サーヴェロの新型エアロロードは、SOLOISTとして復活した。
サーヴェロ待望、ミドルレンジのエアロロードが復活した。前述の通り、モデル名も復活しているのだが、スタートは「S3」だった。S5の下位グレードにあたるS3の復活を待ち望む声は多かった。そして、Sseriesではなく、名車「SOLOIST」として誕生したバイクは、全く別物となっている。単なるエアロロードではなく、S5とR5の中間に位置し、エアロダイナミクスの高いオールラウンダーとなっている。開発には時間をかけていて、その「立ち位置」にこだわっている。
ターゲットをアマチュアとしているところが良い。トライアスロン適正が十分備わったバイクと思われる。後日のテストライドで確認してみたい。
以下、メーカーNewsとなる。
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DON’T CALL IT A COMEBACK
‘ソロイスト’は、おそらくCervéloの最も有名なバイクです。 2000年代初頭には、CSCやサーヴェロ・テストチームのワールドツアーのトップ 選手たちに選ばれたバイクでした。 そして今、新しい世代がこのバイクを知るときが来ました。 プロ専用というわけではなく、ウィークイン・ウィークアウトのアマチュアレーサーのため に設計された新型ソロイスト。軽量化とエアロダイナミクス性能のバランスを取り、 まさに「ちょうどいい」バイクを実現しました。 新型ソロイストは、S5より若干軽くなっていますが、R5より大幅にエアロダイナミクスが 向上しています。これこそ、私たちCervéloが支持できるトレードオフです。
S5はツール・ド・フランスのポイントジャージを集め、R5はアルプス山脈の頂を最初に 通過することができるかもしれません。しかし、多くアマチュアレーサーやサイクリストには、サービスコースやチームメカニック 、サポートカーが身近にあるわけではありません。 現代のロードレーサーは、機械式や電動式の変速にも対応した高い整備性を持ち、 バイクパッキングや輸送のしやすさ、軽量かつエアロなバイクを必要としています。
LOOKS LIKE A RACE BIKE, RIDES LIKE A RACE BIKE
レースバイクのような外観、レースバイクのような乗り心地 Soloistのハンドリング・ジオメトリーは、R5から受け継いだものです。 R5は、その落ち着きと安定性で、プロにもアマチュアにも愛されています。 R5は、キラークライミングからキラーディスタンスに変わる時の安定性と ハンドリングの正確さで、プロやアマチュアに愛用されています。 ソロイストは、数十年にわたる改良の恩恵を受けており、 ライディングフィールドに出た瞬間に心地よい感触を得ることができます。