とエアロ効果を両立した数少ないヘルメットだ。また、サングラスもヘルメット同様に「日本人」へのフィット性を高めている。

KASK:クウォリティの高さではトップレベルのヘルメットだ。このバンビーノはデザインバトルの激しい中で、早くからこの形状を提案している。

rig:日本発のリカバリーサンダルブランドで、フットベットを日本人の足に合わせている。

CRAFT:スウェーデンの機能的ウエアブランドとして定評があり、プロトライアスロンチームのサポートなども行っている。

CATEPY:結ばない靴ひも。ひも自体に弾力性があり、足をサポート、脱ぎ履きをし易くしている。

NEWTON:ベアフットの発想から生まれたフォアフットランニングの第一人者的ブランドで、トップアマの使用率も高い。ソールの突起が特徴的で前足部のショック吸収とともに反発力を生み出すシューズだ。

HUUB:フーブはやはりウェットスーツの高級品であり、逸品として注目されている。各部位への造り込みは徹底され、多くのトッププロ、トップアマが使用している。今回は水温からウェットの使用はなかったが、サポート選手も多く出場している。

SAYSKY:当初から特有であり、異色のデザイン性を放ち、人気となっているセイスカイ。このフローラルデザインも前作のグリーン系からブルー系のニューモデルになりそして、更にオリーブ系の新作が展示されていた。

モノが欲しいのではなく、コトのためにモノが必要になるということだ。

そのモノを使えば、どのような効果があるのか、知りたいのは、常に「その先」のこと。各メーカ-、代理店もそれを伝えるべく、様々な努力をしている。意味のないものは取り扱わない。カタログ、WEBに全ては出しきれない。やはり展示会は「リアル」の意味が大きいということなのだ。

 

「やはり茅ヶ崎はトライアスロンの聖地なり」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka