vol.36 ヘルメットTOP5

ヘルメットは、ダントツのルディプロジェクトだった。

昨年からの動きとして、「ショートTT」が顕著だった。ロングテールのTTヘルメットは影を潜め、以前からショートを提案しているルイガノなどが注目となっていた。そこにルディプロジェクトの圧倒的な「プロモーション」もあり、一気に増えたのだ。昨年、「グリーンとピンク」でその存在感を印象付けた。残念ながら、火付け役となったルイガノは元気がないが、元々、ヘルメット、シューズ、そしてウエアでも実力と人気のあるブランドだけに巻き返しが楽しみだ。そして、もっと気になることは、「Air Attack vs Bambino」で、昨年、大きく話題となった「丸っこい」ヘルメットは、どうなったのか、ということだが、完全に「大きな傾向」と見た。モデル別の個数は確認できていないが、大いに目立っていた。トップ画像に出ているのが、バンビーノだが、そのバンビーノのカスクは7位のシェアで39個、まだ数としては少ないが、来年は必ず増えるだろう。一方ジロの復活はこのエアーアタックによるものと言っても良い。エイジ選手も含め、使用されている。そんなヘルメットが、「今のハワイ」なのだ。

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【第1位 Rudy Project 654個】

   ヘルメット界のサーベロか、昨年の354個に対し、約倍増となった。

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【第2位 GIRO 418個】

   ジロは昨年177個。この「丸い」ヘルメットで完全復活。

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【第3位 Specialized 141個】

   スペシャライズドは3倍以上になった。用品の強いバイクメーカーだ。

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【第4位 Louis Garneau 138個】

   元トップブランド。約100個の減、2014年で復活なるか。

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【第5位 Lazer 84個】

  レーザーも落としている。来年に向けモデルチェンジなどで巻き返す。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka