キャノンデールの2021年前期モデルが発表となった。
今年のテーマとして「カラー」にこだわっている。
キャノンデールは創業当時からカラーにこだわっていた。極太アルミの特徴的な素材は、大きなキャンバスとなり、グラフィックやカラーそのものを映えさせていた。
キャノンデールでは、「カラーの役割」は大きいと考えている。カラーによって気持ちも表し、人の心が動くと。
また、カラーのネーミングにもこだわっている。真っ黒な「BBQ」はキャノンデールによって、メジャーとなった表現だろう。ちなみに、炭そのものではなく、バーベキューグリルの「黒」から由来されているそうだ。その他、アメリカのロックバンド「ヴァンヘイレン」カラーをChaseに施したり、カマキリのMantisカラー、アロエに似た植物のAgaveカラー、カクテルのTequila Sunriseカラーなどもユニークなカラーネームとなっていた。
トレンドとなるカラーは、上記の3カラーとしている。
ラベンダー、アルパイン、そして、ハイライター。
エアロロードのSystemSixのCBRカラーにも差し色として、ハイライターが使われている。
オールラウンドのSuper Sixには美しいラベンダーが採用されている。
そして、この深みと高級感。ロゴの大きさと位置も。
やはり、プロダクトとしての価値において、「カラー」の果たす役目は大きい。
以下、各モデルのスペックとなる。
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SystemSix
FASTER EVERYWHERE
UCI基準をクリアした、世界最速のロードバイク。
パワーをセーブして、より速く。
SystemSixがいま市場にあるどんなバイクよりも、
多くのシチュエーションで速く走ることを可能にする。
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SystemSix Hi-MOD Red eTap AXS
¥1,050,000(税別)
SPEC
SystemSix Carbon Ultegra
¥500,000(税別)
SPEC
SuperSix EVO
FAST, JUST GOT FASTER.
これぞまさしくロードバイク。
軽量、滑らか、超高速。
延々とアップダウンの続くレースも難なくこなし、
ハイスピードなグループライドも楽しむことができ、
もっと多くの場面でハイパフォーマンスを
発揮すること間違いなし。
ロードレーサーが満足する進化がここにある。
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SuperSix EVO Hi-MOD Disc Red eTap AXS
¥1,050,000(税別)
SPEC
SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2
¥795,000(税別)
SPEC
SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra
¥550,000(税別)
SPEC
¥560,000(税別)
SPEC
SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2
¥610,000(税別)
SPEC
SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra
¥410,000(税別)
SPEC
CAAD13
MAKE YOUR OWN LUCK
地球上でもっとも速く、
もっともスムーズで、
ベストなハンドリング性能をもつ、
非常に洗練されたアルミレースバイク。
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CAAD13 Disc Ultegra
¥270,000(税別)
SPEC
CAAD13 Disc 105
¥230,000(税別)
SPEC
確かに毎年ニューモデルが発表された時にキャノンデールのカラーは気になっていた。正確には楽しみだったことを憶えている。今年はどんなカラーなのだろうと。
国内展開が始まった時から、デザインとともにカラーリングに驚かされたのがキャノンデールだった。圧倒的にヴィジュアル面においても群を抜いていた。
プロチームLIQUIGASのサポートで使用されたグリーン。それまでグリーンは難しいとされていたカラーだったが、キャノンデールの使用によって、各社も使い始めた。
伝説のトライアスロンバイク、1993年モデルR700。このバイクにも美しいグラデーションが施されていた。ちなみにそのネーミングは、「Diamond Black metallic fizz-fade to Bonzai Blue」だった。
「2021年もキャノンデールらしい美しい仕上り!」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka