【16Newモデル情報】 Cervelo

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本日は、サーベロの新製品発表会が開催された。

サーベロは、1995年にホワイトとブルーメンの二人のエンジニアによって始まったカナダのブランドだ。現在は、スイスに本社がある。タイムトライアルから始まった、サーベロは、トライアスロン、TTでは、ダントツの強さを誇る。トライアスロンの最高峰、アイアンマンでは、2005年から10年連続のシェアトップ、2008年からは、7年連続400台以上のシェアをキープしている「レジェンド」なのだ。また、2003年からプロサイクリングチーム「Team CSC」と契約し、ロードレースの最高峰、ツールドフランスにも参戦し、「プロ仕様」のバイクにこだわり、車に例えるなら「F1」のみを手がける数少なくなった、こだわりのブランドなのだ。

現在、サーベロもイヤーモデルという設定はしていない。今回の発表は、すでに5月にお知らせした、カラー変更とS5の「限定モデル」になる。S5のキュベカチームレプリカ、P2のカラー追加、R3のカラー変更、R2のカラー追加が、今回のNEWSとなる。2012年リリースの「P5」などモデルチェンジが期待されるモデルもある。今年のハワイで「P6」は、出てくるのだろうか。http://triathlon-geronimo.com/?p=1077

サーベロのラインナップは、トライアスロンのPシリーズ、オールラウンドロードのRシリーズ、そして、エアロロードのSシリーズとなっているが、現在のように「エアロロード」が注目される前から、サーベロはこだわっていた。現在のエアロロードは、技術進化とともに、「軽量性」が高まったことで、「エアロ形状」にも重量の問題が少なくなり、各社リリースの流れがある。しかし、サーベロは、「エアロダイナミクス」を徹底しているブランドで、Pシリーズのエアロダイナミクスと、Rシリーズのオールラウンド性を融合した、「サーベロコンセプトモデル」がSシリーズなのだ。結果的に現在注目されるエアロロードだが、パイオニアとしては、更なる進化が期待され続けている。

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今回の目玉となる限定S5。世界限定200台、日本国内の割り当てはわずか10台というレアなモデルだ。すでに半数は予約が入っているとのこと。価格は180万と高額だが、標準仕様と内容比較してもそれほど上がっているわけではない。

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金属的なイメージでフィニッシュされたカラーリングが魅力的だ。

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ローターのクランクなど、アッセンブルもサーベロらしさが出ている。

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質感は極めてゴージャス。

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美しいシート周り、元祖の納まりだ。

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トータルバランス良く仕上がった限定S5。

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ハンドル周りは、スタンダードモデルから変更されている。

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サーベロと言えば、Pシリーズだが、人気のP2にカラーが追加された。

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精悍なブラックカラーに、ロゴなどは、ライトグレーになっている。

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やはり、ブラックは高級感がある。

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トライアスロンモデル人気No.1モデルが2カラーになった。

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R3はカラー変更となった。

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マットカラーでシンプルなデザインとなっている。

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R2は、カラーの追加となっている。

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好みが分かれそうなカラーだが、実物の仕上がりは、精悍さ十分だった。

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標準S5は、マットブラックとグロスを組合せ、十分な高級感と存在感。

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S5専用ケーブル内蔵型エアロドロップ。

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継続R5は、軽量のオールラウンドモデル。

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サーベロは、この「タイミング」では、大きな変更はなかった。「開発力」の高いサーベロは、この秋に向けて気になるところだ。また、「エアロロード」は、各社の開発が活発になってきている中、「サーベロらしさ」を追求している。今後も目が離せないカテゴリーになってきた。

そして、トライアスロンにおいては、「P6」はいつ出てくるのか?待ち遠しいところだ。また、今年のアイアンマンワールドチャンピオンシップでは、サーベロ使用台数が500台を超えるのか?「完全制覇」が期待される。

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「ハワイが楽しみです!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】② SPECIALIZED 展示会 速報版(VENGE ViAS)

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昨日は、スペシャライズド2016年の新製品発表会が開催された。

取り急ぎ、話題となっている、「VENGE ViAS」についてレポートしたい。

現行ベンジがリリースされ4年、ついに新型 “ Super VENGE ” がお披露目となったのだ。すでにガベンディッシュ、サガンが使用している、注目のバイクで、現在もツールドフランスで使用されている。

今回話題となっているのは、40km走行において5分(正確には、5分32秒)のタイム短縮になるとされ、2016年最も話題となる一台となっていた。この時短になるエアロダイナミクスの向上については、タイヤ、バイク&ホイール、ウエア、シューズ、ヘルメットの5アイテムの総合力で、成し得たものとなっている。路面抵抗となるタイヤ、最も空気抵抗を受けるバイクとホイール、そして、全体から見れば、8割は「人間」が空気抵抗、そのためのウエア、シューズやヘルメットなど身体に装着されるアイテム、全てにおいてエアロダイナミクスを追及したのだ。

そして、このVENGE ViASは、「結果」である。その開発には、秘密兵器がある。施設の「WIN TUNNEL」と開発者の「クリスユー」だ。ウィントンネルは、スペシャライズド自社の風洞実験施設で、常にテストを繰り返すことができる環境があることなのだ。この実験施設は、10~100kmの低速に対応した自転車専用として造られ、よりその範囲の中で細かくデータを解析できるのだ。その環境があるため、あらゆるテストを行っている。その中で、新型ヴェンジの5アイテムの開発においても必然的な結果だった。バイクそのものを見ても、一体型のブレーキは今や当たり前となっているが、その更なる空気抵抗低減のためのテスト、ハンドルやステムなどもフレームの一部として、トータル設計がなされている。昨今の単なる「オリジナル化」ではない。意味のある「一体化」をカタチにしているのだ。フレームの設計においては、ホイールありきの設計がされているほど。ホイール専門メーカーを凌ぎ、ヨー角10度以上でその威力が最大限発揮されるCLX64は、ヴェンジの命でもある。そして、そのホイールに合わせ設計されたのが、ヴェンジなのだ。先述の通り、フレームだけではなく、「総合力」で、完成されたものなのだ。

このウィントンネルでは、様々なことがテストできるのだ。例えば、複数名で走り、集団走行においてのエアロダイナミクスの高まる「フォーメーション」なども知り得ることができる。エースをどのポジションで温存させれば良いのかということがわかるということだ。また、ドラフティングをしている後続の選手の負担が少なくなることは、当然のことなのだが、後方に選手がいることで、前にいる選手もエアロダイナミクスが高まるのだ。こんなことも、日々、常に、そして、タイムリーに使用できる施設がないと難ずかしいのではないだろうか。そして、同様のテストの一環として、「スネ毛」を剃ったら速くなるのかを真面目に実験しているのだ。その結果は、下記に驚くべきデータが出ている。

The Win Tunnel: Shaved and Dangerous?

開発責任者でもあり、トライアスリートでもあるクリスユーさん。気さくな人柄と爽やかな笑顔で、わかりやすく説明をしてくれた。そして、明日18日(土)14:00から新宿で同氏のトークショーが開催される。

【イベント告知】Dr.スピード!クリス・ユー来店

「開発秘話も? 米国本社の責任者が語る 新Venge&風洞施設インサイドストーリー」トークイベントのおしらせ

http://specialized-conceptstore.blogspot.jp/2015/07/mr.html

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2016  SPECIALIZED S-WORKS VENGE ViAS

ウィントンネルで生まれたVengeのあらゆるチューブ形状やトレーリングエッジ(後縁)、そしてデザインのきっかけは、さらに速くなるためにある。ウィントンネルでの開発中に厳しい検査を行った結果、S-Works Venge ViASは40kmの距離でTarmac SL4より120秒も速いことがわかった。Rider-First Engineered™ フレームおよびフォークは、フレームサイズに関わらず、安定したパフォーマンスを発揮。フォークの横剛性は30%向上し、より鋭く正確なハンドリングを保証する。www.specialized.com

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Roval CLX64 WHEEL & S-WORKS TURBO

ウィントンネルにて開発され、世界最速のS-Works Turbo タイヤとの使用を前提に設計されたこのCLX 64は、開発史上最速のロードレースホイール/タイヤシステム。www.specialized.com

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S-WORKS EVADE GC SKINSUIT

適切にフィットしていないと生地にしわが寄り、タイムロスに繋がってしまう。これを避けるため、S-Works Evade GC スキンスーツはカスタマイズしたかのようなフィットが得られるよう多彩なサイズを展開。カフなし溶着スリーブの開口部構造により、最高の快適性が得られ、エアロダイナミクスも向上。フルレングスのフロントジッパーにより、さらに多目的で快適なスキンスーツとなる。www.specialized.com

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S-WORKS 6

このシューズは左右非対称で最適な構造としたパワーライン・カーボンアウトソールを採用し、スペシャライズドシューズ史上最も硬い13.0を実現。また、パッドロック™ ヒールは、テーパー化させたヒールカップと、成型済みパッドを組み合わせてかかとの密着を高める。ボウルダースポーツ医学センターにて科学的に試験を行った結果、前のモデルよりも加速時における最大出力の向上が確認できた。www.specialized.com

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S-WORKS EVADE HELMET

S-Works EvadeはS-Works McLaren TT ヘルメットの外部形状に似ており、空気抵抗を大幅に低減している。S-Works Prevailと比べ、Evadeは40kmの距離で46秒も時間短縮となった。www.specialized.com

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エアロダイナミクスの機能美と言える美しい仕上がり。

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特有なハンドルデザインは、ヘッドのスペーサーで「ハンドル高」を調整するよりもハンドルのライズで対応することでエアロダイナミクスが向上する。

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ケーブルのないヘッド周り。

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シート周りも余計なものはない。

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ダウンチューブの造形美。

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フロントブレーキも一体化。ブレーキレバーのフィーリング抜群だった。

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リアブレーキはシートチューブ中央に配置。トルクがかかった時にホイールがブレても影響の少ない位置であり、同時にエアロダイナミクスが高い。また、リアは、ダウンチューブからシートチューブに入る、複雑なケーブルルーティングになるが、極めて軽い引きに驚いた。

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フォークからフレームへの流麗なデザイン。

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各種デバイスの装着アダプターをステムにセットできる。

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アウターケーブルの5mmも空気抵抗になるヘッド周り。

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国内未展開のパワー計測QUARQが装備されているが、アフターは万全。

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「次世代エアロロード」のパイオニア、ヴェンジ。新型リリースとなり、より拍車のかかる「エアロロードバトル」に参戦。ロードのオールラウンド性とTTを凌ぐエアロダイナミクスを融合させた次世代ロードバイクの代表格として期待が高まる。

そして、オールラウンド性を求めるトライアスリート、レースコースへの対応が高まったのだ。エアロロードから観るトライアスロンのバイクシーンに引き続き注目していきたい。

 

 

「追って、SHIVも含め、2016年モデルのご紹介をして行きます!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【インプレ】 New MADONE

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先日発表されたNewマドン。

THE ALL-NEW MADONE http://triathlon-geronimo.com/?p=2671

まだ国内には3台しか存在しない希少なバイクです。そのマドンに乗る機会を頂き、本日、皇居を周回して来ました。
詳しくは、来月号(8/2売り)のルミナをご覧下さい。
 
このマドンは、単なるエアロロードではなく、「次世代」のロードバイクです。
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コンポーネント、ホイールも最高の状態でインプレ。

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ケーブル類のない美しいバイク。

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 THE ALL-NEW MADONE

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本日は、トレックNewMadoneの新製品発表会が開催された。

トレックは、来年40周年を迎える、スポーツバイクNo.1のアメリカンブランドだ。ロードは、この「エアロ」のマドン、先行で「軽量」のエモンダ、継続「エンデューロ」のドマーネと3つの「性格」を持つトレックのロードラインナップとなっている。そして、アイアンマン世界選手権においては、上り調子の2位の使用率となっている。もちろん使用されるバイクは、同社トライアスロンモデルのスピードコンセプトだ。国内においても人気は高く、先月のアイアンマン70.3セントレアでは、第3位の使用率(http://triathlon-geronimo.com/?p=1655)となっている。

現在、トレックもイヤーモデルという設定はしていない。エアロロードのマドンは、2010年リリースのトライアスロンバイク、スピードコンセプトで培った、KVF形状のフレーム断面となっている。この形状は、トレックが初めてロードバイクに採用したものだ。今では、各社同様の形状が主流になり、それが、2010年以降の「次世代エアロロード」の流れとなっている。

トレックのこだわりは、市販モデルを、プロレースで使用していることにある。現在開催されている、ツールドフランスにおいてもこのバイクが使用されているのだ。各メーカーにより考え方は様々だが、プロも納得するバイク造りには、妥協がない。そして、常に独自のマテリアルにより造り上げられるトレックのバイクは、総合力に優れた「パーフェクトマシン」でもある。トレックのモノ造りは、素材から始まり、製法、そして、レースの「経験」から裏打ちされている。常に話題の中心となるトレックだが、今回も凄いバイクがリリース、そのベールを脱いだ。

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「エアロダイナミクス」の追求は簡単ではない。単にエアロ効果が高いだけで良いのだろうか。エアロ形状のバイクはたくさんあるが、「振動吸収性」や「快適性」を欠いている。トレックのNewマドンは、その相反する問題に取り組んだのだ。シートピラーがダイレクトに動き、衝撃を和らげるようになっている。ドマーネなど、快適性にも注力してきたトレックの完成形で、更に進化させたのだ。そのテクノロジーは、「チューブインチューブ」という二重構造となっていた。また、完璧なインテグレーションとなっていて、ケーブルがすべて内蔵となっている。したがって、エアロダイナミクスが向上しているのだ。同時にブレーキなどの「突起状」のパーツもフレームと「一体化」になり、限りなく近づけることに成功している。また、フレームには、3種類のジオメトリーを用意し、乗り方へ最適化を図っている。そして、サイズごとに専用設計がなされ、本来の設計コンセプトがサイズにより変わるとがないよう、可能な限りに配慮されたモノ造りがなされているのだ。

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高速巡航性が高いNewMADONE。

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造形的にも美しいこのフレームは三次元で確認してほしい。

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ボトルケージの位置もエアロダイナミクスを考慮している。

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美しいヘッド周りが特徴的だった。

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噂のベクターウィング。飛行機の翼のフラップのような感じだ。

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MADONE 9.9 ¥1,342,593 + tax

MADONE 9.9 WSD ¥1,342,593 + tax

MADONE 9.5 ¥759,259 + tax

MADONE 9.2 ¥601,852 + tax

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実際のダウンチューブは、かなりボリュームのあるイメージ。シートピラーは、バッテリーの収納が不要となり、スリム化されている。固定は後方からボルト2本で。

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可動するシート周りだが、すっきりと収まりも絶妙となっていた。

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Di2のジャンクションとビルトインバッテリーが収納されている。

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FACTORY RACING モデル、中央に鎮座し、オーラを放っていた。

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ハンドルを切った時にセンタープル部が当たらないように「翼」が開く。

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リアブレーキもフレームと限りなく一体化するように収まっている。

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フレームカットサンプルでギミックの秘密がわかる。

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これが、MADONE ISOSPEED。ダイレクトに可動する。

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ケーブルは全て内蔵。そのため、フレームの開口部もやや大きめに。

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トレックジャパン代表、田村氏。「このマドンは、六代目となるもので、4年以上の歳月を費やし、100台以上のプロトタイプを製作、トレックの歴史の中で、最高のテクノロジーを使ったバイクが仕上がったと思う。」とのこと。

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ご存知、FUMMYこと、別府史之選手。フミ曰く、「エアロダイナミクスの高さに驚いた。エアロ効果により、ブレーキのタイミングが遅くなったほど。また、スピードバンプを、通過した時に、弾まない、振動吸収性の高さを感じた。」

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こちらもご存知自転車フリークとしても有名な俳優の鶴見辰吾氏。現在も同社のトレックエモンダを使用している。「ケーブルがないのが美しい。銀座に電柱がないのと同じですよ。」と。鶴見氏は、マラソンも速い。トライアスロン挑戦はいつか?

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最後に記念撮影となった談笑の1シーン。両サイドはこれまたご存知のトライアスロンサポート選手だ。左が、山本良介選手、右が田山寛豪選手、ともにオリンピアントライアスリート、田山選手は、アテネ、北京、ロンドンと3大会の日本代表。先日のWTS横浜大会でも日本人トップだ。やはり「会」に華を添える人たちに楽しませてもらった。

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「2015年から2016年にかけてエアロロードバトルが激化する!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 S5 TEAM MTN-Qhubeka Edition

ツール・ド・フランス2015目前。
オランダのアムステルダム国立美術館にて開催された「 MTNキュベカ 」のチームプレゼンテーション。そして、そのプレゼンにて、ついにサーヴェロ S5、R5、P5のツール仕様チームバイクが発表となりました。

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思わず声の漏れる、マイヨジョーヌ・イエローを意識した近未来的なデザイン。
プレゼンに参加した当社スタッフから、昨晩先行してサーヴェロジャパンフェイスブックページに画像のアップを行わせていただいておりますので、こちらもあわせてぜひご覧ください。

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[サーヴェロジャパンFaceBook] https://www.facebook.com/cervelo.jp

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そして…、さらにエキサイティングなビッグニュースです。
ツール仕様チームバイクのうち、 S5が世界限定175台で発売されることが正式に発表されました!!ツールを走るスペックほぼそのままの完成車仕様( !! )で、本日より期間限定で受注開始です。

■ S5 TEAM MTN-Qhubeka Edition 完成車

≪メーカー出荷予定時期:7月下旬≫
税抜価格:¥1,800,000
サイズ:48、51、54、56
添付画像はチームバイクの実車です。販売モデルの詳細なスペックは下記ご確認下さい。

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※残念ながら、R5、P5のツール仕様は完全にチームのためだけのスペシャルなもので、販売は行われないとのこと。ツール限定仕様はS5のみとなります。

「限定です。お急ぎ下さい!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 PINARELLO Preview Collection 2016

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本日は、ピナレロの2016年モデルの展示会が開催された。

ピナレロは、ロード界のKING “ DOGMA F8 ” を有するイタリアンの代表格だ。トライアスロンで言うところの「P5」にあたる。ロードレースのイメージが強い中でも、先日のアイアンマン70.3セントレアでは、第9位の使用率(http://triathlon-geronimo.com/?p=1655)で、幅広く人気のあるブランドでもある。

ピナレロのスタンダードは、フラッグシップモデルを基本とし、現在であれば、「DOGMA F8」がピナレロのテクノロジーの結晶となる。そのF8に採用されているテクノロジーを下位のグレードにフィードバックし、ラインナップが構成されているのだ。例えば、今回の新シリーズ「GAN」は、ドグマとほぼ同形状となり並べて比較しないと見分けがつかない。もちろん同じ型は使わない。専用に開発された型により造られている。

今回、ピナレロは、フラッグシップのドグマF8に「ディスク仕様」を追加リリースした。ロードバイク界全体としても、ディスクブレーキは、2016年のキーワード。そのトレンドに最高峰の一台が登場する。ドグマ人気はもちろんだが、各社のディスクモデルも含め、大きな期待がかかるディスク仕様となる。ピナレロでは、ミッドレンジとなるGANにディスク仕様を設定するなど注目となる。

ピナレロのこだわりは、「エアロダイナミクス」「マテリアル」、そして「アシンメトリック」だ。エアロダイナミクスにおいては、あの自動車の「ジャガー」とコラボし、レーシングカーで培った理論を開発に生かしている。また、サスペンションの制振技術もジャガーによるものだ。そして、マテリアルは、世界最高のカーボンを生産する日本の「東レ」と強力なパートナーシップのもとに、造り上げられている。また、その東レの商品名「TORAYCA」のロゴをバイクに表示できる数少ないブランドでもあるのだ。そして、ピナレロ特有の左右非対称型のフレーム設計は、片側だけで強力な踏力のかかるレーシングバイク本体の負荷バランスを考慮して設計されているもので、ピナレロの真骨頂と言える特長だ。

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《 2016 PINARELLO F8 》

2015年モデルとしてリリースされた、ピナレロのフラッグシップで、カーボン素材は、トレカT1100ナノアロイを使用する高強度、高剛性、そして軽量化に成功したモデル。完成を極めた前作の「65.1」を更に進化させたバイクで、ハンドリングは、前作から継承し、パーフェクトな仕上がり、ピナレロのエアロロードとして極めて完成度の高いモデルとして仕上がっている。F8は、チームSKYが使用する、非の打ち所のない最高のバイクとして、「ロンドン・デザインアワード金賞」やBicycling誌の「ベスト・ロードバイク・オブ・ザ・ワールド」を受賞している。

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2016  PINARELLO F8 ¥648,000 + tax (フレーム)   size 13 / color 11

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《 2016 PINARELLO F8 DISK 》

ピナレロの最高峰にディスクブレーキが付いた。ブレーキ以外は、通常のF8と同様で、違和感なく、美しい収まりとなっている。待望されていた、UCIのレギュレーション改定に伴い開発が進められていたドグマF8ディスク。キャリパーブレーキ仕様と同じフィーリングとなるよう、カーボンの積層などを見直し設計されている。また、フラットマウントを装備しているので、発展性も考慮したものとなっている。ピナレロフラッグシップのディスク化で、ロード界全体に拍車のかかる一台となるだろう。MY WAYカラーオーダーシステムも対応予定となっている。

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2016 PINARELLO F8 DISK ¥648,000 + tax (フレーム)size 12 / color 4

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《 2016 PINARELLO K8s 》

このドグマは、ダイレクトに動くリアサスペンション仕様のドグマK8sだ。石畳のパリ・ルーべやフランドルのレース対応として、開発が進められていた。そして、今年のジロデイタリアで突如発表されたのだ。フロントトライアングルはF8と同等、そしてリアのサスペンションは、「ジャガー」との共同開発による新システムで、エラストマー方式となっている。そのサスペンションユニットの重量は、わずか95gと見事な軽量に仕上がっている。同時にチェーンステーをフラット形状にして、快適性も確保している。体重100kgを超えるサイクリストにも対応可能となっている。

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2016 PINARELLO K8s ¥840,000 + tax (フレーム)   size 10 / color 4

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《 2016 PINARELLO GAN series 》

2016年目玉のラインナップがこのガンシリーズだ。フラッグシップのドグマF8からのフォードバックで設計された。日本国内限定カラーなどがラインナップされた話題のシリーズだ。

下記ガン3グレードのトップRSは、ハイエンドモデルと位置づけられ、F8直系のレーシングモデルだ。グレードとしては、プリンスと同等になる。ガンシリーズの違いは、マテリアルでその乗り味を変えていることだ。RSは、高強度のT900カーボンを使用している。パフォーマンスに対して、価格を押えたモデルだ。

次にSは、アマチュアレースからロングライドを対象としたミドルレンジで、人気のマーベルの後継モデルとなっている。2016年モデルの中心となる一台で、105仕様が設定されている。もちろん、シルエットは、ドグマF8そのものだ。上の写真は、この「S」のモデル、特に美しいグラフィックが目を引いた。

そして、GANは、3モデルの中では、ビギナー向けも想定したモデルで、ラザと同等のグレードとなる。そして、最適な剛性となるT600カーボンを使用。また、レッド一色のモデル設定も要望の多かったカラーだ。同じくF8の「シルエット」を持ち、快適性を考慮したモデルで、ロングライドに最適な一台となっている。

そのGANに今話題となる、ディスク仕様が設定されているのだ。UCIルール解禁もあり、各社動きが出てきているトレンドで、ビギナーでもいち早くディスクを体感してみることができるモデルだ。メカニカルディスクだが、安定したブレーキングが特長となる。

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2016 PINARELLO GAN RS

コーラス ¥780,000 +tax、アルテグラ ¥560,000 +tax、フレーム ¥488,000 +tax

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2016 PINARELLO GAN S

アルテグラ ¥440,000 + tax 、105 ¥365,000 + tax    size 10 / color 3

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2016 PINARELLO GAN   ¥325,000 + tax    size 10 / color 3

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2016 PINARELLO GAN DISK  ¥331,000 + tax    size 10 / color 2

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《 EZ-Fit series 》

ピナレロのレディースモデルがこのEZ-Fitだ。各モデルの中に設定された、スモールサイズを「レディース」として、カラーリングなどが仕上げられている人気のシリーズとなっている。2016年は、各モデルのデザインの中にピンクやバイオレットを使ったカラーリングのこのシリーズは、注目となっていた。EZ-Fitジオメトリーは、アップライトで設計され、比較的楽なポジションが可能。そして、このシリーズは、身体に影響の大きい、ハンドル、サドル、そして、クランク長などパーツにもこだわり、小柄な女性に配慮したトータルアッセンブルとなっている。

2016 PINARELLO GAN RS EZ-Fit    ¥560,000 + tax

2016 PINARELLO GAN S EZ-Fit    ¥365,000 + tax

2016 PINARELLO GAN EZ-Fit    ¥325,000 + tax

2016 PINARELLO RAZHA EZ-Fit    ¥298,000 + tax

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“ Think Asymmetric 

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《 2016 PINARELLO BOLIDE 》

ピナレロのタイムトライアルモデル、ボリデ。プロサイクリストの使用するモデルが市販されているという感覚だ。先日のウィギンスのアワーレコード更新にも結果が出ているように、ピナレロの「エアロダイナミクス」を追求したタイムトライアルモデル。前後のブレーキはフェアリングされ、インテグレートされている。「タイムトライアル的ツーリング」のトライアスロンに最適とは言えないが、個人のレベルによっては、使用可能だ。実際に昨年のハワイアイアンマンでの使用を確認している。http://triathlon-geronimo.com/?cat=3

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2016 PINARELLO BOLIDE  ¥1,640,000 + tax    size 3 / color 4

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《 2016 PINARELLO DOGMA F8 #MYHOUR HR 》

展示会イチ、オーラを放っていたモデルがこれだ。ご覧の通り、バイク本体はドグマF8だが、そのカラーリングが、ウィギンスの「アワーレコードスペシャル」となっているのだ。「WIGGINS」にアワーレコードの「HR」、そして、その記録となる、「54.526(km)」がデザインされている。ホワイト、ネイビー、ゴールド、レッドなどの色使いは、絶妙で、最高のカラーリングセンスの一台。通常モデルより、少し高くなるが、カスタムペイントとしては、高くはない。記念すべきアワーレコードバイクとして、マニアにはたまらないだろう。

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「チームウィギンス」

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ウィギンスのアワーレコード「54.526km」

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2016  PINARELLO F8  #MYHOUR HR ¥726,000 + tax (フレーム)

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「入荷は、早いモデルで7月末からとのこと。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 トレック New Madone 世界同時発表

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新型マドンがWEBで世界同時発表となった。

エアロダイナミクスに優れたモデルで、振動吸収性など快適性も高い。また、サイズ違いも剛性や重量など固有のバランスも実現。そして、究極のインテグレーションが、機能と美しさを両立させた。

詳しくは、http://www.trekbikes.co.jp/jp/ja/bikes/road/performance_race/madone/

現物は来週開催される発表会で確認したい。http://triathlon-geronimo.com/?p=2290

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「エアロロードのバトルが楽しみになってきた。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【取材予定】 トレック New Madone 発表

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来る7/9(木)にトレック「New Madone」が正式発表となる。

トレックは、アメリカンの代表であり、No.1スポーツバイクブランドだ。昨年発表、ほぼ2015年の今、現行モデルとしてエモンダがその軽量性と登坂性能で話題となっている。そして気になっていたのが「エアロ系」だ。エアロのラインナップが減り、ブランクになっていたが、ついに待望の新型マドンがリリースされる。究極のエアロデザインとインテグレーションを実現した、「エアロロード」が完成した。

7/1(水)世界同時発表で、WEB公開される。そして、その話題の「現物」を一足先にレポートしたい。

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【取材予定】 スペシャライズド Five More Minutes

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スペシャライズドより、究極のエアロロードがリリースされる。

今回はバイクの他に、ホイール、タイヤ、ヘルメット、シューズ、ウェアの6アイテムで、走行距離40kmにおいて、5分以上の短縮となるとのこと。特にバイク、そして、ブレーキの納まりが気になるところだ。

詳しくは、メーカーHPにて。 http://www.specialized.com/ja/ja/5minutes/

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スペシャライズドは、先日の横浜大会でも「圧勝」のブランド。更なる進化に大きな期待がかかる。

《WTS横浜大会総括》 http://triathlon-geronimo.com/?p=1283
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「詳しくは、7/16の発表会をレポートします。」
BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【取材予定】 ピナレロ展示会

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来る7/1(水)にピナレロの2016年モデルが正式発表となる。

ピナレロは、イタリアンの代表格、そのピナレロの顔と言えばドグマF8、サーベロのP5にあたる、ロード界トップのバイクだ。ドグマを筆頭に、その技術をフィードバックしたラインナップ、そして、2016年の新型モデルもリリースなど、話題も多い。下記の写真のようにハワイアイアンマンでも、究極TTモデルの「ボリデ」も使用されている。一般的ではないが、トライアスロンへの注力も期待したい。

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今までは販売店を主に開催していましたが、今年から、時間帯を区切って一般の人も見ることが出来ます。詳しくは、下記、メーカー情報をご確認下さい。

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《最近のピナレロ公式NEWS》

2012年ツールドフランス覇者、ウィギンスのアワーレコード更新。

詳しくは、http://www.riogrande.co.jp/news/node/45445

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この度ピナレロジャパンでは、一般ユーザー様を対象にしたピナレロ2016ニューモデル展示会「la moda nuova 2016 Pinarello New Model Collection」を2015年7月1日、横浜 桜木町の日石横浜ホールで開催します!

当日は話題のGANシリーズをはじめDOGMA K8-SやDOGMA F8 DISCなどピナレロの最新モデルをいち早くご覧いただけます。
当日は特に招待状などは必要ございませんので、お近くの方はお仕事帰りにぜひお立ち寄りください。
※会場内の混雑がある場合は、一時的に入場を制限させていただく場合があります。

「la moda nuova 2016 Pinarello New Model Collection」
日時:2015年7月1日 18:30〜20:00
場所:桜木町・日石横浜ホール(神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1番地8
アクセス 
http://www.nybldg.jp/access/index.html

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「是非、行ってみて下さい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka