人気アメリカンブランド、アメリカの代表格、キャノンデール。
常に独自技術で話題性の高いキャノンデールはもともとアルミフレームを得意とするメーカーで、その軽量性は群を抜いていた。またMTBではリアサスの量産、片持ちフォークのレフティなど、他のメーカーにはない一歩先を行くブランドとして人気となった。また、カラーリングは特にこだわりがあり、「キャノンデールのカラー」そのものが話題となる。特に難しいとされる「グリーン」を絶妙なデザインとともに人気カラーにするなどオピニオンリーダーでもある。
2008年リリースのカーボントライアスロン、スライスもロングセラーの人気バイクだった。2011年にはHI-MODバージョンも追加、アイアンマンでもクリシーやミリンダによってウィナーズバイクともなった名車。そして、2014年でフルモデルチェンジとなった。現在の「競技志向の高過ぎる」トライアスロンバイクに一石を投じるかのような、新しいコンセプトで登場したのが、このNewスライス。「軽量性と快適性」を重視したコンセプトで、「初めてのロング」に適したバイクと言える。
今回のハワイでは、女子4位、5位に入賞したスライスだ。このモデルは、4位になった、MichelleVesterbyのスペシャルバイクだ。
スライスには、Hi-MODとノーマルが存在する。
「快適性重視」結果速い>「エアロダイナミクス」か。
現存するトライアスロンバイクの中で最もスリムなモデルだろう。
ブレーキなどがノーマルなことも扱い易さの一つ。
かつては、ハワイアイアンマンのオフィシャルバイクだったこともある。このスライスで完全復活を目指すキャノンデールだ。エイジ選手、女性選手を中心に使用されることになるだろう。
「スライスはロングセラーを目指す!」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka