世界トライアスロンシリーズ横浜大会が開催された。
国内最高峰レベルのトライアスロンであり、横浜というロケーションで開催される人気大会だ。初日土曜日は、パラトライアスロンとエリートのレースが開催される。2日目はエイジレースとなり、観戦と参加を楽しめるようになっている。初日は、あいにくの天気予報がそのまま予報通りだ。朝は、雨も上がっていたが、昼前後がピークとなり、梅雨の終わりのような大雨が、選手を苦しめた。
今年のエリートはコースが変更となっている。バイク、ランは、海側のトランジットを通るコースとなっていた。その分、山下公園通りに集中せず、観戦もし易かっただろう。直線、高速集団となる山下公園通りのUターンは、落車のリスクも大きい。
10:06 エリート女子のスタートとなった。水温21.5℃、でノーウェット、風、波はほとんどなく、絶好のコンディションだ。トップグループは約20名、#40 Learmonthが19:01でトップ、その後、ほぼ同時に#34 Duffyを含め数名がスイムフィニッシュ。#48 Coldwellがバイクをトップスタートし、果敢に攻めるが、路面コンディションから慎重になる。後方から上がったDuffyとともに、先頭をキープしている。第1戦アブタビ、第2戦ゴールドコーストを制している#1Hewittは、上がって来ない。その後、#11 Kasper、#2 Zaferes が大集団で徐々に迫る。バイク中盤からは更に雨も激しくなって来た。落車は絶対に避けたい。次第に集団は更に大きくなっていった。ランスタートは、バイクでのアドバンテージを活かし、Coldwellが飛ぶように走って行く。そして、Duffyが猛追となる。3位にZaferes、4位に高橋が付いている。その後は、集団が追うかたちになった。Duffyは、1周でColdwellを捉え、トップに立つ。後方からは、集団から上がって来たアメリカ勢二人が来ている。Zaferes、Kasperがサイドバイサイドの走りで、追い上げるが間に合わなかった。
Duffyは、トップを守り、2位に2分近くの差を付けて優勝を飾った。バイクとランで高いパフォーマンスを見せてくれた。2位Zaferes、3位Kasper、そして、ランで失速はしたが、Coldwellが4位となった。日本人最高位は、佐藤優香が13位でフィニッシュしている。上田藍は、バイクでDNFとなっている。DNF6名、LAP8名。
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「フローラダフィの快勝でした。」