MIYAKO Friday

宮古島大会の2日前となる。

本日の公式スケジュールとして招待選手のプレスカンファレンスが行われた。意気込み、レースプランやコロナ禍の3年間をどう過ごしていたのかなど各選手からリアルなコメントが出ていた。

そして、今回距離が短くなっていることについてどのように感じているのか、興味深い質問にそれぞれの想いを語ってくれた。

親泊選手「スイムが得意なため、バイクとランが短くなったことはラッキー。」

菅沼選手「突っ込んでなんとかなるのではないか。身体に対する負荷がだいぶ違うので、ラン20km走ればあと10kmと思える。」

三澤選手「スイムだけ短くならないため、順位の影響があるだろうが、まずは大会開催だけでもありがたい。」

山本選手「フル宮古ができないことは残念、私は精神力で勝負をしていたので、もしかしたらそのパワーが効かなくなるのではないか。」

西内選手「私の場合、バイクは120kmから、ランは30kmからが得意なので、自分の強みがなくなってしまうが、スピードを上げたレースを楽しみたい。」

戸原開人選手「バイク120km、ラン30kmからがロングの選手としての真価が問われると思っているので、短くなったことは残念だが、自分のペースを守っていけば良いレースができるはず。」

戸原明子選手「短くなったとは言え長いと思っているので舐めてはかからない。また、昨年8月にアイアンマンを出ているので、少し短いという意味で安心感がある。」

太田選手「開催だけで嬉しいので、特に良い悪いはない。ただ、距離が短くなった分、強度を上げる練習をして来た。今後もトライアスロンは変わって行く部分があると思う。あと、距離が短くなったことで、ランスタートが早くなり、暑い中で走ることが心配。」

最後は、いつものように宮古島恒例の集合写真で締めくくった。

距離が短くなったことで、スピードは上がるだろう。中には「ミドル」に近い感覚で捉えている選手もいるようだ。各選手更にシビアな展開を想定していることだろう。どのような駆け引きとなるのか、その行方に注目が集まる。

選手登録会場となるJTAドーム宮古島。やや縮小とはなったが、エキスポと大きなバルーン屋根のバイクメンテナンスブースは、選手たちで賑わっていた。

明日はバイクチェックインとなる。

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka