絶景皆生

トライアスロンの原点、皆生のコースを見て来ました。

地元のトライアスリートにご協力頂き、スタート地点から折り返しまで140kmのバイクコースを見て来ました。一言「楽しい」コースですね。また、皆生の象徴となる「大山」が、どっしりと構え、その美しい景色がバイクコースの最高の演出となっていました。車道、サイクリングコース、フラット、アップダウン、山、川、谷、そして「ジェットコースター」まで飽きさせないコースが魅力なのでしょう。距離も140kmになっている理由が分かりました。宮古島とも、佐渡とも違うコース、昔の琵琶湖のアイアンマンに雰囲気は近いかもしれないですね。明後日のレースではこのバイクコースを堪能してほしいですね。

 

 

 

「ズバリ、楽しいコース!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【17IM70.3ジャパン】 BIKE ” GERONIMO ” Count

6/11開催のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンにおけるGERONIMO COUNTの結果が出た。

【バイクトレンド】

全バイク90ブランド1507台から見るバイクトレンドは、以下の通りだった。

トップ10ブランドの動きがあった。まず、スペシャライズドは、昨年に続き使用率第1位となった。シェアは、昨年の12.4%から11.9%に落としているが、台数は、ここ3年で最高の179台だ。トライアスロンバイク80台、ロードバイク99台で、トップ3ブランドの中では、最もバランスの良い「総合力」を持っている。そして、現行SHIVは、6年目となるが、その人気は安定していて、同型モデルとしては、「SHIV」が76台で最も多く使用されているトライアスロンバイクなのだ。(サーヴェロも現行のP3+P2で76台のタイとなっている。)2位は、トレックでロードバイク使用率の高さからサーヴェロを抜いている。トライアスロンバイク62台、ロードバイク111台で、ロードバイクランキングでは、1位となる。

そして、KINGサーヴェロが3位に留まった。海外、国内でも圧倒的な強さを見せるサーヴェロだが、ここセントレアでは、違う結果になっている。サーヴェロの内訳は、トライアスロン134台、ロードバイク33台、唯一トライアスロンバイクが100台をダントツで越え、この台数も昨年の129台を上回ってきた。トライアスロンバイクのサーヴェロは不動だ。この3ブランドは、それぞれ特徴を出しながらも台数シェアとしては、すべて11%台のほぼ横並びトップ3となる。

第2集団を形成するのは、シーポとキャノンデールだった。シーポは、前年比147.6%となり、39台増やしている。キャノンデールも昨年から順位は一つ落としているが、前年比114.1%となっている。この2ブランドも100台オーバーとなり、トップ3に続く5ブランドの一角となっている。

それと、トップ10で1000台以上を占めているが、そのシェアは伸びている。15年では、トップ10シェア66.6%だったが、今年は、70%を超えている。(ブランドは一部入れ替わりもあるが。)トライアスロンバイクがそのトップ10に集まる傾向が見れるということだ。ちなみにアイアンマン世界選手権では、トップ10シェアが74%程度となっている。

【トライアスロンバイク vs ロードバイク】

セントレアの特徴的な結果となるのが、トライアスロン/ロード比だ。セントレアは、ミドルであり、バイクの距離も長い。補給も重要となり、ロングの「予備レース」でもある。そんなレースタイプでは、「トライアスロンバイク」の優位性が高く、トライアスロンバイクがロードを上回っているのではないかと、予想する人も多いはずだ。しかし、結果は大きく外れているのだ。今年の比率は、トライアスロン40.9%、ロード59.1%で、ロードが約6割となるのだ。様々な理由が考えられるだろう。トライアスロンの普及により、すでにロードバイクを所有している人が参加しているケースもあるだろう。また、トライアスリートの急成長化で、トライアスロンデビューからミドルまでの時間が短くなっている可能性もある。

いずれにしても、一部特異なコースの大会を除き、「トライアスロンバイク」の優位性が明らかな中で、これから乗り換えるという選手も多いことだろう。実は、この3年で僅かながら動きが出ている。トライアスロンバイク比率が、15年では38.8%、16年では39.0%、そして、今年は先述の通り、40.9%となっているのだ。あくまでも限られた「条件下」でのデータとなるが、「正しい」方向ではないだろうか。

【第2次異形バイクブームは?】

あくまでもこのセントレアの中のデータだが、下記の通りだった。P5Xは、ハワイで9台、宮古島で7台となっているので、大会の性格と合せると多い結果と言えるだろう。

①cervelo P5X 5台

②DIMOND 3台

③VENTUM 1台

【最後に】

セントレアを始めとするミドルタイプは「幅広い」選手層となる大会だ。初ミドルとなる選手から、ロングを何度も出場している選手まで参加している。ビギナーからベテランまで一緒に楽しめる、満足できる大会ということも言えるだろう。ビギナーにとっては、それなりの練習量が必要となる。正直、オリンピックディスタンスまでは、ある程度完走は容易だが、ミドルはそういうわけにはいかない。ミドル出場は、「本格的」にトライアスロンに取組む姿勢と言っても良いだろう。また、ベテランもロングの「スピードレース」、「調整レース」も兼ねて走ることができる距離の大会なのだ。したがって、ミドルの普及こそが、「トライアスロンの普及」の一つに繋がると考えている。

第1位 SPECIALIZED 179台

第2位 TREK 173台

第3位 cervelo 167台

第4位 ceepo 121台

第5位 cannondale 105台

第6位 GIANT/Liv 72台

第7位 PINARELLO 68台

第8位 FELT 67台

第9位 SCOTT 58台

第10位 BMC 50台

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順位の高いバイクがすべてではない。バイクの特性が個人の目標設定と合っているかが重要だ。どのバイクを選び、どのようにフィッティングするかが、バイクで強くなる半分を占めていると言っても過言ではない。

全ブランド別データは下記の通りだった。

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SPECIALIZED 179 11.9%
2 TREK 173 11.5%
3 cervelo 167 11.1%
4 CEEPO 121 8.0%
5 cannondale 105 7.0%
6 GIANT(LIZ) 72 4.8%
7 PINARELLO 68 4.5%
8 FELT 67 4.4%
9 SCOTT 58 3.8%
10 BMC 50 3.3%
11 KUOTA 44 2.9%
12 ANCHOR(BS) 43 2.9%
13 RIDLEY 27 1.8%
14 COLNAGO 25 1.7%
15 MERIDA 24 1.6%
16 BIANCHI 23 1.5%
17 DEROSA 20 1.3%
18 ORBEA 17 1.1%
19 NEILPRYDE 15 1.0%
20 LOOK 14 0.9%
21 ARGON18 13 0.9%
22 CANYON 12 0.8%
23 WILIER 11 0.7%
24 BH 10 0.7%
25 KESTREL 9 0.6%
26 BOMA 7 0.5%
26 FUJI 7 0.5%
26 TIME 7 0.5%
29 CARRERA 6 0.4%
29 corratec 6 0.4%
29 FOCUS 6 0.4%
29 QR 6 0.4%
33 ATHLONIA(MOSA) 4 0.3%
33 ATTACK 4 0.3%
33 GURU 4 0.3%
33 KOGA 4 0.3%
33 WESTY 4 0.3%
38 CINELLI 3 0.2%
38 DIMOND 3 0.2%
38 GARNEAU 3 0.2%
41 AMANDA 2 0.1%
41 AVANTI 2 0.1%
41 BOTTECCHIA 2 0.1%
41 CENTURION 2 0.1%
41 GIOS 2 0.1%
41 GT 2 0.1%
41 EDDYMERCKX 2 0.1%
41 PLANET X 2 0.1%
41 RALEIGH 2 0.1%
41 THOMPSON 2 0.1%
41 ZUNOW 2 0.1%
52 AlfaRomeo 1 0.1%
52 ANTARES 1 0.1%
52 AVEDIO 1 0.1%
52 BASSO 1 0.1%
52 Boardman 1 0.1%
52 C4 1 0.1%
52 Cherubim 1 0.1%
52 DEDACCIAI 1 0.1%
52 HARP 1 0.1%
52 INTERMAX 1 0.1%
52 IWAI 1 0.1%
52 JAMIS 1 0.1%
52 JAVA 1 0.1%
52 KohdaBloom 1 0.1%
52 KHS 1 0.1%
52 lapierre 1 0.1%
52 MAYSTORM 1 0.1%
52 MBK 1 0.1%
52 MIYATA 1 0.1%
52 NAKAGAWA 1 0.1%
52 OPTIMA 1 0.1%
52 PRINCIPIA 1 0.1%
52 PROJECT K 1 0.1%
52 RITTE 1 0.1%
52 ROMAN 1 0.1%
52 SALSA 1 0.1%
52 SHIROMOTO 1 0.1%
52 STEVENS 1 0.1%
52 STORCK 1 0.1%
52 SUPRARACE 1 0.1%
52 SWIFT 1 0.1%
52 TNI 1 0.1%
52 TRIGON 1 0.1%
52 TRIRIG 1 0.1%
52 UNITED BIKE 1 0.1%
52 VENTUM 1 0.1%
52 VITU 1 0.1%
52 WINSOR 1 0.1%
52 WIZARD 1 0.1%
不明 5 0.3%
未確認 0 0.0%
90 1507 100.0%

※大会発表の最終出走者数は1501名

Counted by  Triathlon GERONIMO

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「国内特有となるデータだ。トライアスロンバイクへの傾向は常にあるが、ロードバイクと違いピンポイントポジションとなるトライアスロンバイクのフィッティングは簡単ではない。また同時にペダリングスキルが要求される。スムースなペダリングと回転数が維持できなければ、120kmも走れば、踏込みとなり、上半身が固定されるDHポジションでは、腰への負担も大きくなる。結果ランスタート時には、腰に痛みを感じ、脚の張りを感じながらの苦行となってしまう。しっかりとしたポジション出し、ペダリングスキルの向上をもって、トライアスロバイクを検討すべきだろう。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】第37回全日本トライアスロン皆生大会

日本初のトライアスロンとして、1981年に開催された。国内のトライアスロンはこの大会から始まっている。そして、今年も開催される。

日本の元祖であり、ロングの大会となる皆生。日本国内のトライアスロンを語る上で大きな意味を持ち、一度は出場してみたい大会でもある。1978年に初めて開催されたハワイアイアンマンをきっかけに国内での開催を実現させたのだ。現在、国内では、4つのロングが開催されている。4月宮古島、6月長崎、7月皆生、9月佐渡となり、皆生はもちろん、日本を代表する大会となる。

距離は宮古島に近く、アイアンマンに比べると少しバイクが短い「オリジナル仕様」となる。ただし、バイクはタフなコースだけに侮れない。皆生を完走することは、国内の「オリジナルトライアスロン」の制覇でもあり、その意味では、ステイタスが高い。

そんな皆生ではどんなバイクが使用されているのだろうか。大会全般とともに「Triathlon GERONIMO」の独自取材を慣行したい。

■開催日 2017/7/16(日)

■競技

スイム3km / バイク140km / ラン42.195km

※詳しくは、http://www.kaike-triathlon.com/

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「日本の歴史、皆生は何を伝えてくれるのか」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

MIYAKO 2017

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 【GERONIMO COUNT】宮古島大会2017 使用バイク台数

                   レースphoto ③ Run ~ STRONGMAN                                                                               レースphoto ② island Bike

                 レースphoto ① Good morning ~ Swim                                                                              宮古島大会上位入賞者記者会見                

                                      宮古島速報!                                                                                               TG写真館 バイクチェックイン編

                                 宮古島決戦2日前                                                                                                        宮古島EXPO

【GERONIMO COUNT】全日本トライアスロン宮古島大会

2017 WTS横浜

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                           Photoレポート② ~Mola優勝~                                                                                Photoレポート① ~Duffy優勝~

【GERONIMO COUNT】2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会

WTS横浜 Photoレポート② ~Mola 優勝~

世界トライアスロンシリーズ横浜大会エリート男子は大雨の中で走った。

13:06 エリート男子のスタートとなった。水温21.0℃、気温19.0℃で、女子の時よりも下がって来ていた。風、波はほとんどなく、スイムのコンディションは悪くない。スイムでは60名中50名が18分台、その内18分前半は12名、大集団で次から次へとアップしてくる。#33 J.Brownleeが18:21で僅差でトップフィニッシュ、先述の通り、ほぼ同時に近いスイムフィニッシュで、T1後、抜け出したのは、#28 Reid。その後、#17 Knabl、#4 Schoeman、#49 Zachaeus、そして、#1 Gomezと続く。男子のバイクの頃は、最悪の大雨に見舞われていた。そのため、安定した、大きな集団が二つ、間と最後に小集団という状況だったが、先頭集団は、57分台後半で22名がバイクフィニッシュしている。完全なラン勝負となったが、#3 Mola、#2 Alarza、#34 Blummenfelt、#4 Schoemanに絞られた。本来ならば、ここにJ.Brwonleeがいるはずだった。彼は、バイクフィニッシュ直前で、前方選手の落車に巻き込まれ自身も落車、バイクが大きなダメージを受け走行不能となった。通常であればここで終わる。ところが、バイクを担ぎ走り始めたのだ。アイアンマンでは、10km担いでゴールし、話題になったこともあるが、エイジでもなく、ロングでもないこのレースで、驚きの光景だった。ランをMolaに遅れること5:25差からのスタートだった。結果は、42位に終わったが、ランタイムは、32:34(19位)だった。

トップ4は、最終タイム14秒差内、ランラップ30分台のバトルを制したのは、昨年に続き、優勝となったMolaだった。日本人最高位は、小田倉真が25位でフィニッシュしている。細田雄一は、日本人2位の31位で終わった。DNF10名、LAP3名。

雨が、カメラが。。。撮影はここまで。

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=20460

「昨年に続き、モーラの連覇でした!この後は、少し時間がかかりますがバイク分析を行います。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

WTS横浜 Photoレポート① ~Duffy 優勝~

世界トライアスロンシリーズ横浜大会が開催された。

国内最高峰レベルのトライアスロンであり、横浜というロケーションで開催される人気大会だ。初日土曜日は、パラトライアスロンとエリートのレースが開催される。2日目はエイジレースとなり、観戦と参加を楽しめるようになっている。初日は、あいにくの天気予報がそのまま予報通りだ。朝は、雨も上がっていたが、昼前後がピークとなり、梅雨の終わりのような大雨が、選手を苦しめた。

今年のエリートはコースが変更となっている。バイク、ランは、海側のトランジットを通るコースとなっていた。その分、山下公園通りに集中せず、観戦もし易かっただろう。直線、高速集団となる山下公園通りのUターンは、落車のリスクも大きい。

10:06 エリート女子のスタートとなった。水温21.5℃、でノーウェット、風、波はほとんどなく、絶好のコンディションだ。トップグループは約20名、#40 Learmonthが19:01でトップ、その後、ほぼ同時に#34 Duffyを含め数名がスイムフィニッシュ。#48 Coldwellがバイクをトップスタートし、果敢に攻めるが、路面コンディションから慎重になる。後方から上がったDuffyとともに、先頭をキープしている。第1戦アブタビ、第2戦ゴールドコーストを制している#1Hewittは、上がって来ない。その後、#11 Kasper、#2 Zaferes が大集団で徐々に迫る。バイク中盤からは更に雨も激しくなって来た。落車は絶対に避けたい。次第に集団は更に大きくなっていった。ランスタートは、バイクでのアドバンテージを活かし、Coldwellが飛ぶように走って行く。そして、Duffyが猛追となる。3位にZaferes、4位に高橋が付いている。その後は、集団が追うかたちになった。Duffyは、1周でColdwellを捉え、トップに立つ。後方からは、集団から上がって来たアメリカ勢二人が来ている。Zaferes、Kasperがサイドバイサイドの走りで、追い上げるが間に合わなかった。

Duffyは、トップを守り、2位に2分近くの差を付けて優勝を飾った。バイクとランで高いパフォーマンスを見せてくれた。2位Zaferes、3位Kasper、そして、ランで失速はしたが、Coldwellが4位となった。日本人最高位は、佐藤優香が13位でフィニッシュしている。上田藍は、バイクでDNFとなっている。DNF6名、LAP8名。

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=20460

「フローラダフィの快勝でした。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2017

トライアスロンの最高峰、アイアンマンシリーズのIRONMAN70.3が今年も開催される。

現在、ミドルタイプは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションから文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも様子が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手もメジャーを十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

■開催日 2017/6/11(日)

■競技

スイム1.9km / バイク90.1km / ラン21.1km

※詳しくは、http://ironman703.jp/

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※昨年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンReport 

http://triathlon-geronimo.com/?cat=37

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「セントレア特有のバイクトレンドがある!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】 宮古島大会2017 バイク使用台数

全日本トライアスロン宮古島大会で使用されたバイクのブランド別使用台数は以下の通りだ。

昨年と大きく変わることはなかったが、いくつか「兆し」を見ることができる。また、元祖バイクカウントのアイアンマン世界選手権とは違う、国内特有の傾向が出ている。選手の競技レベル、宮古島だけではなく、シーズン通して向いているバイク、高級志向、トライアスロンバイクの優位性を伝えられるトライアスロンの専門家やショップの数など、状況や環境が関わってくることになる。様々なレースでチェックしているが、単なる「ブランド別」だけでは意味がない。トライアスロンバイクとロードバイクの比率、現行型と旧型の比率など、更に詳細分析をしなければ意味がないだろう。本当に人気のあるブランドではなく、「モデル」は何だろうか。

そして、サーヴェロのトップは、指定席になってしまっているが、話題のP5Xも7台確認されている。日に5台しか生産されないP5Xは、国内の供給が追いついていない。デリバリーが始まって半年しか経っていない中では、多かったと言えるだろう。ライバルのヴェンタム、ダイアモンドはどうだったのか。「異形バイク」への第二次ブームの兆しは出ているのか。

まずは、ブランド別の情報となるが、追って詳細な分析を行う。

第1位 cervelo 187台

第2位 SPECIALIZED 161台

第3位 ceepo 153台

第4位 TREK 145台

第5位 cannondale 84台

第6位 FELT 69台

第6位 GIANT (Liv) 69台

第8位 KUOTA 54台

第9位 ANCHOR (BS) 53台

第10位 PINARELLO (OPERA) 49台

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全日本トライアスロン宮古島大会 2017 バイク使用台数

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 cervelo 187 12.0%
2 SPECIALIZED 161 10.4%
3 CEEPO 153 9.9%
4 TREK 145 9.3%
5 cannondale 84 5.4%
6 FELT 69 4.4%
6 GIANT(Liv) 69 4.4%
8 KUOTA 54 3.5%
9 ANCHOR(BS) 53 3.4%
10 PINARELLO(OPERA) 49 3.2%
11 BMC 48 3.1%
12 ORBEA 42 2.7%
13 SCOTT 41 2.6%
14 NEILPRYDE 21 1.4%
15 COLNAGO 18 1.2%
15 WILIER 18 1.2%
17 MERIDA 17 1.1%
17 KESTREL 17 1.1%
17 ARGON18 17 1.1%
20 STORCK 16 1.0%
21 LOOK 14 0.9%
21 BIANCHI 14 0.9%
21 DEROSA 14 0.9%
24 FOCUS 11 0.7%
24 CANYON 11 0.7%
24 BH 11 0.7%
27 RIDLEY 9 0.6%
27 BOMA 9 0.6%
27 FUJI 9 0.6%
27 ATTACK 9 0.6%
31 QR 8 0.5%
32 GARNEAU(LOUIS) 7 0.5%
33 CINELLI 6 0.4%
33 kijafa 6 0.4%
33 INTERMAX 6 0.4%
33 AVANTI 6 0.4%
37 TIME 5 0.3%
38 NAKAGAWA 4 0.3%
38 GIOS 4 0.3%
38 CARRERA 4 0.3%
38 TNI 4 0.3%
42 GT 3 0.2%
42 ANTARES 3 0.2%
42 VENTUM 3 0.2%
42 corratec 3 0.2%
42 PANASONIC 3 0.2%
42 LITESPEED 3 0.2%
48 GDR 2 0.1%
48 DIMOND 2 0.1%
48 CIPOLLINI 2 0.1%
48 DEDACCIAI 2 0.1%
48 HARP 2 0.1%
48 BLUE 2 0.1%
48 boardman 2 0.1%
48 EDDYMERCKX 2 0.1%
48 lapierre 2 0.1%
48 RALEIGH 2 0.1%
48 LEOPARD 2 0.1%
59 AZZURRI 1 0.1%
59 ASTER 1 0.1%
59 ADVANCED 1 0.1%
59 ARAYA 1 0.1%
59 IWAI 1 0.1%
59 WIZARD 1 0.1%
59 VELLUM 1 0.1%
59 ELAN 1 0.1%
59 GHISALLO 1 0.1%
59 QUEEN K 1 0.1%
59 KLEIN 1 0.1%
59 CHERUBIM 1 0.1%
59 JAMIS 1 0.1%
59 GITANE 1 0.1%
59 SWIFT 1 0.1%
59 SOFTRIDE 1 0.1%
59 DIAMOND BACK 1 0.1%
59 TIG 1 0.1%
59 TOEI 1 0.1%
59 THOMPSON 1 0.1%
59 NAKAMURA 1 0.1%
59 NISHIKI 1 0.1%
59 NOKO 1 0.1%
59 PARLEE 1 0.1%
59 BIKE FRIDAY 1 0.1%
59 BUFALO 1 0.1%
59 BEONE 1 0.1%
59 VIGORE 1 0.1%
59 FISHER 1 0.1%
59 FONDRIEST 1 0.1%
59 PLANET X 1 0.1%
59 BERRiA 1 0.1%
59 MERLIN 1 0.1%
59 MASAMASA 1 0.1%
59 MOOTS 1 0.1%
59 MAYSTORM 1 0.1%
不明 10 0.6%
未確認 16 1.0%
94 1552 100.0%

Counted by Triathlon GERONIMO

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=18901

「2017年のバイクトレンドは?」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka