MIYAKO Race “Photo131” Report(Hot, Hot Run ~ STRONGMAN)

そして、暑く、熱いランとなった。

一気に「夏」となったランは、30kmという「距離以上」の過酷さとなった。

終わってみれば、「十分」な宮古島だった。

 

 

MIYAKO Race “Photo335” Report(Good Morning ~ Island Bike)

4年ぶりの宮古島は、変わらない魅力があった。

全力の姿勢、そして、笑顔が最高の宮古島を演出している。

2023の良いスタートとなった。

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「今回は向かい風も弱く気持ちよく走れた。」
BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

MIYAKO Race Recap

37回目の宮古島大会が終わった。

国内トライアスロン皮切りのビッグレース、宮古島大会が4年ぶりに開催された。当日は、最高の天候に恵まれ、1200名の選手がレースを楽しんだ。

今回は、総距離が約46km短い、スイム3km、バイク123km、ラン30kmという距離と定員を500名減の1200名でのコロナ禍仕様となった。距離は短くなったが、開催の難しいロングで、しかも国内の代表格でもある宮古島が帰って来て、2023年はやっと戻れたという感覚ではないだろうか。前述の通り、距離など、まだ条件付きとはなるが、来年に向けたステップとして大きく動き出した。

昨年は佐渡や皆生も復活していたので、待ち望まれていた宮古島だった。今回は恐らく開催するだろうという期待をして、トレーニングもしっかりとやって来たという選手も多かったように感じる。待ちに待った「大人の大運動会」のために新調したバイクやウエアが目立ち、この3年間のストレスの発散と、再び宮古島を走れる喜びを噛み締めていた。

宮古島大会に限らずだが、ロングの開催はハードルが高く、多い。宮古島もしかりで、地元の応援はあるが、仕事や生活との融合とその理解を絶えず求めながらの根気と努力の賜物とも言える開催なのだ。よく言われる言い方となるが、大会は、選手のみならず、地元の人々、ボランティア、スタッフ、関係者など多くの人々によって開催が可能となる。

宮古島は唯一無二。その雰囲気は何度行っても良い。

 

■Race

【スイム 3km】※変更なし

透明度は高く、南国宮古島ならではの最高のロケーションとなる。コースは、2018年からの一周1.5kmを一度上陸し、2周回の3kmとなる。スタートは従来は一斉スタートだが、今回は300名づつの4ウェーブとなった。スタート間隔は各2分とし、7:00スタート、最終ウェーブは7:06のスタートとなっている。

ビーチからはさほど影響のない波のように見えていたが、選手からは口々に波があり、泳ぎづらかったという声が聞こえて来た。また、ブイが見えずらかったとも聞いている。そして、ウェーブスタートではあったが、終始バトル状態だった選手も少なくないようだ。スイムの苦手な選手にとってはハードルが高かったのではないだろうか。

レースは、ウェーブスタートのため、見かけと順位がずれてしまうが、優勝の寺澤選手が、スイムでトップタイムを出している。実際のバイクスタートは、第1ウェーブのロンドンオリンピック元日本代表の細田選手が2位となる7秒遅れの好タイムで先行スタート、2分遅れの第2ウェーブの寺澤選手が追いかけるカタチとなった。その後は集団となり、前回優勝の戸原選手を含むトップ選手たちが続いてバイクに移った。一方、一般選手は、泳ぎ易そうに見えていたが、潮流、バトル、視界などから3200~3300m程度の距離になり、楽ではなかったようだ。

今回、初のスキップ制度が導入されたことは朗報だった。すでに周知のルールとして、珍しいわけではない。競技的な記録は残らないが、スイムで無理をさせない安全性を考慮したものだ。そして、バイクとランもできるということの意味が大きい。スイムで終われば、朝の9時に全てが終わってしまう。宮古島は特別な大会、それまでに色々なものかけ、犠牲も払ってきた。ここで終わるわけには行かない。バイクができれば、ランができれば、どこまで行けるのか、次に繋げるためにも走っておきたい。

今回、スイムスキップした選手は8名。その選手たちも、きっと宮古島を楽しめたはず。

【バイク 123km】※157kmから短縮

コースは宮古島一周のトレースで、ほぼ従来と変わっていないが、来間島、伊良部島がカットされたようなコースとなっている。今回は強い風が吹かなかったことが功を奏していた。特に東側の池間島から東平安名崎までは強い向かい風に苦しめられることがある。今回は「気持ち良く走れた」などの声が聞こえて来た。

東平安名崎では、参加者数が500名少ないためか、団子状態はあまりなく、結果ドラフティングは抑えられているように見えた。ただ、東側のコースでは、ドラフティング状態があったように聞いている。ドラフティングはルール違反、また集団落車に繋がる可能性も高くなるため、避けたい。

レースは、スイムからトップに立った細田選手が先頭を走っていたが、東平安名崎(70km弱地点)手前で、車との接触事故が発生した。細田選手は幸いにもレースに復帰することができ、無事完走している。その後は寺澤選手が圧倒的な強さを見せ、2位を引き離し、独走状態となった。

そのまま、寺澤選手が、キープしトップでバイクを終えている。

【ラン 30km】※42.195kmから短縮及びコース変更

ランコースは一部以前のコースを走るものの、ほぼ変更となった。1周15kmを2周する。ランが30kmということで、アイアンマンやその他のロングと比較し「ロングではない」というイメージがあったが、暑さに慣れていない4月に27℃を記録、距離以上にハードなアップダウンなど、十分な「ロング感」はあった。ちなみに以前のITUロング世界選手権の距離規定でもバイク120km以上、ランは30km以上となっていたこともあり、明らかにミドルとは違うと感じたのではないだろうか。

レースは、バイクをトップで終えた寺澤選手が11分差でスタート。この時点で、寺澤選手曰く、優勝を意識したとのこと。最後までトップをキープし、初優勝となっている。また、ゴールとなる宮古島陸上競技場の400mトラックに入ってからゴールスプリントが繰り広げられた。5位だった星選手を6位の山岸選手が第3コーナーから一気にスパートをかけ、逆転ゴールとなった。(昨年4月のオーシャンサイドで見せたサンダースばりの追い上げは見事だった。)

上位選手は続々と入ってくるが、まだまだ1周目で戦っている選手の方が多い。レース前の記者会見で太田選手が言っていたが、ランの時間帯が通常のロングよりも早い時間となり「熱中症」が懸念されると。まさに、慣れない時期に一気に夏の様相の中でのランは選手たちを苦しめた。

 

■Result

男子優勝は、初出場の寺澤光介選手で、2位に16分以上の大差をつけ優勝となっている。スイムとバイクラップはトップタイムでカバーし、ランで逃げ切っている。ただ、逃げ切ると言っても、ランスタート時にはすでに11分差をつけていたため、スイムとバイクで勝負を決めたと言って良いだろう。

「2019年に応援に来たことがあり、良い大会だと思っていたので、出られただけでもと思っていましたが、優勝できて嬉しいです。レース展開としては、バイクでいろいろな選手に追いつかれるかと思っていたのですが、後ろを確認したら追いつかれると思い、絶対に見ないように漕ぎました。そして、ランに入ってからは、後続選手と差が11分あったので、最後まで気持ち良く走れ、今後に繋がる良いレースができました。来年はディフェンディングチャンピオンとして頑張って行きたいです。ただ、今回の距離設定はスイムが得意な選手に有利だったので、私は良かったのですが、本来の距離でまた優勝をしたいと思います。」

男子総合
順位 No. 氏名 年齢 居住地 記録
1 406 寺澤 光介 29 東京都 6:04:47
2 261 大畑 亮介 41 東京都 6:21:13
3 696 土田 洋平 43 岐阜県 6:22:09
4 1 戸原 開人 34 茨城県 6:23:06
5 189 山岸 穂高 25 千葉県 6:23:26
6 182 星 大樹 34 千葉県 6:23:31
7 239 梅田 祐輝 38 東京都 6:25:36
8 603 篠崎 友 39 神奈川県 6:30:58
9 954 井辺 弘貴 28 和歌山県 6:33:14
10 380 高橋 豪一 47 東京都 6:33:48

女子優勝は、戸原明子選手で2位に4分差をつけ、初優勝となっている。スイム、バイク、ランのバランスの良い安定した走りが優勝に繋がっている。ラン後半の気迫溢れる走りが、その存在感を大きくしていた。

「最後まで諦めずに走り切ることができたのは、島のみなさんの応援のおかげでした。宮古島の方々、選手の方々に感謝しています。目標は3位以内でしたので、トップに立つまでは、優勝は意識していませんでした。トップになり、残り7.5kmになっても太田選手に抜けれるのではないかと思いつつ、優勝を意識し頑張りました。宮古島は大好きな島なので、また来年も来れたら良いなと思っています。」

女子総合
順位 No. 氏名 年齢 居住地 記録
1 8 戸原 明子 29 茨城県 7:08:21
2 9 太田 麻衣子 38 東京都 7:12:43
3 91 巖淵 知乃 33 埼玉県 7:15:41
4 828 宇治 公子 41 大阪府 7:31:19
5 769 前田 乙乃 25 愛知県 7:38:25
6 547 若月 由里佳 29 東京都 7:40:10
7 652 孫崎 虹奈 28 神奈川県 7:55:35
8 571 太田 成美 36 神奈川県 7:59:57
9 217 市川 典子 39 東京都 8:08:13
10 379 高橋 明実 48 東京都 8:09:02
翌日の上位入賞者記者会見

 

■Weather

最高レベルの天候だった。

前日のバイクチェックインでは、時折、本降りとなる雨となり、2019年の土砂降りを思い出させられた。雨が降れば、バイクでの危険性は高まり、速度低下、パンクなどメカトラブル、体調不良など、悪いことしか思いつかない。そんな中ではあったが、当日は、見事に快晴となった。もちろん、暑さも気になったが、雨と比べることでもなく、気分は否応なしに盛り上がる青空が広がっていた。

気象データ
時刻 7時 12時 17時
天候 晴れ 晴れ 晴れ
気温 20.0℃ 26.0℃ 25.3℃
水温 22℃ – –
風向 北東 南南東 南
風速 2.4m/s 2.7m/s 3.4m/s

 

■Finisher rate

2011年以来の90%台を僅かながらだが超えることができた。

これも気になるデータとしていた。近年完走率が低迷し、2012年から90%を超えることができなかったからだ。今回は距離設定が短いため、完走率が上がることは予想していた。ただ、距離以上の過酷なレースとなっていた。完走率を左右するランは、アップダウンが多く、車ではフラットに感じるようなコースでも緩やかな上りが長く続いていたり、コースの最後には11%超える「壁」のような坂があった。それを2周回することは「30km」というイメージを超えていたのではないだろうか。

スタート スイム棄権 バイク棄権 ラン棄権 失格 完走者数 完走率
男子 952 20 34 35 0 863 90.7%
女子 155 6 6 6 0 137 88.4%
合計 1107 26 40 41 0 1000 90.3%

いずれにせよ、完走率が高まることは「真剣度」と「安全度」の高まりと言い換えることができるのではないかと思う。高齢化の前提の中でも、より質の高いトレーニングができていること、同時に各選手の安全性も高まる。

エイジのボリュームと推移は以下の通りだった。

5年前、2018年では、40~54までの3カテゴリーがトップ3の人数となっていて、そのシェアは58.4%だった。この時も「高齢化」のリアルなデータとして、現状を受け止めていたが、やはり、そのまま上がっている結果となった。5歳上り、45~59でトップ3その合計は、1.2ポイント増え、60%目前となっていた。

エイジが上がったことが危険ということではない。逆に、慎重にケアしながら楽しんでいる人が多いと感じる。今回、50歳以降の3カテゴリーは、完走率90%を切っている。前向きに捉えれば、「無理をしない」ということの表れかもしれない。

ここで言いたいことは、トレーニング強度及び頻度などの方法、トレーニング機材、特にバイク車種とそのフィッティングなど、より安全に、快適に、効率よく、年齢に合ったコトやモノが必要になり、考えるべきではないかということだ。

2018 2023
40-44 278 118
45-49 340 187 187
50-54 352 239 239
55-59 234
合計 970 544 660
比率 58.4% 49.1% 59.6%

そして、トレーニングからレースまで、トライアスロンを楽しむ中にも常に危険性はあり、慎重さを欠くことはできない。もちろん選手側だけではない、大会の安全設定など、両者で考え続けなければいけない。

 

 

 

「南の島で開催する唯一のロングの大会。守っていかなければいけない。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

MIYAKO Saturday

本日はバイクチェックイン。

13:00からバイクチェックインだったが、あいにくの雨模様。5回目にして初めて雨の中でのカウントとなった。時折激しく降り、3時間中2時間半は雨となった。

とにかく選手たちは大変だ。チェックインの会場となる東急リゾートまで宮古市街周辺に宿泊の選手は約10kmの距離をバイクで自走しなければいけない。レース中は仕方ないが、前日からの雨はアンラッキーだった。

チェックインは13:00から16:00の3時間だったが、「早め」にと考えた選手が多かったようで、いつもより早く選手たちが集まっていた。最初からカバーをかけている人も目立っていたが、実は、宮古島では自転車カバーの使用が定番となっている。雨ではない時からほぼ全選手と言って良いほど、一面カバーがかかったバイクで埋め尽くされるのだ。やはり、夜間の雨や朝露対策として、チェーンの油落ち防止など、雨の多い宮古島では必須となるのだ。宮古島特有の光景だろう。

さて、GERONIMOとしてメインメニューとなる「GERONIMO COUNT」を実施した。正確にはカウント前の撮影となるが、雨で事前にカバーをかけているバイクも少なくなく、カウント精度にどの程度影響が出るのか懸念されるが、概ね流れは掴めている。今回は例年の1700台から定員減のため1200台のカウントとなったため、KONAの5000台などと比較すれば格段に楽な取材でもあった。

カウント集計は後日となるが、KONAとの違い、トライアスロンバイク比率の推移、ディスクブレーキ比率など、「機材」から見えてくる選手の今を分析したい。

忘れてはいけない、雨の中で頑張ってくれたボランティアの方々。

そして、いよいよ明日は決戦の時となる。このゲートを目指して、朝7:00、1200名の選手たちがスタートをする。

最後まで諦めない走りを。

 

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

 

MIYAKO Friday

宮古島大会の2日前となる。

本日の公式スケジュールとして招待選手のプレスカンファレンスが行われた。意気込み、レースプランやコロナ禍の3年間をどう過ごしていたのかなど各選手からリアルなコメントが出ていた。

そして、今回距離が短くなっていることについてどのように感じているのか、興味深い質問にそれぞれの想いを語ってくれた。

親泊選手「スイムが得意なため、バイクとランが短くなったことはラッキー。」

菅沼選手「突っ込んでなんとかなるのではないか。身体に対する負荷がだいぶ違うので、ラン20km走ればあと10kmと思える。」

三澤選手「スイムだけ短くならないため、順位の影響があるだろうが、まずは大会開催だけでもありがたい。」

山本選手「フル宮古ができないことは残念、私は精神力で勝負をしていたので、もしかしたらそのパワーが効かなくなるのではないか。」

西内選手「私の場合、バイクは120kmから、ランは30kmからが得意なので、自分の強みがなくなってしまうが、スピードを上げたレースを楽しみたい。」

戸原開人選手「バイク120km、ラン30kmからがロングの選手としての真価が問われると思っているので、短くなったことは残念だが、自分のペースを守っていけば良いレースができるはず。」

戸原明子選手「短くなったとは言え長いと思っているので舐めてはかからない。また、昨年8月にアイアンマンを出ているので、少し短いという意味で安心感がある。」

太田選手「開催だけで嬉しいので、特に良い悪いはない。ただ、距離が短くなった分、強度を上げる練習をして来た。今後もトライアスロンは変わって行く部分があると思う。あと、距離が短くなったことで、ランスタートが早くなり、暑い中で走ることが心配。」

最後は、いつものように宮古島恒例の集合写真で締めくくった。

距離が短くなったことで、スピードは上がるだろう。中には「ミドル」に近い感覚で捉えている選手もいるようだ。各選手更にシビアな展開を想定していることだろう。どのような駆け引きとなるのか、その行方に注目が集まる。

選手登録会場となるJTAドーム宮古島。やや縮小とはなったが、エキスポと大きなバルーン屋根のバイクメンテナンスブースは、選手たちで賑わっていた。

明日はバイクチェックインとなる。

 

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】第37回全日本トライアスロン宮古島大会

待ちに待った。4年ぶりに宮古島大会が開催される。

今年で37回目となる全日本トライアスロン宮古島大会。国内に4レースしかない「ロング」で最も大きな大会だ。ロングとしては国内最多の定員1200名(例年は1700名)であり、憧れの南の島というロケーションが最大の魅力となっている。また、一週前に石垣島大会もあるが、国内ではシーズンの皮切りとして、最も話題になる大会でもある。ちなみに、今回、「第37回」となっているが、実際は、36回目の開催となる。コロナ禍の3回は、延期や中止の扱いとなり、第36回は中止となっている。

今回のコースだが、それまでと比較するといくつか変更となっている。スイムは前浜ビーチで2018年からの3kmを1周ではなく、1.5kmを一度上陸し2周するコースで、スタートは、300名づつの4ウェーブとなる。制限時間は1周55分の合計1時間50分で、根本的な潮流の強さは別として、変則関門はない。尚、スイムは1周でスキップが可能となっている。バイク123kmとなり30km程度短縮されている。基本的な島のトレースは変わらないが、伊良部島や来間島には渡らない。ランは完全に変更となっている。ゴールとなる宮古島市陸上競技場の周辺市街地を15km2周回となり、観戦、応援のしやすいコースだ。距離は短くなったが、十分、宮古島を楽しめるコースになっているだろう。

今大会では、距離の短縮や定員の減員など、完全にコロナ禍前には戻ってはいないことをあらためて考えさせられる。昨年の佐渡などは、ランコース以外、ほぼコロナ禍前に戻っていたが、規模や地域の事情もあり、安全第一の判断なのだろう。それでも、国内屈指の象徴的な大会の再開は、否応なしに盛り上がる。

帰ってきた「宮古島」。やはりなくてはならない大会なのだ。

完走率にも注目している。トライアスロンの元祖「IRONMAN」から国内では「鉄人レース」などと呼ばれているほど、ハードな競技となることは周知の通りだろう。概ねのイメージだが、ミドルの完走経験を持ち、直近の9~12ヶ月は相当な練習が必要になる。ロングは長丁場のため、実力の他に運もあるが、基本的には練習量が結果に繋がっている。2012年以降の8回の完走率は90%を切っているため、今大会では、多くの選手に完走してほしい。ちなみに1988年の第4回大会では、驚異の「98.3%」となっていた。(出場数:605名)

この完走率は「安全性」とも大きく関わっているだろう。レースまでの練習は当然だが、それでもその時に合わせることは簡単ではない。体調不良に見舞われる場合もある。安全第一を考えた時に、勇気ある決断をすることも必要となる。

【GERONIMO COUNT】

Triathlon GERONIMO のメインメニューだ。2015年から各大会(1000人以上が基本)を通して年間1万台のバイクをチェックし、9年目に入る。昨年は、KONAの5000台もあり、約12000台となっていた。

宮古島は、16年からカウントを始めて、今年で5回目となる。宮古島の特徴的なトライアスロンバイク使用率は、前回2019年は51.8%、2018年は52.0%だった。2018年当時の選手は、40前半、後半、50前半の3エイジカテゴリーで58.4%を占めていた。宮古島でのトライアスロンバイク使用率は、2016年のカウント以降、国内では最も高いトライアスロンバイク使用率となっているが、2017年の53.1%を最高に僅かながらからポイントが落ちていた。

あれから5年。エイジグループはそのまま上がっているのだろうか。他のレースからも40後半から50後半までの3カテゴリーが多くなり、宮古島でも同様の状況が想定される。トライアスロンバイク使用率への変化はあるのだろうか。

そして、ディスクブレーキ使用率はどうなっているのか?昨年の国内ロングでは、皆生17.1%、佐渡A23.2%、そして、海外だが、KONAではGERONIMO COUNT過去最高の36.74%となっている。宮古島は更に時間経過、そして、最高の舞台の一つでもあるため、30%台が予想される。

このカウントでは、単にバイクの新型などのチェックではなく、そこから見えてくる「選手像」こそが、その後のバイクトレンドとなってくることに着目している。特に「高齢化」が進む国内トライアスロンにおいて、バイク機材に対する動向、傾向は興味深いものがあるのだ。

 

 

■開催日 2023/4/16(日)

■競技

スイム3km / バイク123km / ラン30km

※詳しくは、http://tri-miyako.com/

■前回(2019年)レポート http://triathlon-geronimo.com/?p=29669

 

 

「距離は短くなったが、やはり日本を代表する大会だ。選手には大いに楽しみ、積み上げたものをしっかりと出し切ってほしい。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

SADO 2022

■Contents

GERONIMO “Bike” COUNT
Race “Photo” Report
Race Recap
【取材予定】2022佐渡国際トライアスロン大会

2022佐渡国際トライアスロン大会 A type GERONIMO COUNT

3年ぶり3回目のバイクカウントとなった佐渡大会。国内では久しぶりのロング(通常距離)を見てみた。

コロナ禍ではあったが、取り巻く環境は以前よりは改善傾向にあったと思う。選手も二極化しているが、以前通りの練習をする選手も多くなって来ていた。全ては「気持ち」から始まる。それがあれば練習にも力が入る。また機材投入なども違ってくるだろう。

まず、前提としてどのような大会なのか。距離は国内最長のロングとなり、スイム4km、バイク190km、ラン42.2kmとなっている。バイクコースは概ね80%前後はDHポジションで走れるコースで上級者は更に長くDHで走るコースだ。アップダウンは、この長い距離の中にあるため、初めてこのコースを走る選手にとっては、ランに脚を残すのは容易ではない。ちなみに今回のランコースはほぼフラットなコースとなる。トライアスロンのバイクはランへの繋ぎ、コースによりバイクの走りも変わってくる。

ちなみにバイク車種の適性はコースだけで決まるものでない。それぞれのポテンシャル、メリットとデメリットなど基本性能はあるが、フィッティングがベターで乗りこなせていることが前提であることは言うまでもないだろう。例えば、普段トライアスロンバイクをメインに使用している選手が、ほとんど使用していないロードバイクで出場するということはナンセンスであるということだ。極論かもしれないが、より「人車一体」であることが望ましい。

そして、選手のモチベーションについては、概ね問題なかったと思われる。選考に関しては、20年からのスライドもあったため確実であり、新規も追加募集があったくらいの状況であり、その上で参加となった選手は3年ぶりのロングを待ち望んだ状況でのスタートだった。ただ、「レース勘」は完全に戻っていない選手も少なくなかったのではないだろうか。そんな状況での大会出場が前提の一つとなっている。

3年ぶりに開催された完全なロングで使用されたバイクはどんなバイクだったのか。機材は何を語ってくれるのだろうか。

 

2022 SADO  Bike “ GERONIMO ” Count

GERONIMO COUNTは2015年からスタートし8年目に入った。バイクカウントは、元々コナで30年以上行われ、その使用率が話題となっていた。同様のカウントではあるが、「その先」が知りたかった。例えば、コナという最高の舞台でも実際の「選手層」は幅広い。エイジでのハンデはあるが、やはり「SUB10」で使用されるバイク、本当に速い選手が乗るバイクは何か?サーヴェロのシェアはダントツトップだが、人気のあるモデルは何か?など、もっと突っ込んだ「本当のこと」が知りたい。また、ワンバイやハイハンズなどトレンド以前の「兆し」も発見したかった。そんなカウントだ。

Traiathlon GERONIMO「Journal – Race Report」

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 cervelo 145 14.7%
2 SPECIALIZED 138 14.0%
3 TREK 126 12.8%
4 ceepo 92 9.3%
5 GIANT/Liv 43 4.4%
6 FELT 42 4.3%
7 cannondale 41 4.2%
8 CANYON 30 3.0%
9 BMC 26 2.6%
9 BS/ANCHOR 26 2.6%
その他合計 262 26.5%
不明 3 0.3%
未確認 13 1.3%
68 合計 987 100.0%

Counted by Triathlon GERONIMO

 

≪概況≫

今年の佐渡はサーヴェロが1位だった。国内の場合、KONAほどのダントツ感はなく、スペシャライズド、トレック、シーぽなどと三つ巴戦となることがほとんどだ。サーヴェロは2005年から今年5月のセントジョージのIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPまで16回連続トップシェアという脅威的な記録を更新中のスーパーブランド。

2018年と比較するとキャニオンやBMCがランクインしているが、特にキャニオンは世界的にも伸びていることはすでに周知の事実となる。トライアスロンばかりではなく、ツールドフランスなど世界最高峰のサイクルレースにも参戦し、セントジョージではフェルト、スペシャライズドと並ぶ「アイアンマン御用達」となっている。

そして、後述となるが、 TOP10への集中化とともに全体のブランド数の減少傾向が出ている。2018年の73ブランドから5ブランド減っている。「淘汰」されていると言うことなのか。

◆◆◆

今年の国内の最終戦となる佐渡大会のバイクカウントとなった。トライアスロンだけではないが、景気や昨今の事情に左右されながらの今シーズンだった。更に「高齢化」が顕著となるトライアスロンは特有の動きが見られる。

仕事ではない、遊びか。そうも言い切れないハードなトレーニングを週5日はこなしながら、仕事、家庭と言う「3つ皿」をバランス良く回し続けるトライアスリートは、理想的なライフスタイルの人々と言えるだろう。各方面の情勢が影響する生活そのものであり、バイク機材にも表れてくる。そこから見えてくる動向、傾向は大きく外れてはいないと考えている。

≪サーヴェロNo.1≫

今年の1位は、サーヴェロだった。やはり1位を予想する人は多いが、国内ではスペシャライズド、トレックの三つ巴の中で、国内を代表する佐渡大会で1位だった意味は大きい。今回は、115台がトライアスロンバイク、30台がロードバイクとなっているが、やはり、トライアスロン色の強さが出ている。サーヴェロ内の比率が高く、絶対的な使用台数となっている。サーヴェロはグレード設定の幅が広く、リーズナブルな価格設定も人気の理由だろう。

2位のスペシャライズドは、2022年のGERONIMO COUNTにおいて、石垣島、横浜(エリート)、彩の国、そして、皆生の4大会で使用率1位を獲っている。今回は、91台がトライアスロンバイク、47台がロードバイクとなり、更にトライアスロンバイクは現行のディスクSHIVが半数以上となる51台を占める人気となっている。SHIVは、エアロダイナミクス、軽量性、フューエルシステム、ユーザビリティなど、完成度の高いバイクとして人気だ。

3位のトレックは、アメリカのみならず、グルーバルなビッグメーカーとなり、その開発力は世界トップクラスとなる。素材を含め、ゼロから全てを作り出す完成度は極めて高い。そのためロングセラーとなるモデルも多い。今回は、42台がトライアスロンバイク、84台がロードバイクとなっている。これもトレックの特徴で、トライアスロンにおいては「ロードのトレック」となっている。一方で、トライアスロンバイクのSpeedconceptは人気があり、前世代モデルも色褪せない。

 

≪TOP10シェア≫

年度 総台数 TOP10台数 使用率
2022 974 709 72.8%
2018 970 652 67.2%

※未確認除く

Counted by Triathlon GERONIMO

Top10ブランドへの集中傾向が顕著となる。2018年との比較のため、その差が大きく見えるが、72%を超えていることは、大きなトレンドとして捉えることができる。国内では概ね70%前後、KONAでは78%程度となっている。後述のトライアスロンバイクをリリースするメーカーに偏るとともに、同ブランドでロードバイクも揃えるなども聞こえてくる。また、トライアスロンバイクは「究極」のバイクであるだけにその開発力を持つメーカーが強いという裏付けともなっている。

 

【トライアスロンとロードの比率】

トライアスロンバイクとロードバイクの比率は大きくはコースに左右されるイメージがある。佐渡は、平均すれば80%以上はDHポジションで走れるコースだ。特に72km地点の鷲崎から161km地点の小木までの約90kmは「DHポジション」がその走りを左右する。特に水津からの向かい風の中でのDHポジションは重要な「スキル」となるだろう。必ずしも選択理由は一つではないだろうが、複数回出場している選手は「コース攻略」からのバイク選択をしているだろう。

年度 使用台数 Triathlon 比率 Road 比率
2022 974 513 52.7% 461 47.3%
2018 970 447 46.1% 523 53.9%

※未確認除く

Counted by Triathlon GERONIMO

いずれにしても、このデータは2018年との比較ではあるが、6%以上高くなり、過去最高で、トライアスロンバイク傾向の強い宮古島の2019年51.8%を更新したことになる。僅かではあるが、そのトレンドが出ている。とは言っても国内でのトライアスロンバイク比率は低い。最高でも半数強ということなのだ。もちろん良い悪いではないが、より難しいトライアスロンバイクに挑戦することは、トライアスロン活性化であり、盛り上がりを示す一つの数値として捉えているだけに今後も注目したい。

 

≪TOP10ブランドのトライアスロンバイク比率≫

順位 ブランド 総台数 Triathlon 比率
1 cervelo 145 115 79.3%
2 SPECIALIZED 138 91 65.9%
3 TREK 126 42 33.3%
4 ceepo 92 76 82.6%
5 GIANT/Liv 43 8 18.6%
6 FELT 42 31 73.8%
7 cannondale 41 22 53.7%
8 CANYON 30 28 93.3%
9 BMC 26 22 84.6%
9 BS/ANCHOR 26 2 7.7%
709 437 61.6%

※未確認除く

Counted by Triathlon GERONIMO

TOP10ブランドだけを見ると、トライアスロンバイクは60%を超えている。トライアスロンバイクへのイメージはこのあたりが現実的かもしれない。全体の7割を占めるTOP10の内、6割がトライアスロンバイクであるということだ。

トライアスロンバイクで見れば、サーヴェロのダントツは周知のことだろう。スペシャライズド、そして、3位となるジャパンブランドのシーポの3社が大きく貢献している。その他、キャニオン、BMC、フェルトなどは、ブランド内での比率が高く「トライアスロン」のイメージが強いことを物語っている。

 

【新型率】

昨年から特に注目しているのが「新型率」だった。コロナ禍があり、その数値の比較は単純には出来ないが、推移を確認している。その手段として「ディスクブレーキ仕様」のバイクをチェックしている。

ディスクブレーキは概ね早いメーカーで2016年モデルから始まり、2018年から2020年でそのフェーズに入った。2020年以降では「遅い」と言えるのだが、昨今の事情も相まって、遅れたメーカーも少なくない。大会の中止とともに、生産の優先順位、材料、パーツ調達の困難など、向かい風が厳しくなってしまった。

そんな状況はまだ完全に打破できてはいないが、以前よりは戻りつつある。「2023年モデル」と言われるこの時期では、カウントデータの信憑性も高まってくるだろう。トライアスロンバイクでは、単なるディスク化ではなく、全体からの見直しが必要なため、ディスク化というよりは新しいコンセプトのもとに新型がリリースされているため、時間はかかったが、ほぼ出揃った感となっている。

大会   Disc   比率   Rim   比率
  Tri Road 計   Tri Road 計
佐渡 974 142 84 226 23.2% 371 377 748 76.8%
皆生 986 71 98 169 17.1% 311 506 817 82.9%
彩国 345 60 52 112 32.5% 87 146 233 67.5%
石垣 1010 240 23.8% 770 76.2%

※未確認除く

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は上表の通りの結果となった。TOP10ブランドへの集中化、トライアスロンバイクへの傾向などが高かったため、30%超えを期待していたが、意外と低い数値となった。他の大会との比較は参考となるが、彩の国で30%を超えたため、今後の最低ラインはこのあたりに落ち着くかと思っていたが、皆生では軒並み低かった。

佐渡も開催は絶対ではなかった。直前まで慎重な判断が求められる状況ではあったためか、機材の新規導入には影響があったと思われる。確実に開催となれば、やはり、最大のモチベーションアップとも言える「ニューバイク」は誰でも考えたいことだ。

話を戻すが、「ディスクブレーキ」は必要なのか、数年までに議論されたことだ。全ては安全性と考えている。ブレーキだけでなく、その前に行なわれていたのが「ホイールの強化」だった。路面と接しているのはホイールであり、制動力はブレーキだけではなし得ない。その意味では、より安全性の高まったバイクが増える傾向にもあるということはとても大切なことなのだ。

 

【人気のバロメーター】

新型率について述べたが、まさに「今」選ばれている人気モデルの一つの指標と言えるのが、ディスクブレーキ仕様のバイクとなる。ここでは、全体ではなく、ブランド別で、具体的にはどのメーカーが強いのか、と言うことを示している。ただ、ディスクブレーキ比率が23%程度に留まっているため、絶対的なものではないが、ブランド間の競争は大きく変わらない見込みだ。

順位 ブランド 使用台数   Disc   比率
Triathlon Road 合計
1 SPECIALIZED 138 51 22 73 52.9%
2 cervelo 145 44 12 56 38.6%
3 TREK 126 11 22 33 26.2%
4 ceepo 92 11 3 14 15.2%
5 FELT 42 8 2 10 23.8%

※未確認除く

Counted by Triathlon GERONIMO

結果は、スペシャライズドの1位で、特筆すべくは、全体シェアでは2位だったが、新型(ディスクブレーキ仕様)トライアスロンバイクという観点で見れば、サーヴェロを抜き、51台でトップとなっている。言い方を変えれば、「今年の佐渡で一番人気のあったトライアスロンバイク」と言うことができる。

SHIVは2018年のKONAでローンチされ、2019年モデルとしてスタート、今年で4シーズン目となるため、新型と言う言い方は似つかわしくないかも知れないが、実数とともにその存在感の大きなバイクだ。

 

【最後に】

三つ巴となったサーヴェロ、スペシャライズド、トレックだが、3社ともビッグメーカーだけに小回りは効かないが、KONAの結果は重要視していることだろう。トレックのSpeedconceptはまだ1年も経っていないが、サーヴェロP5は、スペシャライズド SHIV同様に2019年リリースとなるため、S5のようなブラッシュアップも期待される。

2016年KONAで発表された「P5X」は、リサーチから製法まで最高レベルの「ドリームマシン」として、歴史的なデビューとなったことは記憶に新しいが、世界では支持されなかった。2019年KONAで選ばれたのはP5だった。そして、現在、PX系はほぼ入手ができなかくなっている。国内では今も人気が高いが、やはりマーケットには限界があり終息方向となっているのだ。ただ間違いなくトライアスロンに適した良いバイクであり、ここでは語り尽くせない。残して欲しいバイクだ。。

一方で、PX系を無くすのであれば代わりの「ライン」の登場を期待したい。トライアスロンに注力するサーヴェロにはその期待がかかっている。サーヴェロにはトライアスロンを盛り上げる使命がある。

来月開催のIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPにおいて、そのトレンドや小さなサインにも注目したい。

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=42444

 

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2022佐渡国際トライアスロン大会 Race “Photo” Report

9/4(日)2022佐渡国際トライアスロン大会が開催された。(主催:佐渡国際トライアスロン実行委員会・公益社団法人日本トライアスロン連合)

★Recap 大会トピックス http://triathlon-geronimo.com/?p=42536

ついに国内ロングが通常の距離で3年ぶりに開催となった。

コロナ禍により、2020年、2021年が中止になった。ただの中止ではない。ロングは簡単には出場できない。それまでの準備こそがロングに出るということだ。暑い日も、寒い日も、風の強い日も、時には雨に降られた時も、目標に向けて、積み上げて行くのがロングに出るということ。ロングが無くなれば、トレーニング習慣も変わってしまう。そして、大きくモチベーションも落ち、トライアスロンを見失ってしまった人も少なくないだろう。

それだけ、影響力の大きなロング佐渡の再開は、間違いなく、新たなスタートを切るためのきっかけとなっている。今シーズンも終盤に入ったが、来シーズンに向けて、弾みがつくことだろう。来シーズンは、宮古島、長崎、皆生、そして、佐渡の4ロング完全復活を祈念したい。

やはり、ロングの大会は良い。選手それぞれのドラマがある。ベテラン選手でも思ったように走れなかった選手もいただろう。勘が戻っていないのかもしれない。そして、初ロングだった選手もいただろう。きっとモチベーション高く、コツコツと積み上げてきたはず。それぞれのレースがあったと思うが、最後、花道での気持ちは一つだろう。

 

■SADO Triathlon

3年ぶりの晴れの舞台。祝福するかのような朝陽はいつもの佐渡だった。

≪希少なロング、国内最長、そして、再開≫

佐渡大会は国内ロングトライアスロンで、アイアンマンよりもバイクが10km長い国内最長レースとなっている。国内4ロング大会の最終戦となる佐渡は、ロングの他にミドルとそのリレー、ジュニアも併催、ロングのナショナルチャンピオンシップ(日本選手権から名称変更)も開催され、Aタイプのエリートが追加となった。

佐渡は今年で34年目の老舗大会で、参加者数も各カテゴリーを合わせると2000名を超える国内最大のトライアスロンとなる。Aタイプの最高齢は78歳、Bタイプの最高齢は82歳の選手が参加、幅広い選手から、「夏の最終戦」として、目標となっている大会だ。それだけに待望の再開に選手も湧いた。

≪ダイナミックなバイクコース≫

国内トライアスロンにおいて、その地理を活かした、最も美しいバイクコースの大会と言えるだろう。まさに「Trip」とも言える醍醐味が、エリートから完走レベルまで幅広く、飽きさせないコースとなっている。

 

■Course

【Swim】A4.0km / B2.0km

会場は、例年穏やかな真野湾の佐和田沖で、前回2019年は荒れたが、今回は「ベタナギ」となり選手を安心させた。コースは、1周2kmの三角コースを時計回りに、Aタイプは2周、Bタイプは1周をする。Aタイプは、一度上陸し、再度泳ぐ設定となる。スタートは、トライアスロンの醍醐味であり、壮観なシーンとなるビーチからの一斉スタートだ。

【Bike】A190km / B108km

大会を象徴するダイナミックなコースで、ほぼ佐渡島をトレースするように終始海岸線を走る。Aタイプは前述の通り、Bタイプは佐渡島南側の「小佐渡」を走る。局面は大きく3つに分かれる。Aの場合だが、序盤鷲崎までのアップダウン約70km、中盤小木までのフラット約90km、そして、終盤佐和田までのアップダウン30kmだろう。

【Run】A42.2km / B21.1km

ランは新コースとなった。メイン会場と沢根漁港を結ぶ1周7kmの海岸線を走るフラットコースで、Aタイプは6周、Bタイプは3周となる。従来コースも日陰は少ないが、新コースはほぼ日陰のない灼熱ランとなる。コースは基本的にフラットで車ではわからない程度だが、緩やかなアップダウンはあり、Aタイプの選手には徐々にダメージが出て来る。マップ上には出ていないが、中間地点にエイドステーションが追加されている。

そして、従来の厳しい関門が変更になっている。16:30までにランスタートし、次の関門は、6周目を20:40までに通過すれば良いのだ。

 

■Good Morning

4:30 開催が決定した。長い一日が始まる。

いよいよ決戦の時となった。

久しぶりのロングとなる選手たちは、笑顔の中にも緊張感を感じる。

暑いレースになりそうだが、大丈夫だろうか。ここまで積み上げたものを出し切れるだろうか。

やって来たからこそ、緊張がある。

 

■Race

【Swim】

絶好のスイムコンディションだった。

≪鏡面のフラットコース≫

コースのコンディションはこの上ない状況だった。特に2019年を経験している選手にとっては、その安堵感は大きかった。また、海もきれいだ。透明度も高く、気持ち良く泳げたことだろう。

今回も海上からの撮影となったが、元々水深が浅く、水面も安定している。沖300mでも水深約6m。今回大型船のため、接近は叶わなかったが、「一斉スタート」は以前と何も変わらない迫力、そして、いつもの光景に「戻った」と感じた。

レースは、もちろん「松田丈志選手」が最初から最後までダントツの一人旅でトップだった。1周目を25分でカバーし、最終53分で笑顔のフィニッシュはさすがの一言。例年1時間前後のイメージがあったが、2017年以降、スイム距離が4kmとなってからは新記録となる。

スイムは2位に2分以上の差をつけ、トップフィニッシュの松田選手。

 

 

【Bike】

長かったバイクも小木を越えれば。但し14:30までに通過したい。

≪国内最長バイクコース、攻略方法はさまざま≫

久保埜一輝選手がクイックトランジットでバイクをトップスタートしている。

佐渡の難易度が象徴されるバイクレグ。長い上にアップダウンや向かい風が立ちはだかるハードなコース。ランに脚を残したいが、そんな余裕がある選手は多くはないだろう。更に、7:00過ぎ、バイクスタート時には、陽射しも強くなり、気温は上がるばかりだ。

冒頭のコース紹介で述べたが、一つの考え方として、コースを三分割で見ることができる。序盤は、鷲崎までの約70km、中盤は、小木までの約90km、そして、ラスト30kmとなるだろう。佐渡バイクコースのイメージは、まずは長いこと、そして、アップダウンが先行すると思うが、中盤となる鷲崎から小木までの最長区間90kmを安定して走ることが出来るかが重要。一部を除き、ほぼフラットコースとなる。つまり「DHポジション」をいかに徹底できるかにかかっている。特に水津から小木まではフラットながら、向かい風が吹くエリアだ。身体を起こせば、大きくペースダウンとなってしまう。DHポジションで低回転、高出力が求められる重要な区間となる。

バイクでトップスタートの久保埜一輝選手

バイクラップは5時間21分のダントツ、”TK”こと竹谷賢二選手。

 

【Run】

単調となった新コース。自身と向き合い、集中力が問われる。

≪オールフラットとなった新コースは6周回≫

1周7kmとなるランコースは、メイン会場周辺の距離調整のループコースもあるが、ほぼ対面のフラットで、真っ直ぐなコースとなる。まさに「単調」とはこのようなコースなのだろう。

バイクを完走、ランにトランジットした選手は900余名。タイム差やBタイプの選手もいるが、最大900名前後の選手が片道3.5kmに犇き合う。フルマラソン大会かと思わせるような多くの選手が道幅いっぱいに走っている。沿道の応援があるところでは、賑やかなのだが、そうでないところでは、選手が多く走っているにも関わらず、異様に静寂な世界の中、黙々と走る選手たち。

カメラを向ければ、笑顔も見られるが、ロングのランはハード。3周終わったところで、やっとレースの「半分」という感じかもしれない。それほど残りの3周は、キツく、サバイバルとなる。

やはり、最後に「フルマラソン」があることが、ロングの証明でもあるだろう。トライアスロンは、スプリント、OD、ミドル、そして、ロングの大きく4つの距離に分けられるが、ロングは、ミドルまでの延長線上とは思えない。全くの別の競技であり、「アドベンチャー」ではないだろうか。つまり、ベテランですら、完走は絶対ではない。長い一日の中ではいろいろなことがある。調子良かった序盤も最後まで続くとは限らない。己の力の把握と、それが思ったように行かなくなった時、気力だけが、脚を前に進めてくれる。

いつも思うがロングで「笑顔」の選手は眩し過ぎる。

しっかりとした足取りの松田丈志選手

苦しいレースも楽しむ河原隼人選手

暗くなってからが佐渡。

 

■Finale

今年の佐渡も終わりを迎えた。

2022年国内のメインイベントとも言える佐渡の終わりは、夏の終わりだ。まだ大会は10月まで続くが、成績はともかく、「大きな仕事」を終えたのだ。

そんな終わりを感じさせてくれるのは、大会ラストを飾る花火だ。レースが21時30分終了すると、会場の照明が落とされる。選手は皆、海側へ目をやる。そして、長かった一日の走りを花火が祝福しながら彩る。

やはり、Aタイプの特権だろうか。特にゴールして間もない選手には、大きく心が揺さぶられる。6時にスタートしたレースが15時間以上かけて走った、いつ終わるか分からないようなレース。でも終わった。

この花火には、毎回BGMが付いている。事務局の担当者が毎年こだわりの選曲をしてくれている。今年のBGMは、[ re: ]プロジェクトの「もう一度」だった。

〜 当たり前にあった世界が壊れそうな今、誰のせいにしようか、僕は考えていた。悲しいニュースに目眩さえして、でも明日を見失っちゃダメだ。〜

そして、「開催してくれてありがとう」、選手から口々に聞こえてきた。

 

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■Data

《参加選手》※ジュニア除く

総エントリー数 / 最終出走者数 2186/1787名

完走者数 / 率 1468名 / 82.1%

《Aタイプ男子》

1位 荒瀬 壮兵     No.1071    10:04:31(R1:11:01/B5:29:02/R3:21:55)
2位 久保埜 一輝    No.1002    10:12:40(R0:55:52/B5:29:11/R3:45:40)
3位 梅田 航平     No.1023    10:21:21(R1:04:54/B6:01:55/R3:11:54)

《Aタイプ女子》

1位 平柳 美月        No.3008    11:39:26(R1:12:32/B6:34:52/R3:48:45)
2位 山下 千春        No.3011    12:02:22(R1:07:00/B6:38:55/R4:11:33)
3位 鈴木 まさみ    No.3033    12:04:05(R1:18:12/B6:44:47/R3:57:27)

《Bタイプ男子》

1位 星 大樹      No.4001     4:48:44(R0:32:14/B2:47:22/R1:27:44)
2位    伊藤 駿            No.4048     5:16:58(R0:39:06/B2:56:28/R1:39:01)
3位 雨宮 大地        No.4068     5:21:07(R0:36:21/B3:02:21/R1:39:45)

《Bタイプ女子》

1位 久保埜 南        No.5006     5:34:10(R0:28:02/B3:19:24/R1:44:53)
2位 林本 花枝        No.5002     5:48:10(R0:30:51/B3:18:46/R1:56:21)
3位 安田 明日香    No.5012     5:57:11(R0:32:11/B3:36:10/R1:47:27)

《Championship男子》

1位 小田倉 真        No.2      4:32:12(R0:26:07/B2:45:24/R1:19:47)
2位 寺澤 光介        No.8      4:45:45(R0:26:08/B2:52:11/R1:26:09)
3位 榊原 佑基        No.5      4:51:37(R0:29:20/B2:52:45/R1:28:24)

《Championship女子》

1位 山内 麻代         No.23    5:25:56(R0:29:20/B3:21:32/R1:34:00)
2位 太田 麻衣子     No.22    5:32:30(R0:31:32/B3:16:53/R1:42:38)
3位 石田 凪帆         No.21    5:37:49(R0:29:19/B3:23:30/R1:44:04)

《AタイプElite》

1位 中西 篤志  No.53    10:52:14(R1:04:59/B5:51:12/R3:53:43)
2位 石橋 健志  No.54    11:27:18(R58:58/B6:41:52/R3:45:08)
3位 宮村 和宏  No.55    11:56:05(R1:07:14/B6:24:56/R4:21:47)

全ての記録:http://www.scsf.jp/triathlon/2022result.html

 

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=42444

 

 

 

「この3年間の集大成であり、締め括りだったように思う。夏休みの宿題も終わった。」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

2022佐渡国際トライアスロン大会 Race Recap

ゼッケンNo.1111 松田丈志選手

9/4(日)2022佐渡国際トライアスロン大会が開催された。(主催:佐渡国際トライアスロン実行委員会・公益社団法人日本トライアスロン連合)

国内最長トライアスロンの佐渡大会が3年ぶりに開催となった。国内で開催されるロング4大会の最終戦となる。また今年に限っては、4月宮古島、6月長崎はコロナ禍の影響により、開催されていないため、7月皆生に続く開催となった。ただ、皆生は距離短縮開催のため、完全なロングというカタチでは唯一の大会が無事に開催された。

佐渡は、更に国内最長となる大会であり、その完走は簡単ではない厳しいレースだ。選手は、一年に近い準備を経て、臨むチャレンジングなレースとなる。今年で34回目を迎え、国内トライアスリート待望のロング復活となった。

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以下、リキャップとなる。今年も忘れられない大会となった。Photoレポートは後日あらためて。

■34回目の夏

夏のメインイベントとも言える国内最長のトライアスロンは34回目の開催となった。実際の開催は、一昨年、昨年、コロナ禍で中止となっているため、今回で32回となる。

前回開催は2019年となり、3年ぶりの開催となるわけだが、それは佐渡に限ったことではなく、他の大会も同様だろう。ただ、佐渡はロングであり、その調整は困難を極める。特にボランティア、医療班の確保など、難しい運営となる。そして、参加する選手も1ヶ月前に決めるわけにはいかない。もちろんエントリー期限があるため、半年前には「心の準備」もする必要があり、初ロングや初Aタイプとなれば、9~12ヶ月は準備が必要だろう。

つまり、一年前から「やるのか、やらないのか」という状況の中で、トレーニングという準備を進め続けることは簡単ではなかったと思う。直近の8月上旬では、コロナ禍最高となる第7波もピークとなり、ギリギリまでヤキモキしたことだろう。そんな揺れる気持ちの中で、出場に漕ぎ着けた34回目の夏だった。

 

スイムは一斉スタート

■Race Operation

まず、開催は例年通りの距離が確保された。やはりコース短縮なども想定されたが、「ロング」であり、国内最長のトライアスロンとして開催された。

スイム距離は、変更なしの4kmだったが、少し場所が移動となった。19年までは沖を見た場合、桟橋の左側で開催していたが、今年は右側に変更された。気づいた選手もいたかもしれないが、ビーチが侵食され、なくなってしまっていたのだ。それは、徐々に進んでいたようだが、ついに今回は移動を余儀なくされた。同様のことが以前宮古島でも起き、大量の砂が運び込まれていたが、今後の会場確保も心配であり、気になるところだ。

そして、1000名の一斉スタートだった。トライアスロンの本来のカタチであり、象徴的な壮観なシーンが広がる。コロナ禍も終息したわけではないが、以前に戻りつつあることを嬉しく思った選手も多かったはずだ。

バイクの佐渡島一周のダイナミックなコースは守られた。過酷ながらも佐渡大会を象徴し、島をトレースするような外周コースは、やはり、醍醐味であり、選手の期待に応えてくれたものだった。ただ、この3年でトンネルが増え、テールランプなどの保安部品の装備が徹底された。

 

Aタイプは6周

■Course

コースは、前述の通り、スイムとバイクの変更はなかったが、ランは「新コース」となった。やはり、ボランティアや救護などが必要となる最も暑い時間帯に行われる「灼熱ラン」は変更となった。7kmを6周回する設定で、一部メイン会場付近を除き、写真のように選手がコースを埋め尽くすように行き来し走っている。

これも「今」できるカタチではあるが、感じ方は様々であり、必ずしも否定的ではなかった。つまり、このコースも「アリ」ではないかと感じている。

周回走のためペースが掴みやすく、フラットで走りやすい。以前のコースはイメージ以上にきつく感じるアップダウンがあっため、そのメリットを感じていたようだ。また、絶えずすれ違う仲間に対し、エールを送り合う光景も多く見られ、本当の意味で励まし合っている姿を見ることができた。そして、沿道の応援は、片道約3.5km程度に集中するため、圧倒的に多く、盛り上がる。

ショートではもう長く、このような周回コースで、「観戦者」とコミュニーケーションが取れる設定も多くなっているが、ロングこそ必要かもしれない。コロナ禍で生まれたものは必ずしも悪いとは限らない。

今回の変更点として、「関門」が少なくなっていた。選手にはそれぞれのペースや体調もあり、以前のような細かい関門は厳しい選手も少なくなかったからだ。今回助けられた選手もいただろう。

 

晴れた!嬉しさ半分か?

■Weater

台風が近づき、心配されたが、始まって見ればいつもの佐渡だった。朝3時僅かに雨が降っていたが、間もなく止み、その後、朝陽が徐々に眩しくなり、青空が広がって行った。当初の雨や風などの心配をすっかり忘れ、「暑さ」と対峙する覚悟を決めていた。

過去には、雨や低温だったり、スイム中止のこともあったが、概ね、晴れる佐渡だ。午前中降られても、ランの頃には「ピーカン」となる。過酷な距離に加えて、暑さが襲いかかるまさに「サバイバル」の様相となるレースでもあり、より一層完走を阻む厳しい天候なのだ。

当日11時の気象データは、気温27.5℃、南南東の風2.9m/s、湿度80%と大会発表があった。スイムスタートの6時では、気温22.3℃で、水温は25℃予報が28℃となっていた。波は1m予報だったが、ほぼ鏡面の「超ベタナギ」となった。2019年の荒れたコンディションでは、多くの選手がタイムロスをし、体力消耗など、危険性も感じるほどだったため、選手は安堵感を感じたことだろう。その後、バイクスタート時の7時頃にはかなりな暑さを感じた。気温は上昇し続け、いつもの暑い佐渡となったのだった。

 

スイムアップも爽やかな松田選手

■トライアスリート「松田丈志」

今回の話題の一つとなっていたのは松田丈志さんの参戦だった。

ご存知オリンピアンスイマーの松田選手。2008年北京から2016年リオまでの3大会で4個のメダルを獲るなど輝かしい実績を持つスイマーだ。この佐渡大会も2018年、2019年の2回Bタイプに出場している。

2018年時6時間45分だったが、2019年では30分短縮し、6時間14分で走っている。感覚論とはなるが、佐渡Bは6~7時間を目標とする選手が多いのではないだろうか。やはりAタイプ完走にはBタイプ7時間以内が条件と言っても良いだろう。すでに2019年大きく力を付けていた松田選手は、レース後「Aタイプ参戦」を宣言していたが、2020年は大会が開催されなかった。

この時のことを「夏休みの宿題」と例えていた松田選手。やはり、多忙な中でのトレーニングとモチベーションキープは他の選手と同じだったようだ。やらなければいけない宿題をしっかりとこなしていた。

スイムは流石の1位だ。スタート直後にトップに出てそのまま最後までキープした。2周回だが、1周目を25分という驚異的なタイムで、最終53分で終えている。バイクは7時間11分、そして、ランは5時間46分、合計13時間56分1秒でゴールしている。佐渡の制限時間は15時間30分で、アイアンマンの17時間制より遥かに厳しい。完走自体険しいが、1時間30分以上残してのゴールは、松田選手の身体能力の高さとも言えるだろう。指導はご存知河原隼人コーチが付いていた。

佐渡の景色が好きだと言っていた松田選手。楽しむことはできたのだろうか。

 

Aタイプ男子1位 荒瀬 壮兵選手

■Race Result

《参加選手》※ジュニア除く

総エントリー数 / 最終出走者数 2186/1787名

完走者数 / 率 1468名 / 82.1%

《Aタイプ男子》

1位 荒瀬 壮兵     No.1071    10:04:31(R1:11:01/B5:29:02/R3:21:55)
2位 久保埜 一輝    No.1002    10:12:40(R0:55:52/B5:29:11/R3:45:40)
3位 梅田 航平     No.1023    10:21:21(R1:04:54/B6:01:55/R3:11:54)

《Aタイプ女子》

1位 平柳 美月        No.3008    11:39:26(R1:12:32/B6:34:52/R3:48:45)
2位 山下 千春        No.3011    12:02:22(R1:07:00/B6:38:55/R4:11:33)
3位 鈴木 まさみ    No.3033    12:04:05(R1:18:12/B6:44:47/R3:57:27)

《Bタイプ男子》

1位 星 大樹      No.4001     4:48:44(R0:32:14/B2:47:22/R1:27:44)
2位    伊藤 駿            No.4048     5:16:58(R0:39:06/B2:56:28/R1:39:01)
3位 雨宮 大地        No.4068     5:21:07(R0:36:21/B3:02:21/R1:39:45)

《Bタイプ女子》

1位 久保埜 南        No.5006     5:34:10(R0:28:02/B3:19:24/R1:44:53)
2位 林本 花枝        No.5002     5:48:10(R0:30:51/B3:18:46/R1:56:21)
3位 安田 明日香    No.5012     5:57:11(R0:32:11/B3:36:10/R1:47:27)

《Championship男子》

1位 小田倉 真        No.2      4:32:12(R0:26:07/B2:45:24/R1:19:47)
2位 寺澤 光介        No.8      4:45:45(R0:26:08/B2:52:11/R1:26:09)
3位 榊原 佑基        No.5      4:51:37(R0:29:20/B2:52:45/R1:28:24)

《Championship女子》

1位 山内 麻代         No.23    5:25:56(R0:29:20/B3:21:32/R1:34:00)
2位 太田 麻衣子     No.22    5:32:30(R0:31:32/B3:16:53/R1:42:38)
3位 石田 凪帆         No.21    5:37:49(R0:29:19/B3:23:30/R1:44:04)

《AタイプElite》

1位 中西 篤志  No.53    10:52:14(R1:04:59/B5:51:12/R3:53:43)
2位 石橋 健志  No.54    11:27:18(R58:58/B6:41:52/R3:45:08)
3位 宮村 和宏  No.55    11:56:05(R1:07:14/B6:24:56/R4:21:47)

全ての記録:http://www.scsf.jp/triathlon/2022result.html

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=42444

 

 

 

「夏が終わった。」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka