【メーカーNEWS】エリート KIT CRONO CX TTボトル&ケージ

 

エリートより、新型エアロボトルKIT CRONO CX TTボトル&ケージがリリースされている。

エリートは、ボトルとケージの第一人者的なイタリアンブランドだが、トレーナーから始まったブランドでもあり、昨今はスマートトレーナーでの人気も高い。今回のボトルはエアロダイナミクスを高めたエアロボトルでケージとの一体化を綺麗に収めている。過去にもエアロボトルをリリースしているエリートだが、よりその効果を高く、使いやすいものとしている。

昨今では、そもそもフレームに統合させた、総合設計のボトルなどもあるため、後付けとしての効果を上げるためと考えることになる。トライアスロンにおいてはロングの場合、エイドステーションでもらったボトルは装着できないため交換の必要のないサプリメント専用などとして使用することになるだろう。また、フューエルシステムとの併用、ボトル交換のない短いレースなどでその効果を発揮することになる。

以下、メーカーNewsとなる。

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【ELITE:新製品情報】

最速のボトル、KIT CRONO CX TTボトル&ケージが入荷!

Kit Crono CXは、タイムトライアルやトライアスロンに最適な空力特性を最大限に発揮するよう設計されたボトルとケージのキットです。風洞実験を何度も繰り返しながら設計を進めた結果、表面をスリムにすることが可能になり、これまでにない優れた空力特性を獲得。ボトル表面にはスピードエフェクト加工が施され、空気抵抗の増加を抑制します。エアロダイナミクスを重視するレースシーンにおいてワールドツアーチームに最も多く使用され、そのアドバンテージを証明しています。

確実なホールドのカップリングシステム

専用カップリングシステムでボトルをケージにホールドし、タイム トライアルなどの高速走行時でもボトルを安定かつ確実に保持。 ケージとボトルが一体化し、凹凸の少ない表面を形成することで空 気抵抗を最低限に抑えます。 一般的なマウントを備える、あらゆるフレームに装着可能です。ケージは軽量かつ高剛性でボトルの揺れを抑えるカーボン製、またはリーズナブルな価格のFRP製からお選びいただけます。

エアロボトルでも飲みやすいバルブシステム

水分を補給する瞬間にもロスが生まれないよう、ボトル表面に施されたスピードエフェクト加工はボトルを出し入れする際の滑り止めとしても機能。ボトルを軽く握るだけでドリンクが流れ、毎秒47mlもの流量を実現したバルブにより、ライダーは瞬時に水分補給を行い、素早く元のライドポジションに戻ることが可能です。

 

KIT CRONO CX CARBON(キット クロノCX カーボン)

容量:500ml重量:26.4g(ケージ)、62g(ボトル)素材:ポリエチレン(ボトル)、カーボン強化FRP(ケージ)全長:220mm幅:100x50mm※BPAフリー※UCI準拠

税込価格:¥7,700-

KIT CRONO CX FRP(キット クロノCX FRP)

容量:500ml重量:35g(ケージ)、62g(ボトル)素材:ポリエチレン(ボトル)、FRP(ケージ)全長:220mm幅:100x50mm※BPAフリー※UCI準拠

税込価格:¥4,950-

CRONO CX BOTTLE(クロノCX ボトル)

容量:500ml重量:62g(ボトル)素材:ポリエチレン(ボトル)全長:220mm幅:100x50mm※BPAフリー※交換用ボトルでケージは付属しません。

税込価格:¥1,600-

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】カデックス 新型サドル CADEX AMP

カデックスより、新型サドルCADEX AMPが発表された。

カデックスは、ジャイアントのグループブランドであり、かつてはジャイアントのバイクのモデル名でもあった。このサドルは、特にトライアスロン用というわけではないが、昨今ブルンメンフェルトの使用するCADEX Triが話題となってからは、トライアスロン界においてもその知名度は高くなっている。

今回発表となったサドルは、まず軽量性が挙げられる。ベースとレールを一体で造り129gとなっている。また、特徴として、あえてしなりを排除し、座面形状とともに圧倒的な骨盤の安定が予想される。そして、フォームやパッドの組み合わせにより、体重分散させ、サドルウィングの柔軟性を最適化しているとのこと。形状的にはDHポジションでサドル上の前後動の滑らかな動きよりも、加減速の著しいテクニカルに向くだろう。

もちろん、そのフィーリングの受け止め方は、個人によりそれぞれとなるだろう。

以下、メーカーNewsとなる。

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新型サドル「CADEX AMP」を発表

ハイパフォーマンスコンポーネントブランドであるCADEXは、新型軽量サドル「CADEX AMP」を発表いたします。

「CADEX AMP」サドルは、Advanced Forged Composite Technologyベース、Integrated Railデザイン、Particle Flowパディングなど、「CADEX BOOST」サドルで既に高い評価を得ているいくつかのコア機能を取り入れて、より多くのライダーのニーズに合う新しいデザインを採用しました。

「CADEX AMP」は2023年7月末よりCADEX正規販売店にて発売されます。

  • 製品紹介ウェブサイト cadex-cycling.com/jp
  • 読者の方からの問い合わせ先  株式会社ジャイアント 044-738-2200

 

CADEX AMP SADDLE

「CADEX AMP」サドルはAdvanced Forged Compositeベースと一体型カーボンレールにより、超軽量な129gを実現しています。また、レールとベースの接続部分をライダーの座骨が接触しない位置に配置することで圧力ポイントを緩和し、独自のレール形状が路面からの振動を吸収します。

エルゴノミックなリアカーブが坐骨のサポートを高め、特徴的なサイドカーブプロファイルがペダリングスペースを拡大します。この形状によりライダーはサドル後ろ方向に押し戻され、パワフルでエアロダイナミクスに優れたライディングポジションを実現できます。また、ウィング部分で急速に下がるクラウン形状と下方まで回り込んだフルカーボンベースがたわみを無くし、効率的なペダリングパワーをサポートします。

AMPサドルの快適性は、エルゴノミックな中央のカットが軟部組織への圧力を軽減することでさらに向上しています。また、軽量なリアクティブ・フォームと高弾性パーティクルフロー・パッドの組み合わせが、ライダーの体重をより均等かつ広い範囲に分散させます。

今シーズン開幕以来、AMPサドルを実戦でテストしているTeam Jayco AlUlaのマイケル・マシューズは、ジロ・デ・イタリア 2023の第3ステージで、プロトタイプのAMPサドルを使用して上りスプリントを制しました。CADEXの製品グローバル責任者であるジェフ・シュナイダーは「CADEX BOOSTサドルは、ハイパフォーマンスロードレーサーから支持されており、多くのプロレーサーにも愛用されています。AMPサドルは、さらに中核となる機能を強化して、より幅広いライダーにフィットするものを目指しました」と述べています。

 

Key Features :

  • 圧力ポイントを緩和してフレックス性を高める、一体型レールデザイン
  • しなりを排除して、より効率的なペダリングを最大限にサポートする、アドバンスド・フォージド・コンポジット・テクノロジーによるSMC カーボンベース
  • 坐骨のサポートを高めライダーをより効率的で空力的なポジションに導く、リア部分のカーブ形状
  • フィット感の選択肢を広げて、クリアランス問題を解消する、ウィング部分で急速に下がるクラウン形状
  • 圧力を広範囲に分散する、高弾性パーティクルフロー・パッド
  • 長期間にわたって快適性と振動吸収性を提供する、高密度高反発の軽量リアクティブ・フォーム
  • 内腿の干渉を軽減してペダリング効率を高める、スムーズなエッジと切り詰めたノーズのデザイン
  • 軟部組織への圧力を軽減する、エルゴノミックな中央カット

 

Spec & Price :

CADEX AMP SADDLE

標準価格 :¥41,800(税込)

  • Weight : 129g
  • Length : 245mm
  • Width : 145mm
  • Stack Height : 44mm
  • Rail Size : 9mm
  • Rail material : Carbon
  • Shell : Advanced Forged Composite Technology
  • Padding : Lightweight Reactive Foam and Integrated Particle Flow

 

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

第41回全日本トライアスロン皆生大会 Race Photo – 3/3(Scene 152)

皆生のレースシーンをPhotoで振り返る。(ラン編)

バイクの厳しさは皆生の特徴だが、更に「灼熱」の暑さも皆生ならではとなる。近年では最高気温となる37℃となり、選手たちを苦しめる。まさにサバイバルレースとなった。開催は7月であり、地域にもよるが、ある程度「暑熱順化」されているはずだが、暑過ぎる。想定外の過酷な天候は、距離やバイクコースなど明確な難易度とは異なるが、明らかに選手たちの体力、気力を奪っている。この暑さにも勝てないと「鉄人」になれないのだ。バイクの走力から暑い中で走り続けられるメンタルまで総合力が問われる。

12時、トップ選手が灼熱ランに移った。

The end

 

 

 

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「日本のロングは厳しい。17時間制のアイアンマンが完走できても皆生や佐渡が完走できるとは限らない。そんなチャレンジングであり、ステイタスの高いレースが国内にあることは素晴らしい。距離だけでもハードだが、更に暑さに耐え走る姿は感動そのもの。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

第41回全日本トライアスロン皆生大会 Race Photo – 2/3(Scene 273)

皆生のレースシーンをPhotoで振り返る。(バイク編)

皆生大会そのものとも言えるバイク。距離は140kmだが、そのハードなコースに選手たちの顔が歪む。また、風が強かった。序盤、気持ち良くスピードを上げたい川沿いでは向かい風となった。そして、気温は8時の時点で32℃近い。ここからが、皆生の本当の厳しさを思い知ることになる。今回、完走率は70%を切ってしまったが、バイクをフィニッシュできた選手は、80%を切っていた。皆生を制するためには、まずバイクということになる。

7時45分、トップ選手がバイクに移った。

To be continue

 

 

 

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「完走のためには徹底したバイク強化が必要。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

第41回全日本トライアスロン皆生大会 Race Photo – 1/3

皆生のレースシーンをPhotoで振り返る。

朝4時半、まだ暗い中、早い選手はすでにバイクをラックにかけている。この時点では波は「ゼロ」だったが、風が強いなと感じた。レースに影響しなければ良いのだが。今年は完全復活のフルディスタンス。宮古島もそうだったが、昨年は「距離が短いのでイケるかもしれない」との声は少なくなかった。今年は簡単ではない。本来の「鉄人皆生」を制覇する時がやって来た。各選手は笑顔の中にも緊張感を感じる。その緊張感もロングならではのもの。楽しんでほしい。

7時、スイムを2グループに分け、レースがスタートとなった。

To be continue

 

 

 

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「スイムは、3種目で唯一楽しめた時間だったかもしれない。」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】スペシャライズドPower Expert with Mirror サドル 人間工学に基づく設計を、科学で検証

スペシャライズドより、Power Expert with Mirrorサドルがリリースされている。

スペシャライズドはバイクメーカーでありながら早くからサドルへの提案をしているメーカーだ。「Body Geometry」を掲げ、様々なサドルをリリースして来た。その経験と技術をベースに、サドル製作のためにあるのではないかとも言える「3Dプリント」技術がサドルの進化に一役買っている。

バイクのパーツの中でも、誰もが、そして、最初にその良し悪しを感じるのがサドルだ。初めてクロスバイクに乗る人もバイクパンツやインナーパンツを購入することは珍しくない。それだけ、乗る前から「課題」を感じているのだろう。

サドルに求める性能とは?「快適性」というキーワードが真っ先に来ると思うが、イコール「柔らかい」ということではない。もちろん、ガチガチに硬いということはあり得ないが、「走る中での快適性」と言うことになる。柔らかさも実走の中で、どの程度の体重と走行中の振動、衝撃を考慮した上で決まるだろう。

サドルの表面、つまり身体に触れる部分は、いかに体重分散した上でフィットしているかが重要。そして、サドルのベースとレールによって受け止めた体重をどこまで吸収するのか、車で言えば、サドル表面はタイヤ、ベースとレールはサスペンションと言うことになる。サドル表面を触って柔らかいから良いと言うことでもなく、硬くてもマイルドなライドフィーリングとなることもある。サドルに悩まされる人は多く、やはり試すことが間違いないが、構造的なことも判断基準になると言うこと。

サドルは永遠のテーマとなる。あんなに小さいもの座って快適なわけがない。

以下、メーカーNewsとなる。

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人間工学に基づく設計を、科学で検証。Power Expert with Mirrorサドルを発売

3Dプリント技術採用のサドルを、より多くのライダーへ

スペシャライズドが、3Dプリントを活用したMirrorテクノロジー採用のサイクリングサドルに新しいラインアップを追加した。坐骨付近にMirrorインサートを配し、4ウェイストレッチ素材でカバー。ロードバイクからマウンテンバイクまで、幅広い用途でライダーに快適性とパフォーマンスを提供する。

  • Power形状

多くのライダーに愛され、支持されてきたカットアウト付きのPowerサドル形状。スペシャライズドのアスリートは、週末のトレーニングからワールドツアーの優勝まで、このPowerサドルの上であらゆるドラマを繰り広げてきました。特許取得のBody Geometryデザインは、ラボでテストが行われ、繊細な動脈の血流を妨げません。サドルで言うところのパフォーマンスは、快適性のこと。どんな形状や素材であれ、あなたの身体に合ったサドルを使うことで、最高のパフォーマンスを発揮できるようになるのです。「すべてに使える」という謳い文句は使うのを控えたいところですが、ロードバイクにもマウンテンバイクにも使える用途の広さは真実です。

  • Mirrorテクノロジー

Mirrorテクノロジーは密度が一定の従来のフォームと異なり、単一素材で密度を無限に調整できます。しかし、どんな素材であれ、それを効果的に使えるデザイナーやエンジニアがいなければ活かされません。これを可能にしたのがBody Geometryのメソッド、Retülが集めた膨大なデータ、そして数十年にわたる経験です。3Dプリントされたハニカム構造により、より広い面積で坐骨を支えるように調整。坐骨周辺のデリケートな部分ではなく、サドル自体で体重を支えるハンモック効果を生み出します。

身体つきは人それぞれですが、ライダーがサドルに抱える問題は、坐⾻の圧迫、軟組織内の損傷、⾎流阻害など共通しています。Body GeometryとMirrorサドルは、圧力マッピング、目隠しでの快適性調査、⾎流の研究を通し、これらの問題の解消を約束。同時に、実際に解消できることも証明してきました。さらに、このサドルにはMirrorシリーズ初となる追加サイズ(130と168)も用意されています。

「これまで、カットアウトを備えたフォーム素材のS-Works Powerサドルと、Mirrorテクノロジーが坐骨を優しく支えるPower Pro Mirrorサドルを使ってきました。Power Expert with Mirrorサドルは、これら二つを組み合わせていて、快適に走れます。選んで大正解でした」-スーダル-クイックステップ所属イーサン・ヴァーノン

  • 汚れを寄せ付けない構造

Power Expert with Mirrorサドルは、S-Works Power with Mirrorサドルと同じ3Dプリントテクノロジーを採用。唯一の違いは、効果を計算して適所に配置した3DプリントのMirrorインサートをフォーム素材と組み合わせ、4ウェイストレッチのカバーで覆っている点です。これにより、泥や破片などがMirrorインサートのハニカム構造に入り込みません。この泥除け機能に加え、とても丈夫で軽量な中空チタンレールを採用。ロードだけでなく、グラベルやマウンテンバイクにも適しています。

  • 製品詳細

商品名:Power Expert with Mirror(パワー・エキスパート・ウィズ・ミラー)

価格:¥26,400 (税込)

カラー:Black

サイズと重量:130(210g)、143(214g)、155(225g)、168(258g)素材:ナイロン射出成形シェルレール:中空チタン

製品詳細URL:https://www.specialized.com/jp/ja/power-expert-with-mirror/p/1000148806

【スペシャライズド・ジャパン】公式サイト>https://www.specialized.com/jp/ja/公式オンラインストア>https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/default.aspx公式インスタグラム>@specialized_japan公式フェイスブック>https://www.facebook.com/specialized.japan/

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

第41回全日本トライアスロン皆生大会 Race Recap

第41回全日本トライアスロン皆生大会(皆生トライアスロン協会主催「スポーツ振興くじ助成事業)が開催された。

昨年3年ぶりの開催となったが、今年は距離もほぼ戻り、フルディスタンスとして本来の皆生大会が戻って来た。皆生トライアスロンは日本の原点、そのステイタスを高める厳しいコースと優しいボランティアたちに支えられてゴールを目指す大会。

昨年の荒れた海は、今年はベタナギで泳ぎやすく、水温も冷たいということはなかったようだ。そして、皆生の名物はまず「灼熱」となるが、これは変わらず厳しかった。気温は37℃近くを記録し、選手たちは「サバイバル」の様相となった。まさに「自分自身」との戦いそのものだったのではないだろうか。

また、「アップダウンしかない」と言うイメージしか残らないバイクコースも皆生そのものの魅力となっている。実際にはフラットコースもあるのだが、アップダウンやテクニカルのイメージが強烈に残る。この暑さと坂のことが、レース後、最も話題になっていたのではないだろうか。厳しいレースだからこそ、ゴール後の感動が大きい。

そして、「もう一つの皆生」。ボランティアの多さも売りの皆生だが、今回は集まりが悪く運営も大変だったようだ。これは皆生だけに限ったことではなく、長崎は距離を短くしたり、これから開催の佐渡も追われているようだ。国内トライアスロン全体の問題にもなっている。それでも熱き選手、熱きスタッフ、そして、それを見守る地元の人々によって開催ができている。

皆生は、本州唯一のロングトライアスロン。道路使用など新規開催は極めて難しいロングであり、島以外での開催を継続している。レース開催時間は14時間30分、当然その前後に準備時間も必要だ。会場周辺の人々にとって必ずしも100%のウェルカムではないのかもしれない。それでも「発祥の地」を守り続けている。

PS.エイドステーションには「OS-1」があった。当初、非常時としての対応だったようで、10年ほど前からやっているそうだ。以前はランだけだったが、今回はバイクからは出されていた。それだけの暑さが予想された。熱中症対策としてありがたい。

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以下、リキャップとなる。今年も暑く、熱い大会となった。Photoレポートは後日あらためて。

■第2の復活

昨年、コロナ禍も落ち着き、3年ぶりに再開されたがコースは短くなった。理由はボランティアが集まらず、短縮となってしまったのだ。更に、波が高くスイムは中止、第1ランに変更しデュアスロンとして開催された。距離にしても、波にしても仕方ない。誰のせいでもないのだが、残念に思う選手は多かっただろう。

そんな昨年からついに今年は、本来のフルディスタンスとして「完全復活」となった。毎年開催していても当たり前のことではなく、継続は大変なこと。特に不測の世界情勢となり、トライアスロンどころではなかっただろう。そんな中でも早い完全復活は、関係者すべての希望であり、皆生、鳥取の元気でもあった。選手は待望のフルディスタンスに沸き、昨年の「ミドル感覚」とは違う意識で準備をして来たはずだ。

皆生のルーツはアイアンマン。40回以上開催されていてもまだ周知されていないかもしれないが、当時ホノルルで開催されていたアイアンマンがモデルであり、そのマニュアルによって開催された。アイアンマンは、スイム3.9km、バイク180.2km、ラン42.2kmの226.3kmで開催されていたため、皆生としても「ロングが基本」と言うことだった。皆生の第1回は、スイム2.5km、バイク63.2km、ラン36.5kmで開催、徐々に距離が長くなり、バイクが130kmとなった1986年第6回大会以降からが本格的なロングとなった。

■Distance

今回前述の通り、距離設定は、ほぼコロナ禍前に戻り、スイム3km、バイク140km、ラン40kmでの開催となった。昨年に比べるとバイク25km、ラン8km、合計33km延びたことは、バイクコースと暑さから「全くの別物」と捉える選手が多い。

あと距離を「ほぼ」としているのは、ランが42.195kmではなかったということだ。選手の捉え方はそれぞれで、「少しでも短い方が良い」「どうせならフルマラソンが良い」など賛否の意見はあった。

ランコースが短くなったことは、昨年からの「弓ヶ浜」コースに関係している。以前は国道431号線を渡らなかったが、昨年から景色の良い弓ヶ浜サイクリングコースを使用しているため、ラン序盤で国道を地下道で渡し、一度海側へ出てしまう。そのためコース取りのエリアが限られてくるからだ。昨年より8km伸びたランコースは、サイクリングコースの先にある竹内団地まで延長するカタチで距離を稼ぐ設定となっているが、そこもレイアウトはいっぱいということなのだ。

実際に走ったデータでは、40.8~40.9km程度になっている選手が多かったようだ。

■Course

スイムコースは、2019年同様に皆生温泉海岸をワンループで泳ぐ3km。海岸に沿って泳ぎ、中間地点で一度上陸、スタート地点に戻るコース。今回スタートを2組に分けたウェーブスタートで5分間の時差としてる。組分けは都道府県別とし、招待選手は第1ウェーブでスタートとなる。コースは分かりやすい単純な設定だが、沖から上陸する中間地点、再び沖に戻るあたりのコースブイなどが見ずらく泳ぎづらかったとの声もあった。

バイクコースは、ほぼ従来通りの名物コース「大山&ジェットコースター」となっている。ここでの「ほぼ」は新しい道路などの関係から距離は140kmをキープしつつ、僅かに変更が入っている。140kmという距離は、他のロングと比べると短いことを感じるが、アップダウンを考えるとそれ以上の距離に匹敵すると言っても良いだろう。

ランコースは、序盤、終盤は街中を走り、中盤で海岸エリアを走るコースで、全体的には、概ねフラットのスピードコースでもある。途中には序盤で歩道橋や地下道、終盤で跨線橋もあるが、それよりも「暑さ」が最大の敵となる時間だ。前述の通り、昨年からの新コースを8km延したため、最も離れた地点の竹内団地を「あみだくじ」のように走り稼いでいる。

■Weather

まずは、ご覧の通り、最高の「夏空」でキラキラしていた。皆生の象徴の「大山」が鮮明に見え、地元の人々さえも「今日は大山が綺麗に見えるな」と口々にしていたくらいだった。夏のトライアスロン、最高の絵になる始まりだった。

スイム会場の波はベタナギで、波高は0~0.4m、「気持ち良く泳げた」「楽しかった」など、昨年とは打って変わってのコンディションだった。朝から風はあったが、波にあまり影響がなく、無事に終えている。

バイクをスタートする頃には、陽射しも厳しくなり、予報通りの厳しい暑さが予想された。そして、ここで風が影響し始めていた。序盤の日野川沿いでは向かい風となった。8:00時点では平均5.3m/s、最大瞬間8.5m/sも記録されているが、その後のコースでは、時間帯にもよるが、概ね大きな影響はなかったと感じている選手が多かった。逆に帰りの川沿いは追い風になり、帳消しと言ったところだろうか。

ランは「灼熱」だった。35℃を超えたのは10:50、その後、35℃を切ったのは6時間後の16:50だった。最高気温は、36.7℃で12:40と14:40に記録している。トップ選手のランスタートに合わせるように最高気温となった。日陰はなく、37℃近い気温の中を淡々と走り続ける選手たち。ただただ感服だった。そして、朝から吹いていた風は、最後に味方をしてくれた。

今回、「気温37℃、リタイヤ者過去最高か」などが話題となっているが、この過去5回の取材の中では最も暑かった。ただ湿度が低かったことが幸いした。12:00の時点で38%と低く、息苦しさは少し抑えられたのではないだろうか。過去を調べると概ね50~70%あり、2019年では、11時頃まで小雨となり、湿度は80%を超えていた。風がなかったら更に厳しいレースとなったはずだ。

※気象情報:鳥取地方気象台米子地区 2023年7月16日10分毎

■原点回帰

皆生は国内発祥だけではない。古き良きトライアスロンの象徴的な「同伴ゴール」が許されている数少ない大会でもある。更にゴールテープを切る、最後まで一緒にゴールができる。家族、仲間とともにゴールしてくる選手の姿は「原点」そのものだ。厳しいコースと暑さに抗いながら、険しい表情で走ってきた選手たちも、ゴール前では満面の笑みとなる。自身も頑張り、それを長い時間待っていてくれた人たちとのゴールはやった人しか分からない感動が待っている。

そして、ゴール後は、選手も同伴者も興奮しているのだろう。「選手はこちらへ、同伴の方はこちらへ」とボランティアの人たちも大変なのだ。ただただ、選手に喜んでもらうためにやっている。

■Race Result

皆生が終わった。

井邊選手、高橋選手、男女ともに3連覇となった。全体的には厳しいレースとなった。完走率が7割を切るという結果だった。暑さも影響しただろう。また、今回バイクでのリタイヤ者が多い。バイクフィニッシュは8割を切っていた。やはり、暑さとともに「バイク強化」が完走への大きなカギとなるだろう。

【第41回全日本トライアスロン皆生大会】

《日時》2023年7月16日(日)7:00~21:35

《参加選手》※個人の部

応募総数 1097名(競争率1.12倍)

総エントリー数 / 最終出走者数 982/932名

完走者数 / 率 633名 / 67.9%

《総合男子》

1位 井邊 弘貴   No.005    8:12:36(S46:07/B4:13:59/R3:12:30)※3連覇
2位 荒瀬 壮兵   No184     8:24:32(S54:43/B4:12:16/R3:17:33)
3位 福田 宰       No.508    8:48:02(S53:58/B4:28:36/R3:25:28)

《総合女子》

1位 髙橋 真紀      No.008    8:53:21(S46:11/B4:40:35/R3:26:35)※3連覇
2位 寺木 佐和子  No.010    9:55:41(S53:30/B5:01:29/R4:00:42)
3位 伊藤 あすみ  No.014  10:30:12(S57:20/B5:25:05/R4:07:47)

全ての記録:https://systemway.jp/23kaike

 

 

 

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「暑く、熱い皆生の夏が終わった。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Launched New IA

7/13フェルトの新型IAの国内展示会が開催された。実戦投入されてから丸2年、昨年のKONAでの世界同時発表、そして、ようやく国内での実車確認となった。

■フェルト

1991年創業のフェルト。現在ドイツブランドとされているが、元はアメリカ人でもあるジムフェルトがイーストン、アンサーを経て立ち上げたアメリカンブランドだ。90年代前半には、アメリカンブランド時代のアルミフレームで、コナ8勝のポーラニュービーフレージャーやショートのITU世界選手権、ロングのコナで優勝しているグレッグウェルチにより一気にメジャーブランドとなっている。当時のアルミフレームとしては破格の30万近い最高級フレームだったが、仕上げも超逸品。

現在もコナでは常にトップ5に入る人気のフェルト。特にSub10の強豪エイジ選手での使用率が高い、選ばれしバイク。また、コナでは女子6勝のフェルト、そして、ダニエラリフのアイアンマン世界選手権5勝目を飾ったのが、この新型IAとなる。

■New IA

お披露目から最も長かったバイクかもしれない。2021年メジャーデビューとなったコリンズカップ。その前にも確認されていたが、ダニエラリフ、ブレーデンカリーの使用によって、話題のバイクとなった。当時の世界情勢からリリースが遅れたメーカーも少なくなかったが、「最後の大物」となったのが、このIA2.0となる。

フェルトは前述の通り、長い歴史を持っているが、初代IAがデビューしたのは2013年コナでミリンダカーフレーが使用。それまでのトライアスロンモデルとは、一線を画す、スペシャルバイクのイメージを感じさせた。フレームの断面形状が「カムテール」系が増えつつある中で、極めてボリューミーなデザインはセンセーショナルそのものだった。理屈抜きにその姿に魅力を感じた人は多かったことだろう。

そして、課題であり、宿題でもあったかもしれないが、統合されたフューエルシステムが配備された。すでに他社では、古くはキャットのCheetahなどあるが、近年では2011年第2世代のスペシャライズドSHIV以降、「統合度」の差はあるが、フューエルに注力するメーカーが増えてきた。現在は後発と言うことになってしまうが、後発なりの完成度を高めている。補給が大事なことは言う間でもないが、エアロダイナミクスやユーザビリティーが重要だ。

■今回のモデルチェンジ概要

外観上が最大の変化と言えるだろう。誰が見ても、今までにない斬新なデザインが目に飛び込んで来るのだ。トップチューブが盛り上がり、後方に向けて大きくスローピングしている極めて特徴的な形状となっている。トップチューブにはストレージとフューエルを備え、エアロダイナミクスと融合させると言うことがこのモデルの設計において大きなファクターとなっている。また、シマノ、スラムなど、各ドライブトレインのマッチングも考慮され、作業性も高い。ワンバイ用のフロントディレーラープレートなど僅かなエアロダイナミクスと見た目の仕上げも十分だ。

Frame Grade

今回リリースされたのは「FRD」のみで、フェルトの最上位グレードとなる。FRDとは、「FELT RACING DEVELOPMENT」の略称であり、フェルトのテクノロジーを総じて限られたモデルに命名されたものだ。カーボン素材のグレードは当然最上位となる「UHC Ultimate + Textreme」を使用し、製法に特徴がある。より均一化されたカーボン成型により、無駄な材料を削ぎ落とし、軽量化に繋がる型を使用している。また、カーボンを成型する上で重要となるカーボンピースは400個以上を使用し、下位グレードの倍以上を使用することで、より狙ったライドフィールをコントロールしている。

Aerodynamics

フェルト史上最速のバイクとなっている。IAは「Integrated Aero」の頭文字を取ったもの。エアロダイナミクスの高さを併せ持つことを意味してのIAだけにこだわりは強い。フェルトの結論は、初代に対し、ヨー角±12.5°でのエアロダイナミクスが4%向上としている。つまり、ほぼ前面からのエアロダイナミクスが高く、その現実性は、走行90%にあたるものとして、その有効性の高さを述べている。

Comfort

ロングライドとなるトライアスロンバイクでは「競技性の中の快適性」が求められる。翼断面率が高くなれば、剛性は高くなる。上位モデルとなれば反応性を高めるためにやはり剛性は上がる。そんな相反する特性のバランスをとるために、カーボンピース数とレイアップにより、振動を軽減、調整している。結果は、これまでのフェルトのトライアスロンバイク史上、最高の快適性となっている。

Storage & Fuel

ストレージなどは今やトライアスロンバイクの定義ともなる仕様で必須であることは言うまでもない。このモデルのストレージは、トップチューブ内とシートチューブ内の2箇所、ボトルマウントが2箇所となる。トップチューブのストレージは200mlあり、上部の切り込みにより、サプリメントなどの出し入れがしやすくなっている。また、シートチューブ内はツールスペースとなる。ソフトバッグが付属し、その中にコンパクトツール、チューブ、タイヤレバー、CO2ボンベやそのアダプターなどを入れ、フレーム内に収納する。フレームはシートピラーが干渉する可能性があるため、サドル高決定後、確認、調整が必要となる。

そして、待望のフューエルシステムが搭載されている。2013年の初代IAリリース直前まで検討されていたフューエルが新しいカタチとなって統合された。予てより構想の早かったフェルトだが、満を持してのリリースとなった。トップチューブの下にタンクが配置され、容量は900mlの大型で有効的、後付けの汎用型は概ね700~800ml程度なので、十分でありながら、フレーム統合のため、ボトルが大き過ぎるという問題もない。そして、水分の補充はフィルポートが設けられ、クイックにできることもレースシーンにおいて極めて重要なポイントとなる。ストレスフリーかつ安全性が高いと言うことだ。

Fit & Usability

DHバーの調整自由度が高いと言えるだろう。

まずは、オリジナルの調整範囲だが、幅、角度、長さなどが可能であり、他の市販品との汎用性も高い。アイアンマン世界選手権5勝のダニエラリフやブレーデンカリーなどもオリジナルをアッセンブルしている。

そして、特筆すべく、重要なポイントとして、ベースバーのグリップ高調整ができることだ。一般的な一体型やベースの角度が可変できるものなどはあったが、このベースバーは、グリップ部のみ高くすることができる。これは極めて画期的であり、昔から誰もが無意識のうちに使いづらさを感じていた部分なのだ。フラットコースでのDHポジションはより低く、ベースバーなどを持つ上りでは、より高くが理想だ。特にエアロダイナミクスの理論だけで、エイジ選手は楽に走れない。体重を後輪にしっかりと載せるためにもよりアップライトポジションが必要になる。そこへの意識を高めてくれた「提案」とも言えるだろう。

Geometry

これは日本人体系の場合、チェックが重要となる。51cmサイズでスタンディングオーバーハイトが755m、シートアングル79°でトップチューブレングスは486mmとなっている。これは手脚の長さが大きく関わると言うことを示している。十分なフィッティングで確認したい。この傾向はフェルトに限ったことではないのだが、このフレーム特有の形状のため、慎重にチェックしたい。

■今後への期待

まずは、下位グレードへの展開だろう。同形状の下位展開は十分予想される。ただ、根強い人気の初代IAもアップデートも含み、継続として発表されているため、先にはなると思うが、期待が掛かるところだろう。そして、アイアンマン世界選手権におけるSub10選手での使用率が高まることが予想される。

以上。

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

New IA!

ついに国内デリバリーが決まり、ようやくメディアとしても情報解禁となった。

リフのIMWC5勝目となったスーパーバイク。昨年KONAで公式にローンチされていた最後の大物、新型IA2.0の発売が明らかとなった。今週の水曜日には国内展示会も開催され、KONAでも3台のみ、海外でしか見ることができなかったIAが国内で確認することができる。

納期は予定だが、来年2月。24年モデルとしては遅いわけではなく、新型の場合は通常の納期と言えるだろう。来年の宮古島を沸かせる一台となるはずだ。気になる価格は、完成車で¥2,200,000(税込)、フレームで¥1,064,800(税込)となっている。

21年のコリンズカップでメジャーデビューとなってから2年。ようやく手にすることができる。「異形」ではないが「特有」のデザインは圧倒的な存在感を放っている。

追加情報など、取材後、ジェロニモ、ルミナでお伝えしたい。

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】第41回全日本トライアスロン皆生大会

第41回全日本トライアスロン皆生大会。今年も熱い夏がやってくる。昨年再開された皆生大会だったが距離が戻り、完全復活となる元祖「鉄人レース」が開催される。国内4ロングの一角であり、コースと暑さが厳しいレースだ。

今年の大きな変更点は一つ。距離がほぼ戻っているということだ。ほぼというのは、ランが2.195km短い設定となっているためだ。種目で見るとスイムは2組に分けてのローリングスタートとなる。バイクは、皆生の富士山「大山」を上るコースが帰って来た。ランは2019年のコースに近いが、昨年から採用されているシーサイドの「弓ヶ浜サイクリングコース」はそのまま、その先の「竹内団地」まで伸ばしている。また、終盤は往路、復路同じだったが並行したコースで分けている。

皆生は、日本のトライアスロンの歴史を紐解く大会でもある。オアフ島で開催していたアイアンマンの運営マニュアルを取り寄せ開催された「日本のアイアンマン」でもあるのだ。そんな歴史を感じさせてくれる最古の大会は、レベルが高い。安全第一の中で選手の実力が大きく関係してくるため、抽選ではない。厳正な書類選考の元、出場権を獲得することができる。1980年代の国内創成期の感覚が残る唯一の大会と言っても良いだろう。

今年で41回目となる歴史ある皆生は、地元にとっても「名物」であり、守られて来た。そのカタチがボランティアの多さに驚かされる。特に子供たちが多く、そんなボランティアの前では頑張らざるを得ない、大きな力をもらえる大会だ。

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=41470

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■開催日 2023/7/16(日)

■競技

スイム3km / バイク140km / ラン40km

※詳しくは、http://www.kaike-triathlon.com/

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「2017年から取材スタート、今年もきっと熱い鉄人レースとなるだろう。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka