ルミナNo.46発売しました。
今月の「cutting」大塚担当分ご紹介します。
■ZEROD Transition bag
ゼロディは、2007年設立のフランスブランドだ。ウエアから始まり、ウエットスーツやトライアスロンアクセサリーなどリリースする。歴史は浅いが、ロゴマークを目にしたことがあるだろう。オリンピックディスタンスでは、一気にメジャーとなり、イギリスのナショナルチームで採用されているあのウエアだ。先日のWTS横浜大会でも圧倒的なシェアとなっていた。
ゼロディは、2007年設立のフランスブランドだ。ウエアから始まり、ウエットスーツやトライアスロンアクセサリーなどリリースする。歴史は浅いが、ロゴマークを目にしたことがあるだろう。オリンピックディスタンスでは、一気にメジャーとなり、イギリスのナショナルチームで採用されているあのウエアだ。先日のWTS横浜大会でも圧倒的なシェアとなっていた。
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そのトライアスロンを知り尽くしたゼロディのリリースするトランジッションバッグは、徹底した収納スペースだ。アイコンが示され収納場所をナビしてくれる。ウェットスーツやレース後のウエアなど濡れたものは、ウォータープルーフ素材で完全隔離が可能。そして、ポケットの多さには、驚かされる。後発としてのこだわりを感じるもので、立案からデリバリーまでに3年をかけたとのこと。
実際の収納力はもちろん十分なものだった。また、スーツケースのようにフルオープンし、収納とその確認のし易さは抜群。特筆すべきは、背負った時にフィーリングの良さだろう。まず、背中に当たる部分には、通気性の良いパッドが入り、フィット感が良い。また直接加重のかかる肩への負担も幅広のショルダーストラップによりストレスが少なかった。
実際の収納力はもちろん十分なものだった。また、スーツケースのようにフルオープンし、収納とその確認のし易さは抜群。特筆すべきは、背負った時にフィーリングの良さだろう。まず、背中に当たる部分には、通気性の良いパッドが入り、フィット感が良い。また直接加重のかかる肩への負担も幅広のショルダーストラップによりストレスが少なかった。
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■KABUTO ZENARD-TR
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カブトは「質実剛健」のジャパンブランド。輸出はしていない、「日本人専用」ヘルメットメーカーだ。もちろん国内でのシェアは圧倒的。頭が大きく、横に広い日本人の傾向をカバーしてくれるヘルメットだ。また、トライアスロンのロング系で主流となった、「TTヘルメット」のスタンダード化はやはりカブトが大きく貢献している。他社はやや違和感があったり、フィット性により被れる人が限られていた。そんな手の出づらいヘルメットを「一般化」してくれたのが、カブトだ。
今回の新型ヘルメット、ゼナードは、一見すると今までのモストロなどと変わらないように見えるが、エアフローが違うのだ。大胆に大きいエアインテークを設け、通気性を高めている。よく見ると、軽量の樹脂プレートで補強がなされているほどだ。カブト史上最高のエアフローで「冷感ヘルメット」と謳っている。
このゼナードは3タイプリリースされていて、今回のモデルは、「TR」で、もちろんトライアスロン用としている。通常モデルとの違いは、あごのストラップのロック方式が違う。クイックトランジットが必要となるトライアスロンのために、マグネット式を採用している点にある。ちなみにもう一つのモデルは、「CV」エアロカバーが付いたモデルとなっている。
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実際の使用感だが、間違いなく、通気性が向上していた。ストラップのマグネットもスムースだった。「安全性」「軽量性」と「通気性」のバランスを取るのは簡単ではない。その点では、高得点のヘルメットだと思う。
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