今回のアイアンマンで発表となったディスクブレーキトライアスロンバイクだ。
コプリットは、創業3年ほどの台湾のブランドだ。トライアスロン、ロードをメインとするブランドでカラーオーダーなども行っている。8月のアイアンマンジャパンでも2台確認され、1台はプロが使用していた。そのコプリットが、ニュートライアスロンバイクをハワイアイアンマンに合わせて発表となった。と言っても、まだ「プロトタイプ」の状態だったが、生産は決定しているとのこと。このモデルの特徴は、何と言っても前後ディスクブレーキ仕様ということだ。メカニカルのディスクブレーキがセットされていたが、特に気になるリアは、更にシートステーのないデザインのため、ブレーキングの感触が気になるところだ。ダウンチューブはボリュームがあり、昨今のデザインからは、やや逆行している感じもするが、迫力はあった。ヘッド周りは、「ルック型」に見えるが、マグネット式のカバーが付いているだけで、一体型フォークではなかった。このマグネット式は今後のトレンドとなるのか、「DIMOND」のヘッドカバーなどにも採用されている。
全体のシルエットは、「今」のトライアスロンバイクと言った感じだ。
プロトタイプだが、DHバーは十分に考え尽くされている。
白いフォークはカラーではなく、プロトタイプ素材だった。
カバーはマグネット式で簡単に外れるようになっている。
ディスクブレーキは、どの程度エアロダイナミクスを阻害するのか。
ハブシャフトの径は気になる。変われば完全に違うホイールは使えなくなる。
比較的シンプルなデザイン。
シートピラーは完全に「サーベロ型」となっている。
このフタもマグネット式に。
特に、シートチューブ後方は、シンプルなフレームデザインとなっている。
シートステーレスとなっているが、ブレーキング時の剛性はどうなのか。
トライアスロンバイクもいよいよ「ディスクブレーキ化」となるのか。
価格が気になるところだ。
メーカー側からこのバイクの評価をしてほしいと頼まれ、それを社内資料にしたいとビデオ撮影になってしまった図。
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「やはり、ディスクに期待が集まる!」
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka