INDEX
投稿者: TMJ Otsuka
レース映像
この映像は、アイアンマンのアワードパーティーで放映され、毎年楽しみにしているものです。NBCの番組とは違う、大会だけで放映されるスペシャル映像で、約20分間の内容です。また、16秒と1分3秒にチーム・Yが映っています。
是非ご覧下さい。
スペシャル映像: http://www.youtube.com/watch?v=zG5Dwiv7YJQ&feature=share
アイアンマン記事関連: http://triathlon-geronimo.com/?cat=20
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka
Race Day ~583photos~
大会当日の模様をお届けします。
世界最高峰のアイアンマンは、全トライアスリート憧れての大会です。この日のために、トレーニングに励み、最高のステイタスを求め、2000人のトライアスリートが出場します。
そして、 “ YOU ARE AN IRONMAN ” と呼ばれる瞬間のために、走ります。
少しでも感動が伝われば良いのですが。
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メインコンポーネントTOP3
メインコンポーネントは不動のシマノ。そしてDi2の使用率が高まり、トライアスロンも「電動時代」に突入した。逆にシビアなDHポジションにこそ必要なブレないためのDi2が極めて有効的なのだ。トライアスリート必須アイテムと言える。次に求められるのはDHバーとの相性であり、操作性だ。電動で楽にはなったが、理想的な「バイオ的」になっているのか、これから数年の間、「進化」が必要なアイテムとなるはず。
【第1位 SHIMANO 1424台】
待望のアルテグラDi2フライトコントロールがあった。そして朗報となるのは、ブレーキレバーはデュラエースとミックスで使用可能とのこと。
【第2位 SRAM 505台】
第3ブランドとして、世界のトッププロをサポートする。以前のグリップシフトなど、現在も奇抜なアイデア満載のコンポーネントパーツだ。
【第3位 Campagnolo 55台】
ハワイでは少なくなってしまったカンパだが、トライアスロンには注力している。EPSのトライアスロンバージョンはさすがのカンパらしい仕上がりを見せている。
DHバーTOP5
DHバーも大きな変動がなく、プロファイルの圧勝だ。伸び率としては、3Tが目立つ。アイアンマンに求められるDHバーは、パッドの安定性、パッドとエクステンション先端の落差関係、そして軽量性。ポジション、そして走りに大きく影響するDHバーはトライアスロンバイクで最も重要なパーツと言える。モデル、セッティングなどにより、全く違う走りが生まれると言っても過言ではない。
【第1位 PROFILE 551本】
DHバーのトップブランド。トライアスロンを知り尽くしている。
【第2位 VISION 346本】
ビジョンもパッドの大きさが特長。フィーリング良し。
【第3位 BONTRAGER 185本】
トレックのスピードコンセプトとともにシェアを伸ばす。
【第4位 3T 171本】
デザイン性と質感の高さが逸品。
【第5位 ZIPP 120本】
ホイールだけではないZIPP。DHバーも人気。
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ホイールTOP10
ホイールの勢力は変わらない。トップ5の順位は昨年と同じ結果だった。ZIPPの圧倒的シェア揺るがない。6位以下もブランドは変わらず、順位が少し入れ替わった。ENVEは昨年の41本から100本へ伸び率としては、大きい。ちなみに数量はペアではなく片輪でのカウントとなる。
【1位 ZIPP 2041本】
【2位 HED 248本】
【3位 MAVIC 154本】
【4位 BONTRAGER 133本】
【5位 REYNOLDS 126本】
【6位 ENVE 100本】
【7位 EASTON 94本】
【8位 SHIMANO/PRO 83本】
【9位 XENTIS 81本】
【10位 SRAM 57位】
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女子TOP10バイク
ウィナーズバイクは、ピナレロ。モデルはGRRALで、トライアスロンモデルではない、TTモデル。そして2位にP5、優勝候補でもあったキャロラインステファンが使用し存在感をアピールしていた。女子のプロでは、昨年同様サーベロが目立ち、P5が2台、P3が1台トップ10入りしている。また、9位に入っているCaitlinSnowが使用しているQRは女子に目立つバイクだ。理由はサイズ設定にある。そして、男子と違いフロントホイールのリム高は従来通りだった。コナウィンドの影響を考慮したものだ。
1位 Leanda Cave / PINARELLO GRAAL
2位 Caroline Steffen / Cervelo P5
3位 Mirinda Carfrae / FELT DA
4位 Sonja Tajsich / SCOTT PLASMA 3
5位 Mary Beth Ellis / Cervelo P3
6位 Natascha Badmann / CAT Cheetah
7位 Gina Crawford / Ceepo KATANA
8位 Linsey Corbin / TREK Speed Concept
9位 Caitlin Snow / QR
10位 Amy Marsh / Cervelo P5
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総合TOP10バイク
ウィナーズバイクは、Boardman。そして2位にTM01、3位にP5。トッププロの機材もエキサイティングなハワイ。ご覧の通り、「旬」なトライアスロンバイクだが、やはり注目は、TM01とP5だった。特にP5は注目の的。プロ選手が乗ると圧倒的なオーラを放っている。そして、フロントホイールの「ディープ化」が今年のハワイの特徴で、マビックCXR80のリリースと連動するかのような「統一感」がある。そう言った意味で、シマノのC75も人気ホイールとなるだろう。
優勝 Pete Jacobs / Boardman AIR/TT/9.8
2位 Andreas Raelert / BMC TM01
3位 Frederik Van Lierde / Cervelo P5
4位 Sebastian Kienle / SCOTT PLASMA3
5位 Faris Al-Sultan / STORK AERO2
6位 Timo Bracht / GIANT TRINITY
7位 Andy Potts / KESTREL 4000LTD
8位 Timothy O’Donnell / ARGON 18 E-118
9位 David Dellow / Cervelo P4
10位 Dirk Bockel TREK / SpeedConcept
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バイク使用台数TOP10
今年もサーベロがダントツの使用率第1位となった。ただ、台数は昨年をわずか5台ではあるが、割った。しかしながら絶対数は多く、4人に1人がサーベロに乗る計算になる。そして大きく伸ばしているのがスペシャライズドで前年の139%となった。キャノンデールは久しぶりに5位に戻って来た。また確実に伸ばし、来年以降も期待できるのがBMC。2012年からアイアンマンへの本格参入となるため、実績は少ないが、前年の366%は期待も大きい。
【第1位 サーベロ 483台】
5年連続400台オーバーはレジェンドと言える。昨年は、大きな動きがなかったが、ついにデビューとなったP5が注目となっていた。創設者の1人でもあるフィルホワイト自ら乗り込んで来ている。リリース間もないが、プロを含め21台確認できた。100万クラスのモンスターマシンだけに20台以上の確認は、大いに目立っていた。ただ、2011~2012年継続となったP3やP2は少なく、2010年以前のカラーが目立つ。今後は、P3やP2でのDi2モデルを期待したい。サーベロはエアロダイナミクスの頂点、アイアンマンの歴史を塗り替えたブランド、そして、乗り易いジオメトリーなど、2013年も「不動の地位」は変わらないだろう。
【第2位 トレック 211台】
200台を超えた。サーベロには大きく離されているが、本来は200台超えれば、トップクラスだ。(2000年前後は、トレックvsキャノンデールvsケストレルの三つ巴で、それぞれが、200~250台で競っていた。)この5年を見ても、サーベロが強すぎたのか、200台を超えるブランドは無くなってしまった。そんな中でのトレックは大きな前進と言える。残念ながらレースの結果は、10位に終わった。トレックの戦略は、「優勝できる選手」ではなく、「バイクの強い選手」に乗せる傾向がある。昨年は男子クリスリエト、女子ジュリーディベンズなど、「バイクで魅せる」ということにある。走る姿は最高に美しい二人だ。その点では、今年の10位のダークボッケルもバイクラップは2位、悪くなかったのかもしれない。トレックのスピードコンセプトはKVFデザインで成功した。大人しいデザインながらエアロダイナミクスが高い。ただ、アメリカ特有のジオメトリーでトップは短め。人気は高く、志向としては、高額ながらビギナーからのご指名が目立つ一台でもある。
【第3位 スペシャライズド 170台】
トライアスロンへの徹底したプロモーションをかけている。昨年の122台から今年の170台と大きく伸ばしている。これは、新型のSHIVが昨年アイアンマンにおいて世界同時発表など「演出」を含めたプロモーションで注目を浴びていた。この2年連続でスペシャライズドがウィナーズバイクとなったことも、拍車がかかり、人気が出ている。増えている原因が「新型SHIV」による、メーカーとしては最高の結果だったと思われる。ただ、このバイクもアメリカ特有で、特にその傾向が強い。トップチューブが短いが「女性も乗れるトライアスロンバイク」というわけではない。小柄であればサドルは出ず、一番重要となるサドルとDHバーパットの落差が確保できない。小柄な人には、DHバーをローポジションでセットすれば、ある程度「バイオポジション」も出る。
【第4位 フェルト 115台】
使用率は、昨年124台、今年115台、若干落とした。ただ、唯一トップに入る「大衆車」で、2013年のB16は税込で20万を切る設定となっている。サポート選手では、「顔」となる、2010年優勝のミリンダカーフレーが使用し、「アイアンマンバイク」のイメージ付けには成功している。ジオメトリーなど扱い易いバイクではあるが、500mm、480mmは、やや扱いづらくなった「650Cホイール」となっている。また小さいサイズでもヘッド長は長めのため、ハンドル落差はチェックが必要。シートアングルは、カタログ記載は一つだが、フレームに貼ってあるシールには2つ記載されている。「78度」に近いデータを利用する。また、サドルは前寄りになってしまう点もよくチェックしながらポジション出し、組立が必要となる。
【第5位 キャノンデール 86台】
エキスポでのブース展示はなかった。スライスRSなどが1年遅れて、発売が正式決定した中では残念。キャノンデールと言えば、女子4勝のクリシーウェリントンが乗るバイクとして、知られているが、今年は欠場。メーカーとしては、痛い。ただ、店頭では、キャノンデールのトライアスロンバイクは人気がある。真っ先に声のかかるバイクでもある。理由は「カッコいい」からなのだ。キャノンデールらしいすっきりとしたデザインが好評。また近年メーカーの努力で、2008年当時38万だったスライスの完成車が、2013年では、26万となっている。トレックもビギナーに人気としたが、価格面も合わせるとスライスはオススメし易いバイクである。また、やはり注意しなければいけないのが、「アメリカ系」。トップは短く、長めの脚が必要だが、極端な胴長短足でなければ、落差出しに注意しながら、ポジション出しを行える。
【第6位 スコット 85台】
【第7位 QR 78台】
【第8位 アルゴン18 71台】
【第9位 ジャイアント 64台】
【第10位 ケストレル 46台】
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総括
今年のアイアンマンが終わった。
アレキサンダー、マッカの時代も終わった。2013年から新たなアイアンマンたちの時代になると感じた。トータルバランスの良い選手でなければ勝てない、過去最高レベルのアイアンマンになった。
【機材】
まず、総合1位のウィナーズバイクとなったのは、ボードマンAiR/TT/9.8、女子は、ピナレロGRAALだった。どちらもトライアスロンに注力しているブランドではないが、今年の結果ではある。ボードマンは、ここ数年上位に入る選手を送り込んできていたが、目立つバイクではなく、注目はされていなかった。実際、このウィナーズバイクを含め、少なくとも3台は確認していたが、バイクカウントから漏れている。一方、ピナレロもトライアスロン界では、大人しいブランド。モデルチェンジしないトライアスロンバイクのFT1、高額のFT3、そしてこのTTバイクのGRAALなどがその対象車種となる。女子ではあるが、ツール&アイアンマンの制覇でもある。
そして、最も話題となるバイクの使用率は、今年もサーベロがダントツの使用率第1位となった。ただ、台数は昨年をわずか5台ではあるが、割った。しかしながら絶対数は多く、4人に1人がサーベロに乗る計算になる。そして大きく伸ばしているのがスペシャライズドで前年の139%となった。キャノンデールは久しぶりに5位に戻って来た。また確実に伸ばし、来年以降も期待できるのがBMC。2012年からアイアンマンへの本格参入となるため、実績は少ないが、前年の366%は期待も大きい。
また、エキスポに見るメーカーの「勢い」という点では、盛り上がっていた。出展しなかったブランドもあるが、「トライアスロンのサイクルショー」だった。一部のメーカーは離れた場所で「私設」で展示をしているところあった。ブース代はかなり高額のようだ。そして、1番良い場所にあり目立っていたのがサーベロ、ブースは大きい。次にスペシャライズド入り口に位置し賑わっている。トレックはやや外れたところにあるが、大きなブースでイメージは良い。フェルトのブースは一般的な規模。そしてキャノンデールは、出展されていなかった。毎年出ていたので残念である。
ホイールやパーツにもトレンドが見られる。詳細は追って。

今年の大会は、強風のアイアンマンだった。プロ選手は平凡なタイムで終わり、エイジ選手は、フィニッシュタイム10時間台で30分落ちとなっていた。バイクが苦手の選手にとっては厳しい展開となった今年のアイアンマンだった。
まず、スイムでは、例年通りの展開でアンディポッツが良いポジションでスイムフィニッシュ、バイクスタートをする。アンディポッツはここ3年ケストレルに乗っている。トレックでは、「バイクの強い選手」に乗せる傾向があるとお伝えしたが、ケストレルも特徴があり、「スイムの強い選手」の乗せる傾向がある。やはり、バイクスタート時は大注目の一瞬。そしてしばらくはバイクトップを走ることになる。結果スイム出身の選手が勝ったことはないのだが、「見せ場」を決めているのだろうか、傾向が伺えるのも事実だ。バイクは中盤からマリノバンホーネッカーが飛ばし、2位グループに10分差でバイクフィニッシュとなった。ただ、10分程度のビハインドは射程圏内、ランの強い選手に捕まるのも時間の問題。誰が出てくるのか、どんな展開となるのか、まずは15km地点での順位である程度見えてくる。マリノバンホーネッカー1位をキープ、ただ、2位のピートジェイコブスに3分詰められている。ペースが違う。時間の問題で逆転となるだろう。それよりも後から追い上げて来ている、アンドレアスラエラートがどこまで来ているのかが、レースの見所。トップから遅れること7分、15km地点を7位で通過。ラエラートの猛追が始まった。クィーンKに入り、ピートジェイコブスはトップに出た。そして、先ほどまで7位だったラエラートが追い上げ、今回の主役たちの戦い “ Jacobs vs Raelert ”が始まった。ともにランの力は強く、お互い気の抜けない壮絶な「5分差」の展開が続いた。ラエラートはトップ10の中で1位のランラップで追い上げた。そして、トップのジェイコブスはそれに次ぐ好タイムでランを終えた。結果はジェイコブスが優勝、2位のラエラートに4分57秒の差を付けて、初のアイアンマンチャンピオンとなった。
2007年以降、6年連続でオーストラリアが優勝している。「アイアンマンのオーストラリア」となった。

今年も国内最多出場となる4名が参加した。昨年も4名、安定した状態が続いている。今回のメンバーは7回目となるエース大西選手、3度目の石田選手、2度目の金山選手、初出場、紅一点の篠田選手の4名。篠田選手がいち早く昨年12月の70.3シンガポールで決めた。金山選手、石田選手は、3月のアイアンマンメルボルンでゲット。そして、大西選手は、6月のアイアンマン70.3セントレアに賭け、必死に練習を積んだ。そして、結果は見事ゲット。しかもエイジ1位でラストチャンスをカッコよく決めてくれた。画して今年も4名の出場となった。
レース展開だが、厳しい結果となった。常に目標はサブ10(10時間を切ること)。男子は全員、もちろんサブ10の経験はあるが、このアイアンマン世界選手権で、出すことは極めて難しい。風、暑さ、コースなど、条件が厳しい大会で、選手を苦しめる。特に今回は強風のため30分落ちとなり、記録としては、悪かった。そんな中、金山選手は10時間36分という「好タイム」でフィニッシュ。「風が無ければ。。。。。」と言ってもしかたないが、頑張ったと思う。次いで石田選手がゴール。エース大西選手は残念ながら、腹痛のためワースト記録でゴール。女子の篠田選手は、「無事完走」という結果だった。
アイアンマンの世界もレベルが急上昇中で、3年前まで10時間でゴールすると300番を切れたが、現在では、500番まで落ちる。世界の選手層は厚くなって、エイジグループでも激戦が展開されている。特に40~44歳、45~49歳のグループは激戦区で、出場権をゲットすることは、とても大変なことである。あくまでも「本戦」での結果に注目したいが、「出場することに意義がある」ということも言って良いと思う。
「家庭」「仕事」そして「週20時間以上練習」という3つを最高レベルでこなすメンバーが在籍してくれていることに感謝したい。