【17Newモデル情報】 FELT NewModel Exhibition 2017

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本日は、フェルトの2017年モデル展示会が開催された。

フェルトは、当初はアメリカ、現在はドイツブランドとして、アイアンマンでも人気のブランドだ。フェルトの顔である、創設者ジム・フェルトの開発力、そして、熱いマインドで造り上げられている。毎年アイアンマンの現場に精力的に関わっている。きっかけがトライアスロンだったこともあり、90年代前半のポーラニュービーフレジャー(アイアンマンワールドチャンピオンシップにおいて、男女通して最多の8勝した女子選手)の活躍などに大きく貢献し、トライアスロンの定番ブランドとなった。また、トライアスロンモデルのIAは、2013年から昨年までの3年連続アイアンマンワールドチャンピオンシップのウィナーズバイクでもある。そして、使用台数もトップ3入り目前の人気ブランドだ。http://triathlon-geronimo.com/?p=5903

今回の発表では、ほぼ変更なしとなっているトライアスロンモデルだ。モデルによって違っていたロゴが新ロゴに統一された。カラーリングとしては、IA4の「レッド」がNewカラーとなる。IA1では、eTAPの完成車モデルが設定されている。また、最安値で人気のトライアスロンバイクだったB16はなくなってしまったが、それまでの上位モデルDAのモールドを使った「B14」¥278,000 + taxでラインナップされた。価格はモデルによるが、継続のものと変更のあるものがある。エアロロードのARシリーズも概ね変更はない。

この展示会の開催時点では情報解禁となっていなかった新シリーズのFRシリーズ、VRシリーズも発表となった。https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/2017model/

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IA FRD ¥798,000 + tax(フレーム)

この「IA」は、ずばり、P5、スピードコンセプト、SHIVを意識されたモデルとなっている。エアロダイナミクスとストレージを「強調」したモンスターマシンだ。エアロダイナミクスを高めるためのフレーム形状、ブレーキ他、各部の収まりなど、究極度の高いバイクが出来上がった。トッチューブ前側には流行りのストレージが付く。このストレージは、中味を2つに分けることができるなど、「後発」の良さを出している。後付ではなくトータルデザインされた完成度は他社を抜く。当初はSHIVのようなフューエルシステムもあったが、途中からなくなってしまったのが残念。先述とは異なるが、このIAに関しては、26インチモデルは存在しない。480mmも700Cとなっている。ただ、設計、造りなどから小柄な選手でも可能性はあるモデルだ。それだけポジション設定の自由度も高い。逆にDHバーの高さは低めのため、ポジション出しは慎重に行う必要がある。2016年のアイアンマンで、「4強入り」出来るのか、期待のかかるマシンでもある。

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IA1 eTAP ¥1,298,000 + tax

IA1 Frame ¥468,000 + tax

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IA2 ¥998,000 + tax

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IA4 ¥548,000 + tax

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IA10 ¥598,000 + tax

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IA14 ¥388,000 + tax

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IA16 ¥358,000 + tax

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AR FRD Frame ¥468,000 + tax

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AR1 Frame ¥298,000 + tax

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AR3 ¥378,000 + tax

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AR5 ¥278,000 + tax

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【メーカーNEWS】FELT 自転車追い抜きアメリカ代表にスペシャルバイクを提供 2016/6/15
「FELTは自転車女子団体追い抜きのアメリカ代表チームに最新鋭マシンを提供しました。室内を高速で走行するトラックレースではバイクの左側から常に風、ヨーアングルが発生していていること、そしてドライブトレイン側から風が当たった方がより効率よく加速できることを突き止めたFELTは「TA FRD」と呼ばれるこのトラックバイクを2年の歳月をかけ開発しました。」
ベロドロームで発生する風を加速に変えるために、通常右側にあるチェーン(ドライブトレイン)を左側に配したTAは今年3月の世界選手権(ロンドン)の4000メートル団体追い抜きで4分16秒180の世界新記録をマークして優勝。FELTでは「さらに3.5秒の短縮が可能」という見解を示している。

https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/tafrd/story.html

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「今年のハワイでの使用率が気になる!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【GROWTAC】 GT-ROLLER Q1.1

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■GROWTAC GT-Roller Q1.1

グロータックは、こだわりのジャパンブランドだ。多くの自転車経験を持つ同社代表の木村氏曰く「小さい会社ならではの尖った商品をこの世に出そうと心掛けています。」とのことだ。大きなメーカーがやっていないこと、できないことをやれることに価値があるのだ。

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このローラー台の最大の特長は、固定ローラーに対し、所謂3本ローラーと言われるタイプなのだが、ご覧の通り、「4本ローラー」となっている。フロントホイールを2本のローラーで受けることで、「トレイル量」を増やし、「直進性」高めることで、安定性が向上している。従来の3本ローラーのイメージは、実走感はあるが、慣れやコツが必要なため、やや敬遠されていた。また、ダンシングやスプリントなどの動きに対しても、ローラーそのものが「追従」するシステムが組み込まれ、安定感の高い走行フィーリングが得られるようになっている。また、「エレベーターユニット」により、フロントホイールの位置を高くセットすることができる。それによって斜度10%までのクライミング走行も可能となるのだ。

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実際の使用感は分からないが、最も期待の高まるのが、「DHポジション」でのトレーニングだろう。普段のバイクトレーニングにおいて、実走では、中々長時間DHポジションを取ることができない。固定ローラーでは、実走感に欠けしまう。レースに近い状態でトレーニングができないことを、誰でも感じているはずだ。その点において、このローラー台の安定性に期待したいのだ。最後に。走行とは関係ないが、製品の造りは逸品だ。細部に渡るまでまさにこだわり抜いたメイドインジャパンのローラー台なのだ。

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「詳しくは、ルミナNo.57をご覧下さい。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【AIR-FLY】 AF-102 / AF-101

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■AIR-FLY  AF-102 / AF-101

昨今、「ジャパンメイド」が取り沙汰される中、このエアフライは、福井県鯖江市のメーカーが生産している。鯖江市は、「めがねのまち」として、フレームは、国内No.1シェアを持ち、海外でのシェアも高いのだ。生産する㈱ジゴスペック代表の吉村氏もトライアスリートで、開発へのリアルな意見をフィードバックしている。

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このサングラスの特長は、何と言ってもノーズパッドレスだということだ。これは、世界初の試みで、鼻骨への圧迫感を無くし、サイドパッドで支えることで「開放感」のあるかけ心地を狙っている。このサイドパッドだが、芯にチタンを採用し、軽量性と耐久性を上げ、自在に曲げることで、好みのかけ具合が出せるようになっている。また、ノーズパッドで顔表面とレンズの位置関係が決まる一般的なサングラスと違い、サイドパッドの調整で、頬骨が出ている人でも当たることはないのだ。そして、振動に対し、安定性が高く、ランニングでのメリットは大きいだろう。もちろん、テンプルも自在に曲がるようになっている。

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使用感だが、最初はノーズパッドがないため、深くかけ過ぎてしまったが、サイドパッドを調整して適正な位置にセッティング。ノーズパッド替わりのサイドパッドが支えてくれることがわかるだろう。この感覚については、好みは分かれるかもしれない。そして、かけたイメージは、ヘルメットに付いているシールドの要素も感じた。完全に浮いた状態であること、それによって通気性の良さなどを感じた。また、レンズの面積は大きくないため、バイクで使用するとレンズの上側から覗くようになる状態になるが、これは、サイドパッドにより解消されるだろう。

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「詳しくは、ルミナNo.57をご覧下さい。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 ZOOT ~SPRING2017~

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本日は、ズートの2017年モデルの展示会が開催された。

ズートは、1983年創業のハワイ、コナで始まったトライアスロンブランドだ。アイアンマンの歴史が今年で39年目となるので、やはりトライアスロンの老舗ブランドと言える。現在は、ウェットスーツ、ウエア、シューズ、アクセサリーなどを展開する、トライアスロンアイテムの総合ブランドとなっている。

ズートは、ウェットへの注力度が高まる中、そのクウォリティの高さと新たなテクノロジーやウエアの快適性、デザイン性など進化を続けている。そして、シューズは、トライアスロンイメージの中、マラソン、ウルトラマラソンなど、全体的に使用できるブランドとして定着した。逆に、ベアフィットなど、トライアスロンの特徴的な「裸足」に対するノウハウから、マメの出来易い人などへの対応性も高い。

そんなズートへの期待は高まる。

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まず、見ての通り、デザインが大幅に一新されたことだ。カモフラージュをカラフルに使い分けているあたりは、デザイン性の高いズートらしさが出ている。そして、マテルアル、カッティングの両面に徹底的なこだわりを見せている。モデルは、5タイプラインナップされ、スリーブレスの¥30,000 + taxなどリーズナブルなモデルから揃っている。

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M WIKIWIKI ¥80,000 + tax

フラッグシップとなるモデルで、7種類のマテリアルから構成されている。特に今回話題となるのが、アームの仕上げとなる。FLEX skinという0.5mmのSCSNano加工されたネオプレーンで出来ている。この触感は、他の部位とは全くことなるもので、「肩」の動きへの抵抗が極めて少なくなっている。

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2017モデル、注目のFLEX skin

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W WIKIWIKI ¥80,000 + tax

ウィメンズのフラッグシップも同様のマテリアルで仕上げられている。デザインは、幾何学パターンが使われていて、こちらもカラフルさが絶妙だった。

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M ULTRA TRI AERO SKINSUIT ¥30,000 + tax

M ULTRA TRI AERO SHORTSLEEVE TOP ¥18,000 + tax

ウエアのフラッグシップとなるウルトラシリーズ。セパレートにも「袖付き」がラインナップされた。CARBON TECHによるUPF50+の遮熱性とCHAMOIS TECHのパンツバッドの快適性も維持しつつ、斬新なデザインに仕上がっている。

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熱くない「黒」が、袖付きを製作する上で重要となる。

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W ULTRA TRI AERO SKINSUIT ¥30,000 + tax

ウィメンズのフラッグシップも「袖付き」がラインナップされている。何と言ってもインパクトのあるデザインが目を引いた。

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フラッグシップとリミテッドに付けられるプレミアムマークだ。

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ウィメンズの定評の高さもズートの特徴。

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ズートも、オーダーウエアシステムを行っている。海外でも、そして、近年国内でもチームウエア製作は、人気となっている。フィット性の高さを求められるトライアスロンウエアを、トライアスロンブランドがオーダー製作していることは、安心感が持てる。(24枚から製作可能)

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ALI’I ¥19,000 + tax

継続トライアスロンモデルのMAKAIをべースに「BOAシステム」が搭載されたモデルだ。283.5g(メーカー計測値)と軽量ではないが、クッション性とBOAによる絶妙なフィット性により、ロングレースに最適な一足だ。

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カラーはFlying Hawaiianと付けられている。また、この秋リリースされるウエアとのコーディネートが可能となっている。これもズートならではの楽しみだ。

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M SOLANA 2 ¥12,000 + tax

そして、ズートの人気モデルとなるソラナ2。やはり、一目瞭然そのカラーが面白い。VANSデザインのチェックが人気必至のモデルだろう。

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このモデルもトータルコーディネートができる。

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W SOLANA 2 ¥12,000 + tax

これがウィメンズカラーだ。今回イチオシのグッドデザインだ。ウエアと合わせて使用することになるだろう。

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フラッグシップモデルのWIKIWIKIを試着してみた。全体的な生地の柔らかさは最高級レベルだ。そして、「肩」はやはりイメージ通り、極薄の生地が、動きの抵抗を極めて少なくしていた。袖口が水の浸入を防ぐために、伸びないように加工されているため、脱着時に引っかかりがあるが、慣れれば問題ないだろう。試泳での確認をしてみたくなったこのモデルへの期待は高まった。

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ズートのウェットスーツの裾、袖はユーザーの好みに合わせカットしても解れないように加工されている。これも引き続き導入されている。

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来シーズンモデルとして要チェック!

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 PINARELLO 2017 New Model Presentation

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本日は、ピナレロの2017年モデルの展示会が開催された。

ピナレロは、ロード界のKING “ DOGMA F8 ” を有するイタリアンの代表格だ。ロードレースのイメージが強い中でも、国内のトライアスロンで使用される「ロードバイク」として人気がある。先日のアイアンマン70.3セントレアでは、第8位の使用率(http://triathlon-geronimo.com/?p=11963)で、ロード&トライアスロンで、幅広く人気のあるブランドでもあるのだ。

今回の新型フレームは、ドグマK8、ドグマK8-S DISK、そして、ボリデTTだ。ドグマが5モデルとなる充実のラインナップとなり、TTのピナレロとして、より完成度の高いボリデをリリースしている。トライアスロンではないが、実際にトライアスロンシーンでも使用されているだけに、注目してみたい。※ボリデTT、展示車がないため資料写真となる。

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ピナレロのこだわりの象徴は、「ドグマ」だ。そのドグマを語る4つのキーワードは、

①トレカT1100Gナノアロイカーボン

②エアロダイナミクス

③軽量化

④アシンメトリック

カーボンは、世界最高のカーボンを生産する日本の「東レ」と強力なパートナーシップのもとに、造り上げられている。また、その東レの商品名「TORAYCA」のロゴをバイクに表示できる数少ないブランドでもあるのだ。エアロダイナミクスにおいては、あの自動車の「ジャガー」とコラボし、レーシングカーで培った理論を開発に生かしている。そして、ピナレロ特有の左右非対称型のフレーム設計は、片側だけで強力な踏力のかかるレーシングバイク本体の負荷バランスを考慮して設計されているもので、ピナレロの真骨頂と言える特長なのだ。

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PINARELLO DOGMA F8 ¥615,000 + tax (フレーム)

今年で3シーズン目となるピナレロのフラッグシップで、カーボン素材は、トレカT1100Gナノアロイを使用する高強度、高剛性、そして軽量化に成功したモデル。完成を極めた前作の「65.1」を更に進化させたバイクで、ハンドリングは、前作から継承し、パーフェクトな仕上がり、ピナレロのエアロロードとして極めて完成度の高いモデルとして仕上がっている。F8は、チームSKYが使用する、非の打ち所のない最高のバイクとして、「ロンドン・デザインアワード金賞」やBicycling誌の「ベスト・ロードバイク・オブ・ザ・ワールド」を受賞している。

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NEW! PINARELLO DOGMA K8-S DISK \790,000 +tax(フレーム)

UCIルール改正に備えディスクブレーキ化された。近い将来に使用が解禁されるロードレースのディスクブレーキ使用に対応すべく開発が進められていた。フラットマウントを装備しているので、今後対応する製品が増えていくと思われる。キャリパーブレーキ仕様のDOGMA K8-Sと同じフィーリングを保つよう、カーボンの積層などを見直されディスクブレーキの優位性をしっかり享受できるように設計されている。DOGMA K8-Sと同価格で、MY WAYカラーオーダーシステムにも対応予定となっている。

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NEW! PINARELLO DOGMA K8 \615,000 + tax(フレーム)

世界最高峰ロードバイクDOGMA F8とスーパーグランフォンドマシンDOGMAK8-Sの特徴を融合させた。今年の春のクラシックで使用され、フランドルやパリ・ルーベなどの厳しい石畳の路面だけでなく、荒れたアスファルト路面のあるジロやツールの山岳ステージなども視野に入れて開発が進められてきた。DOGMA F8と同等のフロントトライアングルを持ちながら、チェーンステーには、DOGMA K8-Sと同じ横に扁平させた「FlexStay」を採用、重量増なく快適性を向上させることに成功している。これらの機能により、荒れた山岳ルートでも快適性を保ち、アシスト選手は、体力を温存することができ、エースをゴールまで送り届ける仕事に集中することが出来る。こういった性能くを持つDOGMA K8は、一般サイクリストにとって、登り下りがある山岳グランフォンドに最適なバイクとなる。

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PINARELLO DOGMA K8-S ¥790,000 + tax(フレーム)

このドグマは、ダイレクトに動くリアサスペンション仕様のドグマK8sだ。石畳のパリ・ルーべやフランドルのレース対応として、開発が進められていた。そして、昨年のジロデイタリアで突如発表されたのだ。フロントトライアングルはF8と同等、そしてリアのサスペンションは、「ジャガー」との共同開発による新システムで、エラストマー方式となっている。そのサスペンションユニットの重量は、わずか95gと見事な軽量に仕上がっている。同時にチェーンステーをフラット形状にして、快適性も確保している。体重100kgを超えるサイクリストにも対応可能となっている。

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PINARELLO GAN RS

CHORUS ¥620,000 + tax / ULTEGRA ¥520,000 + tax、フレーム ¥455,000 + tax

世界的に好調なセールスを続けるGAN RSは、「FLATBACKチューブ」や「ONDA F8フロントフォーク」などDOGMA F8から多くの最新テクノロジーを受け継ぎ、ピナレロのニュースタンダードモデルとして、多くのアマチュア競技者に支持されている。カーボン素材は高強度系のハイストレングスT900カーボンをメインに使用している。他ブランドのフラッグシップモデル同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを持ちながらコストパフォーマンスも意識したモデルとして、2017年度もセールスにかなり期待が持てるモデルとして人気を博すだろう。グレード的には、PRINCEと同じハイエンドロードで、フレームセット販売以外に、シマノ・アルテグラ11S仕様とカンパニョーロ・コーラス11S仕様の完成車が選択できる。

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PINARELLO PRINCE ULTEGRA ¥465,000 + tax

ツール・ド・フランスを2連覇したスーパーバイクDOGMA 65.1のモールド(金型)をそのまま使用し、カーボンマテリアルを65HM1Kから60HM3Kに置き換えたレーシングモデル。これだけでその性能の高さは容易に想像だろう。伝統あるPRINCEの名を冠するにふさわしい高性能レーシングモデル。そして特筆すべきはそのコストパフォーマンスの高さで、すでに高い名声を得ているDOGMA 65.1とまったく同じアシンメトリック・デザイン、60HM3Kという超ハイモジュラス・カーボンを使用しながらも価格は抑えている。電動・メカニカル両対応のTHINK2システム採用なので搭載するコンポーネントも選ばない。また、小柄な女性向けの「EZ-fit」モデルの設定もある。.

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PINARELLO GAN S

POTENZA ¥435,000 + tax / ULTEGRA ¥435,000 + tax / 105 ¥370,000 + tax

DOGMA F8直系のレーシングモデルGAN RSと同じモールドを使用したミドルレンジのレーシングモデル。人気のミドルレンジロードMARVELの後を継ぐモデルとしての位置づけとなる。シルエットはDOGMA F8そのもので、その性能もレーシングバイクを名乗る十分なポテンシャルを持つ。カーボン素材は、高強度系のハイストレングスT700カーボンをメインに使用し、DOGMA F8の乗り味を色濃く受け継ぎながらも、アマチュアサイクリストにも、購入し易い価格帯を抑えた戦略モデル。新型カンパニョーロポテンザ11Sもしくは、シマノアルテグラ11S、105 11S仕様の完成車から選択できる。

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PINARELLO GAN

POTENZA ¥435,000 + tax / ULTEGRA ¥435,000 + tax / 105 ¥370,000 + tax

2016年度に人気を博したGANは、同シリーズの上位機種同様にモールドを共有し、カーボンマテリアルをアマチュアサイクリストに最適な剛性のハイストレングスT600カーボンを採用。GANシリーズ3モデルはまったく同一のシルエットを持つ兄弟モデルとなるが、フルカーボンエントリーモデルでもDOGMA F8が持つ優位性を色濃く感じるモデルに仕上がっていて、エントリーグレードの価格帯ながら、価格以上の満足度を得られるモデルとして2017年シーズンも好評を得るだろう。
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PINARELLO RAZHA ¥298,000 + tax

RAZHAは「DOGMA 65.1」直系といえる最新のアシンメトリック・デザインを身にまとったすべてのサイクリストにお勧めできるパーフェクトなバイク。1″1/8- 1″1/2 ONDAフロントフォーク&テーパーヘッドセットはブレーキ制動時に最大の剛性 と安心感を提供する。THINK2システム採用で電動・メカニカルどちらのコンポーネントにも対応出来るので将来のアップグレードも可能。「RAZHA EZ-Fit」は小柄な女性でも安心してロードバイクを楽しめるように小さいフレームサイズでハンドル位置を高めに設定したモデル。EZ-Fitには165mmの短いクランクセット、外-外 400mmの幅が狭いハンドルバーがセットされている。
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EZ-FIT

DOGMA F8直系のGANシリーズにもスモールサイズ「42EZ」をレディスモデルとして設定している。EZ-FITジオメトリーは、通常のレーシングジオメトリーとは異なり、少しアップライトで楽なライドポジションが取れるようになっている。用意されるフレームサイズは42EZとなる。また、パーツアッセンブルも小柄な女性に配慮したセレクトとなっていて、サドルはフィジーク・ヴェスタをセレクト、クランク長は165mm、ハンドルはショートリーチのCC380mm相当、ステムは80mmを採用している。

PINARELLO GAN S EZ-Fit    ¥370,000 + tax

PINARELLO GAN EZ-Fit    ¥298,000 + tax

PINARELLO RAZHA EZ-Fit    ¥298,000 + tax

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PINARELLO ROKH ¥325,000 + tax

ROKHは、「DOGMA K」の設計思想を継承し、100〜200kmの距離をメインに楽しむロングライドフリークに最適なモデル。そのベースは高性能なレースバイクでもある「DOGMA K」で、しっかりとした横剛性を持ちながら CenturyRide™ジオメトリーを採用しロングライドでも身体へ負担を掛けない振動減衰性を併せ持ち、高い直進安定性や軽量さも相まって、登り下りを含めた長距離に対応するグランフォンドバイクといえる。
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PINARELLO RAZHA K ¥298,000 + tax

RAZHA Kは、「DOGMA K」の設計思想を継承したミドルクラスの「ROKH」と同じモールド(金型)を採用し、カーボンマテリアルをよりホビーユー ザー向けの24HMUDに置き換えたロングライドフリークに最適なモデルです。ロングライドの走破性や快適性、28Cタイヤクリアランスなどのユーザビリティに優れた設計がなされています。
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PINARELLO NEOR ¥207,000 + tax

NEORは名車PRINCEから続くピナレロ・ロードバイクの基本形。アルミの前三角はハイロドフォーミング成型技術を用いてアシンメトリック・デザインに整形され、24HMUDカーボン製のフロントフォークとシートステイにはピナレロの代名詞ともいえる ONDAを搭載。NEORはピナレロらしいライドフィールを楽しめるベーシックなロードバイク。
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PINARELLO PRIMA ¥143,000 + tax

PRIMAはピナレロのラインナップ中でも最もベーシックなロードバイク。信頼性が高く扱いも容易な6061-T6アルミ製フレームにピナレロの代名詞ともいえる24HMUDカーボン製のONDAフロントフォークを搭載。PRIMAはこれからロードバイクを楽しみたいビギナーサイクリストや、通勤・通学ライドにも使いたいといった多用途に楽しめるベーシックロード。
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“ Think Asymmetric

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PINARELLO DOGMA F8  TEAM WIGGINS ¥615,000 + tax(フレーム)

ブラッドリー・ウィギンスが立ち上げた「チーム・ウィギンス」へのスポンサードなど行っている。チームウィギンスカラーは、昨年受注生産だったが、人気モデルとなったため、今年は、国内在庫モデルとなっている。そのため、価格も他のカラーと同価格となる。

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限定1 PINARELLO DOGMA F8  LaVentesima ¥Open Price

ラ・ピナサイクリングマラソン20周年記念モデルの完成車だ。ドグマF8に専用カラーリング、コンポーネントは、スラムREDe-Tap、ホイールは、フルクラムレーシングゼロとなっている。

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NEW! PINARELLO BOLIDE TT ¥1,620,000 + tax(フレーム)

今年のジロ・デ・イタリアで、NEWボリデTTが登場したのだ。

今年チームSKYのエリア・ヴィヴィアーニは、ボリデHRで、リオ五輪に挑む。昨年は、ブラッドリー・ウィギンスがボリデHRで前人未踏の54.526kmという驚異的な記録でアワーレコードを更新している。2015年のツール・ド・フランスでは、クリス・フルームが個人総合優勝となっている。2015年ヴァシル・キリエンカがTT世界チャンピオンになっている。また、ウィギンスは、チームSKYを離れた後、自ら率いるチームウィギンスでピナレロに乗っている。ピナレロとチームSKYはタイムトライアルを制するために、常にボリデを進化させる方法を研究して来た。

そして、ジロですでにデビューした新しいボリデTTは3つのポイントを改善することに主眼において設計された。

①フレームの軽量化

②エアロダイナミクスの向上

③フレーム剛性の確保

新しいボリデTTのトピックは軽量化だ。十分に軽量なフレームを更に軽くするため、デザインを見直した。新しいマテリアルを採用し、チューブの断面形状を更に最適化、フレーム単体だけではなく、コンポーネントの相互作用を考慮して、エアロダイナミクスが最善な形状を設計している。フロントフォークのエンド形状はインテグレーテッドデザインとなっている。リアブレーキのカウル形状は、解析の結果、ジェット旅客機に使われるエンジンフードと同様の先端形状になり、抵抗となる乱流の発生を軽減出来ている。ダウンチューブは、幅広になっているが、ボトルを装着した状態での最適なエアロダイナミクスを発揮できるようにデザインされ、フレーム内部に電子制御ユニットのジャンクションやバッテリーが納められるような設計となっている。ボリデTTは、ミケル・ランダによって、2016年のジロ・デ・イタリア第9ステージでデビューしたが、ハンドルバーシステムは、ミケル・ランダのポジションに合わせて3Dプリンターで製作されている。新しくなったボリデTTには、ロードバージョンとトラックバージョンがあるが、ともに完全受注生産となっている。フロントブレーキ周辺は、従来のボリデより、更にスムースな外観になっている。全体的なシルエットは、トップチューブがややスローピングになっていることが特徴だ。

今年のツール・ド・フランスでは、フルームのTT用バイクとしてNEWボリデTTが登場することが決定している。

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「ボリデ “ TA ” のデビューが期待される!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【17Newモデル情報】 KARHU 100th anniversary

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本日は、カルフの100周年記念イベントが開催された。
カルフは、1916年創業のフィンランドブランドで、スキー板や陸上の槍などから始まっている。現在、知名度は高くはないが、過去には、ヘルシンキ五輪(1952年)でのフィンランド人選手が15個も金メダル獲得などの活躍がある。2009年にはランナーズワールド誌のベストデビュー賞も受賞している。
カルフの5つのバリューとして、FINLAND STYLE, TECHNOLOGY, SISU(粘り強さ), DESIGN, FUNなど、フィンランド人のこだわりを持つ独自路線のランニングシューズブランドとして、今後の活躍に期待してみたい。また、新しいブランドが増えることは、より選択肢が増えることでもある。
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当初のデザインは3本ラインだった。実はあのブランドにそのデザインを譲っているのだ。
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KARHUは、フィンランド語で”熊”を意味している。ソール構造のプレゼンは、他社比較によるものでわかりやすく、興味深いものだった。理論的には、「面白い」シューズブランドなのだ。
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レースで使用するPERFORMANCE LINEの最大の特徴としては、クッショニングシステムの「FULCRUM DIRECTIONAL CUSHONING」だ。このシステムは、シューズのソール中央に組み込まれたもので、着地時の衝撃を推進力に変えるシステムとなっている。

フルクラムテクノロジー

「ローリングエフェクト」を同大しつつ、着地の安定を確保。同時に、足底にかかるプレッシャーを軽減。快適さを向上させ、故障のリスクを減らす。

①【足首の屈曲を最大22%低減】着地時の足首の過剰な屈曲を低減し、スムーズでより快適な着地を実現。故障のリスクを減らし、無駄な上下動を省く。

②【オーバーストライドを最大5%低減】適正な歩幅、理想的な前傾姿勢、バランスのとれたボディポジションを生み出す。

③【推進力を最大7%アップ】推進力を生むために筋肉を使えるようにガイド。他ブランドと比較して、同じスピードで走った場合、カルフの推進力は、最大7%向上している。

そして、全てのタイプのランナーに向けて、3段階のローリングエフェクトを導入している。

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KARHU IRE

ローリングエフェクトを最大限に増幅しスピードに変換している。よりハイレベルなランナーやトライアスリート向けとなっている。該当モデル:フロウ

フロウ:100年の伝統と技術を注ぎ込んだKARHUの最上級モデル。レスポンシブなパフォーマンスミッドソールと大胆なデザインのアッパーが印象的。競技志向のランナーの要求を満たすモデルとなっている。

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KARHU MRE

ローリングエフェクトをバランスのとれた走りに活かすあらゆるレベルのニュートラルなランナー向けとなっている。該当モデル:フロイド、ファスト

フロイド:フルクラムの入ったかかと/中足部から前足部へのスムーズに体重移動が可能なハーフレングスのフルクラム搭載モデル。ノーマルなアーチを持つランナーが、前足部のフレキシビリティを保ったまま推進力を得られる設計となっている。

ファスト:最大のローリングエフェクトを生み出すフルレングスのフルクラム搭載モデル。かかとからつま先までフルにガイダンスとプロテクションを得られる。あらゆるレベル、あらゆる体重のランナーに対応している。

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KARHU MRS

フルレングスのフルクラムを搭載し安定性を向上させている。プロネーションのあるランナー向けとなっている。該当モデル:ストロング

ストロング:サポート力の高いフルレングスのフルクラムによって、最大のローリングサポートが得られるモデル。中足部を強化したフルクラムによって安定性の高い着地を実現しオーバープロネーションを予防している。

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LEGEND LINEとして、カジュアルなシューズもラインナップされている。現在、市場では、このラインが先行している。デザイン性、クウォリティともに、その高さが目を引いた。

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フロウを10km使用してみた。このブルーは100周年記念モデルとして、「フィンランドブルー」となっているのだ。まず、フィッティングは、十分なトゥボックスがあり、日本人足でも履き易いだろう。走り出すと丸くなっているかかとの着地性のスムースさと、衝撃吸収性を感じ、すぐ馴染めた一足だった。最大のシステム「フルクラム」を、実感することはできなかったが、違和感のない屈曲性がそうだったのかもしれない。また、アッパーはかなり厚めに仕上がっているため、通気性においては好みが出るかもしれない。全体の印象としては、「スタビリティー」が良く、ロングレースに適していると感じた。

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「 トライアスロンへの注力に期待したい。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 スペシャライズドより限定シューズ発売

クラシックやジロ・デ・イタリアで選手を足元から支えたS-Works 6 Roadシューズに限定カラー「ネオンイエロー」が数量限定で登場。スペシャライズドが機材サポートをしているTEAM TINKOFFの多くの選手が使用しているカラーです。

61016-9540 次世代のシューズS-Works 6の長所は、要約すれば「爆発的なスピード」と「極上の快適性」というシンプルな2つのフレーズで表せます。スピードを生むのは、すばらしいフィットと、足とペダルのしっかりした繋がりです。それによって高い出力効率とペダルへのパワー伝達が実現されるからです。新しいPadLockヒールは、アッパーに使用された革新的な軽量・強靭素材との組み合わせで、驚くほどぴったりなじむフィット感を提供します。こうして、ライダーが力を入れて漕いだ時に足からのエネルギーをより多くペダルに伝えるシューズが誕生しました。さらに2個のBoa®クロージャシステムの伝説的な性能と調節能力が加わったS-Works 6は、もはや単なるシューズではなく、バイクが最高の効率で働けるように手助けしてくれる相棒です。

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■Body Geometryソールとフットベッドは人間工学を生かした設計で、股関節と膝と足の位置関係を最適にすることでパワーを増大させ、効率性を上げ、怪我のリスクを減らすことが科学的に実証済み。
■当社で最も剛性が高く最も軽いFACT Powerline™(特許出願中)カーボンプレートを使用し、最大限のパワー伝達を実現。硬度指数13.0。
■方向性繊維ダイニーマ® キュービックテック™を熱圧着加工して伸縮ゼロのゾーンを作り、究極の連結性を実現。
■独立した2個のBoa® S2- Snapダイヤルで走行中の微調整が可能。Boa®の製品寿命内保証付き。
■PadLock成形ヒールとストローベル(袋縫い)製法のワンピース型アッパーが素晴らしいフィット感を提供。
■チタン合金製クリートナットを回転させることで、ペダル/クリート位置を5㎜後方に移動可能。
■ノンスリップで交換可能なヒールトレッド。ネジ頭が出ないよう、へこませて安全性を確保。
■Form Fit靴型を使用。トウボックスにゆとりがあり、足とペダルを最高に連結し、快適性も提供。
■3本ボルトのクリートパターンは、主なロード用ペダルすべてに適合。
■重量:約224g(片足、42サイズの場合)

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「いいね!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【saucony】 KINVARA7/TRIUMPH ISO 2 “BOSTON GREEN LINE PACK”

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サッカニーから限定モデルがリリースされた。

これは、SAUCONY’S WORLD MARATHON SERIESの一つでもあり、ボストンマラソンを記念して作られたものだ。シリーズとなっている通り、東京マラソン、ニューヨークシティマラソンなどもある。そして、マラソンではないが、「KONA」と入ったIRONMANの時にリリースされたモデルもあった。サッカニーはアメリカでは、トップクラスのランニングシューズだ。アイアンマンでもアシックスに次ぐ大きいシェアを持っている。

90年代では、デイブスコット、ポーラニュービーフレジャー、グレッグウェルチ、ウェンディイングラハム、ユルゲンザックなど、アイアンマン界のスーパースターを長期に渡りサポートしていた。そのため、「saucony」と言えば、トライアスロンのイメージが強いブランドとなっていたのだ。

「トライアスロンのサッカニー」として、復活を期待したい。

【saucony】http://triathlon-geronimo.com/?p=9515

下記、メーカーHPより http://www.saucony-japan.com/news/

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世界最古の市民マラソン大会として知られるボストンマラソンを記念したモデル。ボストンを走る全米最古の地下鉄システム「The T」、その中でも中心部を走るGREEN LINEをモチーフに作られたこのモデルは「THE GREEN LINE PACK」と名付けられた。KINAVARA 7とTRIUMPH ISO 2も2モデルでリリース。

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BOSTON KINVARA7
Size:US7-US10,11
Price:¥12,000+tax

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BOSTON TRIUMPH ISO 2
Size:US7-US10,11
Price:¥16,000+tax

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【cannondale】 CYPHER AERO

キャノンデールは、1971年創業のアメリカのブランドだ。トライアスロンバイクでは草分けで、時代に合わせた数々のオリジナリティの高いモデルをリリースして来た。現行のスライスも独自路線のトライアスロンバイクとして提案している。また、アイアンマンの世界選手権でも、その使用率はトップ10に入る人気ブランドだ。

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実は、このヘルメットは、すでにリリースされているサイファーがベースなのだ。サイファーは、キャノンデールのフラッグシップとなるヘルメットで、特長は、軽量性と通気性の高さ、そして安全性にある。ピークプロテクションという衝撃吸収システムにより、安全性を高め、維持しつつ、軽量性や通気性を実現している。

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そして、このサイファーエアロは、サイファーにカバーを付けたもので、昨今トレンドとなる「エアロヘルメット」に変身する。エアロダイナミクスと通気性の相反する関係は、「バランス」で考えることになるが、空気抵抗を大きく受ける前頭部にはエアインテークがない。サイドからのエアーの取込みになるため、ややエアロを強調したモデルと言えるだろう。このカバーの着脱は極めて簡単にできるようになっているが、その固定もしっかりしている。カバーという考え方は、最新ではないが、兼用性を考えると可能性を感じる。

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使用感は、深い設計となっていて、頭部をスッポリと包み込んでくれる。幅も広めでアジアンフィットと言えるだろう。そして、何と言っても軽量性の高さを感じることができる。後頭部のアジャスターも絶妙なフィット感を出してくれる。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【OAKLEY】 EVZERO PATH / RANGE

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■OAKLEY EVZERO PATH/RANGE                                          \21,000 + tax

オークリーは、1975年創業のサングラスブランドだ。トライアスロンでは、もっとも人気のあるブランドと言って良いだろう。オークリーは、デザイン性の高さとともに、安全性や機能性の高さが評価されるブランドで、最高レベルのスポーツサングラスだ。実は、この「ZERO」シリーズの歴史は長い。初代は、1993年にリリースされたZEROがあった。フレームレス、一枚レンズにより、軽量化を図ったモデルだった。当時のデザインとしては、奇抜であり、そのデザイン性の高さにオークリーの先進性を象徴するモデルとして話題となった。

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このEVZEROは、オークリー史上最軽量となっている。原点からの流れを汲み「限りなくゼロ」に近いそのネーミングの通り、超軽量に仕上げられている。また、フレームレスにより、レンズそのものがしなり、頭部にフィットしてくれる。もちろん、視界も極めて良好となるのだ。レンズ上部も遮るフレームのないことで通気性も高くなっている。また、過去のゼロに比べ、レンズ面積が大きいため、バイクからランまで使用できるだろう。このモデルへの期待は高く、間違いなく話題となるだろう。

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使用感は、やはり、かけ心地がソフトで楽に感じることだろう。また、超軽量感が、快適なのだ。恐らくフレームレスによりレンズが浮いているような感覚がそう感じさせているのかもしれない。そして、ランニング時などの振動に対し、サングラスが安定しているため、ストレスフリーな状態で使用することができる。オフに頭にかけているとそのことを忘れてしまうくらいだ。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka