【cannondale】          SLICE WOMEN’S 105

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キャノンデール待望のレディストライアスロンモデル。

スライスは、「次世代型」の代表格と位置づけている。キーワードは「快適性」だ。昨今、「プロモデル」が全盛の中、「トライアスロンはホビー」とし、エイジをターゲットにしたモデルと言える。もちろん、プロの使用も可能とし、ハワイでもRSではなく、スライスでレースに使用されている。以前のケストレルのようなイメージかもしれない。

このモデルは、USAで、すでに例年設定されているレディスモデルとなる。そして、もちろん話題となるのは、サイズ設定だ。旧型では、470mmで650Cが設定されていたが、サーベロ同様に480mmを可能な限り小さくした700Cモデルとし、更に小さく造った440mmが650Cとなっている。

150cm台であれば、440mmとなるだろう。160~165cmあたりが難しい。160cmでも脚が長く、上腕が短ければ、480mm(700C)が可能。実は、すごく難しい。キャノンデール、トレック、スペシャライズドなどトップが短めのため、骨盤の角度、全体のフォームや乗り方、レースの設定など、シビア。また、パーツ対応もある。完成車にスペックされているビジョンのDHバーは、パッド高が低く、ポジションが出し易い。ステムのライズ、ヘッドのトップカバーの交換などでも改善できる。

ジオメトリー、体型、フォーム、パーツアッセンブルが関わってくるのだ。

 

とにかく、まずは脚の長さからチェックしてみよう。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka