㉑ 素直なペダリングを意識する!

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本日も「LUMINA PRODUCE ジェロニモ大塚の2時間インドアトレーニング」を開催しました。
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スピニングのレッスン時に感じることとして、ペダリングの「素直さ」があります。逆に言えば、無理なペダリングをしていないということになります。まず、バイクでの動きから見ると「基本動作、応用動作、実践」の中の「基本動作」になります。その基本動作として、無理なペダリングをすると、上半身がブレ、骨盤が不安定となり、膝の軌道が外れ、足首はアンクリングしてしまいます。あくまでも基本動作のお話ですので、高回転時、高負荷時に、身体が全く動かないということはあり得ません。
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スピニングマシンの良さとして固定ギアと重量のあるフライホイール仕様であることです。ペダリングを始め、少し回転を加えると、フライホイールがその重量から来る慣性で、脚を「引っ張って」くれます。脚を止めようとすれば、その慣性が大きいため、脚に負担がかかるばかりでなく、怪我をする可能性もあります。子供であれば、飛び上がってしまうほどなのです。したがっって、フライホイールに「少し」力を加える様にペダリングすることで、無理なくペダリングが継続出来ます。実際のバイクは違います。脚も止めることができれば、ホイールも軽いため、この感覚を得ることは出来ません。
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脚が少し、持っていかれるような「自然体」の時に「素直なペダリング」となっているのです。その時の状態をなるべく維持しつつ、徐々に回転数を上げ、負荷もかけることが重要なポイントとなります。これが「過度」になると素直ではない、「無理」なペダリングとなります。その時は、いつも言っている「上半身リラックス」も出来ていない状態でしょう。
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それと、素直なペダリングが出来ていても一つだけ出来ないことがあります。それは、ペダリング時に足が下死点の通貨する時の速度です。これは、強い意識を持って、脚を引かないと、「遅れ」となり、腰が弾みます。そして、腕の力でその弾みを抑え込もうとしてしまうのです。結果としてここでも「上半身リラックス」が出来なくなります。
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まとめとして
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①フライホイールに任せる、逆らわない。
②下死点の通貨速度
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の2点が重要となります。
あくまでも「基本動作」です。出来ている人も多いです。
次回は是非意識して見て下さい。
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96年スピニングインストラクターの資格を取得し、様々なスピニングレッスンを開催してきました。97年には、アイアンマンジャパン(琵琶湖)対策6時間スピニング、その後宮古島対策5時間スピニングなど、「必然性」のあるスピニングにこだわり開催して来ました。99年には、「決定版」となった3時間スピニング+ランを開催、1~3月は「冬季限定集中スピニング」として、毎週3時間スピニング+ランを開催、宮古島やシーズンインに向けた、3ヶ月が「大塚スピニング」の真骨頂だったかもしれません。また、赤坂スタジオで開催しているころは、平日の夜、1時間スピニングを開催していましたが、平日の夜、追い込めるバイクトレーニングとして、お集まり頂いていました。そんな「スピニング命」でやってきた大塚のレッスンです。
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「大塚スピニング」は、目的ではなく、手段です。あくまでもトレーニングの一環として、各自の目標達成のお手伝いができれば幸いです。したがって、どなたでもご参加頂け、レベルもこれから始めるビギナーから、ハワイアイアンマン経験者まで、幅広くご参加頂いています。ビギナーはベテランの背中を見ています。でもそれだけではありません。ベテランもビギナーを見ています。その新鮮な「やる気」にパワーが増幅するのです。会話ではなく、自身の「走り」が最大のコミニュケーションだと思います。そんな相互に刺激し合えるトレーニング環境がこの「スピニング」なのです。そして、練習会ではなく、レッスン。「観る側」と「観られる側」であることが重要なのです。
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みなさま、お疲れさまでした!
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次回は、11/19(土)です。またのご参加お待ちしております。
【3時間スピニング】http://triathlon-geronimo.com/?p=14825
【2時間スピニング】http://triathlon-geronimo.com/?p=13486
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毎回、スピニングの予定に合わせ開催している「代々木公園 RUN」です。
今日も開催しました。こちらも是非ご参加下さい。
内容は、一周、1.17kmの周回コースをマイペースで2時間走をします。
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次回11/19(土)も開催予定です。こちらもご参加お待ちしております。
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【Bike School バックナンバー】

「 今、まさにこの時期の練習が来シーズンを占う!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka