今年30回大会を迎える佐渡大会の開催が近づいて来た。
佐渡は、国内に4つあるロングディスタンスの中で最も距離の長いトライアスロンだ。風光明媚なコースを走る国内の代表的な大会の一つだ。スイムは、湾を泳ぐため、比較的穏やかなコンディションとなる。そして、佐渡島一周のダイナミックなバイクコースが、大会の醍醐味とも言えるだろう。ランは、極端なアップダウンはないが、「暑さ」との闘いとなる。日陰がほとんどなく、その中を190kmのバイクの後に走るハードな大会だ。
佐渡のもう一つの特長として、ロングとミドルを併催していることも、人気となっている理由だろう。ミドルデビューからロングのベテランまで幅広く参加できるため、チームで参加する場合にも向いている。その分、出場の競争倍率も高く、まずは、そのハードルをクリアする必要がある。
今年は、30回を迎え、どのような展開となるのだろう。15年は雨だった。シャワーが気持ち良いのではと、高を括っていたが、気温が低く、寒さで身体が動かなかくなった。翌年16年は、灼熱のサバイバル。昨年17年は、稀に見るグッドコンディションだったと思う。もちろん、暑い。暑くなったことはほとんどない。天気だけはどうしようもない。今年は、台風も多く、予定のトレーニングができなかった選手も少なくないだろう。ただ、アウトドアで自然を相手にするスポーツとしては、逃げることができない。それも含め、楽しみ、ベストを尽くす選手にとってより良いコンディションになることを願っている。
そんな佐渡ではどんなバイクが使用されているのだろうか。大会全般とともに「Triathlon GERONIMO」の独自取材を慣行したい。
昨年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=22918
■開催日 2018/9/2(日)
■競技
Aタイプ:スイム4km / バイク190km / ラン42.2km
Bタイプ:スイム2km / バイク108km / ラン21.1km
※詳しくは、http://www.scsf.jp/triathlon/
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Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka