トップ3の順位は、予想通りだった。サーベロが1位、トレック2位、スペシャライズド3位、トップ3の順位は昨年同様だった。ただ、内容に動きがある。サーベロオンリーの時代は終わった。トレック・スペシャライズドの2社が伸ばしてきている。台数にはまだまだ差はあるが、「サーベロ vs トレック&スペシャライズド」の様相を呈してきた。この図式ではほぼ互角の使用台数となるため、来年以降更なる「機材バトル」が楽しみとなる。また、これも予想通り、BMCはTM01で大きく伸ばしトップ10入りを果たしている。
まず、総合1位のウィナーズバイクとなったのは、サーベロP5、女子は、フェルトのニューモデルのIAだった。どちらもトライアスロンバイクに注力しているブランドである。サーベロは、アイアンマン界のレジェンド。2005年からトップシェアを取り、2008年からは、400台オーバーを記録、今年で6年連続となる。台数も昨年プラス5台の488台は、過去最高だった一昨年とタイ記録となる。「長かった」P3もついにモデルチェンジしたが、タイミングがやや遅かったと思われたが、P5の人気は凄かった。上の写真はバイクチェックインの1シーン、たまたまだが、P5が3台まとまった絵だ。左奥は、P4もある。サーベロは「強過ぎ」という他ない。一方、フェルトは、バイクシェア4位に入る上位常連ブランド。リーズナブルなトライアスロンバイクをリリースするなどトライアスロン界においてなくてはならないブランドだ。そのフェルトが満を持して、「大物」を発表した。それが、FELT IA だ。「エアロダイナミクスとフューエル」をテーマに迫力あるマシンだ。サーベロとトレックとスペシャライズドを研究して作り上げたものと思われる。随所に各社の良さが見られる。